JPH0786U - ハトよけ器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 ベランダや出窓等の手摺りに止まり、糞等で
周辺を汚すハトの飛来を防止する。 【構成】 細線を手摺りの数ｃｍ上部に離してストッパ
ーで固定してある。細線を張ることにより、ハトは直接
手摺りに止まることが出来ず、やむなく細線に止まった
としても線があまりにも細いためにバランスをとりにく
く、そこに留まるのは非常に困難である。また、ストッ
パーは簡単に取り外せるので手摺りにふとん等も干すこ
とが出来き、非常に安全、かつ安価でハトの飛来をほぼ
完ぺきに防止することの出来る器具である。

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はベランダや出窓等の手摺りにとまるハトの飛来防止に役立つ器具であ る。

従来の技術 従来のハトの飛来防止としてはベランダ全体をすっぽり網で囲むか、目玉型の 気球を吊るしている。

考案が解決しようとする問題点 網で囲むのが最も効果的だが高価で、高い場所の取り付けが難しく危険、また 、美観がそこなわれる。目玉型の気球はしばらくするとハトがなれて効果が薄れ る。また、美観がそこなわれる。

その点、本考案は飛来防止効果が大きく、安価で取り付け、取外しが安全で簡 単、そして、美観をほとんどそこなわない。

問題点を解決するための手段 ハトのほとんどはベランダ等の手摺りに飛来してとまり、休息したり糞をする ・そこで、とまり防止として細線をストッパーでベランダなどの手摺りの数ｃｍ 上部に離して取付ける。手摺りの幅によつては何本かの細線を張る。

構造が簡単なため価格が安く、また、形状が小さくあまり目立たないから美観 をそこなわない。

作用 手摺りの上に細線を張ることにより、ハトは直接手摺りにとまることができな い。やむなく細線にとまつたとしても線があまりにも細いためにバランスをとり にくく、そこに留まるのは非常に困難である。また、ストッパーは取り外せるの で手摺りにふとんなども干すことができる。

実施例 考案者のベランダに試作品を取付けて約１ヵ月試したところ、ハトはそれまで 毎日手摺りにとまっていたが器具を取り付けてからはとまっているのを確認した ことがない。飛来して手摺りにとまろうとするが中止してしまうのを何回も確認 している。また、それまで相当な糞でベランダは汚れていたが、細線を取付ける 際に清掃した後は糞は見当らない。さらに、ベランダ内に持ち込んでいた巣作り 用の小枝はそのまま残して様子をみたが、増えていない。

このことからも、ハトは来ていないことがわかる。

考案の効果 実施例の項でも述べたように、本考案の器具は非常に簡単、安価でハトよけの 目的をほぼ完壁に達することのできる器具と言えるだろう。

【図面の簡単な説明】

図１、図２は手摺りにハトよけ器具を取付けた様子を示
す。 図１はパイプ状の手摺りに１本の細線を張った器具を取
付けている。 図２は幅の広い平坦な面の手摺りに２本の細線を張った
器具を取付けている。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ストッパーと細線を接続させて使用するハトよけ器具