JPH0793757A - 光記録媒体及びその記録再生方法 - Google Patents

光記録媒体及びその記録再生方法

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JPH0793757A
JPH0793757A JP5236615A JP23661593A JPH0793757A JP H0793757 A JPH0793757 A JP H0793757A JP 5236615 A JP5236615 A JP 5236615A JP 23661593 A JP23661593 A JP 23661593A JP H0793757 A JPH0793757 A JP H0793757A
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tracks
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JP5236615A
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English (en)
Inventor
Tsuyoshi Tsujioka
強 辻岡
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 記録可能型光記録媒体に適用可能な光記録媒
体及びその記録再生方法を提供する。 【構成】 トラックピッチPTが記録又は再生時に照射
される光のスポット径よりも小さく設定されたトラック
を複数個ひとまとめにして組トラックを構成し、各組ト
ラックの間隔PGを前記スポット径以上の大きさに設定
し、組トラックを構成するトラックの数nに対して(n
−1)PT+PGなる大きさのピッチを存して記録又は再
生時のトラッキングサーボ用のグルーブが形成されてい
る光記録媒体で、記録用光の波長における光学濃度を初
期反射率が0.3以下になるように高める。組トラック
を構成するトラックの数nと等しい数の記録用光を各記
録用光のスポット間隔を20μm以上に設定して照射記
録し、再生用光に対応する反射光を夫々独立に検出する
と共に、検出された再生信号に対して周波数特性を考慮
した補正を行い、各再生信号間で加算又は減算処理によ
るクロストークの低減処理を行う再生方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はより高密度且つ高転送速
度で情報を記録・再生することのできる光記録媒体及び
その記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高品位映像記録の普及や、コンピ
ュータで処理する情報量の増大に伴って、光記録媒体の
記録容量の増大(高密度化)及び記録再生時のデータ転
送速度の向上が要求されてきつつある。
【0003】斯かる要求を満たすための従来技術とし
て、例えば特開平5−109082号公報の技術があ
る。この技術は再生用光のスポット径よりトラックピッ
チPT を狭くした複数組の組トラックを有し、この組ト
ラックの間隔PG は光ピックアップの光学的カットオフ
波長より大きく設定された光記録媒体に対して、該組ト
ラック中の各トラックに対して対応する複数個の光を照
射し、夫々独立して得られた検出出力間でクロストーク
除去回路を用いて減算(あるいは位相反転した後加算)
処理することによりクロストークの小さい良好な再生出
力を得るというものである。 また上記公報ではトラッ
キングエラー検出方法として従来から周知の3ビーム法
の原理を応用して前記組トラックの両端のトラックから
得られる検出信号のレベル差を検知する方法が採られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報で開示された
技術は、光記録媒体に記録された情報の再生時だけに適
用可能な技術であって、記録時にはそのまま適用するこ
とはできないという問題点があった。
【0005】これは即ち3ビーム法を用いてトラッキン
グエラーを検出するためには2つの検出信号のレベル差
が必要であるが、記録可能型光記録媒体に初めて情報の
記録を行う際には媒体上に記録マークのような反射率特
性が変化した部分が存在しないので、必要なレベル差を
得ることはできないからであった。
【0006】本発明の第1の目的は斯かる従来技術の問
題点に鑑み、記録可能型光記録媒体に適用可能な再生方
法を提供することである。また上記公報で開示されたク
ロストーク除去回路についての技術は、隣接するトラッ
クから得た各信号について時間差を補正し、係数を最適
化した後、減算(あるいは位相反転した後加算)するも
のであり、これだけの処理では取り分け記録マークが再
生光のスポット径よりも小さい場合に、対応する高周波
成分の低減が不十分となる問題点があった。
【0007】本発明の第2の目的は斯かる従来技術の問
題点に鑑み、クロストークの周波数特性まで考慮した形
で、広い周波数帯域幅で効果的にクロストークを低減
し、良好な再生出力を得ることのできる光記録再生装置
を提供することである。
【0008】さらに先にも述べたように上記公報で開示
された技術は情報の記録を想定したものでは無く、単一
の光源からの放射光をグレーディングによって複数の光
に分離しており、この技術を情報記録時に適用しようと
すれば新たな問題点が生じることが予想される。即ち現
在記録可能型光記録媒体としては光磁気型や相変化型等
が実用化されており、これらの媒体は共に光を熱エネル
ギーへと変換することにより記録マークを形成するもの
であるが、トラックピッチPT が従来のものより狭く且
つ隣接するトラックを同時に記録する場合には、熱拡散
の影響により隣接トラックの記録マークが歪んだ形とな
る問題点があった。
【0009】本発明の第3の目的は斯かる従来技術の問
題点に鑑み、ヒートモード型光記録媒体におけるマーク
歪みを防止する光記録方法を提供することである。そし
て将来、より高密度記録が期待される記録材料として熱
では無く光化学反応により記録が行われるフォトンモー
ド型光記録材料が知られている。フォトンモード型光記
録におけるトラック間クロストークについては、従来学
会等で報告されたことは無いが、当該媒体の光学的特性
とクロストークとの関係について上記従来技術の方法を
適用した記録を用いた場合、例えクロストーク低減回路
を用いたとしてもクロストーク除去効果が不十分となる
問題点が生じる惧れのあることに気づいた。
【0010】本発明の第4の目的は斯かる従来技術の問
題点に鑑み、フォトンモード型光記録媒体においてトラ
ック間クロストークをより低く抑える光記録媒体及びそ
の記録方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
トラックピッチPT が記録又は再生時に照射される光の
スポット径よりも小さく設定されたトラックを複数個ひ
とまとめにして組トラックを構成し、各組トラックの間
隔PG を前記スポット径以上の大きさに設定する光記録
媒体である。
【0012】本発明の第2の発明は、上記の光記録媒体
において、前記組トラックを構成するトラックの数nに
対して(n−1)PT +PG なる大きさのピッチを存し
て記録又は再生時のトラッキングサーボ用のグルーブが
形成されている光記録媒体である。
【0013】本発明の第3の発明は、上記の光記録媒体
を記録再生する際、一つの光をトラッキングサーボ用光
として前記グルーブ内を走査せしめたことを特徴とする
記録再生方法である。
【0014】また本発明の第4の発明は、光記録媒体に
おいて、記録用光の波長における光学濃度を初期反射率
が0.3以下になるように高めることである。さらに本
発明の第5の発明は、光記録媒体に対して、前記組トラ
ックを構成するトラックの数nと等しい数の記録用光を
各記録用光のスポット間隔を20μm以上に設定して照
射する記録方法である。
【0015】そして本発明の第6の発明は、上記の光記
録媒体に対して、前記組トラックを構成するトラックの
数nと等しい数の再生用光を照射し、各再生用光に対応
する前記光記録媒体からの反射光を夫々独立に検出する
と共に、検出された再生信号に対して周波数特性を考慮
した補正を行い、各再生信号間で加算又は減算処理によ
るクロストークの低減処理を行う再生方法である。
【0016】
【作用】上記構成によれば記録可能型光記録媒体に対し
て高密度で記録でき、且つ高転送速度を実現できる。
【0017】また再生された信号に対して広い帯域幅で
クロストークが低減された良好なものが得られる。
【0018】
【実施例】以下本発明の光記録媒体及びその記録再生方
法の一実施例について図面に基づき詳細に説明する。
【0019】[光記録媒体の第1実施例]図1は光記録
媒体の第1実施例の要部側断面図(a)、要部上面図
(b)である。これらの図において光記録媒体100は
相変化材料、光磁気材料、及びフォトクロミック材料等
の記録材料からなる記録層101、反射層102、及び
保護層103からなり、トラッキングサーボ用の複数個
のグルーブ104、104が再生用光のスポット径より
小さい記録トラックピッチPT の和にさらに組トラック
間隔PG を加えた距離(図1の場合2PT +PG )をグ
ルーブピッチとして形成されている。また隣り合う組ト
ラック間のクロストークを防止するために、P G >PT
となるように設定されている。
【0020】斯かる媒体100に対して、記録時には記
録情報信号に応じて複数個の光201、202、203
が夫々独立に強度変調されて照射され、再生時には一定
のパワーで照射されて、記録再生が行われる。
【0021】この際、前記3つの光の内、光201だけ
が前記グルーブ104上に集光されて照射される。従っ
て記録マーク110は図1(b)で示されるように光2
01に対応するマークがグルーブ104上に生成され、
光202及び203に対応する記録マーク111、11
2は前記グルーブ104、104間のランド部105に
生成されることになる。
【0022】[光記録再生装置の第1実施例]次に図2
に光記録再生装置の第1実施例の概略図を示す。同図に
おいて記録時に複数個の光を独立に強度変調する必要性
があることから、光源230としてはマルチビーム型半
導体レーザが用いられるが、複数個の光源からの放射光
を合成して用いることもできる。この光源230から放
射される複数個、即ち3つの光201、202、203
はコリメートレンズ240により波形整形された後、ビ
ーム分離手段250を透過して同一の対物レンズ260
へ入射し、このレンズ260によって前記記録可能型光
記録媒体100に集光される。
【0023】一方、前記媒体100からの反射光は前記
ビーム分離手段250によって光路が変更され、センサ
用レンズ270によりフォトディテクタアレイ280へ
と集光される。
【0024】前記フォトディタクタアレイ280は図3
(a)の正面図に示すように入射する光の数に対応した
数(本実施例の場合3つ)の検出部281、282、2
83を有し、この内検出部281は、上下部分A、Bに
分割されたものとなっている。そしてグルーブ104に
照射される光201の反射光は検出部281に入射し、
それ以外の光202、203の反射光は282、283
に入射するように予め調整されている。
【0025】前記検出部281〜283の出力の内、検
出部282、283の出力は図3(b)の回路略図に示
すようにそのままクロストーク低減用回路300へと入
力される。一方検出部281の出力A、Bはトラッキン
グエラー分離回路320へ一旦入力される。
【0026】記録時にはグルーブ部104に集光された
光201の反射光を2分割検出器281で検出した場
合、従来周知のプッシュプル法の原理により、トラック
ずれが生じると前記出力A、Bに差が生じる。従ってA
−Bをもってトラッキングエラー信号とすることがで
き、このエラー信号に基づいて前記対物レンズ260を
エラー量を小さくする方向に駆動することでトラッキン
グサーボが実行できることになる。このため前記トラッ
キングエラー分離回路320には減算器322が設けら
れている。
【0027】また再生時には記録マーク110の有無に
応じて光201の反射光強度自体が変化するので、A+
Bを検出信号としてクロストーク低減回路300へ入力
すれば光201の反射強度を光202、203と同様に
クロストークが低減された再生信号を得るために用いる
ことができる。このため前記トラッキングエラー分離回
路320には加算器321が設けられている。
【0028】クロストーク低減回路300では前述した
方法で得られた光201〜203の反射強度信号に対し
て適当な時間補正、減衰及び位相反転等をフィルタ回路
301〜304を用いて行うと共に、加算器311〜3
13で夫々加算処理することによりクロストーク成分を
低減した良好な再生信号1〜3を得る。
【0029】以上のように記録媒体及び記録再生装置を
構成することにより、記録可能型光記録媒体に対して、
より高密度に情報を記録し、且つ高い転送速度を得るこ
とができる。
【0030】[再生方法の第1実施例]次にトラック間
クロストークを低く抑える再生方法の一実施例について
以下に説明する。
【0031】記録マーク長(記録周波数)と再生信号出
力レベルとの関係は、所謂MTF(Modulation Transfe
r Function)特性と言われる高周波領域で出力が低下す
る現象として良く知られている。しかしながら前記図1
のようにトラックピッチを小さくした時のトラック間ク
ロストローク成分の周波数特性がどのような特徴を有す
るかについては従来から知られていないところである。
【0032】もし、クロストーク成分の周波数特性が主
信号成分の周波数特性と同様の性質を有するのであれ
ば、従来の技術の項で述べたような先行技術によってト
ラック間のクロストークは広い周波数帯域幅で効果的に
低減することができるが、実際はその周波数特性が(特
に高周波領域で)異なるため、前記従来技術ではクロス
トーク低減が不十分となる。
【0033】図4(a)(b)はそのような周波数特性
の差異が生じる原因を説明するための概念図を示すもの
である。同図において121〜122は媒体100上に
記録された種々の長さの記録マークを表し、200は再
生用光のスポットを示している。尚、スポット200に
おける光強度分布は実際は図のように真円で表されるも
のでは無くガウス分布に近いものであるが、ここでは摸
式的に円で示している。このようにしてもクロストーク
の周波数特性を定性的に説明することは可能である。
【0034】さて図4(a)は通常の再生(即ち主信号
成分の周波数特性)を説明する概念図であり、(イ)に
示すように記録マーク121の長さがスポット200の
径よりも大きい場合には再生出力は一定レベルであり、
出力低下は無いが、(ロ)に示すように記録マーク12
2の長さがスポット200の径と同程度になると出力が
低下し始め、(ハ)に示すように記録マーク123の長
さがスポット200の径よりかなり小さい時には出力は
大幅に低下することになる。
【0035】また図4(b)は隣接トラックの再生(即
ちクロストーク成分の周波数特性)を説明する概念図で
あり、この場合スポット200は隣接トラックの記録マ
ーク中心からずれた位置を操作することになるので、記
録マーク121〜123に対してスポット200の周辺
の一部のみが掛かることになる。
【0036】この時には記録マーク121〜123に掛
かるスポット200の面積は元々小さいので、出力も図
4(a)の場合よりは小さくなる。しかしながら記録マ
ーク121が(イ)のようにスポット200の径より大
きい時はもちろんのこと、(ロ)のように記録マーク1
22がスポット200の径と同程度になっても前記面積
の減少は無いので出力の低下は起こらず、(ハ)のよう
に記録マーク123の長さがスポット200の径よりか
なり小さくなってから初めて出力低下が起こり始めるこ
とになる。
【0037】斯かる現象を出力の周波数特性として表す
と、図5に示すように主信号成分に比較してクロストー
ク成分は高周波領域での出力が小さいということが分
る。前記図2の装置におけるフォトディテクタアレイ2
80の各検出出力中の主信号成分及びクロストーク成分
はこの図5のような周波数特性を有するので、前述した
ように従来技術のクロストーク低減処理だけではクロス
トークの高域成分が低減しきれずに残留することにな
る。
【0038】図7(イ)〜(ハ)、(ホ)はフォトディ
テクタアレイ280の検出部281の出力信号から検出
部282の出力信号を減算して再生出力1のクロストー
ク成分を低減する様子を周波数特性の変化によって示し
たものである。同図において(イ)及び(ロ)は隣り合
うトラックを再生した光201、202を検出部28
1、282で検出した時の出力に含まれる主信号成分及
びクロストーク成分の周波数特性を表し、両図とも前記
図5と同様の特性を示すことが分る。
【0039】そこで(イ)の検出信号281のクロスト
ーク成分を低減するため、(ロ)の検出信号282に対
し従来技術のクロストーク低減処理を用いて適当な減衰
処理と位相反転等を行って(ハ)に示すような信号を作
成し、この信号を前記(イ)の信号に加算することによ
って(ホ)の再生信号1を得る。ところがこの場合には
(ハ)の主信号成分に対し、(イ)のクロストーク成分
は高域のレベルが高いので、(ホ)の再生出力1では残
留クロストーク成分が低域では低減できるが高域では高
レベルのまま残ってしまうことになり、問題である。
【0040】そこで本実施例では、新たなステップとし
て上述のような周波数特性の際を補償するための高域増
幅を前記検出信号282に行うことにした。図7(イ)
〜(ホ’)は前記図6に対応する本実施例のクロストー
ク低減処理を示す図であり、検出信号282に対して高
域増幅が行われた結果得られた信号は同図(ニ)に示す
ように(イ)のクロストーク成分の周波数特性とほぼ等
しい特性を有する主信号成分となっていることが分る。
【0041】従って斯かる(ニ)の信号を(イ)に加算
すれば(ホ’)で示されるような低域から高域まで広い
帯域幅に亙ってクロストーク成分が低減された良好な再
生信号1を得ることができる。尚、図7では検出信号2
82に対し減衰及び位相反転の後に周波数特性の補償を
行っているが、先に補償を行ってから減衰・位相反転処
理を行っても良いことは言うまでも無い。
【0042】[光記録再生装置の第2実施例]図8は前
記再生方法の第1実施例を実現するためのクロストーク
低減回路300の構成を示した図であり、フィルタ回路
301〜304に対して更に補償処理部331〜334
を設置した構成となっている。このような高域増強を行
う周波数特性補償部331〜334は回路の通常の知識
を有するものなら誰でも容易に作成することができる程
度のもので良い。例えばCQ出版社1990年9月30
日発行の「OPアンプ回路の設計」にそのような回路の
設計手法が開示されているのでここでは詳細な説明は省
略する。
【0043】このような構成のクロストーク低減回路3
00を設けた光記録再生装置によって得られた再生信号
1〜3は広い帯域幅でクロストークが低減された良好な
信号となる。
【0044】[光記録媒体の第2実施例]従来から高ト
ラック密度化だけを目的として、光記録媒体のグルーブ
部及びランド部の双方に情報を記録する所謂グルーブ/
ランド記録方式が、光学第21巻第7号(1992年7
月発行)のP453〜454の「クロストークキャンセ
ラを用いた倍トラック密度光磁気ディスク技術」岩永敏
明、萱沼金司、稲田博司著の中で開示されている。斯か
る文献によると、グルーブ幅0.8μm、グルーブピッ
チ1.6μmの光磁気ディスクのグルーブ部/ランド部
の両方に情報を記録した上で、3ビーム法により隣接ト
ラックを同時再生し、中央の主ビーム204による再生
信号中のクロストーク成分を両側のサブビームによる信
号を差し引くことによって低減できるとされている。
【0045】しかしながら上記技術では最終的に得られ
る信号が、再生に3ビーム法を用いているにも拘らず、
主ビームによるトラック1本分(1チャンネル)のみで
あり、高密度化は達成できるものの、高転送速度化は実
現できていない。
【0046】またさらに記録再生が1チャンネルで行わ
れるということは、複数のトラックを同時に記録するこ
とを意味せず、同時には1本のトラックのみを1つの光
で記録することであり、当然本発明が解決しようとして
いる高トラック密度時に複数の光で同時に記録した時に
起こる隣接トラック間の熱干渉による記録マーク歪みは
発生しない。
【0047】そこで本実施例では図9に示すように各記
録用光201〜203のスポット間隔を広げて20μm
以上に設定した。この結果トラックピッチが狭くても記
録時の熱干渉による記録マーク110〜112のマーク
長歪みを低く抑えることができた。
【0048】(実験1)光記録再生装置としては前記図
2に示したものを用い、記録再生用の光源としては波長
780nmの3ビーム型近赤外半導体レーザを用いた。
この時の各レーザ光のスポットの径は約1.6μmであ
った。
【0049】ヒートモード型光記録媒体としては周知の
光ビーム変調型記録対応の光磁気記録媒体及び各種組成
の相変化型光記録媒体、さらには追記型の有機色素光記
録媒体を用いた。そして夫々の光記録媒体のトラックピ
ッチは0.8μmとし、組トラック間隔PG は1.6μ
mとした。
【0050】また各光のスポットの間隔は光源である前
記レーザの発光点の異なるものを数種類用意し、それら
を交換することによって調整した。そして熱干渉による
記録マーク歪みの評価方法は以下のとおりである。即ち
各光201〜203を夫々異なる周波数f1 〜f3 で独
立に変調して記録し、再生を行う。この時フォトディテ
クタアレイ280からの各チャンネル(検出部281〜
283をいう)の検出信号には主信号f1 〜f3 にの他
にクロストーク成分として主信号f1 に対してf2 、主
信号f2 に対してf1 とf2 、主信号f3 に対してf2
が含まれる。そしてこれらの信号はスペクトラムアナラ
イザによって、分離した周波数ピークとして観測され
る。
【0051】ところが熱干渉によるマーク歪みがある
と、記録マーク形成時の記録マーク間相互作用により、
双方の記録マークが拡散し、その結果例えばチャンネル
2(検出部282)には主信号f2 、クロストーク成分
1 、f2 の他に非線形成分としてf1 +f2 、f1
2 、f3 +f2 、f3 −f2 の周波数を持つ成分が出
現する。従ってスポット間隔とこの非線形成分の大小の
関係を求めることによって評価することが可能となる。
【0052】そこで上記光磁気記録媒体に対し、スポッ
ト間隔10、15、20、及び30μmの光を用いて相
対速度5m/s、f1 =500kHz、f2 =600k
Hz、f3 =700kHzにて媒体に記録し、チャンネ
ル2の非線形成分f1+f2、f3+f2 の主信号f2
対する出力比を測定したところ、次の表1の結果が得ら
れた。
【0053】
【表1】
【0054】さて通常上述のような記録マーク歪みに対
して良好な再生信号を得るためには−30dB以下が望
ましいとされているので、上記表1からスポット間隔と
しては20μm以上が望ましいと言う結果が得られる。
【0055】尚、その他のチャンネルの出力についても
同様の結果が得られたが、詳細なデータは割愛する。そ
してスポット間隔20μm以上の再生光に対する再生出
力についてクロストーク低減処理を行ったところ、非常
に良好な再生出力が得られたが、スポット間隔20μm
未満の再生光の場合は出力波形歪みが観測された。
【0056】さらに同じ実験を記録周波数を変えて行っ
たところ得られた結果に大きな差は見られなかった。ま
た同じ実験を相対速度を1.4m/sから20m/sま
で種々変化させて行ったところ、相対速度に拘らず20
μm以上で非線形成分が−30dB以下になることが分
った。
【0057】以上の実験を更に相変化型光記録媒体や追
記型色素光記録媒体に対しても行ってみたところ、やは
りスポット間隔が20μm以上であれば非線形成分が−
30dB以下となり、さらにクロストーク低減処理を行
うことによって良好な出力が得られることが分った。
【0058】この結果からどんな媒体に対してもスポッ
ト間隔としては20μm以上が必要であるといえるが、
あまりスポット間隔が大きくなり過ぎると単一の対物レ
ンズ260により就航する関係上収差発声による新たな
歪みが生じる可能性があるので、200μm程度までに
設定しておくことが望ましいと言える。
【0059】尚、この実験ではレーザ波長は780n
m、スポット径1.6μmに対しスポット間隔20μm
という結果が得られたが、これより短い波長のレーザを
使用しスポット径が小さくなった場合にもこの基準が適
用できることは言うまでも無い。
【0060】[光記録媒体の第3実施例]フォトンモー
ド記録において記録マークの幅と光学濃度(反射率)の
関係については全く知られていない。そこで本発明者は
フォトンモード記録における上記関係について実験的研
究を行い、光学濃度が低い記録層に対して消色反応を生
じさせて記録を行った時には記録マークが広くなり、ま
た逆に光学濃度が高い記録層に対しては記録マークが狭
くなることを見いだし、これを従来技術の装置のような
高トラック密度記録に適用して良好な再生出力を得るた
めには、光学濃度が低い状態では隣接トラック間のクロ
ストークが大きくなり過ぎるため、クロストーク低減回
路で十分低いレベルにまでクロストーク提言を行うこと
が困難であることを検証し、従って光学濃度を高くして
反射率0.3以下に設定することが必要であることを確
かめた。
【0061】以下斯かる点に関しての理論的考察につい
て言及する。一般に光学濃度は吸光度(Abs)とも呼
ばれ、ランバート・ベールの法則より、
【0062】
【数1】
【0063】で表されることが知られている。ここでε
は記録層に含まれるフォトンモード材料の分子吸光係数
(l/mol・cm)、Lは膜厚(反射型の記録媒体で
は膜厚×2)(cm)、Cは材料濃度である。
【0064】従って吸収率(Apt)は
【0065】
【数2】
【0066】で与えられる(但しTは透過率または反射
率である)。吸収された光のみが反応に寄与し、且つ反
応する分子の当量は吸収されたフォトンの当量に比例す
るという光化学の第1法則及び第2法則を用いると、吸
収フォトン量dnは、
【0067】
【数3】
【0068】表され、反応分子の量dNは、
【0069】
【数4】
【0070】から
【0071】
【数5】
【0072】なる微分方程式が得られる。尚、数3〜数
5においてPは照射光のパワー(W)、dtは微小照射
時間、hはプランク定数(6.626×10-34J・
s)、ν=c/λは光の振動数(Hz)でcは光の速度
(m/s)、λは波長(m)、κは反応の量子収率、S
は照射面積(cm2)、Naはアボガドロ数(6.02
×1023個/mol)である。
【0073】数5の微分方程式について数2を用いて変
数をTに統一すると
【0074】
【数6】
【0075】なる方程式が得られるが、これは照射パワ
ー密度P/S、材料感度ε・κによって透過率(あるい
は反射率)がどのように変化するかを支配する方程式で
ある。通常レーザスポットにおける光強度分布はガウス
型分布に近いのでトラック幅方向の各点での無限小領域
に数6の方程式を適用し、スポット走査による全照射光
量を求めるため時間軸で−∞〜∞まで積分を実行すれば
スポット径より十分長い記録マークに対するトラック幅
方向での反射率レベルを求めることができる。ここでト
ラック中心を原点に取り、ε・κ=1000(l/mo
l/cm)の感度を有するフォトンモード媒体に記録パ
ワー1mW、対物レンズ開口数NA=0.5、波長63
3nm、スポット径φ≒1.2μm)1m/sという条
件で初期反射率レベルを種々変えて前記計算を行った結
果を図10(a)〜(d)に示す。この図から記録パワ
ーや相対速度が同じでも、初期反射率が(a)0.6、
(b)0.3、(c)0.1、(d)0.05と低下す
るに従って記録マークの幅に対応する反射率の反値巾W
が(a)W60=1.0μm、(b)W30=0.83μ
m、(c)W10=0.63μm、(d)W5=0.57
μmと徐々に狭くなって来ることが分った。このことは
トラック間クロストークが光学濃度が高いほど小さくな
ることを意味している。
【0076】図11(a)〜(d)は前記図10で得ら
れた反射率分布に対し、同一のレーザスポット強度分布
を畳み込んで積分することにより求めたトラックピッチ
とクロストーク量との関係を示すグラフである。この場
合スポット径は約1.2μmで前記図1におけるトラッ
クピッチPT としては通常スポット径の半分程度に設定
されるので、トラックピッチ0.6μmにおけるクロス
トーク量をこれから算出すると、図11(a)では−6
dB、(b)では−8dB、(c)では−9dB、
(d)では−10dBとなり、図11で予想されるとお
り光学濃度が高いほどトラック間クロストークが小さく
なることが分った。このことは即ちクロストーク低減回
路を用いた時に光学濃度が高いほど余裕を以てクロスト
ークが低減できることを意味する。
【0077】尚、組トラック間隔PG は通常の光ディス
クと同様にスポット径程度の大きさに選ばれ、本実施例
の場合1.2μmとなるが、図11(a)の場合(初期
反射率0.6)にはクロストークが−28dB程度であ
り、通常必要とされる−30dBよりは大きくなってし
まう。従って−30dB以下にするには光学濃度が図1
1(b)、即ち初期反射率が0.3以下に設定する必要
があるといえる。
【0078】(実験2)そこでフォトンモード材料とし
て図12の分子構造及び吸収スペクトルを有するフォト
クロミック・ジアリールエテン系材料を用いた実験結果
について以下に説明する。
【0079】斯かる材料は、開環状態で図12の破線で
示される吸収スペクトルを有し、450nm付近の光の
照射によって閉環反応を起こして実線で示された吸収ス
ペクトルへと変化する特性を有する。そして実線で示さ
れた吸収スペクトルを有する閉環体は600nm付近の
光の照射により開環反応を起こして再び破線で示される
開環状態へと変化する特性を有する。
【0080】従って本材料を記録層中に含む光記録媒体
に対し、予め全面的に実線状態となした上で、例えば波
長633nmのHeNeレーザ光を高パワーで照射し、
開環反応を起こすことで、フォトンモードでの記録が行
え、同レーザを低パワーで照射して反射率変化を検出す
ることによって再生が行えることになる。
【0081】実際にはこの材料をポリスチレンと混合し
て記録層とし、前記図1で示されたようなフォトンモー
ド型光記録媒体を用意した。尚、反射層は銀蒸着膜と
し、前記PT =0.6μm、PG =1.2μmに設定し
た。
【0082】図13はこの実験に使用した光記録再生装
置の第3実施例の構成を示したものであり、HeNeレ
ーザ231からの放射光はビームスプリッタ257、2
58により等パワーの3つの光に分離され、NDフィル
タ234〜236によりパワー調整され、AO(音響光
学)変調器231〜233の作用によって記録時には夫
々所定の記録信号によって強度変調され、また再生時に
は一定パワーとされて再びビームスプリッタ253、2
54によって合成されて複数光201〜203となる。
【0083】これらの光201〜203は単一の対物レ
ンズ260によってフォトンモード記録媒体100へと
集光される。媒体100からの反射光はビームスプリッ
タ250、251の作用によって、フォーカストラッキ
ングエラーケンシュツ光学回路系325へと入射する。
【0084】この実施例の場合、光201が媒体100
に設けられたグルーブ上を走査するように設定されるの
で、3つの光201〜203のうち光201に対して周
知の非点収差法あるいはプッシュプル法、又はヘテロダ
イン法等によってフォーカストラッキングエラー信号が
検出されるように光学系が調整されている。
【0085】前記光学系325より得たエラー信号に基
づいて対物レンズ260が駆動され、サーボが実行され
る。また再生時には前記ビームスプリッタ251を透過
した3つの光はフォトディテクタアレイ280で検出さ
れて、その検出信号がクロストーク低減回路部300へ
と入力され、再生信号1〜3が得られる。尚、252、
256、259はいずれもミラーである。そして対物レ
ンズ260の開口数NA=0.5であり、得られるスポ
ットの径は光201〜203で夫々約1.2μmであ
る。
【0086】さて、前記図12で示された材料の濃度を
高くして初期反射率10%の媒体を作成し、相対速度
1.2m/s、記録パワー3mWで各チャンネルで異な
る周波数にして記録を行うと共に、再生パワー0.1m
Wで再生してクロストーク量を測定した。この結果フォ
トディテクタアレイ280の検出信号における隣接トラ
ック間のクロストーク量は−10.5dBであり、クロ
ストーク低減処理後には−35dBにまで低減できた。
【0087】またフォロディテクタアレイ280の検出
信号における組トラック間のクロストークは−36dB
であった。これらのクロストークの大きさは最低必要と
される基準値−30dBを満足するものとなっている。
【0088】次に材料濃度を調整して初期反射率を30
%とした媒体に対して同様の測定を行った結果、フォト
ディテクタアレイ280の検出信号における隣接トラッ
ク間のクロストーク量は−8.5dB、クロストーク低
減処理後は−32dBであった。
【0089】またフォトディテクタアレイ280の検出
信号における組トラック間クロストークは−31dBで
あり、やはり−30dB以下を満足する結果が得られ
た。さらに材料濃度を調整して初期反射率を60%とし
たところ、前記隣接トラック間のクロストーク量は−6
dBとなり、クロストーク低減処理後でも−28dBに
しか達しなかった。そして前記組トラック間クロストー
クも−27.5dBにとどまった。このときのクロスト
ーク量は基準値−30dB以下を満足することができな
かった。
【0090】この結果からも分るようにフォトンモード
記録媒体では、光学濃度を多角設定することによってト
ラック間クロストークが低下し、高トラック密度記録方
式に適したものとなる。
【0091】
【発明の効果】以上の説明のごとく、本発明によれば従
来の技術に比較して、高密度・高転送速度が可能な光記
録媒体及びその記録再生方法が実現できる効果が期待で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光記録媒体の第1実施例の側面断面図
(a)及び上面図(b)である。
【図2】本発明の記録再生方法を実現する装置の第1実
施例を示すブロック図である。
【図3】図2のフォトディテクタアレイ280の詳細構
成図(a)及び出力関係図(b)である。
【図4】本発明の光記録媒体の第2実施例の上面図にお
ける異なる記録マーク(イ)〜(ハ)を示し、(a)は
通常の再生時、(b)は隣接トラックの再生時を夫々示
す。
【図5】再生出力の主信号成分及びクロストーク成分の
周波数特性図である。
【図6】(イ)〜(ハ)、(ホ)は広い帯域でクロスト
ークが低減できないことを説明する再生信号の周波数特
性図である。
【図7】(イ)〜(ホ’)は本発明により広い帯域でク
ロストークが低減できたことを説明する再生信号の周波
数特性図である。
【図8】本発明の記録再生方法を実現する装置の第2実
施例を示す要部ブロック図である。
【図9】本発明の光記録媒体の第3実施例を示す上面図
である。
【図10】初期反射率を(a)〜(d)で変化させたと
きの記録マークの半値巾の変化を説明する反射率特性図
である。
【図11】(a)〜(d)は図10の結果を畳み込み積
分して得られたトラックピッチとクロストーク量との関
係を示す特性図である。
【図12】フォトンモード型光記録媒体の構造及び特性
図である。
【図13】本発明の記録再生方法を実現する装置の第3
実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 光記録媒体 201〜203 光 104 グルーブ 105 ランド 110〜112 記録マーク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックピッチPTが記録又は再生時に
    照射される光のスポット径よりも小さく設定されたトラ
    ックを複数個ひとまとめにして組トラックを構成し、各
    組トラックの間隔PGを前記スポット径以上の大きさに
    設定することを特徴とする光記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記請求項1において前記組トラックを
    構成するトラックの数nに対して(n−1)PT +PG
    なる大きさのピッチを存して記録又は再生時のトラッキ
    ングサーボ用のグルーブが形成されていることを特徴と
    する光記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記請求項2において記録再生時に前記
    トラック数nに等しい数の光を照射するに際して、その
    光の内の一つをトラッキングサーボ用光として前記グル
    ーブ内に走査させることを特徴とする光記録媒体の記録
    再生方法。
  4. 【請求項4】 トラックピッチPTが記録又は再生時に
    照射される光のスポット径よりも小さく設定されたトラ
    ックを複数個ひとまとめにして組トラックを構成し、各
    組トラックの間隔PGを前記スポット径以上の大きさに
    設定すると共に、記録用光の波長における光学濃度を初
    期反射率が0.3以下になるように高めることを特徴と
    する光記録媒体。
  5. 【請求項5】 トラックピッチPTが記録又は再生時に
    照射される光のスポット径よりも小さく設定されたトラ
    ックを複数個ひとまとめにして組トラックを構成し、各
    組トラックの間隔PGを前記スポット径以上の大きさに
    設定すると共に、前記組トラックを構成するトラックの
    数nと等しい数の記録用光を各記録用光のスポット間隔
    を20μm以上に設定して照射することを特徴とする光
    記録媒体の記録方法。
  6. 【請求項6】 前記請求項1の光記録媒体に対して、前
    記組トラックを構成するトラックの数nと等しい数の再
    生用光を照射し、各再生用光に対応する前記光記録媒体
    からの反射光を夫々独立に検出すると共に、検出された
    再生信号に対して周波数特性を考慮した補正を行い、各
    再生信号間で加算又は減算処理によるクロストークの低
    減処理を行うことを特徴とする光記録媒体の再生方法。
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