JPH0786596B2 - ホログラムの偏光依存性解消方法 - Google Patents

ホログラムの偏光依存性解消方法

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JPH0786596B2
JPH0786596B2 JP62332231A JP33223187A JPH0786596B2 JP H0786596 B2 JPH0786596 B2 JP H0786596B2 JP 62332231 A JP62332231 A JP 62332231A JP 33223187 A JP33223187 A JP 33223187A JP H0786596 B2 JPH0786596 B2 JP H0786596B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ホログラムおよびランダム偏光レーザを用いたレーザス
キャナにおけるホログラムの偏光依存性解消方法に関
し、 ホログラムの偏光依存性の存在を回析光の時点で解消す
ることを目的とし、 ランダム偏光レーザの互いに直交する2つの直線偏光に
対し、結晶軸を45゜の角度にして1/4波長板を配し、1/4
波長板から出射される円偏光をホログラムに入射させ偏
光依存性を解消するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ホログラムおよびランダム偏光レーザを用い
たレーザスキャナにおけるホログラムの偏光依存性解消
方法に関する。
ホログラムディスクでは、表面レリーフ型ホログラムが
最も量産性に適しているものである。表面レリーフ型ホ
ログラムの製造方法としては、予め作製されたマスター
(金型)からホトポリマー樹脂の注型によって得る方法
が用いられている。
〔従来の技術〕
従来、一般的に直線偏光を円偏光に変換させる素子とし
ては第4図に示すような1/4波長板1が知られている。
これは、互に直交するS偏光,P偏光の直線偏光2が1/4
波長板1を通ると円偏光3に変換されるものである。し
かし、この方法では、きれいな円偏光3が得られるとい
う確証がなかった。これは、ホログラムの再生に適用さ
れていたが良好な再生特性を得るものとして適当でなか
った。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来、前述の製造方法で得られた表面レリーフ型ホログ
ラムは、光学的特性として偏光依存性の存在が見られ
た。この光学的特性は表面レリーフ格子の構造並びに再
生条件に強く依存していると思われるが、製品コスト上
からランダム偏光レーザで再生すると、ホログラム透過
回析光に出力変動が生じてレーザスキャナの本質的な性
能である読取り率が低下するため、使用できないという
問題があった。
本発明は、ホログラム自身の光学的特性であった偏光依
存性の存在を回析光の時点で解消状態にしてホログラム
透過回析光に出力変動を生ぜしめないホログラムの偏光
依存性解消方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点は、ランダム偏光レーザの直交する2つの直
線偏光に対し、結晶軸を45゜の角度にして1/4波長板を
配し、1/4波長板から出射される円偏光をホログラムに
入射させて偏光依存性を解消するようにしたことを特徴
とするホログラムの偏光依存性解消方法によって解決が
達成される。
〔作用〕
本発明では、ランダム偏光レーザが互いに直交する2つ
の直線偏光であることに着目し、直線偏光を円偏光に変
換する1/4波長板を、レーザ光の2つの直線偏光に対し
結晶軸を45゜の角度にして配することにより、ホログラ
ムにおける偏光依存性を解消するものである。
従って、ホログラムをレーザスキャナで再生するに当り
出力変動を生ぜしめない。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の一実施例により具体的に説明す
る。
第1図は本発明方法の一実施例における説明図である。
4はランダム偏光レーザチューブであり、このランダム
偏光レーザチューブ4からは直交するS偏光,P偏光の直
線偏光2が発振して得られる。5は表面レリーフ型のホ
ログラムである。このランダム偏光レーザチューブ4と
ホログラム5との間には1/4波長板1が配されている。
xは1/4波長板1の結晶軸方向であり、S偏光,P偏光に
対し45゜の角度をもって配され、1/4波長板1のレーザ
光出射側には円偏光3が得られるようになっている。6
はホログラム5で生じた透過回析光である。
このようにS偏光,P偏光に対し結晶軸xを45゜の角度を
もって1/4波長板1を配すると、円偏光に変換されたレ
ーザ光がホログラム5に入射したときに回析光6の出力
変動がほとんどみられない。
次に、この1/4波長板1の設定方法とその特性結果を第
2図および第3図の特性図によって説明する。
まず第2図(A)においてランダム偏光レーザチューブ
4の出力側Aのランダム偏光レーザを、偏光子7を介し
位置Bに直線偏光を得る。この直線偏光に対し偏光子7
と偏光軸を直交するように検光子8を配する。その結
果、検光子8の光の出射側Cに光電変換素子9とパワメ
ータ10とを設け、光の受光状態を電気的に検知すると、
出射側Cは出力がほぼ零の状態になる。
次に、第2図(B)で示すように第2図(A)における
位置Bの所に1/4波長板1を配し、その結晶軸xを変化
させる。この変化は、直線偏光に対する角度θとする
と、検光子8の出射側Cへの出力が最大値となる状態で
θが45゜となる。
その後、上記第2図(B)におけるθが45゜となる状
態で第2図(C)で示すように偏光子7を取り除く。そ
して、検光子8の偏光軸の角度θを0〜180゜変化さ
せ、そのときの出力比を得る。
この結果は、第3図によって示される。この特性図は横
軸が検光子8である偏光板の回転角度θを示し、縦軸
は偏光度Pを示す。偏光度Pは、検光子8の出射側Cへ
の出力の最大値をImax,出力最長値をIminとして なる関係とする。又、同時に参考のために1/4波長板1
の角度θをも変化させた。
その結果、特性図中、θ=45度の特性曲線tで最小の
偏光度Pの周期が得られることが判明される。従って、
このような方法によって、偏光依存性を解消できるもの
である。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、ランダム偏光レーザの互
いに直交するS偏光,P偏光に対し結晶軸を45゜の角度に
して1/4波長板を配し、ホログラムにおける偏光依存性
を解消することができる。
従って、レーザスキャナによるホログラムの読取りに当
り、読取り率が向上するために、この技術を応用した製
品を高性能化することができるとともに、最も量産に適
している表面レリーフ型ホログラムの読取り率を向上さ
れるため使用可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す説明図、 第2図は第1図における1/4波長板の設定方法を示す説
明図、 第3図は第2図によって得られた特性結果を示す特性
図、 第4図は1/4波長板の原理を示す説明図である。 1;1/4波長板 2;ランダム偏光レーザの直線偏光 3;円偏光 4;ランダム偏光レーザチューブ 5;ホログラム 6;透過回析光。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランダム偏光レーザの直交する2つ(S,
    P)の直線偏光(2)に対し、結晶軸を45゜の角度にし
    て1/4波長板(1)を配し、 前記1/4波長板(1)から出射される円偏光(3)をホ
    ログラム(5)に入射させて偏光依存性を解消するよう
    にしたことを 特徴とするホログラムの偏光依存性解消方法。
JP62332231A 1987-12-29 1987-12-29 ホログラムの偏光依存性解消方法 Expired - Fee Related JPH0786596B2 (ja)

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