JPH0785346B2 - サーボトラックライタの並列制御方式 - Google Patents
サーボトラックライタの並列制御方式Info
- Publication number
- JPH0785346B2 JPH0785346B2 JP11577389A JP11577389A JPH0785346B2 JP H0785346 B2 JPH0785346 B2 JP H0785346B2 JP 11577389 A JP11577389 A JP 11577389A JP 11577389 A JP11577389 A JP 11577389A JP H0785346 B2 JPH0785346 B2 JP H0785346B2
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- Japan
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- disk
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- servo
- switch
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- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、磁気ディスクにサーボ情報を書き込み、こ
れを読み出して検証する（以下書き込みと検証を一括し
て設定という）サーボライタの並列制御方式に関し、詳
しくは複数組のディスクパックに対するドライバを並列
に接続して制御し、共通の書き込み部と検証部により各
磁気ディスクにサーボ情報を設定する方式である。
れを読み出して検証する（以下書き込みと検証を一括し
て設定という）サーボライタの並列制御方式に関し、詳
しくは複数組のディスクパックに対するドライバを並列
に接続して制御し、共通の書き込み部と検証部により各
磁気ディスクにサーボ情報を設定する方式である。
［従来の技術］ 情報処理装置の記録媒体として使用されているハード磁
気ディスクは、第３図（ａ）に示すように、ディスク１
の表面および裏面に多数のトラックＴが設けられ、各ト
ラックＴはインデックスINDを起点として複数ｓ個のセ
クタS1〜Ssに等分割される。図（ｂ）においてディスク
１は矢印の方向に回転し、磁気ヘッド２がトラックＴの
中心線Ｃに沿ってデータの書き込み、または読み出しが
行われる。この場合、ヘッド２が微小な幅のトラックＴ
を正しくトレースするためにサーボ情報が設けられる。
図（ｃ）において、中心線Ｃの両側にM0とMiとよりなる
制御マークＭを設け、両者を読み出してそのバランスに
よりヘッド１の位置を制御して中心線がトレースされ
る。なお、サーボ情報はデータ復調用、または読み出し
信号の自動利得調整（AGC）用にも使用される。
気ディスクは、第３図（ａ）に示すように、ディスク１
の表面および裏面に多数のトラックＴが設けられ、各ト
ラックＴはインデックスINDを起点として複数ｓ個のセ
クタS1〜Ssに等分割される。図（ｂ）においてディスク
１は矢印の方向に回転し、磁気ヘッド２がトラックＴの
中心線Ｃに沿ってデータの書き込み、または読み出しが
行われる。この場合、ヘッド２が微小な幅のトラックＴ
を正しくトレースするためにサーボ情報が設けられる。
図（ｃ）において、中心線Ｃの両側にM0とMiとよりなる
制御マークＭを設け、両者を読み出してそのバランスに
よりヘッド１の位置を制御して中心線がトレースされ
る。なお、サーボ情報はデータ復調用、または読み出し
信号の自動利得調整（AGC）用にも使用される。
さて、磁気ディスク装置においてはデータの記録容量を
増加するために、第４図（ａ）のように複数ｎ枚のディ
スク１−1,1−２〜１−ｎを積層してディスクパック
１′に組上げられ、各ディスクはスピンドル３に装着さ
れスピンドルモータ3aより同時に回転する。各ディスク
１の表面および裏面に対する複数のヘッド２はヘッド群
２′としてドライバ４に装備されて図示しない書き込み
部などに接続され、キャリッジ機構により各ディスクの
トラックの位置に移動して同時にアクセスする。
増加するために、第４図（ａ）のように複数ｎ枚のディ
スク１−1,1−２〜１−ｎを積層してディスクパック
１′に組上げられ、各ディスクはスピンドル３に装着さ
れスピンドルモータ3aより同時に回転する。各ディスク
１の表面および裏面に対する複数のヘッド２はヘッド群
２′としてドライバ４に装備されて図示しない書き込み
部などに接続され、キャリッジ機構により各ディスクの
トラックの位置に移動して同時にアクセスする。
上記のディスクパックに対するサーボ情報の設定には、
サーボ面方式とデータ面方式などがある。サーボ面方式
においては第４図（ａ）に示すように、例えば最下段の
ディスク１−ｎをサーボ情報専用としてトラックの全周
にサーボ情報Ｍを記録し、これを全ディスクに共通に適
用するもので、大型のコンピュータシステムに従来から
使用されている。これに対して最近の小型ディスク装置
においては、より簡易なデータ面方式が採用される趨勢
である。図（ｂ）はデータ面方式におけるセクタサーボ
方式を説明するもので、各ディスクをすべてデータ面に
使用し、各トラックの各セクタS1〜Ssの前頭の一部分
に、同一位相でサーボ情報Ｍを設定する。この方式で
は、サーボ情報が各セクタの一部分のみであるので、制
御の安定性が劣り、また、サーボ情報を各ディスクのト
ラックに対していちいち設定するのに長時間を必要とす
る欠点がある。
サーボ面方式とデータ面方式などがある。サーボ面方式
においては第４図（ａ）に示すように、例えば最下段の
ディスク１−ｎをサーボ情報専用としてトラックの全周
にサーボ情報Ｍを記録し、これを全ディスクに共通に適
用するもので、大型のコンピュータシステムに従来から
使用されている。これに対して最近の小型ディスク装置
においては、より簡易なデータ面方式が採用される趨勢
である。図（ｂ）はデータ面方式におけるセクタサーボ
方式を説明するもので、各ディスクをすべてデータ面に
使用し、各トラックの各セクタS1〜Ssの前頭の一部分
に、同一位相でサーボ情報Ｍを設定する。この方式で
は、サーボ情報が各セクタの一部分のみであるので、制
御の安定性が劣り、また、サーボ情報を各ディスクのト
ラックに対していちいち設定するのに長時間を必要とす
る欠点がある。
以上のセクタサーボ方式を変形した方式が、この発明の
発明者により、「昭63年10月28日、特願昭第63-272307
号、磁気ディスクのサーボ情報の設定方式」として出願
されている。第５図ではこれを説明するもので、セクタ
のなす角度をθとし、各ディスクの各セクタS1〜Ssの位
相をθ/2nづつずらし、それぞれの前頭にサーボ情報Ｍ
を設定する。ここではこれを仮に位相差サーボ方式とよ
ぶ。ただし図では便宜上、各ディスクの表面側のみをと
ってデータ面をｎ枚とし、θ/nづつの位相差として示
す。この方式では、位相差に対して各ディスクに対する
ヘッドを順次に切り替えて、ディスクの１回転中におい
てすべてのディスクの１トラックに、サーボ情報を書き
込むことができる。また、読み出しにおいてはサーボ情
報は断続するが、ほぼ連続するので制御が安定化される
などの長所がある。
発明者により、「昭63年10月28日、特願昭第63-272307
号、磁気ディスクのサーボ情報の設定方式」として出願
されている。第５図ではこれを説明するもので、セクタ
のなす角度をθとし、各ディスクの各セクタS1〜Ssの位
相をθ/2nづつずらし、それぞれの前頭にサーボ情報Ｍ
を設定する。ここではこれを仮に位相差サーボ方式とよ
ぶ。ただし図では便宜上、各ディスクの表面側のみをと
ってデータ面をｎ枚とし、θ/nづつの位相差として示
す。この方式では、位相差に対して各ディスクに対する
ヘッドを順次に切り替えて、ディスクの１回転中におい
てすべてのディスクの１トラックに、サーボ情報を書き
込むことができる。また、読み出しにおいてはサーボ情
報は断続するが、ほぼ連続するので制御が安定化される
などの長所がある。
以上の各方式により書き込まれたサーボ情報は、読み出
されてその正当性が検証されるもので、この稿において
は書き込みと検証とを一括してサーボ情報の設定とす
る。
されてその正当性が検証されるもので、この稿において
は書き込みと検証とを一括してサーボ情報の設定とす
る。
［解決しようとする課題］ さて、上記のサーボ情報の各設定方式は１組のディスク
パックに対して１組のドライバにより行われるものであ
るが、磁気ディスクの生産量の増加に伴い多数のワーク
に対して効率的にサーボ情報を設定することが必要とさ
れる。この点、各方式とも複数のディスクパックを対象
とするとき、時分割により、効率的なサーボ情報の設定
を行うことができ、同時に書き込み回路と検証回路を共
通として節約することができる筈である。
パックに対して１組のドライバにより行われるものであ
るが、磁気ディスクの生産量の増加に伴い多数のワーク
に対して効率的にサーボ情報を設定することが必要とさ
れる。この点、各方式とも複数のディスクパックを対象
とするとき、時分割により、効率的なサーボ情報の設定
を行うことができ、同時に書き込み回路と検証回路を共
通として節約することができる筈である。
この発明は、１組の書き込み部と検証部を共通使用し、
時分割により複数のディスクパックに対して効率的なサ
ーボ情報の設定を行う、並列制御方式を提供することを
目的とするものである。
時分割により複数のディスクパックに対して効率的なサ
ーボ情報の設定を行う、並列制御方式を提供することを
目的とするものである。
［課題を解決するための手段］ この発明は、ディスクパックに積層された磁気ディスク
に対するサーボ情報の設定におけるサーボライタの並列
制御方式であって、複数組のディスクパックに対する複
数組の磁気ヘッド群に共通して、サーボ情報の書き込み
部と、書き込まれたサーボ情報を検証する検証部の１組
を設ける。ディスクパックのインデックス信号間の１回
転ごとに、書き込みスイッチにより書き込み部と磁気ヘ
ッド群との接続を順次切り替えて、各ディスクパックの
磁気ディスクの同一位置のトラックに対するサーボ情報
の書き込みを行う。次に、書き込みに続くインデックス
信号間の１回転ごとに読み出しスイッチにより検証部と
磁気ヘッド群の接続を順次切り替えて、書き込まれたサ
ーボ情報の検証を行って、各ディスクパックのすべての
磁気ディスクに対してサーボ情報を設定する。
に対するサーボ情報の設定におけるサーボライタの並列
制御方式であって、複数組のディスクパックに対する複
数組の磁気ヘッド群に共通して、サーボ情報の書き込み
部と、書き込まれたサーボ情報を検証する検証部の１組
を設ける。ディスクパックのインデックス信号間の１回
転ごとに、書き込みスイッチにより書き込み部と磁気ヘ
ッド群との接続を順次切り替えて、各ディスクパックの
磁気ディスクの同一位置のトラックに対するサーボ情報
の書き込みを行う。次に、書き込みに続くインデックス
信号間の１回転ごとに読み出しスイッチにより検証部と
磁気ヘッド群の接続を順次切り替えて、書き込まれたサ
ーボ情報の検証を行って、各ディスクパックのすべての
磁気ディスクに対してサーボ情報を設定する。
上記において、複数組まのディスクパックに対する複数
組のスピンドルモータの各スピンドルモータドライバに
対して、共通するパルス発生手段により同一の駆動パル
スを供給する。また、任意のドライバよりえられるイン
デックス信号により、切り替え信号発生手段より書き込
みスイッチおよび読み出しスイッチに対して切り替え信
号を供給するものである。
組のスピンドルモータの各スピンドルモータドライバに
対して、共通するパルス発生手段により同一の駆動パル
スを供給する。また、任意のドライバよりえられるイン
デックス信号により、切り替え信号発生手段より書き込
みスイッチおよび読み出しスイッチに対して切り替え信
号を供給するものである。
［作用］ 以上の並列制御方式においては、複数組の磁気ヘッド群
に共通する書き込み部と検証部の接続が、書き込みスイ
ッチおよび読み出しスイッチによりそれぞれ切り替えら
れて、接続された磁気ヘッド群に対応するディスクパッ
クの磁気ディスクに順次にサーボ情報の書き込みと検証
が行われ、複数組の各ディスクパックのすべての磁気デ
ィスクに対してサーボ情報が設定される。
に共通する書き込み部と検証部の接続が、書き込みスイ
ッチおよび読み出しスイッチによりそれぞれ切り替えら
れて、接続された磁気ヘッド群に対応するディスクパッ
クの磁気ディスクに順次にサーボ情報の書き込みと検証
が行われ、複数組の各ディスクパックのすべての磁気デ
ィスクに対してサーボ情報が設定される。
上記において、各ディスクパックに対する複数組のスピ
ンドルモータの各スピンドルモータドライバに対して供
給される同一の駆動パルスにより、各ディスクパックの
回転角度が同一とされ、任意のドライバのインデックス
信号により、切り替え信号発生手段よりの切り替え信号
を各スイッチに供給する。
ンドルモータの各スピンドルモータドライバに対して供
給される同一の駆動パルスにより、各ディスクパックの
回転角度が同一とされ、任意のドライバのインデックス
信号により、切り替え信号発生手段よりの切り替え信号
を各スイッチに供給する。
［実施例］ 第１図は、この発明による上記ディスクのサーボライタ
の並列制御方式の実施例の構成図を示す。図において、
複数Ｎ組のディスクパックを１′−１（＃１）,1′−２
（＃２）……１′−Ｎ（＃Ｎ）とし、これに対するドラ
イバを、４−１（＃１）,4−２（＃２）……４−Ｎ（＃
４）とする。各ドライバには磁気ヘッド群２′−1,2′
−２……２′−Ｎが装備されている。これらの各ドライ
バに対して共通する１組のサーボ書き込み部５とサーボ
検証部６を設ける。書き込み部５と検証部６は従来のサ
ーボライタに使用されて既知であるので構成と動作の説
明を省略する。書き込み部５、検証部６に対してそれぞ
れ書き込みスイッチ5aと読み出しスイッチ6aを設け、こ
れらを介して各ドライバ４に配線する。次に、各スピン
ドルモータドライバ９−1,9−2,9−3,……９−Ｎに対し
て共通のパルス発生器７を設け、各スピンドルモータド
ライバに同一の駆動パルスを供給する。これにより、各
ドライバのスピンドルモータ10−1,10−2,10−3,……10
−Ｎは同一角速度で回転する。ここで適当な方法によ
り、各ディスクパックのインデックス信号の位相を一致
させると以後は同一位相が継続する。任意のドライバよ
りこのインデックス信号をスイッチ制御回路８に入力し
て切り替え信号を作り、書き込みスイッチ5aと読み出し
スイッチ6aに転送して切り替えを行い、サーボライタの
並列制御が行われる。
の並列制御方式の実施例の構成図を示す。図において、
複数Ｎ組のディスクパックを１′−１（＃１）,1′−２
（＃２）……１′−Ｎ（＃Ｎ）とし、これに対するドラ
イバを、４−１（＃１）,4−２（＃２）……４−Ｎ（＃
４）とする。各ドライバには磁気ヘッド群２′−1,2′
−２……２′−Ｎが装備されている。これらの各ドライ
バに対して共通する１組のサーボ書き込み部５とサーボ
検証部６を設ける。書き込み部５と検証部６は従来のサ
ーボライタに使用されて既知であるので構成と動作の説
明を省略する。書き込み部５、検証部６に対してそれぞ
れ書き込みスイッチ5aと読み出しスイッチ6aを設け、こ
れらを介して各ドライバ４に配線する。次に、各スピン
ドルモータドライバ９−1,9−2,9−3,……９−Ｎに対し
て共通のパルス発生器７を設け、各スピンドルモータド
ライバに同一の駆動パルスを供給する。これにより、各
ドライバのスピンドルモータ10−1,10−2,10−3,……10
−Ｎは同一角速度で回転する。ここで適当な方法によ
り、各ディスクパックのインデックス信号の位相を一致
させると以後は同一位相が継続する。任意のドライバよ
りこのインデックス信号をスイッチ制御回路８に入力し
て切り替え信号を作り、書き込みスイッチ5aと読み出し
スイッチ6aに転送して切り替えを行い、サーボライタの
並列制御が行われる。
第２図（ａ），（ｂ）は第１図の並列制御方式の動作を
説明するもので、図（ａ）において、上記により任意の
ディスクパックよりのインデックス信号INDはスイッチ
制御回路８により切り替え信号として各スイッチに転送
される。任意のインデックス信号間の１回転中に、書き
込みスイッチ5aにより書き込み部５とドライバ（DR）＃
１のヘッド群を接続して、対応するディスクパック＃１
のディスクのトラックにサーボ情報を書き込む（図示の
WR）。ついで、次の１回転中に読み出しスイッチ6aによ
り検証部６とドライバ＃１のヘッド群を接続して、上記
により書き込まれたサーボ情報の検証（図示VERF）を行
い、同時に、この１回転中に書き込みスイッチ5aを切り
替えて書き込み部５をドライバ＃２のヘッド群に接続
し、対応するディスクパック＃２のディスクのトラック
にサーボ情報を書き込む。このような書き込みと検証を
各ディスクパックの１トラックに対して順次に行い、さ
らに各トラックに対して順次に行うことにより、各ディ
スクパックのすべてのディスクの全トラックに対してサ
ーボ情報が設定される。なお、ディスクパックが３組以
上あるときは、図示のように、書き込み（WR）と検証
（VERF）には、待ち時間があるので、この時間中にトラ
ックに対するヘッド群のシーク動作（TR.SEEK）を行
う。ディスクパックが２組の場合には、WRとVERFを１回
転停止してその間にシーク動作を行うものとする。
説明するもので、図（ａ）において、上記により任意の
ディスクパックよりのインデックス信号INDはスイッチ
制御回路８により切り替え信号として各スイッチに転送
される。任意のインデックス信号間の１回転中に、書き
込みスイッチ5aにより書き込み部５とドライバ（DR）＃
１のヘッド群を接続して、対応するディスクパック＃１
のディスクのトラックにサーボ情報を書き込む（図示の
WR）。ついで、次の１回転中に読み出しスイッチ6aによ
り検証部６とドライバ＃１のヘッド群を接続して、上記
により書き込まれたサーボ情報の検証（図示VERF）を行
い、同時に、この１回転中に書き込みスイッチ5aを切り
替えて書き込み部５をドライバ＃２のヘッド群に接続
し、対応するディスクパック＃２のディスクのトラック
にサーボ情報を書き込む。このような書き込みと検証を
各ディスクパックの１トラックに対して順次に行い、さ
らに各トラックに対して順次に行うことにより、各ディ
スクパックのすべてのディスクの全トラックに対してサ
ーボ情報が設定される。なお、ディスクパックが３組以
上あるときは、図示のように、書き込み（WR）と検証
（VERF）には、待ち時間があるので、この時間中にトラ
ックに対するヘッド群のシーク動作（TR.SEEK）を行
う。ディスクパックが２組の場合には、WRとVERFを１回
転停止してその間にシーク動作を行うものとする。
以上のこの発明による並列制御方式は、前記した第４図
（ａ）のサーボ面方式、同図（ｂ）のデータ面セクタサ
ーボ方式、および同図（ｃ）のデータ面位相差サーボ方
式のいずれに対しても適用できる。ここでは参考まで
に、位相差サーボ方式における、サーボ情報の書き込み
と検証の手順の詳細を説明する。第２図（ｂ）はディス
クのインデックス信号IND間の１回転を示し、DR＃１に
おいて、ヘッド群のHD＃１〜＃2nにより、対応する各デ
ィスクのセクタSEC＃１（第５図で示すS11〜S1n）に対
して、位相差角θ/2nでサーボ情報Ｍが書き込まれ、続
いてSEC＃２からSEC＃ｓまで書き込みが順次行われる。
これで１組のディスクパックの各ディスクの１トラック
に対する書き込みが終了し、次に検証に切り替えられて
上記と同様の手順によりサーボ情報が検証される。同時
に、書き込みは次位のDR＃２に切り替えられ、以下同様
にしてDR＃Ｎまで行われて、全ディスクパックのディス
クの１トラックに対する設定が終了する。ついで、次位
のトラックに対する設定が上記の方法で繰り返されて、
すべてのディスクパックのディスクの全トラックに対し
てサーボ情報が設定される。なお、DR間の切り替えに対
して、図示の切り替え時間Tsが設けられる。
（ａ）のサーボ面方式、同図（ｂ）のデータ面セクタサ
ーボ方式、および同図（ｃ）のデータ面位相差サーボ方
式のいずれに対しても適用できる。ここでは参考まで
に、位相差サーボ方式における、サーボ情報の書き込み
と検証の手順の詳細を説明する。第２図（ｂ）はディス
クのインデックス信号IND間の１回転を示し、DR＃１に
おいて、ヘッド群のHD＃１〜＃2nにより、対応する各デ
ィスクのセクタSEC＃１（第５図で示すS11〜S1n）に対
して、位相差角θ/2nでサーボ情報Ｍが書き込まれ、続
いてSEC＃２からSEC＃ｓまで書き込みが順次行われる。
これで１組のディスクパックの各ディスクの１トラック
に対する書き込みが終了し、次に検証に切り替えられて
上記と同様の手順によりサーボ情報が検証される。同時
に、書き込みは次位のDR＃２に切り替えられ、以下同様
にしてDR＃Ｎまで行われて、全ディスクパックのディス
クの１トラックに対する設定が終了する。ついで、次位
のトラックに対する設定が上記の方法で繰り返されて、
すべてのディスクパックのディスクの全トラックに対し
てサーボ情報が設定される。なお、DR間の切り替えに対
して、図示の切り替え時間Tsが設けられる。
以上により、位相差サーボ方式に対してさらに、この発
明の並列制御方式を適用することにより、複数のディス
クパックに対して、大幅な効率向上ができるものであ
る。
明の並列制御方式を適用することにより、複数のディス
クパックに対して、大幅な効率向上ができるものであ
る。
［発明の効果］ 以上の説明より明らかなように、この発明による磁気デ
ィスクのサーボライタの並列制御方式においては、共通
する１組の書き込み部と検証部、および１組のパルス発
生器を使用して、複数組のディスクパックに対して時分
割により、必要なディスクの全トラックにサーボ情報を
設定するので、各ドライバに対して書き込み部と検証部
が１組に節約されるとともに、それらの稼働率が向上す
る。さらに、この発明の方式はサーボ面方式、データ面
セクタサーボ方式またはデータ面位相差サーボ方式のい
ずれに対しても適用できるもので、サーボライタの効率
化に寄与するものである。
ィスクのサーボライタの並列制御方式においては、共通
する１組の書き込み部と検証部、および１組のパルス発
生器を使用して、複数組のディスクパックに対して時分
割により、必要なディスクの全トラックにサーボ情報を
設定するので、各ドライバに対して書き込み部と検証部
が１組に節約されるとともに、それらの稼働率が向上す
る。さらに、この発明の方式はサーボ面方式、データ面
セクタサーボ方式またはデータ面位相差サーボ方式のい
ずれに対しても適用できるもので、サーボライタの効率
化に寄与するものである。
第１図は、この発明によるサーボトラックライタの並列
制御方式の実施例のブロック構成図、第２図（ａ）は第
１図に対する動作説明図、第２図（ｂ）は、第２図
（ａ）をデータ面位相差サーボ方式に適用した場合のサ
ーボ情報の書き込みと検証の手順に対するタイムチャー
ト、第３図（ａ），（ｂ）および（ｃ）は、磁気ディス
クのトラック、セクタおよびサーボ情報の説明図、第４
図（ａ）は、磁気ディスクパックとサーボ面方式の説明
図、第４図（ｂ）は、データ面セクタサーボ方式の説明
図、第５図は、特許出願にかかるデータ面位相差サーボ
方式の説明図である。 １……磁気ディスク、１′……ディスクパック、２……
磁気ヘッド、２′……磁気ヘッド群、３……スピンド
ル、3a……スピンドルモータ、４……ドライバ、５……
サーボ書き込み部、5a……書き込みスイッチ、６……サ
ーボ検証部、6a……読み出しスイッチ、７……パルス発
生器、８……スイッチ制御回路、９−1,9−2,9−3,9−
Ｎ……スピンドルモータドライバ、10−1,10−2,10−3,
10−Ｎ……スピンドルモータ。
制御方式の実施例のブロック構成図、第２図（ａ）は第
１図に対する動作説明図、第２図（ｂ）は、第２図
（ａ）をデータ面位相差サーボ方式に適用した場合のサ
ーボ情報の書き込みと検証の手順に対するタイムチャー
ト、第３図（ａ），（ｂ）および（ｃ）は、磁気ディス
クのトラック、セクタおよびサーボ情報の説明図、第４
図（ａ）は、磁気ディスクパックとサーボ面方式の説明
図、第４図（ｂ）は、データ面セクタサーボ方式の説明
図、第５図は、特許出願にかかるデータ面位相差サーボ
方式の説明図である。 １……磁気ディスク、１′……ディスクパック、２……
磁気ヘッド、２′……磁気ヘッド群、３……スピンド
ル、3a……スピンドルモータ、４……ドライバ、５……
サーボ書き込み部、5a……書き込みスイッチ、６……サ
ーボ検証部、6a……読み出しスイッチ、７……パルス発
生器、８……スイッチ制御回路、９−1,9−2,9−3,9−
Ｎ……スピンドルモータドライバ、10−1,10−2,10−3,
10−Ｎ……スピンドルモータ。
Claims (2)
- 【請求項１】ディスクパックに積層された磁気ディスク
に対するサーボ情報の設定において、複数組の該ディス
クパックに対する複数組の磁気ヘッド群に共通して、サ
ーボ情報の書き込み部と、書き込まれたサーボ情報を検
証する検証部とを１組設け、上記ディスクパックのイン
デックス信号間の１回転ごとに、書き込みスイッチによ
り上記書き込み部と上記磁気ヘッド群の接続を順次切り
替えて、上記各ディスクパックの磁気ディスクの同一位
置のトラックに対するサーボ情報の書き込みを行い、上
記書き込みに続くインデックス信号間の１回転ごとに、
読み出しスイッチにより上記検証部と上記磁気ヘッド群
の接続を順次切り替えて、上記書き込まれたサーボ情報
の検証を行って、上記各ディスクパックのすべての磁気
ディスクに対してサーボ情報を設定することを特徴とす
る、サーボトラックライタの並列制御方式。 - 【請求項２】上記複数組のディスクパックに対する複数
組のスピンドルモータのスピンドルモータドライバのそ
れぞれに対して、同一の駆動パルスを供給する共通のパ
ルス発生手段と、任意のドライバよりえられるインデッ
クス信号とにより、上記書き込みスイッチおよび読み出
しスイッチに対して切り替え信号を供給する切り替え信
号発生手段を有する、請求項１記載のサーボトラックラ
イタの並列制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11577389A JPH0785346B2 (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | サーボトラックライタの並列制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11577389A JPH0785346B2 (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | サーボトラックライタの並列制御方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02294974A JPH02294974A (ja) | 1990-12-05 |
| JPH0785346B2 true JPH0785346B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=14670701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11577389A Expired - Lifetime JPH0785346B2 (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | サーボトラックライタの並列制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0785346B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100512365B1 (ko) * | 1997-12-31 | 2005-11-08 | 삼성전자주식회사 | 서보 트랙 라이트 방법 |
-
1989
- 1989-05-09 JP JP11577389A patent/JPH0785346B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02294974A (ja) | 1990-12-05 |
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