JPH078556Y2 - マンホール用金車 - Google Patents

マンホール用金車

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JPH078556Y2
JPH078556Y2 JP14952088U JP14952088U JPH078556Y2 JP H078556 Y2 JPH078556 Y2 JP H078556Y2 JP 14952088 U JP14952088 U JP 14952088U JP 14952088 U JP14952088 U JP 14952088U JP H078556 Y2 JPH078556 Y2 JP H078556Y2
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JP
Japan
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manhole
frame
cable
view
girder
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JP14952088U
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JPH0269695U (ja
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多賀男 上岡
清一 森本
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は通信用地下ケーブルの布設・撤去時におけるワ
イヤ及び地下ケーブルのけん引作業に使用するマンホー
ル用金車に関する。
(従来技術及び考案が解決しようとする課題) 従来のケーブル布設あるいは撤去におけるケーブルの引
張端けん引方法はマンホール内に設けたプーリングボル
ト,ケーブル布設用金車等を使用してけん引する方法が
ある。
第8図はプーリングボルトを使用するケーブルのけん引
方法を説明する図である。この方法はマンホール1内の
隅(各隅又は下だけ)に設けたプーリングボルト2にワ
イヤ3の一端を結束し、ワイヤ3の先端に滑車4を連結
し、またマンホール1の首部上縁に金車5を固定し、ケ
ーブル6(この図はケーブル撤去の場合を示し、ケーブ
ル布設の場合はケーブル先端をマンホール1に引き出せ
ば布設終了である。)をケーブルフリーティンググリッ
プ7(以下グリップという。)で抱ばくし、グリップ7
に結束したワイヤ8を滑車4及び金車5を介してウイン
チ9で巻き取ってケーブル6をけん引する。この方法で
は滑車4の位置をけん引すべきケーブル6の管路10の開
口正面になるようにワイヤ3を調節することが困難であ
る。その他、グリップ7が滑車4に達するとグリップ7
の掛替を必要とする問題がある。
また、第9図は従来の他のケーブルのけん引方法を説明
する図であって、プーリングボルトが設けてないマンホ
ールにおけるケーブル布設の場合のけん引方法を示した
図である。この方法はマンホール1内に組立式の金車固
定装置11をターンバックル12により固定する。金車固定
装置11にはガイド金車5′及び金車5″が設けてある。
ケーブル6の引張端にワイヤ8を結束し、ガイド金車
5′,金車5″,5を介してワイヤ8をスリーブウインチ
13で引張る。この場合、金車固定装置11により、ガイド
金車5′,金車5″を使用するため、ケーブル6のけん
引方向の調整その他作業の煩雑さが問題である。
上記問題点に鑑み、本考案の目的は、地下ケーブルの布
設・撤去時にマンホール内のプーリングボルトを必要と
せず、全てのマンホールに適用でき、装脱着が簡単なマ
ンホール用金車を提供する。特にケーブル撤去時にはフ
リーティンググリップが地上で掛替えができるためマン
ホールの無人化も図れ、作業の効率化と安全性をより向
上することができる。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記の目的を達成するため、断面コ字形の直線
状の桁フレーム14の中央部に、断面コ字形の水平フレー
ム17を該桁フレーム14の一方の側壁にT字状に固設し、
断面コ字形の垂直フレーム19を前記水平フレーム17の下
面に該水平フレーム17の長手方向に移動可能に垂直に装
着し、前記桁フレーム14の上面のほぼ中央にローラ20を
軸受板21により回転自在に取り付け、かつ前記軸受板21
を間にして前記桁フレーム14上面の両側にそれぞれフッ
ク15をハンドルナット16により取り付けたことを特徴と
するマンホール用金車を考案の要旨とする。
(実施例) 以下、図面に沿って本考案の実施例について説明する。
なお、実施例は一つの例示であって、本考案の精神を逸
脱しない範囲で種々の変更あるいは改良を行いうること
は言うまでもない。
第1図(a)〜(d)は本考案の一実施例を示す図で、
同図(a)は正面図,同図(b)は平面図,同図(c)
は側面図及び同図(d)は斜視図である。これらの図に
おいて、14はマンホール(図示せず)の首部の上端又は
端に当接する桁フレーム、15は桁フレーム14に穿設した
孔(図示せず)に遊挿してハンドルナット16と螺合した
フックである。この桁フレーム14の中央部には水平フレ
ーム17がT字状に固着され、水平フレーム17には縦方向
に長方形の孔18が設けられ、水平フレーム17には垂直フ
レーム19の前面が水平フレーム17の下面と直交するよう
に水平フレーム17の桁フレーム14寄りに孔18を介して固
着される。さらに、桁フレーム14の中央部にはローラ20
が桁フレーム14に固設した軸受板21によって回動自在に
軸支され、また、軸受板21には蝶番22によりローラガイ
ド23が開閉自在に装着され、軸受板21に植設したボルト
24に蝶ナット25で固定される。
次に、第2図ないし第4図はマンホール用金車の各部の
詳細を示す図である。
第2図(a),(b)及び(c)はフレームの構造を示
す平面図,側面図及び正面図である。図は桁フレームの
長さは一部省略してある。これらの図において、桁フレ
ーム14の中央部には水平フレーム17がT字状に固着さ
れ、水平フレーム17の下面17′と垂直フレーム19の前面
19′が直交するように、ボルトナット19″により水平フ
レーム17に穿設した孔18に垂直フレーム19が水平フレー
ム17の軸方向に移動可能に装着される。
第3図(a),(b)及び(c)はローラの構造を示す
正面図,平面図及び側面図である。これらの図におい
て、26はローラ20を桁フレーム14に装着する断面L字状
の取付板である。取付板26には軸受板21が固設され、軸
受板21には軸27を介してローラ20が回動自在に装着され
る。また、軸受板21には蝶番22によりローラガイド23が
開閉自在に取着され、ローラガイド23は軸受板21に植設
したボルト24を介して蝶ナット25によって固定される。
また、第4図(a)及び(b)はフックの装着を示す正
面図及び側面図である。フック15は一方の端に鉤15′と
他方の端にネジ15″が形成され、桁フレーム14の孔14′
に挿通され、ハンドルナット16と螺合している。鉤15′
はマンホール用金車を固定する際にワイヤをかけ、ハン
ドルナット16を締めることによりワイヤを緊張する。
次に、第5図ないし第7図を用いてマンホール用金車の
使用例について説明する。
第5図(a),(b)及び(c)は第1の使用例を説明
するマンホールの縦断面,横断面及び平面の概略図であ
る。このケーブルけん引方法は、ケーブルのけん引方向
と反対方向にロープを引く場合の例である。
まず、マンホール1の首部の上端1′と下端1″とにマ
ンホール用金車A,Bの桁フレーム14を当接し、水平フレ
ーム17と垂直フレーム19との直交する面をマンホール1
の上端1′と下端1″の角部に当接して装着し、フック
15に荷締器28を中間に介してワイヤ29を掛け、荷締器28
を操作してワイヤ28を締結する。さらに、ハンドルナッ
ト16を締めてマンホール用金車をマンホール1の首部に
固定する。
次に、ケーブル6の先端にワイヤ8を結束して巻取ドラ
ムでけん引する。なお、30はケーブル6を保護するベル
マウスである。
第6図(a),(b)及び(c)は第2の使用例を説明
するマンホールの縦断面,横断面及び平面の概略図であ
る。この方法はケーブルのけん引方向と同方向にロープ
を引く場合の例である。マンホール用金車Bをマンホー
ル1の首部の上端1′を介して第1の使用例と同様にマ
ンホール1の首部下端1″に荷締器28で固定し、マンホ
ール用金車Aはマンホール1の首部の上端1′に載置す
る。このようにして、ケーブル6をワイヤ8に結束して
けん引する。
また、第7図はケーブルのけん引方向と角度x°をもっ
てけん引する場合で、マンホール用金車AとBとの桁フ
レーム14の角度をx°だけずらせて装着した例を示した
ものである。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば断面コ字形の直線
状の桁フレーム14の中央部に、断面コ字形の水平フレー
ム17を該桁フレーム14の一方の側壁にT字状に固設し、
断面コ字形の垂直フレーム19を前記水平フレーム17の下
面に該水平フレーム17の長手方向に移動可能に垂直に装
着し、前記桁フレーム14の上面のほぼ中央にローラ20を
軸受板21により回転自在に取り付け、かつ前記軸受板21
を間にして前記桁フレーム14上面の両側にそれぞれフッ
ク15をハンドルナット16により取り付けたことにより以
下の利点がある。
(i)従来の滑車や金車取り付けよりも装着・脱着が早
く簡単にできる。
(ii)回転部をローラとしたため、ワイヤは勿論ケーブ
ルもけん引可能である。
(iii)けん引方向及びけん引角度が自在にできる。
(iv)撤去ケーブルけん引時、フリーティンググリップ
の掛替えが地上で可能になり、それによりマンホール内
の作業が軽減し、安全面の向上が図れる。
(v)前記(iv)項でフリーティンググリップの掛替え
間隔が長くなればなるほど作業時間が短縮され作業効率
化が図れる。
(vi)全てのマンホールに適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は本考案の一実施例を示す図で、
同図(a)は正面図,同図(b)は平面図,同図(c)
は側面図及び同図(d)は斜視図、第2図(a),
(b)及び(c)はフレームの構造を示す平面図,側面
図及び正面図、第3図(a),(b)及び(c)はロー
ラの構造を示す正面図,平面図及び側面図、第4図
(a)及び(b)はフックの装着を示す正面図及び側面
図、第5図及び第6図の(a),(b)及び(c)はそ
れぞれ第1及び第2の使用例を説明するマンホールの縦
断面,横断面及び平面を示す図、第7図はケーブルのけ
ん引方向を説明する図、第8図及び第9図は従来のケー
ブルのけん引方法について説明する概略図である。 14……桁フレーム 17……水平フレーム 19……垂直フレーム 20……ローラ 21……軸受板 23……ローラガイド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面コ字形の直線状の桁フレーム(14)の
    中央部に、断面コ字形の水平フレーム(17)を該桁フレ
    ーム(14)の一方の側壁にT字状に固設し、断面コ字形
    の垂直フレーム(19)を前記水平フレーム(17)の下面
    に該水平フレーム(17)の長手方向に移動可能に垂直に
    装着し、前記桁フレーム(14)の上面のほぼ中央にロー
    ラ(20)を軸受板(21)により回転自在に取り付け、か
    つ前記軸受板(21)を間にして前記桁フレーム(14)上
    面の両側にそれぞれフック(15)をハンドルナット(1
    6)により取り付けたことを特徴とするマンホール用金
    車。
JP14952088U 1988-11-16 1988-11-16 マンホール用金車 Expired - Lifetime JPH078556Y2 (ja)

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JP14952088U JPH078556Y2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 マンホール用金車

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JP14952088U JPH078556Y2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 マンホール用金車

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JPH0269695U JPH0269695U (ja) 1990-05-28
JPH078556Y2 true JPH078556Y2 (ja) 1995-03-01

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ID=31421824

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JP14952088U Expired - Lifetime JPH078556Y2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 マンホール用金車

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JP7135131B2 (ja) * 2021-02-09 2022-09-12 北海道電力株式会社 細長部材の撤去工具、撤去支援システム及び撤去方法

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JPH0269695U (ja) 1990-05-28

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