JPH079102U - 水掻きひれを収納する履物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】水泳で海岸の砂浜等で使用している履物が、泳
ぐとき履いたまま簡単に足ひれとなるようにすることを
目的とした考案である。 【構成】履物と水掻きのひれ１との組合せで構成され、
履物の底の部分に水掻きひれ１を収納するための空洞部
３を設ける。水掻きひれ１を回転収納させるための回転
軸の柱４を空洞部３に設ける。又次の様にしてもよい。
水掻きひれ１を差し込み引き出しするために履物の底の
部分に矩形状の空洞部を設ける。水掻きひれ１を縦に出
し入れするためのガイドを空洞部の両側に設ける。水掻
きひれ１を引き出すとき脱落しないよう、ストッパー、
ガイドを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 産業上の利用分野 この考案は、水掻きひれ（１）と履物を一体化し水泳時に水掻きひれ（１）を引 き出して使用できる履物に関するものである。

【０００２】 従来の技術 従来水掻きひれは、専門家の潜水具の一部とされ、一般に手軽く使用出来なかっ た。泳ぐとき以外は、保管に困るものであった。

【０００３】 考案が解決しようとする課題点 本考案は、海水浴などで砂浜の熱砂から足を保護する草履、ビーチサンダルなど の履物に水掻きひれを収納し、いつでも簡単に水掻きひれを利用出来るようにす るためのものである。

【０００４】 課題を解決するための手段 履物の底の部分に空洞部（２）を設け、その部分に水掻きひれ（１）を収納し履 物と水掻きひれを一体化するものである。

【０００５】 作用 泳ぐときは、履物から水掻きひれ（１）を引き出し泳ぎの推進補助とし、歩行時 は、普通の履物となる。

【０００６】 実施例 一般の草履、サンダル、靴などの履物に、ビニール、ゴム、軟プラスチック等の 弾性素材による板状、縦波板状、扇子状の水掻きひれ（１）を収納させる。 図２ 図３ 図４ 図５はその実施例である。 図２ 図３は、水掻きひれ（１）を水平に回転させて、出し入れするものである 。 図４ 図５は、水掻きひれ（１）を縦に引き出したり押し込んだりするものであ る。

【０００７】 考案の効果 水掻きひれを収納する履物によって、陸上では、普通の履物として熱砂と危険物 から足を保護し、水中では、危険物から足を守ると同時に泳ぐときは、水掻きひ れ（１）の推進補助効果により水泳が楽になる。 又普通の履物と水掻きひれが、一体であるので初心者が手軽に利用出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案、請求項１の水掻きひれ（１）を回転収
納する履物の、水掻きひれ（１）が収納されている状態
を示す斜視図。

【図２】本考案、請求項１の水掻きひれ（１）を回転収
納する履物の、水掻きひれ（１）が出ている状態を示す
斜視図。

【図３】本考案、請求項２の水掻きひれ（１）を回転収
納するための回転軸の柱（４）を示す斜視図。

【図４】本考案、請求項３の水掻きひれ（１）の回転収
納における定位置ストッパー（５）（６）構造を示す正
面図。

【図５】本考案、請求項１の水掻きひれ（１）の縦に収
納する履物の水掻きひれ（１）が出ている状態を示す斜
視図。

【図６】本考案、請求項１の水掻きひれ（１）を縦に収
納する履物の水掻きひれ（１）が収納されている状態を
示す斜視図。

【図７】本考案、請求項４の水掻きひれ（１）の収納ガ
イド（８）とストッパー（９）の構造を示す正面図。

【図８】本考案、請求項５の水掻きひれ（１）のガイド
溝（１０）と脱落ストッパー柱（１１）の構造を示す正
面図。

【符号の説明】

（１）は水掻きひれ （２）は履物 （３）は空洞部 （４）は回転軸の柱 （５）は回転軸の柱の凹部 （６）は回転水掻きひれの回転軸接触部凸部 （７）は矩形状空洞部 （８）は収納ガイド （９）は脱落ストッパー （１０）はガイド溝 （１１）はストッパー柱

Claims (6)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】水泳のときの推進補助となる水掻きひれ
   （１）を履物（２）の底の部分に空洞部（３）を設け、
   収納できるようにし、陸上歩行時には、その空洞部
   （３）に水掻きひれ（１）を収納し、泳ぐ時は、その水
   掻きひれ（１）を引き出して使用する。よって、水掻き
   ひれ（１）を出し入れ出来うる構造とした履物。 図１
   図２図５図６
2. 【請求項２】請求項１の水掻きひれ（１）の出し入れ方
   法として履物（２）の空洞部（３）の先頭部分に水掻き
   ひれ（１）を回転させる為の柱（４）を設け、柱（４）
   を中心軸として水掻きひれ（１）を水平に回転させて、
   出し入れできるようにした構造。図３
3. 【請求項３】請求項２において水掻きひれ（１）を水平
   に回転させて、出し入れする際、収納時の固定と、引き
   出して使用する時の定位置に固定をするため、回転軸の
   柱（１）の両サイドに、凹部（５）を設け、水掻きひれ
   （１）の方の回転軸穴に、凸部（６）を設ける。水掻き
   ひれ（１）は、弾性素材であるので、水掻きひれ（１）
   が回転して凹部（５）と凸部（６）が出合ったとき、水
   掻きひれ（１）を定位置に固定が出来る構造。図４
4. 【請求項４】請求項１の水掻きひれ（１）の出し入れの
   方法として、履物の先端からかかとの後ろ迄、矩形状空
   洞部分（７）を設け、その両側に収納ガイド（８）を設
   け水掻きひれ（１）を縦に出し入れできる様にした構
   造。図５ 図６
5. 【請求項５】請求項４において水掻きひれ（１）を縦に
   出し入れする際、水掻きひれ（１）が履物（２）から脱
   落しないようにするためガイド（８）と水掻きひれ
   （１）にストッパー（９）を設ける。 図７
6. 【請求項６】請求項４において水掻きひれ（１）を縦に
   出し入れする際、水掻きひれ（１）が履物（２）から脱
   落しないようにするため、水掻きひれ（１）の中心部に
   縦ガイド溝（１０）を設け、履物（２）の空洞部（３）
   にガイド溝（１０）に合致したストッパーとなる柱（１
   １）を設ける。図８