JPH0786884B2 - デザイン装置 - Google Patents
デザイン装置Info
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- JPH0786884B2 JPH0786884B2 JP1082422A JP8242289A JPH0786884B2 JP H0786884 B2 JPH0786884 B2 JP H0786884B2 JP 1082422 A JP1082422 A JP 1082422A JP 8242289 A JP8242289 A JP 8242289A JP H0786884 B2 JPH0786884 B2 JP H0786884B2
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- evaluation term
- evaluation
- input
- design element
- design
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明の人間の持つイメージを確認しながらデザインを
CRTのような表示装置に表示するデザイン装置に関す
る。
CRTのような表示装置に表示するデザイン装置に関す
る。
従来の技術 この種のデザイン装置としては、例えば1988年3月;電
子情報通信学会発行「電子情報通信学会誌;別冊;Vol.7
1NO.3pp.245−247」に記載されたものがある。これは、
コンピュータのメモリに住宅の外観,玄関,洋間,和
室,台所,風呂等を構成部分毎の住宅デザイン要素、フ
ィーリングを表す形容詞としての豪華,広々,ゆったり
等の評価用語、評価用語間の関係を規定する知識、これ
ら評価用語と住宅デザイン要素との関係を規定する知識
等を知識データベースとして記憶しておき、人間がキー
ボードのような評価用語入力手段を操作して、例えば住
宅の構成部分であるデザイン要素を表す“和室”なる住
宅デザインの限定用語を入力するとともに、和室に対し
て持つ自分のイメージとしてのフィーリングを表す“広
々とした”なる評価用語をコンピュータに入力すると、
コンピュータが知識データベースから入力された評価用
語に、適切な和室のデザイン要素を推論,抽出して表示
手段に画像表示する構成になっている。
子情報通信学会発行「電子情報通信学会誌;別冊;Vol.7
1NO.3pp.245−247」に記載されたものがある。これは、
コンピュータのメモリに住宅の外観,玄関,洋間,和
室,台所,風呂等を構成部分毎の住宅デザイン要素、フ
ィーリングを表す形容詞としての豪華,広々,ゆったり
等の評価用語、評価用語間の関係を規定する知識、これ
ら評価用語と住宅デザイン要素との関係を規定する知識
等を知識データベースとして記憶しておき、人間がキー
ボードのような評価用語入力手段を操作して、例えば住
宅の構成部分であるデザイン要素を表す“和室”なる住
宅デザインの限定用語を入力するとともに、和室に対し
て持つ自分のイメージとしてのフィーリングを表す“広
々とした”なる評価用語をコンピュータに入力すると、
コンピュータが知識データベースから入力された評価用
語に、適切な和室のデザイン要素を推論,抽出して表示
手段に画像表示する構成になっている。
発明が解決しようとする課題 入力する評価用語としてのフィーリングを表す形容詞の
意味は経時的に変化するのが一般的である。このため、
入力した評価用語と表示手段に表示されたデザイン要素
とが、評価用語を入力した人間の持つイメージと合わな
くなることがある。
意味は経時的に変化するのが一般的である。このため、
入力した評価用語と表示手段に表示されたデザイン要素
とが、評価用語を入力した人間の持つイメージと合わな
くなることがある。
課題を解決するための手段 この発明は、評価用語入力手段の操作で入力された評価
用語により、知識データベースから最適な車両デザイン
要素を推論,抽出し、この抽出したデザイン要素を表示
手段で表示するデザイン装置であって、修正評価用語の
入力により変更されたデザイン要素を上記入力された評
価用語に最適なデザイン要素として知識データベースを
更新する知識データベース変更手段を設けてある。
用語により、知識データベースから最適な車両デザイン
要素を推論,抽出し、この抽出したデザイン要素を表示
手段で表示するデザイン装置であって、修正評価用語の
入力により変更されたデザイン要素を上記入力された評
価用語に最適なデザイン要素として知識データベースを
更新する知識データベース変更手段を設けてある。
作用 人間が評価用語入力信号の操作で評価用語を入力する
と、知識データベースから最適なデザイン要素を推論,
抽出し、このデザイン要素を表示手段が表示する。そし
て表示手段に表示されたデザイン要素が入力した評価用
語のイメージに合わない場合に、修正評価用語の入力す
ると、別のデザイン要素が知識データベースから推論,
抽出され、これが表示手段に表示される。
と、知識データベースから最適なデザイン要素を推論,
抽出し、このデザイン要素を表示手段が表示する。そし
て表示手段に表示されたデザイン要素が入力した評価用
語のイメージに合わない場合に、修正評価用語の入力す
ると、別のデザイン要素が知識データベースから推論,
抽出され、これが表示手段に表示される。
一方知識データベース変更手段が、変更後のデザイン要
素を入力した評価用語に最適なデザイン要素として知識
データベースを更新する。
素を入力した評価用語に最適なデザイン要素として知識
データベースを更新する。
実施例 第1,2図に示すように、この一実施例では、大まかに評
価用語入力手段1と手段データベース2とデザイン選択
手段3と表示手段4とデザイン変更手段と知識データベ
ース変更手段6とを備えており、コンピュータグラフィ
クを利用して車室内のインテリアデザインを行う場合に
ついて例示してあることから、評価用語入力手段1をコ
ンピュータの入力手段なるキーボードで構成し、知識デ
ータベース2と車両デザイン選択手段3とデザイン変更
手段5と知識データベース変更手段6とをコンピュータ
本体で構成し、表示手段4をコンピュータの出力手段な
るCRTで構成してある。
価用語入力手段1と手段データベース2とデザイン選択
手段3と表示手段4とデザイン変更手段と知識データベ
ース変更手段6とを備えており、コンピュータグラフィ
クを利用して車室内のインテリアデザインを行う場合に
ついて例示してあることから、評価用語入力手段1をコ
ンピュータの入力手段なるキーボードで構成し、知識デ
ータベース2と車両デザイン選択手段3とデザイン変更
手段5と知識データベース変更手段6とをコンピュータ
本体で構成し、表示手段4をコンピュータの出力手段な
るCRTで構成してある。
ここで知識データベース2は、表記用語20(下記表1参
照),評価用語20間の関係を規定する知識21(下記表1
参照),デザイン要素としての車両のデザイン要素22
(下記表2,3参照),評価用語と車両デザイン要素との
関係を規定する知識23(下記表2参照),修正評価用語
25,満足評価用語26それぞれを、少なくともコンピュー
タのメモリMに記憶しておくことにより構成される。
照),評価用語20間の関係を規定する知識21(下記表1
参照),デザイン要素としての車両のデザイン要素22
(下記表2,3参照),評価用語と車両デザイン要素との
関係を規定する知識23(下記表2参照),修正評価用語
25,満足評価用語26それぞれを、少なくともコンピュー
タのメモリMに記憶しておくことにより構成される。
評価用語20は下記表1の評価用語欄に示すような形容詞
で構成される。
で構成される。
評価用語の関係を規定する知識21は、下記表1に示すよ
うに、評価用語20を数量化論理I類もしくはII類等の多
変量解析で因子1〜10に分けて数値(因子負荷量)とし
て解析したものである。
うに、評価用語20を数量化論理I類もしくはII類等の多
変量解析で因子1〜10に分けて数値(因子負荷量)とし
て解析したものである。
車両デザイン要素22は下記表2に示すように第1〜第5
アイテムに区分されている。
アイテムに区分されている。
評価用語と車両デザイン要素との関係を規定する知識23
は、下記表2に示すような官能評価実験の結果として作
られるものである。具体的には、評価用語20と車両デザ
イン要素22中の第1〜第5アイテムを選定し、第1〜第
5アイテムそれぞれに相当する車両デザイン要素22を不
特定多数に人に見せ、形容詞語群である評価用語20の1
つ1つについての車両デザイン要素22から受けるフィー
リングを収集し、この収集結果を数量化理論I類もしく
はII類等の多変量解析により、偏回帰係数(相関係数)
として解析したものである。
は、下記表2に示すような官能評価実験の結果として作
られるものである。具体的には、評価用語20と車両デザ
イン要素22中の第1〜第5アイテムを選定し、第1〜第
5アイテムそれぞれに相当する車両デザイン要素22を不
特定多数に人に見せ、形容詞語群である評価用語20の1
つ1つについての車両デザイン要素22から受けるフィー
リングを収集し、この収集結果を数量化理論I類もしく
はII類等の多変量解析により、偏回帰係数(相関係数)
として解析したものである。
ここで第1アイテムは、表2に示すように、車両デザイ
ン要素22中のインストルメントパネルに設けられる“メ
ータ数”に着目したものであり、これは第1〜第5カテ
ゴリーに分類してある。この第1アイテムの第1カテゴ
リーは大きなメータ1個を設けたものである。第1アイ
テムの第2カテゴリーは大きなメータ1個と小さなメー
タ2個とを設けたものである。第1アイテムの第3カテ
ゴリーは大きなメータ1個と小さなメータ3個とを設け
たものである。第1アイテムの第4カテゴリーは大きな
メータ2個と小さなメータ1個とを設けたものである。
第1アイテムの第5カテゴリーは大きなメータ2個と小
さなメータ2個とを設けたものである。
ン要素22中のインストルメントパネルに設けられる“メ
ータ数”に着目したものであり、これは第1〜第5カテ
ゴリーに分類してある。この第1アイテムの第1カテゴ
リーは大きなメータ1個を設けたものである。第1アイ
テムの第2カテゴリーは大きなメータ1個と小さなメー
タ2個とを設けたものである。第1アイテムの第3カテ
ゴリーは大きなメータ1個と小さなメータ3個とを設け
たものである。第1アイテムの第4カテゴリーは大きな
メータ2個と小さなメータ1個とを設けたものである。
第1アイテムの第5カテゴリーは大きなメータ2個と小
さなメータ2個とを設けたものである。
第2アイテムは、表2に示すように、車両デザイン要素
22中の“インストルメントパネルとメータクラスタ”に
着目したものであり、これは第1カテゴリーと第2カテ
ゴリーとに分類してある。この第2アイテムの第1カテ
ゴリーはインストルメントパネルとメータクラスタとが
一体になっているものである。第2アイテムの第2カテ
ゴリーはインストルメントパネルとメータクラスタとが
分離されたものである。
22中の“インストルメントパネルとメータクラスタ”に
着目したものであり、これは第1カテゴリーと第2カテ
ゴリーとに分類してある。この第2アイテムの第1カテ
ゴリーはインストルメントパネルとメータクラスタとが
一体になっているものである。第2アイテムの第2カテ
ゴリーはインストルメントパネルとメータクラスタとが
分離されたものである。
第3アイテムは、表2に示すように、車両デザイン要素
22中の“メータクラスタとセンターコンソール”に着目
したものであり、これは第1カテゴリーと第2カテゴリ
ーとに分離してある。この第3アイテムの第1カテゴリ
ーはメータクラスタとセンターコンソールとが一体にな
っているものである。第3アイテムの第2カテゴリーは
メータクラスタとセンターコンソールとが分離されたも
のである。
22中の“メータクラスタとセンターコンソール”に着目
したものであり、これは第1カテゴリーと第2カテゴリ
ーとに分離してある。この第3アイテムの第1カテゴリ
ーはメータクラスタとセンターコンソールとが一体にな
っているものである。第3アイテムの第2カテゴリーは
メータクラスタとセンターコンソールとが分離されたも
のである。
第4アイテムは、表2に示すように、車両デザイン要素
22中の“ドアの厚さ”に着したものであり、これら第1
カテゴリーと第2カテゴリーとに分類してある。この第
4アイテムの第1カテゴリーはドアが厚いものである。
第4アイテムの第2カテゴリーはドアが薄いものであ
る。
22中の“ドアの厚さ”に着したものであり、これら第1
カテゴリーと第2カテゴリーとに分類してある。この第
4アイテムの第1カテゴリーはドアが厚いものである。
第4アイテムの第2カテゴリーはドアが薄いものであ
る。
第5アイテムは、表2に示すように、車両デザイン要素
22中の“センタークラスタの張り出し”に着したもので
あり、これは第1カテゴリーと第2カテゴリーとに分類
してある。この第5アイテムの第1カテゴリーはセンタ
ークラスタの張り出しが有るものである。第5アイテム
の第2カテゴリーセンタークラスタの張り出しが無いも
のである。
22中の“センタークラスタの張り出し”に着したもので
あり、これは第1カテゴリーと第2カテゴリーとに分類
してある。この第5アイテムの第1カテゴリーはセンタ
ークラスタの張り出しが有るものである。第5アイテム
の第2カテゴリーセンタークラスタの張り出しが無いも
のである。
デザイン選択手段3は、コンピュータのメモリMにシス
テムベースとして予めプログラミングされており、評価
用語入力手段1のキー操作で入力された評価用語20によ
り、第2図に示すフローチャートにしたがってコンピュ
ータのCPUの働きで、知識データベース2から最適な車
両デザイン要素22を推論,抽出するようになっている。
テムベースとして予めプログラミングされており、評価
用語入力手段1のキー操作で入力された評価用語20によ
り、第2図に示すフローチャートにしたがってコンピュ
ータのCPUの働きで、知識データベース2から最適な車
両デザイン要素22を推論,抽出するようになっている。
デザイン変更手段5はコンピュータのメモリMにシステ
ムベースとして予めプログラミングされており、評価用
語入力手段1のキー操作で入力された“不満足”のよう
な修正評価用語25により、第2図に示すフローチャート
にしたがってコンピュータのCUPの働きで、知識データ
ベース2から表示手段4に表示されている車両デザイン
要素とは別の車両デザイン要素22の推論,抽出し、これ
を表示手段4に表示されている車両デザイン要素22に代
えて表示する。
ムベースとして予めプログラミングされており、評価用
語入力手段1のキー操作で入力された“不満足”のよう
な修正評価用語25により、第2図に示すフローチャート
にしたがってコンピュータのCUPの働きで、知識データ
ベース2から表示手段4に表示されている車両デザイン
要素とは別の車両デザイン要素22の推論,抽出し、これ
を表示手段4に表示されている車両デザイン要素22に代
えて表示する。
知識データベース変更手段6はコンピュータのメモリM
にシステムベースとして予めプログラミングされてお
り、評価用語入力手段1のキー操作で入力された修正評
価用語25により、デザイン変更手段5の働きで変更され
た車両デザイン要素22を入力された評価用語に最適な車
両デザイン要素22として知識デーサベース2を更新(書
き換え)する。
にシステムベースとして予めプログラミングされてお
り、評価用語入力手段1のキー操作で入力された修正評
価用語25により、デザイン変更手段5の働きで変更され
た車両デザイン要素22を入力された評価用語に最適な車
両デザイン要素22として知識デーサベース2を更新(書
き換え)する。
以上の実施例構造によれば、先ず、予め選定した評価用
語20,予備実験で得られた評価用語間の関係を規定する
知識21,車両デザイン要素22,官能実験で得られた評価用
語と車両デザイン要素との関係を規定する知識23、さら
に修正評価用語25,満足評価用語26等をコンピュータの
メモリMに記憶させておく。この状態において、人間が
評価用語入力手段1を操作して評価用語20としての形容
詞を入力すると、デザイン選定手段3によるコンピュー
タのCPUの働きで、知識データベース2から最適な車両
デザイン要素22を形容詞処理で推論,抽出する。
語20,予備実験で得られた評価用語間の関係を規定する
知識21,車両デザイン要素22,官能実験で得られた評価用
語と車両デザイン要素との関係を規定する知識23、さら
に修正評価用語25,満足評価用語26等をコンピュータの
メモリMに記憶させておく。この状態において、人間が
評価用語入力手段1を操作して評価用語20としての形容
詞を入力すると、デザイン選定手段3によるコンピュー
タのCPUの働きで、知識データベース2から最適な車両
デザイン要素22を形容詞処理で推論,抽出する。
ここで評価用語20として“走り屋向きの”を仮定し、第
2図のフローチャートにもとづいて上記作用を具体的に
説明する。
2図のフローチャートにもとづいて上記作用を具体的に
説明する。
ステップS1で人間が待つイメージとしてのフィーリング
を表す“走り屋向きの”を評価用語20として入力する
と、ステップS2で入力された評価用語20に最も関係の深
い評価用語20を表1から選定する。この表1から選定さ
れた評価用語20(入力された評価用度“走り屋向きの”
と同じ)が“走り屋向きの”であり、ステップS3で表2
の備考に“△”印を付したように、評価用語欄“走り屋
向きの”と、これに対応する偏回帰係数とが下記表3の
ように抽出される(表3は表2の備考に“△”印を付し
たものと同じ)。そしてステップS4で表3に示す第1〜
第5アイテムにおける偏回帰係数中から第1位の偏回帰
係数(第3表下欄に“○”印の付いた部分に相当する偏
回帰係数)に対応するカテゴリーの車両デザイン要素22
を知識データベース2から抽出し、これをステップS5で
表示手段4に画像表示し、ステップS6で操作者に表示手
段4の表示画像が満足か否かを問い合わせる。そして操
作者が満足の場合はステップS7で満足評価用語26を知識
データベース2に入力し、ステップS8でデザイン表示の
1サイクルが終わる。
を表す“走り屋向きの”を評価用語20として入力する
と、ステップS2で入力された評価用語20に最も関係の深
い評価用語20を表1から選定する。この表1から選定さ
れた評価用語20(入力された評価用度“走り屋向きの”
と同じ)が“走り屋向きの”であり、ステップS3で表2
の備考に“△”印を付したように、評価用語欄“走り屋
向きの”と、これに対応する偏回帰係数とが下記表3の
ように抽出される(表3は表2の備考に“△”印を付し
たものと同じ)。そしてステップS4で表3に示す第1〜
第5アイテムにおける偏回帰係数中から第1位の偏回帰
係数(第3表下欄に“○”印の付いた部分に相当する偏
回帰係数)に対応するカテゴリーの車両デザイン要素22
を知識データベース2から抽出し、これをステップS5で
表示手段4に画像表示し、ステップS6で操作者に表示手
段4の表示画像が満足か否かを問い合わせる。そして操
作者が満足の場合はステップS7で満足評価用語26を知識
データベース2に入力し、ステップS8でデザイン表示の
1サイクルが終わる。
次に、上記表示画像を視認した操作者が前述のステップ
S1において入力した評価用語20としての“走り屋向き
の”のフィーリングと合わないと感じて満足しないとき
は、ステップS9で評価用語入力手段1の前述とは別のキ
ー操作により“不満足”なる修正評価用語25を入力する
と、デザイン変更手段5によるコンピュータCPUの働き
により、ステップS10で前述のステップS4において選択
された以外の偏回帰係数中で最も大きな値をもつ偏回帰
係数(0.46)を選択し、この選択した偏回帰係数に対応
するカテゴリーの車両デザイン要素22が知識データベー
ス2から抽出され、表3下欄の“△”印を付した車両デ
ザイン要素22となる。そしてこの変更後の車両デザイン
要素22がステップS11で前述の第1位の表示画像に代え
て表示手段4に第2位の表示画像として表示され、ステ
ップS12でこの変更後の第2位の表示画像が満足である
か否かを問い合わせる。
S1において入力した評価用語20としての“走り屋向き
の”のフィーリングと合わないと感じて満足しないとき
は、ステップS9で評価用語入力手段1の前述とは別のキ
ー操作により“不満足”なる修正評価用語25を入力する
と、デザイン変更手段5によるコンピュータCPUの働き
により、ステップS10で前述のステップS4において選択
された以外の偏回帰係数中で最も大きな値をもつ偏回帰
係数(0.46)を選択し、この選択した偏回帰係数に対応
するカテゴリーの車両デザイン要素22が知識データベー
ス2から抽出され、表3下欄の“△”印を付した車両デ
ザイン要素22となる。そしてこの変更後の車両デザイン
要素22がステップS11で前述の第1位の表示画像に代え
て表示手段4に第2位の表示画像として表示され、ステ
ップS12でこの変更後の第2位の表示画像が満足である
か否かを問い合わせる。
そして、第2位の表示画像を操作者が視認し、これも満
足しないときはステップS9に戻り、評価用語入力手段1
のキー操作で“不満足”なる修正評価用語25を再入力す
ると、上記と同様にデザイン変更手段5によるコンピュ
ータのCPUの働きにより、ステップS9〜S12を再実行し、
前述の第1,2回目の選択されていない偏回帰係数中で最
も大きな値をもつ偏回帰係数(−0.08)を選択し、この
選択した偏回帰係数に対応するカテゴリーの車両デザイ
ン要素22が知識データベース2から抽出され、表3下欄
の“□”印を付した車両デザイン要素22となり、前述の
第2位の表示画像に代えて表示手段4に第3位の表示画
像として表示されるというように、“不満足”なる修正
評価用語25が入力される毎に、表示手段4の表示画像が
表3中のこれまで選択されていない偏回帰係数の小さい
ものへと順に切り替わる。そして偏回帰係数が最小値の
ものを含む車両デザイン要素22が表示された後に、“不
満足”なる修正評価用語25が入力された場合には第1位
の偏回帰変数を有する車両デザイン要素22の表示画像に
戻る。
足しないときはステップS9に戻り、評価用語入力手段1
のキー操作で“不満足”なる修正評価用語25を再入力す
ると、上記と同様にデザイン変更手段5によるコンピュ
ータのCPUの働きにより、ステップS9〜S12を再実行し、
前述の第1,2回目の選択されていない偏回帰係数中で最
も大きな値をもつ偏回帰係数(−0.08)を選択し、この
選択した偏回帰係数に対応するカテゴリーの車両デザイ
ン要素22が知識データベース2から抽出され、表3下欄
の“□”印を付した車両デザイン要素22となり、前述の
第2位の表示画像に代えて表示手段4に第3位の表示画
像として表示されるというように、“不満足”なる修正
評価用語25が入力される毎に、表示手段4の表示画像が
表3中のこれまで選択されていない偏回帰係数の小さい
ものへと順に切り替わる。そして偏回帰係数が最小値の
ものを含む車両デザイン要素22が表示された後に、“不
満足”なる修正評価用語25が入力された場合には第1位
の偏回帰変数を有する車両デザイン要素22の表示画像に
戻る。
一方、上記デザイン変更の操作により表示手段4の表示
画像が変更され、この変更後の車両デザイン要素22が自
分の入力した評価用語20としての“走り屋向きの”なる
イメージに合って操作者が満足した場合(ステップS12
参照)には、評価用語入力手段1の前2つとは別のキー
操作で“満足”なる満足評価用語26をステップS13で知
識データベースに入力し、ステップS14で評価用語入力
手段1のテンキー操作で満足度合いに相当する満足度
(例えば数値6)を入力する。すると知識データベース
変更手段6によるコンピュータのCPUの働きによりステ
ップS15で満足度を倍数として満足評価用語26の入力直
前に変更された車両デザイン要素22に対応するカテゴリ
ーの偏回帰係数の値を演算し、ステップS16でその演算
結果が同一アイテム中で第1位であるか否かを判断す
る。そしてこの演算結果が同一アイテム中で第1位であ
る場合には、ステップS17で演算結果とその日時とを知
識データベース2中の評価用語と車両デザイン要素との
関係を規定する知識23に更新し、ステップS8に戻って終
わる。具体的には前述の第2回目で“満足”なる満足評
価用語26が入力されたと仮定すると、表3に示す評価用
語と車両デザイン要素との関係を規定する知識23中の第
1アイテムにおける第5カテゴリーの偏回帰係数の値が
“0.46×6K"(但しKは倍率係数)に演算され、この演
算された偏回帰係数の値が同一アイテムである第1アイ
テム中で第4カテゴリーの偏回帰係数の値“0.56"以上
で第1位になる場合には、入力した評価用語20“走り屋
向きの”に関する第1のアイテムでの車両デザイン要素
22の優先順位が変わるので、第1アイテムにおける第5
カテゴリーの偏回帰係数を上記演算された値に更新し、
かつその日時も登録する。
画像が変更され、この変更後の車両デザイン要素22が自
分の入力した評価用語20としての“走り屋向きの”なる
イメージに合って操作者が満足した場合(ステップS12
参照)には、評価用語入力手段1の前2つとは別のキー
操作で“満足”なる満足評価用語26をステップS13で知
識データベースに入力し、ステップS14で評価用語入力
手段1のテンキー操作で満足度合いに相当する満足度
(例えば数値6)を入力する。すると知識データベース
変更手段6によるコンピュータのCPUの働きによりステ
ップS15で満足度を倍数として満足評価用語26の入力直
前に変更された車両デザイン要素22に対応するカテゴリ
ーの偏回帰係数の値を演算し、ステップS16でその演算
結果が同一アイテム中で第1位であるか否かを判断す
る。そしてこの演算結果が同一アイテム中で第1位であ
る場合には、ステップS17で演算結果とその日時とを知
識データベース2中の評価用語と車両デザイン要素との
関係を規定する知識23に更新し、ステップS8に戻って終
わる。具体的には前述の第2回目で“満足”なる満足評
価用語26が入力されたと仮定すると、表3に示す評価用
語と車両デザイン要素との関係を規定する知識23中の第
1アイテムにおける第5カテゴリーの偏回帰係数の値が
“0.46×6K"(但しKは倍率係数)に演算され、この演
算された偏回帰係数の値が同一アイテムである第1アイ
テム中で第4カテゴリーの偏回帰係数の値“0.56"以上
で第1位になる場合には、入力した評価用語20“走り屋
向きの”に関する第1のアイテムでの車両デザイン要素
22の優先順位が変わるので、第1アイテムにおける第5
カテゴリーの偏回帰係数を上記演算された値に更新し、
かつその日時も登録する。
なお本発明の前記実施例に限定されるものではなく、図
示は省略するが、例えば、ステレオの操作部,組み込み
式のT/V,エアコンの吹き出し口や操作部等を含む内装部
品の組み合わせからなる車両インテリアデザイン、ある
いはホイール,ホイールカバー,フロントやリヤやサイ
ドのスポイラー,フォグランプ,ドライブランプ,スペ
シャルランプ等を含む外装部品を組み合せからなる車両
外観デザインをも画像表示して、車両イメージ強調に使
用することができるのは勿論である。
示は省略するが、例えば、ステレオの操作部,組み込み
式のT/V,エアコンの吹き出し口や操作部等を含む内装部
品の組み合わせからなる車両インテリアデザイン、ある
いはホイール,ホイールカバー,フロントやリヤやサイ
ドのスポイラー,フォグランプ,ドライブランプ,スペ
シャルランプ等を含む外装部品を組み合せからなる車両
外観デザインをも画像表示して、車両イメージ強調に使
用することができるのは勿論である。
また知識データベース2に記憶するデザイン要素22と評
価用語20とを変えることにより、住宅デザイン装置ある
いは機械デザイン装置等の車両以外の分野でも使用でき
るデザイン装置として適用できる。
価用語20とを変えることにより、住宅デザイン装置ある
いは機械デザイン装置等の車両以外の分野でも使用でき
るデザイン装置として適用できる。
さらにアイテム数と各アイテム毎のカテゴリー数とは前
記実施例に限定されるものではない。
記実施例に限定されるものではない。
発明の効果 以上のように本発明によれば、表示手段に表示されたデ
ザイン要素が入力した評価用語のイメージに合わない場
合に、修正評価用語を入力すると、別のデザイン要素が
知識データベースから推論,抽出され、これが表示手段
に表示される一方、知識データベース変更手段が、変更
後のデザイン様子を入力した評価用語に最適なデザイン
要素として知識データベースを更新するので、入力する
評価用語としての形容詞の意味が経時的に変化しても常
に満足するデザインを画像表示で認識することができ
る。
ザイン要素が入力した評価用語のイメージに合わない場
合に、修正評価用語を入力すると、別のデザイン要素が
知識データベースから推論,抽出され、これが表示手段
に表示される一方、知識データベース変更手段が、変更
後のデザイン様子を入力した評価用語に最適なデザイン
要素として知識データベースを更新するので、入力する
評価用語としての形容詞の意味が経時的に変化しても常
に満足するデザインを画像表示で認識することができ
る。
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は同実
施例のフローチャートである。 1……評価用語入力手段(キーボード)、2……知識デ
ータベース(メモリ)、3……デザイン選択手段(メモ
リ)、4……表示手段(CRT)、5……デザイン変更手
段(メモリ)、6……知識データベース変更手段(メモ
リ)、20……評価用語、21……評価用語間の関係を規定
する知識、22……車両デザイン要素、23……評価用語と
車両デザイン要素との関係を規定する知識、25……修正
評価用語、26……満足評価用語。
施例のフローチャートである。 1……評価用語入力手段(キーボード)、2……知識デ
ータベース(メモリ)、3……デザイン選択手段(メモ
リ)、4……表示手段(CRT)、5……デザイン変更手
段(メモリ)、6……知識データベース変更手段(メモ
リ)、20……評価用語、21……評価用語間の関係を規定
する知識、22……車両デザイン要素、23……評価用語と
車両デザイン要素との関係を規定する知識、25……修正
評価用語、26……満足評価用語。
Claims (1)
- 【請求項1】評価用語入力手段の操作で入力された評価
用語により、知識データベースから最適な車両デザイン
要素を推論,抽出し、この抽出したデザイン要素を表示
手段で表示するデザイン装置であって、修正評価用語の
入力により変更されたデザイン要素を上記入力された評
価用語に最適なデザイン要素として知識データベースを
更新する知識データベース変更手段を設けたことを特徴
とするデザイン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1082422A JPH0786884B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | デザイン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1082422A JPH0786884B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | デザイン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02259962A JPH02259962A (ja) | 1990-10-22 |
JPH0786884B2 true JPH0786884B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=13774153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1082422A Expired - Lifetime JPH0786884B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | デザイン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0786884B2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP1082422A patent/JPH0786884B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
電子情報通信学会誌,Vol.71,No.3,PP.245−247(1988年3月電子情報通信学会発行) |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02259962A (ja) | 1990-10-22 |
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