JPH0788295A - 壁掛け式衣類スチーマ - Google Patents

壁掛け式衣類スチーマ

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JPH0788295A
JPH0788295A JP6029972A JP2997294A JPH0788295A JP H0788295 A JPH0788295 A JP H0788295A JP 6029972 A JP6029972 A JP 6029972A JP 2997294 A JP2997294 A JP 2997294A JP H0788295 A JPH0788295 A JP H0788295A
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JP
Japan
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steamer
liquid
housing
heating element
switched
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JP6029972A
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English (en)
Inventor
Wassermann Trevor
トレバー・ワッサーマン
Josef Corley Edward
エドワード・ヨセフ・コーリー
Kara Touuchi Sheri
シェリ・カラ・トゥーチ
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 誤ってオンの状態に放置されたとき、過熱を
防止する幾つかの安全上の特徴を備えると共に、衣類に
蒸気を当てるのに極めて効果的なスチーマを提供する。 【構成】 壁掛け式衣類スチーマ80は、ハウジング8
2と、取り付け板84と、ハウジング82内の液体リザ
ーバと、液体リザーバの蒸気出口に取り付けられ且つノ
ズル96に取り付けられた可撓性ホース94と、を備え
る。スチーマ80は、ハウジング82に近接する図示し
た第一の位置から、蒸気を当てて皺等を取るために衣類
を保持するハンガーを支持し得るようにした第二の位置
に可動であるアーム106を備えている。アーム106
は、加熱要素のオン・オフ切り換えを行う第一のスイッ
チ機構に接続され、その第一の位置にあるとき、加熱要
素がスイッチオフとされ、その第二の位置にあるとき、
液体リザーバ内の液体が所定の液位以上であるならば、
加熱要素がスイッチオンされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類等の物品に蒸気を
当てて皺等を取る壁掛け式衣類スチーマ(steamer)に
関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第5,123,266号の明細書には、
ハウジングを備える衣類スチーマが開示されており、こ
のハウジングは、壁のような垂直面に該ハウジングを取
り付ける手段を備え、該スチーマは、該ハウジングに水
を満たすための閉塞可能な充填口と、ハウジングの下方
部分に設けられた電気加熱要素と、可撓性のホースと、
を備え、該ホースの一端がハウジングの内部に連通し、
これにより、ハウジング内で発生された蒸気がホースに
入るようにし、また、ホースの他端には、ノズルが設け
られ、ハウジング内で発生された蒸気がこのノズルを通
って外に出るようにしてある。この衣類スチーマは、蒸
気で作動する可聴型警報装置のような更なる特徴部分を
備えており、ハウジングには、ノズルを不作動位置に支
持する手段と、ノズルを支持手段上に配置したとき、可
聴型警報装置に達する流路に整合するノズル口と、加熱
要素への電流を制御するレオスタットと、ハウジング内
の水が不足状態となったとき、加熱要素への給電を遮断
するサーモスタットと、ハウジング内の水位を視覚的に
表示する観察窓と、を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第5,123,266
号の衣類スチーマは、衣類等のような物品に蒸気を当て
て皺等を取るに効果的ではあるが、より改良された衣類
スチーマの開発が常に課題とされている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ハウジ
ングと、該ハウジングを壁等に取り付ける取り付け手段
と、液体入口及び蒸気出口を有する、ハウジング内の液
体リザーバと、蒸気を発生させるために液体を加熱する
液体リザーバ内の電気加熱要素と、その一端が液体リザ
ーバの蒸気出口に流体連通する可撓性ホースと、該可撓
性ホースの他端に取り付けられたノズルと、を備え、こ
れにより、液体リザーバ内で発生された蒸気がホースに
入り且つノズルを通って外に出るようにした、壁掛け式
衣類スチーマにして、ハウジングに近接する第一の位置
から、ハウジングに対してある角度を成し、蒸気を当て
て皺等を取るために衣類を保持するハンガーを支持し得
るようにした第二の位置に可動であるアームと、加熱要
素のオン・オフ切り換えを行う第一のスイッチ機構と、
を備え、該アームが第一のスイッチ機構に接続され、ア
ームが第一の位置にあるとき、加熱要素がスイッチオフ
とされ、アームがその第二の位置にあるとき、液体リザ
ーバ内の液体が所定の液位以上であるならば、加熱要素
がスイッチオンされるようにしたことを特徴とする壁掛
け式衣類スチーマが提供される。
【0005】該アームは、ハウジングに隣接して配置さ
れ、又はハウジングの相補的な形状の溝内に配置するこ
とが出来る。
【0006】該第一のスイッチ機構は、液体リザーバ内
の液体が所定の液位よりも高くなったとき、スイッチオ
ンされ、液体リザーバ内の液体が所定の液位以下となっ
たとき、加熱要素をスイッチオフにすることを許容する
遮断スイッチを備えることが望ましい。
【0007】ハウジングは、ノズルを使用しないとき、
ノズルを格納する区画室を備えることが望ましい。
【0008】この場合、ハウジングは、この区画室と流
体連通した蒸気チャンバと、該蒸気チャンバに流体連通
し且つ第一のスイッチ機構に接続された第二のスイッチ
機構と、を備え、該第二のスイッチ機構は、手でスイッ
チオンにし、又、蒸気チャンバ内の蒸気圧力が所定のレ
ベルを超えたとき、蒸気圧力によってスイッチオフされ
るようにされ、第二のスイッチ機構がスイッチオンさ
れ、アームがその第二の位置にあり、液体リザーバ内の
液位が所定の液位より高いとき、加熱要素がスイッチオ
ンされる一方、加熱要素がスイッチオンされ、ノズルが
その区画室内に残るとき、蒸気はノズルから外に出て区
画室に入り、ここから蒸気チャンバに入り、第二のスイ
ッチ機構をスイッチオフにして、これにより、加熱要素
をスイッチオフにする。
【0009】ノズルは、蒸気が外に出るための一又は複
数の穴を有し、区画室は、ノズルが該区画室内にあると
き、そのノズルの穴と整合され得るようにした一又は複
数の穴を有し、これらの区画室の穴は、蒸気チャンバ内
に達するようにすることが望ましい。
【0010】該ハウジングは、第一のスイッチ機構及び
第二のスイッチ機構に接続された第一の灯を備えること
が望ましく、加熱要素がスイッチオンされたとき、この
第一の灯は点灯し、加熱要素がスイッチオフにされる
と、この第一の灯が消灯するようにする。
【0011】このハウジングは、遮断スイッチに接続さ
れ、液体リザーバ内の液体が所定の液位よりも低くなっ
たときを表示する第二の灯を備えることが望ましい。
【0012】また、ハウジングは、液体リザーバ内の液
体の液位を視覚的に表示するため、ハウジング形成され
た観察窓を備えることが出来る。
【0013】蒸気出口は、パイプを備えることが望まし
く、該パイプの第一の端部は、最大液位よりも上方で液
体リザーバ内に位置し、又、該パイプの第二の端部は、
可撓性ホースに接続される。
【0014】該可撓性ホースは、その第一の端部と第二
の端部との中間に液体リザーバから出る液体を取り込む
液体トラップを備えことが望ましい。
【0015】該液体トラップは、このトラップから液体
を排出するタップを備えることが望ましい。
【0016】スチーマを壁等に掛ける取り付け手段は、
ハウジング、又はハウジングのフランジに形成された一
又は複数の穴を有し、該穴によってねじ等のような適当
な締結機構を使用してスチーマを壁に取り付けることが
出来る。これとは別に、該取り付け手段は、壁に取り付
け得るようにしたブラケットを備え、ハウジングは該ブ
ラケット内に取り付けられ、又、該ブラケットに取り付
けられる。
【0017】
【実施例】添付図面の図1乃至図4を参照すると、ハウ
ジング12を備え、該ハウジング12に液体リザーバ1
4が設けられた壁掛け式衣類スチーマ10が示してあ
る。該液体リザーバ14は、通常、水を保持しており、
水を使用する場合についてスチーマ10の機能を説明す
る。液体リザーバ14は、水の入口16及び蒸気出口1
8を備え、これらの入口及び出口は、液体リザーバ14
内の最大液位よりも上方に位置する第一の端部20、及
び蒸気を液体リザーバ14の外に排出する第二の端部2
2を有するパイプ18を備えている。
【0018】また、スチーマは、可撓性ホース26によ
り蒸気パイプ18の第二の端部22に接続されたノズル
24を備えている。該ノズル24は、複数の穴を有して
おり、蒸気がこれらの穴から放出されて、衣類等の皺等
を取る。ノズル24は、ハウジング12の適当な形状の
区画室30内に配置される。又、該区画室30は、ノズ
ル24の穴28と整合された複数の穴32を有し、これ
らの穴は、ホイッスル34に接続される。ノズル24が
その区画室30内の所定位置にあり、蒸気が流動する状
態のとき、蒸気は、穴28から出て、穴32に入り、ホ
イッスル34を作動させユーザに警告を発する。
【0019】また、スチーマ10は、ハウジング12の
相補的形状の溝38内に位置する、図1に示した第一の
位置と、アームがハウジング12に対して直角となる、
図2に示した第二の位置との間を可動であるアーム36
を備えている。該アーム36は、衣類が掛けられるハン
ガー40を保持し得るように設計されており、又はアー
ム36は、その衣類品自体を支持し得るようにしてあ
る。
【0020】また、ハウジング12は、観察窓、即ち、
水位インジケータ42を備えことが出来る。
【0021】次に、図3及び図4を参照すると、液体リ
ザーバ14内には、加熱要素44と、該加熱要素のオン
・オフを切り換える第一のスイッチ機構とが配置されて
いる。該スイッチ機構は、第一のレバー48に取り付け
られたフロート46と、剛性な要素52によって第一の
レバー48に接続された第二のレバー50と、該第二の
レバー50の一端56が接触し得るようにしたスイッチ
装置54と、を備えている。該スイッチ装置54は、警
報灯60に接続された第一のスイッチ58と、加熱要素
44に取り付けられた第二のスイッチ62と、を備えて
いる。剛性な要素52は、フロート46が加熱要素44
に接触可能性となる位置までレバー48、50が移動す
るのを阻止するストッパ64を備えてい。
【0022】また、該スイッチ機構は、図示しない手段
によってアーム36に接続された機械的ストッパ66を
備えている。
【0023】次に、スチーマ10の機能について説明す
る。
【0024】液体リザーバ14内の水位が所定のレベル
より上方に上昇すると(図3に図示するように)、フロ
ート46は、浮き上がり、第一のレバー48を右方向に
移動させ、これにより、剛性な要素52を介して、第二
のレバー50を右方向に移動させ、このため、第二のレ
バー50の端部56は、二つのスイッチ58、62に接
触する。この位置にて、加熱要素44は、スイッチオン
され、警報灯60は消灯する。加熱要素44がスイッチ
オンされると、該加熱要素は、液体リザーバ14内の水
を沸騰させて、蒸気を発生させる。この蒸気は、液体リ
ザーバ14の頂部に達し、蒸気出口18の第一の端部2
0に入り、次に、パイプ18を通じて可撓性ホース26
に入り、ノズル24に達して使用される。
【0025】液体リザーバ14内の水位が所定のレベル
以下に低下すると(図4に図示するように)、フロート
46が落下し、剛性な要素52及び第二のレバー50を
介して第一のレバー48を引っ張って左方向に動かす。
これが行われると、最初に、第一のスイッチ58が作動
されて、警報灯60を点灯させ、水位が所定のレベルよ
りも低くなりつつあることをユーザに表示する。水位が
更に低下すると、第二のスイッチ62が作動され、加熱
要素44をオフにして、加熱要素44の焼け付きを防止
する。
【0026】上述のように、スイッチ機構は、アーム3
6に取り付けられた機械的ストッパ66を備えている。
これは、図1に図示するように、アーム36がスチーマ
10のハウジング12の溝38内にあるとき、機械的ス
トッパ66が図4に示した位置にあるように設計され
る。この位置にあるとき、リザーバ14内の水位が所定
のレベルよりも上昇した場合でも、レバー48、50
は、機械的ストッパ66によって右方向への移動が阻止
され、これにより、スイッチ58、62との接触を阻止
する。このように、加熱要素44は、オンにされず、蒸
気は発生されない。図2に図示するように、アーム36
がその第二の位置まで移動すると、機械的ストッパ66
は、移動してレバー50との接触を脱し、これにより、
液体リザーバ14内の水位が所定のレベルよりも上方に
あることを条件として、レバー48、50が右方向に移
動してスイッチ58、62に接触するのを許容する。液
体リザーバ14内の水位が所定のレベルよりも上方にな
い場合、スイッチ手段は、フロート46の作用のため、
図4に示した位置に止まる。このように、スチーマ10
は、アーム36がその第二の位置に移動し、ユーザが衣
類に蒸気を当てる用意が出来ていることを示すときに始
めて作動するように設計されている。
【0027】衣類に蒸気を当てるためにスチーマ10を
使用することについて、以下に説明する。最初に、アー
ム36をその第一の位置からその第二の位置に引っ張
る。次に、ハンガー40の衣類、又はハンガー自体をア
ーム36に掛ける。第三にノズル24をスチーマ10の
ハウジング12内の区画室30から移動させ、使用の用
意が整うようにする。ノズル24の穴28から放出され
た蒸気を利用して、衣類に蒸気を当て、皺等を取る。ユ
ーザが衣類に蒸気を当てる作業を完了したならば、ノズ
ル24をスチーマ10のハウジング12内のその区画室
30内の位置に戻し、衣類をアーム36から取り外し、
アーム36は、ばね負荷式機構によって、ハウジング1
2のその溝38内のその第一の位置に復帰する。これに
より、加熱要素44が自動的にスイッチオフとされる。
【0028】図5及び図6を参照すると、取り付け板8
4に取り付けられたハウジング82を備える壁掛け式衣
類スチーマ80が示してある。該取り付け板84は、ね
じ86により、壁のような垂直面に取り付け得るように
されている。ハウジング82は、例えば、ねじのような
任意の適当な手段によって、取り付け板84に取り付け
ることが出来る。
【0029】ハウジング82は、水入口90及び蒸気出
口を有する液体リザーバ88を備えている。これらの入
口及び出口は、液体リザーバ88内の最大液位よりも上
方に位置する第一の端部及び蒸気を液体リザーバ88の
外に排出する第二の端部92を有するパイプを備えてい
る。この液体リザーバ88内のパイプは、図1乃至図4
のスチーマ10のパイプ18と同一である。
【0030】また、スチーマ80は、一端が液体リザー
バ88内のパイプの第二の端部92に接続される一方、
その他端がノズル96に取り付けられる、可撓性ホース
94を備えている。該ノズル96は、複数の穴(図示し
ないが、スチーマ10のノズル24の穴28と同様のも
の)を備えており、これら複数の穴から蒸気が放出さ
れ、衣類等に蒸気を当てる。ノズル96は、ハウジング
82内の適当な形状の区画室98内に配置されている。
又、該区画室98は、ノズル96の穴と整合された複数
の穴を備えており、これらの穴は、蒸気チャンバ100
に接続している。可撓性ホース94は、その第一の端部
とその第二の端部との間に液体トラップ102を備えて
いる。該液体トラップ102は、この液体トラップ10
2から液体を排出するトラップ104を備えている。該
液体トラップ102は、液体リザーバ88から出る液体
をパイプ及び可撓性ノズル94を介して排出し、その液
体がノズル96から出るのを阻止し得るようにしてあ
る。
【0031】また、スチーマ80は、フック108を保
持するアーム106を備えており、該アーム106は、
ハウジング82に隣接した位置にある、図5に示した第
一の位置と、アーム86がハウジング82に対してある
角度を為す、図6に点線で示した第二の位置との間を可
動である。該アーム106は、そのフック108でハン
ガーを保持し得るようにしてあり、蒸気を当てようとす
る衣類は、そのハンガーに掛けることが出来る。また、
アーム106は、衣類自体を支持することも出来る。
【0032】また、ハウジング82は、液体リザーバ8
8内の液位を視覚的に表示する観察窓110を備えてい
る。
【0033】液体リザーバ88及びハウジング82内に
は、加熱要素装置(図示しないが、従来のケトル加熱要
素とすることが出来る)が配置されている。該加熱要素
装置の一端112は、液体リザーバ88の壁を通ってハ
ウジング82内に伸長する。加熱要素のオンオフの切り
換えを行う第一のスイッチ機構が加熱要素装置の一端1
12に接続される。
【0034】該第一のスイッチ機構は、アーム106に
取り付けられた第一のレバー114と、第二のレバー1
16と、を備えており、該第一のレバー114は、第二
のレバー116のスロット118内に配置され且つ該ス
ロット118内を可動である。第二のレバー116の一
端120は、アーム122に接続され、該アーム122
は、移動してスイッチに接触し、加熱要素のオンオフを
切り換えることが出来る。
【0035】アーム106がその第一の位置にあると
き、第一のレバー114は、スロット118の底部に位
置しており、このため、第二のレバー116の端部12
0及びアーム122は、スイッチから引き離される。ア
ーム106がその第一の位置からその第二の位置まで移
動されると、第一のレバー114は、拘束ばね124の
作用に抗してスロット118内を上方に移動する一方、
ばね124は、第二のレバー116を移動させ、その結
果、その端部120及び接続されたアーム122は、移
動してスイッチに接触し、加熱要素をオンにする。ばね
124は、アーム106が蒸気を当てようとする衣類に
より下方に引き下げられない限り、該アーム106は、
常にその第一の位置に復帰し得るように設計されてい
る。
【0036】第一のスイッチ機構は、加熱要素装置の一
部として形成された遮断スイッチを備えており、該遮断
スイッチは、液体リザーバ内の液体が所定の液位より上
にあるときに限り、加熱要素をオンにすることを許容
し、又、液体リザーバ内の液体が所定の液位よりも低く
なったときに加熱要素をオフに切り換えることを許容す
る。
【0037】該加熱要素装置は、ケトルで使用される従
来の加熱要素装置である。
【0038】スチーマ80は、蒸気チャンバ100に関
係する第二のスイッチ機構を備えている。該第二のスイ
ッチ機構は、指で押してスイッチ128に接続すること
の出来る釦126を備えており、該スイッチ128も又
加熱要素に接続されている。
【0039】上述のように、釦126を押すと、スイッ
チ128がオンにされ、アーム106がその第二の位置
にあり、液体リザーバ88内の液位が所定の液位よりも
上方にあることを条件として、加熱要素がオンにされ
る。スイッチ128をオフにするため、釦126を戻す
ことが出来る一方、該釦は、主として次のように戻し得
るように設計されている。加熱要素がオンにされ、液体
リザーバ88内で蒸気が発生されると、ノズル96は、
図5に示したその区画室98内の位置に止まり、穴を通
ってノズル96から出る全ての蒸気は、区画室98の穴
を通り、蒸気チャンバ100に入る。蒸気チャンバ10
0内の蒸気圧力が所定のレベルを超えると、釦126
は、蒸気圧力により付勢されて退却し、スイッチ128
をスイッチオフにし、加熱要素をオフにする。これは、
スチーマ80がユーザによりオンにされた後、そのユー
ザがそのスチーマ80を使用することを忘れた場合で
も、ある時間の経過後、加熱要素がオフにされて、スチ
ーマ80の過熱を防止することを確実にする。
【0040】第一及び第二のスイッチ機構及びスチーマ
80のその他の電気的構成要素を接続する各種の配線が
図6に示してある。
【0041】スチーマ80は、第一及び第二のスイッチ
機構に接続された第一の灯130を備えており、該灯1
30は、加熱要素がスイッチオンされたときに点灯し、
加熱要素がスイッチオフにされたときに消灯するように
される。
【0042】また、スチーマ80は、加熱要素装置内の
遮断スイッチに接続され、液体リザーバ88内の液位が
所定の液位よりも低下したことを表示する第二の灯13
2を備えている。
【0043】また、スチーマ80は、該スチーマ80に
給電すべく従来のケトルプラグを受け入れ得るようにし
た第一の電気接続装置134と、スチーマ80に給電す
べく電気配線装置に直接接続し得るようにした第二の電
気接続装置136と、を備えている。これら第一及び第
二の接続装置134、136の何れか一方が利用され
る。更に、使用されないときに、人間に電気的ショック
を与えないように保護するため、接続装置134は、摺
動板138で密封することが可能である。次に、スチー
マ80の機能について説明する。
【0044】液体リザーバ88内の水位が所定の水位よ
りも上方にあり、スチーマ80をスイッチオンにしよう
とする場合、アーム106をその第一の位置から図6に
図示するその第二の位置まで移動させ、これにより、第
一のスイッチ機構をスイッチオンにし、釦126を押す
と、第二のスイッチ機構がスイッチオンにされる。これ
により、加熱要素がスイッチオンされる。又、第一の灯
130も点灯する。液体リザーバ88内の加熱要素がス
イッチオンされると、それにより液体リザーバ88内の
水が沸騰して蒸気を発生させる。この蒸気は、液体リザ
ーバ88の頂部まで流動し、パイプの第一の端部に入
り、次に、パイプの第二の端部92を通って可撓性ホー
ス94に入り、ノズル96に供給して使用される。蒸気
がノズル96から流動し始めたとき、その蒸気をその区
画室98から除去し、アーム106に掛けた衣類に蒸気
を当てるのに使用することが出来る。
【0045】蒸気が発生される間に、ノズル96がその
区画室98内にあると、上述のように、加熱要素は、第
二のスイッチ機構によりスイッチオフされる。
【0046】液体リザーバ88内の水位が所定の水位よ
りも低下すると、加熱要素内の遮断スイッチが作動し、
加熱要素をオフにする。これは、加熱要素の過熱を防止
する。
【0047】衣類の蒸気当て作業が完了すると、該衣類
は、アーム106から取り外し、アーム106は、その
ばね124の作用によってその第一の位置まで自動的に
復帰する。その結果、第一のレバー114、従って、第
二のレバー116は、下方に移動して、第二のレバー1
16の端部120及び取り付けられたアーム122を退
却させ、第一のスイッチ機構をスイッチオフにし、この
ため、加熱要素をオフにする。これとは別に、釦126
は、指で戻し、第二のスイッチ機構をスイッチオフに
し、このため、加熱要素をオフにする。
【0048】
【発明の効果】本発明のスチーマは、スチーマが誤って
オンの状態に放置されたとき、過熱を防止する幾つかの
安全上の特徴を備えるといった利点がある。更に、この
スチーマは、衣類に蒸気を当てるのに極めて効果的であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第一のスチーマの斜視図である。
【図2】異なる位置にある図1のスチーマの斜視図であ
る。
【図3】第一の位置にある図1のスチーマの断面図であ
る。
【図4】第二の位置にある図1のスチーマの断面図であ
る。
【図5】本発明による第二のスチーマの正面斜視図であ
る。
【図6】図5のスチーマの背面斜視図である。
【符号の説明】
10 スチーマ 12 ハウジン
グ 14 液体リザーバ 16 水入口 18 蒸気出口パイプ 20 第一の端
部 22 第二の端部 24 ノズル 26 可撓性ホース 28 ノズルの
穴 30 区画室 32 複数の穴 34 ホイッスル 36 アーム 38 溝 40 ハンガー 42 インジケータ 44 加熱要素 46 フロート 48 第一のレ
バー 50 第二のレバー 52 剛性な要
素 54 スイッチ装置 56 第二のレ
バーの一端 58 第一のスイッチ 60 警報灯 62 第二のスイッチ 64 ストッパ 66 機械的ストッパ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図2】
【図4】
【図5】
【図6】
フロントページの続き (72)発明者 エドワード・ヨセフ・コーリー 南アフリカ共和国トランスヴァール,アル バートン,ブラッケンハースト,レイ・フ ランケル・ストリート 49 (72)発明者 シェリ・カラ・トゥーチ 南アフリカ共和国トランスヴァール,ヨハ ネスバーグ,メルローズ・ノース,カーニ ック・アベニュー,ノーウィッチ・ホール 101

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、該ハウジングを壁等に取
    り付ける取り付け手段と、液体入口及び蒸気出口を有す
    る、ハウジング内の液体リザーバと、蒸気を発生させる
    ために液体を加熱する液体リザーバ内の電気加熱要素
    と、その一端が前記液体リザーバの蒸気出口に流体連通
    する可撓性ホースと、該可撓性ホースの他端に取り付け
    られたノズルと、を備え、これにより、前記液体リザー
    バ内で発生された蒸気がホースに入り且つノズルを通っ
    て外に出るようにした、壁掛け式衣類スチーマにして、
    前記ハウジングに近接する第一の位置から、該ハウジン
    グに対してある角度を成し、蒸気を当てて皺等を取るた
    めに衣類を保持するハンガーを支持し得るようにした第
    二の位置に可動であるアームと、加熱要素のオン・オフ
    切り換えを行う第一のスイッチ機構と、を備え、前記ア
    ームが第一のスイッチ機構に接続され、該アームがその
    第一の位置にあるとき、加熱要素がスイッチオフとさ
    れ、アームがその第二の位置にあるとき、液体リザーバ
    内の液体が所定の液位以上であるならば、加熱要素がス
    イッチオンされるようにしたことを特徴とする壁掛け式
    衣類スチーマ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスチーマにして、前記
    第一のスイッチ機構が前記液体リザーバ内の液体が所定
    の液位よりも高くなったとき、スイッチオンされ、液体
    リザーバ内の液体が所定の液位以下となったとき、加熱
    要素をスイッチオフすることを許容する遮断スイッチを
    備えることを特徴とするスチーマ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のスチーマにし
    て、前記ハウジングは、ノズルを使用しないとき、ノズ
    ルを格納する区画室を備えることを特徴とするスチー
    マ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のスチーマにして、前記
    ハウジングが前記区画室と流体連通した蒸気チャンバ
    と、該蒸気チャンバに流体連通し且つ第一のスイッチ機
    構に接続された第二のスイッチ機構と、を備え、該第二
    のスイッチ機構が、手でスイッチオンにし、又、前記蒸
    気チャンバ内の蒸気圧力が所定のレベルを超えたとき、
    蒸気圧力によってスイッチオフされるようにされ、第二
    のスイッチ機構がスイッチオンされ、前記アームがその
    第二の位置にあり、液体リザーバ内の液位が所定の液位
    より高いとき、加熱要素がスイッチオンされる一方、加
    熱要素がスイッチオンされ、ノズルがその区画室内に残
    るとき、蒸気がノズルから外に出て区画室に入り、ここ
    から蒸気チャンバに入り、前記第二のスイッチ機構をス
    イッチオフにして、これにより、前記加熱要素をスイッ
    チオフすることを特徴とするスチーマ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のスチーマにして、前記
    ノズルが蒸気が外に出るための一又は複数の穴を有し、
    前記区画室が、ノズルが該区画室内にあるとき、そのノ
    ズルの穴と整合され得るようにした一又は複数の穴を有
    し、前記区画室の穴が蒸気チャンバ内に達するようにし
    たことを特徴とするスチーマ。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載のスチーマにし
    て、前記ハウジングが、第一のスイッチ機構及び第二の
    スイッチ機構に接続された第一の灯を備え、加熱要素が
    スイッチオンされたとき、前記第一の灯が点灯し、該加
    熱要素がスイッチオフにされると、該第一の灯が消灯す
    るようにしたことを特徴とするスチーマ。
  7. 【請求項7】 請求項2乃至6の何れかに記載のスチー
    マにして、前記ハウジングが、前記遮断スイッチに接続
    され、液体リザーバ内の液体が所定の液位よりも低くな
    ったときを表示する第二の灯を備えることを特徴とする
    スチーマ。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかに記載のスチー
    マにして、前記ハウジングが、液体リザーバ内の液体の
    液位を視覚的に表示するため、該ハウジングに形成され
    た観察窓を備えることを特徴とするスチーマ。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8の何れかに記載のスチー
    マにして、前記蒸気出口がパイプを備え、該パイプの第
    一の端部が最大液位よりも上方で液体リザーバ内に位置
    し、又、該パイプの第二の端部が可撓性ホースに接続さ
    れることを特徴とするスチーマ。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9の何れかに記載のスチ
    ーマにして、前記可撓性ホースがその第一の端部と第二
    の端部との中間に液体リザーバから出る液体を排出する
    液体トラップを備えことを特徴とするスチーマ。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のスチーマにして、
    前記液体トラップが該トラップから液体を排出するタッ
    プを備えることを特徴とするスチーマ。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015529509A (ja) * 2012-08-21 2015-10-08 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ スチーマのための収納容器
CN110699936A (zh) * 2019-09-27 2020-01-17 大连理工大学 一种用于公共场所的衣物快速整平装置
USD1023496S1 (en) * 2022-09-21 2024-04-16 Shenzhen Yuanrui Information Technology Co., Ltd Iron

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