JPH078706U - 車体面検査装置 - Google Patents

車体面検査装置

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Publication number
JPH078706U
JPH078706U JP3931393U JP3931393U JPH078706U JP H078706 U JPH078706 U JP H078706U JP 3931393 U JP3931393 U JP 3931393U JP 3931393 U JP3931393 U JP 3931393U JP H078706 U JPH078706 U JP H078706U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
screen
body surface
vehicle body
area
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3931393U
Other languages
English (en)
Inventor
靖幸 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP3931393U priority Critical patent/JPH078706U/ja
Publication of JPH078706U publication Critical patent/JPH078706U/ja
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】光源からの光を被検査面に照射し、この照射領
域中の撮影領域の反射光をカメラに取り込み、画像処理
をして被検査面の検査用情報を得る車体面検査装置にお
いて、カメラの背後にある物体の存在に拘らず、正しい
画像データを取り込むことのできる車体面検査装置を提
供すること。 【構成】カメラ3より後方の物体像が撮影領域に至るこ
とを防止する遮蔽スクリーン10を光軸O−Oと直交す
る態様で設け、このスクリーンの前方近傍にカメラ3を
配置、或はこのスクリーンにカメラをはめこんだ配置と
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等の車体面検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車等の車体面は塗装後、きずや塗装のたれ等の存在の有無を検査される。 この検査は、車体面検査装置によって行われる。車体面検査装置は、図8におい て、光源1からの光を被検査面たる車体面8に照射し、その照射領域中の撮影領 域9の反射光をカメラ3に取り込み、画像処理をして被検査面の検査用情報を得 るものである。
【0003】 より詳しくは、光源の明るさや照射域を制御する光源コントローラ2、CCD カメラ3、カメラコントローラ4、高速視覚センサ5、汎用コンピュータ6等に より構成されていて、汎用コンピュータ6により、車体面8のきずの位置をXY Zの3次元座標で得ることができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の車体面検査装置においては、検査の対象が光沢のある車体面であるため 、図5に示すように、カメラ3の背後領域11にある明かりとか、物体等の像が 鏡のように車体面8の撮影領域9内に映る。
【0005】 そして、この映った像がカメラ3に取り込まれてしまい、正しい画像データの 取り込みが行われないとの問題がある。
【0006】 従って本考案は、カメラの背後にある物体の存在に拘らず、正しい画像データ を取り込むことのできる、車体面検査装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】 前記目的を達成するために本考案は次のように構成した。
【0008】 (1).カメラより後方の物体像が撮影領域に至ることを防止する遮蔽スクリー ンを光軸と直交する態様で設け、このスクリーンの前方近傍にカメラを配置、或 はこのスクリーンにカメラをはめこんだ配置とした(請求項1)。
【0009】 (2).(1)において、カメラにより決まる定数をK、撮影領域から遮蔽スク リーンまでの距離をL、カメラのレンズの焦点距離をfとするとき、遮蔽スクリ ーンの一辺の大きさを少なくとも、2・K・L/fとした(請求項2)。
【0010】
【作用】
不要な物体像は、遮蔽スクリーンにより遮蔽されて、撮影領域に達しない。
【0011】
【実施例】
図1、図2において、図8に準じ、図示省略の光源からの光は被検査面たる車 体面8に照射されている。カメラ3により取り込まれる撮影領域9は矩形をして おり、この撮影領域の反射光がカメラのレンズを介してカメラ内のCCDに結像 されるようになっている。
【0012】 カメラ3は、該カメラのレンズの光軸O−Oと直交する態様に配置された矩形 の遮蔽スクリーン10に、はめこまれている。このように遮蔽スクリーン10を 配置することにより、カメラ3よりも後方、つまり、図1、図2においてカメラ を中心として車体面8の反対側にある物体の像は、遮蔽スクリーンにより遮蔽さ れて撮影領域には達しない。
【0013】 ここで、遮蔽スクリーン10の大きさが余りに小さいと、カメラの背後の物体 像が撮影領域9に取り込まれてしまうおそれがある。かといって、遮蔽スクリー ン10の大きさが余りに大きいと、カメラの移動に不便であるし、また、少なく とも撮影領域9に映る物体像を遮蔽すればよいのであるから、遮蔽スクリーンと して最小限必要な大きさが存在する。
【0014】 そこで、図3に示すように、カメラ3から車体面8までの距離L、カメラレン ズの焦点距離f、カメラにより決まる定数K、等から、撮影領域に映りこむカメ ラ背後の領域の大きさを計算して、遮蔽スクリーンの大きさを定めるのが合理的 である。
【0015】 図3を参照するに、カメラの特性より、K=8.8とすると、f=8.8×L /Dの関係式が得られる。ここで、カメラから車体面8までの距離をL=800 mmとすると、撮影領域9の一辺の大きさはD=140mmとして得られる。
【0016】 遮蔽スクリーン10の必要最小限の一辺の大きさD1は、反射の法則によりD
=2Dの関係にあるので結局、D=約280mmを得ることができる。
【0017】 これらの式を整理すると、遮蔽スクリーンの一辺の大きさを少なくとも、2・ K・L/fとすればよいことになる。
【0018】 このようにして得られた値に基づいて遮蔽スクリーンを構成すれば、図4に示 すように、背後領域11は全て遮蔽スクリーン10により遮蔽されて撮影領域9 には達しない。
【0019】 よって、従来、図6に示すようにカメラによる画像情報中に不要な背後物体像 12が含まれることがあったのが、本例においては、図7に示すように存在しな くなる。なお、図6、図7において、符号13は車体面のきずを示している。
【0020】 本例において、遮蔽スクリーンの効果により、カメラ背後の不要な物体像の映 り込みを防止することができ、検査対象の正しい画像を取り込むことが可能とな る。
【0021】 なお、以上の例では、遮蔽スクリーンにカメラをはめこんだ構成で説明したが 、遮蔽スクリーンの前方近傍にカメラを設けた構成においても同様のことがいえ る。
【0022】
【考案の効果】
本考案により、カメラの背後にある物体の存在に拘らず、正しい画像データを 取り込むことのできる車体面検査装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を説明したカメラ及び遮蔽スク
リーン、車体面の斜視図である。
【図2】本考案の実施例を説明したカメラ及び遮蔽スク
リーン、車体面の正面図である。
【図3】遮蔽スクリーンの大きさを求め方を説明した図
である。
【図4】遮蔽スクリーンの効果を説明した図である。
【図5】遮蔽スクリーンが設けられていない従来の車体
面検査装置の説明図である。
【図6】背後物体像が取り込まれた場合の画像情報を説
明した図である。
【図7】遮蔽スクリーンを設けたことにより背後物体が
取り込まれない場合の画像情報を説明した図である。
【図8】車体面検査装置の構成を、従来技術とともに説
明した斜視図である。
【符号の説明】
3 カメラ 9 撮影領域 9 第2走行体 10 遮蔽スクリーン O−O 光軸

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源からの光を被検査面に照射し、この照
    射領域中の撮影領域の反射光をカメラに取り込み、画像
    処理をして被検査面の検査用情報を得る車体面検査装置
    において、 カメラより後方の物体像が撮影領域に至ることを防止す
    る遮蔽スクリーンを光軸と直交する態様で設け、このス
    クリーンの前方近傍にカメラを配置、或はこのスクリー
    ンにカメラをはめこんだ配置としたことを特徴とする車
    体面検査装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、カメラにより決まる定
    数をK、撮影領域から遮蔽スクリーンまでの距離をL、
    カメラのレンズの焦点距離をfとするとき、遮蔽スクリ
    ーンの一辺の大きさを少なくとも、2・K・L/fとし
    たことを特徴とする車体面検査装置。
JP3931393U 1993-07-19 1993-07-19 車体面検査装置 Withdrawn JPH078706U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3931393U JPH078706U (ja) 1993-07-19 1993-07-19 車体面検査装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3931393U JPH078706U (ja) 1993-07-19 1993-07-19 車体面検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH078706U true JPH078706U (ja) 1995-02-07

Family

ID=12549628

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3931393U Withdrawn JPH078706U (ja) 1993-07-19 1993-07-19 車体面検査装置

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JP (1) JPH078706U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09144261A (ja) * 1995-11-27 1997-06-03 Natl House Ind Co Ltd 階段蹴込板取付構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09144261A (ja) * 1995-11-27 1997-06-03 Natl House Ind Co Ltd 階段蹴込板取付構造

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Effective date: 19971106