JPH0791626B2 - 炭化タングステン―コバルト溶射層被覆物品 - Google Patents

炭化タングステン―コバルト溶射層被覆物品

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JPH0791626B2
JPH0791626B2 JP1048673A JP4867389A JPH0791626B2 JP H0791626 B2 JPH0791626 B2 JP H0791626B2 JP 1048673 A JP1048673 A JP 1048673A JP 4867389 A JP4867389 A JP 4867389A JP H0791626 B2 JPH0791626 B2 JP H0791626B2
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tungsten carbide
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inch
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マリアン・オコナー・プライス
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、様々の基材を改善された炭化タングステンと
コバルトとから成る炭化タングステン−コバルト(一般
に超硬合金と呼ばれる)溶射コーティングで被覆して成
る被覆物品に関係する。本発明被覆物品は、市販の炭化
タングステン−コバルトコーティングで被覆された類似
の物品を上回る改善された疲労特性を示す。
(従来の技術) 様々の組成のコーティングを生成するのに産業界では爆
発銃(detonating gun;D−銃と呼ばれる)を使用する爆
発法による火炎プレーティング(火炎溶射)が四半世紀
以上にわたって使用されてきた。基本的に、爆発銃は約
1インチの小さな内径を有する流体冷却バレルから成
る。一般に、酸素及びアセチレン混合物が粉末状とした
コーティング材料と共に銃内に給送される。酸素−アセ
チレン燃料ガス混合物が着火されて爆発物を発生し、こ
れが銃バレルに沿って伝旙し、それに際してコーティン
グ材料が加熱されそして銃外へ被覆されるべき物品上へ
と推進される。米国特許第2,714,563号は火炎溶射被覆
のために爆発波を使用する方法及び装置を開示してい
る。
一般に爆発銃内において燃料ガス混合物が着火されると
き、爆発波が発生し、それに際して粉末状のコーティン
グ材料が約2400ft/秒間で加速されそしてその融点を超
える温度にまで加熱される。コーティング材料が爆発銃
のバレルから噴射された後、窒素の脈動流れがバレルを
掃気する。このサイクルが一般に、1秒間に4〜8回繰
り返される。爆発コーティングの制御は、主に酸素対ア
セチレンの爆発混合物を変えることにより得られる。
炭化タングステン−コバルト基コーティングを製造する
ような幾つかの用途において、酸素−アセチレン燃料混
合物を窒素やアルゴンのような不活性ガス希釈すること
により改善されたコーティングが得られることが見出さ
れていた。気体希釈剤は、それが爆発反応に関与しない
から火炎温度を減少する或いは減少する傾向があること
が見出された。米国特許2,972,550号は、爆発被覆プロ
セスが一層多くの種類数のコーティング組成物を使用し
て為しうるようにまた得られるコーティングを基礎とし
た新規なまた一層広く有用な用途が開拓されるように、
酸素−アセチレン燃料混合物を希釈するプロセスを開示
した。
一般に、アセチレンは、それが他の種の飽和或いは非飽
和炭化水素気体から得られるよりも大きな温度及び圧力
を発生するから、可燃性気体として使用されてきた。し
かし、幾つかのコーティング用途に対しては、約1:1原
子比の酸素対炭素の酸素−アセチレン混合物の燃焼温度
は所望よりはるかに高い燃焼生成物をもたらす。上述し
たように、酸素−アセチレン燃料気体の燃焼の高温度を
補償するための一般的傾向は、燃料気体混合物を窒素や
アルゴンのような不活性ガスで希釈することである。こ
の希釈は燃焼温度を低減するけれども、それはまた燃焼
反応のピーク圧力の減少を随伴する結果を招く。このピ
ーク圧力の減少はバレルから基材上に推進されるコーテ
ィング材料の速度の減少をもたらす。酸素−アセチレン
燃料混合物に対する希釈用不活性気体の増大に伴って、
燃焼反応のピーク圧力は燃焼温度の場合よりも一層急速
に減少することが見出された。
1987年10月21日付けで出願された米国特許出願番号第11
0,841号において、爆発手段を使用する火炎プレーティ
ング用の装置と共に使用するための新規な燃料−酸化体
混合物が開示されている。詳しくは、これは、爆発銃用
途において使用のための燃料−酸化体混合物が (a)酸化体及び (b)飽和及び非飽和炭化水素の郡から選択される少な
くとも2種の可燃性気体の燃料混合物 を含むべきことを開示する。
この発明はまた、爆発銃を使用しての火炎プレーティン
グ方法の改善にも関係し、これは、所望される燃料及び
酸化体気体を爆発銃中に導入して爆発性混合物を形成す
る段階と、粉状化コーティング材料を銃内の爆発性混合
物中に導入する段階と、燃料−酸化体混合物を爆発せし
めてコーティング材料を被覆されるべき物品上に衝突せ
しめる段階とを包含し、その改善点は飽和及び非飽和炭
化水素の郡から選択される少なくとも2種の可燃性気体
の燃料混合物及び酸化体から成る爆発性燃料−酸化体混
合物を使用することからなる。爆発銃は、粉状化コーテ
ィング材料がバレルに導入されている間に、爆発性燃料
−酸化体混合物が混合及び着火室に導入されうるよう混
合室とバレル部分とから構成しうる。燃料−酸化体混合
物の着火は爆発波を発生し、これが銃バレルに沿って伝
旙し、それに際してコーティング材料が加熱されそして
銃から外へ被覆されるべき物品上へと推進される。開示
される酸化体は、酸素、亜酸化窒素及びその混合物並び
に類似物から選択される。他方燃焼性燃料混合物は、ア
セチレン(C2H2)、プロピレン(C3H6)、メタン(C
H2)、エチレン(C2H4)、メチルアセチレン(C3H4)、
プロパン(C3H8)、エタン(C2H6)、ブタジエン(C
4H6)、ブチレン(C4H8)、ブタン(C4H10)、シクロプ
ロパン(C3H6)、プロパジエン(C3H4)、シクロプタン
(C4H8)及びエチレンオキシド(C2H4O)から成る群か
ら選択される少なくとも2種の気体である。挙げられる
好ましい燃料混合物はアセチレン気体とプロピレンのよ
うな少なくとも一種の他の燃焼性気体である。
プラズマ溶射被覆トーチもまた適当な基材上に様々の組
成のコーティングを生成するためのまた別の手段であ
る。爆発銃プロセスと同じく、プラズマ被覆技術は、コ
ーティング粉末をその融点近く或いはそれを超えて加熱
しそしてプラズマ気体流れにより加速して被覆されるべ
き基材に衝突せしめる照準線プロセスである。衝突に際
して、加速粉末は薄いレンズ状粒子或いはスプラットが
重なり合って成る多数の層から成るコーティングを形成
する。この方法もまた炭化タングステン−コバルト基コ
ーティングを生成するのに適当である。
(発明が解決しようとする課題) 上記溶射方法から良好な炭化タングステン−コバルト基
コーティングが得られたが、それらが周期的な負荷の下
に置かれるときどのような挙動を示すかは今まで明らか
でなかった。これら溶射被覆物品は周期的な負荷の下に
置かれるとき疲労と呼ばれる現象に由り破断する可能性
があることが見出された。疲労は、材料がその引張強さ
より小さな最大値を有する圧力において周期的負荷を受
けるとき、材料中で起こる漸次的な破壊現象である。疲
労は一般に充分な数の周期的負荷の後破断或いは破壊を
招く。疲労は材料を予測されるより早期に及び/或いは
予測より低い負荷で破壊せしめるから、その結果として
材料は同一負荷の材料の有用寿命を短縮するか或いは同
一寿命に対する許容負荷を低減せしめる。
本発明の課題は、良好な疲労特性を有する炭化タングス
テン−コバルト基コーティング溶射被覆物品を開発する
ことである。
(課題を解決するための手段) 本発明者は、炭化タングステン−コバルト基コーティン
グ被覆物品の疲労特性を改善するには、コーティングの
破断歪及びビッカース硬さのコントロールが重要である
ことを見出した。ピーニング処理も有用であることが判
明した。即ち、こうした課題に向け、本発明者は、炭化
タングステン−コバルト基コーティング被覆物品の疲労
特性を改善するに必要なコーティングの破断歪及びビッ
カース硬さを確立するべく試験を重ねた結果、その確立
に成功した。4.3×10-3インチ/インチを超える破断歪
及び875HV0.3を超えるビッカース硬さが必要であること
がここに初めて判明した。
斯くして、本発明は、基材を4.3×10-3インチ/インチ
を超える破断歪及び875HV0.3を超えるビッカース硬さを
有する炭化タングステンとコバルトとから成る炭化タン
グステン−コバルト溶射層で被覆して成る被覆物品を提
供するものである。
(作用) 上記の通り、本発明は、4.3×10-3インチ/インチを超
える破断歪及び約875HV0.3を超えるビッカース硬さを有
する炭化タングステン−コバルト溶射層で被覆した基材
から成る被覆物品に関係する。溶射条件を管理すること
により、後の実施例に示すように、溶射層が4.3×10-3
インチ/インチを超える破断歪及び875HV0.3を超えるビ
ッカース硬さという2つの条件を兼備して始めて溶射層
の疲労特性が改善される。好ましくは、破断歪は、約4.
5×10-3インチ〜10×10-3インチ/インチとされそして
約900HV0.3を超えるビッカース硬さを有するものとされ
る。最も好ましくは、破断歪は5.3×10-3インチ/イン
チを超えそしてビッカース硬さは約1000HV0.3を超える
ものとされる。
炭化タングステン−コバルト基層は約7〜20重量%のコ
バルト、約0.5〜5重量%の炭素及び約75〜92.5重量%
のタングステンを含むべきである。結合材料としてのコ
バルトが7重量%未満では炭化タングステン粒子が充分
に結合されず、また靱性が低下する。他方コバルトが20
重量%を超えると炭化タングステンの持つ硬度、強度そ
の他の好ましい特性が低減する。炭素及びタングステン
量は炭化タングステンとしての所要量から決定された。
好ましくは、コバルトは約8〜18重量%の範囲とすべき
であり、炭素は約2〜4重量%範囲とすべきでありそし
てタングステンは約78〜90重量%範囲とすべきである。
最も好ましいコーティングは、コバルトが約9〜15重量
%範囲であり、炭素が約2.5〜4.0重量%範囲でありそし
てタングステンが約81〜88.5重量%範囲である。
炭化タングステン−コバルトコーティングの厚さは好ま
しくは、0.0005〜0.1インチである。薄過ぎると、被覆
効果がなく、他方0.1インチを超えるとコーティングの
剥離が生じやすくなる。
本発明の炭化タングステン−コバルトコーティングは、
チタン、鋼、アルミニウム、ニッケル、コバルト及びそ
の合金等のような材料から成る基材を被覆するのに理想
的に適合する。
本発明に対する炭化タングステン−コバルトコーティン
グ材料は、最小限量から6重量%に至るクロム、好まし
くは約3〜5重量%、最も好ましくは約4重量%のクロ
ムを含み得る。クロムの添加はコーティングの腐食特性
を改善することである。
被覆層を得るのに使用のためのコーティング材料粉末
は、好ましくは、鋳造及び粉砕プロセスにより調製され
る。このプロセスにおいて、粉末各成分が溶融されそし
てシェル形インゴットに鋳造される。続いて、このイン
ゴットは所望の粒寸分布を得るように粉砕される。
生成する粉末粒子は、様々の寸法の角ばった炭化物を含
有している。様々の量の金属質相が各粒子中に結合して
いる。この形態特性のため、個々の粒子が一様でない溶
融特性を持つことになる。事実、或るコーティング条件
下では、大きな角張った炭化物を幾つか含む粒子の或る
ものは完全には溶融しないこともある。
好ましい粉末は、W2C、Co3W3Cのような混合炭化物及びC
o相から成るマトリックス中に分布される、一般に1〜2
5ミクロン寸法範囲の、約2〜20%の角張ったWC粒子か
ら成る研磨した金属組織的外観を有するコーティングを
生成する。
基材は、基材中に残留圧縮応力を付与あるいは生成する
ようにピーニング処理されうる。これは物品が破断する
までに一層大きな周期的引張負荷を受けることが出来る
から、物品の疲労特性を有効に改善する。これは、物品
への初期の周期的引張負荷が基材中の残留圧縮応力を零
にまで減じた後、基材中に僅かの引張応力を付与すると
の事実による。
試験方法及び用語の定義 例におけるコーティングの破断歪は、4点曲げ試験を使
用して測定された。詳しくは、40〜45HRCまで硬化され
た4140鋼製の短形断面ビームを試験すべき材料で被覆し
た。代表的な基材寸法は0.50インチ巾、0.25インチ厚さ
及び10インチ長さを有する。コーティング面積は0.50イ
ンチ×6インチでありそして基材の10インチ長さに沿っ
て中央部に形成された。コーティング厚さは代表的に0.
015インチであるが、但し試験の適用可能範囲は0.0.10
〜0.020インチ範囲のコーティング厚さならそれにより
影響されない。音響トランスジューサが、ダウコアニン
グ社の高真空グリースのようなカップリング剤即ち結合
剤及びマスキングテープを使用してサンプルに付設され
た。音響トランスジューサは圧電式であり、90〜640kHz
の周波数応答帯域巾を有する。トランスジューサは40dB
の一定利得を有する予備増幅器に接続され、そして後者
は30dBに利得を設定した増幅器に信号を通す。従って、
系全体の利得は70dBである。増幅器はカウンターに接続
され、カウンターは信号が1mVの閾値を超える時間数を
計数しそして総カウント数に比例する電圧を出力する。
加えて、各場合でのピーク振幅に比例する信号もまた記
録される。
被覆ビームは曲げ試験用治具内に置かれる。曲げ試験用
治具は4点曲げにおいてビームに負荷を適用するように
設計されている。外側負荷点はビームの一方側において
8インチ離され、他方中間負荷点は基材の反対側で2−
3/4インチ離間される。この試験寸法条件は被覆ビーム
の中間2−3/4インチを一様な応力状態に置く。2組の
負荷点を相対変位するのにユニバーサル試験機が使用さ
れ、中央において試験サンプルの曲げをもたらす。サン
プルはコーティングが凸状となる即ち引張状態に置かれ
るよう曲げられる。曲げ中、サンプルの変形がユニバー
サル試験機に付設したロードセルか或いはサンプルに付
設した歪ゲージいずれかにより検知される。負荷が測定
されるなら、コーティングにおける歪を計算するのに工
学上の梁(ビーム)理論が使用される。曲げ中、音響計
数及びピーク振幅もまた記録される。データは3ペン−
チャートレコーダ及びコンピューターで同時に回収され
る。コーティングに割れ、即ちクラックが発生すると
き、それは音の放出を伴う。厚さを通しての割れ発生と
関連しての音響放出の信号は1事象当たり約104計数と
トランスジューサにおいて1mVに対して100dBのピーク振
幅を含んでいる。割れ発生時に存在する歪がコーティン
グの破断歪(strain−to−fracture)として記録され
る。
例におけるコーティングの残留応力は盲穴試験(blind
hole test)を使用して測定された。特定の手順はASTM
基準E−387の修正版に従うものでである。詳しくは、
歪ゲージロゼットが試験されるべきサンプル上に装着さ
れる。使用ロセットはテキサス・メジャメンツ社から販
売されているゲージ#FRS−2であった。この装置は互
いに0、90及び225度において配向されそして箔裏当て
上に取り付けられた3つのゲージから構成される。ゲー
ジの中心線直径は5.12mm(0.202インチ)であり、ゲー
ジ長さは1.5mm(0.059インチ)でありそしてゲージ巾は
1.4mm(0.055インチ)である。ロセットをサンプルに付
着するための方法はメジャメントグループ社から出版さ
れる社報B−127−9に推奨される方法に従った。穿孔
時における孔の位置決めを助成するために歪ゲージ上に
金属マスクが接着される。このマスクは0.382インチの
外径と、0.160インチの内径と、0.0485インチの厚さを
有する環状形態である。このマスクは6Xにおける顕微鏡
を使用して歪ゲージと同心であるように配置される。心
合されるとき、接着剤滴が縁辺に被着され、乾燥せしめ
られそしてマスクをしかるべく固定する。3つのゲージ
は歪のユニットを為しての読みを与える3つの同等の信
号コンディショナーにつながれる。試験開始前に、3つ
のユニットすべては零の読みを与えるよう調整される。
試験設備は垂直及び水平一方向に移動出来る板上に取付
けられる回転式グリットブラストノズルを含んでいる。
グリットブラストノズルはエス.エス.ホワイト社製で
あり、0.026インチの内径と0.076インチの外径とを有し
ている。ノズルは、その回転中心から偏心しているの
で、その結果として0.096インチ直径の穿孔が生じる。
ドリル穿孔されるべきサンプルはキャビネット内に置か
れそして歪ゲージが回転ノズルに心合される。部品の位
置決めは、研磨媒体或いは空気の流れの無い状態でノズ
ルを回転しそしてノズル回転がマスクと同心となるよう
にサンプルの位置を手動的に調整することにより達成さ
れる。ノズルと部品との離間距離は0.020インチに設定
される。板の位置は止めにより印される。孔を穿孔する
のに使用された研磨材は60PSIにおける空気に搬送され
る27ミクロンアルミナである。侵食剤或いは研磨材は25
g/分の割合で使用した。研磨材は、従来形式の粉末分与
器により分配される。孔は30秒間穿孔され、この時点で
研磨材及び空気の流れが停止される。ノズルが部品から
離間して移動される。歪ゲージの上端の位置と孔の底位
置が携帯用収束顕微鏡を使用して測定されそしてその差
が記録される。深さは(この差−歪ゲージの厚さ)であ
る。孔の周囲で開放された歪が心合コンディショナーに
より支持されそしてこれら値もまた記録される。サンプ
ルはデータの記録中動かされないので、ノズルがその最
初の出発位置に戻して持ちきたされそして試験が継続し
て繰り返される。
試験は孔深さがコーティングの厚さを超えるまで繰り返
され、超えた時点で試験は終了される。与えられた孔深
さにおいて深さの増分毎の層において解放された歪が、
既知の応力状態に負荷された軟鋼の較正サンプルからの
データを使用して経験的にその層の応力に関係付けられ
る。
コーティングの破断歪と残留応力との関係は次の通りで
ある。材料が或る組合された負荷条件組みの下にあると
き、負荷条件の各々からの応力及び歪が計算され、そし
て全応力及び歪む分布図が各負荷から生ずる応力を重ね
合わせることにより決定され得る。この事実をコーティ
ングに適用して、破断が起こった時点での実際の応力状
態を測定するには、コーティング中の残留応力が4天曲
げ試験中に適用された応力に負荷されねばならない。4
点曲げ試験はコーティングが引張状態に置かれるように
して実施される。斯くして、応力及び歪が定数により関
連付けられるとの事実を使用して、破断時のコーティン
グ中の全応力が実際上次式により与えられる。
σ=Eε+σ (式1) ここで、σ=全応力 E=コーティング弾性モジュラス ε=4点曲げ試験からの破断時歪 σ=盲孔試験から測定されたコーティング残留応力
(慣例により圧縮応力は負の値である) 一般に、コーティングは一定の応力値において割れを発
生し、その応力が残留応力、適用応力或いは両者の組合
せの結果として生じたかどうかは関係しない。与えられ
た圧縮残留応力を有するコーティングはそれが引張状態
に置かれる前に等量の適用引張応力を受けねばならな
い。残留応力の関数として破断時歪を表わすよう式1を
書き直すと、コーティングにおける圧縮応力の増大はコ
ーティングの破断時歪を増大をもたらすことは明らかで
ある。
斯くして、コーティング破断前に適用され得る応力或い
は歪は、コーティング中に存在する残留応力或いは歪の
量に影響を受ける。
残留応力を測定するための盲孔試験の追加情報は、ASM
インターナショナルにより出版された「設計、プロセス
及び材料選定」と題する出版物に見出される。
例において、炭化タングステン−コバルト基被覆チタン
の基材の疲労寿命が測定された。円断面の試験バーをTi
−6A1−4Vから作成した。バーは、約3.5インチ長さであ
りそして両端において約0.8インチにわたりねじ切りさ
れていた。ねじ部は約0.63インチの直径を有した。各ゲ
ージ部分は0.250インチ直径×0.75インチ長さであっ
た。1インチ曲率の遷移区画でこってゲージ部分の両端
を各ねじ部と繋いだ。各バーのゲージ部分全体をそこに
隣り合う遷移区画の一部と共に炭化タングステン基コー
ティングで被覆した。
疲労試験は、0.1の最小応力対最大応力比でもって軸線
方向に周期的な引張応力を適用することにより室温で実
施した。この試験においては、個々のバーにバーが破断
するか或いは107サイクルが完了するまで周期的な引張
応力を賦課した。幾つかのデータ組が得られるまで異な
ったバーに異なった応力値を負荷した。高い応力水準を
使用した幾つかのバーは107サイクル前に破断しそして
低い応力水準を使用した他のバーは107サイクル前に破
断しなかった。データ点を通る線を引くことにより破断
に至るサイクル数対応力のグラフを作成した。107サイ
クルにおける線上の点を「ランアウト応力」として定義
し、これは試験バーが耐えることの出来そして107サイ
クルにおいてまだ尚耐えることの出来る最大応力を示
す。
例 本発明を例示する目的で以下に幾つかの例を示す。これ
らの例において、コーティングは次の表1に示す粉末組
成物を使用して形成した。粉末A及びBは鋳造及び粉砕
により調製した。メッシュ寸法は米国標準篩メッシュ寸
法である。
例1 表2に示される組成の気体燃料−酸化体混合物を各々爆
発銃に導入して、表2に示されるような酸素対炭素原子
比を有する爆発性混合物を形成した。サンプルコーティ
ングAもまた爆発銃に給入した。各気体燃料−酸化体混
合物の流量は13.5ft3/分(cfm)でありそして各コーテ
ィング粉末の供給量は53.3g/分(gpm)であった。各コ
ーティングサンプルに対する気体燃料−混合物(容積
%)及び酸素対炭素原子比もまた表2に示される。コー
ティングサンプル粉末は気体燃料−酸化体混合物と同時
に爆発銃中に送給された。爆発銃は毎秒約8回の割合で
点火されそして爆発銃内のコーティング粉末を鋼基材上
に衝突せしめ、ミクロ的に見て互いに絡み合いそして重
なり合った葉片から成る高密度の密着したコーティング
を形成した。
被覆層のコバルト及び炭素の重量%をコーティングの硬
さと共に測定した。表2のコーティング例のほとんどの
硬さはロックウエルみかけ硬さ試験機を使用して測定し
そしてロックウエル硬さ番号をビッカース硬さ番号に換
算した。使用したロックウエルみかけ硬さ測定法はASTM
標準方E−18に従った。硬さは、硬化された鋼基材上に
付着されたコーティング自体の滑らかなそして平坦な表
面において測定した。次の式を使用してロックウエル硬
さ番号をビッカース硬さ番号に換算した: HV0.3=−1774+37.433HR45N ここで、HV0.3は、0.3kgf荷重で得られたビッカース硬
さを表わしそしてHR45Nはダイヤモンド押込み体及び45k
gf荷重を使用してNスケールで得られたロックウエルみ
かけ硬さを表わす。
破断歪値及び残留応力値は前述したようにして得た。得
られたデータを表2に示す。このデータから示されるよ
うに、すべてのコーティングは、4.3×10-3インチ/イ
ンチを超える破断歪と875HV0.3を超えるビッカース硬さ
で表わされる本発明の特性を与えた。炭化タングステン
−コバルトコーティングのすべては、爆発銃プロセスに
おいて酸化体及び少なくとも2種の燃焼性気体を使用し
て得られた。
例2 表3に示される組成の気体燃料−酸化体混合物を各々表
3に示されるような流量、粉末供給量及び酸素対炭素原
子比において爆発銃に導入した。コーティング粉末はサ
ンプルAであった。例1と同様に、ビッカース硬さ、破
断歪値及び残留応力値を測定し、得られたデータを表3
に示した。表3における番号15及び7〜16のコーティン
グの硬さはビッカース硬さ試験機において直接測定し
た。使用したビッカース硬さ測定法はAST標準法E−384
に従った。但し、方形くぼみの両方の対角線を測定しそ
してそれらを平均せずに、方形くぼみの一方の対角線の
みを測定した。0.3kgfの荷重を使用した(HV0.3)。
この例における爆発銃プロセスは希釈気体として窒素を
使用した。45容積%以下の窒素量を使用して11〜13.5ft
3/分の従来流量及び53.3g/分の粉末供給量における従来
態様の爆発プロセスの使用は、4.3×10-3インチ/イン
チを超える破断歪を有する炭化タングステン−コバルト
コーティングを生成しなかった。しかしながら、窒素が
45容積%を超えてまで増大され及び/或いは粉末供給量
が充分低められるとき、所要の4.3×10-3インチ/イン
チを超える破断歪を有する炭化タングステン−コバルト
コーティングが得られた。これは予想外のことであっ
た。何故なら、45容積%を超える窒素及び/或いは充分
低い粉末供給量は工業的実施において従来使用されたこ
とがなかったからである。
例3 表4に示される組成の気体燃料−酸化体混合物を各々1
3.5ft3/分の流量で爆発銃に導入して、表4にやはり示
される酸素対炭素原子比を有する爆発性混合物を形成し
た。コーティング粉末はサンプルAであった。燃料−酸
化体混合物及び粉末供給量もまた表4に示す。例1と同
様に、ビッカース硬さ、破断歪値及び残留応力値を測定
し、得られたデータを表4に示した。データからわかる
ように、すべての気体混合物が定義された4.3×10-3
ンチ/インチを超える破断歪と875HV0.3を超えるビッカ
ース硬さを有する炭化タングステン−コバルトコーティ
ングを生成するわけではない。例えば、CH4或いはC4H10
を含有する気体混合物は本発明の炭化タングステン−コ
バルトコーティングを生成しなかった。
例4 表5に示される組成の気体燃料−酸化体混合物を各々爆
発銃に導入して、表5にやはり示される酸素対炭素原子
比を有する爆発性混合物を形成した。コーティング粉末
はサンプルBであった。燃料−酸化体混合物もまた表4
に示す。気体流量は13.5ft3/分としたが、但しサンプル
コーティング17、18及び19は11.0ft3/分とした。粉末供
給量は46.7g/分であった。例1及び2と同様に、ビッカ
ース硬さ、破断歪値及び残留応力値を測定し、得られた
データを表5に示した。データから、粉末組成物Bを使
用して酸化体及び少なくとも2種の燃焼性気体の燃料混
合物を使用する爆発銃プロセスによって4.3×10-3イン
チ/インチを超える破断歪と875HV0.3を超えるビッカー
ス硬さを有する炭化タングステン−コバルトコーティン
グを生成出来ることがわかる。
例5 表6に示される組成の気体燃料−酸化体混合物を各々爆
発銃に導入して、表6にやはり示される酸素対炭素原子
比を有する爆発性混合物を形成した。コーティング粉末
はサンプルコーティング1〜4に対してはサンプルAで
あり、他方サンプルコーティング5に対してはサンプル
Bであった。燃料−酸化体混合物及び粉末供給量もまた
表6に示す。例1と同様に、ビッカース硬さ、破断歪値
及び残留応力値を測定し、得られたデータを表6に示し
た。加えて、107サイクルにおけるランアウト応力もま
た、Ti−6A1−4Vの3.5インチ長さの円柱バーをサンプル
粉末で被覆し、前述した方法に従い測定した。
第2組の円柱バーにおいて、被覆前のバーをショットピ
ーニングについてのSAEマニュアル、AMS2430及びMIL
S−13165に慨述されるような3Aのアルメンインテンシ
ティ(Almen intensity)までピーニング処理した。ピ
ーニングした被覆バーにその後、同じ型式の周期的引張
応力試験を施した。ピーニングされない被覆バーとピー
ニングした被覆バーとに対応する107サイクルにおける
ランアウト応力に対するデータを表6に示す。
表6のデータは、少数の例においてのみ定義された4.3
×10-3インチ/インチを超える破断歪と875HV0.3を超え
るビッカース硬さを有する炭化タングステン−コバルト
コーティングを生成しうることを示す。加えて、被覆前
のバーのピーニングはピーニングしていない被覆バーを
上回る、一層高い107サイクルにおけるランアウト応力
をもたらす。データから明らかなように、破断歪が増大
するにつれ、ランアウト応力も増大しそしてサンプルコ
ーティング4は未被覆バー、ピーニングしたバー及びし
ないバーそれぞれに匹敵するランアウト応力を示してい
る。
フロントページの続き (72)発明者 マリアン・オコナー・プライス アメリカ合衆国インディアナ州インディア ナポリス、ノース・ケンウッド・アベニュ ー5355 (72)発明者 ジーン・マリー・クウェッツ アメリカ合衆国インディアナ州インディア ナポリス、ノース・カレジ・アベニュー 7750 (56)参考文献 特開 昭61−148068(JP,A) 特開 昭50−110911(JP,A) 特開 昭54−45637(JP,A) 特公 昭51−13735(JP,B2)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材を4.3×10-3インチ/インチを超える
    破断歪及び875HV0.3を超えるビッカース硬さを有する炭
    化タングステンとコバルトとから成る炭化タングステン
    −コバルト溶射層で被覆して成る被覆物品。
  2. 【請求項2】炭化タングステン−コバルト層が5.3×10
    -3インチ/インチを超える破断歪及び1000HV0.3を超え
    るビッカース硬さを有する特許請求の範囲第1項記載の
    被覆物品。
  3. 【請求項3】炭化タングステン−コバルト層の厚さが0.
    0005〜0.1インチである特許請求の範囲第1〜2項のい
    ずれか一項記載の被覆物品。
  4. 【請求項4】炭化タングステン−コバルト層が7〜20重
    量%のコバルト含有量、0.5〜5重量%の炭素含有量及
    び75〜92.5重量%のタングステン含有量を有する特許請
    求の範囲第1〜2項のいずれか一項記載の被覆物品。
  5. 【請求項5】炭化タングステン−コバルト層が6重量%
    までのクロムを含有する特許請求の範囲第4項記載の被
    覆物品。
  6. 【請求項6】炭化タングステン−コバルト層が3〜5重
    量%のクロムを含有する特許請求の範囲第5項記載の被
    覆物品。
  7. 【請求項7】基材がチタン、鋼、アルミニウム、ニッケ
    ル、コバルト及びその合金から成る群から選択される特
    許請求の範囲第1〜2項のいずれか一項記載の被覆物
    品。
  8. 【請求項8】基材がチタン、鋼、アルミニウム、ニッケ
    ル、コバルト及びその合金から成る群から選択される特
    許請求の範囲第4項記載の被覆物品。
  9. 【請求項9】コバルト含有量が9〜15重量%であり、炭
    素含有量が2.5〜4.0重量%でありそしてタングステン含
    有量が81〜88.5重量%であり、そして基材がチタン基合
    金である特許請求の範囲第4項記載の被覆物品。
  10. 【請求項10】炭化タングステン−コバルト層が6重量
    %までのクロムを含有し、そして基材がチタン基合金で
    ある特許請求の範囲第4項記載の被覆物品。
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