JPH079310U - クレードル装置 - Google Patents

クレードル装置

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JPH079310U
JPH079310U JP4008393U JP4008393U JPH079310U JP H079310 U JPH079310 U JP H079310U JP 4008393 U JP4008393 U JP 4008393U JP 4008393 U JP4008393 U JP 4008393U JP H079310 U JPH079310 U JP H079310U
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JP
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cradle
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driving
driven
force
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JP4008393U
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English (en)
Inventor
良 ▲たか▼橋
Original Assignee
ジーイー横河メディカルシステム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で、信頼性が高いクレードル装置を提供
することにある。 【構成】 ベース1上に設けられたガイド4と、被検者
が載置されるクレードル2と、クレードル2の後端側に
設けられ、ガイド4に摺動可能に係合したスライダ5
と、ベース1に設けられ、クレードル2の前端側の下面
に当接する駆動ローラ6と、駆動ローラ6を回転駆動す
る駆動モータ7と、クレードル2のホームポジションか
ら距離を検出する位置検出器8と、駆動ローラ6に作用
する圧力を測定する圧力検出器9と、位置検出器8及び
圧力検出器9からの信号を取り込んで、駆動モータ7へ
の供給電流を制御する制御部10とで構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、被検者が載置され、駆動手段によって所定の方向に駆動されるクレ ードル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、CT装置等においては、クレードルのガントリへのIN/OUTをオペレータ コンソールより遠隔で、かつ非デッドマンで操作することが要望されている。こ のためには、クレードル上に載置された被検者がガントリに当たり、被検者に大 きな力がかからないようにすることが不可欠である。
【0003】 この為、ガントリの前面及び背面に面タイプのタッチセンサを貼付し、被検者 がタッチセンサに当たると、タッチセンサからの信号によってクレードルの駆動 を停止する方法が採られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記構成によれば、下記のような問題点がある。 衝突を検出してガントリが停止するまでにタイムラグが発生し、この間ガン トリは駆動されるので、被検者に大きな力がかかり続ける。
【0005】 被検者の体の形状は複雑で、ガントリのどこに当たるか分らず、確実に当た った事を検出できるシステムではない。 面タイプのタッチセンサは、高価である。
【0006】 面タイプのタッチセンサは、信頼性が乏しい。 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、安価で、信頼性 が高いクレードル装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する請求項1記載の考案は、被検者が載置され、駆動手段によ って所定の方向に駆動されるクレードル装置において、所定の位置から前記クレ ードルまでの距離を検出する位置検出手段と、前記被検者の体重を検出する荷重 検出手段と、該荷重検出手段より得られた被検者の体重およびクレードルの各位 置での走行抵抗から、前記クレードル駆動中に前記被検者が周辺の構造物に当た っても、前記被検者にかかる力が規定値以下になるように、前記クレードルの各 位置での駆動力を決定し、前記位置検出手段の検出信号を取り込みながら、前記 決定された駆動力に従って前記駆動手段を駆動する制御部とを具備する。
【0008】 請求項2記載の考案は、請求項1記載の考案の駆動手段はモータであり、制御 部は、前記クレードルの各位置における前記モータへの供給電流を下式により決 定する。 g(w,T)/Km < Im ≦ (Pmax + g(w,T))/Km …… (1) 但し、g(w,T) ; 被検者が載置されたクレードルを駆動するのに 必要なモータの駆動力 w ; 被検者の体重 T ; 所定の位置からクレードルまでの距離 Im ; モータへの供給電流 Km ; 単位電流当たりのモータの駆動力 Pmax ; 被検者に作用する力の最大許容値 請求項3記載の考案は、被検者が載置され、駆動手段によって所定の方向に駆 動されるクレードル装置において、所定の位置から前記クレードルまでの距離を 検出する位置検出手段と、前記クレードル駆動中に前記被検者が周辺の構造物に 当たっても、前記被検者にかかる力が規定値以下になるように、前記クレードル の各位置での駆動力を決定し、前記位置検出手段より得られた検出値を取り込ん で、決定された駆動力に従って前記駆動手段を駆動する制御部とを具備する。
【0009】 請求項4記載の考案は、被検者が載置され、駆動手段によって所定の方向に駆 動されるクレードル装置において、前記被検者の体重を検出する荷重検出手段と 、該荷重検出手段より得られた被検者の体重から、前記クレードル駆動中に前記 被検者が周辺の構造物に当たっても、前記被検者にかかる力が規定値以下になる ように、前記クレードルの駆動力を決定し、決定された駆動力に従って前記駆動 手段を駆動する制御部とを具備する。
【0010】
【作用】
請求項1記載の考案のクレードル装置において、制御部は所定の位置にあるク レードル上に被検者が載置されると、荷重検出手段を用いて被検者の体重を検出 する。次に、検出した被検者の体重と、既知であるクレードルの各位置での走行 抵抗より、クレードル駆動中に被検者が周辺の構造物に当たっても、被検者にか かる力が規定値以下になるように、クレードルの各位置での駆動力を決定する。
【0011】 そして、位置検出器の信号を取り込んで、決定した駆動力に従って駆動手段を 駆動する。 請求項2記載の考案のクレードル装置において、制御部は、(1)式に従ってク レードルの各位置でのモータへの供給電流を決定する。
【0012】 請求項3記載の考案のクレードル装置において、制御部はクレードル駆動中に 被検者が周辺の構造物に当たっても、被検者にかかる力が規定値以下になるよう に、クレードルの各位置での駆動力を決定し、位置検出手段より得られた検出値 を取り込んで、決定された駆動力に従って駆動手段を駆動する。
【0013】 請求項4記載の考案のクレードル装置において、制御部は荷重検出手段より得 られた被検者の体重から、クレードル駆動中に被検者が周辺の構造物に当たって も、被検者にかかる力が規定値以下になるように、クレードルの駆動力を決定し 、決定された駆動力に従って駆動手段を駆動する。
【0014】
【実施例】 次に図面を用いて本考案の一実施例を説明する。図1は本考案の一実施例の構 成図である。
【0015】 図において、1はベース、2は被検者3が載置されるクレードルである。ベー ス1上には、両端にストッパが設けられたレール4が敷設されている。クレード ル2の後端側には、レール4に摺動可能に係合する支えローラ5が設けられてい る。クレードル2を駆動する駆動手段として、ベース1には、クレードル2の前 端側の下面に当接する駆動ローラ6と、この駆動ローラ6を回転駆動する駆動モ ータ7とが設けられている。
【0016】 8はクレードル2のホームポジションからの距離Tを検出する位置検出手段と しての位置検出ポテンショ、9は駆動ローラ6に作用する圧力を測定することに より、クレードル2に対して垂直方向に作用する荷重を測定する荷重検出手段と しての圧力検出器である。10は位置検出ポテンショ8と圧力検出器9とからの 信号を取り込んで、クレードル2の各位置での駆動モータ7への供給電流を決定 し、決定された供給電流に従って駆動モータ7への供給電流を制御する制御部で ある。
【0017】 ここで、圧力検出器9の出力vとすると、被検者3の体重Wは、クレードル2が ホームポジションにある時の圧力検出器9の出力vhを検出し、演算することによ り求められる。
【0018】 W = f(vh) クレードル2を駆動するに必要な駆動モータ7の駆動力Pは、被検者3の体重W と、クレードル2の各位置での走行抵抗から決定される。尚、図1に示すような 構成の装置においては、クレードル2の位置によって、クレードル2の撓み量が 異なり、走行抵抗はクレードル2の位置によって変化する。
【0019】 P = g(W,T) 被検者3がガントリ等の周辺の構造物に当たった時に受ける静的な力ΔPは、 この時駆動モータ7へ供給される電流をIm,単位電流当たりの駆動モータの駆動 力をKmとすると、 ΔP = KmIm - P = KmIm - g(W,T) = KmIm - g(f(vh),T) である。
【0020】 被検者3が受ける力の最大許容値をPmaxとすると、 0 < ΔP ≦ Pmax g(f(vh),T)/Km < Im ≦ (Pmax + g(f(vh),T))/Km …… (2) となる。
【0021】 次に、上記構成の動作を説明する。ホームポジションで被検者3がクレードル 2上に載置されると、制御部10は圧力検出器9からの検出値vを用いて、被検 者3がガントリ等の周辺の構造物に当たった場合、被検者3に作用する力が規定 値以下になるように、(2)式に示す範囲でクレードル2の各位置での駆動モータ 7への供給電流Imを決定する。
【0022】 制御部10は位置検ポテンショ8からの検出値Tを取り込みながら、決定され た各位置での供給電流Imに従ってクレードル2を駆動する。 この様な構成によれば、クレードル2の駆動中に被検者3がガントリ等周辺の 構造物に当たった場合、被検者3が受ける力は最大許容値Pmax以下とすることが できる。尚、この時、駆動モータ7はスリップ状態にあるので、このスリップを 検出することでクレードル2の駆動を停止する。
【0023】 位置検出ポテンショ8は従来のCT装置で既に用いられており流用可能である 。又、圧力検出器9は、市場で安価で信頼性の高い部品が供給されているので、 安価である。
【0024】 更に、圧力検出器9はタッチセンサより精度が高いので、信頼性が高い。 そして、駆動電流Imは(2)式に示すように幅があるので、電流の制御精度はラ フでよく、又、検出手段の精度もラフでよい。
【0025】 尚、本考案は上記実施例に限定するものではない。上記実施例では、圧力検出 器9の信号と、位置検出ポテンショ8の信号とを用いて駆動モータ7への供給電 流を制御する例で説明を行った。
【0026】 しかし、被検者3が載置されたクレードル2を駆動するのに必要な駆動モータ 7の駆動力に対して、被検者3にかかる力の最大許容値Pmaxの方が遙に大きな場 合には、駆動電流Imの幅は更に広くなる。
【0027】 この様な場合、ホームポジションからのクレードル2の位置Tのみで、駆動モ ータ7への供給電流を制御することも可能である。この場合、圧力検出器9は不 要とすることができる。
【0028】 同様に、圧力検出器9の検出値vを用いて被検者3の体重wのみで、駆動モータ 7への供給電流を制御することも可能である。この場合、位置検出ポテンショ8 を不要とすることができる。
【0029】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、安価で、信頼性が高いクレードル装置を実 現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 クレードル 3 被検者 4 レール 5 支えローラ 6 駆動ローラ 7 駆動モータ 8 位置検出ポテンショ(位置検出手段) 9 圧力検出器(荷重検出手段) 10 制御部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検者が載置され、駆動手段によって所
    定の方向に駆動されるクレードル装置において、 所定の位置から前記クレードルまでの距離を検出する位
    置検出手段と、 前記被検者の体重を検出する荷重検出手段と、 該荷重検出手段より得られた被検者の体重およびクレー
    ドルの各位置での走行抵抗から、前記クレードル駆動中
    に前記被検者が周辺の構造物に当たっても、前記被検者
    にかかる力が規定値以下になるように、前記クレードル
    の各位置での駆動力を決定し、前記位置検出手段の検出
    信号を取り込みながら、前記決定された駆動力に従って
    前記駆動手段を駆動する制御部と、 を具備することを特徴とするクレードル装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段はモータであり、前記制御
    部は前記クレードルの各位置における前記モータへの供
    給電流を下式により決定することを特徴とする請求項1
    記載のクレードル装置。 g(w,T)/Km < Im ≦ (Pmax + g(w,T))/Km 但し、g(w,T) ; 被検者が載置されたクレードルを駆
    動するのに必要なモータの駆動力 w ; 被検者の体重 T ; 所定の位置からクレードルまでの距離 Im ; モータへの供給電流 Km ; 単位電流当たりのモータの駆動力 Pmax ; 被検者に作用する力の最大許容値
  3. 【請求項3】 被検者が載置され、駆動手段によって所
    定の方向に駆動されるクレードル装置において、 所定の位置から前記クレードルまでの距離を検出する位
    置検出手段と、 前記クレードル駆動中に前記被検者が周辺の構造物に当
    たっても、前記被検者にかかる力が規定値以下になるよ
    うに、前記クレードルの各位置での駆動力を決定し、前
    記位置検出手段より得られた検出値を取り込んで、決定
    された駆動力に従って前記駆動手段を駆動する制御部
    と、 を具備することを特徴とするクレードル装置。
  4. 【請求項4】 被検者が載置され、駆動手段によって所
    定の方向に駆動されるクレードル装置において、 前記被検者の体重を検出する荷重検出手段と、 該荷重検出手段より得られた被検者の体重から、前記ク
    レードル駆動中に前記被検者が周辺の構造物に当たって
    も、前記被検者にかかる力が規定値以下になるように、
    前記クレードルの駆動力を決定し、決定された駆動力に
    従って前記駆動手段を駆動する制御部と、 を具備することを特徴とするクレードル装置。
JP4008393U 1993-07-22 1993-07-22 クレードル装置 Pending JPH079310U (ja)

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JP4008393U JPH079310U (ja) 1993-07-22 1993-07-22 クレードル装置

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JP4008393U JPH079310U (ja) 1993-07-22 1993-07-22 クレードル装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010017457A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Toshiba Corp 医用画像診断装置
JP2010029709A (ja) * 2009-11-10 2010-02-12 Toshiba Corp 寝台装置
JP2017524501A (ja) * 2014-06-26 2017-08-31 フレンケン・ユーロプ・ベスローテン・フェンノートシャップFrencken Europe B.V. 患者支持システムおよびそのような患者支持システム用のレベリングシステム

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