JPH0791493B2 - 改ざん防止用インキ組成物 - Google Patents
改ざん防止用インキ組成物Info
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- JPH0791493B2 JPH0791493B2 JP4356361A JP35636192A JPH0791493B2 JP H0791493 B2 JPH0791493 B2 JP H0791493B2 JP 4356361 A JP4356361 A JP 4356361A JP 35636192 A JP35636192 A JP 35636192A JP H0791493 B2 JPH0791493 B2 JP H0791493B2
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- JP
- Japan
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- dark color
- chlorostain
- minutes
- ink
- ink composition
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/50—Sympathetic, colour changing or similar inks
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M3/00—Printing processes to produce particular kinds of printed work, e.g. patterns
- B41M3/14—Security printing
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、浸出抵抗性のCHL
OROSTAIN(クロロステイン)インキ組成物に関
し、又安全(security)インキ、すなわち書類
上の情報の改ざんを防止するための書類への適用インキ
としての改ざん防止用インキの使用に関する。
OROSTAIN(クロロステイン)インキ組成物に関
し、又安全(security)インキ、すなわち書類
上の情報の改ざんを防止するための書類への適用インキ
としての改ざん防止用インキの使用に関する。
【0002】
【従来の技術】CHLOROSTAIN−ベースの安全
インキは、書類に例えば“VOID”と印刷された初め
は無色のインキである。もし漂白剤や他の酸化剤を用い
て書類を改ざんしようと試みるならば、無色のインキ
は、紙上に印刷された形や文字類の着色したイメージを
形成する。
インキは、書類に例えば“VOID”と印刷された初め
は無色のインキである。もし漂白剤や他の酸化剤を用い
て書類を改ざんしようと試みるならば、無色のインキ
は、紙上に印刷された形や文字類の着色したイメージを
形成する。
【0003】CHLOROSTAIN−ベースの安全イ
ンキは、イメージされないCHLOROSTAINが容
易に水で洗い流されるという問題がある。政府管轄権
は、CHLOROSTAIN安全特性がイメージされて
いない状態で1時間までは耐水性であることを要求しは
じめた。
ンキは、イメージされないCHLOROSTAINが容
易に水で洗い流されるという問題がある。政府管轄権
は、CHLOROSTAIN安全特性がイメージされて
いない状態で1時間までは耐水性であることを要求しは
じめた。
【0004】文書類の改ざんを防止するインキ組成物に
おける、CHLOROSTAINOR(ピッツバーグ、
RAのMobay社製)のようなベンゾチアゾール化合
物の使用は知られている。例えば、米国特許第4,22
7,719号は、CHLOROSTAIN OR−ベー
スの安全インキを記載している。しかし、この米国特許
は、他の知られたCHLOROSTAIN−ベースの安
全インキのように、そのインキは耐水性でなく、水と接
触して洗いだされるという問題に遭遇する。
おける、CHLOROSTAINOR(ピッツバーグ、
RAのMobay社製)のようなベンゾチアゾール化合
物の使用は知られている。例えば、米国特許第4,22
7,719号は、CHLOROSTAIN OR−ベー
スの安全インキを記載している。しかし、この米国特許
は、他の知られたCHLOROSTAIN−ベースの安
全インキのように、そのインキは耐水性でなく、水と接
触して洗いだされるという問題に遭遇する。
【0005】近年、N,N−ジフェニルグアニジン(M
obay社から販売されている商品名:CHLROST
AIN BR)を用いる安全インキは、改善された耐水
性を与えることが記載されている。米国特許第5,05
8,925号は、CHLOROSTAIN BRを含有
する耐浸出性安全インキを記載している。しかし、この
米国特許によって記載された安全インキにはいくつかの
弱点がある。そのインキ組成物は、浸出抵抗性を与える
ために、グルコニス、サクロース、ソルビトール等のよ
うな複合剤の使用が必要である。この米国特許に記載さ
れたインキは、更に書類基質にインキ組成物を結合する
ための別の固着剤の使用と固着工程を必要としている。
別の固着固定は、本発明のインキが単に1回の印刷でよ
いのに対し、このインキでは、プリンティング又はコー
ティングヘッドを2回通過させるか、加圧処理やこのイ
ンキのためのコーターに関して、2ユニットが必要であ
る。更に、米国特許第5,058,925号のキャリア
液は、可燃性で、それゆえ潜在的に危険なアルコールか
或いは紙をよわらせ乾燥が必要な水である。更に、この
米国特許の2工程操作は、ワンパスでなされる他の印刷
を制限し、或いはその他の印刷又は被覆ユニットが加わ
ったり、紙が二度通されるならばそのコストが上昇する
であろう。
obay社から販売されている商品名:CHLROST
AIN BR)を用いる安全インキは、改善された耐水
性を与えることが記載されている。米国特許第5,05
8,925号は、CHLOROSTAIN BRを含有
する耐浸出性安全インキを記載している。しかし、この
米国特許によって記載された安全インキにはいくつかの
弱点がある。そのインキ組成物は、浸出抵抗性を与える
ために、グルコニス、サクロース、ソルビトール等のよ
うな複合剤の使用が必要である。この米国特許に記載さ
れたインキは、更に書類基質にインキ組成物を結合する
ための別の固着剤の使用と固着工程を必要としている。
別の固着固定は、本発明のインキが単に1回の印刷でよ
いのに対し、このインキでは、プリンティング又はコー
ティングヘッドを2回通過させるか、加圧処理やこのイ
ンキのためのコーターに関して、2ユニットが必要であ
る。更に、米国特許第5,058,925号のキャリア
液は、可燃性で、それゆえ潜在的に危険なアルコールか
或いは紙をよわらせ乾燥が必要な水である。更に、この
米国特許の2工程操作は、ワンパスでなされる他の印刷
を制限し、或いはその他の印刷又は被覆ユニットが加わ
ったり、紙が二度通されるならばそのコストが上昇する
であろう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題ないし目
的は、書類に適用して酸化剤の使用による書類の改ざん
を防止し得る安全なインキ組成物を提供することにあ
る。
的は、書類に適用して酸化剤の使用による書類の改ざん
を防止し得る安全なインキ組成物を提供することにあ
る。
【0007】本発明の他の目的は、はじめは無色である
が、酸化剤と接触して発色し、更に水で容易に浸出しな
いインキ組成物を提供することにある。
が、酸化剤と接触して発色し、更に水で容易に浸出しな
いインキ組成物を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、コンプレクス化剤の
使用を必要としない耐浸出性インキ組成物を提供するこ
とにある。
使用を必要としない耐浸出性インキ組成物を提供するこ
とにある。
【0009】本発明の更に他の目的は、固着剤又は固着
工程なしに書類に適用し得る安全インキ組成物の使用に
よって改ざんが防止された文書を提供することにある。
工程なしに書類に適用し得る安全インキ組成物の使用に
よって改ざんが防止された文書を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】これらの及びその他の目
的は、インキ配合処方に用いる安全組成物に関する本発
明によって達成された。そのインキ組成物は、樹脂とジ
フェニルグアニジン化合物を含有する。
的は、インキ配合処方に用いる安全組成物に関する本発
明によって達成された。そのインキ組成物は、樹脂とジ
フェニルグアニジン化合物を含有する。
【0011】本発明は又、ジフェニルグアニジン化合
物、樹脂、可塑剤及びグリコールエーテルを含有する耐
浸出性インキ組成物に関する。本発明のインキは、イメ
ージされた、又イメージされないいずれの状態において
も耐浸出性である。
物、樹脂、可塑剤及びグリコールエーテルを含有する耐
浸出性インキ組成物に関する。本発明のインキは、イメ
ージされた、又イメージされないいずれの状態において
も耐浸出性である。
【0012】本発明は、又酸化剤による変化に耐性の書
類に関する。その書類は、基質と本発明のインキ組成物
を含有する。そのインキ組成物は固着剤なしに、又別個
の固着工程なしに書類基質に適用することができる。
類に関する。その書類は、基質と本発明のインキ組成物
を含有する。そのインキ組成物は固着剤なしに、又別個
の固着工程なしに書類基質に適用することができる。
【0013】本発明のインキは、書類の安全性にとって
特に有用であり、改ざん状態にさらされたとき重要であ
る。本発明の無色のインキは、紙に例えば“VOID”
という文字をプリントすることができる。書類を改ざん
しようとして漂白が行われるときは、本発明の無色のイ
ンキは、紙にプリントされた形や文字の着色イメージを
形成する。
特に有用であり、改ざん状態にさらされたとき重要であ
る。本発明の無色のインキは、紙に例えば“VOID”
という文字をプリントすることができる。書類を改ざん
しようとして漂白が行われるときは、本発明の無色のイ
ンキは、紙にプリントされた形や文字の着色イメージを
形成する。
【0014】本発明の他の目的及び利点は、以下の記載
に説明され、その記載から明らかであって、本発明の実
施例からわかるであろう。本発明の目的及び利点は、特
に請求項に記載の成分と組合せによって実現され達成さ
れる。
に説明され、その記載から明らかであって、本発明の実
施例からわかるであろう。本発明の目的及び利点は、特
に請求項に記載の成分と組合せによって実現され達成さ
れる。
【0015】本発明のインキ組成物は、基質を改ざんす
る試みでは、本発明の初期無色のインキが紙にプリント
された形や文字の着色したイメージを形成するような方
法で基質にプリントされる。
る試みでは、本発明の初期無色のインキが紙にプリント
された形や文字の着色したイメージを形成するような方
法で基質にプリントされる。
【0016】本発明によれば、適切な基質は紙又は板紙
を包含し、フィルム、ファブリック、ホイル、天然紙や
合成紙その他の媒質のような天然材料又は合成材料から
つくられる。好ましい基質は、増大する安定性が要求さ
れる天然繊維紙である。それらは軽量紙、重量紙、被覆
紙及び安全紙を包含する。
を包含し、フィルム、ファブリック、ホイル、天然紙や
合成紙その他の媒質のような天然材料又は合成材料から
つくられる。好ましい基質は、増大する安定性が要求さ
れる天然繊維紙である。それらは軽量紙、重量紙、被覆
紙及び安全紙を包含する。
【0017】本発明のインキ組成物は、書類基質の全表
面に被覆してもよいし、その選択された部分に被覆する
こともできる。そのインキは、指示しるし、例えば“V
OID”の文字パターンに被覆してもよいし、或いは基
質表面を連続フィルムで被覆することもできる。
面に被覆してもよいし、その選択された部分に被覆する
こともできる。そのインキは、指示しるし、例えば“V
OID”の文字パターンに被覆してもよいし、或いは基
質表面を連続フィルムで被覆することもできる。
【0018】本発明の安全組成物は樹脂とジフェニルグ
アニジンを含有する。この組成物は、酸化剤と接触して
発色し、更に水や他の液体によって基質からの浸出に抵
抗性を有する安全特性を提供する。この基本的安全組成
物は、他の知られたインキ組成物成分として耐浸出性イ
ンキ組成物の配合処方に利用することができる。
アニジンを含有する。この組成物は、酸化剤と接触して
発色し、更に水や他の液体によって基質からの浸出に抵
抗性を有する安全特性を提供する。この基本的安全組成
物は、他の知られたインキ組成物成分として耐浸出性イ
ンキ組成物の配合処方に利用することができる。
【0019】本発明の耐浸出性インキ組成物は、樹脂、
ジフェニルグアニジン、グリコールエーテル及び可塑剤
を含有する。その樹脂は、アクリル樹脂とアクリル系共
重合樹脂及びエマルジョン、エポキシ樹脂、メラミン−
ホルムアルデヒド樹脂、ポリ酢酸ビニル、フェノール性
変性樹脂、合成樹脂のグリコールエステル類、合成樹脂
のフェノール−変性ペンタエリスリトールエステル類等
を包含する代表的インキ配合処方用樹脂から選択され
る。好ましい樹脂はアクリル樹脂であり、その中で更に
好ましいものは、JONCRYL 67(S.C.Jo
hnson &Sons社製)である。JONCRYL
67はスチレンアクリルポリマー樹脂である。その樹
脂は、好ましくは最終組成物に基づいて約1〜24重量
%の量、更に好ましくは約8〜15重量%の量で存在す
る。
ジフェニルグアニジン、グリコールエーテル及び可塑剤
を含有する。その樹脂は、アクリル樹脂とアクリル系共
重合樹脂及びエマルジョン、エポキシ樹脂、メラミン−
ホルムアルデヒド樹脂、ポリ酢酸ビニル、フェノール性
変性樹脂、合成樹脂のグリコールエステル類、合成樹脂
のフェノール−変性ペンタエリスリトールエステル類等
を包含する代表的インキ配合処方用樹脂から選択され
る。好ましい樹脂はアクリル樹脂であり、その中で更に
好ましいものは、JONCRYL 67(S.C.Jo
hnson &Sons社製)である。JONCRYL
67はスチレンアクリルポリマー樹脂である。その樹
脂は、好ましくは最終組成物に基づいて約1〜24重量
%の量、更に好ましくは約8〜15重量%の量で存在す
る。
【0020】本発明によって使用される好ましいジフェ
ニルグアニジン化合物は、CHLOROSTAIN B
Rの活性成分と思われる化合物N−N−ジフェニルグア
ニジンを包含する。そのジフェニルグアニジンは、好ま
しくは、最終組成物に基づいて約1〜30重量%、更に
好ましくは約5〜21重量%の量で存在する。好適具体
例においては、ジフェニルグアニジンは、最終組成物に
基づいて約12重量%の量で存在する。
ニルグアニジン化合物は、CHLOROSTAIN B
Rの活性成分と思われる化合物N−N−ジフェニルグア
ニジンを包含する。そのジフェニルグアニジンは、好ま
しくは、最終組成物に基づいて約1〜30重量%、更に
好ましくは約5〜21重量%の量で存在する。好適具体
例においては、ジフェニルグアニジンは、最終組成物に
基づいて約12重量%の量で存在する。
【0021】本発明のインキ組成物に有用なグリコール
エーテル化合物類は、エチレン及びプロピレンベースグ
リコールエーテル類及びグリコールエーテルエステル類
である。好ましくは、グリコールエーテル化合物は、メ
チルセロソルブ及びメチルカービトールから選択され
る。更に好ましくは、グリコールエーテル化合物はメチ
ルカービトールである。グリコールエーテル化合物は、
好ましくは、最終組成物に基づいて約29〜59重量%
の量で存在する。好適具体例では、グリコールエーテル
化合物は、最終組成物に基づいて約59重量%の量で存
在する。
エーテル化合物類は、エチレン及びプロピレンベースグ
リコールエーテル類及びグリコールエーテルエステル類
である。好ましくは、グリコールエーテル化合物は、メ
チルセロソルブ及びメチルカービトールから選択され
る。更に好ましくは、グリコールエーテル化合物はメチ
ルカービトールである。グリコールエーテル化合物は、
好ましくは、最終組成物に基づいて約29〜59重量%
の量で存在する。好適具体例では、グリコールエーテル
化合物は、最終組成物に基づいて約59重量%の量で存
在する。
【0022】本発明のインキ組成物に有用な可塑剤は、
ジエチレングリコール、ジエチレングリコールモノエチ
ルエーテル、ジエチルフタレート、ジブチルフタレー
ト、メチルフタレート、トリエタノールアミン、トリエ
チルシトレート、トリブトキシエチルホスフェート、
O,P−トルエンエチルスルホンアミド、O,P−トル
エンスルホンアミド及びメチルフタリルエチルグリコレ
ートを包含する。好ましくは、可塑剤は、ジブチルフタ
レート、ジエチルフタレート及びメチルフタレートから
選択される。更に好ましくは、可塑剤はジブチルフタレ
ートである。その可塑剤は、好ましくは、最終組成物に
基づいて約0〜10重量%、更に好ましくは、約1〜3
重量%の量で存在する。好ましい具体例においては、可
塑剤は、最終組成物に基づいて約2重量%の量で存在す
る。
ジエチレングリコール、ジエチレングリコールモノエチ
ルエーテル、ジエチルフタレート、ジブチルフタレー
ト、メチルフタレート、トリエタノールアミン、トリエ
チルシトレート、トリブトキシエチルホスフェート、
O,P−トルエンエチルスルホンアミド、O,P−トル
エンスルホンアミド及びメチルフタリルエチルグリコレ
ートを包含する。好ましくは、可塑剤は、ジブチルフタ
レート、ジエチルフタレート及びメチルフタレートから
選択される。更に好ましくは、可塑剤はジブチルフタレ
ートである。その可塑剤は、好ましくは、最終組成物に
基づいて約0〜10重量%、更に好ましくは、約1〜3
重量%の量で存在する。好ましい具体例においては、可
塑剤は、最終組成物に基づいて約2重量%の量で存在す
る。
【0023】本発明のインキ組成物は、更にベンゾチア
ゾール化合物、溶剤或いは、それらの組合せを包含す
る。
ゾール化合物、溶剤或いは、それらの組合せを包含す
る。
【0024】本発明のインキ組成物に有用な好ましいベ
ンゾチアゾール化合物はChlorostain OR
である。そのベンゾチアゾール化合物は、好ましくは、
最終組成物に基づいて約0〜45重量%、更に好ましく
は、約15〜21重量%の量で存在する。好ましい具体
例では、ベンゾチアゾール化合物は、最終組成物に基づ
いて約15重量%の量で存在する。
ンゾチアゾール化合物はChlorostain OR
である。そのベンゾチアゾール化合物は、好ましくは、
最終組成物に基づいて約0〜45重量%、更に好ましく
は、約15〜21重量%の量で存在する。好ましい具体
例では、ベンゾチアゾール化合物は、最終組成物に基づ
いて約15重量%の量で存在する。
【0025】本発明のインキ組成物に有用な溶剤は、イ
ソプロパノール、プロパノール、エタノール、メタノー
ル及びトリデシルアルコールのようなアルコール類を包
含する。特に好ましい溶剤は、イソプロパノールであ
る。その溶剤は好ましくは約0〜37重量%の量で存在
する。
ソプロパノール、プロパノール、エタノール、メタノー
ル及びトリデシルアルコールのようなアルコール類を包
含する。特に好ましい溶剤は、イソプロパノールであ
る。その溶剤は好ましくは約0〜37重量%の量で存在
する。
【0026】本発明のインキ組成物は、技術的に知られ
た印刷手法を用いて書類基質に印刷される。印刷法の中
の好ましいものは、フレクソグラフィック及びグラビア
印刷である。
た印刷手法を用いて書類基質に印刷される。印刷法の中
の好ましいものは、フレクソグラフィック及びグラビア
印刷である。
【0027】
【作用】一度、インキ組成物が基質に印刷されると、そ
の気質にインキをくっつける別の固着工程は必要でな
い。
の気質にインキをくっつける別の固着工程は必要でな
い。
【0028】本発明の組成物は、水その他に浸すような
やり方での浸出には耐える。書類上の情報の改ざんの試
み、例えば漂白剤との接触によって、無色のインキ組成
物は書き込みを示す着色した組成物を形成する。
やり方での浸出には耐える。書類上の情報の改ざんの試
み、例えば漂白剤との接触によって、無色のインキ組成
物は書き込みを示す着色した組成物を形成する。
【0029】
【実施例】本発明の好ましいインキ組成物は、次の成分
類を含有する。
類を含有する。
【0030】…約29〜59重量%のメチルカービトー
ル、 …約1〜3重量%のジブチルフタレート、 …約8〜15重量%のJoncryl 67アクリル系
樹脂、 …約15〜21重量%のCHLOROSTAIN OR
及び、 …約5〜21重量%のCHLOROSTAIN BR。
ル、 …約1〜3重量%のジブチルフタレート、 …約8〜15重量%のJoncryl 67アクリル系
樹脂、 …約15〜21重量%のCHLOROSTAIN OR
及び、 …約5〜21重量%のCHLOROSTAIN BR。
【0031】上の組成物は、200°F以上の発火点を
有し、爆発のない試験の装置に使用できる。本発明の好
ましい具体例では、CHLOROSTAIN ORとC
HLOROSTAIN BRが共に用いられる。CHL
OROSTAIN ORは容易に洗い出されるが急速に
発色する。CHLOROSTAIN BRは耐浸出性で
あるが、発色はより遅い。このように、組成物中に存在
するCHLOROSTAIN ORとCHLOROST
AIN BRの相対的割合を変えることによって、広く
インキの性質をコントロールし望ましい結果を得ること
ができる。
有し、爆発のない試験の装置に使用できる。本発明の好
ましい具体例では、CHLOROSTAIN ORとC
HLOROSTAIN BRが共に用いられる。CHL
OROSTAIN ORは容易に洗い出されるが急速に
発色する。CHLOROSTAIN BRは耐浸出性で
あるが、発色はより遅い。このように、組成物中に存在
するCHLOROSTAIN ORとCHLOROST
AIN BRの相対的割合を変えることによって、広く
インキの性質をコントロールし望ましい結果を得ること
ができる。
【0032】次に、本発明の具体例を説明するが、本発
明は、それらに限定されるものではない。 例1 プラスチック製5ガロン容器内で17.7ポンドのメチ
ルカービトールと0.6ポンドのジブチルフタレートを
混合した。その混合物を給気攪拌でかきまぜた。この混
合物に、3.6ポンドのJoncryl 67樹脂をゆ
っくり加えた。その混合物を約2時間かきまぜてアクリ
ル系樹脂を溶解させた。次いで、4.5ポンドのCHL
OROSTAIN OR液を加え、その液が完全に溶解
するまで約15分間、混合物を攪拌した。次に3.6ポ
ンドのCHLOROSTAINBR固体を加え、それが
溶解するまで約30分かき混ぜてインキを調製した。
明は、それらに限定されるものではない。 例1 プラスチック製5ガロン容器内で17.7ポンドのメチ
ルカービトールと0.6ポンドのジブチルフタレートを
混合した。その混合物を給気攪拌でかきまぜた。この混
合物に、3.6ポンドのJoncryl 67樹脂をゆ
っくり加えた。その混合物を約2時間かきまぜてアクリ
ル系樹脂を溶解させた。次いで、4.5ポンドのCHL
OROSTAIN OR液を加え、その液が完全に溶解
するまで約15分間、混合物を攪拌した。次に3.6ポ
ンドのCHLOROSTAINBR固体を加え、それが
溶解するまで約30分かき混ぜてインキを調製した。
【0033】例1に用いられた成分量は、下記%で表わ
される: ポンド 重量% メチルカービトール 17.7 59.0 ジブチルフタレート 0.6 2.0 Joncryl 67 3.6 12.0 CHLOROSTAIN OR 4.5 15.0 CHLOROSTAIN BR 3.6 12.0 例2(比較) Chlorostain BR溶液のコントロール処方
を175gのタップ水に30%塩酸0.38gを加えて
調製した。かき混ぜながら19.49gの固体状のCh
lorostain BRを加え、溶解するまでかき混
ぜた。その溶液を24#OCRボンド紙に手法印刷し、
下掲例3に記載される方法でテストした。その結果を表
1、2、5及び6に示す。 例3 5ガロンプラスチック容器中で、1917.5gのイソ
プロパノール、1917.5gのメチルセロソルブ及び
130.0gのジブチルフタレートを混合した。混合物
を送風攪拌器でかき混ぜた。この混合物に780.0g
Joncryl 67樹脂を加え、その混合物をアク
リル樹脂が溶解するまで1時間かき混ぜた。次に、97
5.0gのCHLOROSTAIN OR液を加え、混
合物をその液が完全に溶解するまで約15分攪拌した。
次いで780.0gのCHLOROSTAIN BR固
体をかき混ぜながら加え、それが溶解するまで約30分
攪拌した。
される: ポンド 重量% メチルカービトール 17.7 59.0 ジブチルフタレート 0.6 2.0 Joncryl 67 3.6 12.0 CHLOROSTAIN OR 4.5 15.0 CHLOROSTAIN BR 3.6 12.0 例2(比較) Chlorostain BR溶液のコントロール処方
を175gのタップ水に30%塩酸0.38gを加えて
調製した。かき混ぜながら19.49gの固体状のCh
lorostain BRを加え、溶解するまでかき混
ぜた。その溶液を24#OCRボンド紙に手法印刷し、
下掲例3に記載される方法でテストした。その結果を表
1、2、5及び6に示す。 例3 5ガロンプラスチック容器中で、1917.5gのイソ
プロパノール、1917.5gのメチルセロソルブ及び
130.0gのジブチルフタレートを混合した。混合物
を送風攪拌器でかき混ぜた。この混合物に780.0g
Joncryl 67樹脂を加え、その混合物をアク
リル樹脂が溶解するまで1時間かき混ぜた。次に、97
5.0gのCHLOROSTAIN OR液を加え、混
合物をその液が完全に溶解するまで約15分攪拌した。
次いで780.0gのCHLOROSTAIN BR固
体をかき混ぜながら加え、それが溶解するまで約30分
攪拌した。
【0034】得られたインキを24#OCRボンド紙に
プリントした。次いで、これをカットして6枚の1イン
チ×6インチのストリップをつくり、そのストリップの
半分を希釈した家庭用漂白剤と綿スワッブを用いて活性
化しイメージを形成させた。そのストリップを1時間半
乾燥させた。次にストリップを110°Fの水に入れ浸
した。ストリップを5、15、30、60、120及び
240分でビーカーから取り出し乾燥させた。各ストリ
ップを熱水に浸す前に、活性化されない半分について希
釈漂白剤で再活性した。その結果をイメージされたイン
キとイメージされないインキの耐水性について比較し
た。表1と2参照。
プリントした。次いで、これをカットして6枚の1イン
チ×6インチのストリップをつくり、そのストリップの
半分を希釈した家庭用漂白剤と綿スワッブを用いて活性
化しイメージを形成させた。そのストリップを1時間半
乾燥させた。次にストリップを110°Fの水に入れ浸
した。ストリップを5、15、30、60、120及び
240分でビーカーから取り出し乾燥させた。各ストリ
ップを熱水に浸す前に、活性化されない半分について希
釈漂白剤で再活性した。その結果をイメージされたイン
キとイメージされないインキの耐水性について比較し
た。表1と2参照。
【0035】例3に用いられた量は次の通りである。
【0036】 g 重量% イソプロパノール 1917.5 29.5 メチルセロソルブ 1917.5 29.5 ジブチルフタレート 130.0 2.0 Joncryl 67 780.0 12.0 CHLOROSTAIN OR 975.0 15.0 CHLOROSTAIN BR 780.0 12.0 例4 本例は、次の化合物類と量を用いて例と同様の方法で行
った。
った。
【0037】 g 重量% イソプロパノール 1917.5 29.5 メチルセロソルブ 1917.5 29.5 ジブチルフタレート 130.0 2.0 Joncryl 67 780.0 12.0 CHLOROSTAIN OR 1365.0 21.0 CHLOROSTAIN BR 390.0 6.0 例5(比較) 例5を次の化合物類と量を用いて、例3と同様の方法で
実施した。
実施した。
【0038】 g 重量% イソプロパノール 1917.5 29.5 メチルセロソルブ 1917.5 29.5 ジブチルフタレート 130.0 2.0 Joncryl 67 780.0 12.0 CHLOROSTAIN OR 1755.0 27.0 得られたインキは、CHLOROSTAIN BRを用
いないで、CHLOROSTAIN ORのみを用いる
コントロールインキである。 例6 例6を、次の化合物類と量を用いて、例3と同様の方法
で行った。
いないで、CHLOROSTAIN ORのみを用いる
コントロールインキである。 例6 例6を、次の化合物類と量を用いて、例3と同様の方法
で行った。
【0039】 g 重量% イソプロパノール 2405.0 37.0 メチルセロソルブ 2405.0 37.0 ジブチルフタレート 130.0 2.0 Joncryl 67 780.0 12.0 CHLOROSTAIN BR 780.0 12.0 表2から、インキが浸たされる前に、イメージされると
きは、例5において単なる完全な水の洗い出しが起こる
ことが理解できる。例5は、CHLOROSTAIN
ORのみを含有し、CHLOROSTAIN BRは存
在しない。表1から、同じインキ類がイメージされる前
に浸されるとき、例3、4及び6が良好な結果を与え
た。比較例2と5は、240分前に完全に水で洗い出さ
れるインキであることを示している。 例7 次の化合物類と量を用いて、例1と同様に例7を実施し
た。
きは、例5において単なる完全な水の洗い出しが起こる
ことが理解できる。例5は、CHLOROSTAIN
ORのみを含有し、CHLOROSTAIN BRは存
在しない。表1から、同じインキ類がイメージされる前
に浸されるとき、例3、4及び6が良好な結果を与え
た。比較例2と5は、240分前に完全に水で洗い出さ
れるインキであることを示している。 例7 次の化合物類と量を用いて、例1と同様に例7を実施し
た。
【0040】 重量% メチルカービトール 29.5 ジブチルフタレート 2.0 イソプロピルアルコール 29.5 Joncryl 67 12.0 CHLOROSTAIN OR 15.0 CHLOROSTAIN BR 12.0 例8 5ガロンプラスチック容器に、8.85ポンドのメチル
カービトール、8.85ポンドのイソプロピルアルコー
ル及び0.6ポンドのジブチルフタレートを混合した。
混合物を給気攪拌器でかき混ぜた。この混合物に3.6
ポンドのJoncryl 67樹脂を混合した。その混
合物をアクリル樹脂が溶解するまで約1時間かき混ぜ
た。次に、4.5ポンドのCHLOROSTAIN O
R液を加え、その液が完全に溶解するまで約15分間、
混合物を攪拌した。次いで、3.6ポンドのCHLOR
OSTAIN BR固体を加え、それが溶解するまで約
30分かき混ぜた。
カービトール、8.85ポンドのイソプロピルアルコー
ル及び0.6ポンドのジブチルフタレートを混合した。
混合物を給気攪拌器でかき混ぜた。この混合物に3.6
ポンドのJoncryl 67樹脂を混合した。その混
合物をアクリル樹脂が溶解するまで約1時間かき混ぜ
た。次に、4.5ポンドのCHLOROSTAIN O
R液を加え、その液が完全に溶解するまで約15分間、
混合物を攪拌した。次いで、3.6ポンドのCHLOR
OSTAIN BR固体を加え、それが溶解するまで約
30分かき混ぜた。
【0041】得られたインキを24#OCRボンドペー
パー及び99#TAGペーパーにプリントした。次い
で、ストリップにカットし、該ストリップの半分を希釈
家庭用漂白剤とコットンスワッブを用いて活性化した。
そのストリップを1.5時間乾燥させた。次に、ストリ
ップを110°Fの水に入れ、浸漬させた。ストリップ
をビーカーから5、15、30、60、120及び24
0分で取り出し乾燥させた。各ストリップは、熱水浸漬
前に活性化されなかった半分に希釈漂白剤で再活性化さ
れた。その結果はイメージされたインキとイメージされ
ないインキの耐水性を比較している。表3及び表4参
照。
パー及び99#TAGペーパーにプリントした。次い
で、ストリップにカットし、該ストリップの半分を希釈
家庭用漂白剤とコットンスワッブを用いて活性化した。
そのストリップを1.5時間乾燥させた。次に、ストリ
ップを110°Fの水に入れ、浸漬させた。ストリップ
をビーカーから5、15、30、60、120及び24
0分で取り出し乾燥させた。各ストリップは、熱水浸漬
前に活性化されなかった半分に希釈漂白剤で再活性化さ
れた。その結果はイメージされたインキとイメージされ
ないインキの耐水性を比較している。表3及び表4参
照。
【0042】例8に用いられた量は、次のパーセントを
意味する。
意味する。
【0043】 ポンド 重量% イソプロピルアルコール 8.5 29.5 メチルカービトール 8.5 29.5 ジブチルフタレート 0.6 2.0 Joncryl 67 3.6 12.0 CHLOROSTAIN OR 4.5 15.0 CHLOROSTAIN BR 3.6 12.0 表3と4からわかるように、インキはイメージされた又
はイメージされない状態のいずれかで水流出を受けてい
ない。 例9 次の成分類を混合して溶解させた。
はイメージされない状態のいずれかで水流出を受けてい
ない。 例9 次の成分類を混合して溶解させた。
【0044】 g % Foral 65 24 8.3 (合成樹脂のグリセロールエステル: ハーキュルス社製) メチルカービトール 118 40.7 イソプロピルアルコール 118 40.7 Chlorostain BR 30 10.3 その溶液をスムーズロッドを用いて、20#Xerog
raphic紙に手で被覆した。サンプルを乾燥し、前
と同様にテストした。 例10 次の成分類を混合溶解した。
raphic紙に手で被覆した。サンプルを乾燥し、前
と同様にテストした。 例10 次の成分類を混合溶解した。
【0045】 g % Epon 1002 24 13.9 (エポキシ樹脂:シェル社製) メチルカービトール 118 68.6 Chlorostain BR 30 17.4 その溶液を20#Xerographic紙にスムーズ
ロッドを用いて手で被覆した。サンプルを乾燥し、前記
のようにテストした。 例11 次の成分類を混合溶解した。
ロッドを用いて手で被覆した。サンプルを乾燥し、前記
のようにテストした。 例11 次の成分類を混合溶解した。
【0046】 g % Parez(メラミンホルムアルデヒド 樹脂:アメリカ・サイアナミッド社製) 24 13.9 メチルカービトール 118 68.6 Chlorostain BR 30 17.4 その溶液をスムーズロッドを用いて20#Xerogr
aphic紙上に手で被覆した。サンプルを乾燥し、前
記のようにテストした。 例12 次の成分類を混合溶解した。
aphic紙上に手で被覆した。サンプルを乾燥し、前
記のようにテストした。 例12 次の成分類を混合溶解した。
【0047】 g % Mowilith(ポリ酢酸ビニル: 24 8.3 ヘキスト化学社製) メチルカービトール 118 40.7 イソプロピルアルコール 118 40.7 Chlorostain BR 30 10.3 その溶液をスムーズロッドを用いて20#Xerogr
aphic紙上に手で被覆した。そのサンプルを前記の
ようにテストした。 例13 次の成分類を混合溶解した。
aphic紙上に手で被覆した。そのサンプルを前記の
ようにテストした。 例13 次の成分類を混合溶解した。
【0048】 g % Polypale ester 10 24 8.3 (合成樹脂のグリコールエステル: ハーキュレス社製) メチルカービトール 118 40.7 イソプロピルアルコール 118 40.7 Chlorostain BR 30 10.3 樹脂のすべては24時間で溶解しなかった。透明な液部
をデカントし、Chlorostain BRを加え溶
解して被覆した。その溶液をスムーズロッドを用いて2
0#Xerographic紙に手で被覆した。サンプ
ルを乾燥し、前記のようにテストした。 例14 次の成分類を混合溶解した。
をデカントし、Chlorostain BRを加え溶
解して被覆した。その溶液をスムーズロッドを用いて2
0#Xerographic紙に手で被覆した。サンプ
ルを乾燥し、前記のようにテストした。 例14 次の成分類を混合溶解した。
【0049】 g % Pentalyn 802A 12 7.5 (合成樹脂のフェノール変性ペンタ エリスリトールエステル: ハーキュレス社製) メチルカービトール 118 73.8 Chlorostain BR 30 18.8 24時間で樹脂のすべては溶解しなかった。透明上澄部
をデカントし、Chlorostain BRを加え、
溶解して被覆した。その溶液をスムーズロッドを用いて
20#Xerographic紙に手でコートした。
をデカントし、Chlorostain BRを加え、
溶解して被覆した。その溶液をスムーズロッドを用いて
20#Xerographic紙に手でコートした。
【0050】例9〜14によってつくられたインキは、
少くとも15分まではテスト紙から滲み出していない
(例9、11及び12)し、又、ある場合には、30分
間水に浸漬した後にも紙から滲み出さないことが表5か
ら理解できる。他方、Chlorostain BR、
30%Hcl及び滴下水の混合物を用いた例2でつくっ
たインキは、5分前にテスト紙から滲み出した。
少くとも15分まではテスト紙から滲み出していない
(例9、11及び12)し、又、ある場合には、30分
間水に浸漬した後にも紙から滲み出さないことが表5か
ら理解できる。他方、Chlorostain BR、
30%Hcl及び滴下水の混合物を用いた例2でつくっ
たインキは、5分前にテスト紙から滲み出した。
【0051】
【表1】 漂白剤でイメージングの前の110 °Fでの浸漬時間 ――――――――――――――――――――――――――――――― インキ はじめ 5分 15分 30分 60分 120 分 240 分 ――――――――――――――――――――――――――――――― 例2 暗色 無色 無色 無色 無色 無色 無色 例3 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 無色 例4 暗色 明色 明色 明色 明色 明色 明色 例5 暗色 無色 無色 無色 無色 無色 無色 例6 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 ―――――――――――――――――――――――――――――――
【0052】
【表2】 漂白剤でイメージングの後の110 °Fでの浸漬時間 ――――――――――――――――――――――――――――――― インキ はじめ 5分 15分 30分 60分 120 分 240 分 ――――――――――――――――――――――――――――――― 例2 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 例3 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 例4 暗色 明色 明色 明色 明色 明色 明色 例5 暗色 無色 無色 無色 無色 無色 無色 例6 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 ―――――――――――――――――――――――――――――――
【0053】
【表3】 漂白剤でイメージングの前の110 °Fでの浸漬時間 ――――――――――――――――――――――――――――――― 紙 はじめ 5分 15分 30分 60分 120 分 240 分 ――――――――――――――――――――――――――――――― 24# OCR 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 99# TAG 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 ―――――――――――――――――――――――――――――――
【0054】
【表4】 漂白剤でイメージングの後の110 °Fでの浸漬時間 ――――――――――――――――――――――――――――――― 紙 はじめ 5分 15分 30分 60分 120 分 240 分 ――――――――――――――――――――――――――――――― 24# OCR 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 99# TAG 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 暗色 ―――――――――――――――――――――――――――――――
【0055】
【表5】 漂白剤でイメージングの前の110 °Fでの浸漬時間 ――――――――――――――――――――――――――――――― インキ はじめ 5分 15分 30分 ――――――――――――――――――――――――――――――― 例9 暗色 暗色 無色 無色 例10 暗色 暗色 暗色 明色 例11 暗色 明色 無色 無色 例12 暗色 明色 無色 無色 例13 暗色 暗色 暗色 明色 例14 暗色 暗色 暗色 暗色 例2 暗色 無色 無色 無色 ―――――――――――――――――――――――――――――――
【0056】
【表6】 漂白剤でイメージングの後の110 °Fでの浸漬時間 ――――――――――――――――――――――――――――――― インキ はじめ 5分 15分 30分 ――――――――――――――――――――――――――――――― 例9 暗色 暗色 暗色 暗色 例10 暗色 暗色 暗色 暗色 例11 暗色 暗色 暗色 暗色 例12 暗色 暗色 暗色 暗色 例13 暗色 暗色 暗色 暗色 例14 暗色 暗色 暗色 暗色 例2 暗色 暗色 暗色 暗色 ――――――――――――――――――――――――――――――― 本発明の他の具体例は、ここに記載された本発明の明細
書及び実際から当該技術者には明らかであろう。詳細な
説明及び例は、請求項に示される本発明の真の範囲及び
精神をもつ代表的と思われるものを示した。
書及び実際から当該技術者には明らかであろう。詳細な
説明及び例は、請求項に示される本発明の真の範囲及び
精神をもつ代表的と思われるものを示した。
【0057】
【発明の効果】本発明のインキ組成物は、書類に適用し
て酸化剤により改ざんされず、又、はじめは無色である
が酸化剤により発色して滲み出さない優れた耐水性を有
し、高い実用的価値を有す。
て酸化剤により改ざんされず、又、はじめは無色である
が酸化剤により発色して滲み出さない優れた耐水性を有
し、高い実用的価値を有す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェームス.エム.ラビー アメリカ合衆国.14174.ニューヨーク州. ヤングスタウン.ロックポート.ロード. 590 (56)参考文献 特開 平3−229768(JP,A) 特公 昭62−1984(JP,B2)
Claims (4)
- 【請求項1】 グリコールエーテル化合物、可塑剤、樹
脂、ベンゾチアゾール化合物およびジフェニルグアニジ
ン化合物とを含有してなる改ざん防止用インキ組成物。 - 【請求項2】 更に溶剤を含有する請求項1に記載の改
ざん防止用インキ組成物。 - 【請求項3】 29〜59重量%のグリコールエーテル
化合物、1〜3重量%の可塑剤、8〜15重量%のアク
リル系樹脂、15〜21重量%のベンゾチアゾール化合
物及び5〜21重量%のジフェニルグアニジン化合物と
を含有してなる改ざん防止用インキ組成物。 - 【請求項4】 更に37重量%以下の溶剤を含有する請
求項3に記載の改ざん防止用インキ組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/810132 | 1991-12-19 | ||
US07/810,132 US5304587A (en) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | Water resistant security ink composition |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05247389A JPH05247389A (ja) | 1993-09-24 |
JPH0791493B2 true JPH0791493B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=25203088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4356361A Expired - Lifetime JPH0791493B2 (ja) | 1991-12-19 | 1992-12-21 | 改ざん防止用インキ組成物 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5304587A (ja) |
EP (1) | EP0547786B1 (ja) |
JP (1) | JPH0791493B2 (ja) |
AU (1) | AU658035B2 (ja) |
CA (1) | CA2085817A1 (ja) |
DE (1) | DE69209798T2 (ja) |
MX (1) | MX9207356A (ja) |
NZ (1) | NZ245401A (ja) |
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