JPH0792972B2 - マルチデイスクプレヤ− - Google Patents

マルチデイスクプレヤ−

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JPH0792972B2
JPH0792972B2 JP62043671A JP4367187A JPH0792972B2 JP H0792972 B2 JPH0792972 B2 JP H0792972B2 JP 62043671 A JP62043671 A JP 62043671A JP 4367187 A JP4367187 A JP 4367187A JP H0792972 B2 JPH0792972 B2 JP H0792972B2
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disc
lever
plate
holding
magazine
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JP62043671A
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良宏 大塚
治彦 石井
知幸 岩佐
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Sanyo Electric Co Ltd
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、複数枚のディスクを任意に選択して順次演
奏できるように構成した、マルチディスクプレヤーに関
する。
(背景技術) 近年、CD、或はコンパクトディスクと称せられる、外径
が約120mmのディスクに刻み込まれた記録をレーザ光を
用いて再生させる、デジタル式のディスクプレヤーが誕
生し、従来のレコード盤に刻み込まれた記録をレコード
針を用いて再生させる、アナログ式のレコードプレヤー
の市場を席捲しつつある。
上述したディスクは径こそ従来のレコード盤に較べて小
さいが、3分程度の曲ならば20曲程度を収録でき、5〜
6枚のディスクであれば100〜120曲程度の曲を収録でき
るので、各種ジャンルの曲の主だったものを網羅できる
ことから、これら5〜6枚のディスクを1個所に収納さ
せて各ディスクを任意に順時演奏できるように構成した
マルチディスクプレヤーが、とくに一般家庭用のものと
して種々開発されている。
しかるに、この種のマルチディスクプレヤーは、基本的
に複数枚(5〜6)のディスクを上下方向に積層収納さ
せたマガジンと、このマガジンを収納させるマガジン収
納部と、このマガジン収納部に収納されたディスクの任
意のものを取り出すことのできるディスク取出手段と、
このディスク取出手段で取り出したディスクをターンテ
ーブル上へ搬送させる搬送手段と、この搬送手段により
送られて来たディスクを、ターンテーブル上へクランプ
するクランプ手段と、演奏装置とから構成されている。
(技術的課題) このマルチディスクプレヤーにおいては、さらにターン
テーブル上へディスクを垂直搬送させるのに、ターンテ
ーブルそれ自体を上下動させるものと、搬送手段を上下
動させる方式のものとがあるが、この発明は後者に属す
る。マガジン内に収納されたディスクは、とくに演奏順
序が指示されない場合には、上段のものから順次演奏さ
れるものである。そこで、演奏者がマガジン内へ1〜2
枚程度のディスクをとくに下段の方へ収納させて順序を
指令せずに演奏を開始させた場合には、何回かの空動作
をした後に目的とするディスクが演奏されることにな
り、この間の時間的なロスが大きい。そこでこの空動作
のできるだけ早い段階でディスクの有無を検出して、デ
ィスクが搬送されて来ていない場合には、直ちに次の演
奏動作に移れるようにすることが時間的なロスを省くた
めに望まれることになる。
この発明の技術的課題は、マガジン内でのディスクの有
無を演奏空動作の可及的に早い段階で検知することがで
きるように構成した、マルチディスクプレヤーを提供せ
んとするにある。
(技術的手段) 上述した技術的課題を達成するためにこの発明は、複数
のディスクを収納できるマガジンよりディスクの搬送手
段を介して水平搬送されて来たディスクを、一対の保持
ボックスで保持させ、この保持ボックスをリフターで上
下動させて前記ディスクをターンテーブル上へ垂直搬送
させる構造のものにおいて、前記各保持ボックスのその
内部に収納される前記ディスクによって揺動させられる
制御レバーを設け、この制御レバーが前記リフターと係
合した時に前記保持ボックスが前記リフターと共に移動
するように構成すると共に、前記保持ボックスの少なく
とも一方にものに対向させて該保持ボックスの上下動作
によって開閉されるディスク検知スイッチを設けたもの
である。
(実施例) 以下にこの発明の実施例について詳細に説明するが、第
13図を除いてとくに断らない限り図面において左側を前
部或は前方と言い、右側を後部或は後方と言う。第1図
において指示記号1はマルチディスクプレヤー本体を示
し、2はディスク用のマガジンである。このマガジン2
はその一部をマガジン収納部3へ挿入させている。
第2図乃至第7図はマガジン2の内部構造を詳細に示し
たもので、このマガジン2は底板4と、この底板4上に
立設された後板5、側板6、レバー収納ボックス7、ス
リット部材8、及び上板9を直方体状に組み合わせて成
り、後板5とスリット部材8との間には5枚の中央仕切
板10、10・・が差し渡され、内部を6個のディスク収納
室11、11・・・に仕切っている。側板6には上下方向に
複数の溝部12a、12a・・・を設けた帯状のディスク担持
部12、12・・・が設けられている。スリット部材8には
中央部の幅を広くした6個のスリット8a、8a・・・が設
けられており、このスリット8a、8a・・・はディスク収
納室11、11・・・の入口となるものである。各スリット
8a、8a・・・の一側には、第4図にその一部のみしか表
示していないが板バネ8bが取り付けられている。
レバー収納ボックス7には、とくに第3図に示したよう
に側板6に設けたディスク担持部12、12・・・と対向し
た位置に、6個の溝部13a、13a・・・を設けたディスク
担持部13が設けられると共に、上板7a、下板7b、及び仕
切板7c、7d、7e、7f、7gで仕切られたレバー収納室14、
14・・・内には、それぞれに第1スライドレバー15、15
・・・と、第2スライドレバー16A、16Bが交互に重なり
合わさって摺動自在に収納されており、このレバー収納
室14、14・・・の内側には、イジェクトレバー17、17・
・・と保持レバー18(1枚のみ表示)が支軸21、22によ
って回動自在に軸支されている。
次に、ディスク押出手段のうち最上段の一組のものにつ
いてのみさらに詳しく説明する。
第4図乃至第5図に示したように、第1スライドレバー
15はレバー収納室14内において摺動可能に収納されてお
り、平面部に長手方向に配置された3個の長穴15a、15
b、15cと、この長穴15a、15b、15cと直交する方向に設
けられた係合溝15d、第15eと、一側部に設けられた係合
突起15fとを有し、押圧ピン19が長手方向に延びてその
先端部を係合溝15dに臨ませて取り付けられている。
第2スライドレバー16Aは、第5図に示すように、面部
に第1スライドレバー15の長穴15a、15cと係合するピン
16a、16cと、長穴15bと係合する突起16bと、その一側部
に突設された押圧突起16dとから成り、ピン16aと押圧突
起16dとの間に第1スライドレバー15の一部を挟むこと
により、第1図スライドレバー15と重なり合って係合し
た状態で摺動自在であると共に、突起16bと共に長穴15b
内に収納させたスプリング20によって常に一方向へ移動
を附勢されている。
第2スライドレバー16Bは、第6図乃至第7図に示した
ように、押圧突起16dの位置が第2スライドレバー16Aと
違うのみで後は同じである。これは互いに狭い間隔で上
下方向に隣接するため、後述するように指で操作する場
合に互いに隣接する押圧突起が邪魔にならないようにす
るためである。この第2スライドレバー16Bと第1スラ
イドレバー15との重なり合った係合状態は第6図に示し
てあり、第2スライドレバー16Aと16Bは、第1スライド
レバー15に対し交互にペアとなる。
イジェクトレバー17は、とくに第4図に示したように、
支軸21によって一端部を回動自在に軸支されると共に、
支点を越えた端部に設けた係合ピン17aを第1スライド
レバー15の係合溝15eと係合させている。保持レバー18
は同じく第4図に示したように略中央部を支軸22によっ
て回動自在に軸支させられると共に、押圧突起18aと受
圧突起18bを有し、受圧突起18bを第1スライドレバー15
の係合溝15dと係合させている。この受圧突起18bは第1
スライドレバー15に装着させた押圧ピン19によって押さ
れ、保持レバー18全体をその回動位置によりこれを左右
いずれかの方向へ附勢させるようになっている。
中央仕切板10はその一側部の上下に後板5にいたるほど
高くなるテーパーリブ10a、10aを有すると共に、中央部
に切欠部10bを設けて成り、さらに後端部には切欠部10b
に続いて肉薄部10cが設けられている。この切欠部10bと
肉薄部10cは、ディスクDを確実にとらえるためにイジ
ェクトレバー17の先端に設けた、該イジェクトレバー17
の本体よりも厚目に構成した押圧部17bの上下部分を逃
がすためのものである。底板4と上板9にもテーパーリ
ブ4a、4a・9a、9aが設けられており、底板4にはさらに
底面一側にガイド溝4bと係合凹部4cが設けられている。
次に、マガジン2を収納させるマガジン収納部3の構成
について説明すると、第8図乃至第9図に示したよう
に、マガジン収納部3はフレーム23内の前部側に設けら
れており、このマガジン収納部3を構成する合成樹脂製
の底板24には、その一側部上面にマガジン2の底板4に
設けたガイド溝4bと係合するガイド突条25が設けられる
と共に、上面の四角にローラー26、26・・・が取り付け
られ、さらに上面の後端部一側にはマガジン検知スイッ
チ27が設けられている。
次に、マガジンのロック手段Lについて説明する。底板
24にはさらに底面に押圧レバー28と係合部材29が取り付
けられており、押圧レバー28は支軸30によって水平方向
に回動自在に軸支されると共に、スプリング31によって
一方向に回動を附勢され、その押圧片28aを底板24に設
けた第1切欠24aより上面に突出させている。他方、係
合部材29は底板24に対して、垂直方向に回動自在となる
ように取り付けられており、その下側には板バネ32が添
設されて、通常の状態においてこの板バネ32によって押
されて、その係合部29aを底板24に設けた切欠24bより上
方へ突出させている。
次に、ディスク取付手段Tについて説明すると、第8図
乃至第12図に示したように、マガジン収納部3の一側部
には、雄ネジ部33aを設けた回動軸33が上下方向に回動
自在に軸支されており、この回動軸33にはエレベーショ
ン部材34がその雌ネジ部34aを雄ネジ部33aと捻子着させ
ることにより取り付けられている。このエレベーション
部材34にはその前部分に複数のスリット35a、35a・・・
を設けたスリット板35と、上下方向にストッパー部36
a、36bを設けたストッパー板36が設けられており、スリ
ット板35にはフォトインターラプター37が対応設置さ
れ、ストッパー板36に対してはリミットスイッチ38が対
応設置されている。回動軸33の下端部にはプーリー39が
取り付けられており、このプーリー39には、とくに第8
図に示したように、ゴムベルト42が懸架され、このゴム
ベルト42はマガジン収納部3の底板24の下面に取り付け
た駆動モータ40の回転軸40aに取り付けた親プーリー41
に懸架されている。
エレベーション部材34にはさらに、とくに第12図に示さ
れたように、窪所34bとこの窪所34b上部に取り付けた上
板34cとから成るレバー収納部43が設けられている。こ
のレバー収納部43内には上板34cに設けたガイド溝43aに
嵌合させるガイド突起49a、49bを設けたプレート49を取
り付けた断面略のコの字形状のトリガー部材44が長手方
向へ摺動自在に収納されており、このトリガー部材44内
に第1係合レバー45と第2係合レバー46がピン44a、44b
によって回動自在に軸着されている。トリガー部材44は
引張コイルスプリング47によって一方向へ移動附勢力さ
れており、その下端面に取り付けたガイド突起44cをガ
イド溝43bに嵌合させている。第1係合レバー45と第2
係合レバー46はスプリング48によって各々時計方向と反
時計方向へ回動附勢されている。第1係合レバー45、第
2係合レバー46ともに係合突片45aと46a及びガイド突起
45bと46bを有し、このガイド突起45bと46bはレバー収納
部43に設けたジグザグ状のガイド溝43bへ嵌入されてい
る。このうちガイド突起46bは通常の状態において、と
くに第9図に示したように、ガイド溝43bに設けた凹部4
3c内で待機している。
次に、駆動手段について説明すると、とくに第13図乃至
第15図に示したように、フレーム23の両側板23a、23bに
は駆動板50、51が取り付けられており、駆動板50は、と
くに第13図に示したように、側面に設けたガイド長穴50
a、50bをフレーム23の側板23aに取り付けたガイドピン5
2a、52bと係合させることにより、前後に摺動自在であ
る。この駆動板50の上部先端には、係合溝50cが設けら
れ、この係合溝50cは、とくに第14図に示されたよう
に、フレーム23の上板23cにピン53で水平方向に回動自
在に軸着された制御プレート54の一端に設けたピン54a
と係合している。駆動板50のガイド長穴50aの下側に
は、とくに第13図に示したように、ラック部50dが設け
られており、このラック部50dは、とくに第13図に示し
たように、側板23aに軸着させたピニオン55と噛合して
いる。このピニオン55には一体的に大歯車56が設けら
れ、この大歯車56はとくに第13図に示したように側板23
aに軸着された小歯車57と噛合している。この小歯車57
と一体的にプーリー58が設けられており、このプーリー
58とフレーム23の側板23aの内側に設けた親プーリー60
との間には、ゴムベルト61が懸架されている。駆動板50
の上縁部の中央部から後部にかけて、とくに第14図に示
したように、スイッチ制御部62a、62bが設けられ、この
スイッチ制御部62aと62bの間に位置してリミットスイッ
チ63が上板23c上に取り付けられており、このスイッチ
制御部62aに続いて凹穴64が設けられている。駆動板50
の後方内部には、とくに第13図に示したように、昇降ガ
イド溝65、66が設けられると共に、前端部内側には、と
くに第9図に示したように、第1係合レバー45の係合突
片45aと間欠的に係合する係合板67が、板バネ68によっ
て一方向へ附勢されつつ回動可能に取り付けられてい
る。
他方、駆動板51は、とくに第15図に示したように、その
側面に設けたガイド長穴51a、51b、51cをフレーム23の
側板23bに取り付けたガイドピン69a、69b、69cと係合さ
せることにより、前後に摺動自在である。この駆動板51
の上部先端には係合溝51dが設けられ、この係合溝51dは
上述した制御プレート54の他端部に設けたピン54bと係
合している。駆動板51の上部先端の内側には、とくに第
14図に点線で示されたように、押圧突起70が設けられる
と共に、該駆動板51の後方内側には、とくに第15図に示
されたように、昇降ガイド溝71、72が設けられている。
次に、ディスクの搬送手段Hについて説明すると、第14
図乃至第17図に示したように、マガジン収納部3の上板
3aの上側、即ち、この上板3aとフレーム23の上板23cの
間には、第1シャッター板73がスプリング74によって一
方向へ附勢されつつピン75によって回動自在に軸着され
ており、この第1シャッター板73は下方へ垂下させて押
圧片73aと制御プレート54に取り付けた押圧ピン54cに当
接した受圧部73bを有している。収納ボックス3の上板3
aの上側とフレーム23の上板23cとの間には、さらに係合
部76aと受圧ピン76bを有する制御レバー76がピン77によ
って回動自在に軸着されると共に、この制御レバー76と
一部を重合させて第2シャッター板78が摺動可能に取り
付けられており、この第2シャッター板78の突起78aと
制御レバー76の係合部76aとは係合し、受圧ピン76bは駆
動板51に設けた押圧突起70と対置している。さらに、こ
の第2シャッター板78は押圧片78bを有し、スプリング7
4によって一方向へ摺動を附勢されている。
次に、クランプ手段Cについて説明すると、第13図、第
15図、第18図、第20図、及び第25図に示したように、フ
レーム23の両側板23a、23bの後部間には、第20図に示し
たような平面略コの字形状を呈したリフター79が、第13
図と第15図に示したように、両側板23a、23bの上下方向
に設けた一対のガイド長穴80a、80b・81a、81bに、その
両側部より突出させたガイドピン82a、82b・83a、83bを
挿入させて上下動自在に取り付けられており、ガイドピ
ン82a、82b・83a、83bの各先端はガイド長穴80a、80b・
81a、81bを貫通して駆動板50、51に設けた昇降ガイド溝
65、66及び71、72と嵌合している。
リフター79にはクランプ部材79aが水平に取り付けられ
ると共に、リフター79にはその上下部に各々係合片84
a、84b・85a、85bが内側に向けて突設されている。
次にディスク保持手段について説明すると、第18図と第
25図に示したように、フレーム23の両側板23a、23b間に
は、リフター79と重なり合って保持プレート86の両側下
面には、一対の保持ボックス87、88が取り付けられてい
る。この保持ボックス87、88とフレーム23の上板23cと
の間には、引張りコイルスプリング89、89が張設される
ことにより該保持ボックス87、88を常に上方へ牽引させ
ている。
このうち、一方の保持ボックス87の構造は、とくに第22
図と第24図乃至第25図に示したように、内部を仕切板87
b、87b・・・で仕切ることにより6個のディスク保持室
87a、87a・・・が設けられ、このディスク保持室87a、8
7a・・・内には制御レバー92、96・・・がピン93、98に
よって回動自在に収納されている。この制御レバー92は
内側に位置した受圧突起92aと、外側に位置した係合突
起92b、92cを有し、支点を越えた手前側は保持ボックス
87より若干突出して受圧部92dを構成しており、支点を
越えた他端部は板バネ94と当接し、回動角度によってそ
れぞれ時計方向、或は反時計方向へ回動を附勢されその
姿勢を制御される。
もう一方の保持ボックス88の構造も上述した保持ボック
ス87のものとほぼ同じであるが、各保持室88a、88a・・
・の前にディスクガイド溝95、95・・・が設けられてい
る点が相違している。後は制御レバー96の構造、ピン98
及び板バネ97は、保持ボックス87のものと同じである。
次に、ディスクDの帰戻手段Kについて説明すると、リ
フター79の上部内側には、とくに第19図に示したよう
に、リセットレバー90がピン90cによって回転自在に取
り付けられており、このリセットレバー90は支点を越え
た他端部より上方へ突設した受圧ピン90bを有し、リフ
ター79との間に弾設した弦巻バネ91により、回転位置に
より時計方向、或は反時計方向に附勢される構成となっ
ている。
ディスク検知手段Fは、とくに第14図と第25図及び第26
図に示したように、フレーム23の上板23cより垂下させ
た取付板23dに取り付けられたディスク検知スイッチ99
と保持ボックス87とから成り、検知スイッチ99は、保持
ボックス87によって開閉される構成となっている。
次に、作用効果について説明すると、まず、演奏開始前
の状態において、マガジン収納部3へ収納前の空のマガ
ジン2内においては、イジェクトレバー17の押圧部17b
は第21図に示したように、ディスク収納室11の略中央付
近へ移動した位置にあり、第1スライドレバー15と第2
スライドレバー16A及び16B(図示せず)は、後板5の方
向に移動している。保持レバー18はレバー収納室14内に
退避し、押圧ピン19によってその姿勢を保持されてい
る。
次に、マガジン収納部3内においては、押圧レバー28は
第9図に点線で示したようにスプリング31に牽引されて
押圧片28aを前方向へ移動させており、係合部材29は係
合部29aを切欠24bより底板24上に突出させている。エレ
ベーション部材34は第10図に示したように最大限上昇し
た位置にあってストッパー部36bによってリミットスイ
ッチ38の制御片38aを上方へ押して停止しており、第14
図に示したように駆動坂50は後方に位置してリミットス
イッチ63の制御片63aを押圧し、駆動板51は前方に位置
し、各々停止している。この状態で第1シャッター板73
と第2シャッター板78は、第14図と第22図に点線と想像
線で示したように、外側に開いてフレーム23の両側板23
a、23b側に位置しており、リフター79、保持プレート8
6、及び保持ボックス87、88は、第18図に示したよう
に、ともに上方位置にある。さらに、リセットレバー90
は第14図に示したように、押圧片90aをマガジン収納部
3側に位置させている。
そこで、まず演奏すべきディスクDを手に持って、マガ
ジン2のスリット部材8に設けた、例えば最上級のスリ
ット8aより順次挿入させてやると、該ディスクDは演奏
面をスリット8aや中央仕切板10に当てることなく、その
縁部でイジェクトレバー17の押圧部17bを押しつつ挿入
され、その縁部をディスク担持部12、12・・、13に担持
させつつ、ディスク収納室11内に収納される。押された
イジェクトレバー17は第4図に示したように支軸21を支
点に時計方向に回転して後板5のところまで後退する。
同時に係合ピン17aにより第1スライドレバー15が第2
スライドレバー16Aと共にディスクの挿入方向とは反対
方向へ摺動し、同時に保持レバー18を牽引してこれを時
計方向に回転させる。すると保持レバー18は押圧ピン19
によって押され、一定回転角度以上で自動的に回転し、
ディスクDを挿入方向へ押し出す動作を行うので、ディ
スク収納室11内へ収納されたディスクDが自然に向け出
たり落下したりしてしまうことはない。
このようにして、上段の第1段目のディスク収納室11か
ら最下段のディスク収納室11まで順次ディスクを収納さ
せて行き、収納し終わったらマガジン2をディスクDの
挿入側を先にしてマガジン収納部3の入口へ当てがいこ
れを押してやると、該マガジン2の底板4に設けたガイ
ド溝4bがマガジン収納部3の底板24に設けたガイド突状
25と係合し、かつ、底板4で押圧レバー28の押圧片28a
を押してスプリング31の牽引力に抗して反時計方向へ回
転させつつ挿入され、係合凹部4cが係合部材29の係合部
29aと係合することにより、押圧レバー28に押されても
抜け出ることなく第22図に示したように、マガジン収納
部3内に収納保持される。同時にマガジン探知スイッチ
27がONされ、マガジン2の収納が確認される。
次に、演奏順序を説明するが、上述したように第13図を
除いて部材が図中左方向へ移動する場合を前進或は前方
向へ移動すると言う。その逆を後退或は後方向へ移動す
ると言う。まず、操作ボタンがONされ演奏順序が決まる
と、駆動モータ40が回転を始め、回転軸33が回転するこ
とによりエレベーション部材34が下降して、フォトイン
ターラプター37の作用により、第2係合レバー46が目的
のディスクDを収納したディスク収納室11に対応して設
けたレバー収納室14の位置に来たところで停止する。こ
の場合ディスク収納室11の第1段目(最上段)のものが
最初に選択された場合は、エレベーション部材は動かな
い。次いで駆動モータ59が回転を始め、同時に回転を始
めるピニオン55と噛合させたラック部50dを持つ駆動板5
0が前方向へ移動を開始すると、反時計方向に回転する
制御プレート54を介してもう一方の駆動板51は逆に後退
を始める。駆動板50が前方向へ移動を始めると、とくに
第23図に示したように、係合板67が共に前進し、その先
端が第1係合レバー45の係合突片45aと係合して押圧
し、これをスプリング48の弾力に抗して反時計方向へ若
干回転させつつトリガー部材44全体を前方向へ押す。す
ると、トリガー部材44はガイド突起49a、49b、44cをガ
イド溝43a、43bに嵌入させているので、これに案内され
て前方向へ移動開始する。他方、反時計方向へ回転させ
られた第1係合レバー45の押圧部45cで、第2係合レバ
ー46の受圧部46cを押してこれをスプリング48の押圧力
に抗して時計方向へ回転させるので、その係合突片46a
がマガジン2側の第1スライドレバー15の係合突起15f
と係合してこれを押す。すると、この第1スライドレバ
ー15の係合溝15d、15eに受圧突起18bと係合ピン17aと係
合させている保持レバー18とイジェクトレバー17は、そ
れぞれ支軸21、22を支点に反時計方向へ回転し、イジェ
クトレバー17はその押圧部17bでディスクDの縁部を押
して、これをディスク収納室11よりスリット8aを介して
前方へ押し出す。押し出されたディスクDは保持ボック
ス88の最上段のディスクガイド溝95に案内されて各保持
ボックス87、88のディスク保持室87a、88a内に押し込ま
れる。他方、保持レバー18はディスクDの通過を許容す
ると同時に回転角度が変わることにより、押圧ピン19の
弾力によってディスクDを押し出すように急速回転し、
第23図に示したように、押圧突起18aがディスクDの外
周縁部の通過軌道上より退避する。
駆動板50はなおも前進し、係合板67は第23図に示したよ
うに、第1係合レバー45の係合突片45aを介してトリガ
ー部材44を押し、トリガー部材44は第2係合レバー46の
係合突片46aを介して第1スライドレバー15の係合突起1
5fを押すが、この第1スライドレバー15のストッパー部
15gがレバー収納室14の当接部14aに当接することにより
それ以上の進行を阻止されるので、第2係合レバー46を
介してトリガー部材44の進行が阻止される。同時に係合
板67と第1係合レバー45の係合突片45aとの間の係合
は、第1係合レバー45のガイド突起45bがガイド溝43bの
曲折部43dへ嵌入し、反時計方向へ回転することによっ
て外れるので、トリガー部材44は第1・第2係合レバー
45、46と共にスプリング47の索引力により引かれて元位
置に戻る。しかし、第1スライドレバー15はそのままの
位置にとどまり、イジェクトレバー17、及び保持レバー
18も第24図に示したように回転した位置にとどまる。
駆動板50はなおも前進し、スイッチ制御部62dが駆動モ
ータ59のリミットスイッチ63の制御片63aを押してこれ
をOFFさせることによって停止する。この状態を示した
ものが第24図である。
駆動板50の前進は、前述したように同時に制御プレート
54を介しての駆動板51の後退を促し、この動作によって
駆動板51の押圧突起70による押圧を解かれた制御レバー
76は、スプリング74によって内側へ摺動を附勢されてい
る第2シャッター板78の中央位置への摺動を促し、同時
に回動する制御プレート54の押圧ピン54cによる受圧部7
3bへの押圧を解かれた第1シャッター板73もスプリング
74の牽引力により時計方向へ回転して押圧片73aを中央
位置へと移動させる。この第1シャッター板73と第2シ
ャッター板78の中央位置への回動と摺動は、同時に上述
したようにマガジン2より押し出されたディスクDに対
し、押圧片73a、78bによる押し出しを促し、ディスクD
はこの第1シャッター板73と第2シャッター板78の押圧
片73a、78bによってその外周縁部を押され、第24図に示
されたように保持ボックス87、88の最上部に設けたディ
スク保持室87a、88aへ送り込まれる。送り込まれたディ
スクDはその縁部で軽くディスク保持室87a、88aのスト
ッパー部87c、88cに当接して停止する。この一連の動作
時にもディスクDの外周縁部乃至外周非記録部のみが各
部部材と接触し、演奏面が傷つく心配はない。
保持ボックス87、88のディスク保持室87a、88a間にディ
スクDが送り込まれる時、その縁部でディスク保持室87
a、88a内にピン93、98を介して回動自在に軸支された制
御レバー92、96の受圧突起92a、96aを押してこれを第24
図に示したように外側へ開かしめる。この制御レバー9
2、96の回動は板バネ94、97によって回動角度によって
外側へ、或は内側へ回動附勢されることになり、ディス
クDの縁部が外側へ開いた制御レバー92、96の受圧突起
92a、96aに接触することはない。また、外側、或は内側
へ回動した制御レバー92、96は板バネ94、97によって制
御され、自然に開閉動作をすることはない。
制御レバー92、96が外側へ開くと、第24図に示したよう
に係合突起92b、92c・96b、96cが保持ボックス87、88よ
り外側へ突出し、リフター79の係合片84a、84bの下方へ
係合可能に位置することになる。
駆動板50、51の移動は継続しており、昇降ガイド溝65、
66・71、72にガイドピン82a、82b・83a、83bを嵌入させ
ているリフター79は、昇降ガイド溝65、66・71、72に案
内されて下降し、その係合片84a、84bで保持ボックス8
7、88の外側へ突出している制御レバー92、96の係合突
起92b、92c・96b、96cを係止して、これを保持プレート
86ごと引張コイルスプリング89、89の牽引力に抗して下
降させる。
すると、第25図に示したようにディスクDは定位置にあ
るターンテーブル100上へ載置され、さらに若干リフタ
ー79が下降し、ディスクDの縁部をディスク保持室87
a、88a内で若干浮き上がらせ、これをクランプ部材79a
でターンテーブル100へしっかりとクランプさせる。同
時に第24図に示されたように駆動板50に設けたスイッチ
制御片62bが駆動モータ59のリミットスイッチ63の制御
片63aを押してこれをOFFさせるので、駆動板50が停止
し、同時にリフター79も停止する。すると、駆動モータ
101がONされ、ターンテーブル100が回転を始めて選択さ
れた曲を光ピックアップ102が捨い上げ演奏が開始され
る。
演奏が終了すると、ターンテーブル100は停止し、駆動
モータ59が逆方向に回転するようにONされ、駆動板50は
今度は後退し、制御プレート54を介して駆動板51が前進
を開始する。すると、まずリフター79が上昇を始め、ク
ランプ部材79aによるディスクDに対するクランプが解
かれ、次いで保持ボックス87、88は保持プレート86ごと
引張コイルスプリング89、89の牽引力により上昇し、デ
ィスク保持室87a、88a内にディスクDを保持させたまま
で元位置に戻る。リフター79に設けた係合片85a、85bは
この保持ボックス87、88の上昇をより確実にするための
もので、保持ボックス87、88が元位置に戻ると、駆動板
50に設けた凹穴64にピン90cを嵌入させたリセットレバ
ー90が時計方向に回動してその押圧片90aでディスクD
の縁部をマガジン2側へ押す。この時には時計方向へ回
動する制御プレート54を介して第1シャッター板73は外
側へ回動退避し、第2シャッター板78は駆動板51に設け
た押圧突起70と制御レバー76とによって第1シャッター
板73とは反対側の外側へ摺動退避するので、マガジン2
側へリセットレバー90によって搬送されるディスクDの
移動を邪魔することがない。第1シャッター板73と第2
シャッター板78は、外周へ移動した時に、制御レバー9
2、96の受合部92d、96dを押してそれぞれ反時計方向へ
回動させ、制御レバー92、96を第22図に示したように元
位置に戻す。戻された制御レバー92、96は、板バネ94、
97によってその姿勢を静止状態で保つ。
リセットレバー90の押圧片90aによってスリット8aを介
してマガジン2の最初のディスク収納室11内に挿入され
たディスクDは、その縁部でイジェクトレバー17の押圧
部17bを押してこれを時計方向へ回転させる。
イジェクトレバー17が回転すると係合ピン17aを介して
第1スライドレバー15が摺動して元位置に戻ろうとし、
その時に保持レバー18を時計方向に回転させる。この保
持レバー18の回転は挿入されて来るディスクDの移動を
阻止しないようにタイミングが合わされており、一定量
ディスクDが挿入されると、押圧ピン19の作用によりデ
ィスクDを挿入方向へ押圧するように作用し、ディスク
Dの収納後は該ディスクDがマガジン2外へ容易に抜け
出てこないように保持するものである。
リセットレバー90がディスクDをマガジン2内へ戻して
しまうと、駆動板50に設けたスイッチ制御部62aが駆動
モータ59のリミットスイッチ63の制御片63aを押してこ
れをOFFさせるので、ここで1サイクルの動作が終了す
る。そして、装置全体は第14図、或は第22図に示したよ
うに、次のディスクDの演奏待機状態に戻る。
次に、予め演奏順序がセットされている場合には自動的
に、そうでない場合には操作ダイヤルを操作することに
より、演奏すべきディスクDを選択すると、再び上述し
たように駆動モータ40が回転を始めてディスク取付手段
のエレベーション部材34を上下動させ、目的のディスク
Dを収納したディスク収納室11の位置で第1係合レバー
45と第2係合レバー46を停止させる。そして、上述した
動作が繰り返され、次々とディスクDが自動演奏される
ことになる。
このようにしてディスクDの演奏が終了してマガジン2
の取り出しが指令されると、駆動モータ40が回転を始
め、第11図に示したように回動軸33を介してエレベーシ
ョン部材34を降下させる。するとストッパー板36のスト
ッパー部36aが駆動モータ40のリミットスイッチ38の制
御片38aを押してこれを切り換えるので、エレベーショ
ン部材34のそれ以上の下降は阻止され、駆動モータ40は
今度は逆方向に回転し、再びエレベーション部材34を最
上段まで上昇させた後停止させる。
エレベーション部材34が降下した際には、その制御部34
dでロック手段Lの係合部材29の受圧突片29bを下押しし
て、これを板バネ32の弾力に抗して下降させるので、マ
ガジン2を係止している係合部29aがマガジン2の係合
凹部4cより外れ、常にスプリング31によってマガジン2
を取出方向へ押圧している押圧レバー28が押圧片28aで
マガジン2の底板4を押してこれを前方へ突出させるの
で、これを手で持ってマガジン収納部3より取り出すこ
とができるものである。同時にマガジン検知スイッチ27
がOFFされる。
このように取り出したマガジン2内のディスクDを交換
する場合には、とくに第21図に示したようにスリット部
材8側を上にして一方の手でマガジン2を持ち、もう一
方の手指で第2スライドレバー16A、或は16Bの押圧突起
16dを押すと、この第2スライドレバー16A、及び16Bと
係合している第1スライドレバー15が同時に摺動してイ
ジェクトレバー17と保持レバー18を回転させて、丁度自
動の場合に上述した第2係合レバー46がこれを行うよう
にしてディスクDがスリット8aより飛び出るので、これ
を手で持って抜き取り、代わりのディスクDを手で持っ
て今ディスクDを抜き取ったスリット8aより挿入させて
やると、イジェクトレバー17が時計方向に回転退避して
ディスクDを受け入れ、ディスクDが一定量以上挿入さ
れると、保持レバー18がディスクDを押す方向に作用し
てディスクDは確実にマガジン2のディスク収納室11内
へ収納される。この時には保持レバー18が押圧ピン19を
介してディスクDを挿入方向へ押圧しているので、マガ
ジン2を下向きにしてもディスク収納室11よりスリット
8aを介してディスクDが自然落下してしまうことがな
い。
この手動の際には第1図スライドレバー15は、第21図に
示したように、自動の場合よりは移動幅が少ないので、
イジェクトレバー17はマガジン2の中ほどまでしか回転
しない。これは自動の時のように余り多く回転すると、
ディスクDに勢いがつき過ぎてスリット8aより外へ飛び
出してしまうから、これを阻止するためである。自動の
場合には第1スライドレバー15は、第2スライドレバー
16A、16Bのピン16a、16cを嵌入させた長穴15a、15cの分
だけ移動し、スプリング20は第2スライドレバー16A、1
6Bが突起16bを介して常に第1スライドレバー15に対し
て定位置を閉めるように機能するものである。尚、指示
記号16e〜16gの機能については、とくに説明を省略する
が、指示記号15e〜15gについて説明したものと同じ機能
を有する。また、板バネ8bはスリット8aを通過するディ
スクDの縁部を押え、これが勢いよく飛び出さないよう
にするためのものである。
ところで、マガジン収納部3内にセットされたマガジン
2内に収納されたディスクが、とくに順序を指示しない
で演奏の指令を出すと、上段のものから順々に演奏をし
ていくように構成されているので、マガジン2内に1〜
2枚程度のディスクDを収納させてセットした場合にう
っかり通常の演奏指令を出すと、何回もディスクDに対
する取出・搬送・クランプ等の空動作をした後に目的と
したディスクDの演奏がなされる場合を生じ、時間的な
ロスが大きい。
そこでこの発明に係る装置は、上開型のディスク検知ス
イッチ99を、とくに第26図に示したように、保持ボック
ス87の上方に設けたものであり、通常の状態においてデ
ィスク検知スイッチ99の接点片99aを押圧してこれをOFF
させている。したがって、ディスク取出手段や搬送手段
が空動作しても、ディスクDがディスク保持ボックス8
7、88に送り込まれない限りディスクDによって制御レ
バー92、96は揺動させられないので、係合突起92b、92c
・92b、92cが保持ボックス87、88より突出してリフター
79と係合することがない。したがって、リフター79が降
下しても保持ボックス87、88が共に降下することがない
ことから、ディスク検知スイッチ99はONされず、ディス
クDが保持ボックス87、88内にないことを検知すること
ができるものである。
したがって、リフター79の降下動作の途中で直ちに駆動
モータ59を逆方向に回転させ、演奏終了後のリセット状
態に戻すことができるものである。この間ディスクDが
ターンテーブル100上にセットされていないことをもっ
て、ディスクDの有無を検知する従来のものよりは、ロ
ス時間を節約できるものである。
(効果) 以上詳細に説明したようにこの発明によれば、簡単な構
成で、保持ボックス内でのディスクの有無を該保持ボッ
クスの垂直移動の有無によって検知できるので、このデ
ィスクがターンテーブル上へクランプされた時にディス
クの有無を検知する従来のものよりは早くディスクの存
在を検知でき、時間的なロスを節約できるという効果を
奏し得る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図はこの発明に
係るマルチディスクプレヤーの斜視図、第2図はマガジ
ンの一部分解斜視図、第3図は第2図のA−A′線断面
図、第4図はマガジンの平面断面図、第5図は第1スラ
イドレバーと第2スライドレバー16Aを組み合わせた状
態を示す斜視図、第6図は第1スライドレバーと第2ス
ライドレバー16Bを組み合わせ第5図とは反対の方向か
ら見た斜視図、第7図は第2スライドレバー16Bの斜視
図、第8図はマガジン収納部の正面図、第9図はマガジ
ン収納部の平面断面図、第10図はディスク取出手段の側
面図、第11図はディスク取出手段のエレベーション部材
が降下した状態を示す側面図、第12図はディスク取出手
段の分解斜視図、第13図は一方の駆動板を示す側面図、
第14図はマルチディスクプレヤーの内部構造を示す平面
図、第15図はもう一方の駆動板を示す側面図、第16図は
第2シャッター板の取付状態を示す側断面図、第17図は
第1シャッター板の取付状態を示す側断面図、第18図は
ディスクの保持ボックスの部分を示す一部断面正面図、
第19図はリセットレバーの動きを説明するための平面
図、第20図はリフターとクランプ部材を示す平面図、第
21図はマガジンを手動で操作した場合を説明するための
平面断面図、第22図はマルチディスクプレヤーの演奏開
始前の状態を説明するための一部断面平面図、第23図は
マルチディスクプレヤーの動作を説明するための一部断
面平面図、第24図もマルチディスクプレヤーの動作を説
明するための一部断面平面図、第25図はディスクをター
ンテーブル上にクランプした状態を説明するための一部
断面正面図、第26図はディスク検知手段の部分的側面図
である。 D……ディスク H……搬送手段 1……マルチディスクプレヤー 2……マガジン 79……リフター 87……保持ボックス 88……保持ボックス 92……制御レバー 96……制御レバー 99……ディスク検知スイッチ 100……ターンテーブル 101……駆動モータ 102……光ピックアップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 治彦 神奈川県横浜市緑区新治町字旭谷762番地 2 加藤電機株式会社内 (72)発明者 岩佐 知幸 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のディスクを収納できるマガジンより
    ディスクの搬送手段を介して水平搬送されて来たディス
    クを、一対の保持ボックスで保持させ、この保持ボック
    スをリフターで上下動させて前記ディスクをターンテー
    ブル上へ垂直搬送させる構造のものにおいて、前記各保
    持ボックスに前記ディスクによって揺動させられる制御
    レバーを設け、この制御レバーが前記リフターと係合し
    た時に前記保持ボックスが前記リフターと共に移動する
    ように構成すると共に、前記保持ボックスの少なくとも
    一方のものに対向させて該保持ボックスの上下動作によ
    って開閉されるディスク検知スイッチを設けたことを特
    徴とする、マルチディスクプレヤー。
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