JPH0794079B2 - 真空プレスにおける開口部のシール構造 - Google Patents

真空プレスにおける開口部のシール構造

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JPH0794079B2
JPH0794079B2 JP1297123A JP29712389A JPH0794079B2 JP H0794079 B2 JPH0794079 B2 JP H0794079B2 JP 1297123 A JP1297123 A JP 1297123A JP 29712389 A JP29712389 A JP 29712389A JP H0794079 B2 JPH0794079 B2 JP H0794079B2
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JP
Japan
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opening
base material
rubber base
rubber
vacuum press
Prior art date
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JP1297123A
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English (en)
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JPH03161199A (ja
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豊 松田
敏光 中村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、真空プレスを内蔵する外殻ケースに形成され
たワークの出入りのための開口部の開閉扉に対するシー
ル構造に関し、詳しくは充分なシール性と耐久性を維持
するとともにその固定も容易になそうとする技術に係る
ものである。
[従来の技術] 従来、真空プレスを内蔵する外殻ケースに形成されたワ
ークの出入りのための開口部の開閉扉に対するシール構
造は、耐熱性、耐油性に優れたゴム材を取付けていた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このように耐熱性、耐油性に優れたゴム材は
その取付けは容易に行えるが、繰り返し使用による変形
亀裂等が発生し、シール性が早期に劣化するという問題
があった。このような問題を解消するのに、弾性を充分
に有し、繰り返し使用においても変形亀裂が生じ難いス
ポンジ材をシール材として使用することも考えられる
が、弾性が高いスポンジ材はこれを取付けるのが難しい
という問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、詳しくは充分なシール性と耐
久性を維持するとともにその固定も容易になすことがで
きる真空プレスにおける開口部のシール構造を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の真空プレスの開口部のシール構造は、真空プレ
スPを内蔵する外殻ケース1に形成されたワークの出入
りのための開口部2の開閉扉3に対するシール構造であ
って、外殻ケース1の外面で開口部2の周部にゴム硬度
の高いゴム基材4が押さえ金具5にて押さられて取付け
られ、ゴム基材4には開閉扉3に弾接してシールを図る
とともにゴム基材4よりはゴム硬度の低いスポンジ材6
が接着剤にて貼られて成ることを特徴とするものであ
る。
[作用] このように、外殻ケース1の外面で開口部2の周部にゴ
ム硬度の高いゴム基材4が押さえ金具5にて押さられて
取付けられ、ゴム基材4には開閉扉3に弾接してシール
を図るとともにゴム基材4よりはゴム硬度の低いスポン
ジ材6が接着剤にて貼られることによって、押さえ金具
5にてゴム基材4を押さえて取付けてゴム基材4に割れ
や亀裂が生じるのを回避しながら、ゴム硬度の高いゴム
基材4にこれよりもゴム硬度が低くて開閉扉3にシール
性高く密接するスポンジ材6を接着剤にて貼り付けるこ
とで、充分なシールを図りながら軟質でシール性の高い
スポンジ材6の取付けを容易に行えるようにしたもので
ある。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
真空プレスPはその外殻ケース1内に内蔵され、外殻ケ
ース1にはワークを真空プレスPに出入りさせる開口部
2が形成され、この開口部2には、開閉扉3が開閉自在
に設けられ、開閉扉3の閉成にて真空プレスPの作動時
の真空圧を維持することができるようにしてある。外殻
ケース1は鋼板製である。開閉扉3は片側を枢着した回
動形態でもレールに沿ってスライド移動するスライド形
態等でもよいものである。
外殻ケース1の外面で開口部2の周部にゴム硬度の高い
ゴム基材4が押さえ金具5にて押さられて取付けられて
いる。このような取付けは押さえ金具5に形成された通
孔7にボルト(図示せず)を挿通し、ボルトを外殻ケー
ス1のねじ孔に沈めてねじ込むようにしたものである。
そしてこのようなボルトねじ込み箇所においても充分な
シールを図ることができるようにしてある。ゴム基材4
には開閉扉3に弾接してシールを図るとともにゴム基材
4よりはゴム硬度の低いスポンジ材6が接着剤にて貼ら
れている。
このように、外殻ケース1の外面で開口部2の周部にゴ
ム硬度の高いゴム基材が押さえ金具5にて押さられて取
付けられ、ゴム基材4には開閉扉3に弾接してシールを
図るとともにゴム基材4よりはゴム硬度の低いスポンジ
材6が接着剤にて貼られることで、押さえ金具5にてゴ
ム基材4を押さえて取付けてゴム基材4に割れや亀裂が
生じるのを回避しながら、ゴム硬度の高いゴム基材4に
これよりもゴム硬度が低くて開閉扉3にシール性高く密
接するスポンジ材6を接着剤にて貼り付けることで、充
分なシールを図りながら軟質でシール性の高いスポンジ
材6の取付けを容易に行えるのである。
そしてゴム基材4のゴム硬度は50〜70HS程度にしてあ
り、スポンジ材6の材質は耐熱性、耐油性のあるふつ
素、バイトン、フロロシリコン等が適している。又、真
空プレスPは多段積層真空プレスの他種々のものがあ
る。
[発明の効果] 以上要するに本発明は、外殻ケースの外面で開口部の周
部にゴム硬度の高いゴム基材が押さえ金具にて押さられ
て取付けられ、ゴム基材には開閉扉に弾接してシールを
図るとともにゴム基材よりはゴム硬度の低いスポンジ材
が接着剤にて貼られるから、押さえ金具にてゴム基材を
押さえて取付けてゴム基材に割れや亀裂が生じるのを回
避しながら、ゴム硬度の高いゴム基材にこれよりもゴム
硬度が低くて開閉扉にシール性高く密接するスポンジ材
を接着剤にて貼り付けることで、充分なシールを図りな
がら軟質でシール性の高いスポンジ材の取付けを容易に
行えるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略断面図、第2図は同上
の部分拡大断面図であり、1は外殻ケース、2は開口
部、3は開閉扉、4はゴム基材、5は押さえ金具、6は
スポンジ材である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−25798(JP,U) 実開 昭60−85664(JP,U) 実公 昭58−25038(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空プレスを内蔵する外殻ケースに形成さ
    れたワークの出入りのための開口部の開閉扉に対するシ
    ール構造であって、外殻ケースの外面で開口部の周部に
    ゴム硬度の高いゴム基材が押さえ金具にて押さられて取
    付けられ、ゴム基材には開閉扉に弾接してシールを図る
    とともにゴム基材よりはゴム硬度の低いスポンジ材が接
    着剤にて貼られて成ることを特徴とする真空プレスにお
    ける開口部のシール構造。
JP1297123A 1989-11-15 1989-11-15 真空プレスにおける開口部のシール構造 Expired - Lifetime JPH0794079B2 (ja)

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JPH03161199A JPH03161199A (ja) 1991-07-11
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JP2013194387A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Taisei Corp トンネル間シール構造

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