JPH078601U - 油圧装置 - Google Patents

油圧装置

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JPH078601U
JPH078601U JP4197593U JP4197593U JPH078601U JP H078601 U JPH078601 U JP H078601U JP 4197593 U JP4197593 U JP 4197593U JP 4197593 U JP4197593 U JP 4197593U JP H078601 U JPH078601 U JP H078601U
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JP
Japan
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hydraulic
control valve
oil
hydraulic pump
manifold member
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Pending
Application number
JP4197593U
Other languages
English (en)
Inventor
直治 北川
Original Assignee
豊興工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作動油の流れ路を形成する配管個所を少なく
して小型化を図るようにした油圧装置を提供することを
目的とする。 【構成】 電動機8と固着して有した油圧ポンプ7の作
動油が吐出される側面10に、内部に流通路16、17
を形成のマニホールド部材11を固着して設け、マニホ
ールド部材11の上下側面の上側面14に作動油の流れ
を制御する油圧制御弁12を配設すると共に、下側面1
5に作動油の脈流を減じる油圧マフラー13を配設して
前記油圧ポンプ、電動機と一体的に構成せしめ、この一
体的に構成した油圧ポンプ7とマニホールド部材11を
緩衝部材23A、23Bを介してタンク1に着脱自在に
取付け、作動油の制御装置を小形状にまとめることがで
きるようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電動機により回転駆動される油圧ポンプを有し、この油圧ポンプか ら吐出される作動油を流れ制御するよう設けた油圧装置に関し、特に住宅用油圧 エレベータの駆動源として好適な油圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の油圧装置は、特開平3−182488号公報に開示された図4 の如きものがある。このものは、架台30上にタンク31を配置し、架台30の タンク31下方に電動機32とこの電動機32にベルトを介して回転駆動される 油圧ポンプ33とを配置し、油圧ポンプ33はタンク31の作動油を吸入管34 より吸入し吐出管35へ吐出するよう設けており、吐出管35には吐出された作 動油の流れを制御する油圧制御弁36と、作動油の脈流を減ずる油圧マフラー3 7とを直列に配置している。また、油圧制御弁36には作動油をタンク31に還 流できるよう戻り管38を設けている。この油圧装置で油圧エレベータの昇降作 動をするには電動機32の通電作動で油圧ポンプ33から吐出された作動油が吐 出管35、油圧制御弁36、第1給排管39、油圧マフラー37、第2給排管4 0を流れて図示しない油圧エレベータの単動型油圧シリンダに供給され、油圧エ レベータは油圧制御弁36の制御流量による速度で上昇作動される。次に、電動 機32の通電を断って油圧ポンプ33を停止したのち、油圧制御弁36を操作し て単動型油圧シリンダからの油を戻し管38を介してタンク31に還流させる。 そして、油圧エレベータは自重によって油圧制御弁36による制御速度で下降作 動される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような構成の油圧装置では、油圧ポンプ33、油圧制御弁36 、油圧マフラー37との間を吐出管35、第1給排管39でそれぞれ接続してお り、かつ電動機32と油圧ポンプ33との間をベルトで連結して配置しているた め、その配置に広い場所が必要となり装置を大型化してしまうという問題点があ った。
【0004】 本考案はかかる問題点を解決するもので、電動機と油圧ポンプと油圧制御弁と 油圧マフラーとを一体的に構成してタンクに取付け小型化を図り得るようにした 油圧装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、電動機と固着して有した油圧ポンプの作動油が吐出される 側面にマニホールド部材を固着して設け、このマニホールド部材の油圧ポンプへ 固着する側面と略直交した対向する側面の一方に前記吐出される作動油の流れを 制御する油圧制御弁をかつ他方に作動油の脈流を減じる油圧マフラーをそれぞれ 配設して電動機・油圧ポンプと一体的に構成して設け、油圧ポンプと油圧制御弁 と油圧マフラーとの間をマニホールド部材の内部に形成の流通路で連通して設け ると共に、前記一体的に構成した油圧ポンプとマニホールド部材を緩衝部材を介 して作動油を貯蔵するタンクに着脱自在に取付けている。
【0006】
【作用】
このような本考案の構成において、電動機と固着して油圧ポンプを有し、この 油圧ポンプから吐出された作動油の制御を行なう油圧制御弁・油圧マフラーをマ ニホールド部材を介し油圧ポンプと一体的に構成して設けているため、配管の使 用個所が極めて少なく小形状にまとめることができ、タンクの上方あるいはタン ク内の油面上などの狭い空間を有効的に利用可能となり、装置の小型化を良好に 得ることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 1はタンクで、底板2と底板2の周囲に立設した側板3とで略直方体状に形成 して内部に作動油を貯蔵可能に設けている。4は蓋部材で、タンク1の上方に形 成した開口を閉じるよう側板3上端に配設している。5は架台で、四角形に形成 した板部材の中央部に窓孔6を有してタンク1の側板3の内面中間部に溶接にて 固着しタンク1内を二室に区割形成している。7は油圧ポンプで、ボルトにて電 動機8と一体的に固着して設けており、油圧ポンプ7は電動機8の通電作動で回 転駆動されてタンク1内に貯蔵の作動油を吸入管9を介して吸入し一側面10に 開口の孔より吐出するよう有している。11は直方体状に形成して成るマニホー ルド部材で、ボルトにて油圧ポンプ7の作動油が吐出される側面10に一体的に 固着して設けており、このマニホールド部材11の油圧ポンプ7の側面10に固 着する側面と略直交した図示上下方向の対向する側面14、15には、上方向の 側面14に前記吐出された作動油の流れを制御する油圧制御弁12をかつ下方向 の側面15に作動油の脈流を減じる油圧マフラー13をそれぞれ配設している。 そして、油圧ポンプ7と電動機8と油圧制御弁12と油圧マフラー13はマニホ ールド部材11を介し一体的に構成されており、マニホールド部材11の内部に は、油圧ポンプ7より吐出された作動油を油圧制御弁12に供給するよう側面1 4へ開口して吐出流通路16を、さらに油圧制御弁12と油圧マフラー13間や 油圧制御弁12とタンク1の貯蔵作動油間を連通するよう両側面14、15へ開 口して複数の制御流通路17を形成し油圧回路を設けている。
【0008】 また油圧制御弁12は、電磁切換弁18、圧力計19を有すると共に、図示し ない外部負荷としての住宅用油圧エレベータの単動型油圧シリンダへ接続するた めの給排管20を設けており、電磁切換弁18の作動によりエレベータの昇降お よび昇降速度の高低速切り換えを可能にしている。油圧マフラー13は、密閉し た箱状から成り、単動型油圧シリンダに供給する作動油やその油圧シリンダから 排出される油を小形状の流通路から大容量の室に導入してその脈流を減じるよう 設けられている。21は油圧制御弁12からの作動油の戻り管で、油圧マフラー 13を貫通して先端をタンク1内の貯蔵作動油中に開口するよう設けている。
【0009】 22A、22Bは一体的に構成された油圧ポンプ7、マニホールド部材11、 油圧制御弁12などをタンク1に取付けするためのL字状に形成した取付部材を 示し、取付部材22Aはマニホールド部材11の側面に、かつ取付部材22Bは 電動機8の脚部にそれぞれボルトにて固着している。そして取付部材22A、2 2Bは、一体構成の油圧ポンプ7およびマニホールド部材11、油圧マフラー1 3をタンク1内に有した架台5の窓孔6に嵌挿して貯蔵作動油の油面上に形成さ れる空間内へ配置せしめ、防振ゴムから成る緩衝部材23A、23Bを介し架台 5上面にボルト24A、24Bにて着脱自在に取付けて設けている。この取付け で油圧ポンプ7の吸入管の先端開口部と油圧マフラー13の図示下部は、タンク 1の貯蔵作動油中に浸漬配置されている。
【0010】 次に、かかる構成の作動を説明する。 電動機8の通電作動により油圧ポンプ7を回転駆動すると、油圧ポンプ7はタ ンク1に貯蔵の作動油を吸入管9より吸入して吐出する。油圧ポンプ7から吐出 された作動油はマニホールド部材11内の各流通路16、17を介し油圧制御弁 12で流量が制御され油圧マフラー13で脈流が減少されて給排管20を経て外 部の単動型油圧シリンダに流れ、油圧エレベータは上昇作動する。そして、この ときの流量制御弁12の制御によっては作動油の一部が戻り管21を介しタンク 1内へ還流される。下降操作は、油圧ポンプ7の回転駆動を停止すると共に、油 圧エレベータの自重により単動型油圧シリンダから排出される油を油圧制御弁1 2で流量制御しながら戻し管21を介してタンク1内へ還流させる。そして、油 圧エレベータは油圧制御弁12の流量制御による速度で下降作動する。
【0011】 このような作動で、電動機8と固着して一体に設けた油圧ポンプ7から吐出さ れた作動油の流れ制御をマニホールド部材11を介して油圧ポンプ7と一体的に 構成された油圧制御弁12と油圧マフラー13とで行なうようにしたため、配管 の使用個所が極めて少なく小形状にまとめることができ、タンク1の上方あるい はタンク1内の狭い空間を有効に利用可能となり、装置の小型化を良好に得るこ とができる。そして、配管使用の減少により配管接続で作動油を流通させる従来 のものと比べて接続部の締め込み不足等によって接続部からの油漏れが発生する 不具合を減少でき、保守管理の簡素化が図れる。また、取付部材22A、22B をタンク1の架台5に固着するボルト24A、24Bをゆるめることで油圧ポン プ7、電動機8、油圧制御弁12、油圧マフラー13を一括してタンク1から取 り外すことができるため、前記小形状にまとめられる効果と相まって取り扱い性 を向上することができる。
【0012】 なお、本考案の一実施例では、油圧マフラー13を油圧回路的に油圧制御弁1 2の下流側に配置し油圧制御弁12で流量制御された作動油の脈流を減ずるよう にしたが、油圧ポンプ7から吐出された作動油を油圧マフラー13に導いて油圧 ポンプ7から吐出される作動油の脈流を減じて油圧制御弁12へ流出するようマ ニホールド部材11内に流通路を設けても良く、また緩衝部材23A、23Bの 形成を防振ゴムからばね部材に変更しても良いことは勿論である。
【0013】
【考案の効果】
このように本考案は、電動機と固着して有した油圧ポンプの作動油が吐出され る側面にマニホールド部材を固着して設け、このマニホールド部材の油圧ポンプ へ固着する側面と略直交した対向する側面の一方に前記吐出された作動油の流れ を制御する油圧制御弁をかつ他方に作動油の脈流を減じる油圧マフラーをそれぞ れ配設して電動機・油圧ポンプと一体的に構成して設け、油圧ポンプと油圧制御 弁と油圧マフラーとの間をマニホールド部材の内部に形成の流通路で連通して設 けると共に、前記一体的に構成した油圧ポンプとマニホールド部材を緩衝部材を 介して作動油を貯蔵するタンクに着脱自在に取付けたことにより、作動油の流れ 路を形成する配管の使用個所を減少して油圧ポンプ、油圧制御弁、油圧マフラー を小形状にまとめることができ、油圧装置の小型化を良好に得ることができる。
【0014】 また、油圧ポンプ、油圧制御弁、油圧マフラー間をマニホールド部材の内部に 形成した流通路で連通しているため、配管接続で作動油を流通させる従来例と比 べて接続部の締め込み不足等によって接続部からの油漏れが発生する不具合を減 少でき、保守管理の簡素化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示した油圧装置の断面図で
ある。
【図2】従来例を示した概略図である。
【符号の説明】
1タンク 7油圧ポンプ 8電動機 11マニホールド部材 12油圧制御弁 13油圧マフラー 22A、22B取付部材 23A、23B緩衝部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機と固着して有した油圧ポンプの作
    動油が吐出される側面にマニホールド部材を固着して設
    け、このマニホールド部材の油圧ポンプへ固着する側面
    と略直交した対向する側面の一方に前記吐出された作動
    油の流れを制御する油圧制御弁をかつ他方に作動油の脈
    流を減じる油圧マフラーをそれぞれ配設して電動機・油
    圧ポンプと一体的に構成して設け、油圧ポンプと油圧制
    御弁と油圧マフラーとの間をマニホールド部材の内部に
    形成の流通路で連通して設けると共に、前記一体的に構
    成した油圧ポンプとマニホールド部材を緩衝部材を介し
    て作動油を貯蔵するタンクに着脱自在に取付けて成る油
    圧装置。
JP4197593U 1993-06-30 1993-06-30 油圧装置 Pending JPH078601U (ja)

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JP4197593U JPH078601U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 油圧装置

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JP4197593U JPH078601U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 油圧装置

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JPH078601U true JPH078601U (ja) 1995-02-07

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ID=12623202

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JP4197593U Pending JPH078601U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 油圧装置

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JP (1) JPH078601U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6971195B2 (en) 2000-09-12 2005-12-06 Yanmar Co., Ltd. Hydraulic circuit of excavating and slewing working vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6971195B2 (en) 2000-09-12 2005-12-06 Yanmar Co., Ltd. Hydraulic circuit of excavating and slewing working vehicle

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