JPH0787896A - ヘルシーなアイスクリームとその製造方法 - Google Patents

ヘルシーなアイスクリームとその製造方法

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JPH0787896A
JPH0787896A JP5273275A JP27327593A JPH0787896A JP H0787896 A JPH0787896 A JP H0787896A JP 5273275 A JP5273275 A JP 5273275A JP 27327593 A JP27327593 A JP 27327593A JP H0787896 A JPH0787896 A JP H0787896A
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JP
Japan
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ice cream
extract
peanut
raw
almond
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JP5273275A
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English (en)
Inventor
Yoshio Inoue
義夫 井上
Hiroko Inoue
裕子 井上
Hisashi Katayama
久 片山
Tomoko Katayama
智子 片山
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】ヘルシーなアイスクリームを提供する 【構 成】ピーナッツ・アーモンドエキスとハトムギエ
キスとハトムギ粉末をアイスクリームの原料として配合
したヘルシーなアイスクリームとその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の製造方法によって製した
アイスクリームは、従来のアイスクリームに比べて、低
脂肪でありながら美味で美容、健康にもすぐれたアイス
クリームである。
【0002】
【従来の技術】アイスクリームは通常クリーム(牛乳脂
肪)を多く含むものが味がよくて高級品とされてきた。
しかしながら、現在の食生活では高カロリー・動物性脂
肪の摂り過ぎは健康上食害となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記に記したような高
脂肪に代って、健康によくて、しかも味のよい低脂肪の
アイスクリームを製することにあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】アイスクリームのクリー
ム(牛乳脂肪)の含量を低くし、しかもアイスクリーム
の食感を減ずることのないようにするために、デンプン
をα化したハトムギ粉末に、従来のアイスクリームに使
用している生クリームの量よりも、はるかに少量のクリ
ーム(牛乳脂肪)を吸着させたものと、ピーナッツ・ア
ーモンドエキスと、またハトムギの栄養成分とサポニン
を含有しているハトムギエキスとをアイスクリームの原
料として加えることによって、低脂肪で美容・健康によ
いアイスクリームとその製造方法を確立した。
【0005】
【作 用】生ピーナッツ・生アーモンドを任意の割合に
混合し、水を加えてから攪拌し、そしてろ過後、60〜
80℃で15分間以上加熱後、遠心分離機にかけて油分
を分離してから濃縮し、ピーナッツ・アーモンドエキス
を製しアイスクリームの原料とする。
【0006】次に脱穀したハトムギを精穀機(精米機)
にかけ、ハトムギの重量が60〜70%になるまで精白
し、精白部(内層部)と剥離部(外層部)を分離した精
白ハトムギは請求項3の原料とする。
【0007】剥離部(外層部)に水を加え60℃以下で
2時間以上加温後、ろ過してから遠心分離機にかけて油
分を分離しから濃縮し、ハトムギエキスを製しアイスク
リームの原料とする。
【0008】請求項2で製した精白ハトムギを100℃
以上の温度で香気を発するようになるまでばい煎してか
ら、粉砕して製したハトムギ粉末に、生クリーム又はバ
ターを吸着させたものと、請求項1のピーナッツ、アー
モンドエキスと、請求項2のハトムギエキス及び、牛
乳、甘味料を原料として、アイスクリームを製すること
を特徴とするヘルシーなアイスクリームとその製造方法
である。
【0009】
【発明の効果】ピーナッツ・アーモンドを粉砕して水と
攪拌した液は油を乳化する力が強くまた、味は牛乳に近
いものであるが特有の臭があり、アイスクリームの香と
しては都合の悪い点もあったが、研究の結果油分を分離
することによって特有の臭が無くなった。
【0010】脱穀してからα化したハトムギ粉末に、生
クリームやバターを吸着させると、少量のクリームやバ
ターでカバーされたハトムギ粉末はアイスクリームのよ
うな食感があることがわかった。
【0011】しかしながら、脱穀しただけのハトムギに
はハトムギ特有の臭があり、そのまま粉砕したハトムギ
粉末はアイスクリームの原料として適さないものである
が、研究の結果この臭はハトムギの油分を分離すること
によって無くなることがわかった。またハトムギの油分
はハトムギの外層部に多く含まれていて内層部(ハトム
ギ全体の60〜70%)の含量は1/10以下と非常に
少ないことがわかった。
【0012】したがってハトムギ固有の臭をなくするに
は、外層部を取除けばよいのであるが、昔から美容と健
康によい食品又医薬品として利用されているハトムギの
有効成分のほとんどは外層部に含まれていて、内層部に
はほとんどデンプンと繊維である。
【0013】そこでハトムギを外層部と内層部に分け外
層部からの有効成分を請求項2の方法により抽出して製
した。この工程で抽出温度を60℃以下に保つのは65
℃以上になるとハトムギのデンプンがα化してゲル状と
なって、ハトムギの細胞内から有効成分が溶出するのを
妨げるのでこれを防止するためである。
【0014】精白ハトムギを100℃以上の温度で香気
を発するようになるまでばい煎してα化したハトムギ粉
末はクリーム・バターなどをよく吸着保持し、またアイ
スクリームの原料として使用した場合良い食感をもって
いる。
【0015】請求項1、2、3、の製造方法によって製
したピーナッツ・アーモンドエキスとハトムギエキスと
生クリーム又はバターを吸着さえたハトムギ粉末を調合
したアイスクリームは低脂肪で、しかも食感がよく美容
と健康によいヘルシーなアイスクリームである。
【0016】
【実施例】生ピーナッツ100g生アーモンド100g
を粉砕してから水1Lを加えて攪拌後ろ過し、乳白色の
ろ液を60〜80℃で15分間加温後、遠心分離し水層
部をペースト状になるまで濃縮した。 収量30g
【0017】次に脱穀したハトムギの1kgを精穀機に
かけ精白ハトムギの重量が600gになるまで精白す
る。ハトムギ剥離部400gに水4Lを加え60℃以下
で3時間加温後ろ過し、ろ液を遠心分離し、液の上層部
の油分を除いてから水溶液をペースト状になるまで濃縮
した。 収量100g
【0018】精白ハトムギ600gを100℃以上の温
度で香気を発するようになるまでばい煎してから粉砕し
てハトムギ粉末を製した。
【0019】ハトムギ粉末100gに生クリーム50g
を混合してからピーナッツ・アーモンドエキス3g、ハ
トムギエキス10g、 牛乳400ml、砂糖100g
を加え80℃で30分間加温しながら攪拌後冷却してア
イスクリームを製した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 593200320 片山 智子 徳島県三好郡池田町白地字本名168番地の 9 (72)発明者 井上 義夫 徳島県徳島市下助任町2丁目37番地の2 (72)発明者 井上 裕子 徳島県徳島市下助任町2丁目37番地の2 (72)発明者 片山 久 徳島県三好郡池田町白地字本名168番地の 9 (72)発明者 片山 智子 徳島県三好郡池田町白地字本名168番地の 9

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生ピーナッツ、生アーモンドを任意の割合
    に混合してから粉砕し、水を加え攪拌してからろ過後、
    ろ液を60〜80℃で15分以上加温後、遠心分離機に
    かけて油分を分離してから、濃縮して製したピーナッツ
    ・アーモンドエキスをアイスクリームの原料として使用
    する。
  2. 【請求項2】脱穀したハトムギを精穀幾にかけ、ハトム
    ギの重量が60〜70%になるまで精白し、精白部分
    (内層部)は請求項3の原料とする。剥離部分(外層
    部)に水を加え、60℃以下で2時間以上加温後ろ過し
    てから、遠心分離機にかけて油分を分離し、その後濃縮
    し、ハトムギエキスを製しアイスクリームの原料として
    使用する。
  3. 【請求項3】請求項2で製した精白ハトムギを100℃
    以上の温度で、香気を発するようになるまでばい煎して
    から、粉砕して製したハトムギ粉末に、生クリーム又は
    バターを吸着させたものと、請求項1のピーナッツ,ア
    ーモンドエキスと請求項2のハトムギエキス及び、牛
    乳、甘味味を原料として、アイスクリームを製すること
    を特徴とするヘルシーなアイスクリームとその製造方
    法。
JP5273275A 1993-09-24 1993-09-24 ヘルシーなアイスクリームとその製造方法 Pending JPH0787896A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007103757A1 (en) * 2006-03-03 2007-09-13 Specialty Protein Producers, Inc. Methods of separating fat from non-soy plant materials and compositions produced therefrom

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007103757A1 (en) * 2006-03-03 2007-09-13 Specialty Protein Producers, Inc. Methods of separating fat from non-soy plant materials and compositions produced therefrom
US10555542B2 (en) 2006-03-03 2020-02-11 Specialty Protein Producers, Inc. Methods of separating fat from non-soy plant materials and compositions produced therefrom

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