JPH0787220A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH0787220A
JPH0787220A JP5224706A JP22470693A JPH0787220A JP H0787220 A JPH0787220 A JP H0787220A JP 5224706 A JP5224706 A JP 5224706A JP 22470693 A JP22470693 A JP 22470693A JP H0787220 A JPH0787220 A JP H0787220A
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成人 大條
Michihiro Mese
道弘 目瀬
Toshio Kamimura
俊夫 上村
Yoshihiko Kunimori
義彦 國森
Shunichi Ito
俊一 伊藤
Tsukasa Hasegawa
司 長谷川
Tsukasa Yamauchi
司 山内
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/06Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】データ情報をやり取りする非通話モードで通信
を行う非通話通信手段のみを有する情報処理装置におい
て、音声情報をやり取りする通話モードで通信を行う通
話通信手段に相当するハードウェアを設けることなく、
音声情報をやり取りする通話モードで通信を行う通信相
手との間で音声情報を相互通話することを可能とする。 【構成】通信相手から送信されてくる音声情報をデータ
情報に変換する音声認識手段105と、通信相手に送信
すべきデータ情報を音声情報に変換する音声合成手段1
06とを有しており、CPU108は、通信網制御手段
103により通信相手が通話モードで通信を行うと判定
された場合は、通信網制御手段103と非通話通信手段
107とが、音声認識手段105および音声合成手段1
06を介して接続されるよう切り換え手段104を切り
換え、通信網制御手段103により通信相手が非通話モ
ードで通信を行うと判定された場合は、通信網御手段1
03と非通話通信手段107とが直接接続されるよう切
り換え手段104を切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声情報以外のデータ
情報をやり取りする非通話モードで通信を行う非通話通
信手段を有する情報処理装置に係り、特に、音声情報を
やり取りする通話モードで通信を行う通信相手との間で
音声情報を相互通信することが可能な情報処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パソコン,携帯用情報処理端
末,電子手帳等の情報処理装置は、非通話モードで通信
を行う非通話通信手段のみを有し、電話等の通話装置
は、通話モードで通信を行う通話通信手段のみを有して
いる。
【0003】従来は、非通話通信手段のみを有する情報
処理装置同士のデータ情報の通信、および、通話通信手
段のみを有する通話装置同士の音声情報の通信は行われ
ているが、このような情報処理装置と通話装置との間の
相互通信に対する配慮はなされておらず、非通話通信手
段のみを有する情報処理装置は、通話装置との間で音声
情報を相互通信することができなかった。
【0004】そこで、通話装置との間で音声情報を相互
通信することを可能とするためには、情報処理装置に通
話通信手段を設ける必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来は、特開平4−6
3044号公報に記載されているように、情報処理装置
において、通話モードで通信を行う通信相手との間で音
声情報を相互通信することを可能とするためには、音声
情報の通信を可能な通話通信手段に相当するハンドセッ
ト等のハードウェアが必要となり、非通話通信手段のみ
を有する情報処理装置と比べ、小型軽量化が難しいとい
う構造上の問題点がある。
【0006】一方、従来、特開平1−176143号公
報に記載されているように、通信相手から送信されてき
たデータ情報を音声情報に変換して再生する情報処理装
置が考案されている。この情報処理装置においては、通
信相手にデータ情報を送信すると同時に、該データ情報
を音声情報に変換して再生することも可能である。
【0007】このような情報処理装置によれば、通話通
信手段に相当するハードウェアを設けることなく、あた
かも音声情報を受信しているかのような利用形態を提供
することが可能となるが、通信相手は、非通話モードで
通信を行う情報処理装置に限られており、通話モードで
通信を行う通信相手との間で音声情報を相互通信するこ
とは不可能であった。
【0008】本発明の目的は、非通話通信手段のみを有
する情報処理装置において、上述したような構造上の問
題点をもたらすことなく、通話モードで通信を行う通信
相手との間で音声情報を相互通信することを可能とする
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、通信相手との間の接続を制御する通信網
制御手段と、非通話モードで通信を行う非通話通信手段
と、データ情報を入力する入力手段と、データ情報を表
示する表示手段とを有する情報処理装置において、上記
通信網制御手段は、通信相手との間を接続する際に、通
信相手が通話モードで通信を行うか否かを判定するよう
にし、さらに、通信相手から送信されてきた音声情報を
データ情報に変換する音声認識手段と、上記入力手段か
ら入力されたデータ情報を音声情報に変換する音声合成
手段と、上記通信網制御手段により通信相手が通話モー
ドで通信を行うと判定された場合に、上記通信網制御手
段と上記非通話通信手段とを、上記音声認識手段および
上記音声合成手段を介して接続し、上記通信網制御手段
により通信相手が非通話モードで通信を行うと判定され
た場合に、上記通信網制御手段と上記非通話通信手段と
を直接接続する接続切り換え手段とを有するようにして
いる。
【0010】また、音声情報および/またはデータ情報
を記憶する通信情報記憶手段を有するようにし、上記音
声認識手段は、外部からの指示に基づいて、通信相手か
ら送信されてきた音声情報の少なくとも一部を上記通信
情報記憶手段に格納し、外部からの指示に基づいて、上
記通信情報記憶手段に記憶されている音声情報をデータ
情報に変換するか、または、外部からの指示に基づい
て、変換後のデータ情報の少なくとも一部を上記通信情
報記憶手段に格納し、外部からの指示に基づいて、上記
通信情報記憶手段に記憶されているデータ情報を上記表
示手段に出力するようにすることにより、留守番録音機
能を実現することが可能となる。
【0011】なお、上記音声認識手段の代わりに、通信
相手から送信されてきた音声情報を再生する音声再生手
段を有するようにしてもよく、このようにした場合は、
上記接続切り換え手段は、上記通信網制御手段により通
信相手が通話モードで通信を行うと判定された場合に、
上記通信網制御手段と上記非通話通信手段とを、上記音
声合成手段を介して接続し、かつ、上記通信網制御手段
と上記音声再生手段とを接続し、上記通信網制御手段に
より通信相手が非通話モードで通信を行うと判定された
場合に、上記通信網制御手段と上記非通話通信手段とを
直接接続するようにする。
【0012】また、上記音声合成手段の代わりに、音声
を入力する音声入力手段を有するようにしてもよく、こ
のようにした場合は、上記接続切り換え手段は、上記通
信網制御手段により通信相手が通話モードで通信を行う
と判定された場合に、上記通信網制御手段と上記非通話
通信手段とを、上記音声認識手段を介して接続し、か
つ、上記通信網制御手段と上記音声入力手段とを接続
し、上記通信網制御手段により通信相手が非通話モード
で通信を行うと判定された場合に、上記通信網制御手段
と上記非通話通信手段とを直接接続するようにする。
【0013】
【作用】本発明の情報処理装置においては、発呼時また
は通信相手からの着呼時に、上記通信網制御手段は、通
信相手が通話モードで通信を行うか非通話モードで通信
を行うかを判定する。
【0014】上記接続切り換え手段は、上記通信網制御
手段により通信相手が非通話モードで通信を行うと判定
された場合に、上記通信網制御手段と上記非通話通信手
段とを直接接続する。
【0015】これにより、非通話モードで通信を行う通
信相手との間でデータ情報を相互通信することが可能と
なる。
【0016】また、上記接続切り換え手段は、上記通信
網制御手段により通信相手が通話モードで通信を行うと
判定された場合に、上記通信網制御手段と上記非通話通
信手段とを、上記音声認識手段および上記音声合成手段
を介して接続する。
【0017】これにより、上記音声認識手段は、通信相
手から送信されてきた音声情報をデータ情報に変換し、
上記音声合成手段は、上記入力手段から入力されたデー
タ情報を音声情報に変換するので、通話モードで通信を
行う通信相手との間で音声情報を相互通信することが可
能となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0019】まず、本発明の第1の実施例について、図
1〜図3を用いて説明する。
【0020】図1は本発明の第1の実施例の情報処理装
置の構成を示す全体ブロック図である。
【0021】図1において、101はパソコン,携帯用
情報処理端末,電子手帳等の情報処理装置、102は電
話網,ISDN,セルラ無線網等の通信網、103は通
信網102とのインタフェースを司る通信網制御手段、
104は切り換え手段、105は音声認識手段、106
は音声合成手段、107はモデム等の非通話通信手段で
ある。
【0022】また、108は情報処理装置101全体の
制御を行うCPU、109はRAM,ROM等のメモ
リ、1010はVRAM1016に記憶された表示デー
タを表示手段1012に表示する表示制御手段、101
1は電磁誘導方式タブレット,静電容量方式タブレッ
ト,感圧方式タブレット等の入力手段、1012は液晶
ディスプレイ等の表示手段、1013は入力手段101
1を制御し、入力手段1011に対する入力座標等の入
力情報を検知する入力制御手段、1014は入力制御手
段1013により検知された入力情報を文字コード情報
に変換する手書き文字認識手段、1015はハードディ
スク,メモリカード等の内蔵または交換可能な記憶手
段、1016は表示データを記憶するVRAMである。
【0023】本実施例においては、表示手段1012,
入力手段1011は、両者を重ねた表示入力一体型の構
成とし、ペンや指等の入力補助手段で入力手段1012
に入力する入力軌跡を、同時に表示手段1012に表示
(インキング)する構成としているが、特に、このよう
な構造に限定せず、例えば、表示入力別体型の構成でも
よい。また、入力手段1011が文字コード情報を入力
するようなキーボード等である場合は、手書き文字認識
手段1014は不要となる。
【0024】本実施例の情報処理装置101は、通信網
102に有線または無線で接続された通信相手(他の情
報処理装置または通話装置)との間で、アナログ信号ま
たはディジタル信号を用いて、データ情報または音声情
報を相互通信する。
【0025】通信網制御手段103は、通信網102と
の間の接続制御を行うと共に、通信相手が「通話モー
ド」および「非通話モード」のうちのいずれの通信モー
ドで通信可能かを判定する。ここで、「通話モード」と
は、音声情報をやり取りすることにより通信を行うモー
ドであり、「非通話モード」とは、音声情報以外のデー
タ情報をやり取りすることにより通信を行うモードであ
る。
【0026】通信相手の通信モードを判定する技術は、
例えば、通信相手から送信されてきたデータ情報に含ま
れる属性情報,通信相手確認のための制御情報,接続制
御手順情報等を用いて行うことができ、公知の技術であ
るので、説明を省略する。
【0027】切り換え手段104は、図2のフローチャ
ートに示すように、通信網制御手段103により判定さ
れた通信相手の通信モードが「非通話モード」である場
合は(ステップ201)、非通話通信手段107で直接
通信処理を行うために、図1におけるBに設定され(ス
テップ202)、「通話モード」である場合は(ステッ
プ201)、音声認識手段105,音声合成手段106
を介して非通話通信手段107で通信処理を行うため
に、図1におけるAに設定される(ステップ203)。
これにより、通信相手の通信モードが「通話モード」で
ある場合は、通信網制御手段103は、音声認識手段1
05,音声合成手段106を介して、非通話通信手段1
07に接続され、「非通話モード」である場合は、通信
網制御手段103は、直接、非通話通信手段107に接
続される。
【0028】なお、図2のフローチャートに示した切り
換え処理は、通信相手から着呼があった場合は、通信網
制御手段103が該着呼を検知することによる割り込み
処理によって起動され、情報処理装置101が発呼した
場合は、通信処理開始時に起動される。また、図2のフ
ローチャートに示した切り換え処理は、実際には、CP
U108が、メモリ109に記憶されているプログラム
を実行することにより行われ、また、切り換え手段10
4の発呼時の他の切り換え処理の方法としては、通信相
手の通信モードを予め記憶しておき、記憶しておいた通
信モードに基づいて、切り換え手段104を切り換える
という方法が考えられる。具体的には、予め記憶されて
いる発呼相手を選択し、選択された発呼相手に自動的に
発呼するような情報処理装置において、発呼相手の通信
モードを記憶しておけば、通信網制御手段103により
通信モードを判定することなく、通信モードを判定する
ことが可能となる。この方法は、特に、発呼相手が、通
信モードを「通話モード」および「非通話モード」のう
ちのいずれか一方に特定できる場合に有効である。
【0029】音声認識手段105は、音声情報を認識
し、認識した音声情報を、非通話通信手段107が処理
可能なデータ情報(ここでは、文字コード情報とす
る。)に変換する。また、音声合成手段106は、非通
話通信手段107から出力された文字コード情報を音声
情報に変換する。
【0030】例えば、通信網102がアナログ電話網で
ある場合、音声認識手段105は、通信網制御手段10
3,切り換え手段104から出力された音声情報(アナ
ログ信号)を、文字コード情報(アナログ信号)に変換
し、非通話通信手段107に出力する。非通話通信手段
107は、音声認識手段105から出力された文字コー
ド情報(アナログ信号)を、本実施例の情報処理装置1
01で処理可能な文字コード情報(ディジタル信号)に
変換する。また、非通話通信手段107は、手書き文字
認識手段1014等から出力された文字コード情報(デ
ィジタル信号)を、文字コード情報(アナログ信号)に
変換し、音声合成手段106は、非通話通信手段107
から出力された文字コード情報(アナログ信号)を、音
声情報(アナログ信号)に変換する。
【0031】また、他の通信例として、非通話通信手段
107がディジタル信号を入力することができるような
構成である場合は、音声認識手段105は、音声情報
(アナログ信号)を文字コード情報(ディジタル信号)
に変換するようにすることができる。さらに、音声認識
手段105により変換された文字コード情報(ディジタ
ル信号)を、直接またはI/Oポートを介してバスに接
続し、CPU108で処理するようにすることもでき
る。
【0032】また、他の通信例として、通信網102が
ISDN等のディジタル通信網である場合は、音声認識
手段105は、音声情報(ディジタル信号)を文字コー
ド情報(ディジタル信号)に変換し、シリアル/パラレ
ル変換等のディジタル処理回路である非通話通信手段1
07に入力するようにし、音声合成手段106は、非通
話通信手段107から出力された文字コード情報(ディ
ジタル信号)を音声情報(ディジタル信号)に変換する
ようにすることもできる。
【0033】なお、音声認識手段105,音声合成手段
106を実現する音声認識技術および音声合成技術は広
く実用化されており、その実現方式は公知であるので、
説明を省略する。
【0034】次に、本実施例の情報処理装置101の動
作例について、図3を用いて説明する。
【0035】図3(a)は従来の情報処理装置がデータ
情報を相互通信する例を示している。
【0036】図3(a)において、情報処理装置301
a,301bは、共に「非通話モード」であり、入力補
助手段による入力軌跡等のデータ情報を相互通信するこ
とにより、リアルタイムのテレライティング機能(筆談
機能)を実現している。
【0037】図3(b)は通話装置および本実施例の情
報処理装置101が音声情報を相互通信する例を示して
いる。
【0038】図3(b)において、通話装置302は
「通話モード」であり、本実施例の情報処理装置101
は「非通話モード」である。すなわち、情報処理装置1
01においては、通信装置302から送信されてきた音
声情報(「2時から打ち合わせでよろしいでしょうか
?」)は、音声認識手段105により文字コード情報に
変換され、表示手段1012に表示される。続いて、入
力手段1011から入力された手書き文字(「はい」)
は、手書き文字認識手段1014により文字コード情報
に変換され、音声合成手段106により音声情報に変換
されて、通話装置302に送信される。これにより、通
信装置302においては、音声情報(「はい」)が音声
として再生される。
【0039】以上説明したように、本実施例によれば、
「通話モード」の通話装置と「非通話モード」の情報処
理装置との間で音声情報を相互通信することが可能とな
る。
【0040】また、本実施例によれば、「非通話モー
ド」で通信を行うことができるので、「通話モード」に
よる通信で必要なハンドセット等のハードウェアが不要
となり、情報処理装置101の小型軽量化が可能とな
る。
【0041】また、入力手段1011の小型化が可能と
なるので、情報処理装置101の小型軽量化が可能とな
る。
【0042】また、手書き文字入力が可能な入力手段1
011を用いて、通信相手に送信すべき情報を入力する
ことが可能となるので、本実施例の情報処理装置101
が騒音等のノイズがある使用環境にある場合において
も、通信相手に対して、正確に情報を伝えることが可能
となり、信頼性が向上する。
【0043】また、本実施例によれば、「非通話モー
ド」で通信を行うことができるので、通話内容を第3者
に聞かれることがない。
【0044】なお、本実施例において、音声認識手段1
05,音声合成手段106の機能は、その一部または全
部をソフトウェア(プログラム)で実現する構成、また
は、その一部または全部をハードウェアで実現する構成
のいずれにおいても実現可能である。
【0045】次に、本発明の第2の実施例について、図
4〜図6を用いて説明する。
【0046】図4は本発明の第2の実施例の情報処理装
置の構成を示す全体ブロック図である。
【0047】図4において、図1に示した上記第1の実
施例の情報処理装置101の構成要素と同一のものにつ
いては同一符号を付与している。
【0048】401は本実施例の情報処理装置、402
は非通話通信手段107および通話通信手段403のう
ちのいずれか一方を選択する切り換え手段、403は
「通話モード」で通信を行う通話通信手段、404は通
信モードを記憶する通信モード記憶手段である。なお、
通話通信手段403には、スピーカ(またはイヤホン)
およびマイクが含まれているものとする。
【0049】本実施例の情報処理装置401は、ユーザ
がスケジューラアプリケーション等を用いて、スケジュ
ールデータ(行動予定データ)を入力することができる
ようになっており、入力されたスケジュールデータは、
メモリ109または記憶手段1015に記憶されるよう
になっている。
【0050】そして、本実施例の情報処理装置401
は、発呼時または通信相手からの着呼時に、図6のフロ
ーチャートに示す通話モード設定処理を行う。
【0051】すなわち、まず、通信網制御手段103に
より判定された通信相手の通信モードが「通話モード」
である場合に(ステップ601)、メモリ109または
記憶手段1015に記憶されているスケジュールデータ
を読み出し(ステップ602)、スケジュールデータお
よび内部の時計手段(図示せず。)からの現在日時時刻
情報に基づいて、現在移動中または打ち合わせ中など、
通話モードで通信を行うのが難しい状態であるか否かを
判定する(ステップ603)。
【0052】通話モードで通信を行うのが難しい状態で
あると判定した場合は(ステップ604)、通信モード
記憶手段404に「非通話モード」を設定する(ステッ
プ605)。また、通話モードで通信を行うのが難しい
状態ではないと判定した場合は(ステップ604)、通
信モード記憶手段404に「通話モード」を設定する
(ステップ606)。
【0053】また、通信網制御手段103により判定さ
れた通信相手の通信モードが「非通話モード」である場
合は(ステップ601)、通信モード記憶手段404に
「非通話モード」を設定する(ステップ607)。
【0054】また、切り換え手段402は、図5のフロ
ーチャートに示すように、通信モード記憶手段404に
記憶されている通信モードが「非通話通信モード」であ
る場合は(ステップ502)、非通話通信手段107に
接続するために、図4におけるCに設定され(ステップ
503)、「通話モード」である場合は(ステップ50
2)、通話通信手段403に接続するために、図4にお
けるDに設定される(ステップ504)。
【0055】また、切り換え手段104は、上記第1の
実施例で説明したように、通信網制御手段103により
判定された通信モードが「非通話モード」である場合
は、図4におけるBに設定され、「通話モード」である
場合は、図4におけるAに設定される。
【0056】なお、図5に示した通信モード設定処理お
よび図6に示した切り換え処理は、実際には、CPU1
08がメモリ109に記憶されているプログラムを実行
することにより行われる。従って、CPU108は、図
5に示すように、まず、通信モード記憶手段404に記
憶されている通信モードを読み出して(ステップ50
1)、読み出した通信モードが「非通話モード」である
か否かを判定する(ステップ502)。
【0057】以上説明したように、本実施例によれば、
通信相手の通信モードが「通話モード」である場合に、
それに関係なく、情報処理装置401の通信モードに応
じた通信を行うことが可能となる。
【0058】また、本実施例によれば、スケジュールデ
ータからユーザの現在の行動状況を推定し、移動中また
は打ち合わせ中など、通話モードで通信を行うのが難し
い場合には、自動的に非通話モードで通信(例えば、ペ
ンでの筆談)を行うよう切り換えるので、使い勝手が向
上する。
【0059】なお、本実施例では、通信モードをスケジ
ュールデータに連動して設定するようにしているが、通
信モード設定処理の方法をこれに限定するものではな
い。例えば、ユーザの指示により通信モードを設定する
という方法や、現在時刻情報に連動して通信モードを設
定するという方法も実現可能である。
【0060】また、図4において、通話通信手段403
にも、非通話通信手段107と同等の切り換え手段10
4,音声認識手段105,音声合成手段106を設ける
ことにより、「非通話モード」の通信相手との間の相互
通信を「通話モード」で行うことが可能となる。
【0061】次に、本発明の第3の実施例について、図
7および図8を用いて説明する。
【0062】図7は本発明の第3の実施例の情報処理装
置の構成を示す全体ブロック図である。
【0063】図7において、図1に示した上記第1の実
施例の情報処理装置101の構成要素と同一のものにつ
いては同一符号を付与している。
【0064】701は本実施例の情報処理装置、702
は「通話モード」の通信相手から送信されてくる音声情
報を音声として再生する音声再生手段、703はスピー
カである。
【0065】本実施例の情報処理装置701において
は、「通話モード」の通信相手から送信されてくる音声
情報を、音声としてスピーカ703から再生することが
できる。この場合、「通話モード」の通信相手とは、通
話装置である場合も考えられるが、上記第2の実施例の
情報処理装置401が「通話モード」である場合も考え
られる。また、スピーカ703は、イヤホンであっても
よい。
【0066】次に、本実施例の情報処理装置701の動
作例について、図8を用いて説明する。
【0067】図8は通話装置および本実施例の情報処理
装置701が音声情報を相互通信する例を示している。
【0068】図8において、通話装置801は「通話モ
ード」であり、本実施例の情報処理装置701は「非通
話モード」である。すなわち、情報処理装置701にお
いては、通信装置801から送信されてきた音声情報
(「2時から打ち合わせでよろしいでしょうか?」)
は、音声再生手段702により音声として再生され、ス
ピーカ703から出力される。続いて、入力手段101
1から入力された手書き文字(「はい」)は、手書き文
字認識手段1014により文字コード情報に変換され、
音声合成手段106により音声情報に変換されて、通話
装置801に送信される。これにより、通信装置801
においては、音声情報(「はい」)が音声として再生さ
れる。
【0069】以上説明したように、本実施例によれば、
通信相手から送信されてきた音声情報をそのまま音声と
して再生し、また、通信相手に送信する情報は、入力手
段1011から入力された文字コード情報を音声情報に
変換したものとなるので、本実施例の情報処理装置70
1が騒音等の使用環境によるノイズの影響で音声情報を
入力しにくい通話環境にある場合においても、通信相手
に対して、正確に情報を伝えることが可能となり、信頼
性が向上する。
【0070】なお、本実施例においては、音声再生手段
702,スピーカ703で音声情報を音声として再生す
るようにしているが、音声再生手段702,スピーカ7
03と音声認識手段105との両方を設けるような構成
とし、音声として再生するか文字として表示するかを選
択可能とすることもできる。
【0071】次に、本発明の第4の実施例について、図
9を用いて説明する。
【0072】図9は本発明の第4の実施例の情報処理装
置の構成を示す全体ブロック図である。
【0073】図9において、図1に示した上記第1の実
施例の情報処理装置101,図4に示した上記第2の実
施例の情報処理装置401,図7に示した上記第3の実
施例の情報処理装置701の構成要素と同一のものにつ
いては同一符号を付与している。
【0074】本実施例の情報処理装置901において、
通信モード記憶手段404には、上記第2の実施例で説
明したように、通信網制御手段103により判定された
通信相手の通信モードが「通話モード」である場合に、
さらに、通話モードで通信を行うのが難しい状態である
と判定されたならば、「非通話モード」が設定され、通
話モードで通信を行うのが難しい状態ではないと判定さ
れたならば、「通話モード」が設定される。また、通信
網制御手段103により判定された通信相手の通信モー
ドが「非通話モード」である場合は、「非通話モード」
が設定される。
【0075】また、切り換え手段402は、上記第2の
実施例で説明したように、通信モード記憶手段404に
記憶されている通信モードが「通話モード」である場合
は、図9におけるDに設定され、「非通話モード」であ
る場合は、図9におけるCに設定される。
【0076】また、切り換え手段104は、上記第1の
実施例で説明したように、通信網制御手段103により
判定された通信相手の通信モードが「非通話モード」で
ある場合は、図4におけるBに設定され、「通話モー
ド」である場合は、図4におけるAに設定される。
【0077】そして、「通話モード」の通信相手との間
で相互通信する場合は、上記第3の実施例で説明したよ
うに、通信相手から送信されてきた音声情報をそのまま
音声として再生し、また、通信相手に送信する情報は、
入力手段1011から入力された文字コード情報を音声
情報に変換したものとなる。
【0078】従って、本実施例によれば、通信モード記
憶手段404に「非通話モード」が設定されている場合
でも、「通話モード」の通信相手から送信されてきた音
声情報をそのまま音声として再生し、入力手段1011
から入力された文字コード情報を音声情報に変換して通
信相手に送信することができるので、本実施例の情報処
理装置901が騒音等の使用環境によるノイズの影響で
音声情報を入力しにくい通話環境にある場合において
も、通信相手に対して、正確に情報を伝えることが可能
となり、信頼性が向上する。
【0079】また、本実施例においては、通信モード記
憶手段404に記憶されている通信モードによらず、常
に、「通話モード」の通信相手との間の相互通信では、
送信されてくる音声情報が音声として再生されるので、
操作に一貫性があり、使い勝手が向上する。
【0080】なお、本実施例においては、音声再生手段
702,スピーカ703により音声情報を音声として再
生するようにしているが、音声再生手段702,スピー
カ703と音声認識手段105との両方を設けるような
構成とし、音声として再生するか文字として表示するか
を選択可能とすることもできる。
【0081】また、スピーカ703は、通話通信手段4
03に含まれているスピーカと共用することができる。
【0082】次に、本発明の第5の実施例について、図
10および図11を用いて説明する。
【0083】図10は本発明の第5の実施例の情報処理
装置の構成を示した全体ブロック図である。
【0084】図10において、図1に示した上記第1の
実施例の情報処理装置101の構成要素と同一のものに
ついては同一符号を付与している。
【0085】1001は本実施例の情報処理装置、10
02は入力手段1011に対する入力補助手段の押下圧
力(筆圧),傾き情報,高さ情報といった付加情報を検
知する付加情報検知手段、1003は付加情報検知手段
1002が検知した付加情報のうちの少なくとも1つの
付加情報に応じて、出力する音声情報の音程,音質,音
量といった音声属性を変更する音声合成手段である。
【0086】なお、付加情報検知手段1001は、入力
制御手段1013に含まれるようなこうであってもよ
い。
【0087】以下、本実施例の動作例について、図11
を用いて説明する。
【0088】ある。
【0089】付加情報検知手段1002は、例えば、入
力手段1011に入力された入力補助手段の筆圧を検知
する。図11において、上のグラフは、入力補助手段の
筆圧の時間変化の例を示すグラフである。
【0090】音声合成手段1003は、通信相手に送信
すべき文字コード情報を音声情報に変換するが、このと
き、変換した音声情報の音量を、付加情報検知手段10
02が検知した筆圧の値に応じて変更する。図11にお
いて、下のグラフは、音声合成手段1003が筆圧に応
じて変更する音量の時間変化の例を示すグラフである。
【0091】図11に示すように、音声合成手段100
3は、筆圧がゼロの場合は、音量をゼロに変更し、筆圧
がゼロを超えてp1以下の場合は、音量をv1に変更
し、筆圧がp1を超えてp2以下の場合は、音量をv2
に変更し、筆圧がp2を超える場合は、音量をv3に変
更する。
【0092】これにより、筆圧に応じて、音量を3段階
(ゼロを含めて4段階)に変更することができる。すな
わち、入力補助手段を強く押下して入力した手書き文字
情報は、大きな音量の音声情報として通信相手に送信さ
れることとなり、また、入力補助手段を軽く押下して入
力した手書き文字情報は、小さな音量の音声情報として
通信相手に送信されることとなる。
【0093】以上説明したように、本実施例によれば、
音声合成手段1003により、通信相手に送信すべき音
声情報の音声属性を付加情報に応じて変更することがで
きるので、通信相手にとっては、抑揚がついたわかりや
すい音声情報を送受信することが可能となり、聞き間違
えが少なくなり、信頼性が向上する。
【0094】なお、音声合成手段1003が通信相手に
送信すべき音声情報の音声属性を付加情報に応じて変更
するか否かを選択することができるようにしてもよい。
【0095】また、本実施例において、音声合成手段1
003が音声属性を変更した音声情報は、通信相手に送
信されるようになっているが、例えば、手書き入力結果
をその場で音声として再生するような情報処理装置にお
いても、本実施例を適用することができる。
【0096】次に、本発明の第6の実施例について、図
12および図13を用いて説明する。
【0097】図12は本発明の第6の実施例の情報処理
装置の構成を示した全体ブロック図である。
【0098】図12において、図1に示した上記第1の
実施例の情報処理装置101の構成要素と同一のものに
ついては同一符号を付与している。
【0099】1201は本実施例の情報処理装置、12
02はマイク1203から入力された音声(空気振動)
を通信網制御手段103で送信可能な音声情報(電気信
号)に変換する音声取得手段、1203は音声を入力す
るマイクである。
【0100】切り換え手段104は、上記第1の実施例
で説明したように、通信網制御手段103により通信相
手の通信モードが「通話モード」であると判定された場
合、図12におけるAに設定される。
【0101】音声認識手段105は、上記第1の実施例
で説明したように、通信相手から送信されてきた音声情
報を認識し、認識した音声情報を文字コード情報に変換
する。
【0102】これにより、通信相手から送信されてきた
音声情報は、音声認識手段105により文字コード情報
に変換されて表示手段1012に表示される。また、通
信相手に送信される情報は、マイク1203から入力さ
れた音声が音声取得手段1202により音声情報(電気
信号)に変換されたものとなる。
【0103】以下、本実施例の動作例について、図13
を用いて説明する。
【0104】図13は、本実施例の情報処理装置120
1と通話装置1301とが音声情報を相互通信する例を
示している。
【0105】図13において、通話装置1301は「通
話モード」であり、本実施例の情報処理装置1201は
「非通話モード」である。本実施例の情報処理装置12
01においては、通話装置1301から送信されてきた
音声情報(「2時から打ち合わせでよろしいでしょうか
?」)は、音声認識手段105により文字コード情報に
変換され、表示手段1012に表示される。また、通話
装置1301に送信すべき情報は、マイク1203から
入力された音声が音声取得手段1202により音声情報
(電気信号)に変換されたものとなる。
【0106】以上説明したように、本実施例によれば、
「通話モード」の通信相手との間で音声情報を相互通信
する場合に、通信相手に送信すべき情報を、音声として
入力することができるので、移動などの振動が激しい環
境下にあり、手書き文字の認識精度が低いような場合で
も、正確に情報を伝えることが可能となり、信頼性が向
上する。
【0107】なお、本実施例においては、音声取得手段
1202,マイク1203で音声情報を通信相手に送信
するようにしているが、音声取得手段1202,マイク
1203と音声合成手段106との両方を有し、いずれ
か一方を選択するようにすることもできる。
【0108】次に、本発明の第7の実施例について、図
14を用いて説明する。
【0109】図14は本発明の第7の実施例の情報処理
装置の構成を示す全体ブロック図である。
【0110】図14において、図1に示した上記第1の
実施例の情報処理装置101,図7に示した上記第3の
実施例の情報処理装置701の構成要素と同一のものに
ついては同一符号を付与している。
【0111】1401は本実施例の情報処理装置、14
02はアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D
変換手段、1403はディジタル信号をアナログ信号に
変換するD/A変換手段、1404は通信相手から送信
されてきた音声情報(アナログ信号)がA/D変換手段
1402によりA/D変換された音声情報(ディジタル
信号)を記憶する通信情報記憶手段である。
【0112】本実施例の情報処理装置1401は、「通
話モード」の通信相手との間で音声情報を相互通信する
場合に、通信相手から送信されてくる音声情報(アナロ
グ信号)の少なくとも一部を、A/D変換手段1402
によりA/D変換し、通信情報記憶手段1404に記憶
する。そして、通信情報記憶手段1404に記憶されて
いる情報、すなわち、通信相手から送信されてきた音声
情報を、受信時刻と別の任意の時刻において、D/A変
換手段1403によりD/A変換し、音声再生手段70
2により音声として再生し、スピーカ703から出力す
ることができる。
【0113】以上説明したように、本実施例によれば、
通信相手から送信されてきた音声情報を受信時刻で再生
せず、必要な時刻まで再生を遅延させることができるの
で、留守番録音機能を実現することが可能となる。
【0114】また、本実施例によれば、通信相手から送
信されてきた音声情報を受信時刻で再生(リアルタイム
再生)することも当然のことながら可能であるので、受
信終了後または受信中の任意の時刻において、音声情報
を再生できるので、受信内容の確認が可能となり、信頼
性が向上する。
【0115】なお、本実施例においては、通信相手から
送信されてきた音声情報を通信情報記憶手段1404に
記憶するようにしているが、メモリ109または記憶手
段1015に記憶するようにしてもよい。
【0116】また、本実施例においては、通信相手から
送信されてきた音声情報を記憶するようにしているが、
音声認識手段105を設けるようにし、音声認識手段1
05により変換された文字コード情報を記憶するように
することもできる。また、音声情報および変換後の文字
コード情報の両方を記憶するようにすることもできる。
これにより、音声認識手段105により変換された文字
コード情報に誤りがあるか否かを確認することが可能と
なるので、誤りを訂正するができ、使い勝手が向上す
る。なお、本構成での確認訂正方式は、通信手段の有無
に関係なく有効であり、通信網制御手段や非通話通信手
段等の通信手段を有していない構成の情報処理装置にお
いても有効である。
【0117】また、本実施例においては、通信相手から
送信されてきた音声情報を記憶するようにしているが、
通信相手に送信すべき情報を記憶するようにすることも
できる。この場合、送信すべき情報は、音声合成手段1
06,A/D変換手段により変換された音声情報(ディ
ジタル信号)であってもよいし、音声合成手段106に
より変換される前の文字コード情報であってもよい。ま
た、音声情報および文字コード情報の両方を記憶するよ
うにすることもできる。これにより、文字コード情報が
正しい音声情報に変換されて通信相手に送信されたか否
かを確認するすることが可能となる。
【0118】また、本実施例においては、音声再生手段
702にA/D変換手段1402を接続するようにして
いるが、上記第6の実施例における音声取得手段120
2を設けるようにし、音声取得手段1202にA/D変
換手段1402を接続するようにしてもよい。また、音
声再生手段702および音声取得手段1202の両方を
設け、音声再生手段702および音声取得手段1202
の両方にA/D変換手段1402を接続するようにして
もよい。
【0119】また、本実施例においては、音声情報がア
ナログ信号で送信されてくる場合について説明している
が、音声情報がディジタル信号で送信されてくる場合も
ある。この場合は、A/D変換手段1402,D/A変
換手段1403は不要となり、CPU108の制御によ
り、音声情報(ディジタル信号)を通信情報記憶手段1
404に直接記憶することができる。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
非通話モードで通信を行う非通話通信手段のみを有する
情報処理装置において、通話モードで通信を行う通話通
信手段に相当するハードウェアを設けることなく、通話
モードで通信を行う通信相手との間で音声情報を相互通
話することを可能となり、使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の情報処理装置の構成を示した全
体ブロック図。
【図2】第1の実施例における切り換え処理のフローチ
ャート。
【図3】第1の実施例の動作例を示す説明図。
【図4】第2の実施例の情報処理装置の構成を示した全
体ブロック図。
【図5】第2の実施例における切り換え処理のフローチ
ャート。
【図6】第2の実施例における通信モード設定処理のフ
ローチャート。
【図7】第3の実施例の情報処理装置の構成を示した全
体ブロック図。
【図8】第3の実施例の動作例を示す説明図。
【図9】第4の実施例の情報処理装置の構成を示した全
体ブロック図。
【図10】第5の実施例の情報処理装置の構成を示した
全体ブロック図。
【図11】第5の実施例における音声合成手段の動作例
を示す図である。
【図12】第6の実施例の情報処理装置の構成を示した
全体ブロック図。
【図13】第6の実施例の動作例を示す説明図。
【図14】第7の実施例の情報処理装置の構成を示した
全体ブロック図。
【符号の説明】
101,401,701,901,1001,120
1,1401…情報処理装置、102…通信網、103
…通信網制御手段、104,402…切り換え手段、1
05…音声認識手段、106…音声合成手段、107…
非通話通信手段、108…CPU、109…メモリ、1
010…表示制御手段、1011…入力手段、1012
…表示手段、1013…入力制御手段、1014…手書
き文字認識ステップ、1015…記憶手段、1016…
VRAM、403…通話通信手段、404…通信モード
記憶手段、702…音声再生手段、703…スピーカ、
1002…付加情報検知手段、1003…音声合成手
段、1202…音声取得手段、1203…マイク、14
02…A/D変換手段、1403…D/A変換手段、1
404…通信情報記憶手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上村 俊夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 國森 義彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 伊藤 俊一 東京都品川区南大井6丁目26番2号 株式 会社日立製作所情報映像メディア事業部内 (72)発明者 長谷川 司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 山内 司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信相手との間の接続を制御する通信網制
    御手段と、音声情報以外のデータ情報をやり取りする非
    通話モードで通信を行う非通話通信手段と、データ情報
    を入力する入力手段と、データ情報を表示する表示手段
    とを有する情報処理装置において、 上記通信網制御手段は、通信相手との間を接続する際
    に、通信相手が音声情報をやり取りする通話モードで通
    信を行うか否かを判定し、 通信相手から送信されてきた音声情報をデータ情報に変
    換する音声認識手段と、上記入力手段から入力されたデ
    ータ情報を音声情報に変換する音声合成手段と、上記通
    信網制御手段により通信相手が通話モードで通信を行う
    と判定された場合に、上記通信網制御手段と上記非通話
    通信手段とを、上記音声認識手段および上記音声合成手
    段を介して接続し、上記通信網制御手段により通信相手
    が非通話モードで通信を行うと判定された場合に、上記
    通信網制御手段と上記非通話通信手段とを直接接続する
    接続切り換え手段とを有していることを特徴とする情報
    処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の情報処理装置において、 音声情報および/またはデータ情報を記憶する通信情報
    記憶手段を有しており、 上記音声認識手段は、外部からの指示に基づいて、通信
    相手から送信されてきた音声情報の少なくとも一部を上
    記通信情報記憶手段に格納し、外部からの指示に基づい
    て、上記通信情報記憶手段に記憶されている音声情報を
    データ情報に変換するか、または、外部からの指示に基
    づいて、変換後のデータ情報の少なくとも一部を上記通
    信情報記憶手段に格納し、外部からの指示に基づいて、
    上記通信情報記憶手段に記憶されているデータ情報を上
    記表示手段に出力することを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】通信相手との間の接続を制御する通信網制
    御手段と、音声情報以外のデータ情報をやり取りする非
    通話モードで通信を行う非通話通信手段と、データ情報
    を入力する入力手段と、データ情報を表示する表示手段
    とを有する情報処理装置において、 上記通信網制御手段は、通信相手との間を接続する際
    に、通信相手が音声情報をやり取りする通話モードで通
    信を行うか否かを判定し、 通信相手から送信されてきた音声情報を再生する音声再
    生手段と、上記入力手段から有されたデータ情報を音声
    情報に変換する音声合成手段と、上記通信網制御手段に
    より通信相手が通話モードで通信を行うと判定された場
    合に、上記通信網制御手段と上記非通話通信手段とを、
    上記音声合成手段を介して接続し、かつ、上記通信網制
    御手段と上記音声再生手段とを接続し、上記通信網制御
    手段により通信相手が非通話モードで通信を行うと判定
    された場合に、上記通信網制御手段と上記非通話通信手
    段とを直接接続する接続切り換え手段とを有しているこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の情報処理装置において、 音声情報および/またはデータ情報を記憶する通信情報
    記憶手段を有しており、 上記音声再生手段は、外部からの指示に基づいて、通信
    相手から送信されてきた音声情報の少なくとも一部を上
    記通信情報記憶手段に格納し、外部からの指示に基づい
    て、上記通信情報記憶手段に記憶されている音声情報を
    再生することを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】通信相手との間の接続を制御する通信網制
    御手段と、音声情報以外のデータ情報をやり取りする非
    通話モードで通信を行う非通話通信手段と、データ情報
    を入力する入力手段と、データ情報を表示する表示手段
    とを有する情報処理装置において、 上記通信網制御手段は、通信相手との間を接続する際
    に、通信相手が音声情報をやり取りする通話モードで通
    信を行うか否かを判定し、 音声を入力する音声入力手段と、通信相手から送信され
    てきた音声情報をデータ情報に変換する音声認識手段
    と、上記通信網制御手段により通信相手が通話モードで
    通信を行うと判定された場合に、上記通信網制御手段と
    上記非通話通信手段とを、上記音声認識手段を介して接
    続し、かつ、上記通信網制御手段と上記音声入力手段と
    を接続し、上記通信網制御手段により通信相手が非通話
    モードで通信を行うと判定された場合に、上記通信網制
    御手段と上記非通話通信手段とを直接接続する接続切り
    換え手段とを有していることを特徴とする情報処理装
    置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の情報処理装置において、 音声情報および/またはデータ情報を記憶する通信情報
    記憶手段を有しており、 上記音声認識手段は、外部からの指示に基づいて、通信
    相手から送信されてきた音声情報の少なくとも一部を上
    記通信情報記憶手段に格納し、外部からの指示に基づい
    て、上記通信情報記憶手段に記憶されている音声情報を
    データ情報に変換するか、または、外部からの指示に基
    づいて、変換後のデータ情報の少なくとも一部を上記通
    信情報記憶手段に格納し、外部からの指示に基づいて、
    上記通信情報記憶手段に記憶されているデータ情報を上
    記表示手段に出力することを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】請求項1,2,3または4記載の情報処理
    装置において、 上記入力手段は、手書き文字情報を入力する手書き文字
    入力手段と、上記手書き文字入力手段により入力された
    手書き文字情報を文字コード情報に変換する手書き文字
    認識手段とから構成されていることを特徴とする情報処
    理装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の情報処理装置において、 上記手書き文字入力手段から手書き文字情報が入力され
    る際の付加情報を検知する付加情報検知手段を有してお
    り、 上記音声合成手段は、上記付加情報検知手段により検知
    された付加情報の内容に応じて、合成する音声情報の属
    性を変更することを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の情報処理装置において、 上記付加情報検知手段により検知される付加情報は、少
    なくとも、上記手書き文字入力手段から手書き文字情報
    が入力される際の筆圧であり、 上記音声合成手段により変更される音声情報の属性は、
    少なくとも、音量,音質,音程のうちのいずれか1つで
    あることを特徴とする情報処理装置。
  10. 【請求項10】請求項1,2,3,4,5,6,7,8
    または9記載の情報処理装置において、 音声情報をやり取りする通話モードで通信を行う通話通
    信手段と、通話モードおよび非通話モードのうちのいず
    れか一方を記憶するモード記憶手段と、上記モード記憶
    手段に通話モードおよび非通話モードのうちのいずれか
    一方を設定するモード設定手段と、上記モード記憶手段
    に通話モードが記憶されている場合に、上記通信網制御
    手段と上記通話通信手段を接続し、上記モード記憶手段
    に非通話モードが記憶されている場合に、上記通信網制
    御手段と上記非通話通信手段とを接続する他の接続切り
    換え手段とを有していることを特徴とする情報処理装
    置。
  11. 【請求項11】請求項10記載の情報処理装置におい
    て、 上記入力手段から入力されたスケジュールデータを記憶
    しているスケジュールデータ記憶手段と、時刻を計測す
    る計時手段とを有しており、 上記モード設定手段は、上記通信網制御手段により通信
    相手が通話モードで通信を行うと判定された場合に、上
    記計時手段により計測された時刻と上記スケジュールデ
    ータ記憶手段に記憶されているスケジュールデータとに
    基づいて、使用状況を判断し、該使用状況に応じて、通
    話モードおよび非通話モードのうちのいずれか一方を上
    記モード記憶手段に設定し、上記通信網制御手段により
    通信相手が非通話モードで通信を行うと判定された場合
    に、上記モード記憶手段に非通話モードを設定すること
    を特徴とする情報処理装置。
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