JPH079229A - 型材のフランジ自動切削装置 - Google Patents

型材のフランジ自動切削装置

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JPH079229A
JPH079229A JP5178592A JP17859293A JPH079229A JP H079229 A JPH079229 A JP H079229A JP 5178592 A JP5178592 A JP 5178592A JP 17859293 A JP17859293 A JP 17859293A JP H079229 A JPH079229 A JP H079229A
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JP
Japan
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mold material
flange
router
moving
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP5178592A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuro Takeuchi
康郎 竹内
Kazuya Makino
和也 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH079229A publication Critical patent/JPH079229A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長尺の型材のフランジの不要部分を自動的に
削り落とす装置の提供。 【構成】 フランジ自動切削装置20は、ウェブWとフ
ランジFを具えた型材Aを長手方向に送る送りローラ2
1と、型材Aに接触して型材Aの移動距離を計測する計
測ローラ23と、フランジFの幅方向にルータ30を移
動させるルータ移動装置24と、送りローラ21の回転
速度を制御するとともに計測ローラ23によって計測さ
れた型材Aの移動距離に応じてルータ移動装置24を制
御してルータ30を所望の位置に移動させる制御回路と
を有している。型材Aは送りローラ21によって送ら
れ、移動距離は計測ローラ23によって計測される。制
御回路は、型材Aの移動距離に応じてルータ移動装置2
4を制御し、ルータをフランジFの幅方向に移動させ
る。ルータは、移動させられてフランジFを削り落と
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、航空機の一部
分を一体化した構造(モノコック構造)のフレーム又は
縦通材(ストリンガー)等に使用される長尺の型材のフ
ランジの不要部分を自動的に削り落とすための装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、航空機に使用される長尺の型材
は、軽量で強度的に優れていなければならない。このた
め、型材には、幅方向の断面形状がT状の部材が使用さ
れることが多い。この断面T状の型材は、湾曲成形させ
られ且つフランジの部分が削り落とされて、所定の形状
に形成される。この場合、湾曲成形はストレッチ成形に
よって行なわれるため、型材に伸びが生じる。すなわ
ち、湾曲成形してからフランジの切削加工を行なわない
と、切削したフランジの形状が伸びによって狂うことが
ある。
【0003】このため、切削加工は、図7,8に示すよ
うに、先ず、湾曲成形した後の型材AのフランジF上
に、目的の形状よりやや小さめの形状をしたテンプレー
ト10を工具(図示省略)で固定し、その後、テンプレ
ート10にルータ11のガイド13を宛がい、テンプレ
ート10を案内にしてルータ11を移動させ、ルータ1
1の正面フライス12によってフランジFを図8の破線
で示す形状に削り落とす手順によって行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このよう
に、テンプレートを案内にしてフランジを削り落とす
と、テンプレートの製作費が高いこと、テンプレートを
固定するまで時間を要すること等の問題点を有してい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ウェブとフラ
ンジを具えた型材を長手方向に送る送り手段と、前記型
材に接触して前記型材の移動距離を計測する計測ローラ
と、前記フランジの幅方向にルータを移動させるルータ
移動装置と、前記送りローラの回転速度を制御するとと
もに前記計測ローラによって計測された型材の移動距離
に応じて前記ルータ移動装置を制御して前記ルータを所
望の位置に移動させる制御回路とを有する装置により、
前記の課題を解決した。
【0006】
【作用】制御回路には、予め、型材の長さ方向の各位置
におけるフランジの幅方向の寸法が記憶されている。型
材は送り手段によって送られ、移動距離は計測ローラに
よって計測される。制御回路は、型材の移動距離に応じ
てルータ移動装置を制御し、ルータをフランジの幅方向
に移動させる。ルータは、移動させられた分だけ、フラ
ンジを削り落とす。このようにして、型材のフランジ
は、送り手段の送りと、フランジの幅方向へのルータの
移動とによって所望の形状に形成される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図6に基づ
いて説明する。フランジ自動切削装置20は、予め湾曲
成形された断面T字状の型材AのフランジFを削り落と
す装置である。型材AのフランジFとウェブWとによっ
て形成される角度θ(図3参照)は、型材Aの長手方向
の位置によって異なっている。切削装置20は、一対の
送りローラ(送り手段)21,21と、ガイドローラ2
2と、計測ローラ23,23と、ルータ移動装置24
と、切削装置制御回路(制御回路)25(図4参照)等
で構成されている。
【0008】送りローラ21,21(図3参照)は、型
材AのウェブWを挟んで型材Aを摩擦力によって送るロ
ーラである。送りローラ21はサーボモータ(ステッピ
ングモータ)51(図4参照)によって回転する。ガイ
ドローラ22,22(図3参照)は、ウェブWの両側か
ら接触して型材Aの送りを案内するローラである。計測
ローラ23は、型材AのフランジFに圧接されている。
計測ローラ23は、公知のパルスエンコーダ52(図4
参照)に接続されており、回転して型材Aの長手方向へ
の移動距離を計測するローラである。
【0009】ルータ移動装置24(図2参照)は、送り
ローラ21(図1参照)の間に設置され、一対のルータ
30,30を具えている。一対のルータ30,30は、
正面フライス30によってフランジFを幅方向に削り落
とす公知の切削装置である。各ルータ30は、モータ3
1によって回転する一対のねじ軸32,33上を移動す
るようになっている。一対のねじ軸32,33は、ギヤ
ーボックス34に収納された歯車によって連結されてい
る。又、ルータ30自身は、ギヤーボックス34内のモ
ータ35によって回転するようになっている。
【0010】切削装置制御回路25(図4参照)は、フ
ランジFの形状を記憶する記憶回路41と、送りローラ
21の回転数を制御する型材送り回路42と、型材Aの
送り量を算出して型材Aの現在位置を検知する型材位置
検知回路43と、型材位置検知回路43からの型材Aの
現在位置信号P1に基づいて記憶回路41に記憶されて
いるルータ30の位置を呼び出すルータ位置呼び出し回
路44と、ルータ30を移動させるモータ31をルータ
位置呼び出し回路44からの現在位置信号P1によって
制御するルータ位置制御回路45と、ルータ位置呼び出
し回路44からのルータ回転数指定信号P2に基づいて
ルータ30(モータ35)の回転数を制御するルータ回
転数制御回路46とを有している。
【0011】次に動作を説明する。記憶回路41に、予
め、型材Aの長さ方向の各位置におけるフランジFの幅
方向の寸法が記憶される。型材送り回路42によって、
モータ51を制御し、送りローラ21の回転数を制御す
る。送りローラ21は、型材Aを長手方向に送る。型材
Aが送られるに伴って、計測ローラ23は回転する。計
測ローラ23は、フランジFの外面に沿った距離を測定
するため、型材Aの外面の距離を正確に測定することが
できる。
【0012】計測ローラ23の回転数は、パルスエンコ
ーダ52によって型材位置検知回路43に送られる。型
材位置検知回路43は、計測ローラ23の回転数に基づ
いて型材の現在位置を算出し、ルータ位置呼び出し回路
44に型材Aの現在位置信号P1を送る。
【0013】ルータ位置呼び出し回路44は、記憶回路
41から型材Aの現在位置に応じたルータ30の位置を
呼び出す。ルータ位置制御回路45は、ルータ位置呼び
出し回路44からの現在位置信号P3に基づいてルータ
30をフランジFの幅方向に移動させる。一方、ルータ
回転数制御回路46は、ルータ位置呼び出し回路44か
らのルータ回転数指定信号P2に基づいてルータ30の
回転数を制御する。これによって、型材Aは、長手方向
に送られながら、フランジFの幅方向へのルータ30の
移動によりフランジFに加工が施される。
【0014】なお、送りローラ21の替わりに、図5、
図6に示すような送り機構(送り手段)60によって型
材Aを送ってもよい。この送り機構60は、ケーブル押
え61によって型材Aの一端に引っ掛けられたケーブル
62を、フランジFの上面を這わせ、駆動ドラム63に
巻き付けた後に、ガイドプーリ64に巻き付け、再度、
フランジFの上面を這わせてケーブル押え65によって
型材Aの他端に引っ掛けた構成になっている。
【0015】駆動ドラム63は、サーボモータ(又は、
ステッピングモータ)51に接続されている。駆動ドラ
ム63の回転数によって、型材Aの送り量が検出され
る。この送り機構60は、送りローラ21と異なって、
滑る恐れがなく、型材Aを確実に送ることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明のフランジ自動切削装置は次の効
果を奏する。 (1) 型材を長手方向へ移動させながら、ルータを型材の
幅方向へ移動させて、型材を切削するようになっている
ため、従来必要とされたテンプレートが不要になる。 (2) 又、加工精度を向上させることができる。 (3) 制御回路に予めフランジの形状を記憶させておくた
め、全自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフランジ自動切削装置の概略正面図で
ある。
【図2】ルータ移動装置の斜視図である。
【図3】図1の左側面図であり、ルータを省略した図で
ある。
【図4】切削装置制御回路のブロック図である。
【図5】送り機構の正面図である。
【図6】図5の左側面図である。
【図7】従来のフランジ加工方法の説明用の図である。
【図8】従来のフランジ加工に使用されているテンプレ
ートの斜視図である。
【符号の説明】
A 型材 W ウェブ F フランジ 20 フランジ自動切削装置 21 送りローラ(送り手段) 23 計測ローラ 24 ルータ移動装置 25 切削装置制御回路(制御回路) 30 ルータ 60 送り機構(送り手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェブとフランジを具えた型材を長手方
    向に送る送り手段と、前記型材に接触して前記型材の移
    動距離を計測する計測ローラと、前記フランジの幅方向
    にルータを移動させるルータ移動装置と、前記送りロー
    ラの回転速度を制御するとともに前記計測ローラによっ
    て計測された型材の移動距離に応じて前記ルータ移動装
    置を制御して前記ルータを所望の位置に移動させる制御
    回路とを有することを特徴とする、型材のフランジ自動
    切削装置。
JP5178592A 1993-06-28 1993-06-28 型材のフランジ自動切削装置 Pending JPH079229A (ja)

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JP5178592A JPH079229A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 型材のフランジ自動切削装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000202714A (ja) * 1999-01-13 2000-07-25 Micro Contacts Inc 搬送装置及び搬送方法
US20190151962A1 (en) * 2017-11-17 2019-05-23 Lamons Gasket Company Kammprofile milling machine

Cited By (3)

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JP2000202714A (ja) * 1999-01-13 2000-07-25 Micro Contacts Inc 搬送装置及び搬送方法
US20190151962A1 (en) * 2017-11-17 2019-05-23 Lamons Gasket Company Kammprofile milling machine
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