JPH0790347A - 製鋼用吹き込みアセンブリ - Google Patents

製鋼用吹き込みアセンブリ

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JPH0790347A
JPH0790347A JP6031157A JP3115794A JPH0790347A JP H0790347 A JPH0790347 A JP H0790347A JP 6031157 A JP6031157 A JP 6031157A JP 3115794 A JP3115794 A JP 3115794A JP H0790347 A JPH0790347 A JP H0790347A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、生産効率が向上し、ノズル
の故障時にも、致命的な問題が生ずることがなく、か
つ、修理の容易な酸素/炭素吹き込み用アセンブリを提
供することを目的とする。 【構成】 酸素の超音速流とグラファイトの流れを製鋼
電気炉内の溶融バスの表面に向ける酸素/炭素吹き込み
用アセンブリであり、2つの流れは、スラグの分離した
領域の表面に衝突し、酸素の超音速流により、スラグが
乳化される。この吹き込み用アセンブリはまた、ノズル
の故障時に、冷媒のロスを防止する遮断バルブを備えて
いる。吹き込み用アセンブリのハウジングは、メインテ
ナンスのため、モジュール構造を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製鋼用吹き込みアセン
ブリに関するものであり、とくに、高温電気炉とともに
用いる酸素/炭素吹き込み用アセンブリに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】製鋼の分野において、酸素を直接に溶融
バスに供給して、電気炉の生産能力を高めるために、酸
素吹き込み用アセンブリは、長い間、使用されて来た。
吹き込み用アセンブリの酸素ノズルは、製鋼プロセスの
より望ましい結果を得ることができるようにするため
に、炭素、石灰および/または他の多くの形の冶金剤の
形の微小粒固体材料の流れを供給するノズルと、共に用
いることができる。高温の炉内の過酷な条件は、吹き込
み用アセンブリにおいて、所定の間隔で、パーツを置き
換える必要性を悪化させる。これまでの従来技術は、必
要に応じて、パーツの取り除き易さおよび置き換え易さ
を向上させることにより、吹き込み用アセンブリの修理
のし易さの向上を図って来た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、このよう
なサービス性能を向上させて来たが、吹き込み用アセン
ブリのあるパーツを、容易にかつ安価に交換して、修理
することのできるモジュール型構造を提供しようとする
ものはなかった。さらに、吹き込み用アセンブリがさら
される環境の悪化は、しばしば、ノズル構造を故障さ
せ、バレルから分離して、水などの冷媒を溶融バスに向
けて送ってしまい、致命的な結果を招くことがあった。
これまでに用いられて来た吹き込み用アセンブリは、ノ
ズル構造が故障したとき、吹き込み用アセンブリのバレ
ルの端部で、冷媒を、効果的にただちに遮断するものは
なかった。電気炉内での製鋼効率を向上させるための試
みにおける一つの目的は、通常、溶融バスの表面を形成
するスラグの容量を増大させることにある。電気炉の効
率を向上させ、鋼から不純物を取り去るためには、製鋼
プロセス中に、スラグ容量が増大させられることが好ま
しい。このような理由から、酸素および炭素あるいは他
の微小粒固体を、スラグの容量が増大し、生産効率を向
上させる上で、好ましい化学反応が生ずるように供給す
ることのできる改良された吹き込み用アセンブリを提供
することが望ましい。
【0004】
【発明の目的】したがって、本発明の目的は、酸素およ
び炭素などの微粒固体の流れを溶融バス内に供給するこ
とのできる改良された酸素/炭素吹き込み用アセンブリ
を提供することにある。
【0005】
【発明の構成および作用】本発明によれば、酸素は、吹
き込み用アセンブリにより、超音速で、スラグ層に供給
され、層内に侵入して、表面波パターンおよびスラグの
乳化したスプレーを形成する。酸素の衝撃により得られ
た表面波パターンは、バス内の温度層を減少させ、溶融
バスを均質化する。スラグ内の酸素侵入領域に形成され
たディンプル(dimple) からの過剰の酸素は広がって、
インジェクトされた炭素と化合し、一酸化炭素となり、
最終的に、二酸化炭素となる。本発明において生ずる過
剰の酸素と炭素との化学反応とともに、スラグの「気泡
化(foaming)」条件は、電気炉の電極と溶融スチールバ
スとの間の電気的効率を向上させる。さらに、酸素と炭
素の化合反応は、酸化珪素や、蛍光体などを確実に捕捉
して、より純度の高い鋼製品を得ることを保証する。本
発明にかかる酸素/炭素吹き込み用アセンブリによれ
ば、その使用中において、酸素および炭素は、溶融バス
の所定の位置に精度良く、インジェクトされるため、そ
の結果を高精度で予測することができる。さらに、炭素
および酸素は、デルタ構造の電極にきわめて近いスチー
ルバスの最も反応性の高いゾーンの炉の中央部に供給さ
れるため、効率を大幅に高めることが可能となる。
【0006】本発明の前述の利点は、「ハンド・オフ
(hand-off) 」テクニックによって実現され、生産コス
トを低減することができる。本発明にかかる吹き込み用
アセンブリによれば、修理が容易になるとともに、使用
中に、ノズル構造が故障したときに、冷媒流体が溶融バ
ス内に供給されるという好ましくない結果が生ずること
も防止できる。本発明にかかる吹き込み用アセンブリ
は、新規な遮断(逆止)バルブを有し、この遮断バルブ
は、電気炉内における条件の悪化により、ノズル構造が
バレルから分離し、あるいは、燃えたときに、冷媒を、
最小量しか溶融バスに逃げないように、吹き込み用アセ
ンブリ内に閉じ込めるなどの働きをする。さらに、吹き
込み用アセンブリの上部ハウジングは、互いに交換可能
な複数のモジュール部分により構成されている。したが
って、モジュール部分は、マニフォールドハウジングを
形成する複数のモジュール要素のいずれかと置換可能な
単一のパーツにより、置換することができる。このよう
なモジュール構造により、修理が簡単になり、また、メ
インテナンスコストが低減される。
【0007】
【実施例】以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例
につき、詳細に説明を加える。当業者には明らかなよう
に、添付図面は、必ずしも縮尺通りに描かれてはいな
い。図1および図2を参照すると、本発明の第一の実施
例にかかる酸素/炭素吹き込み用アセンブリが図示され
ており、その全体が、参照番号2で示されている。吹き
込み用アセンブリ2は、金属ハウジングアセンブリ6
と、流体連通状態に取付けられた細長い中空の金属バレ
ル4を備えている。酸素/炭素インジェクションノズル
構造8が、バレル4の反対側の端部で、支持されてい
る。ハウジングアセンブリ6は、3つの実質的に同一の
モジュール型ハウジング部(ハウジング要素)10、1
2、14を備えている。ハウジング要素10は、溶接に
より各端部に取付けられた一対の環状プレート20、2
2を有する金属円筒状パイプ部18を備えている。プレ
ート20、22は、環状突出フランジを形成しており、
これらのフランジ内には、複数のボルト穴22a、20
aがパイプ部のまわりに同心状に配置されている。横方
向に配置された酸素入口パイプ24が、パイプ部18の
壁部に溶接されて、パイプ部18により形成されたチャ
ンバ26と流体連通している。
【0008】同様に、ハウジング部12は、金属パイプ
部28により形成され、金属パイプ部28は、各端部に
溶接された一対の環状プレート30、32を有してい
る。水冷媒入口パイプ34が、横方向に、パイプ部28
に取付けられ、パイプ部28により形成されたチャンバ
36と流体連通している。また、ハウジング部14は、
金属パイプ部38を備えており、金属パイプ部38は、
各端部に、適当に溶接された一対の環状プレート40、
42を有している。ハウジング部12の環状プレート3
0、32は、パイプ部28のまわりに、円周方向に配置
された複数のボルト穴30a、32aを備えている。ま
た、ハウジング部14の環状プレート40、42は、パ
イプ部38のまわりに、円周方向に配置された複数のボ
ルト穴40a、42aを備えている。横方向の冷媒出口
パイプ44が、パイプ部38に取付けられ、ハウジング
部14により形成されたチャンバ46と流体連通してい
る。ハウジング部10のベースプレート22が、一対の
環状プレート48、50に取付けられ、各環状プレート
48、50は、ボルト穴22aと整列するように配置さ
れ、ボルトアセンブリ(図示せず)などの適当な固定要
素により、環状プレート22、48、50を接触関係に
固定するためのボルト穴50a、50bを有している。
環状プレート52は、プレート20および30とにより
形成されたフランジによって、ハウジング部10と12
の間の界面において、サンドウイッチされており、ボル
ト穴20a、30aと整列し、ボルトアセンブリ(図示
せず)などの適当な固定要素を受け入れる複数のボルト
穴52aを備えている。別の環状プレート54が、ハウ
ジング部12とハウジング部14との界面において、環
状プレート32、40によって形成されたフランジの間
に設けられており、ボルト穴32a、40aと整列し、
ボルトアセンブリ(図示せず)などの適当な固定要素に
よって、3つのプレートを連結するボルト穴54aを有
している。環状プレート42は、バレル4の端部に溶接
された環状プレート58に取付けられている。プレート
58は、ボルト穴42aと整列するとともに、同心状に
配置され、ボルトアセンブリ(図示せず)などの固定要
素を受け入れて、環状プレート42をバレルプレート5
8に取付けるボルト穴58aを有している。上述したと
ころより、パイプ部18、28、38の径は互いに等し
く、プレート20、22、30、32、40、42は、
端部環状プレート22が、ベース部において、他の環状
プレート20、30、32、40、42より、パイプ部
18内により延びた部分60を有している点を除き、そ
の構造および形状が実質的に同じであることが明らかで
あろう。
【0009】バレル4は、マニフォールド部14のパイ
プ部38よりも径の小さい細長い金属パイプ62を備
え、ハウジングプレート58の内縁部64に溶接されて
いる。ノズル構造66が、バレル4の自由端に取付けら
れ、酸素インジェクションノズル出口68および炭素イ
ンジェクション出口70を形成している。炭素インジェ
クション管路72は、頂部プレート50を越えた点か
ら、ノズル出口70までの吹き込みアセンブリ2の全長
にわたり、上部ハウジングアセンブリ6とバレル4の長
手方向中心線に沿って、延びている。パイプ74が、ハ
ウジング部10のパイプ部18内の点から吹き込み出口
70の端部まで、炭素管路72を同心的に取り囲んでい
る。ハウジング部10内のパイプ74の端部は、外側ス
リーブ78内において、相対移動可能な内側スリーブ7
6に、溶接により取付けられている。外側スリーブ78
は、環状プレート48上の固定された位置に、溶接によ
り取付けられ、ハウジングチャンバ26内のパイプ74
の端部をわずかに越えた位置まで延びている。第3のス
リーブ80が、内側スリーブ76内に,同心状に、か
つ、環状プレート50上の固定された溶接支持部内の炭
素管路72を取り囲むように、配置されている。スリー
ブ80は、3つのOリング82を有する拡大された端部
80aを有し、Oリング82は、スリーブ80と同心ス
リーブ76との間に、すべりシールを提供している。さ
らに、スリーブ78は、Oリング84を有する拡大され
た端部76aを有し、Oリング84は、スリーブ76と
外側スリーブ78との間に、すべりシールを提供してい
る。
【0010】円筒状酸素管路86が、パイプ74のまわ
りに、同心状に取付けられ、酸素流通路88を形成し、
ハウジング部10とハウジング部12との間の界面にほ
ぼ隣接するように配置されたフレアー状の端部90か
ら、ノズル構造66まで、長手方向に延びている。酸素
管路86のフレアー状の端部90は、酸素の流れを酸素
流通路88に向けるように、テーパー状の規制部90a
を形成している。ノズル構造66は、略U字状部96を
有する内部環状部分92を備えており、略U字状部96
により、出口96が、酸素インジェクション出口68を
形成する酸素ノズル98と流体連通するように、設けら
れている。ノズル環状部96の外部リップ部分100
は、酸素管路86の端部に溶接され、内部リップ部分1
02は、パイプ74の端部に溶接されている。酸素管路
86の端部90は、一対の外部取付けのOリング106
を有するリング104に、溶接により、取付けられてお
り、Oリング106によって、スリーブ108との間
に、スリップ継手が形成されている。スリーブ108
は、環状プレート20、30の内側縁部により、溶接に
よって、保持されている。スリーブリング104および
酸素管路86の取付けによって、ハウジング部10内の
チャンバ26は、酸素管路86を取り囲むチャンバ36
の部分から分離され、その結果、酸素流が冷媒流から分
離されることは明らかであろう。
【0011】水冷媒パイプ(管路)110が、酸素管路
86のまわりに同心状に配置され、冷媒循環チャンバ1
12および外側同心状冷媒出口チャンバ114を形成し
ている。冷媒管路110の一端は、ハウジング部14の
環状プレート40の内側縁部に、所定の関係をもって、
また、環状プレート54に、適当なガスケットととも
に、取付けられている。冷媒管路110の他端は、所望
のように、ノズル構造66に溶接されたスリーブ116
によって形成されたスリップ継手によって保持されてい
る。ノズル構造66には、冷媒チャンバ112と流体連
通する冷媒ノズル入口118が形成されており、また、
ノズル構造66を通り、同心状に配置された通路120
を備えている。出口通路122が、通路と流体連通し、
冷媒出口チャンバ114を通じて、冷媒を戻すように形
成されている。作動に際して、炭素あるいは他の製鋼プ
ロセスに有用な微小粒固体材料の流れが、慣用の流体源
(図示せず)から、管路72内に生成される。炭素の流
れは、空気、窒素あるいはアルゴンなどの慣用の適当な
キャリアガスによりキャリアされ、管路72を通って、
出口70から排出される。酸素源(図示せず)は、入口
パイプ24と連通しており、酸素流を、ノズル出口68
から、チャンバ26および酸素管路86を介して、注入
のために供給する。酸素の流速は、超音速で、マッハ
1.5ないし2.0の速度でなることが好ましい。図2
からも明らかなように、酸素ノズルは、吹き込みアセン
ブリ2の軸方向から外方に角度をもって、出口68か
ら、酸素流を流し、他方、炭素流は、スラグ層の別の離
れた領域において、溶融バス上で、2つの流れが衝突す
るように、吹き込みアセンブリ2の長手軸と共軸状に流
される。水などの冷媒源は、入口パイプ34を介して、
チャンバ36内に供給され、酸素管路86と冷媒管路1
10との間の冷媒チャンバ112を通って、下方に流れ
る。冷媒の流れは、ノズルのまわりのノズル通路120
および出口122を介して、冷媒出口チャンバ114に
供給される。ハウジング部14内のパイプ44は、従来
のように、冷媒のための出口として作用する。
【0012】上部ハウジングアセンブリ6は、慣用の支
持アセンブリによって、100トン容器など、従来のよ
うに設計された電気炉内に取付けられるように、出口7
0の下方に出口68を備えて、支持されている。出口7
0から排出される炭素の流れ70は、最適には、溶融バ
スの頂部に対して、25ないし40度の角度をもって配
置される。ノズル68からの超音速酸素流の出口は、酸
素流が、溶融バスの上方で、炭素の流れと交差すること
がないように、溶融バスの頂部表面に対して、45ない
し55度の角度をもって配置される。前述のように、酸
素の超音速の流れは、深く浸透して、スラグと衝突し、
一連の波を溶融バス全体に生成して、バス反応を生じさ
せ、効率を向上させるが、バス内に、温度層分布が形成
されることを防止して、溶融スチールを均質化する。さ
らに、スラグに衝突する過剰の酸素は、スラグ内の衝撃
ディンプルから解放され、炭素と化合して、まず、一酸
化炭素となり、最終的に、二酸化炭素となって、スラグ
を乳化して、電気効率を向上させるとともに、冶金反応
を向上させる。ここに、吹き込みアセンブリ2は、炭素
の流れを、従来のように、デルタ構造の電極がその上方
に位置している溶融バスの中央部に向けるように構成さ
れている。酸素流を、容器の壁部から、溶融バスの径の
約1/3の距離に位置する衝撃領域に向けることによっ
て、優れた効率の得られることが判明している。電気炉
内の条件により、内側炭素管路72および酸素管路86
に対して、バレル4が熱膨張は起こす。スリップ継手1
16およびOリング106、82、84により形成され
るスリップ継手によって、管路の間にスリップが生じ、
膨張が内部で吸収されて、吹き込み構造が損傷を受ける
ことはない。
【0013】本発明にかかるエラストマー環状遮断(逆
止)弁124が、ノズル構造が機能停止しあるいは燃え
た場合に応答可能なように、酸素管路86に取付けられ
ている。エラストマー環状遮断弁124は、テーパーが
付けられた円錐形状の前縁部126を備え、ノズル構造
66をバレル4から分離する際に、図2において、想像
線で示されるように、水管路110の端部に対して、着
座するカット・オフ・モードに移動する。この動作によ
り、水入口34から供給された冷媒水は隔離され、自動
的に、冷媒チャンバ112への供給が断たれて、溶融バ
スに向けられる冷媒は最小で済むことになる。複数のピ
ン128が、パイプ74の端部のまわりに、同心状に溶
接されている。ピン128は、ノズル構造66の分離の
際に、パイプ74とともに動き、酸素管路86の規制部
90の表面に対するウェッジとなって、各部分がさらに
動くことを防止するように設計されている。図3を参照
すると、本発明の第二の実施例にかかる酸素/炭素吹き
込み用アセンブリが図示されており、その全体が、参照
番号200で示されている。吹き込み用アセンブリは、
図1および図2に示された実施例と同様に動作する。吹
き込み用アセンブリ200は、金属ハウジングアセンブ
リ206と、流体連通状態に取付けられた細長い中空の
金属バレル204を備えている。酸素/炭素インジェク
ションノズル構造208が、バレル204の反対側の端
部で、適当に支持されている。ハウジングアセンブリ2
06は、3つの実質的に同一のモジュール型ハウジング
部(ハウジング要素)210、212、214を備えて
いる。ハウジング要素210は、溶接により各端部に取
付けられた一対の環状プレート220、222を有する
金属円筒状パイプ部218を備えている。このプレート
220、222は、環状突出フランジを形成しており、
これらのフランジ内には、複数のボルト穴222a、2
20aがパイプ部のまわりに同心状に配置されている。
横方向に配置された酸素入口パイプ224が、パイプ部
218の壁部に溶接され、パイプ部218により形成さ
れたチャンバ226と流体連通している。
【0014】ハウジング部212は、金属パイプ部22
8により形成されており、金属パイプ部228は、各端
部に溶接された一対の環状プレート230、232を有
している。水冷媒入口パイプ234が、横方向に、パイ
プ部228に取付けられ、パイプ部228により形成さ
れたチャンバ236と流体連通している。また、ハウジ
ング部214は、金属パイプ部238を備えており、金
属パイプ部238は、各端部に、適当に溶接された一対
の環状プレート240、242を有している。ハウジン
グ部212の環状プレート230、232は、パイプ部
228のまわりに、円周方向に配置された複数のボルト
穴230a、232aを備えている。さらに、ハウジン
グ部214の環状プレート240、242は、パイプ部
238のまわりに、円周方向に配置された複数のボルト
穴240a、242aを備えている。横方向の冷媒出口
パイプ244が、パイプ部238に取付けられ、ハウジ
ング部214により形成されたチャンバ246と流体連
通している。ハウジング部210のベースプレート22
2が、一対の環状プレート248、250に取付けら
れ、各環状プレート248、250は、ボルト穴222
aと整列するように配置され、ボルトアセンブリ(図示
せず)などの適当な固定要素により、環状プレート22
2、248、250を接触関係に固定するためのボルト
穴250a、250bを有している。環状プレート25
2は、プレート220および230とにより形成された
フランジによって、ハウジング部210と212の間の
界面において、サンドウイッチされており、ボルト穴2
20a、230aと整列し、ボルトアセンブリ(図示せ
ず)などの適当な固定要素を受け入れる複数のボルト穴
252aを備えている。
【0015】別の環状プレート254が、ハウジング部
212とハウジング部214との界面において、環状プ
レート232、240によって形成されたフランジの間
に設けられており、ボルト穴232a、240aと整列
し、ボルトアセンブリ(図示せず)などの適当な固定要
素により、3つのプレートを連結するボルト穴254a
を有している。環状プレート242は、バレル204の
端部に溶接された環状プレート258に取付けられてい
る。プレート258は、ボルト穴242aと整列すると
ともに、同心状に配置され、ボルトアセンブリ(図示せ
ず)などの固定要素を受け入れて、環状プレート242
をバレルプレート258に取付けるボルト穴258aを
有している。上述したところより、パイプ部218、2
28、238の径は互いに等しく、プレート220、2
22、230、232、240、242は、その構造お
よび形状が実質的に同じであることが明らかであろう。
バレル204は、マニフォールド部214のパイプ部2
38よりも径の小さい細長い金属パイプ262を備え、
ハウジングプレート258の内縁部264に溶接されて
いる。ノズル構造266が、バレル204の自由端に取
付けられ、酸素インジェクションノズル出口268およ
び炭素インジェクション出口270を形成している。炭
素インジェクション管路272は、頂部プレート250
を越えた点から、ノズル出口270までの吹き込みアセ
ンブリ200の全長にわたり、上部ハウジングアセンブ
リ206とバレル204の長手方向中心線に沿って、延
びている。
【0016】ハウジング部10内のパイプ272の端部
は、外側スリーブ278内で、相対移動可能な内側スリ
ーブ276に、一体的に取付けられている。外側スリー
ブ278は、環状プレート248に一体的に取付けら
れ、ハウジングチャンバ226内のパイプ272の端部
をわずかに越えた位置まで延びている。入口パイプ28
0が、内側スリーブ276内に,同心状に、かつ、環状
プレート250上の固定された溶接支持部内に配置され
ている。スリーブ280は、3つのOリング282を有
する拡大された端部280aを有し、Oリング282
は、スリーブ280と同心スリーブ276との間に、す
べりシールを提供している。さらに、スリーブ276
は、Oリング284を有する拡大された端部276aを
有し、Oリング284は、スリーブ276と外側スリー
ブ278との間に、すべりシールを提供している。円筒
状酸素管路286が、パイプ272のまわりに、同心状
に取付けられ、酸素流通路288を形成し、ハウジング
部210とハウジング部212との間の界面にほぼ隣接
するように配置されたフレアー状の端部290から長手
方向に、ノズル構造266まで延びている。ノズル構造
266は、内部環状部分292を備えており、これを介
して、出口296が、酸素インジェクション出口268
を形成する酸素ノズル298と流体連通するように、設
けられている。ノズル環状部296の外部リップ部分3
00は、酸素管路286の端部に溶接され、内部リップ
部分302は、パイプ274の端部に溶接されている。
酸素管路286の端部290は、一対の外部取付けのO
リング306を有するリング304に、溶接により、取
付けられており、Oリング306によって、スリーブ3
08との間に、スリップ継手が形成されている。スリー
ブ308は、環状プレート220、230の内側縁部に
より、溶接によって、保持されている。スリーブリング
304および酸素管路286の端部290の取付けによ
って、ハウジング部210内のチャンバ226は、酸素
管路286を取り囲むチャンバ236の部分から分離さ
れ、その結果、酸素流が冷媒流から分離されることは明
らかであろう。
【0017】水冷媒パイプ(管路)310が、酸素管路
286のまわりに、同心状に配置され、冷媒循環チャン
バ312および外側同心状冷媒出口チャンバ314を形
成している。冷媒管路310の一端は、ハウジング部2
14の環状プレート240の内側縁部に、所定の関係を
もって、また、環状プレート254に、適当なガスケッ
トとともに、取付けられている。冷媒管路310の他端
は、所望のように、ノズル構造266に溶接されたスリ
ーブ316によって形成されたスリップ継手により保持
されている。ノズル構造266には、冷媒チャンバ31
2と流体連通する冷媒ノズル入口318が形成されてお
り、また、ノズル構造266を通り、同心状に配置され
た通路320を備えている。出口通路322が、通路と
流体連通し、冷媒出口チャンバ314を通じて、冷媒を
戻すように形成されている。4つの安全バー350、3
60が、損傷を防止するための停止部材として、管路2
86および320内に、それぞれ、取付けられている。
本発明は、以上の実施例に限定されることなく、特許請
求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可
能であり、それらも、本発明の範囲内に包含されること
はいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第一の実施例にかかる酸素/
炭素吹き込み用アセンブリの一部を取り去った側面図で
ある。
【図2】図2は、図1の酸素/炭素吹き込み用アセンブ
リの長手方向中心線に沿った一部切欠き側面図である。
【図3】図3は、本発明の第二の実施例にかかる酸素/
炭素吹き込み用アセンブリの一部を取り去った側面図で
ある。
【符号の説明】
2、200 酸素/炭素吹き込み用アセンブリ 4、204 金属バレル 6、206 金属ハウジングアセンブリ 8、208 酸素/炭素インジェクションノズル構造 10、12、14、210、212、214 ハウジン
グ部 18、28、38、218、228、238 パイプ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲアリー エス ブガー アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 16117 エルウッド シティー ハンセン アベニュー 293

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製鋼用吹き込みアセンブリであって、溶
    融バスを有する製鋼容器内に延び得る細長い中空のバレ
    ルであって、第一の出口と第二の出口を形成するバレル
    を備えたハウジングと、該ハウジングおよび前記バレル
    内に、動作可能に設けられ、前記第一の出口からの第一
    の超音速のガスの流れおよび前記第二の出口からの固体
    材料の流れを、前記溶融バスの異なった領域に向ける管
    路手段とを備えたことを特徴とする製鋼用吹き込みアセ
    ンブリ。
  2. 【請求項2】 前記ガスの流れが、前記溶融バスの上部
    スラグ層を乳化するように作用することを特徴とする請
    求項1に記載の製鋼用吹き込みアセンブリ。
  3. 【請求項3】 前記ガスが酸素であることを特徴とする
    請求項1に記載の製鋼用吹き込みアセンブリ。
  4. 【請求項4】 前記固体材料が炭素であることを特徴と
    する請求項1に記載の製鋼用吹き込みアセンブリ。
  5. 【請求項5】 前記第一の出口が、前記第二の出口の下
    方に位置していることを特徴とする請求項1に記載の製
    鋼用吹き込みアセンブリ。
  6. 【請求項6】 前記超音速のガスの流れが、前記溶融バ
    スの表面に対して、25ないし40度の角度をもって向
    けられ、前記固体材料の流れが、前記溶融バスの表面に
    対して、45ないし55度の角度をもって向けられるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の製鋼用吹き込みアセン
    ブリ。
  7. 【請求項7】 前記第一の出口に向けられた前記ガスが
    酸素であり、該酸素の流れからの衝撃により、前記溶融
    バス内に、波パターンが生成されることを特徴とする請
    求項1に記載の製鋼用吹き込みアセンブリ。
  8. 【請求項8】 製鋼用吹き込みアセンブリであって、自
    由端を有する細長い中空バレルと、前記自由端に取付け
    られ、製鋼容器内の溶融バスへ流れを向ける一対の出口
    を備えたノズルとを有するハウジングおよび該ハウジン
    グおよび前記バレル内の内部に動作可能に配置され、冷
    媒を循環させる冷媒管路手段を備え、該冷媒管路手段
    が、前記ノズルの機能が停止したときに、前記バレルを
    通る冷媒の流れを遮断する冷媒遮断手段を備えたことを
    特徴とする製鋼用吹き込みアセンブリ。
  9. 【請求項9】 前記冷媒遮断手段が、バルブであること
    を特徴とする請求項8に記載の製鋼用吹き込みアセンブ
    リ。
  10. 【請求項10】 さらに、前記ハウジングおよび前記バ
    レルを通って延び、前記第一の出口および前記第二の出
    口とそれぞれ流体連通する一対の同心状管路と、前記第
    一の管路と前記第二の管路の一方の外側部分に取付けら
    れた逆止バルブを備えたことを特徴とする請求項9に記
    載の製鋼用吹き込みアセンブリ。
  11. 【請求項11】 前記冷媒管路手段が、前記第一の管路
    と前記第二の管路の一方の外側部分のまわりに、同心状
    に配置された冷媒通路を形成することを特徴とする請求
    項10に記載の製鋼用吹き込みアセンブリ。
  12. 【請求項12】 前記第一の管路と前記第二の管路の一
    方の外側部分が、前記バレルに対して、移動したとき
    に、前記逆止バルブが、前記通路を、冷媒の流れに対し
    て遮断することを特徴とする請求項11に記載の製鋼用
    吹き込みアセンブリ。
  13. 【請求項13】 前記逆止バルブが、前記冷媒管路手段
    に接触して、前記通路を遮断するテーパーのつけられた
    端部を有することを特徴とする請求項12に記載の製鋼
    用吹き込みアセンブリ。
  14. 【請求項14】 製鋼用吹き込みアセンブリであって、
    細長いバレルを有するハウジングを備え、前記バレル
    が、出口手段を形成する一端部に、ノズルを備え、前記
    ハウジングが、複数のモジュール型ハウジング要素を備
    えており、前記複数のハウジング要素が、前記ハウジン
    グの直列部を形成するとともに、ほぼ同一の形状を有
    し、互いに交換可能であることを特徴とする製鋼用吹き
    込みアセンブリ。
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