JPH0784684A - コンピュータシステム - Google Patents

コンピュータシステム

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Publication number
JPH0784684A
JPH0784684A JP5251167A JP25116793A JPH0784684A JP H0784684 A JPH0784684 A JP H0784684A JP 5251167 A JP5251167 A JP 5251167A JP 25116793 A JP25116793 A JP 25116793A JP H0784684 A JPH0784684 A JP H0784684A
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JP
Japan
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power supply
job
management unit
power
unit
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Application number
JP5251167A
Other languages
English (en)
Inventor
Futoshi Sakai
太 境
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0784684A publication Critical patent/JPH0784684A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 業務ソフトの終了と共にコンピュータの電源
をオフにすることでエンドユーザーのファイル操作を制
限し、これによって保守を強化すること。 【構成】 メモリ3と,記憶手段4と,メモリ3等に電
力を供給する電源部7と,電力の供給が開始されたとき
にオペレーティングシステムファイル10aをメモリ3
へ読込むことでオペレーティングシステムとしての動作
を開始するCPU2とを備えたコンピュータを有すると
共にこのコンピュータ1の電源部7に電力を供給する電
源供給装置20を具備したコンピュータシステムにおい
て、オペレーティングシステム10が、ジョブ管理部1
2からのジョブ無信号12aの受信によって電源断信号
15aを出力する電源供給制御部20を備え、電源供給
装置20が、電源断信号の受信によってコンピュータ1
の電源部7への電源供給を停止する電源供給停止機能を
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タによるコンピュータシステムのうち、特に保守を強化
したコンピュータシステム関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータシステムを図7乃至
図8を参照して説明する。コンピュータシステムは最も
簡素な構成で、入力手段5であるキーボードと、表示手
段6であるCRTとを併設するコンピュータ1とによっ
て構成され、このコンピュータ1が、CPU2と、メモ
リ3と、記憶手段4と、電源回路部7とを有していた。
そして、コンピュータ1のCPU2は電源投入時にメモ
リ3にオペレーティングシステムファイル10aを読み
込み、この読み込み以降はCPU1及びメモリ2からな
るオペレーティングシステム10がコンピュータ1の基
本動作を駆動制御していた。
【0003】ここで、オペレーティングシステムにMS
−DOS(米国マイクロソフト社の登録商標)を採用し
た場合を例にその構成及び作用を説明する。
【0004】まず、エンドユーザーがコンピュータ1の
スイッチ17をオンにして電源を投入する。電源回路部
7からCPU2等に電力が供給されると、CPU2はメ
モリ3などのハードウェアをチェックする。このチェッ
クが終了すると記憶手段4を検索して、オペレーティン
グシステムファイル10aである「IO.SYS」ファ
イル及び「MSDOS.SYS」ファイルをメモリ3に
読み込む。この「IO.SYS」ファイル及び「MSD
OS.SYS」ファイルは記憶手段4であるディスク上
の特定の位置に格納されている。また、実際には、メモ
リ3などのハードウエアのチェック及びオペレーティン
グシステムファイル10aの読み込みはCPU2に併設
される図示しないプログラムROMに記載された手順に
基づいて行なわれる。
【0005】「MSDOS.SYS」にはタスク管理部
11の機能を始めとする種々の実行手順が収められてい
る。CPU2が「MSDOS.SYS」をメモリ3に読
み込むことで、タスク管理部11として機能し、タスク
管理,メモリ管理,ファイル管理,ディスク管理,デバ
イス管理を行なう。「MSDOS.SYS」はカーネル
と呼ばれ、すべてのMS−DOSの動作を監視し統制す
る。
【0006】「IO.SYS」には入出力管理部13の
動作に係わる実行手順が収められている。CPU2がこ
の「IO.SYS」を読み込みコンピュータ1に内蔵さ
れているBIOSを利用することで入出力管理部13と
して機能する。入出力管理部13は入力手段5及び表示
手段6とのデータの送受信の管理すると共に記憶手段7
であるディスクに対するデータの格納及び読み込みの制
御を行なう。
【0007】このオペレーティングシステムファイル1
0aの読み込みによって、コンピュータ1の制御はMS
−DOSで行なわれるようになる。この読み込みの次に
は、周辺装置の設定が記載された「CONFIG.SY
S」ファイルをメモリに読み込み、次にシェルである
「COMMAND.COM」を組み込む。これら「CO
NFIG.SYS」および「COMMAND.COM」
はコンピュータ1の終了までメモリ3に常駐する。
【0008】「COMMAND.COM」は、メモリ3
に常駐することでジョブ管理部12としての機能を開始
する。ジョブ管理部12は、特にシェル機能及びバッチ
機能を提供する。ジョブ管理部12のシェル機能は、入
出力管理部13からのコマンドをジョブJに解析して実
行に必要な必要なプログラムファイル及びデータファイ
ルを収集すると共に、当該ジョブJをジョブステップJ
sに分割してタスク管理部11に引き渡す。また、タス
ク管理部11の処理結果を受け取り入出力管理部13に
出力する。
【0009】また、バッチ機能は、複数のジョブを一連
の命令として入出力管理部13から受取り、この一連の
命令をジョブステップJsに分割した後タスク管理部1
1に順次引き渡す。この引き渡しは、タスク管理部11
によるジョブステップJsの処理終了を待ち、このジョ
ブステップJsの処理結果を得てから次のジョブステッ
プJsを引き渡すように行なわれる。ジョブ管理部12
であるメモリ4に常駐した「COMMAND.COM」
は、ファイルの名称が「.BAT」で終わるファイルを
入出力管理部13から受け取ると、そのファイルの内容
に対してこのバッチ処理を行なう。この拡張子が「.B
AT」であるファイルはバッチファイルと呼ばれ、その
中でも特にAUTOEXEC.BATファイルは電源の
投入時に上述した「IO.SYS」など各種ファイルの
読み込みの直後にジョブ管理部12に引き渡され実行さ
れる。
【0010】「AUTOEXEC.BAT」が実行され
バッチファイル中のプログラムが全て終了し当該バッチ
処理が終了すると、ジョブ管理部12はプロンプト(入
力促進記号)を表示手段に出力する。ジョブ管理部12
は、このプロンプトを介してユーザーとMS−DOSの
対話的な実行環境を提供する。そのため、プロンプトが
表示されている時、エンドユーザーはファイルの削除や
環境設定など無制限にコンピュータを扱うことが出来
る。また、エンドユーザーがコンピュータの使用を終了
するときは、プロンプトが出ている時に電源をオフにす
ることが保守の点で奨励されている。
【0011】上述したように、MS−DOSにおいて
「AUTOEXEC.BAT」ファイルは、コンピュー
タの電源投入時若しくはリセット時に自動的にプログラ
ムを開始させるバッチファイルであり、「AUTOEX
EC.BAT」ファイルに業務ソフトなどプログラム名
を記入しておくことで業務ソフトの自動実行が実現され
るようになっている。
【0012】この「AUTOEXEC.BAT」ファイ
ルへの記入は複数のプログラムの記載が可能であり、ジ
ョブ管理部12はファイルの先頭に記載されたプログラ
ムから順次コマンドを解析してタスク管理部11に引き
渡し、タスク管理部11の処理の終了を待って次のプロ
グラムのコマンドをジョブステップJsに分割してタス
ク管理部11に引き渡す。このため、「AUTOEXE
C.BAT」ファイルに業務ソフトなどのプログラム名
を記載しておくと電源投入時にはプロンプトが表示され
ず、「AUTOEXEC.BAT」ファイルに記載され
た全てのプログラムの実行が終了した時点でプロンプト
が表示される。
【0013】また、コンピュータ1の電源は家庭用電源
からの電力でも使用できるように電源回路部7が所定の
変換を行なっている。そして、表示手段6への電力の供
給も電源回路部7を介してコンピュータ1から行ってい
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では、ユー
ザーが電源を入れ、「AUTOEXEC.BAT」ファ
イルに記載されたプログラムが終了すると、プロンプト
(入力促進記号)が出力されてコマンドの入力待ちとな
る。このプロンプトが表示されている間、業務ソフト等
の制約を受けずにエンドユーザーは自由にコンピュータ
を使用できるようになる。
【0015】しかし、パーソナルコンピータが学校や企
業で組織的に利用されている場合、例えば学校では教育
用として企業ではデータ管理用として利用される場合、
1台のコンピュータを複数のエンドユーザーが利用する
ため、個人使用による場合よりも強固に保守を確立する
必要が生じる。
【0016】従来例によると、プログラム終了時にプロ
ンプト(入力促進記号)を表示するため、誰でも自由に
コマンドが実行でき、そのためファイルの変更や実行環
境の再設定が可能な状態になってしまう、という不都合
があった。
【0017】例えば、「CONFIG.SYS」をエン
ドユーザーが間違って編集してしまう可能性があり、こ
の「CONFIG.SYS」ファイル中の一行を削除し
てしまった場合は次回の電源投入時にコンピュータ1が
正常に起動しない可能性が生じる、などのという不都合
があった。
【0018】
【発明の目的】本発明は、係る従来例の有する不都合を
改善し、特に業務ソフトの終了と共にコンピュータの電
源をオフにすることで、エンドユーザーのファイル操作
を制限し、これによって保守を強化することができるコ
ンピュータシステムを提供することを、その目的とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明では、CPUが直
接に利用するメモリと,オペレーティングスステムファ
イル等を格納する記憶手段と,供給された電力を所定の
電圧に変更してメモリや記憶手段等に出力する電源回路
部と,この電源回路部から電力の出力が開始されたとき
にオペレーティングシステムファイルをメモリへ読込む
ことによってオペレーティングシステムとしての動作を
開始するCPUとを備えたコンピュータを有すると共
に、このコンピュータの電源回路部に電力を供給する電
源供給装置を具備し、オペレーティングシステムが、C
PUの最小限の処理対象であるタスクを管理するタスク
管理部と,入力されたコマンドからジョブを解析してジ
ョブステップに分割したうえ当該ジョブステップをタス
ク管理部に引き渡すジョブ管理部と,電源供給装置や記
憶手段等の周辺機器との信号やデータの入出力を管理す
る入出力管理部を備えたコンピュータシステムにおい
て、オペレーティングシステムが、ジョブ管理部から実
行中のジョブが無いことを表示するジョブ無信号を受信
したときに電源供給装置へ電源断信号を出力する電源供
給制御部を有し、電源供給装置が、電源断信号の受信に
よってコンピュータの電源回路部への電源供給を停止す
る電源供給停止機能を備えた、等の構成を採っている。
これによって前述した目的を達成しようとするものであ
る。
【0020】
【作用】電源供給制御部15が起動されると、電源供給
制御部15は当該電源供給制御に係わるジョブをジョブ
管理部12に出力する。ジョブ管理部12は、実行中の
ジョブの有無を確認して中断しているタスク処理がある
時はそのタスクに処理を移すようにタスク管理部11に
依頼し、次に、メモリに割り当てられているファイルを
記憶手段に格納するかどうかを画面表示する。中断して
いるタスクが無く継続中のジョブが無い時、ジョブ無信
号を電源供給制御部15に出力する。
【0021】電源供給制御部15はジョブ無信号の受信
に応じて、電源断信号を入出力管理部13を介して電源
供給装置20に出力する。電源供給装置20は、この電
源断信号の受信よって、電源回路部7への電源供給を停
止する。
【0022】コンピュータ1は電源回路7から電力が供
給されなくなるため、その駆動を停止する。
【0023】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0024】図1及び図2は本発明の一実施例を示すブ
ロック図である。本実施例においてコンピュータシステ
ムは、CPU2が直接に利用するメモリ3と,オペレー
ティングスステムファイル10a等を格納する記憶手段
4と,供給された電力を所定の電圧に変更してメモリ3
や記憶手段4等に出力する電源回路部7と,この電源回
路部7から電力の出力が開始されたときにオペレーティ
ングシステムファイル10aをメモリへ読込むことによ
ってオペレーティングシステム10としての動作を開始
するCPU2とを備えたコンピュータを有すると共に、
このコンピュータの電源回路部に電力を供給する電源供
給装置を具備している。
【0025】オペレーティングシステム10が、CPU
2の最小限の処理対象であるタスクを管理するタスク管
理部11と,入力されたコマンドからジョブJを解析し
てジョブステップJsに分割したうえ当該ジョブステッ
プJsをタスク管理部に引き渡すジョブ管理部12と,
電源供給装置20や記憶手段4等の周辺機器との信号や
データの入出力を管理する入出力管理部13を備えてい
る。
【0026】本実施例においてオペレーティングシステ
ム10が、ジョブ管理部12から実行中のジョブが無い
ことを表示するジョブ無信号12aを受信したときに電
源供給装置20へ電源断信号15aを出力する電源供給
制御部15を有している。
【0027】また、電源供給装置20が、電源断信号1
5aの受信によってコンピュータ1の電源回路部7への
電源供給を停止する電源供給停止機能を備えたている。
【0028】さらに、ジョブ管理部12が、入出力管理
部11からDOWNコマンドを受信したとき電源供給制
御部15を起動して電源供給制御に係わるジョブ手順1
5Jを所得すると共に当該ジョブJをジョブステップJ
sに分割するシェル機能と、当該ジョブステップJsをタ
スク管理部11における他のジョブステップJsの処理
終了を待って順次タスク管理部11に引き渡すバッチ機
能を有している。
【0029】これを詳細に説明する、図3に示すよう
に、入力手段5はキーボードやポインティングデバイス
等情報を入力する機器であり、「CONFIG.SY
S]によって選択され入出力管理部13が有するキーボ
ードドライバ等で制御される。表示手段12はCRTや
液晶ディスプレイ等情報を表示する機器であり、入出力
管理部13のディスプレイドライバが制御している。コ
ンピュータ1はCPU2と,このCPU2が直接に利用
するメモリ3と,間接的に利用する記憶装置4と,入力
手段5などの周辺機器との接続のためのコネクタ等から
構成され、入力された情報を演算処理して外部出力す
る。コンピュータ1には上記のほかに外部記憶装置や,
モデムや,プリンタ等が接続されていても良い。
【0030】オペレーティングシステム10はコンピュ
ータ1を効率よく利用するための基本ソフトで、タスク
管理部11,ジョブ管理部12,入出力管理部13など
からなり、タスク管理部11はCPU2が直接に利用す
るメモリの割り当て及びCPU2の実行処理やタスク切
り替えなどを制御し、ジョブ管理部12はユーザーが求
める機能を最小限の単位としたジョブが正常に実行され
るよう監視すると共に制御し、入出力管理部13は、入
力手段11等周辺機器とのデータの送受信を制御する。
オペレーティングシステム10は、CPU2がコンピュ
ータ1の起動時にオレーティングシステムファイル10
aをメインメモリに読み込むことで、このCPU2とメ
インメモリ3とによりその機能を開始する。
【0031】電源供給装置20はコンピュータ10に電
力を供給する。電源装置20の電源投入スイッチはソフ
トタッチスイッチが採用されている。電源供給装置20
の電源供給停止機能は、例えば、自らの電源をオフにす
ることで実現する。また、電源回路部7は、電源供給装
置20から電力の供給を受け、CPU2やメモリ3に応
じた電圧に変更したうえで出力する。さらに、記憶手段
4のディスクを回転させるモータへも同様に所定の電圧
に変更した上で出力する。また、コンピュータ1の種類
に応じてバッテリを併設しコンピュータ1が有する各部
への電力の供給を行なっても良い。
【0032】電源供給制御部15は、DOWNコマンド
を受信したジョブ管理部12によって起動され、電源供
給制御に係わる実行手順をジョブ管理部12に出力す
る。その実行手順の内容は、まず、ジョブ管理部12に
実行中のジョブJがあるかどうか問い合わせると共に、
タスク管理部11にメモリが割り当てられているファイ
ルがあるかの確認を行なう。次に、実行中のジョブがあ
る時、そのジョブJにタスクを切り替えた上オープンさ
れていてメモリが割り当てられている当該ファイルを表
示し、このファイルの保存について確認する。電源供給
制御部15がジョブ管理部12からジョブ無信号12a
を受信した時、電源装置20に電源断信号15aを出力
する。
【0033】記憶手段4は磁気ディスクや光磁気ディス
クなど記憶媒体とそのドライブとから構成され、プログ
ラムファイルやデータファイルを格納する。ここでは、
記憶媒体上の特別の位置であるブートブロックにオペレ
ーティングシステムファイル10aである「MSDO
S.SYS」及び「IO.SYS」が格納されている。
また、図5に示すように、「CONFIG.SYS」や
「AUTOEXEC.BAT」ファイル及び「DOW
N」コマンドやその他MS−DOSのコマンドが格納さ
れている。
【0034】第一実施例の作用を図3乃至図4を参照し
て説明する。コンピュータ1の導入時は、スイッチ1
7,21ともにオフである。最初にスイッチ21,つま
り電源供給装置20に電源を入れ、次にコンピュータ1
の電源を入れる。ここで業務ソフトが、例えば学校なら
教育用ソフトが、企業ならデータ管理用ソフトが「AU
TOEXEC.BAT」ファイルによって起動する。
【0035】「AUTOEXEC.BAT」ファイルは
入出力管理部13を介して記憶手段4からジョブ管理部
12に引き渡され、ジョブ管理部12は「AUTOEX
EC.BAT」ファイルに記載される全てのコマンドま
たはプログラム名をメモリ3を用いて格納しておき、順
次タスク管理部11に引き渡す。タスク管理部11はジ
ョブステップJsをさらにタスクに分割してCPU2に
実行させ、この実行結果をジョブ管理部12に出力す
る。
【0036】定例の業務終了後、それぞれの業務ソフト
の終了を選択するが、ここであらかじめ「AUTOEX
EC.BAT」ファイルに業務ソフト名の次にDOWN
コマンドが記載されていて、業務ソフトの終了によって
ジョブ管理部12はDOWNコマンドをジョブステップ
Jsに分割した上タスク管理部11に出力する。
【0037】DOWNコマンドは、ジョブ管理部12に
対して実行中のジョブやオープンされたままのファイル
があるかどうかを問い合わせ、ジョブ管理部12からジ
ョブ無信号12aを受信したとき電源断信号15aを電
源供給装置20に伝達する。また、CRT上に割込み画
面を挿入し、プロンプト入力ができないようにしてもよ
い。
【0038】このように、業務ソフト終了を選択すると
DOWNコマンドが実行され、電源断命令が電源供給装
置20に出力され、電源装置20はコンピュータ1の電
源回路部7への電源の供給を停止する。
【0039】例えば、電源断命令の受信によって電源供
給装置は自らへの電力供給を停止することで、電源回路
部7への電力供給を停止するようにしてもよい。そうす
るとコンピュータ20は電源断制御装置20に接続され
ているので電源が切断される。この時点で、パーソナル
コンピュータ10のスイッチ11はON、電源断制御装
置20のスイッチ21はOFFとなる。それ以後のエン
ドユーザーによる電源のON/OFFは電源装置20の
スイッチ21を使って行なう。
【0040】このDOWNコマンドは、入力手段を用い
てプロンプトに”DOWN”と入力しても同様の作用が
生じる。
【0041】上述したように第一実施例では、電源供給
制御部15が起動中にジョブ管理部12から実行中のジ
ョブJが無いとの信号を得た時、電源供給装置20に電
源断信号を出力する。これによって、電源のオフをソフ
トウエアーで制御することができ、保守をより確実にす
ることができる。
【0042】また、電源供給制御部15をDOWNコマ
ンドによって起動するため、このDOWNコマンドを
「AUTOEXEC.BAT」ファイルに記載しておく
ことで電源の投入からオフまでを一元的に管理すること
ができ、これによってエンドユーザーの誤使用などによ
るファイルの削除や実行環境設定の変更等が行なわれな
くなるため、保守を強固にすることができる。
【0043】さらに、DOWNコマンドは種々の実行形
式があり、バッチファイルに分岐処理などを活用したう
えDOWNコマンドを実行させるなど、きめ細かい保守
を行なうことのできるコンピュータシステムを提供する
ことができる。
【0044】次に、第二実施例を図6を参照して説明す
る。
【0045】第二実施例では、オペレーティングシステ
ム10が、設定された時間T1が経過した時または設定
された時刻T2になった時にクロック信号CLを出力す
る時間管理部14を有し、電源供給制御部15に、時間
幅T1及び時刻設定T2を受け付けて当該設定された時間
幅T1が経過した時または設定された時刻になった時に
クロック信号CLを出力するよう時間管理部14を制御
すると共にこのクロック信号CLの受信まで電源供給制
御部15の電源断信号15aの出力を制限する時間監視
部16を併設した。
【0046】さらに、ジョブ管理部12が、DOWNコ
マンド及びこのコマンドに付随して設定されている時間
幅の設定T1または時刻の設定T2を入出力管理部13か
ら受信したとき電源断時間監視部16及び電源供給制御
部15を起動して当該ジョブJをジョブステップJsに
分割するシェル機能と、タスク管理部11の空きを待っ
て当該ジョブステップJsをタスク管理部11に引き渡
すバッチ機能を有している。その他の構成は第一実施例
と同様である。
【0047】これを詳細に説明する。第二実施例では、
電源供給制御部15の機能を最大限に活用するため、コ
ンピュータの電源オフを実際に行なう時間を制御する電
源断時間監視部16を設けている。
【0048】従来、パーソナルコンピュータやワークス
テーションは内蔵の電池で駆動する時計を有していて、
この時計による時刻表示や経過時間表示などがオペレー
ティングシステム10の時間管理部14によって行なわ
れていた。
【0049】ジョブ管理部12は、入出力管理部13か
ら時間設定Tが付随したDOWNコマンドを受信した
時、電源断時間管理部16を起動して当該時間設定を電
源断時間管理部16に伝送する。電源断時間管理部16
は設定された時間になった時クロック信号CLを出力す
るように時間管理部14を設定する。ジョブ管理部12
は電源断時間管理部16の電源断時間設定に係わる当該
ジョブのタスク管理部11への出力及び処理結果の受信
の終了後、電源供給制御部15を起動する。
【0050】ジョブ管理部12は、電源断時間監視部1
6により、クロック信号CLの出力の終了後に電源供給
制御部15の電源断信号発信処理を行なうようバッチ処
理する。
【0051】上述したように第二実施例によると、電源
供給制御部15に電源断時間監視部16を併設し、電源
断を実際に行なう時間を制御するため、例えば、周辺機
器との関係ですぐ電源をオフにしたくないとき、3時間
後に電源をオフにする設定をすることができ、また、コ
ンピュータの電源をある時刻に未使用であればオフにす
るなどの設定をすることがきる。
【0052】また、上述した第一実施例及び第二実施例
において、DOWNコマンドに係る「AUTOEXE
C.BAT」ファイルの変更が必要になった時は、電源
を再接続することによって行なう。
【0053】本実施例では電源供給制御部に電源断時間
監部のみを併設したが、ネットワークに接続されファイ
ルを共有する複数のコンピュータシステムの場合は電源
供給制御部にネットワーク監視手段を併設し、ディスク
が共有されている場合に対処する。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、電
源供給制御部が、業務ソフトの終了と共にコンピュータ
の電源をオフにすることから、コンピュータによる業務
の開始から終了までエンドユーザーがプロンプトにコマ
ンドを入力することがなく、従って、エンドユーザーが
ファイルの変更,削除,環境の変更等などの操作を行
な、わない、このため、コンピュータ運用上の保守を確
立することのできる、従来に無い優れたプリンタ装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す機能ブロック図
である。
【図2】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】一実施例の構成を示す正面図である。
【図4】一実施例の作用を説明するためのブロック図で
ある。
【図5】オペレーティングシステムファイルの内容を示
す説明図である。
【図6】第二実施例の構成を示す機能ブロック図であ
る。
【図7】従来例の構成を示すブロック図である。
【図8】従来例の構成を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ 2 CPU 3 メモリ 4 記憶手段 5 入力手段 6 表示手段 7 電源回路部 10 オペレーティングシステム 10a オペレーティングシステムファイル 11 タスク管理部 12 ジョブ管理部 13 入出力管理部 14 時間管理部 15 電源供給制御部 15a 電源断信号 16 電源断時間監視部 17 (コンピュータの)スイッチ 20 電源供給装置 21 (電源供給装置の)スイッチ J ジョブ Js ジョブステップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUが直接に利用するメモリと,オペ
    レーティングスステムファイル等を格納する記憶手段
    と,供給された電力を所定の電圧に変更して前記メモリ
    や前記記憶手段等に出力する電源回路部と,この電源回
    路部から電力の出力が開始されたときに前記オペレーテ
    ィングシステムファイルを前記メモリへ読込むことによ
    ってオペレーティングシステムとしての動作を開始する
    CPUとを備えたコンピュータを有すると共に、このコ
    ンピュータの前記電源回路部に電力を供給する電源供給
    装置を具備し、 前記オペレーティングシステムが、前記CPUの最小限
    の処理対象であるタスクを管理するタスク管理部と,入
    力されたコマンドからジョブを解析してジョブステップ
    に分割したうえ当該ジョブステップをタスク管理部に引
    き渡すジョブ管理部と,前記電源供給装置や前記記憶手
    段等の周辺機器との信号やデータの入出力を管理する入
    出力管理部とを備えたコンピュータシステムにおいて、 前記オペレーティングシステムが、前記ジョブ管理部か
    ら実行中のジョブが無いことを表示するジョブ無信号を
    受信したときに前記電源供給装置へ電源断信号を出力す
    る電源供給制御部を有し、 前記電源供給装置が、電源断信号の受信によってコンピ
    ュータの前記電源回路部への電源供給を停止する電源供
    給停止機能を備えたことを特徴とするコンピュータシス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記オペレーティングシステムが、設定
    された時間が経過した時または設定された時刻になった
    時にクロック信号を出力する時間管理部を有し、前記電
    源供給制御部に、時間幅及び時刻設定を受け付けて当該
    設定された時間幅が経過した時または設定された時刻に
    なった時にクロック信号を出力するよう前記時間管理部
    を制御すると共に,このクロック信号の受信まで前記電
    源供給制御部の電源断信号の出力を制限する電源断時間
    監視部を併設したことを特徴とする請求項1記載のコン
    ピュータシステム。
  3. 【請求項3】 前記ジョブ管理部が、前記入出力管理部
    からDOWNコマンドを受信したとき前記電源供給制御
    部を起動して電源供給制御に係わるジョブを所得すると
    共に当該ジョブをジョブステップに分割するシェル機能
    と、当該ジョブステップをタスク管理部における他のジ
    ョブステップの処理終了を待って順次前記タスク管理部
    に引き渡すバッチ機能を有することを特徴とした請求項
    1記載のコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】前記ジョブ管理部が、DOWNコマンド及
    びこのコマンドに付随して設定されている時間幅の設定
    または時刻の設定を前記入出力管理部から受信したとき
    前記時間監視部及び前記電源供給制御部を起動して当該
    ジョブをジョブステップに分割するシェル機能と、タス
    ク管理部の空きを待って当該ジョブステップを前記タス
    ク管理部に引き渡すバッチ機能を有することを特徴とし
    た請求項2記載のコンピュータシステム。
JP5251167A 1993-09-13 1993-09-13 コンピュータシステム Pending JPH0784684A (ja)

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