JPH0792937B2 - 光磁気記録方法 - Google Patents

光磁気記録方法

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JPH0792937B2
JPH0792937B2 JP4972686A JP4972686A JPH0792937B2 JP H0792937 B2 JPH0792937 B2 JP H0792937B2 JP 4972686 A JP4972686 A JP 4972686A JP 4972686 A JP4972686 A JP 4972686A JP H0792937 B2 JPH0792937 B2 JP H0792937B2
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light beam
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magneto
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龍一 片山
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光磁気記録媒体に磁界を印加すると共に光ビ
ームを集光させ、光ビームの強度を記録すべき情報に基
づいて変調することにより情報を記録する光磁気記録方
法に関する。
〔従来の技術〕
従来の光磁気記録においては、情報の消去,記録は次の
方法で行っている。
(1)記録媒体に面に垂直な上向きまたは下向きの磁界
を印加し、強度が一定の光ビームを照射することによ
り、記録媒体の磁化の向きを一定にする。(消去) (2)記録媒体の消去時と逆向きの磁界を印加し、強度
が記録すべき情報に基づいて変調された光ビームを照射
することにより、記録媒体の磁化の向きをそれに応じて
反転させる。(記録) この方法は消去時と記録時で磁界の向きが逆であるた
め、消去をしながら記録を行う、いわゆる「重ね書き」
ができないという欠点を有する。
これに対し、2個の光ビームを記録媒体上の隣接するト
ラックに照射し、一方で消去をしながら他方で記録を行
うという擬似的な「重ね書き」の方法が提案されている
(特開昭60−93654号参照)。この記録方法を、第3図
(a),(b)により説明する。光ビーム1および光ビ
ーム2は、共通の対物レンズ3により記録媒体4のトラ
ック5およびトラック6上にそれぞれ集光される。トラ
ック5とトラック6の中心間距離は2dである。
第3図(a)においては、記録媒体4に下向きの磁界H
を印加し、光ビーム1で記録、光ビーム2で消去を行っ
ている。このとき、あらかじめ上向きに磁化されていた
トラック5には下向きに磁化されたピット7が形成さ
れ、またトラック6は下向きに一様に磁化される。
一方、第3図(b)においては、記録媒体4に上向きの
磁界Hを印加し、光ビーム2で記録、光ビーム1で消去
を行っている。このとき、あらかじめ下向きに磁化され
ていたトラック6には上向きに磁化されたピット8が形
成され、またトラック5は上向きに一様に磁化される。
第3図(a)と(b)の動作を繰り返すことにより、常
にトラック5とトラック6のどちらか一方に情報が記録
された状態が保たれる。このように2個のトラックを用
いて一種類の情報を記録するようにすれば、消去と記録
を同時に行うことができ、擬似的な「重ね書き」が実現
できる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上述べた方法においては、2個のトラックを用いて一
種類の情報を記録するため、1個のトラックに一種類の
情報を記録する通常の方法(重ね書きはできない)に比
べて記録容量が1/2に減少するという欠点がある。また
トラッキングサーボ,フォーカシングサーボは2個の光
ビームのうちの一方を用いて行うため、記録時,再生
時,消去時でサーボ用検出器の受光光量が異なり、サー
ボを安定に行うためには自動利得制御回路を設ける必要
がある。
本発明の目的は、このような従来の欠点を解消し、再生
時のクロストークを劣化させずに、従来の重ね書き方法
に比べて記憶容量を4/3増大したかつサーボ系の自動利
得制御回路を不用とした光磁気記録方法を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の構成は、同心円状または螺旋状の溝をもつディ
スク状の光磁気記録媒体に磁界を印加すると共に少なく
とも3個の光ビームを集光させ、これら光ビームの一方
の光ビームの強度を記録すべき情報に基づいて変調して
ある位置に情報を記録し、他方の光ビームにより別の位
置の記録情報を消去する光磁気記録方法において、前記
光磁気記録媒体は、隣接する2つの溝の中心間距離が3d
でその溝の幅がほぼdの場合は、前記3個の光ビームの
うち第1の光ビームを溝部の中心に、第2および第3の
光ビームをこの溝間部の中心から溝の走行方向と直交す
る方向にほぼd,2dだけ離れた位置にそれぞれ照射し、前
記溝幅がほぼ2dの場合は前記第1の光ビームを溝間部の
中心に前記第2および第3の光ビームを前記溝間部の中
心から溝の走行方向と直交方向にほぼd,2dだけ離れた位
置にそれぞれ照射し、前記第1の光ビームを用いてサー
ボによるトラッキングおよびフォーカシングを行い、前
記第2および第3の光ビームを用いて情報の記録,消去
を行うことを特徴としている。ここでは、2dを再生時に
クロストークの影響を受けずに再生できるために必要な
隣接する記録領域間の最小距離とする。
〔作用〕
本発明の光磁気記録方法においては、光磁気記録媒体
は、隣接する2つの溝の中心間距離を3dとした場合、半
径方向に見て、第2の光ビームが照射される幅がほぼd
の記録領域と、第3の光ビームが照射される幅がほぼd
の記録領域と、第1の光ビームが照射される幅がほぼd
の中間領域が順に繰り返された構成になっている。そし
て、第2,第3の2個の光ビームのどちらか一方で記録、
他方で消去を行うため、2つの記録領域は常にどちらか
一方は情報が記録された状態、他方は情報が消去された
状態になっている。従って、2つの記録領域と1つの中
間領域を合せた幅が3dの領域に常に一種類の情報が記録
されることになり、幅が2dの領域に一種類の情報を記録
する通常の方法(重ね書きはできない)に比べて記憶容
量が2/3に減少するだけで擬似的な「重ね書き」が実現
できる。また、このとき情報が記録された異なる2個の
記録領域の中心間距離は最小でもほぼ2dであり、通常の
方法より小さくなることはないため、再生時の2個の信
号間のクロストークは通常の方法より大きくなることは
ない。また、本発明の光磁気記録方法においては、第1
の光ビームをトラッキングサーボ,フォーカシングサー
ボとして専用に用いて記録時,再生時,消去時にサーボ
用検出器の受光光量は一定となる為、自動利得制御回路
を設ける必要がない。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図(a),(b)は本発明の二つの実施例を説明す
る記録媒体部分の斜視図である。図において1,2は光ビ
ーム、3は対物レンズ、4は記録媒体、7,8はピット、
9,10は記録領域、11は中間領域、14は光ビームである。
この実施例に用いる記録媒体は、溝部と溝間部の幅がそ
れぞれd,2dであり、溝間部に相当する幅2dの記録領域
と、それに隣接する溝部に相当する幅dの中間領域が交
互に設けられている。光ビーム1および光ビーム2は、
共通の対物レンズ3により記録媒体4の記録領域9およ
び記録領域10上にそれぞれ集光される。記録領域9,記録
領域10は記録媒体4の溝間部に相当している。
第1図(a)においては、記録媒体4に下向きの磁界H
を印加し、光ビーム1で記録、光ビーム2で消去を行な
っている。このとき、あらかじめ上向きに磁化されてい
た記録領域9には下向きに磁化されたピット7が形成さ
れ、また記録領域10は下向きに一様に磁化される。
一方、第1図(b)においては、記録媒体4に上向きの
磁界Hを印加し、光ビーム2で記録、光ビーム1で消去
を行っている。このとき、あらかじめ下向きに磁化され
ていた記録領域10には上向きに磁化されたピット8が形
成され、また記録領域9は上向きに一様に磁化される。
第1図(a)と(b)の動作を繰り返すことにより、常
に記録領域9と記録領域10のどちらか一方に情報が記録
された状態が保たれる。記録領域9と記録領域10を合わ
せた領域の隣りには、中間領域11が設けられている。中
間領域11は記録媒体4の溝部に相当している。この領域
はあらかじめ上向きまたは下向きに一様に磁化されてお
り、トラッキングサーボ,フォーカシングサーボ専用の
光ビーム14の出力は記録時,再生時,消去時によらず一
定であり、サーボ用検出器への入射光量も一定に保たれ
る。本実施例においては、光ビーム14が常に溝部の中心
に照射されるようにトラッキングサーボを行う。
第2図(a),(b)は本発明の別の実施例を説明する
記録媒体部分の斜視図である。この実施例に用いて記録
媒体は、溝部と溝間部の幅がそれぞれ2d,dであり、幅2d
の記録溝部に相当する領域と、それに隣接する溝間部に
相当する幅dの中間領域が交互に設けられている。本実
施例においては、光ビーム14が常に溝間部の中心に照射
されるようにトラッキングサーボを行う。
なお、第1図(a),(b)および第2図(a),
(b)の実施例においては、隣接する2個の光ビームの
中心間距離は共にdであるが、隣接する2個の光ビーム
の中心間距離がdより大きい場合でも、記録媒体の半径
方向に見て中心間距離がdである2個の位置に前記隣接
する2個の光ビームを位置決めすれば、半径方向と直交
する方向には多少ずれていてもかまわない。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように、従来の擬似的な「重ね書き」の
方法においては、幅4dの領域(2個のトラック)に一種
類の情報を記録するため、幅が2dの領域(1個のトラッ
ク)に一種類の情報を記録する従来の方法に比べて記憶
容量が1/2に減少する。これに対し、本発明の方法にお
いては、幅が3dの領域に一種類の情報を記録するため、
従来の方法に比べて記憶容量が2/3に減少するだけです
む。また、本発明の方法においては、情報が記録された
異なる2個の記録領域の中心間距離は最小でもほぼ2dで
あり、従来の方法より小さくなることはないため、再生
時の2個の信号間のクロストークは従来の方法より大き
くなることはない。
また、従来の方法においては、トラッキングサーボ,フ
ォーカシングサーボは2個の光ビームのうちの一方を用
いて行うため、記録時,再生時,消去時でサーボ用検出
器の受光光量が異なり、サーボを安定に行うためには自
動利得制御回路を設ける必要がある。これに対し本発明
の方法ではトラッキングサーボ,フォーカシングサーボ
に専用の光ビームを用いているため、サーボ用検出器の
受光光量が常に一定で自動利得制御回路を設ける必要が
なく、回路の構成が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は本発明の二つの実施例を説明す
る記録媒体部分の斜視図、第2図(a),(b)は本発
明の別の実施例を説明する記録媒体の斜視図、第3図
(a),(b)は従来の擬似的な「重ね書き」の方法の
原理を説明する記録媒体の斜視図である。 1,2……光ビーム、3……対物レンズ、4……記録媒
体、5,6……トラック、7,8……ピット、9,10……記録領
域、11……中間領域、14……光ビーム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同心円状または螺旋状の溝をもつディスク
    状の光磁気記録媒体に磁界を印加すると共に少なくとも
    3個の光ビームを集光させ、これら光ビームの一方の光
    ビームの強度を記録すべき情報に基づいて変調してある
    位置に情報を記録し、他方の光ビームにより別の位置の
    記録情報を消去する光磁気記録方法において、前記光磁
    気記録媒体は、隣接する2つの溝の中心間距離が3dでそ
    の溝の幅がほぼdの場合は、前記3個の光ビームのうち
    第1の光ビームを溝部の中心に、第2および第3の光ビ
    ームをこの溝間部の中心から溝の走行方向と直交する方
    向にほぼd,2dだけ離れた位置にそれぞれ照射し、前記溝
    幅がほぼ2dの場合は前記第1の光ビームを溝間部の中心
    に前記第2および第3の光ビームを前記溝間部の中心か
    ら溝の走行方向と直交方向にほぼd,2dだけ離れた位置に
    それぞれ照射し、前記第1の光ビームを用いてサーボに
    よるトラッキングおよびフォーカシングを行い、前記第
    2および第3の光ビームを用いて情報の記録,消去を行
    うことを特徴とする光磁気記録方法。
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JPS62208444A JPS62208444A (ja) 1987-09-12
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JPH0194558A (ja) * 1987-10-06 1989-04-13 Nikon Corp 光磁気ディスク装置
JPH01286152A (ja) * 1988-05-12 1989-11-17 Nec Corp 光磁気ディスク製造装置

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