JPH0785748B2 - ゴルフ場のピンに付設する標示体 - Google Patents

ゴルフ場のピンに付設する標示体

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JPH0785748B2
JPH0785748B2 JP3284238A JP28423891A JPH0785748B2 JP H0785748 B2 JPH0785748 B2 JP H0785748B2 JP 3284238 A JP3284238 A JP 3284238A JP 28423891 A JP28423891 A JP 28423891A JP H0785748 B2 JPH0785748 B2 JP H0785748B2
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JP
Japan
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pin
golf course
bowl
light
rays
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JP3284238A
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Inventor
三郎 狩野
Original Assignee
三郎 狩野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフ競技に使用され
る旗竿(以後ピンと呼ぶ)の所在地を、競技者が遠方か
らも容易に判定しうる如く、特色のある付属品をピンに
付設し、競技者がピンに対する狙いの姿勢を容易に固
め、ゴルフ競技の楽しさを増進しようとする補助器具で
ある。
【0002】
【従来の技術及び問題点】従来、ゴルフ場のピンは、国
際的なルールによって規制されている点もあり、一定の
長さの旗竿に一定サイズの旗を取りつけたもので、旗の
色彩や旗の中のマーク等にゴルフ場の特色が表示されて
いるが、遠方からピンを見た場合、ピンの位置の発見を
容易にする手段を講じられたものはかった。然し実際に
は、競技者が当初から目標としなければならないピンの
旗も、無風の時は下に垂れており、しかもピンの有るグ
リーンは樹木の下の暗い処に設けられているので、細い
竿としか見えないピンを目で探す必要に迫られる場合が
多かった。然し、ゴルフ競技そのものは、不整地にある
ボールの取り扱いに重点を置かざるをえないスポーツで
あるので、競技者自身がピンを探すのに困難を感ずる事
は、無意識の内にプレーの楽しさを減殺していた。即
ち、大目標のビンの位置が容易に「目に入る」事は、競
技者の為に最も望ましい事である。現在、ピンの発見を
容易にする目的の器具で実用化されたものは、全く見ら
れないが、その目的に沿って考慮された試みは、実用新
案登録願や特許願の公開されたものに散見する事が出来
る。最も多く見られるものは、旗竿の上部に発光体を設
ける手段であるが、ゴルフ場は晴天の太陽光線の直下の
設備であるので、人工の光線を幾ら強大にしても、桁違
いに強力な太陽光線に匹敵する発光体が得られないため
か、効果的な装置は全く実現してはいないのが現状であ
る。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】ピンの発見を容易に
する手段としては、光線の有効な利用による他は無い
が、人工の発光体による光は、晴天の屋外で使用する設
備としては、全く用をなさない。従って、光原としてゴ
ルフ場の明るいい太陽光線を利用し、その明るい光を効
率良く反射して、空間に実在する光線に加算し、更に強
い光線として利用する事が、最も有効な手段と思われ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】(手段その1)本発明に
よるピン位置標示体は、ピンの上部に椀型のケースを支
持し、その外面に多数の鏡を、ピン軸に対して約45度
から75度迄の間の各種の角度に固定した。45度に固
定した鏡は、遠方から見た場合、ピンの真上の空の光を
受けて水平に放射する事になる。従って、競技者が遠方
からその鏡を見た場合、ゴルフ場の上部の空の明るさそ
のものが反映されるのである。従って、曇っていてもゴ
ルフ場上空の最も明るい光が水平に投射されるので、ゴ
ルフ場の(樹木や森の)暗い背景の中では、その反射光
線が太陽光線に加算されるので異彩を放つ明るい光を競
技者の目に投ずる事になる。然し、上記の鏡だけでは、
晴天で日光直射の場合には、直射日光の強い光線がゴル
フ場に充満しているので、太陽光線が直接目に入らない
限りは、競技者に対し充分の標示能力があるとは言えな
い。 (手段その2)直射日光の光を競技者の目に到達させる
為には、太陽の位置が何処にあっても、上述の如く、垂
直軸に支えられた椀型の回転体に多数の鏡を付設した場
合、それを回転すれば、多数の鏡の中で必ず反射光線が
瞬間的に競技者の目に届く事になる。然し、反射光線が
目に入る時間は極めて短いので、回転速度は低速にする
必要がある。反射光線の目に映ずる時間は極めて短い
が、強い光線であるので、ピカリピカリと光の点滅とな
り、マタタキのように見えるので、ピンの位置確認は飛
躍的に容易となる。
【0005】
【本発明の実施例】上記の手段を実際のゴルフ場のピン
に応用する為には、ピンの頂部にゴムタイヤ付きの車輪
を装着し、その上にボールベアリングを介して、回転可
能に取りつけた椀型のケースの中に微速回転装置を内蔵
し、椀の外部には垂直軸と約45度乃至75度又はその
間の角度の範囲内に設けた多数の鏡を設ける如く構成し
た。ゴルフ競技の場合、グリーンに競技者達が上がって
「パット」をする場合には、ピンをグリーン上に倒す必
要がある。ピン上部に車輪を設けたのは、その時グリー
ンを傷つけたり上部の鏡等を汚したりするのを予防する
為の必要条件である。ベアリングを介して取りつけた椀
型ケースの内部の微速回転装置は、時計に類する発条式
の機構でも、乾電池で駆動されるレコードプレーヤー式
の機構でも良いが、適当な手動の回転停止装置を設ける
必要がある。
【0006】
【考案の効果】本発明の標示装置は、曇天の場合でも、
上空の明るい空の光を受けてその光を水平に投射するの
で、暗い樹木の下に在っても、明るく光って見えるの
で、容易にピンを発見する事ができる。又晴天の場合
は、強い太陽光線が本標示装置で反射されて、人工光線
で得られない強い光を照射するので、遠方からでもピン
の位置を確認できる。また、何れの場合でも、標示器の
椀型が回転するので、見る人の目に写る光の強度が刻々
に変化し、競技者の目には、点滅信号の如く、標示装置
から反射される光の強さの変化が写るので、ピンの立っ
ている場所の極めて容易に判定する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例を、中心軸部分で切断
し、その構造を示した図である。1は、ピンの頂部に取
りつけられるタイヤ付きの車輪部を示し、上部の椀型の
鏡付きの部分2と、玉軸受によって連結されている。外
部の鏡は、ピンの垂直軸に対して、45度の傾きのもの
6個,30度のもの12個,75度のもの18個が取り
つけられている。鏡は張りつけないでも、椀状体に鏡の
光沢面を持たせる事によっても、目的を達する。内部の
微速回転の機構は、乾電池を応用したものを示した。S
は防水式押しボタンスイッチとし、D部に乾電池を納
め、PのモーターによってG1の減速機とG2の減速機
とG3の減速機によって、椀型部2が車輪部1に対して
(毎分1回転程度の)微速回転をする構造になってい
る。3は車輪部をピン頂部に取りつける場合の、固定用
押しネジである。
【図2】図2は、上記の本体の平面図である。Sは回転
運転を始動・停止する押しボタンスイッチである。鏡
(M1,M2,M3)は合計36個の配置を示した。
【図3】図3は、同じく本発明の標示器を外部から見
た、正面図である。A,B,C は、鏡が光を反射して
いる状況を図示した。Aは45度のM1鏡の反射線で、
直上からの光が水平に反射される事がわかるが、この事
は、人が曇天の場合水平に標示器を見た場合、上空の明
るい空その儘を見る事ができる事を示す。太陽がピンよ
りも遠方にある(逆光線の)場合は、A2で示すように
側面の鏡によって同様の強い日光の反射光線が得られ
る。Cは太陽が30度上方より直射した場合、反射光線
が略水平に来る事を示し、BはA,Cの中間の角度の太
陽光線の反射を示している。逆光線の場合は、同様にB
2,C2で示すように、反射光線が得られる。Tはタイ
ヤ部を示し、Fは旗を示した。
【図4】図4は、コースによってグリーンの位置の高い
場合を
【A】に示し、低い場合を
【B】に示した。このように、高さの格差の大きいコー
スの場合は、前述の標準型の他に、高低差の角度差に応
じて、「高所用」又は「低所用」として、鏡の角度を修
正した標示器を特別に用意すれば、更に優れた機能を発
揮する事ができる。
【符号の説明】
1:本発明の下部構造で外部にタイヤを具備したもの, 2:本発明の上部構造で、外部に鏡群を有する椀形構造
体, 3:ピンの頂部に取りつける固定用押しネジ, S:回転運動の始動・停止する防水式スイッチ, D:乾電池, P:回転用モーター, G1,G2,G3:減速装置, M1,M2,M3:反射鏡, T:タイヤ, F:ピン用の旗, J:ボールベアリングによる回転機構.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴルフ場のピンの旗竿の頂部に装着する如
    く構成した車輪の上部に、軸受で保持し減速機によって
    微速回転をする駆動装置(例えば畜電池付き電動機)を
    内蔵する椀状体を設け、椀状体の外部にピン軸に対して
    45度及び75度又はその間の各種の角度の多数の反射
    鏡を付設したことを特徴とする標示体。
JP3284238A 1991-08-06 1991-08-06 ゴルフ場のピンに付設する標示体 Expired - Lifetime JPH0785748B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3284238A JPH0785748B2 (ja) 1991-08-06 1991-08-06 ゴルフ場のピンに付設する標示体

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JP3284238A JPH0785748B2 (ja) 1991-08-06 1991-08-06 ゴルフ場のピンに付設する標示体

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JPH0538371A JPH0538371A (ja) 1993-02-19
JPH0785748B2 true JPH0785748B2 (ja) 1995-09-20

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JP3284238A Expired - Lifetime JPH0785748B2 (ja) 1991-08-06 1991-08-06 ゴルフ場のピンに付設する標示体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010510591A (ja) * 2006-11-20 2010-04-02 マイクロソフト コーポレーション 並列化制約充足問題ソルバにおけるLock−free状態併合

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JPH08332256A (ja) * 1995-06-07 1996-12-17 Senoo Kk 運動競技演出方法及びその装置
JP3608900B2 (ja) * 1997-03-10 2005-01-12 新キャタピラー三菱株式会社 建設機械の制御方法および制御装置

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JP2010510591A (ja) * 2006-11-20 2010-04-02 マイクロソフト コーポレーション 並列化制約充足問題ソルバにおけるLock−free状態併合

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JPH0538371A (ja) 1993-02-19

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