JPH0789255A - 感光性平版印刷版及びその製造方法 - Google Patents

感光性平版印刷版及びその製造方法

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JPH0789255A
JPH0789255A JP25528693A JP25528693A JPH0789255A JP H0789255 A JPH0789255 A JP H0789255A JP 25528693 A JP25528693 A JP 25528693A JP 25528693 A JP25528693 A JP 25528693A JP H0789255 A JPH0789255 A JP H0789255A
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JP
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photosensitive
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photosensitive layer
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lithographic printing
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JP25528693A
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English (en)
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Kazutaka Oda
和孝 小田
Takashi Oishi
剛史 大石
Kazunari Takizawa
一成 滝沢
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像部の中間調部分の汚れ難さを満足できる
感光性平版印刷版及びその製造方法を提供する 【構成】 電気化学的砂目立てにより波長7〜20μ
m,波高4〜6μmの波状形状をアルミニウム表面に作
り、2g/m2 の陽極酸化皮膜を形成した後、前述の親
水化処理を行い、ポジ型の感光液(濃度11%)を20
cc/m2 塗布し乾燥した。乾燥工程では塗布後約10
秒後にスリットノズルにより所定の高圧エアーを未乾燥
塗膜に吹きつけ感光膜表面のコントロールを行った。Y
値の制御には高圧エアーの圧力を変更することにより行
った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性平版印刷版(P
S版)に関するもので、特に画像部の中間調部分(シャ
ドー部)が汚れ難い平版印刷版を与える感光性平版印刷
版に関するものである。
【0002】近年、印刷業界においても省資源・省力化
・高速化などの要求は、より一層高まっており、それら
の要求に対応できる「刷り易い印刷版」が要求されてい
る。それには印刷条件、特に湿し水・インキの厳密なコ
ントロールを行わなくとも、美しい印刷物が得られるこ
とが重要なポイントとなる。それを達成するための要因
のひとつに汚れ難さ、特に画像部の中間部分の汚れ難さ
が優れている印刷版であることが挙げられる。従来、平
版印刷版用支持体としてアルミニウム板が広く使用され
ているが、支持体と感光層の密着性を良好にし、かつ非
画像部に保水性を与えるため、支持体の表面を粗面化す
るいわゆる砂目立て処理がなされている。この砂目立て
処理法の具体的手段としては、サンドブラスト、ボール
グレインワイヤーグレイン、ナイロンブラシと研磨材/
水スラリーによるブラシグレイン、研磨材/水スラリー
を表面に高圧で吹き付けるホーニンググレインなどによ
る機械的砂目立て方法があり、またアルカリまたは酸あ
るいはそれらの混合物からなるエッチング剤で表面を粗
面化処理する化学的砂目立て方法がある。また英国特許
第896,563号明細書、特開昭53−67507号
公報、特開昭54−146234号公報及び特公昭48
−28123号公報にされている電気化学的砂目立て方
法、例えば特開昭53−123204号公報に記載され
ている機械的砂目立て方法と電気化学的砂目立て方法と
を組合わせた方法、特開昭56−55261号公報に記
載されている機械的砂目立て方法と鉱酸のアルミニウム
塩の飽和水溶液による化学的砂目立て方法とを組み合わ
せた方法も知られている。これらの組合された方法で粗
面化された支持体表面は通常波長1〜30μmの大波凹
凸形状に波長0.1〜数μmの小波凹凸形状が重疊した
複雑な凹凸波状を形成している。このように種々の粗面
化処理がなされた表面の形状を特徴づけるために、従来
から先行文献がいくつか知られており、例えば米国特許
第4,301,229号明細書は、ピット径の累積度数
分布と中心線平均粗さを規定し、米国特許第3,86
1,917号明細書は粗面の深さを規定し、カナダ特許
第955,449号明細書は粗面の山の高さと直径とを
規定している。また、ドイツ特許第1,813,443
号明細書は粗面の高低差を規定し、特開昭55−132
294号公報は平均深さ(触針式表面粗さ計による粗さ
平均値)を規定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の先行技術において、種々のパラメータを規定してはい
るが、印刷版として使用した場合の耐刷力と汚れ難さを
共に満足し、特に画像部の中間調部分の汚れ難さの点で
優れた性能を達成したものは見られなかった。また、ピ
ット径やピット・粗さ等の方向依存性、平均粗さなどに
ついて規定した公知文献として特開昭58−16719
6号公報がある。ピット径やその方向依存性及び中心線
平均粗さや、その方向依存性などを規定しており、この
粗面形状を有する支持体に感光層を設けた材料は、連続
階調を有する原稿を網撮りしないで印刷版を作成する用
途において、忠実な階調再現を可能にする効果を有する
ことが示されているが、これにも、印刷版として使用し
た場合の画像部の中間調部分の汚れ難さと各パラメータ
について、何ら開示も示唆もなされていない。
【0004】本発明の目的は、従来の問題点を解消し、
画像部の中間調部分の汚れ難さを満足できる感光性平版
印刷版及びその製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成すべく鋭意検討を重ねた結果、粗面化された凹凸波
状の表面をもつ支持体表面に形成される感光層表面を支
持体表面の凹凸形状に沿って凹凸波状にコントロールす
ることにより上記目的が達成されることを見出し、本発
明をなすに至ったものである。即ち、本発明の上記目的
は、 粗面化された支持体の表面に感光層を設けた感光性
平版印刷版において、波長1〜30μm,波高hμmの
凹凸波状の支持体表面に感光液を塗布・乾燥することに
より感光層を形成し、該支持体表面の隣接する凸部及び
凹部に於る感光層の厚みをそれぞれl1 ,l2 とした場
合、(l2 −l1 )/h≦0.5の関係を満足すること
を特徴とする感光性平版印刷版。 連続走行する支持体ウエブの表面を凹凸波状に粗面
化した後、感光液を連続塗布乾燥する感光性平版印刷版
の製造方法に於て、塗布後未乾膜にウエブの走行方向に
対して直角に設置したスリットノズルにより高圧エアー
を吹きつけ製造することを特徴とする請求項1記載の感
光性平版印刷版の製造方法。によって達成される。
【0006】
【作用】発明者らは該感光層表面の形状が、支持体表面
の凹凸形状を反映する程度を表現する関係式としてy=
(l1 −l2 )/hを導いた。ここでl2 及びl1 は支
持体凹凸波状表面のそれぞれ隣接する凹部及び凸部に於
ける感光層の膜厚を示す。hは支持体凹凸波形状の波高
を示す。yはOから1までの数値をとり、小さいほど感
光膜の表面形状が支持体形状を反映していることを示
す。即ち、y=0,(l2 −l1 )=0の時は感光膜表
面形状は支持体形状とほゞ同様の凹凸波状であることを
示し、y=1,(l2 −l1 )=hの場合は感光膜表面
形状は全く支持体形状の影響を受けずに水平面であるこ
とを表わす。現実にはyは0〜1の値をとる。一方この
y値と中間調部分の汚れ難さとの関係を様々なサンプル
で評価し、y<0.5の条件で効果の大きいことを見い
出した。この時の支持体の凹凸波状は波長1〜30μm
の大波形状をとらえている。即ちl2 ,l1 及びhはこ
の大波形状での数値である。y値を小さくする方法とし
ては支持体の表面粗さを大きくしhを大きくすること、
又感光層のマクロ的塗布量を小さくすると(l2
1 )を大きく出来ることを見出した。さらにh及び感
光層の塗布量を一定とした場合でも、乾燥過程で未乾の
感光層膜にスリットノズルにより高圧エアーを吹きつけ
ることにより(l2 −l1 )を小さく出来ることを見出
した。即ち高圧エアーにより支持体表面の凹部に溜った
塗布液の一部を風圧により凸部の方へ押し上げる力が作
用しl1 がl2 に近づくためであると考えられる。図1
にl2 ,l1 ,hの関係を示す平版印刷版の断面の模式
図を示す。
【0007】以下本発明の感光性平版印刷版の製造方法
の実施態様について述べる。本発明では支持体としてア
ルミニウム合金板を用いる。その厚みはおよそ0.1m
m〜0.6mmである。また本発明における砂目立て方
法は塩酸または硝酸電解液中で電気化学的に砂目立てす
る電気化学的砂目立て方法、及びアルミニウム表面を金
属ワイヤーでひっかくワイヤーブラシグレイン法、研磨
球と研磨剤でアルミニウム表面を砂目立てするボールグ
レイン法、ナイロンブラシと研磨剤で表面を砂目立てす
るブラシグレイン法のような機械的砂目立て法を用いる
ことができ、上記いずれの砂目立て方法単独あるいは組
み合わせて用いることもできる。このように砂目立て処
理したアルミニウムは、酸またはアルカリにより化学的
にエッチングされる。酸をエッチング剤として用いる場
合は、微細構造を破壊するのに時間がかかり、工業的に
本発明を適用するに際しては不利であるが、アルカリを
エッチング剤として用いることにより改善できる。本発
明において好適に用いられるアルカリ剤は、苛性ソー
ダ、炭酸ソーダ、アルミン酸ソーダ、メタケイ酸ソー
ダ、リン酸ソーダ、水酸化カリウム、水酸化リチウム等
を用い、濃度と温度の好ましい範囲はそれぞれ1〜50
%、20〜100℃であり、Alの溶解量が5〜20g
/m3 となるような条件が好ましい。エッチングのあと
表面に残留する汚れ(スマット)を除去するために酸洗
いが行われる。用いられる酸は硝酸、硫酸、リン酸、ク
ロム酸、フッ酸、ホウフッ化水素酸等が用いられる。特
に電気化学的粗面化処理後のスマット除去処理には好ま
しくは特開昭53−12739号公報に記載さているよ
うな50〜90℃の温度の15〜65重量%の硫酸と接
触させる方法及び特公昭48−28123号公報に記載
されているアルカリエッチングする方法である。以上の
ようにして処理されたアルミニウム合金板は平版印刷版
用支持体として使用することができるが、必要に応じて
さらに陽極酸化処理、化成処理などの処理を施すことが
できる。陽極酸化処理はこの分野で従来より行われてい
る方法で行うことができる。具体的には、硫酸、リン
酸、クロム酸、シュウ酸、スルファミン酸、ベンゼンス
ルフォン酸等あるいはこれらの二種以上を組み合わせて
水溶液または非水溶液中でアルミニウムに直流または交
流を流すとアルミニウム支持体表面に陽極酸化皮膜を形
成することができる。陽極酸化の条件は使用される電解
液によって種々変化するので一概に決定され得ないが、
一般的には電解液の濃度が1〜80%、液温5〜70
℃、電流密度0.5〜60アンペア/dm2 、電圧1〜
100v、電解時間10〜100秒の範囲が適当であ
る。これらの陽極酸化皮膜処理のうちでも特に英国特許
第1,412,768号明細書に記載されている発明で
使用されている、硫酸中で高電流密度で陽極酸化する方
法、及び米国特許第3,511,661号明細書に記載
されているリン酸を電解浴として陽極酸化する方法が好
ましい。陽極酸化処理を施された後、アルミニウム表面
は必要により親水化処理が施される。本発明に使用され
る親水化処理としては、米国特許第2,714,066
号、第3,181,461号、第3,280,734号
および第3,902,734号各明細書に開示されてい
るようなアルカリ金属シリケート(例えばケイ酸ナトリ
ウム水溶液)法がある。この方法に於いては、支持体が
ケイ酸ナトリウム水溶液中で浸漬処理されるかまたは電
解処理される。
【0008】このようにして得られた親水性表面を有す
るアルミニウム板上に公知の感光性組成物よりなる感光
層を設けて、感光性平版印刷版を得る。通常5〜15%
濃度の塗布液を10〜40cc/m2 塗布した後、70
℃〜150℃の熱風により乾燥し平均膜厚0.5μm〜
5μmの感光層を形成する。本発明の特徴は前述のy値
をコントロールすることにより画像部のシャドー部分の
汚れ難さに優れる感光性平版印刷版が得られることであ
る。y値のコトロール方法として,h即ち砂目の深さ
や、感光層の塗布量を制御することが出来る。例えば電
気化学的砂目立ての場合はアルミニウ板の単位面積に投
入する電気量を多くすることによりhを増加させること
が出来る。又感光層の塗布量は、塗布液の濃度を下げる
ことにより容易に減少させることが出来、この2つの条
件をコントロールすることによりy値を本発明の0.5
以下とすることが可能である。
【0009】ここではh及び塗布量を一定とした場合の
y値のコントロール方法である未乾塗膜へのスリットノ
ズルによる高圧風の吹きつけについて図2により説明す
る。連続走行するアルミニウムウエブ1は塗布ベッド2
により感光液5〜40cc/m2 塗布され、乾燥ゾーン
3に導かれる。乾燥ゾーンには70℃〜150℃の熱風
が熱風供給口7より供給され感光膜の乾燥が進行する。
蒸発した溶剤は熱風に同伴し排気口8より系外に排出さ
れる。6は乾燥ゾーン3内に設置されたスリットノズル
でありコンプレッサ4より圧力計5を経て高圧空気が供
給されている。スリットノズルは乾燥ゾーンの中にあっ
て塗膜が未乾状態を呈するポイントに設置し、スリット
ノズルはウエブの進行方向とほゞ直角に設定する。この
スリットノズルより吹き出した高圧のエアーカーテンは
未乾状態の塗布膜と衝突し塗布液の流動を起させる。塗
布膜とエアーカーテンの吹き付角度は45°〜90°が
好ましい。高圧空気の圧力は0.5〜10kg/c
2 ,スリット巾は10μm〜1000μm程度であ
る。又ノズルの数は1ケに限定せず複数個であっても良
い。このようにしてカーテン状に未乾状態の塗布膜に衝
突した高圧エアーは支持体の凹部に溜った液の一部を凸
部に押し上げる作用をし結果としてl2 をl1 に近ずけ
ることになる。なお、高圧エアーはカーテン状であるの
で当然支持体の凸部に保持された液にも作用するが、凹
部に保持される液量の方が凸部のそれと比較し多いため
高圧エアーの影響をより多く受け上記のような作用が起
される。以下、高圧エアーの吹きつけ法及びその他の条
件により異なるy値のもつサンプルを作成し印刷評価を
行いl2 −l1 /h≦0.5の条件に於て画像部の中間
調部分(シャドー部)が汚れ難いことを見出した。
2 ,l1 ,hの測定は作成したPS版の断面を走査形
電子顕微鏡(SEM)で撮影し、写真よりその距離を測
ることによって行った。又y値の計算は20ケ所での断
面で測定を行いその平均値とした。
【0010】
【実施例】
(実施例−1,−2,比較例−1)電気化学的砂目立て
により波長7〜20μmの波状形状をアルミニウム表面
に作り2g/m2 の陽極酸化皮膜を形成した後、親水化
処理を行い、ポジ型の感光液(濃度11%)を20cc
/m2 塗布し、100℃の熱風により乾燥させた。y値
のコントロールとしては電気化学的砂目立ての電気量を
変更することによりhを2〜8μまで変化させた。この
ようにして得たPS版を現像処理後ハイデルベルグ社製
SOR−M印刷機にとりつけ印刷評価した。この時湿し
水は富士写真フィルム(株)製EU−3(1:100)
にイソプロパノールを10%添加したものを、インキは
東洋インキ(株)製マークファイブニュー墨を用いた。
シャドー部の汚れについては印刷機上で湿し水をしぼっ
た時の印刷物の80%網点が、開いているかどうかで判
断した。尚、シャドー部の汚れの程度は、以下の表示で
示す。 A・・・完全に開いている B・・・ほぼ開いている
C・・・ややつまっている D・・・かなりつま
っている なお、シャドー部のつまりが少なく好ましい印刷物が得
られるのは、B以上のレベルである。評価結果を表1で
示す。
【0011】
【表1】
【0012】(実施例−3,−4,比較例−2)電気化
学的砂目立てにより波長7〜20μm,h=4〜6μm
の波状形状をアルミニウム表面に作り、2g/m2 の陽
極酸化皮膜を形成した後、親水化処理を行い、ポジ型感
光液(濃度11%)を塗布し100℃の熱風により乾燥
させた。y値のコントロールとしては感光層の塗布量を
0.5g/m2 〜3g/m2 まで変化させることにより
行った。評価は実施例−1と同様とした。結果を表2に
示す。
【0013】
【表2】
【0014】(実施例−5,−6,比較例−3,−4)
電気化学的砂目立てにより波長7〜20μm,波高4〜
6μmの波状形状をアルミニウム表面に作り、2g/m
2 の陽極酸化皮膜を形成した後、前述の親水化処理を行
い、ポジ型の感光液(濃度11%)を20cc/m2
布し乾燥した。乾燥工程では塗布後約10秒後にスリッ
トノズルにより所定の高圧エアーを未乾燥塗膜に吹きつ
け感光膜表面のコントロールを行った。y値の制御には
高圧エアーの圧力を変更することにより行った。評価方
法は実施例−1と同様とした。結果を表3に示す。
【0015】
【表3】
【0016】
【発明の効果】印刷機上でのシャドー部の汚れが発生し
にくいため非熟練者にも印刷しやすく、かつ従来のもの
より高品質で安定した印刷物が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感光性平版印刷版の一実施例の断面模
式図
【図2】本発明の感光性平版印刷版の製造方法の一実施
例の説明図
【符号の説明】
1 アルミニウムウエブ 2 塗布ヘッド 3 乾燥ゾーン 4 コンプレッサー 5 圧力計 6 スリットノズル 7 熱風供給口 8 排気口 l1 :支持体の凸部表面における感光層の膜厚 l2 :支持体の凹部表面における感光層の膜厚 h:支持体の凹凸波状形の波高

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粗面化された支持体の表面に感光層を設
    けた感光性平版印刷版において、波長1〜30μm,波
    高hμmの凹凸波状の支持体表面に感光液を塗布・乾燥
    することにより感光層を形成し、該支持体表面の隣接す
    る凸部及び凹部に於る感光層の厚みをそれぞれl1 ,l
    2 とした場合、(l2 −l1 )/h≦0.5の関係を満
    足することを特徴とする感光性平版印刷版。
  2. 【請求項2】 連続走行する支持体ウエブの表面を凹凸
    波状に粗面化した後、感光液を連続塗布乾燥する感光性
    平版印刷版の製造方法に於て、塗布後未乾膜にウエブの
    走行方向に対して直角に設置したスリットノズルによ
    り、高圧エアーを吹きつけ製造することを特徴とする請
    求項1記載の感光性平版印刷版の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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