JPH0791348A - タイミング補正値検出表示装置 - Google Patents
タイミング補正値検出表示装置Info
- Publication number
- JPH0791348A JPH0791348A JP23945393A JP23945393A JPH0791348A JP H0791348 A JPH0791348 A JP H0791348A JP 23945393 A JP23945393 A JP 23945393A JP 23945393 A JP23945393 A JP 23945393A JP H0791348 A JPH0791348 A JP H0791348A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- fuel injection
- timing
- injection pump
- display device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 エンジンに組み込まれた電子制御装置を利用
してわずかな構造上の変更、簡単な装置及び作動システ
ムの追加により、エンジンの所期セット時等に、簡単に
して精度の高いタイミング補正抵抗ナンバを検出表示す
るタイミング補正値検出表示装置の提供。 【構成】 フライホイールハウジングに取り付けられた
エンジン上死点検出センサー10と、燃料噴射ポンプ2
の電子タイマに取り付けられたエンジン回転数検出セン
サー8と、これらセンサーからの入力信号から燃料噴射
ポンプとエンジンの位相差を算出し、位相差から算出さ
れたタイミングの補正抵抗ナンバを表示装置5に出力す
る電子制御装置とを有している。
してわずかな構造上の変更、簡単な装置及び作動システ
ムの追加により、エンジンの所期セット時等に、簡単に
して精度の高いタイミング補正抵抗ナンバを検出表示す
るタイミング補正値検出表示装置の提供。 【構成】 フライホイールハウジングに取り付けられた
エンジン上死点検出センサー10と、燃料噴射ポンプ2
の電子タイマに取り付けられたエンジン回転数検出セン
サー8と、これらセンサーからの入力信号から燃料噴射
ポンプとエンジンの位相差を算出し、位相差から算出さ
れたタイミングの補正抵抗ナンバを表示装置5に出力す
る電子制御装置とを有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジン駆動軸に対す
る燃料噴射ポンプのカム軸の位相差を変えて噴射時期を
電子的に制御する電子タイマを有するエンジンにおい
て、エンジンと燃料噴射ポンプの位相差から燃料の噴射
タイミングの補正抵抗ナンバを検出表示するタイミング
補正値検出表示装置に関するものである。
る燃料噴射ポンプのカム軸の位相差を変えて噴射時期を
電子的に制御する電子タイマを有するエンジンにおい
て、エンジンと燃料噴射ポンプの位相差から燃料の噴射
タイミングの補正抵抗ナンバを検出表示するタイミング
補正値検出表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンの噴射の静的タイミングを合わ
せるためには、フライホイールまたはプーリに刻印を
し、それをポインタとして目視により合わせるためにバ
ラツキが大きく、これがエンジン性能のバラツキをもた
らしていた。
せるためには、フライホイールまたはプーリに刻印を
し、それをポインタとして目視により合わせるためにバ
ラツキが大きく、これがエンジン性能のバラツキをもた
らしていた。
【0003】また、エンジンの性能、排気ガスの善し悪
しを左右する要因の一つにタイミングのバラツキの影響
があり、またエンジンの上死点のタイミング合わせは人
の手によっているために誤差を生じ易いという問題があ
った。
しを左右する要因の一つにタイミングのバラツキの影響
があり、またエンジンの上死点のタイミング合わせは人
の手によっているために誤差を生じ易いという問題があ
った。
【0004】特開昭58ー222972号公報には、噴
射ポンプの噴射時期を電気的に演算制御する噴射時期電
子制御装置において、所期セットの状態でエンジンを運
転しシステムを作動させ、ストロボフラッシュと噴射時
期の一致を確認する合いマークが一致するように位相回
路でカム軸回転位相角の位相シフト量を調節し、この合
マークの位相ズレによってシステムの進角度を検出する
というものが記載されている。
射ポンプの噴射時期を電気的に演算制御する噴射時期電
子制御装置において、所期セットの状態でエンジンを運
転しシステムを作動させ、ストロボフラッシュと噴射時
期の一致を確認する合いマークが一致するように位相回
路でカム軸回転位相角の位相シフト量を調節し、この合
マークの位相ズレによってシステムの進角度を検出する
というものが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記特開昭58ー22
2972号公報に記載されているものは、ストロボフラ
ッシュを使用してストロボフラッシュと噴射時期の一致
を確認する合いマークが一致するように位相回路でカム
軸回転位相角の位相シフト量を調節し、この合マークの
位相ズレによってシステムの進角度を検出するというも
ので、エンジンに組み込まれている電子制御装置を利用
してエンジンに対するわずかな構造上の変更、簡単な装
置及び作動システムの追加によりエンジンの所期セット
及び修理時等において、簡単にして精度高くタイミング
の補正抵抗ナンバを検出表示することができない。
2972号公報に記載されているものは、ストロボフラ
ッシュを使用してストロボフラッシュと噴射時期の一致
を確認する合いマークが一致するように位相回路でカム
軸回転位相角の位相シフト量を調節し、この合マークの
位相ズレによってシステムの進角度を検出するというも
ので、エンジンに組み込まれている電子制御装置を利用
してエンジンに対するわずかな構造上の変更、簡単な装
置及び作動システムの追加によりエンジンの所期セット
及び修理時等において、簡単にして精度高くタイミング
の補正抵抗ナンバを検出表示することができない。
【0006】本発明は、エンジンの制御装置としてエン
ジンに組み込まれている電子制御装置を利用してエンジ
ンに対するわずかな構造上の変更、簡単な装置及び作動
システムの追加によりエンジンの所期セット及び修理時
等において簡単にして精度高くタイミングの補正抵抗ナ
ンバを検出表示することができるタイミング補正値検出
表示装置の提供を目的とするものである。
ジンに組み込まれている電子制御装置を利用してエンジ
ンに対するわずかな構造上の変更、簡単な装置及び作動
システムの追加によりエンジンの所期セット及び修理時
等において簡単にして精度高くタイミングの補正抵抗ナ
ンバを検出表示することができるタイミング補正値検出
表示装置の提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係るタイミング補正値検出表示装置は、フ
ライホイールハウジングに取り付けられたエンジン上死
点検出センサーと、燃料噴射ポンプの電子タイマに取り
付けられたエンジン回転数検出センサーと、これらセン
サーからの入力信号から燃料噴射ポンプとエンジンの位
相差を算出し、この位相差から燃料の噴射タイミングの
補正抵抗ナンバを算出し、算出された補正抵抗ナンバを
表示装置に出力する電子制御装置とを有している。
め、本発明に係るタイミング補正値検出表示装置は、フ
ライホイールハウジングに取り付けられたエンジン上死
点検出センサーと、燃料噴射ポンプの電子タイマに取り
付けられたエンジン回転数検出センサーと、これらセン
サーからの入力信号から燃料噴射ポンプとエンジンの位
相差を算出し、この位相差から燃料の噴射タイミングの
補正抵抗ナンバを算出し、算出された補正抵抗ナンバを
表示装置に出力する電子制御装置とを有している。
【0008】
【作用】エンジンの電子ガバナ及び電子タイマを制御す
る電子制御装置の既存のプログラムに燃料の噴射タイミ
ングの補正値を検出できる制御プログラムを追加し、工
場でのエンジンの出荷検査時、或いはそのエンジンを搭
載している車両の修理時等に、フライホイールハウジン
グにエンジン上死点検出センサをセットし、電子タイマ
にエンジン回転数検出センサをセットし、これらセンサ
からの信号を電子制御装置に入力する。
る電子制御装置の既存のプログラムに燃料の噴射タイミ
ングの補正値を検出できる制御プログラムを追加し、工
場でのエンジンの出荷検査時、或いはそのエンジンを搭
載している車両の修理時等に、フライホイールハウジン
グにエンジン上死点検出センサをセットし、電子タイマ
にエンジン回転数検出センサをセットし、これらセンサ
からの信号を電子制御装置に入力する。
【0009】電子制御装置によりフライホイールと燃料
噴射ポンプとの位相差を算出し、その算出された数値に
より位相差のバラツキを算出し、次いで予め入力されて
いるタイミング目標値と位相差のバラツキからタイミン
グ補正抵抗ナンバを算出する。なお、上死点検出用セン
サは、エンジン1回転で1パルスを検出する。
噴射ポンプとの位相差を算出し、その算出された数値に
より位相差のバラツキを算出し、次いで予め入力されて
いるタイミング目標値と位相差のバラツキからタイミン
グ補正抵抗ナンバを算出する。なお、上死点検出用セン
サは、エンジン1回転で1パルスを検出する。
【0010】補正抵抗ナンバが算出されると、この補正
抵抗ナンバは表示装置に出力され、表示される。
抵抗ナンバは表示装置に出力され、表示される。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係るの実施例
を説明する。図1は、本発明に係るタイミング補正値検
出表示装置の一実施例を示す構成図、図2は本発明に係
るタイミング補正値検出表示装置におけるフライホイー
ルからエンジン上死点を検出する装置の一実施例を示す
断面図、図3はタイミング補正値の検出表示装置の構成
図、図4は車載前のタイミング補正値検出の説明図、図
5はタイミング補正値検出表示装置の一実施例の作動の
一例を示す処理フロー図である。
を説明する。図1は、本発明に係るタイミング補正値検
出表示装置の一実施例を示す構成図、図2は本発明に係
るタイミング補正値検出表示装置におけるフライホイー
ルからエンジン上死点を検出する装置の一実施例を示す
断面図、図3はタイミング補正値の検出表示装置の構成
図、図4は車載前のタイミング補正値検出の説明図、図
5はタイミング補正値検出表示装置の一実施例の作動の
一例を示す処理フロー図である。
【0012】図1に示すように、エンジン1の燃料は、
エンジン1に設けられた燃料タンク12から燃料ポンプ
13によりタイミング制御バルブ7を経て燃料噴射ポン
プ2に送られ、燃料噴射ポンプ2により加圧された燃料
は燃料噴射ポンプ2の吐出部15から燃料圧送管16を
経て圧送され、燃料噴射ノズル11からエンジン1の燃
焼室(図示せず)内に噴射される。なお、当然のことな
がら燃料噴射ポンプ2の吐出部15はエンジンのシリン
ダの数のものが設けられているが、ここではその一つの
みを図示した。そして、17は燃料還流パイプである。
エンジン1に設けられた燃料タンク12から燃料ポンプ
13によりタイミング制御バルブ7を経て燃料噴射ポン
プ2に送られ、燃料噴射ポンプ2により加圧された燃料
は燃料噴射ポンプ2の吐出部15から燃料圧送管16を
経て圧送され、燃料噴射ノズル11からエンジン1の燃
焼室(図示せず)内に噴射される。なお、当然のことな
がら燃料噴射ポンプ2の吐出部15はエンジンのシリン
ダの数のものが設けられているが、ここではその一つの
みを図示した。そして、17は燃料還流パイプである。
【0013】燃料噴射ポンプ2のカムシャフトはエンジ
ン1のポンプ駆動軸にパワートレーンにより連結されて
おり、電子タイマ6のエンジン1の回転数検出センサ8
はこのカムシャフトと一体となって回転する磁性体から
なる円盤の回転を検知しこれをパルス信号として電子制
御装置3に入力している。
ン1のポンプ駆動軸にパワートレーンにより連結されて
おり、電子タイマ6のエンジン1の回転数検出センサ8
はこのカムシャフトと一体となって回転する磁性体から
なる円盤の回転を検知しこれをパルス信号として電子制
御装置3に入力している。
【0014】燃料噴射ポンプ2の電子タイマ6には、エ
ンジン1の噴射タイミング検出センサ9が設けられてお
り、このセンサ9からの信号は電子制御装置3に入力さ
れる。なお、18はスイッチ、20は電源である。
ンジン1の噴射タイミング検出センサ9が設けられてお
り、このセンサ9からの信号は電子制御装置3に入力さ
れる。なお、18はスイッチ、20は電源である。
【0015】図2に示すようにエンジン1のクランク軸
に連結されたフライホイール4の回転からエンジンの上
死点を確認するためにフライホイールハウジング19の
ポインタ取付孔23にエンジン回転数検出センサ10が
取り付けられており、エンジン1の上死点信号を確認す
るためにフライホイール4にキリ孔22が設けられてい
る。なお、21はエンジン回転数検出センサ10の検出
部、24はエンジン上死点検出センサ10から電子制御
装置3に信号を送るための配線、25はポインタ取付孔
23にエンジン上死点検出センサ10を取り付けるため
の取付部材、26は取付ナット、27は取付ボルト、2
8は締め付けナットである。
に連結されたフライホイール4の回転からエンジンの上
死点を確認するためにフライホイールハウジング19の
ポインタ取付孔23にエンジン回転数検出センサ10が
取り付けられており、エンジン1の上死点信号を確認す
るためにフライホイール4にキリ孔22が設けられてい
る。なお、21はエンジン回転数検出センサ10の検出
部、24はエンジン上死点検出センサ10から電子制御
装置3に信号を送るための配線、25はポインタ取付孔
23にエンジン上死点検出センサ10を取り付けるため
の取付部材、26は取付ナット、27は取付ボルト、2
8は締め付けナットである。
【0016】燃料噴射ポンプ2の電子タイマ6のエンジ
ン回転数検出センサ8とフライホイール4側のエンジン
上死点検出センサ10を電子制御装置3に接続してエン
ジン1と燃料噴射ポンプ2の位相差を検出する。
ン回転数検出センサ8とフライホイール4側のエンジン
上死点検出センサ10を電子制御装置3に接続してエン
ジン1と燃料噴射ポンプ2の位相差を検出する。
【0017】噴射量が設定値に対してずれているとき
は、電子ガバナ(図示せず)の噴射量調節抵抗によって
位相差を補正することもできる。
は、電子ガバナ(図示せず)の噴射量調節抵抗によって
位相差を補正することもできる。
【0018】タイミングの補正が終了するとフライホイ
ールハウジング19に取り付けられてエンジン上死点検
出センサ10を取り外し、従来のポインタを取り付け
る。
ールハウジング19に取り付けられてエンジン上死点検
出センサ10を取り外し、従来のポインタを取り付け
る。
【0019】図3に示すように、燃料噴射ポンプ2のエ
ンジン回転数検出センサからの信号Bとフライホイール
4のエンジン上死点検出センサからの信号Cは電子制御
装置3に入力され、電子制御装置3によりエンジン1と
燃料噴射ポンプ2の位相差が演算算出され、表示装置5
のタイミング補正値表示部29、補正抵抗ナンバ表示部
30に表示される。
ンジン回転数検出センサからの信号Bとフライホイール
4のエンジン上死点検出センサからの信号Cは電子制御
装置3に入力され、電子制御装置3によりエンジン1と
燃料噴射ポンプ2の位相差が演算算出され、表示装置5
のタイミング補正値表示部29、補正抵抗ナンバ表示部
30に表示される。
【0020】図4は、車載前のエンジンの検査工程等で
の静的タイミングのバラツキ低減のためのタイミング補
正値を算出する方法を示したもので、Aはフライホイー
ル側のエンジン回転数検出センサからのパルス信号を、
Bは燃料噴射ポンプ側のエンジン上死点の回転数検出セ
ンサからのパルス信号を示しており、X1は第1気筒の
噴射始め時を、X2は第1気筒の上死点時を示してい
る。
の静的タイミングのバラツキ低減のためのタイミング補
正値を算出する方法を示したもので、Aはフライホイー
ル側のエンジン回転数検出センサからのパルス信号を、
Bは燃料噴射ポンプ側のエンジン上死点の回転数検出セ
ンサからのパルス信号を示しており、X1は第1気筒の
噴射始め時を、X2は第1気筒の上死点時を示してい
る。
【0021】P1はフライホイール側のエンジン回転数
検出センサからのパルス信号の波形、はP2は燃料噴射
ポンプ側のエンジン上死点の回転数検出センサからのパ
ルス信号波形を示しており、P1とP2との位相差Qiは
実測値であり、P0は理論上のパルスであり、この両者
の差QBがいわゆるバラツキである。
検出センサからのパルス信号の波形、はP2は燃料噴射
ポンプ側のエンジン上死点の回転数検出センサからのパ
ルス信号波形を示しており、P1とP2との位相差Qiは
実測値であり、P0は理論上のパルスであり、この両者
の差QBがいわゆるバラツキである。
【0022】そして、T1はフライホイール側のエンジ
ン回転数検出センサからのパルス信号による角度、T2
は設計上の第1気筒噴射直後の最初のパルス角度、T0
は静的タイミング、TAをタイミングの目標値とする
と、静的タイミングのバラツキQBは、QB=TA−Qiか
ら求めることができ、このバラツキQBから予めバラツ
キQBの大きさに応じて決められた補正抵抗を決定し、
その補正抵抗のナンバを算出し、その補正抵抗ナンバを
表示装置に表示する。また、算出された前記バラツキも
表示装置に表示される。なお、フライホイール側のエン
ジン回転数検出センサからのパルスは、1パルス/エン
ジン1回転である。
ン回転数検出センサからのパルス信号による角度、T2
は設計上の第1気筒噴射直後の最初のパルス角度、T0
は静的タイミング、TAをタイミングの目標値とする
と、静的タイミングのバラツキQBは、QB=TA−Qiか
ら求めることができ、このバラツキQBから予めバラツ
キQBの大きさに応じて決められた補正抵抗を決定し、
その補正抵抗のナンバを算出し、その補正抵抗ナンバを
表示装置に表示する。また、算出された前記バラツキも
表示装置に表示される。なお、フライホイール側のエン
ジン回転数検出センサからのパルスは、1パルス/エン
ジン1回転である。
【0023】図5を用いて本発明の一実施例の作動を説
明するに、電子制御装置3のスイッチ18がオンされる
と、フライホイールでのエンジン上死点が検出され、次
いで燃料噴射ポンプの回転数が検出される。そして、フ
ライホイールと燃料噴射ポンプとの位相差が算出された
後、タイミング目標値を設定し、これから位相差のバラ
ツキが算出される。
明するに、電子制御装置3のスイッチ18がオンされる
と、フライホイールでのエンジン上死点が検出され、次
いで燃料噴射ポンプの回転数が検出される。そして、フ
ライホイールと燃料噴射ポンプとの位相差が算出された
後、タイミング目標値を設定し、これから位相差のバラ
ツキが算出される。
【0024】次いで、バラツキに対応した補正値抵抗ナ
ンバが算出され、その算出された補正抵抗ナンバが表示
装置に表示されて、処理操作の1サイクルが終了する。
ンバが算出され、その算出された補正抵抗ナンバが表示
装置に表示されて、処理操作の1サイクルが終了する。
【0025】なお、以上が本発明の実施例であるが、こ
の実施例によって得られた補正抵抗ナンバから個々のエ
ンジン毎に決定したタイミング補正抵抗を車両の電子制
御装置に接続し、車両運転中はその補正抵抗によりタイ
ミング補正がなされる。
の実施例によって得られた補正抵抗ナンバから個々のエ
ンジン毎に決定したタイミング補正抵抗を車両の電子制
御装置に接続し、車両運転中はその補正抵抗によりタイ
ミング補正がなされる。
【0026】
【発明の効果】本発明に係るタイミング補正検出装置
は、フライホイールハウジングに取り付けられたエンジ
ン上死点検出センサーと、燃料噴射ポンプの電子タイマ
に取り付けられたエンジン回転数検出センサーと、これ
らセンサーからの入力信号から燃料噴射ポンプとエンジ
ンの位相差を算出し、この位相差から燃料の噴射タイミ
ングの補正抵抗ナンバを算出し、算出された補正抵抗ナ
ンバを表示装置に出力する電子制御装置とを有している
ので、エンジンの制御装置としてエンジンに組み込まれ
ている電子制御装置を利用してエンジンに対するわずか
な構造上の変更、簡単な装置及び作動システムの追加に
よりエンジンの所期セット及び修理時等において、簡単
にして高い精度のエンジンのタイミング合わせができる
という効果を奏する。
は、フライホイールハウジングに取り付けられたエンジ
ン上死点検出センサーと、燃料噴射ポンプの電子タイマ
に取り付けられたエンジン回転数検出センサーと、これ
らセンサーからの入力信号から燃料噴射ポンプとエンジ
ンの位相差を算出し、この位相差から燃料の噴射タイミ
ングの補正抵抗ナンバを算出し、算出された補正抵抗ナ
ンバを表示装置に出力する電子制御装置とを有している
ので、エンジンの制御装置としてエンジンに組み込まれ
ている電子制御装置を利用してエンジンに対するわずか
な構造上の変更、簡単な装置及び作動システムの追加に
よりエンジンの所期セット及び修理時等において、簡単
にして高い精度のエンジンのタイミング合わせができる
という効果を奏する。
【0027】また、本発明に係るタイミング補正検出装
置は、フライホイールハウジングに取り付けられたエン
ジン上死点検出センサーと、燃料噴射ポンプの電子タイ
マに取り付けられたエンジン回転数検出センサーと、こ
れらセンサーからの入力信号から燃料噴射ポンプとエン
ジンの位相差を算出し、この位相差から燃料の噴射タイ
ミングの補正抵抗ナンバを算出し、算出された補正抵抗
ナンバを表示装置に出力する電子制御装置とを有してい
るので、従来人手を要していたエンジンの組立工程での
上死点の割り出し作業が不要となり、従って、上死点割
り出し装置と人手を要することなく高い精度のエンジン
のタイミング合わせができるという効果を奏する。
置は、フライホイールハウジングに取り付けられたエン
ジン上死点検出センサーと、燃料噴射ポンプの電子タイ
マに取り付けられたエンジン回転数検出センサーと、こ
れらセンサーからの入力信号から燃料噴射ポンプとエン
ジンの位相差を算出し、この位相差から燃料の噴射タイ
ミングの補正抵抗ナンバを算出し、算出された補正抵抗
ナンバを表示装置に出力する電子制御装置とを有してい
るので、従来人手を要していたエンジンの組立工程での
上死点の割り出し作業が不要となり、従って、上死点割
り出し装置と人手を要することなく高い精度のエンジン
のタイミング合わせができるという効果を奏する。
【図1】本発明に係るタイミング補正値検出表示装置の
一実施例を示す構成図である。
一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明に係るタイミング補正値検出表示装置に
おけるフライホイールからエンジン回転数を検出する装
置の一実施例を示す断面図である。
おけるフライホイールからエンジン回転数を検出する装
置の一実施例を示す断面図である。
【図3】タイミング補正値の検出表示装置の構成図であ
る。
る。
【図4】車載前のタイミング補正量検出の説明図であ
る。
る。
【図5】本発明に係るタイミング補正値検出表示装置の
一実施例の作動の一例を示す処理フロー図である。
一実施例の作動の一例を示す処理フロー図である。
1 エンジン 2 燃料噴射ポンプ 3 電子制御装置 4 フライホイール 5 表示装置 6 電子タイマ 7 タイミング制御バルブ 8 エンジン回転数検出センサ 9 噴射タイミング検出センサ 10エンジン上死点検出センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 フライホイールハウジングに取り付けら
れたエンジン上死点検出センサーと、燃料噴射ポンプの
電子タイマに取り付けられたエンジン回転数検出センサ
ーと、これらセンサーからの入力信号から燃料噴射ポン
プとエンジンの位相差を算出し、この位相差から燃料の
噴射タイミングの補正抵抗ナンバを算出し、算出された
補正抵抗ナンバを表示装置に出力する電子制御装置とを
有することを特徴とするタイミング補正値検出表示装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23945393A JPH0791348A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | タイミング補正値検出表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23945393A JPH0791348A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | タイミング補正値検出表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0791348A true JPH0791348A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17044996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23945393A Pending JPH0791348A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | タイミング補正値検出表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0791348A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102128098A (zh) * | 2011-03-21 | 2011-07-20 | 清华大学 | 一种四冲程电控单缸柴油机燃油喷射控制方法及系统 |
-
1993
- 1993-09-27 JP JP23945393A patent/JPH0791348A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102128098A (zh) * | 2011-03-21 | 2011-07-20 | 清华大学 | 一种四冲程电控单缸柴油机燃油喷射控制方法及系统 |
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