JPH0793262A - アプリケーションツール実行管理システム - Google Patents
アプリケーションツール実行管理システムInfo
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- JPH0793262A JPH0793262A JP23934093A JP23934093A JPH0793262A JP H0793262 A JPH0793262 A JP H0793262A JP 23934093 A JP23934093 A JP 23934093A JP 23934093 A JP23934093 A JP 23934093A JP H0793262 A JPH0793262 A JP H0793262A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】分散計算機においてアプリケーションツールを
実行する際に、そのアプリケーションツールのジョブが
必要とする計算機リソースに応じて実行に最適なホスト
を選択することによりジョブの効率的実行を行う。 【構成】本システムは、各ホスト１〜３に、空きリソー
スの現在値を格納した空きリソース現在値管理データベ
ース６と、アプリケーションツール毎に要求される計算
機リソースを管理するアプリケーションリソース管理デ
ータベース７とを有し、計算機リソースモニタ部８は、
各ホストの空きリソースの現在値を監視する。空きリソ
ース現在値管理データベース６とアプリケーションリソ
ース管理データベース７の情報を基に、実行制御部９
は、現在の空きリソースがアプリケーションの必要とす
る計算機リソースを全て満たしているホストのうち最も
空きリソースが多いホストを最適の実行環境と判断し、
そのホストにジョブを投入し、ジョブの実行効率の向上
を図っている。
実行する際に、そのアプリケーションツールのジョブが
必要とする計算機リソースに応じて実行に最適なホスト
を選択することによりジョブの効率的実行を行う。 【構成】本システムは、各ホスト１〜３に、空きリソー
スの現在値を格納した空きリソース現在値管理データベ
ース６と、アプリケーションツール毎に要求される計算
機リソースを管理するアプリケーションリソース管理デ
ータベース７とを有し、計算機リソースモニタ部８は、
各ホストの空きリソースの現在値を監視する。空きリソ
ース現在値管理データベース６とアプリケーションリソ
ース管理データベース７の情報を基に、実行制御部９
は、現在の空きリソースがアプリケーションの必要とす
る計算機リソースを全て満たしているホストのうち最も
空きリソースが多いホストを最適の実行環境と判断し、
そのホストにジョブを投入し、ジョブの実行効率の向上
を図っている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、アプリケーションツー
ル実行管理システムに関し、特に分散計算機環境におい
てアプリケーションツールのジョブを実行する際の最適
のホスト計算機を選択する方式に関する。
ル実行管理システムに関し、特に分散計算機環境におい
てアプリケーションツールのジョブを実行する際の最適
のホスト計算機を選択する方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、分散計算機環境でジョブの実行を
行う方式として、ネットワークジョブ転送方式があっ
た。この従来のネットワークジョブ転送方式を図３を用
いて説明する。この方式では、ジョブの実行を互いに代
替しうるホストを指定する代替コンピュータシステム指
定手段３１、ジョブを代替コンピュータシステム指定手
段により指定されたホストのいずれにもジョブを実行可
能であることを宣言する分散実行可能指定手段３２、ジ
ョブを実行すべきホストを決定するためにホストに対し
て実行負荷を調査するためのコマンドを発行して実行負
荷を調査し、その結果により転送すべきホストを選択す
る低負荷コンピュータ選択手段３３を備えている。
行う方式として、ネットワークジョブ転送方式があっ
た。この従来のネットワークジョブ転送方式を図３を用
いて説明する。この方式では、ジョブの実行を互いに代
替しうるホストを指定する代替コンピュータシステム指
定手段３１、ジョブを代替コンピュータシステム指定手
段により指定されたホストのいずれにもジョブを実行可
能であることを宣言する分散実行可能指定手段３２、ジ
ョブを実行すべきホストを決定するためにホストに対し
て実行負荷を調査するためのコマンドを発行して実行負
荷を調査し、その結果により転送すべきホストを選択す
る低負荷コンピュータ選択手段３３を備えている。
【０００３】代替コンピュータシステム指定手段３１に
よりネットワークに接続されているコンピュータシステ
ムのうち、互いに代替しうる複数のコンピュータの情報
を全てのホストで管理をする。図４に示すように分散実
行可能指定手段３１は、ネットワーク入力ジョブ受信処
理部４１、及びネットワークジョブ処理制御部４２を備
えている。コンピュータシステムへのネットワークジョ
ブ３０を入力する際、このネットワークジョブ３０が代
替コンピュータ指定手段３１によって指定された代替コ
ンピュータのいずれでも実行可能である旨、ジョブ制御
言語のパラメータで指定され、ネットワーク入力ジョブ
受信処理部４１で受信され、ネットワークジョブ処理制
御部４２は、このジョブのパラメータを参照し、代替コ
ンピュータシステムで処理できるならその旨宣言し、ネ
ットワークジョブ処理制御部４２によりこのネットワー
クジョブが入力されたコンピュータシステムのネットワ
ーク入力ジョブスプールファイル４２に登録される。
よりネットワークに接続されているコンピュータシステ
ムのうち、互いに代替しうる複数のコンピュータの情報
を全てのホストで管理をする。図４に示すように分散実
行可能指定手段３１は、ネットワーク入力ジョブ受信処
理部４１、及びネットワークジョブ処理制御部４２を備
えている。コンピュータシステムへのネットワークジョ
ブ３０を入力する際、このネットワークジョブ３０が代
替コンピュータ指定手段３１によって指定された代替コ
ンピュータのいずれでも実行可能である旨、ジョブ制御
言語のパラメータで指定され、ネットワーク入力ジョブ
受信処理部４１で受信され、ネットワークジョブ処理制
御部４２は、このジョブのパラメータを参照し、代替コ
ンピュータシステムで処理できるならその旨宣言し、ネ
ットワークジョブ処理制御部４２によりこのネットワー
クジョブが入力されたコンピュータシステムのネットワ
ーク入力ジョブスプールファイル４２に登録される。
【０００４】図５に示すように、低負荷コンピュータシ
ステム選択手段３３は、ネットワークジョブ実行コンピ
ュータシステム決定部４５を備え、コンピュータシステ
ムへのネットワークジョブの転送に先立ち、コンピュー
タネットワークを構成する全コンピュータシステム実行
負荷を得て、上述の代替コンピュータシステムのうち、
最も負荷の低いコンピュータシステムを選択する。
ステム選択手段３３は、ネットワークジョブ実行コンピ
ュータシステム決定部４５を備え、コンピュータシステ
ムへのネットワークジョブの転送に先立ち、コンピュー
タネットワークを構成する全コンピュータシステム実行
負荷を得て、上述の代替コンピュータシステムのうち、
最も負荷の低いコンピュータシステムを選択する。
【０００５】図６を用いてその処理フローを説明する。
ネットワークジョブ実行コンピュータシステム決定部４
５は、ネットワーク入力ジョブスプールファイル４３か
らネットワークジョブを読出し、ステップ５１でネット
ワークジョブが分散可能かどうかを調べる。代替コンピ
ュータシステムで実行負荷であれば、このネットワーク
ジョブは、ステップ５５のようにネットワーク入力ジョ
ブ送信処理制御を介して、特定のコンピュータシステム
に送られる。
ネットワークジョブ実行コンピュータシステム決定部４
５は、ネットワーク入力ジョブスプールファイル４３か
らネットワークジョブを読出し、ステップ５１でネット
ワークジョブが分散可能かどうかを調べる。代替コンピ
ュータシステムで実行負荷であれば、このネットワーク
ジョブは、ステップ５５のようにネットワーク入力ジョ
ブ送信処理制御を介して、特定のコンピュータシステム
に送られる。
【０００６】一方、ステップ５１で代替可能なコンピュ
ータシステムで実行可能であれば、ステップ５２で代替
実行可能コンピュータのうち最も低負荷のコンピュータ
を探すため、全ホストに対し、実行負荷を調査するコマ
ンドを発行する。そのコマンドを受信したそれぞれの代
替可能コンピュータシステムは、コマンドの指示に従
い、ジョブの実行状況に関する正確な情報を規定の応答
形式で回答する。
ータシステムで実行可能であれば、ステップ５２で代替
実行可能コンピュータのうち最も低負荷のコンピュータ
を探すため、全ホストに対し、実行負荷を調査するコマ
ンドを発行する。そのコマンドを受信したそれぞれの代
替可能コンピュータシステムは、コマンドの指示に従
い、ジョブの実行状況に関する正確な情報を規定の応答
形式で回答する。
【０００７】コマンド発行元のコンピュータシステムで
は、ステップ５３で全てのホストからの回答を分析し、
回答のあったコンピュータのうち最も実行負荷の低いコ
ンピュータシステムを選択し、ステップ５４で実行すべ
きネットワークジョブの転送をネットワーク入力ジョブ
送信制御部４６を介して行う。従って、この方式では、
代替可能なホストの中にシステムの停止、障害復旧中、
あるいは何らかの原因でジョブの実行ができないホスト
が存在してもこのシステムを除外して他のホストの中か
ら低負荷のホストを実行環境として決定できた（特開昭
６３−３０４３６１号公報）。
は、ステップ５３で全てのホストからの回答を分析し、
回答のあったコンピュータのうち最も実行負荷の低いコ
ンピュータシステムを選択し、ステップ５４で実行すべ
きネットワークジョブの転送をネットワーク入力ジョブ
送信制御部４６を介して行う。従って、この方式では、
代替可能なホストの中にシステムの停止、障害復旧中、
あるいは何らかの原因でジョブの実行ができないホスト
が存在してもこのシステムを除外して他のホストの中か
ら低負荷のホストを実行環境として決定できた（特開昭
６３−３０４３６１号公報）。
【０００８】この方式により、複数の計算機の元でアプ
リケーションツールのジョブを実行する場合、各ホスト
の現在の空きリソース、すなわち各ホストの全計算機リ
ソースから各ホストの現在のリソースの負荷を減じたも
の（空きリソース）の現在値を測定し、最も現在の空き
リソースが多い、すなわち実行負荷が最も低いホストを
最適の実行環境と判断してそのホストにアプリケーショ
ンツールのジョブを投入していた。
リケーションツールのジョブを実行する場合、各ホスト
の現在の空きリソース、すなわち各ホストの全計算機リ
ソースから各ホストの現在のリソースの負荷を減じたも
の（空きリソース）の現在値を測定し、最も現在の空き
リソースが多い、すなわち実行負荷が最も低いホストを
最適の実行環境と判断してそのホストにアプリケーショ
ンツールのジョブを投入していた。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】この従来の方式により
分散環境の元でリモートホスト上でアプリケーションツ
ールを実行する場合、ホスト固有の空きリソースの現在
値を測定し、最も空きリソースが多いホストを最適の実
行環境を判断し、アプリケーションツールのジョブを投
入していたので、アプリケーションツールによっては、
最適の実行環境と選択されたホストの空きリソースの現
在値以上に大量に計算機リソースを必要とするものがあ
る。この場合、ただ単にホストの空きリソースの現在値
が最も多いホストが最適な実行環境であると判断する
と、実行の途中でジョブが異常終了されたり、ジョブが
必要とする計算機リソースが空くまでスケジュール待ち
になることにより実行効率がかえって悪いという欠点が
ある。
分散環境の元でリモートホスト上でアプリケーションツ
ールを実行する場合、ホスト固有の空きリソースの現在
値を測定し、最も空きリソースが多いホストを最適の実
行環境を判断し、アプリケーションツールのジョブを投
入していたので、アプリケーションツールによっては、
最適の実行環境と選択されたホストの空きリソースの現
在値以上に大量に計算機リソースを必要とするものがあ
る。この場合、ただ単にホストの空きリソースの現在値
が最も多いホストが最適な実行環境であると判断する
と、実行の途中でジョブが異常終了されたり、ジョブが
必要とする計算機リソースが空くまでスケジュール待ち
になることにより実行効率がかえって悪いという欠点が
ある。
【００１０】本発明の目的は、これらの問題を解決し、
これらの異常終了や、スケジュール待ちによる実行効率
の低下をなくしたアプリケーションツール実行管理シス
テムを提供することにある。
これらの異常終了や、スケジュール待ちによる実行効率
の低下をなくしたアプリケーションツール実行管理シス
テムを提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明のアプリケーショ
ンツール実行管理システムの構成は、分散計算機環境に
おける各ホストの空きリソースの現在値を格納した空き
リソース現在値管理データベースと、アプリケーション
ツール毎に要求される計算機リソースを管理するアプリ
ケーションリソース管理データベースと、前記各ホスト
の空きリソースの現在値を監視し、その空きリソース現
在値管理テータベースを更新する計算機リソースモニタ
部と、前記空きリソース現在値管理データベースと前記
アプリケーションリソース管理データベースの情報を基
に現在の空きリソースがアプリケーションの必要とする
計算機リソースを全て満たしているホストのうち最も空
きリソースの多いホストを最適の実行環境と判断してそ
のホストにアプリケーションツールのジョブを投入する
実行制御部とを備えることを特徴とする。
ンツール実行管理システムの構成は、分散計算機環境に
おける各ホストの空きリソースの現在値を格納した空き
リソース現在値管理データベースと、アプリケーション
ツール毎に要求される計算機リソースを管理するアプリ
ケーションリソース管理データベースと、前記各ホスト
の空きリソースの現在値を監視し、その空きリソース現
在値管理テータベースを更新する計算機リソースモニタ
部と、前記空きリソース現在値管理データベースと前記
アプリケーションリソース管理データベースの情報を基
に現在の空きリソースがアプリケーションの必要とする
計算機リソースを全て満たしているホストのうち最も空
きリソースの多いホストを最適の実行環境と判断してそ
のホストにアプリケーションツールのジョブを投入する
実行制御部とを備えることを特徴とする。
【００１２】
【実施例】図１は、本発明の一実施例によるシステム構
成を示すブロック図である。まず、ホストＡ１、ホスト
Ｂ２、ホストＣ３をはじめ複数のホストがそれぞれネッ
トワーク４によって接続されており、各ホストにホスト
Ａと同様にアプリケーション実行管理システム５が組み
込まれている。
成を示すブロック図である。まず、ホストＡ１、ホスト
Ｂ２、ホストＣ３をはじめ複数のホストがそれぞれネッ
トワーク４によって接続されており、各ホストにホスト
Ａと同様にアプリケーション実行管理システム５が組み
込まれている。
【００１３】このアプリケーションツール実行管理シス
テム５は、ネットワーク４に接続されている全ホスト群
の各ホストの空きリソースの現在値を格納した空きリソ
ース現在値管理データベース６、アプリケーションツー
ル毎に要求される計算機リソースを管理するアプリケー
ションリソース管理データベース７、上記の各ホストの
空きリソースの現在値を監視し、空きリソース現在値管
理データベース６を更新する計算機リソースモニタ部
８、空きリソース現在値管理データベース６とアプリケ
ーションリソース管理データベース７の情報を元に実行
要求のあったアプリケーションツールのジョブに対して
実行ホストの選択を行い、ジョブを投入する実行制御部
９から構成される。
テム５は、ネットワーク４に接続されている全ホスト群
の各ホストの空きリソースの現在値を格納した空きリソ
ース現在値管理データベース６、アプリケーションツー
ル毎に要求される計算機リソースを管理するアプリケー
ションリソース管理データベース７、上記の各ホストの
空きリソースの現在値を監視し、空きリソース現在値管
理データベース６を更新する計算機リソースモニタ部
８、空きリソース現在値管理データベース６とアプリケ
ーションリソース管理データベース７の情報を元に実行
要求のあったアプリケーションツールのジョブに対して
実行ホストの選択を行い、ジョブを投入する実行制御部
９から構成される。
【００１４】次の表１は、アプリケーションリソース管
理データベース７の実際の内容を表しており、アプリケ
ーションツールを実行する上でそのアプリケーションが
必要とする計算機リソースの情報、例えば、ＣＰＵの性
能値ａ、メインメモリの使用量ｂ、ディスクの使用量ｃ
等を定義することができる。
理データベース７の実際の内容を表しており、アプリケ
ーションツールを実行する上でそのアプリケーションが
必要とする計算機リソースの情報、例えば、ＣＰＵの性
能値ａ、メインメモリの使用量ｂ、ディスクの使用量ｃ
等を定義することができる。
【００１５】
【表１】
【００１６】次に図２は、空きリソース現在値管理デー
タベース６の実際の内容を表しており、各ホストの稼働
状態ｄ、及び計算機リソースの空き情報として、例えば
ＣＰＵ負荷の余裕値ｅ、メインメモリの空き容量ｆ、デ
ィスクの空き容量ｇ等の情報をまとめて管理しており、
アプリケーションツールの実行要求が来る度に計算機リ
ソースモニタ部８によって内容が更新される。
タベース６の実際の内容を表しており、各ホストの稼働
状態ｄ、及び計算機リソースの空き情報として、例えば
ＣＰＵ負荷の余裕値ｅ、メインメモリの空き容量ｆ、デ
ィスクの空き容量ｇ等の情報をまとめて管理しており、
アプリケーションツールの実行要求が来る度に計算機リ
ソースモニタ部８によって内容が更新される。
【００１７】
【表２】
【００１８】稼働状態ｄのフィールドは、ホストが稼働
している時は、ＵＰｈ、ダウンしている時はＤＯＷＮｉ
が設定される。
している時は、ＵＰｈ、ダウンしている時はＤＯＷＮｉ
が設定される。
【００１９】図２は、本実施例のアプリケーションツー
ルを実行する時の処理フローである。特定のアプリケー
ションツールの実行要求が来ると、ステップ２１で実行
制御部９がジョブの実行要求の受付けをし、ステップ２
２で計算機リソースモニタ部８により各ホストの空きリ
ソースの現在値の取得要求の発行が行われ、ステップ２
３でホストから返された空きリソースの調査結果の取得
・分析を行い、ステップ２４で空きリソース現在値管理
データベース６の内容の更新を行う。この時、もしホス
トの中でダウンしているものがあれば、稼働状態ｄのフ
ィールドをＤＯＷＮｉにする。
ルを実行する時の処理フローである。特定のアプリケー
ションツールの実行要求が来ると、ステップ２１で実行
制御部９がジョブの実行要求の受付けをし、ステップ２
２で計算機リソースモニタ部８により各ホストの空きリ
ソースの現在値の取得要求の発行が行われ、ステップ２
３でホストから返された空きリソースの調査結果の取得
・分析を行い、ステップ２４で空きリソース現在値管理
データベース６の内容の更新を行う。この時、もしホス
トの中でダウンしているものがあれば、稼働状態ｄのフ
ィールドをＤＯＷＮｉにする。
【００２０】次に、実行制御部９は、ステップ２５でそ
のアプリケーションツールが必要とするリソースの情報
を得るために、アプリケーションリソース管理データベ
ースからの参照を行い、さらにステップ２６で空きリソ
ース現在値管理データベース６の中から稼働しているホ
スト、すなわち稼働状態ｄがＵＰｈのホスト全ての空き
リソースの情報を参照し、最適の実行環境を満たすホス
トの判断を行う。
のアプリケーションツールが必要とするリソースの情報
を得るために、アプリケーションリソース管理データベ
ースからの参照を行い、さらにステップ２６で空きリソ
ース現在値管理データベース６の中から稼働しているホ
スト、すなわち稼働状態ｄがＵＰｈのホスト全ての空き
リソースの情報を参照し、最適の実行環境を満たすホス
トの判断を行う。
【００２１】すなわち、この実施例においては、ステッ
プ２７で、（ＣＰＵ負荷の余裕値ｅ−ＣＰＵの性能値
ａ）＞０かつ（メインメモリの空き容量ｆ−メインメモ
リの使用量ｂ）＞０かつ（ディスクの空き容量ｇ−ディ
スクの使用量ｃ）＞０の条件を満たし（ＣＰＵ負荷の余
裕値ｅ−ＣＰＵの性能値ａ）、（ＣＰＵ負荷の余裕値ｅ
−ＣＰＵの性能値ａ）、（メインメモリの空き容量ｆ−
メインメモリの使用量ｂ）、（ディスクの空き容量ｇ−
ディスクの使用量ｃ）の総数が最大であるホストがある
と判定すると、ステップ２８で最適実行環境のホストと
して選択し、アプリケーションツールのジョブの投入要
求の発行２５を行う。そのため稼働しているホストの中
でアプリケーションホストの必要としていう計算機リソ
ースを全て満たし、かつ最も計算機リソースの現在値が
十分余裕のあるホストにジョブ投入を行えるためにジョ
ブの実行効率が上がることが期待される。もし条件を満
たすホストがない場合は、ステップ２９でユーザに該当
するホストがないため、アプリケーションツールのジョ
ブを実行できない旨の伝達を行う。
プ２７で、（ＣＰＵ負荷の余裕値ｅ−ＣＰＵの性能値
ａ）＞０かつ（メインメモリの空き容量ｆ−メインメモ
リの使用量ｂ）＞０かつ（ディスクの空き容量ｇ−ディ
スクの使用量ｃ）＞０の条件を満たし（ＣＰＵ負荷の余
裕値ｅ−ＣＰＵの性能値ａ）、（ＣＰＵ負荷の余裕値ｅ
−ＣＰＵの性能値ａ）、（メインメモリの空き容量ｆ−
メインメモリの使用量ｂ）、（ディスクの空き容量ｇ−
ディスクの使用量ｃ）の総数が最大であるホストがある
と判定すると、ステップ２８で最適実行環境のホストと
して選択し、アプリケーションツールのジョブの投入要
求の発行２５を行う。そのため稼働しているホストの中
でアプリケーションホストの必要としていう計算機リソ
ースを全て満たし、かつ最も計算機リソースの現在値が
十分余裕のあるホストにジョブ投入を行えるためにジョ
ブの実行効率が上がることが期待される。もし条件を満
たすホストがない場合は、ステップ２９でユーザに該当
するホストがないため、アプリケーションツールのジョ
ブを実行できない旨の伝達を行う。
【００２２】さらに、ホストＢ、ホストＣといった各ホ
スト毎に、本アプリケーションツール実行管理システム
ぎ組込まれており、各ホスト毎にホスト全体の計算機リ
ソースの空き情報を調べ、実行要求のあったアプリケー
ションツールの必要とする計算機リソースに最も適合
し、かつ最も空きリソースの多いホストにジョブを投入
できるので、ホストＡが何らかの障害でダウンした場合
でも、本システムがホストＡを外したホスト群からなる
分散実行環境でアプリケーションツールの実行に最も適
合したホストでのジョブの実行が可能である。
スト毎に、本アプリケーションツール実行管理システム
ぎ組込まれており、各ホスト毎にホスト全体の計算機リ
ソースの空き情報を調べ、実行要求のあったアプリケー
ションツールの必要とする計算機リソースに最も適合
し、かつ最も空きリソースの多いホストにジョブを投入
できるので、ホストＡが何らかの障害でダウンした場合
でも、本システムがホストＡを外したホスト群からなる
分散実行環境でアプリケーションツールの実行に最も適
合したホストでのジョブの実行が可能である。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、アプリケ
ーションツールの必要とする計算機リソースに最も適合
したホストで実行できることにより、アプリケーション
ツールのジョブの実行効率が上がり、実行ジョブのター
ンアラウンドタイム（ＴＡＴ）がトータルとして減少で
きるという効果がある。さらに、分散計算機環境の下で
各ホストの負荷の分散ができることにより、各ホストの
計算機リソースを有効に活用でき、稼働率が上がるとい
う効果がある。
ーションツールの必要とする計算機リソースに最も適合
したホストで実行できることにより、アプリケーション
ツールのジョブの実行効率が上がり、実行ジョブのター
ンアラウンドタイム（ＴＡＴ）がトータルとして減少で
きるという効果がある。さらに、分散計算機環境の下で
各ホストの負荷の分散ができることにより、各ホストの
計算機リソースを有効に活用でき、稼働率が上がるとい
う効果がある。
【図１】本発明の一実施例によるシステム構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図２】本一実施例による実行制御部の処理フロー図。
【図３】従来のネットワークジョブ転送方式のシステム
構成を表すブロック図。
構成を表すブロック図。
【図４】分散実行可能指定手段のシステム構成を表すブ
ロック図。
ロック図。
【図５】低負荷コンピュータシステム選択手段のシステ
ム構成を表すブロック図。
ム構成を表すブロック図。
【図６】低負荷コンピュータシステム選択手段の処理フ
ローを表すブロック図。
ローを表すブロック図。
１〜３ ホストＡ〜Ｃ ４ ネットワーク ５ アプリケーション実行管理システム ６ 空きリソース現在値管理データベース ７ アプリケーションリソース管理データベース ８ 計算機リソースモニタ部 ９ 実行制御部 ２１ ジョブの実行要求の受け付け ２２ 各ホストの空きリソースの現在値の取得要求の
発行 ２３ 空きリソースの調査結果の取得・分析 ２４ リソース現在値管理データベースの内容の更新 ２５ アプリケーションリソース管理データベースか
らの参照 ２６ 最適の実行環境を満たすホストの判断 ２７ ジョブの投入要求の発行 ２８ アプリケーションツールのジョブを実行できな
い旨の伝達 ３１ 代替コンピュータシステム指定手段 ３２ 分散実行可能指定手段 ３３ 低負荷コンピュータ選択手段 ４１ ネットワーク入力ジョブ受信処理部 ４２ ネットワークジョブ処理制御部 ４３ ネットワーク入力ジョブスプールファイル ４５ ネットワークジョブ実行コンピュータシステム
決定部 ４６ ネットワーク入力ジョブ送信制御部 ５１〜５４ 処理ステップ
発行 ２３ 空きリソースの調査結果の取得・分析 ２４ リソース現在値管理データベースの内容の更新 ２５ アプリケーションリソース管理データベースか
らの参照 ２６ 最適の実行環境を満たすホストの判断 ２７ ジョブの投入要求の発行 ２８ アプリケーションツールのジョブを実行できな
い旨の伝達 ３１ 代替コンピュータシステム指定手段 ３２ 分散実行可能指定手段 ３３ 低負荷コンピュータ選択手段 ４１ ネットワーク入力ジョブ受信処理部 ４２ ネットワークジョブ処理制御部 ４３ ネットワーク入力ジョブスプールファイル ４５ ネットワークジョブ実行コンピュータシステム
決定部 ４６ ネットワーク入力ジョブ送信制御部 ５１〜５４ 処理ステップ
Claims (1)
- 【請求項１】 分散計算機環境における各ホストの空き
リソースの現在値を格納した空きリソース現在値管理デ
ータベースと、アプリケーションツール毎に要求される
計算機リソースを管理するアプリケーションリソース管
理データベースと、前記各ホストの空きリソースの現在
値を監視し、その空きリソース現在値管理テータベース
を更新する計算機リソースモニタ部と、前記空きリソー
ス現在値管理データベースと前記アプリケーションリソ
ース管理データベースの情報を基に現在の空きリソース
がアプリケーションの必要とする計算機リソースを全て
満たしているホストのうち最も空きリソースの多いホス
トを最適の実行環境と判断してそのホストにアプリケー
ションツールのジョブを投入する実行制御部とを備える
ことを特徴とするパウリケーションツール実行管理シス
テム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23934093A JPH0793262A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | アプリケーションツール実行管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23934093A JPH0793262A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | アプリケーションツール実行管理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0793262A true JPH0793262A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=17043283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23934093A Pending JPH0793262A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | アプリケーションツール実行管理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0793262A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09212467A (ja) * | 1996-01-30 | 1997-08-15 | Fujitsu Ltd | 負荷分散制御システム |
| JP2001155003A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-08 | Ntt Comware Corp | サービス復旧システムおよびその記録媒体 |
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