JPH079131A - グレーチング溶接機 - Google Patents
グレーチング溶接機Info
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- JPH079131A JPH079131A JP17624393A JP17624393A JPH079131A JP H079131 A JPH079131 A JP H079131A JP 17624393 A JP17624393 A JP 17624393A JP 17624393 A JP17624393 A JP 17624393A JP H079131 A JPH079131 A JP H079131A
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- JP
- Japan
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- welding
- work
- grating
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、使用勝手がよく、溶接能率に優れ
たグレーチング溶接機の開発を発明の目的とするもので
ある。 【構成】 機台2上に少なく共一方を前後移動可能にす
ると共に、グレーチング素材の前後両端にサイドプレー
トを当てた溶接ワークWを挟持する一対のワークホルダ
ー3、3aを対設し、その各ワークホルダー3、3aに
前記溶接ワークWのサイドプレートをグレーチング素材
両端に溶接する溶接部材22、22aを往復移動可能に
搭載し、前記前後一対のワークホルダー3、3a間にワ
ークW及びワーク移送装置31の移動を妨げない左右の
空間(S)を存在させたことを特徴とするグレーチング溶
接機。
たグレーチング溶接機の開発を発明の目的とするもので
ある。 【構成】 機台2上に少なく共一方を前後移動可能にす
ると共に、グレーチング素材の前後両端にサイドプレー
トを当てた溶接ワークWを挟持する一対のワークホルダ
ー3、3aを対設し、その各ワークホルダー3、3aに
前記溶接ワークWのサイドプレートをグレーチング素材
両端に溶接する溶接部材22、22aを往復移動可能に
搭載し、前記前後一対のワークホルダー3、3a間にワ
ークW及びワーク移送装置31の移動を妨げない左右の
空間(S)を存在させたことを特徴とするグレーチング溶
接機。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は従来のように溶接ワーク
のグレーチング素材両端にサイドプレートを溶接する溶
接部材を、機台の後方に設けた左右方向の往復移動装置
に連装した1個のアームに前後位置を調整できるように
して設置したものとは異なり、機台上に少なく共一方を
前後移動可能にすると共に、グレーチング素材の前後両
端にサイドプレートを当てた溶接ワークを挟持する一対
のワークホルダーに左右移動可能に各別に搭載して、該
ワークホルダー間にワーク及びワーク移送装置の移動を
妨げない空間を存在させたものである。
のグレーチング素材両端にサイドプレートを溶接する溶
接部材を、機台の後方に設けた左右方向の往復移動装置
に連装した1個のアームに前後位置を調整できるように
して設置したものとは異なり、機台上に少なく共一方を
前後移動可能にすると共に、グレーチング素材の前後両
端にサイドプレートを当てた溶接ワークを挟持する一対
のワークホルダーに左右移動可能に各別に搭載して、該
ワークホルダー間にワーク及びワーク移送装置の移動を
妨げない空間を存在させたものである。
【0002】
【従来の技術】図8に示すように、ほぼ一定間隔に配列
した多数の縱板aに例へば100mm間隔等によりほぼ直
角に配置したツイストバーbを圧接溶接して製作したグ
レーチング原材cの各縱板aを任意のツイストバーb間
でほぼ一定長さに切断して図9のグレーチング素材eを
製作し、その両切断端面にサイドプレートf、fを当て
て仮固定してなる溶接ワークWの、全縱板の両切断端に
前記サイドプレートf,fを溶接する装置は例へば特開
平3ー77778、266376、268872号公報
に開示されているように公知である。前記開示装置は機
台の後方に設けた左右方向の往復移動装置に連装した1
個のアームに前後位置を調整できるように溶接装置を設
置しているもので、溶接ワークの供給排出等の溶接能率
が必ずしもよくない。しかるに前記の溶接ワークWは量
産できるから、溶接ワークWと溶接との間に能率のアン
バランスが生ずるのを免れない。
した多数の縱板aに例へば100mm間隔等によりほぼ直
角に配置したツイストバーbを圧接溶接して製作したグ
レーチング原材cの各縱板aを任意のツイストバーb間
でほぼ一定長さに切断して図9のグレーチング素材eを
製作し、その両切断端面にサイドプレートf、fを当て
て仮固定してなる溶接ワークWの、全縱板の両切断端に
前記サイドプレートf,fを溶接する装置は例へば特開
平3ー77778、266376、268872号公報
に開示されているように公知である。前記開示装置は機
台の後方に設けた左右方向の往復移動装置に連装した1
個のアームに前後位置を調整できるように溶接装置を設
置しているもので、溶接ワークの供給排出等の溶接能率
が必ずしもよくない。しかるに前記の溶接ワークWは量
産できるから、溶接ワークWと溶接との間に能率のアン
バランスが生ずるのを免れない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、使用勝手が
よく、溶接能率に優れたグレーチング溶接機の開発を課
題とし、発明の目的とするものである。
よく、溶接能率に優れたグレーチング溶接機の開発を課
題とし、発明の目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のグレーチング溶
接機は、前記した目的に合致するもので、機台上に少な
く共一方を前後移動可能にすると共に、グレーチング素
材の前後両端にサイドプレートを当てた溶接ワークWを
挟持する一対のワークホルダーを対設し、その各ワーク
ホルダーに前記溶接ワークWのサイドプレートをグレー
チング素材両端に溶接する溶接部材を往復移動可能に搭
載し、前記前後一対のワークホルダー間にワーク及びワ
ーク移送装置の移動を妨げない左右の空間を存在させた
ことを特徴とし、この前後ワークホルダー間に何物も存
在させないようにした特徴により溶接能率に優れたグレ
ーチング溶接機を提供できる。
接機は、前記した目的に合致するもので、機台上に少な
く共一方を前後移動可能にすると共に、グレーチング素
材の前後両端にサイドプレートを当てた溶接ワークWを
挟持する一対のワークホルダーを対設し、その各ワーク
ホルダーに前記溶接ワークWのサイドプレートをグレー
チング素材両端に溶接する溶接部材を往復移動可能に搭
載し、前記前後一対のワークホルダー間にワーク及びワ
ーク移送装置の移動を妨げない左右の空間を存在させた
ことを特徴とし、この前後ワークホルダー間に何物も存
在させないようにした特徴により溶接能率に優れたグレ
ーチング溶接機を提供できる。
【0005】
【作用】本発明は機台上に少なく共一方を前後移動可能
にすると共に、グレーチング素材の前後両端にサイドプ
レートを当てた溶接ワークWを挟持する一対のワークホ
ルダーを対設し、その各ワークホルダーに前記溶接ワー
クWのサイドプレートをグレーチング素材両端に溶接す
る溶接部材を往復移動可能に搭載した構成になるから、
ワークホルダーの相対的接近により溶接ワークWを掴着
できるのみでなく、該ワークの溶接に必要な溶接部材を
各ワークホルダーが搭載しているから、ワークに対する
溶接部材の位置調整が不要であるため巾の平行度が正確
でないワークに対しても正確に対応し、規格の異なった
溶接ワークWの供給も簡易にできる。また、前後一対の
ワークホルダー間にワーク及びワーク移送装置の移動を
妨げない左右の空間を存在させているので、ワークの供
給排出及び溶接の自動化を可能にして溶接能率を著しく
向上できる。
にすると共に、グレーチング素材の前後両端にサイドプ
レートを当てた溶接ワークWを挟持する一対のワークホ
ルダーを対設し、その各ワークホルダーに前記溶接ワー
クWのサイドプレートをグレーチング素材両端に溶接す
る溶接部材を往復移動可能に搭載した構成になるから、
ワークホルダーの相対的接近により溶接ワークWを掴着
できるのみでなく、該ワークの溶接に必要な溶接部材を
各ワークホルダーが搭載しているから、ワークに対する
溶接部材の位置調整が不要であるため巾の平行度が正確
でないワークに対しても正確に対応し、規格の異なった
溶接ワークWの供給も簡易にできる。また、前後一対の
ワークホルダー間にワーク及びワーク移送装置の移動を
妨げない左右の空間を存在させているので、ワークの供
給排出及び溶接の自動化を可能にして溶接能率を著しく
向上できる。
【0006】
【実施例】添付図面は本発明の一実施例を示すもので、
図1は平面図、図2は側面図、図3は図1AーA線拡大
側面図、図4は図2BーB線切断正面図、図5はワーク
ホルダー3を切断して示したシリンダー18及び該シリ
ンダーに嵌めたピストン9等の側面図、図6はグレーチ
ング溶接器21の第2走行ブロック等の斜視図、図7は
グレーチング溶接器の第2走行ブロックのガイドの一端
と第1走行ブロックとにかけて第1走行ブロックの表面
に配置したバネの正面図、図8はグレーチング原材の平
面図、図9はワークWの分離斜視図である。
図1は平面図、図2は側面図、図3は図1AーA線拡大
側面図、図4は図2BーB線切断正面図、図5はワーク
ホルダー3を切断して示したシリンダー18及び該シリ
ンダーに嵌めたピストン9等の側面図、図6はグレーチ
ング溶接器21の第2走行ブロック等の斜視図、図7は
グレーチング溶接器の第2走行ブロックのガイドの一端
と第1走行ブロックとにかけて第1走行ブロックの表面
に配置したバネの正面図、図8はグレーチング原材の平
面図、図9はワークWの分離斜視図である。
【0007】1は本発明のグレーチング溶接装置を示
し、機台2上の前後に一対のワークホルダー3、3aを
設置してなる。各ワークホルダー3、3aは機台2の両
側外面の溝2a(図1の上方のものは図示しない。)を案
内にして摺動する移動側板25、25に両端側面を固定
し、両端下面を機台2の上面2bに接して移動側枠25
と共に移動する。機台2の前後面に複数の保持片4、5
を固着し、それ等の保持片4、5に貫通させたナット
6、7を回転自由に保持させる。前側のワークホルダー
3には、図5に例示したように先端に設けたピストン9
を該ホルダー3に設けたシリンダ18に嵌め、該ピスト
ン9のロッド8に設けた延長ネジ10を前記保持片4の
ナット6に螺合する。後側のワークホルダー3aには該
ホルダー3aに固嵌した固嵌片11の中心に回転自由に
嵌めたネジ12をナット7に螺合する。該後側のワーク
ホルダー3aは前後移動するが、溶接ワークWの位置決
め時には移動させないのでシリンダが無くても差支えな
い。必要なら設ける。
し、機台2上の前後に一対のワークホルダー3、3aを
設置してなる。各ワークホルダー3、3aは機台2の両
側外面の溝2a(図1の上方のものは図示しない。)を案
内にして摺動する移動側板25、25に両端側面を固定
し、両端下面を機台2の上面2bに接して移動側枠25
と共に移動する。機台2の前後面に複数の保持片4、5
を固着し、それ等の保持片4、5に貫通させたナット
6、7を回転自由に保持させる。前側のワークホルダー
3には、図5に例示したように先端に設けたピストン9
を該ホルダー3に設けたシリンダ18に嵌め、該ピスト
ン9のロッド8に設けた延長ネジ10を前記保持片4の
ナット6に螺合する。後側のワークホルダー3aには該
ホルダー3aに固嵌した固嵌片11の中心に回転自由に
嵌めたネジ12をナット7に螺合する。該後側のワーク
ホルダー3aは前後移動するが、溶接ワークWの位置決
め時には移動させないのでシリンダが無くても差支えな
い。必要なら設ける。
【0008】全てのナット6、7の内側には連動タイミ
ングベルト17、17aを掛けたタイミングプーリ1
3、13aを設け、図1の手前側のナット6、7の外側
にベベルギヤ14、14aを設け、夫々にハンドル1
5、15aのベベルギヤ16、16aを前記ベベルギヤ
14、14aに夫々噛みあわせてナット部材6、7を各
別に連動する。シリンダ18にはピストン9の前と後と
に送排油路61、62を設ける。
ングベルト17、17aを掛けたタイミングプーリ1
3、13aを設け、図1の手前側のナット6、7の外側
にベベルギヤ14、14aを設け、夫々にハンドル1
5、15aのベベルギヤ16、16aを前記ベベルギヤ
14、14aに夫々噛みあわせてナット部材6、7を各
別に連動する。シリンダ18にはピストン9の前と後と
に送排油路61、62を設ける。
【0009】各ワークホルダー3、3aの対応内面にグ
レーチング溶接器21、21aの溶接部材22、22a
を移動可能にする隙間23、23aを構成する枠材2
4、24aを固定する。各枠材24、24aは各ワーク
ホルダー3、3aの両端の移動側板25(前出)と該各側
板25間の枠板26、26aとからなり、枠板26、2
6aの対応面に左右方向の案内レール27、27aを固
定し、さらに枠板26、26aの下面にワークWの上昇
限度を決める定規30、30aを形成する。
レーチング溶接器21、21aの溶接部材22、22a
を移動可能にする隙間23、23aを構成する枠材2
4、24aを固定する。各枠材24、24aは各ワーク
ホルダー3、3aの両端の移動側板25(前出)と該各側
板25間の枠板26、26aとからなり、枠板26、2
6aの対応面に左右方向の案内レール27、27aを固
定し、さらに枠板26、26aの下面にワークWの上昇
限度を決める定規30、30aを形成する。
【0010】各ワークホルダー3、3aは夫々が独立し
たもので前後移動はハンドル15、15aによりベベル
ギヤ16、16a・14、14a・連動タイミングベルト
17、17a等により、または送排油管61、62の何
れかから送る圧力油により各別に移動を制御するもの
で、各ワークホルダー3、3aに連動手段をもたない。
前後のワークホルダー3、3aは溶接ワークWの前後の
巾に合わせて前記各ハンドル15、15aを回転し、機
台2上の大略の前後位置合わせを移動側板25と共に施
す。
たもので前後移動はハンドル15、15aによりベベル
ギヤ16、16a・14、14a・連動タイミングベルト
17、17a等により、または送排油管61、62の何
れかから送る圧力油により各別に移動を制御するもの
で、各ワークホルダー3、3aに連動手段をもたない。
前後のワークホルダー3、3aは溶接ワークWの前後の
巾に合わせて前記各ハンドル15、15aを回転し、機
台2上の大略の前後位置合わせを移動側板25と共に施
す。
【0011】枠板26、26aを含むワークホルダー
3、3a間には、溶接ワーク及び前記のワーク移送装置
(コンベヤ31)の移動を妨げない左右の空間(S)を存在
させ、ワークホルダー間の下方部に、溶接ワークWを乗
せて定規30、30aの下面の所定位置まで搬送する無
端チエーン等のコンベヤ31(ワーク移送装置)を図1、
2、図4の通りに機台2の左右に渡したコンベヤ支持片
32上に設け、各コンベヤ31の前後両側に前記ワーク
Wの持上げ機構33を複数配置する。持上げ機構33は
前記隙間23、23aの下方部に設けてワークホルダー
3、3の各下面に夫々固定突出した取付片34に固定し
た左右2個ずつの油圧シリンダ35と、該各シリンダ3
5のロッド36により支承した横長の枕片37とによっ
て構成する。
3、3a間には、溶接ワーク及び前記のワーク移送装置
(コンベヤ31)の移動を妨げない左右の空間(S)を存在
させ、ワークホルダー間の下方部に、溶接ワークWを乗
せて定規30、30aの下面の所定位置まで搬送する無
端チエーン等のコンベヤ31(ワーク移送装置)を図1、
2、図4の通りに機台2の左右に渡したコンベヤ支持片
32上に設け、各コンベヤ31の前後両側に前記ワーク
Wの持上げ機構33を複数配置する。持上げ機構33は
前記隙間23、23aの下方部に設けてワークホルダー
3、3の各下面に夫々固定突出した取付片34に固定し
た左右2個ずつの油圧シリンダ35と、該各シリンダ3
5のロッド36により支承した横長の枕片37とによっ
て構成する。
【0012】グレーチング溶接器21、21aは図1に
示すように前後のワークホルダー3、3a毎に独立させ
て設けるもので、図3のように案内レール27に嵌ま
り、かつ可逆モータ41により駆動されるタイミングベ
ルト42(図4参照)の下側の走行部に連結した第1走行
ブロック43、43aと、トーチ45、45a及び炭酸
ガス吹付管46、46aの各保持片44と共に左右方向
に一体摺動する第2走行ブロッ47、47aとからな
り、保持片44に固定して左右方向に延びた突片48の
後端部から突出した第2バネ掛片50と第1走行ブロッ
ク43又は43aから突出した第1バネ掛片49とに図
7の伸縮バネ51を掛ける。
示すように前後のワークホルダー3、3a毎に独立させ
て設けるもので、図3のように案内レール27に嵌ま
り、かつ可逆モータ41により駆動されるタイミングベ
ルト42(図4参照)の下側の走行部に連結した第1走行
ブロック43、43aと、トーチ45、45a及び炭酸
ガス吹付管46、46aの各保持片44と共に左右方向
に一体摺動する第2走行ブロッ47、47aとからな
り、保持片44に固定して左右方向に延びた突片48の
後端部から突出した第2バネ掛片50と第1走行ブロッ
ク43又は43aから突出した第1バネ掛片49とに図
7の伸縮バネ51を掛ける。
【0013】52は第2走行ブロック47、47aに取
付片53により固定したストッパ装置であって、取付片
53より上部をシリンダ54とし、下部をガイド管55
としてなり、シリンダ54の上方に圧縮流体を送ってス
トッパ56をワークWの縱板aの各側面に溶接が終わる
まで突出する作用になる。トーチ45、45aと、炭酸
ガス吹付管46、46aと、ストッパ装置52、52a
とは前記したグレーチング溶接器21、21aの溶接部
材22、22aを構成する。
付片53により固定したストッパ装置であって、取付片
53より上部をシリンダ54とし、下部をガイド管55
としてなり、シリンダ54の上方に圧縮流体を送ってス
トッパ56をワークWの縱板aの各側面に溶接が終わる
まで突出する作用になる。トーチ45、45aと、炭酸
ガス吹付管46、46aと、ストッパ装置52、52a
とは前記したグレーチング溶接器21、21aの溶接部
材22、22aを構成する。
【0014】グレーチング溶接器21、21aは、溶接
ワークWの各縱板aの切断両端とサイドプレートf、f
との溶接を施すもので、その他各縱板aの切断端とサイ
ドプレトf、fを縱方向に溶接するためトーチ45、45
a、炭酸ガス吹付管46、46aを上下動させる機構を備
えているが、その機構は前記の特開平3ー268872
号公報に開示され、本発明独自ではないので説明しな
い。
ワークWの各縱板aの切断両端とサイドプレートf、f
との溶接を施すもので、その他各縱板aの切断端とサイ
ドプレトf、fを縱方向に溶接するためトーチ45、45
a、炭酸ガス吹付管46、46aを上下動させる機構を備
えているが、その機構は前記の特開平3ー268872
号公報に開示され、本発明独自ではないので説明しな
い。
【0015】本実施例はワークホルダー3、3aを溶接
ワークWの前後幅に合わせ、ハンドル15、15aを回
転して大略の前後位置を既述のように決め、溶接ワーク
Wをコンベヤ31(ワーク移送装置)によりワークホルダ
ー3、3aの間に移送して所定位置に停止させ、複数の
持上げ機構33により大略同じ速度で押上げて溶接ワー
クWの上面が定規30、30aに当たるまで上昇させ
る。尤も持上げ機構33によるワークWの持上げは最終
の位置決めではないからワークWを定規30、30aと
枕片37の間で強力に挟まないで僅かな移動用の隙間が
できる程度にする。
ワークWの前後幅に合わせ、ハンドル15、15aを回
転して大略の前後位置を既述のように決め、溶接ワーク
Wをコンベヤ31(ワーク移送装置)によりワークホルダ
ー3、3aの間に移送して所定位置に停止させ、複数の
持上げ機構33により大略同じ速度で押上げて溶接ワー
クWの上面が定規30、30aに当たるまで上昇させ
る。尤も持上げ機構33によるワークWの持上げは最終
の位置決めではないからワークWを定規30、30aと
枕片37の間で強力に挟まないで僅かな移動用の隙間が
できる程度にする。
【0016】持上げ機構33によりワークWの上面を定
規30、30aに突き当てて上昇の位置決めをした後、
シリンダ18のピストン9の前面の送排油路61から圧
力油を送る。このときには後部のワークホルダー3aは
不動であり、前部のワークホルダー3のシリンダー18
に嵌めたピストン9を動かさないから、前側のワークホ
ルダー3が圧力油の圧力により押されて、後側のワーク
ホルダー3aの方向に動き、持上げ機構33により押上
げられた溶接ワークWを、前後のワークホルダー3、3
aの協力により挟合固定する。グレーチング素材eが台
形であるため、サイドプレートf、fが非平行であって
も、ワークホルダー3、3aに僅かに非平行になる余裕
があるから従来のように溶接に支障を生じない。
規30、30aに突き当てて上昇の位置決めをした後、
シリンダ18のピストン9の前面の送排油路61から圧
力油を送る。このときには後部のワークホルダー3aは
不動であり、前部のワークホルダー3のシリンダー18
に嵌めたピストン9を動かさないから、前側のワークホ
ルダー3が圧力油の圧力により押されて、後側のワーク
ホルダー3aの方向に動き、持上げ機構33により押上
げられた溶接ワークWを、前後のワークホルダー3、3
aの協力により挟合固定する。グレーチング素材eが台
形であるため、サイドプレートf、fが非平行であって
も、ワークホルダー3、3aに僅かに非平行になる余裕
があるから従来のように溶接に支障を生じない。
【0017】上記の溶接ワークWの固定が終わった後
は、グレーチング溶接器21、21aの溶接部材22、
22aにより溶接する。溶接作用を一方の溶接部材22
により説明する。他方の溶接部材22aは通電を溶接部
材22と同期させるが、その他の溶接作動は溶接部材2
2の溶接作動と等しい。溶接部材22のトーチ45は溶
接線を繰り出しかつ該線に溶接電流を通電して溶接を施
す方式とするもので、通電を中断したときは溶接線の先
端が縮んで玉になり、ワークW及び機台によりアースさ
れなくなる。
は、グレーチング溶接器21、21aの溶接部材22、
22aにより溶接する。溶接作用を一方の溶接部材22
により説明する。他方の溶接部材22aは通電を溶接部
材22と同期させるが、その他の溶接作動は溶接部材2
2の溶接作動と等しい。溶接部材22のトーチ45は溶
接線を繰り出しかつ該線に溶接電流を通電して溶接を施
す方式とするもので、通電を中断したときは溶接線の先
端が縮んで玉になり、ワークW及び機台によりアースさ
れなくなる。
【0018】溶接開始のときには、ストッパ装置52の
ストッパ56が溶接を施す縱板aの外面に突き当たり、
溶接部材22は連動タイミングベルト17の速度により
移動する。ストッパの前記突き当たりと殆ど同時的に溶
接部材22を僅かに下げ、トーチ45の溶接線を繰り出
してアースし、かつ通電して前記の玉を溶解して溶接す
る。溶接が終わるや通電を中断し、溶接部材22の全体
を少し上昇し、トーチ45の溶接線に玉を生じさせて、
前記の通りに連動タイミングベルト17の速度で次の溶
接位置上に炭酸ガス吹付管46と共に移動して伸縮バネ
51を伸長する。溶接部材22のトーチ45等が次の溶
接位置上に移動すると同時にストッパ56が瞬時上昇
し、伸縮バネ51の伸長畜勢により引かれて移動しかつ
移動の途中で下降し、次の溶接を施す縱板aの外面に突
き当たり、これの繰り返しにより、溶接を自動的に行
う。この溶接作動は特開平3ー77778、26637
6、268872号公報(前出)を参照するとよい。
ストッパ56が溶接を施す縱板aの外面に突き当たり、
溶接部材22は連動タイミングベルト17の速度により
移動する。ストッパの前記突き当たりと殆ど同時的に溶
接部材22を僅かに下げ、トーチ45の溶接線を繰り出
してアースし、かつ通電して前記の玉を溶解して溶接す
る。溶接が終わるや通電を中断し、溶接部材22の全体
を少し上昇し、トーチ45の溶接線に玉を生じさせて、
前記の通りに連動タイミングベルト17の速度で次の溶
接位置上に炭酸ガス吹付管46と共に移動して伸縮バネ
51を伸長する。溶接部材22のトーチ45等が次の溶
接位置上に移動すると同時にストッパ56が瞬時上昇
し、伸縮バネ51の伸長畜勢により引かれて移動しかつ
移動の途中で下降し、次の溶接を施す縱板aの外面に突
き当たり、これの繰り返しにより、溶接を自動的に行
う。この溶接作動は特開平3ー77778、26637
6、268872号公報(前出)を参照するとよい。
【0019】溶接終了後、送排油管62に圧力油を送
り、溶接済の溶接ワークWを前記と逆順でワークホルダ
ー3、3aの間からコンベヤ31により運び出し、新た
な溶接ワークWと入れ替えて能率よく溶接できる。
り、溶接済の溶接ワークWを前記と逆順でワークホルダ
ー3、3aの間からコンベヤ31により運び出し、新た
な溶接ワークWと入れ替えて能率よく溶接できる。
【0020】
【発明の効果】本発明のグレーチング自動溶接機は、既
述のように、機台2上に少なく共一方を前後移動可能に
すると共に、グレーチング素材eの前後両端にサイドプ
レートf、fを当てた溶接ワークWを挟持する一対のワ
ークホルダー3、3aを対設し、その各ワークホルダー
に前記溶接ワークWのサイドプレートf、fをグレーチ
ング素材e両端に溶接する溶接部材22、22aを各ワ
ークホルダー3、3a上で往復移動できるように搭載し
ているから、ワークホルダー対3、3aの相対的接近に
より溶接ワークWを掴着できるのみでなく、該ワークW
の溶接に必要な溶接部材22、22aを各ワークホルダ
ー3、3aが搭載しているから、溶接部材22、22a
の位置調整が不要であって、規格の異なった溶接ワーク
Wの供給を簡易にできる。また、前後一対のワークホル
ダー3、3a間にワークW及びワーク移送装置(コンベ
ヤ31)の移動を妨げない左右の空間Sを存在させてい
るので、溶接ワークWの供給及び溶接の自動化を簡易に
して溶接能率を著しく向上できる効果がある。
述のように、機台2上に少なく共一方を前後移動可能に
すると共に、グレーチング素材eの前後両端にサイドプ
レートf、fを当てた溶接ワークWを挟持する一対のワ
ークホルダー3、3aを対設し、その各ワークホルダー
に前記溶接ワークWのサイドプレートf、fをグレーチ
ング素材e両端に溶接する溶接部材22、22aを各ワ
ークホルダー3、3a上で往復移動できるように搭載し
ているから、ワークホルダー対3、3aの相対的接近に
より溶接ワークWを掴着できるのみでなく、該ワークW
の溶接に必要な溶接部材22、22aを各ワークホルダ
ー3、3aが搭載しているから、溶接部材22、22a
の位置調整が不要であって、規格の異なった溶接ワーク
Wの供給を簡易にできる。また、前後一対のワークホル
ダー3、3a間にワークW及びワーク移送装置(コンベ
ヤ31)の移動を妨げない左右の空間Sを存在させてい
るので、溶接ワークWの供給及び溶接の自動化を簡易に
して溶接能率を著しく向上できる効果がある。
添付図面は本発明の一実施例を示すもので、
【図1】図1は平面図、
【図2】図2は側面図、
【図3】図3は図2AーA線拡大側面図、
【図4】図4は図2BーB線切断正面図、
【図5】図5はワークホルダー3を切断して示したシリ
ンダー18及び該シリンダーに嵌めたピストン9等の側
面図、
ンダー18及び該シリンダーに嵌めたピストン9等の側
面図、
【図6】図6は第2走行ブロック等の斜視図、
【図7】図7はグレーチング溶接器の第2走行ブロック
のガイドの一端と第1走行ブロックとにかけて第1走行
ブロックの表面に配置したバネの正面図、
のガイドの一端と第1走行ブロックとにかけて第1走行
ブロックの表面に配置したバネの正面図、
【図8】図8はグレーチング原材の平面図、
【図9】図9は溶接ワークWの分離斜視図、
W→溶接ワーク (S)→空間 1→グレーチング溶接装置 2→機台 2a→溝 2b
→上面 3、3a→ワークホルダー 4、5→保持片 6、7→
ナット 8→ロッド 9→ピストン 10→延長ネジ 11→固嵌片 12→
ネジ 13、13a→タイミングプーリ 14、14a→ベベ
ルギヤ 15、15a→ハンドル 16,16a→ベベルギヤ 17、17a→連動タイミングベルト 18→シリンダ 21、21a→グレーチング溶接器 22、22a→溶
接部材 23、23a→隙間 24、24a→枠材 25→移動
側板 26、26a→枠 27、27a→案内レール 28→
支持片 29→案内杆 30、30a→定規 31→コンベヤ
(ワーク移送装置) 32→コンベヤ支持片 33→持上げ機構 34→取付
片 35→油圧シリンダ 36→ロッド 37→枕片 41
→可逆モータ 42→タイミングベルト 43、43a→第1走行ブロ
ック 44→保持片 45、45a→トーチ 46、46a→炭酸ガス吹付管 47、47a→第2走行ブロック 48→突片 49→
第1バネ掛片 50→第2バネ掛片 51→伸縮バネ 52、52a→
ストッパ装置 53→取付片 54→シリンダ 55→ガイド管 56
→ストッパ 61、62→送排油管
→上面 3、3a→ワークホルダー 4、5→保持片 6、7→
ナット 8→ロッド 9→ピストン 10→延長ネジ 11→固嵌片 12→
ネジ 13、13a→タイミングプーリ 14、14a→ベベ
ルギヤ 15、15a→ハンドル 16,16a→ベベルギヤ 17、17a→連動タイミングベルト 18→シリンダ 21、21a→グレーチング溶接器 22、22a→溶
接部材 23、23a→隙間 24、24a→枠材 25→移動
側板 26、26a→枠 27、27a→案内レール 28→
支持片 29→案内杆 30、30a→定規 31→コンベヤ
(ワーク移送装置) 32→コンベヤ支持片 33→持上げ機構 34→取付
片 35→油圧シリンダ 36→ロッド 37→枕片 41
→可逆モータ 42→タイミングベルト 43、43a→第1走行ブロ
ック 44→保持片 45、45a→トーチ 46、46a→炭酸ガス吹付管 47、47a→第2走行ブロック 48→突片 49→
第1バネ掛片 50→第2バネ掛片 51→伸縮バネ 52、52a→
ストッパ装置 53→取付片 54→シリンダ 55→ガイド管 56
→ストッパ 61、62→送排油管
Claims (1)
- 【請求項1】機台上に少なく共一方を前後移動可能にす
ると共に、グレーチング素材の前後両端にサイドプレー
トを当てた溶接ワークWを挟持する一対のワークホルダ
ーを対設し、その各ワークホルダーに前記溶接ワークW
のサイドプレートをグレーチング素材両端に溶接する溶
接部材を往復移動可能に搭載し、前記前後一対のワーク
ホルダー間にワーク及びワーク移送装置の移動を妨げな
い左右の空間を存在させたことを特徴とするグレーチン
グ溶接機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17624393A JPH08314B2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | グレーチング溶接機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17624393A JPH08314B2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | グレーチング溶接機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH079131A true JPH079131A (ja) | 1995-01-13 |
JPH08314B2 JPH08314B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=16010153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17624393A Expired - Lifetime JPH08314B2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | グレーチング溶接機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08314B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103659112A (zh) * | 2013-11-28 | 2014-03-26 | 苏州凯尔博精密机械有限公司 | 一种金属通风格栅焊接机用翻转压紧机构 |
-
1993
- 1993-06-22 JP JP17624393A patent/JPH08314B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103659112A (zh) * | 2013-11-28 | 2014-03-26 | 苏州凯尔博精密机械有限公司 | 一种金属通风格栅焊接机用翻转压紧机构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08314B2 (ja) | 1996-01-10 |
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