JPH0784146A - 接続用光素子、その製造方法及び光素子の接続方法 - Google Patents
接続用光素子、その製造方法及び光素子の接続方法Info
- Publication number
- JPH0784146A JPH0784146A JP5229402A JP22940293A JPH0784146A JP H0784146 A JPH0784146 A JP H0784146A JP 5229402 A JP5229402 A JP 5229402A JP 22940293 A JP22940293 A JP 22940293A JP H0784146 A JPH0784146 A JP H0784146A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- optical
- optical fiber
- optical element
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/10—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type
- G02B6/12—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind
- G02B2006/12166—Manufacturing methods
- G02B2006/12195—Tapering
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/26—Optical coupling means
- G02B6/30—Optical coupling means for use between fibre and thin-film device
- G02B6/305—Optical coupling means for use between fibre and thin-film device and having an integrated mode-size expanding section, e.g. tapered waveguide
Landscapes
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】光ファイバや光導波路の設計や製作段階におけ
る誤差によりそれらの等価屈折率が変わった場合でも光
導波路の光素子間の接続を容易にし、かつ接続による光
強度の損失を少なくすること。 【構成】光ファイバあるいは光導波路からなる接続用光
素子において、それらの接続端におけるモードフィール
ドと被接続光素子のモードフィールドとの整合性が良く
なるようにするか、または光素子の外形は変えずに、光
素子の接続端付近のコア側面の形を、光素子中心軸をコ
ア断面の中心とした円錐柱形あるいは角錐柱形にテーパ
化し、接続端に向かってコア断面を相似的に接続対象の
光素子のコア断面より縮小するか、あるいは被接続対象
の光素子のコア断面より拡大すること。
る誤差によりそれらの等価屈折率が変わった場合でも光
導波路の光素子間の接続を容易にし、かつ接続による光
強度の損失を少なくすること。 【構成】光ファイバあるいは光導波路からなる接続用光
素子において、それらの接続端におけるモードフィール
ドと被接続光素子のモードフィールドとの整合性が良く
なるようにするか、または光素子の外形は変えずに、光
素子の接続端付近のコア側面の形を、光素子中心軸をコ
ア断面の中心とした円錐柱形あるいは角錐柱形にテーパ
化し、接続端に向かってコア断面を相似的に接続対象の
光素子のコア断面より縮小するか、あるいは被接続対象
の光素子のコア断面より拡大すること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバあるいは光
導波路からなる光素子、それら光素子の製造方法及びそ
れら光素子の接続方法に関するものである。
導波路からなる光素子、それら光素子の製造方法及びそ
れら光素子の接続方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ファイバあるいは光導波路から
なる光素子を相互に接続するに当たっては、それら光素
子の中心軸を合わせ、また光素子の接続端のモードフィ
ールドの整合性が良くなるように接続していた。
なる光素子を相互に接続するに当たっては、それら光素
子の中心軸を合わせ、また光素子の接続端のモードフィ
ールドの整合性が良くなるように接続していた。
【0003】光ファイバを相互に接続する場合は、接続
端のモードフィールドを可及的に合わせるため、光ファ
イバのコア径と同じとし、かつ相互の中心軸を合わせて
接続していた。また光導波路に光ファイバを接続する際
には光導波路のコアの外形(幅及び高さ)を光ファイバ
のコアと同じとし、かつ相互の中心軸を合わせて接続し
ていた。
端のモードフィールドを可及的に合わせるため、光ファ
イバのコア径と同じとし、かつ相互の中心軸を合わせて
接続していた。また光導波路に光ファイバを接続する際
には光導波路のコアの外形(幅及び高さ)を光ファイバ
のコアと同じとし、かつ相互の中心軸を合わせて接続し
ていた。
【0004】接続に使用する光ファイバのコア径は接続
の対象となる光ファイバや光導波路などのコア径及びコ
ア外形に対し、同等の大きさを有するものを使用してい
た。これにより接続の際、各コアの中心軸を合わせて接
続していた。
の対象となる光ファイバや光導波路などのコア径及びコ
ア外形に対し、同等の大きさを有するものを使用してい
た。これにより接続の際、各コアの中心軸を合わせて接
続していた。
【0005】しかしながら、この中心軸を合わせるとい
う操作は調整が困難で、簡便には行えない。また、この
中心軸を合わせるという操作は調整が不確実な程接続部
付近で光信号は干渉光に変わり光信号を劣化させるの
で、従来の光素子を用いた接合では接合の歩留りが悪か
った。
う操作は調整が困難で、簡便には行えない。また、この
中心軸を合わせるという操作は調整が不確実な程接続部
付近で光信号は干渉光に変わり光信号を劣化させるの
で、従来の光素子を用いた接合では接合の歩留りが悪か
った。
【0006】また従来、光導波路あるいは光ファイバの
端に希土類添加光ファイバと接合する際、希土類添加部
分に入射光の強度の主要部分が十分に集中せず、希土類
添加光ファイバの光増幅作用の効率を上げることができ
なかった。
端に希土類添加光ファイバと接合する際、希土類添加部
分に入射光の強度の主要部分が十分に集中せず、希土類
添加光ファイバの光増幅作用の効率を上げることができ
なかった。
【0007】また、従来光素子を相互に接続する際、光
素子の接続端におけるモードフィールドの整合性を考慮
にいれて接続し、結合損失が低くなるように光素子のコ
ア外形、すなわち光導波路のコア幅あるいは光ファイバ
のコア径を決定して接続していた。
素子の接続端におけるモードフィールドの整合性を考慮
にいれて接続し、結合損失が低くなるように光素子のコ
ア外形、すなわち光導波路のコア幅あるいは光ファイバ
のコア径を決定して接続していた。
【0008】図6には、接合対象の光ファイバ51のモ
ードフィールドとの整合性を考慮にいれて設計した光導
波路55のコア12を光ファイバ51の正常形状コア2
と接続した状況を示している。このような場合、図8に
示すように光ファイバ51のモードフィールド41と光
導波路55のモードフィールド42とがよくマッチして
いれば、接続による光強度の損失は低い。しかしなが
ら、図7に示される様に、接続を予定していたモードフ
ィールド42の光ファイバ51と異なるモードフィール
ド43の光ファイバ52と上記光導波路55とを接続す
ることになった場合や製作誤差でコア幅や等価屈折率の
値が設計値からずれた光導波路(図示せず)を接続する
ことになった場合は、光導波路と光ファイバとの接合の
損失は大きくなる。図9に示すように、異なったモード
フィールドを持つ光ファイバ52と光導波路55との接
合では接合の損失は大きくなる。
ードフィールドとの整合性を考慮にいれて設計した光導
波路55のコア12を光ファイバ51の正常形状コア2
と接続した状況を示している。このような場合、図8に
示すように光ファイバ51のモードフィールド41と光
導波路55のモードフィールド42とがよくマッチして
いれば、接続による光強度の損失は低い。しかしなが
ら、図7に示される様に、接続を予定していたモードフ
ィールド42の光ファイバ51と異なるモードフィール
ド43の光ファイバ52と上記光導波路55とを接続す
ることになった場合や製作誤差でコア幅や等価屈折率の
値が設計値からずれた光導波路(図示せず)を接続する
ことになった場合は、光導波路と光ファイバとの接合の
損失は大きくなる。図9に示すように、異なったモード
フィールドを持つ光ファイバ52と光導波路55との接
合では接合の損失は大きくなる。
【0009】従来の接続に用いていた光ファイバ51の
コア径は、図2及び図6に示す様に接続の対象となる光
ファイバ51のコア径や光導波路55のコア外形と同等
のものである。そして、光ファイバ51と同種の光ファ
イバ51やあるいは光導波路55等の光素子を接続する
場合、光素子と光ファイバの各コア中心軸5を合わせて
接続している。しかしながら、この軸合わせは、調整が
困難で簡便ではない。また、この軸調整が不確実なほど
光信号は接続部付近で光信号を劣化させる干渉光に変わ
ってしまう。そのため、接続時の軸調整は時間がかか
り、たとえ調整がうまくいっても両者のコア軸が直線状
に接続されなければ同様な干渉光が生じる。よって、従
来の光ファイバを用いた接続では歩留りが悪くコストが
高くなってしまう。
コア径は、図2及び図6に示す様に接続の対象となる光
ファイバ51のコア径や光導波路55のコア外形と同等
のものである。そして、光ファイバ51と同種の光ファ
イバ51やあるいは光導波路55等の光素子を接続する
場合、光素子と光ファイバの各コア中心軸5を合わせて
接続している。しかしながら、この軸合わせは、調整が
困難で簡便ではない。また、この軸調整が不確実なほど
光信号は接続部付近で光信号を劣化させる干渉光に変わ
ってしまう。そのため、接続時の軸調整は時間がかか
り、たとえ調整がうまくいっても両者のコア軸が直線状
に接続されなければ同様な干渉光が生じる。よって、従
来の光ファイバを用いた接続では歩留りが悪くコストが
高くなってしまう。
【0010】また、希土類添加光ファイバと従来の光フ
ァイバを接続した際、希土類添加光ファイバの光増幅作
用に必要な入射光の強度が、希土類添加部分に十分に集
中せず、光増幅作用の効率を上げることができなかっ
た。
ァイバを接続した際、希土類添加光ファイバの光増幅作
用に必要な入射光の強度が、希土類添加部分に十分に集
中せず、光増幅作用の効率を上げることができなかっ
た。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
した従来技術の問題点を解消し、光ファイバや光導波路
の光素子間の接続を容易にし、かつ接続による光強度の
損失を少なくすること、光導波路の設計や製作段階にお
ける誤差により光導波路の等価屈折率が変わった場合で
もその光導波路との接続による光強度の損失を少なくす
ること、希土類添加光ファイバの光増幅作用を効率良く
誘発させるよう、希土類添加光ファイバへの入射光の強
度を上げることにある。
した従来技術の問題点を解消し、光ファイバや光導波路
の光素子間の接続を容易にし、かつ接続による光強度の
損失を少なくすること、光導波路の設計や製作段階にお
ける誤差により光導波路の等価屈折率が変わった場合で
もその光導波路との接続による光強度の損失を少なくす
ること、希土類添加光ファイバの光増幅作用を効率良く
誘発させるよう、希土類添加光ファイバへの入射光の強
度を上げることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、 1)光ファイバあるいは光導波路からなる光素子におい
て、前記光素子の外形は変えずに、光素子の接続端付近
のコア側面を、光素子中心軸をコア断面の中心とした円
錐柱形あるいは角錐柱形にテーパ化し、接続端に向かっ
てコア断面を接続対象の光素子のコア断面より縮小する
か、あるいは被接続対象の光素子のコア断面より拡大す
ることを特徴とする接続用光素子。
て、前記光素子の外形は変えずに、光素子の接続端付近
のコア側面を、光素子中心軸をコア断面の中心とした円
錐柱形あるいは角錐柱形にテーパ化し、接続端に向かっ
てコア断面を接続対象の光素子のコア断面より縮小する
か、あるいは被接続対象の光素子のコア断面より拡大す
ることを特徴とする接続用光素子。
【0013】2)コア内に屈折率制御用添加物を含んだ
光ファイバの外周を加熱源で加熱しながら、該光ファイ
バの伝搬方向に沿って該加熱源を移動させることによ
り、該コア内の屈折率制御用添加物をクラッド内に拡散
させる方法を用い、該移動速度か加熱源のパワーのいず
れかを該光ファイバの光の伝搬方向に沿って変化させる
ことにより、光ファイバ端付近のコア径が円錐柱状にテ
ーパ化されることを特徴とする光ファイバの製造方法。
光ファイバの外周を加熱源で加熱しながら、該光ファイ
バの伝搬方向に沿って該加熱源を移動させることによ
り、該コア内の屈折率制御用添加物をクラッド内に拡散
させる方法を用い、該移動速度か加熱源のパワーのいず
れかを該光ファイバの光の伝搬方向に沿って変化させる
ことにより、光ファイバ端付近のコア径が円錐柱状にテ
ーパ化されることを特徴とする光ファイバの製造方法。
【0014】3)光ファイバあるいは光導波路からなる
光素子と光導波路を接合する際に、光導波路と被接続光
素子のモードフィールドの整合性が良くなるように、前
記光導波路の端付近に炭酸ガスレーザを照射して、前記
光導波路の等価屈折率を変化させることを特徴とする光
導波路の製造方法。
光素子と光導波路を接合する際に、光導波路と被接続光
素子のモードフィールドの整合性が良くなるように、前
記光導波路の端付近に炭酸ガスレーザを照射して、前記
光導波路の等価屈折率を変化させることを特徴とする光
導波路の製造方法。
【0015】4)光ファイバあるいは光導波路からなる
光素子において、前記光素子の外形は変えずに、光素子
の接続端付近のコア側面を、光素子中心軸をコア断面の
中心とした円錐柱形あるいは角錐柱形にテーパ化し、接
続端に向かってコア断面を接続対象の光素子のコア断面
より縮小するか、あるいは被接続対象の光素子のコア断
面より拡大し、光素子間の接合に際して接続対象の光素
子あるいは被接続対象の光素子のモードフィールドの整
合性が良くなるように、前記光素子の接続端付近のテー
パ部を加工することを特徴とする光素子の接続方法。
光素子において、前記光素子の外形は変えずに、光素子
の接続端付近のコア側面を、光素子中心軸をコア断面の
中心とした円錐柱形あるいは角錐柱形にテーパ化し、接
続端に向かってコア断面を接続対象の光素子のコア断面
より縮小するか、あるいは被接続対象の光素子のコア断
面より拡大し、光素子間の接合に際して接続対象の光素
子あるいは被接続対象の光素子のモードフィールドの整
合性が良くなるように、前記光素子の接続端付近のテー
パ部を加工することを特徴とする光素子の接続方法。
【0016】5)光ファイバあるいは光導波路からなる
光素子において、前記光素子を接続対象の希土類添加光
ファイバに接続するに際して、前記光素子の外形は変え
ず、光素子の中心軸をコア断面の中心とし、光素子の接
続端付近のコア側面の形を円錐柱形あるいは角錐柱形に
テーパ化し、接続断面に向かってコア断面を縮小して、
前記光素子の接続端のコア断面を接続の対象となる希土
類添加光ファイバのコア断面径よりも小さくすることを
特徴とする光素子の接続方法。
光素子において、前記光素子を接続対象の希土類添加光
ファイバに接続するに際して、前記光素子の外形は変え
ず、光素子の中心軸をコア断面の中心とし、光素子の接
続端付近のコア側面の形を円錐柱形あるいは角錐柱形に
テーパ化し、接続断面に向かってコア断面を縮小して、
前記光素子の接続端のコア断面を接続の対象となる希土
類添加光ファイバのコア断面径よりも小さくすることを
特徴とする光素子の接続方法。
【0017】である。
【0018】光素子(光ファイバあるいは光導波路から
なる)相互間の接続では、接続に用いる光ファイバや光
導波路や接続端部でのモードフィールドが接続する光素
子の接続端部でのモードフィールドとの間で整合性が良
くなるようにして接続し、接続による光強度の損失を少
なくする。
なる)相互間の接続では、接続に用いる光ファイバや光
導波路や接続端部でのモードフィールドが接続する光素
子の接続端部でのモードフィールドとの間で整合性が良
くなるようにして接続し、接続による光強度の損失を少
なくする。
【0019】さらに接続を容易にするために、光ファイ
バにあっては接続断面でのコア径を従来のものより小さ
くすること、光導波路では接続断面でのコア幅を狭くす
ることで、コア軸合わせの調整を簡便化し、接続を容易
にすることである。
バにあっては接続断面でのコア径を従来のものより小さ
くすること、光導波路では接続断面でのコア幅を狭くす
ることで、コア軸合わせの調整を簡便化し、接続を容易
にすることである。
【0020】光ファイバと光導波路を接続する場合で
は、被接続光素子である光導波路の接続断面でのコア幅
を光ファイバのコア径より広くすることによってコア軸
合わせの調整を簡便化できる。
は、被接続光素子である光導波路の接続断面でのコア幅
を光ファイバのコア径より広くすることによってコア軸
合わせの調整を簡便化できる。
【0021】またさらに、光ファイバを希土類添加光フ
ァイバと接続する場合接続断面でのコア径を小さくする
ことによって、希土類添加の分布と同等の範囲のコア径
を持たせ希土類添加光ファイバへの入射光の強度を上げ
ることができる。
ァイバと接続する場合接続断面でのコア径を小さくする
ことによって、希土類添加の分布と同等の範囲のコア径
を持たせ希土類添加光ファイバへの入射光の強度を上げ
ることができる。
【0022】一般に、接続用の光ファイバはガラス系材
料で製作されている。
料で製作されている。
【0023】また、光ファイバ同志を接続するとき、光
ファイバのクラッド3の径を変えずに接続する。光ファ
イバ同志を接続する場合、光ファイバのクラッド径を変
えないのは、アーク放電により生じる光ファイバ相互間
の自己調芯による光ファイバ欠落を抑えるためである。
ファイバのクラッド3の径を変えずに接続する。光ファ
イバ同志を接続する場合、光ファイバのクラッド径を変
えないのは、アーク放電により生じる光ファイバ相互間
の自己調芯による光ファイバ欠落を抑えるためである。
【0024】以下図3〜図5により、接続に用いる本発
明の光ファイバ50の構造について詳述する。
明の光ファイバ50の構造について詳述する。
【0025】本発明の光ファイバ50の接続端付近のコ
ア部の形状は、接続端に上面4a(コア径a2 )があ
り、上面4aから距離L離れてコアのテーパ部底面8
(コア径a1 )がある円錐柱状の形状をもっている。そ
して、このコアのテーパ部底面8以降左側は従来の光フ
ァイバ(例えば図1の右側の光ファイバ51のような均
一なコア径を有する光ファイバ)となっている。
ア部の形状は、接続端に上面4a(コア径a2 )があ
り、上面4aから距離L離れてコアのテーパ部底面8
(コア径a1 )がある円錐柱状の形状をもっている。そ
して、このコアのテーパ部底面8以降左側は従来の光フ
ァイバ(例えば図1の右側の光ファイバ51のような均
一なコア径を有する光ファイバ)となっている。
【0026】上記、図5に示されるテーパ形状コア1を
設計する際には、先ず光ファイバ角度θの決定が行わ
れ、これに伴いテーパ形状コア1の長さLが決定され
る。次いでコア径a2 を有する上面4a、コア径a1 を
有する底面8の順に決定する。
設計する際には、先ず光ファイバ角度θの決定が行わ
れ、これに伴いテーパ形状コア1の長さLが決定され
る。次いでコア径a2 を有する上面4a、コア径a1 を
有する底面8の順に決定する。
【0027】接続用光ファイバ50の接続断面でのコア
径a2 は接続対象とする従来の一般の光ファイバのコア
径a1 よりも小さくする。
径a2 は接続対象とする従来の一般の光ファイバのコア
径a1 よりも小さくする。
【0028】図3〜図5において、接続対象とする従来
のシングルモード光ファイバのコア径a1 をa1 =10
μm とした場合は、通常接続用光ファイバ50のコア径
a1も10μm とする。そして接続断面におけるコア径
a2 (a1 >a2 )は以下のように決定される。
のシングルモード光ファイバのコア径a1 をa1 =10
μm とした場合は、通常接続用光ファイバ50のコア径
a1も10μm とする。そして接続断面におけるコア径
a2 (a1 >a2 )は以下のように決定される。
【0029】すなわち、このテーパ形状コア1の長さL
及びファイバ断面でのコア径a2 は、接続の対象となる
光導波路や光ファイバのコア幅及びコア径に合わせて変
化させる。この場合、これはテーパ形状コア1におい
て、急激な形状変化は伝搬する光の強度を劣化されるこ
とになるので、テーパ形状コア1は緩やかな傾斜を持つ
ようにするためと、接続の対象となるシングルモード用
の光ファイバや光導波路に対して最適なコア径を端面に
施すためであり、Lは1cm〜2cm、a2 は1μm〜5μm
が好ましい範囲である。
及びファイバ断面でのコア径a2 は、接続の対象となる
光導波路や光ファイバのコア幅及びコア径に合わせて変
化させる。この場合、これはテーパ形状コア1におい
て、急激な形状変化は伝搬する光の強度を劣化されるこ
とになるので、テーパ形状コア1は緩やかな傾斜を持つ
ようにするためと、接続の対象となるシングルモード用
の光ファイバや光導波路に対して最適なコア径を端面に
施すためであり、Lは1cm〜2cm、a2 は1μm〜5μm
が好ましい範囲である。
【0030】次に、光導波路と光ファイバを接続する場
合について、接続の際の光導波路のコアの幅や高さ等の
外形及び等価屈折率の値の設計は、例えば図6におい
て、接続対象の光ファイバ51の接続端部でのモードフ
ィールド41のパターンに従って、該光導波路55の接
続端部でのモードフィールド42を合致させるように行
って、光導波路と光ファイバを接続するのが従来の接続
の方法であるが、この方法は光導波路の設計に多大の労
力を必要とする上に、やはり光導波路のコア軸と光ファ
イバのコア軸を合致させることも調整が困難で簡便では
ない。既に上記した通り、光導波路と光ファイバとの接
続をより容易にするために、例えば図16に示すよう
に、光導波路53の接続断面でのコア幅b2 を狭くする
ことで、コア軸合わせの調整を簡便化し、接続を容易に
することができる。また、光ファイバと光導波路を接続
する場合には、光導波路を被接続光素子とする場合、光
導波路の接続断面でのコア幅を光ファイバのコア径より
広くすることによってコア軸合わせの調整を簡便化する
こともできる(図示していない)。
合について、接続の際の光導波路のコアの幅や高さ等の
外形及び等価屈折率の値の設計は、例えば図6におい
て、接続対象の光ファイバ51の接続端部でのモードフ
ィールド41のパターンに従って、該光導波路55の接
続端部でのモードフィールド42を合致させるように行
って、光導波路と光ファイバを接続するのが従来の接続
の方法であるが、この方法は光導波路の設計に多大の労
力を必要とする上に、やはり光導波路のコア軸と光ファ
イバのコア軸を合致させることも調整が困難で簡便では
ない。既に上記した通り、光導波路と光ファイバとの接
続をより容易にするために、例えば図16に示すよう
に、光導波路53の接続断面でのコア幅b2 を狭くする
ことで、コア軸合わせの調整を簡便化し、接続を容易に
することができる。また、光ファイバと光導波路を接続
する場合には、光導波路を被接続光素子とする場合、光
導波路の接続断面でのコア幅を光ファイバのコア径より
広くすることによってコア軸合わせの調整を簡便化する
こともできる(図示していない)。
【0031】光導波路と光ファイバとの接続をより容易
にするために、光導波路の接続断面でのコア幅を狭くす
る例を図16に示した。図16において、テーパ部のコ
アはコア幅が上面でb2 、底面でb1 、高さMの角錐柱
状となる。
にするために、光導波路の接続断面でのコア幅を狭くす
る例を図16に示した。図16において、テーパ部のコ
アはコア幅が上面でb2 、底面でb1 、高さMの角錐柱
状となる。
【0032】
【作用】以下に光ファイバ同志を接続する場合につい
て、その作用を説明し、本発明の効果を明らかにする。
て、その作用を説明し、本発明の効果を明らかにする。
【0033】図10及び図11ならびに図12及び図1
3に光ファイバ同志を接続した場合の光の伝搬状態の模
式を示す。
3に光ファイバ同志を接続した場合の光の伝搬状態の模
式を示す。
【0034】図10は本発明による光ファイバ接続をコ
ア部のみで示す図である。また図11は従来の光ファイ
バ同志による接続をコア部の接続状態で示す図である。
ア部のみで示す図である。また図11は従来の光ファイ
バ同志による接続をコア部の接続状態で示す図である。
【0035】図10及び図11で示す光ファイバの接続
は各コア中心軸5が一致している理想状態での接合状態
である。図11の場合、光は光ファイバのコア内を全反
射して伝搬し、接続された光ファイバへと伝搬してい
く。しかしながら、実際の接続状態はほとんどが図12
及び図13に示すように各コア中心軸5が多少ずれてい
る。図13に示す従来の光ファイバ51同志を接続する
場合正常形状コア2内を全反射して伝搬していた光の一
部が接続部6でクラッド3内に放射され、放射された光
の一部10がコアに向かって戻ろうとするとき干渉波に
変換される。これにより、正常形状コア2内を伝搬する
光信号と干渉し、信号光の劣化を起こす。これに対し図
10の本発明の場合、各コア中心軸5が多少ずれても、
接続の対象となる光ファイバのコア径a1 よりも、接続
面6でのコア径a2 が小さいことと円錐柱状のテーパ化
による光の集中で常に正常形状コア2内での光の伝搬は
保たれる。
は各コア中心軸5が一致している理想状態での接合状態
である。図11の場合、光は光ファイバのコア内を全反
射して伝搬し、接続された光ファイバへと伝搬してい
く。しかしながら、実際の接続状態はほとんどが図12
及び図13に示すように各コア中心軸5が多少ずれてい
る。図13に示す従来の光ファイバ51同志を接続する
場合正常形状コア2内を全反射して伝搬していた光の一
部が接続部6でクラッド3内に放射され、放射された光
の一部10がコアに向かって戻ろうとするとき干渉波に
変換される。これにより、正常形状コア2内を伝搬する
光信号と干渉し、信号光の劣化を起こす。これに対し図
10の本発明の場合、各コア中心軸5が多少ずれても、
接続の対象となる光ファイバのコア径a1 よりも、接続
面6でのコア径a2 が小さいことと円錐柱状のテーパ化
による光の集中で常に正常形状コア2内での光の伝搬は
保たれる。
【0036】次に本発明の特徴の一つである希土類添加
光ファイバを接続対象とした時に、接続光ファイバに本
発明の光ファイバを使用した効果について、図14及び
図15を用いて説明する。図14は、本発明の光ファイ
バ50と希土類添加光ファイバ58との接続図をコア部
分のみの図として示すものである。また、図15は従来
の光ファイバ51と希土類添加光ファイバ58との接続
をコア部分のみで示す接続図である。
光ファイバを接続対象とした時に、接続光ファイバに本
発明の光ファイバを使用した効果について、図14及び
図15を用いて説明する。図14は、本発明の光ファイ
バ50と希土類添加光ファイバ58との接続図をコア部
分のみの図として示すものである。また、図15は従来
の光ファイバ51と希土類添加光ファイバ58との接続
をコア部分のみで示す接続図である。
【0037】図15の場合、従来の光ファイバ51の
o、p及び接続部6の各断面におけるモードフィールド
は各断面に重ねて記入した曲線で示してある。希土類添
加光ファイバ58に入射する光は、希土類添加光ファイ
バ58の希土類が添加されている領域23(斜線で示さ
れている)と従来の光ファイバ51から出射される光強
度分布曲線(接続部6の断面に記入したモードフィール
ドを示す曲線に比例する)とが重なる部分として表され
る入射光、すなわち入射光の一部しか領域23に入らな
い。従って、希土類添加光ファイバによる光線の増幅効
果は少ない。
o、p及び接続部6の各断面におけるモードフィールド
は各断面に重ねて記入した曲線で示してある。希土類添
加光ファイバ58に入射する光は、希土類添加光ファイ
バ58の希土類が添加されている領域23(斜線で示さ
れている)と従来の光ファイバ51から出射される光強
度分布曲線(接続部6の断面に記入したモードフィール
ドを示す曲線に比例する)とが重なる部分として表され
る入射光、すなわち入射光の一部しか領域23に入らな
い。従って、希土類添加光ファイバによる光線の増幅効
果は少ない。
【0038】これに対し、図14に示すように、本発明
の光ファイバ50の場合o、p、q及び接続部6の各断
面におけるモードフィールドは各断面に重ねて記入した
曲線で示され、コア部がテーパ化されていて、接続部6
付近ではモードフィールドのステップ型に近くなってお
り、従って希土類添加光ファイバ58に入射する光は、
入射光の主要部分が領域23に入る。
の光ファイバ50の場合o、p、q及び接続部6の各断
面におけるモードフィールドは各断面に重ねて記入した
曲線で示され、コア部がテーパ化されていて、接続部6
付近ではモードフィールドのステップ型に近くなってお
り、従って希土類添加光ファイバ58に入射する光は、
入射光の主要部分が領域23に入る。
【0039】前記図12に示したように、コア中心軸5
が多少ずれても、希土類が添加されている領域23内の
ずれであれば本発明の光ファイバ50のテーパ化コア構
造により、十分な光線が領域23内に入射する。結果と
して、本発明の光ファイバ50を透過してきた光線は、
希土類添加光ファイバ58によって効率よく増幅され
る。
が多少ずれても、希土類が添加されている領域23内の
ずれであれば本発明の光ファイバ50のテーパ化コア構
造により、十分な光線が領域23内に入射する。結果と
して、本発明の光ファイバ50を透過してきた光線は、
希土類添加光ファイバ58によって効率よく増幅され
る。
【0040】
【実施例】本発明の実施例を図を用いて説明する。ただ
し、以下の実施例は本発明を制限するものではない。以
下説明図を用いての説明は、全て図の左側から入射光2
0が光素子に入射し、接続部6(図の説明上接続する各
光素子を離した状態で表示している場合もある)を通っ
て図の右側に透過(透過光は21)するとして説明す
る。
し、以下の実施例は本発明を制限するものではない。以
下説明図を用いての説明は、全て図の左側から入射光2
0が光素子に入射し、接続部6(図の説明上接続する各
光素子を離した状態で表示している場合もある)を通っ
て図の右側に透過(透過光は21)するとして説明す
る。
【0041】実施例1 図16と図17は光ファイバと光導波路との接続を示す
平面図であり、図18と図19は本発明の作用を説明す
る図である。図16は左側に示した本発明の光導波路5
3の基板はSiO2 、クラッド12はSiO2 −B2 O
5 −P2 O3 、コア13(テーパ部は11と指定してい
る)はSiO2 −TiO2 で構成されている。光導波路
53の接続部6の近くでテーパ状にコア幅b2 を狭める
構造とする。
平面図であり、図18と図19は本発明の作用を説明す
る図である。図16は左側に示した本発明の光導波路5
3の基板はSiO2 、クラッド12はSiO2 −B2 O
5 −P2 O3 、コア13(テーパ部は11と指定してい
る)はSiO2 −TiO2 で構成されている。光導波路
53の接続部6の近くでテーパ状にコア幅b2 を狭める
構造とする。
【0042】図18の実線41で光ファイバ51のモー
ドフィールドを、点線44で研磨前の光導波路53から
出力される光のモードフィールドを示す。研磨前の光導
波路53のモードフィールドは光ファイバ51のモード
フィールドとの整合性が良くないため接続損失が大き
い。図19に実線41で光ファイバ51のモードフィー
ルドを、点線45で研磨して調整した後の光導波路54
のモードフィールドを示す。研磨後では光導波路54の
モードフィールドは光フィバ51のモードフィールドと
整合性が良くなり接合損失は小さくなる。
ドフィールドを、点線44で研磨前の光導波路53から
出力される光のモードフィールドを示す。研磨前の光導
波路53のモードフィールドは光ファイバ51のモード
フィールドとの整合性が良くないため接続損失が大き
い。図19に実線41で光ファイバ51のモードフィー
ルドを、点線45で研磨して調整した後の光導波路54
のモードフィールドを示す。研磨後では光導波路54の
モードフィールドは光フィバ51のモードフィールドと
整合性が良くなり接合損失は小さくなる。
【0043】実施例2 光ファイバの製造例を図20及び図21により説明す
る。予めコア径を断面a2 で実線2を引いた光ファイバ
57について、光ファイバ57のコア中心軸5方向に、
光ファイバ57もしくは放電端子30を動かし、放電端
子30による加熱により光ファイバ57の正常形状コア
2内の屈折率制御用添加物(例えばGe、Pなど)をク
ラッド3内に拡散させてコア部分を点線15で示すよう
に拡大していく。放電端子30によるコア部分の拡大
は、その移動速度、アーク放電出力及び端子間距離によ
り制御されるので、これら制御を用いてテーパ形状コア
1の部分以外は従来の光ファイバと同じコア径である1
0μm まで拡大し、テーパ形状コア1の部分は任意に作
成する。例えばこのテーパ部分では移動速度を徐々に高
速にするとか、アーク放電出力を徐々に弱めるなどの操
作を行って前記図5に示したと同様なテーパ状コアを有
する図20のアーク放電処理光ファイバ57を実現す
る。この時本発明の光ファイバ57のモードフィールド
は、ステップ型でなく、実線dで示すようにグレーテッ
ド型になるが、テーパ形状コア1の部分ではアーク放電
によるコア部の拡散が少ないので、光ファイバの端部に
向かうほど一点破線eで示すようにステップ型のモード
フィールドに近づく。
る。予めコア径を断面a2 で実線2を引いた光ファイバ
57について、光ファイバ57のコア中心軸5方向に、
光ファイバ57もしくは放電端子30を動かし、放電端
子30による加熱により光ファイバ57の正常形状コア
2内の屈折率制御用添加物(例えばGe、Pなど)をク
ラッド3内に拡散させてコア部分を点線15で示すよう
に拡大していく。放電端子30によるコア部分の拡大
は、その移動速度、アーク放電出力及び端子間距離によ
り制御されるので、これら制御を用いてテーパ形状コア
1の部分以外は従来の光ファイバと同じコア径である1
0μm まで拡大し、テーパ形状コア1の部分は任意に作
成する。例えばこのテーパ部分では移動速度を徐々に高
速にするとか、アーク放電出力を徐々に弱めるなどの操
作を行って前記図5に示したと同様なテーパ状コアを有
する図20のアーク放電処理光ファイバ57を実現す
る。この時本発明の光ファイバ57のモードフィールド
は、ステップ型でなく、実線dで示すようにグレーテッ
ド型になるが、テーパ形状コア1の部分ではアーク放電
によるコア部の拡散が少ないので、光ファイバの端部に
向かうほど一点破線eで示すようにステップ型のモード
フィールドに近づく。
【0044】実施例3 図22に本発明の光ファイバ50と光導波路55を接続
した場合の構造を示す。光導波路55のコア外径は幅a
1 =10μm 、高さ10μm の正方形のコア断面を有す
る。この光導波路55にコア径幅a2 =5μm の円形コ
ア断面を有する本発明の光ファイバ50を接続したもの
である。この際、本発明の光ファイバ50の外径D=1
25μm でテーパ形状コア1の長さL=2cmとしてい
る。光ファイバ50の正常形状コア2とクラッド3の屈
折率はそれぞれ1.50及び1.47である。光導波路
55のコア12の屈折率は1.50、光導波路クラッド
13及び基板14の屈折率は1.47である。従来の光
ファイバ例えば図10の従来の光ファイバ51と光導波
路55を接続した際、各コア中心軸5のずれによる接続
での損失が0.1dB以下の歩留りは70%だったが、本
発明の光ファイバ50を使用することによって、90%
にすることができた。この90%の中には、各コア中心
軸5のずれが2μm のものもある。そして、本発明の光
ファイバ50を用いた作業では各コア中心軸5の合わせ
の調節が簡便なため、従来の光ファイバ51を用いたと
きよりも短時間で接続が可能になった。
した場合の構造を示す。光導波路55のコア外径は幅a
1 =10μm 、高さ10μm の正方形のコア断面を有す
る。この光導波路55にコア径幅a2 =5μm の円形コ
ア断面を有する本発明の光ファイバ50を接続したもの
である。この際、本発明の光ファイバ50の外径D=1
25μm でテーパ形状コア1の長さL=2cmとしてい
る。光ファイバ50の正常形状コア2とクラッド3の屈
折率はそれぞれ1.50及び1.47である。光導波路
55のコア12の屈折率は1.50、光導波路クラッド
13及び基板14の屈折率は1.47である。従来の光
ファイバ例えば図10の従来の光ファイバ51と光導波
路55を接続した際、各コア中心軸5のずれによる接続
での損失が0.1dB以下の歩留りは70%だったが、本
発明の光ファイバ50を使用することによって、90%
にすることができた。この90%の中には、各コア中心
軸5のずれが2μm のものもある。そして、本発明の光
ファイバ50を用いた作業では各コア中心軸5の合わせ
の調節が簡便なため、従来の光ファイバ51を用いたと
きよりも短時間で接続が可能になった。
【0045】実施例4 図23に希土類添加光ファイバ58と本発明の光ファイ
バ50を接続した際の構造を示す。ここでの希土類はE
r(エルビウム)である。本発明の光ファイバ50の外
径D=125μm 、テーパ形状コア1の長さL=3cm、
断面でのコア径幅a2 =5μm 、そしてもとのコア系は
幅a1 =10μm としている。そして、本発明の光ファ
イバ50の正常形状コア2の屈折率は1.50、クラッ
ド3の屈折率は1.47である。これに対し、希土類添
加光ファイバ58のコア22の屈折率は1.58、クラ
ッド3の屈折率は1.47で、コア径a1 は本発明の光
ファイバ50と同じである。また、希土類添加光ファイ
バ58において、希土類の添加幅はほぼa2 と同等で、
添加濃度は1000ppm である。図23に示す本発明の
光ファイバ50と希土類添加光ファイバ58との接続の
構造では、各コア中心軸5が一致するように接続してい
る。従来、光ファイバとこの希土類添加光ファイバとの
接続での光増幅度は、出力光で20dB/kmの利得であっ
たが、本発明の光ファイバとの接続では、出力光で24
dB/kmの利得を得た。また、各コア中心軸5が任意の1
μm 程度ずらした場合、従来の光ファイバを用いたとき
は、16dB/kmの利得に対し、本発明の光ファイバ50
では22dB/kmの利得を得ることができた。この結果
は、希土類による光の増幅作用に必要な入射光の強度を
従来の方法よりも向上させ、この増幅作用を促進させる
ことを本発明の光ファイバは可能にしていることを示し
ている。
バ50を接続した際の構造を示す。ここでの希土類はE
r(エルビウム)である。本発明の光ファイバ50の外
径D=125μm 、テーパ形状コア1の長さL=3cm、
断面でのコア径幅a2 =5μm 、そしてもとのコア系は
幅a1 =10μm としている。そして、本発明の光ファ
イバ50の正常形状コア2の屈折率は1.50、クラッ
ド3の屈折率は1.47である。これに対し、希土類添
加光ファイバ58のコア22の屈折率は1.58、クラ
ッド3の屈折率は1.47で、コア径a1 は本発明の光
ファイバ50と同じである。また、希土類添加光ファイ
バ58において、希土類の添加幅はほぼa2 と同等で、
添加濃度は1000ppm である。図23に示す本発明の
光ファイバ50と希土類添加光ファイバ58との接続の
構造では、各コア中心軸5が一致するように接続してい
る。従来、光ファイバとこの希土類添加光ファイバとの
接続での光増幅度は、出力光で20dB/kmの利得であっ
たが、本発明の光ファイバとの接続では、出力光で24
dB/kmの利得を得た。また、各コア中心軸5が任意の1
μm 程度ずらした場合、従来の光ファイバを用いたとき
は、16dB/kmの利得に対し、本発明の光ファイバ50
では22dB/kmの利得を得ることができた。この結果
は、希土類による光の増幅作用に必要な入射光の強度を
従来の方法よりも向上させ、この増幅作用を促進させる
ことを本発明の光ファイバは可能にしていることを示し
ている。
【0046】実施例5 図26〜図28には、光導波路の出射端近くに炭酸ガス
レーザを照射して光導波路の等価屈折率を変化させる処
理を行った光導波路56を光ファイバ51と接続した実
施例を示している。図27は図26のa−a線断面図を
示し、図28にはその効果として光導波路56の出射端
近くに炭酸ガスレーザを照射して光導波路の等価屈折率
を変化させ、接続対象の光ファイバ51のモードフィー
ルドと整合性を良くした結果を示している。59は炭酸
ガスレーザを照射した部分である。これに対し、図24
に示すように炭酸ガスレーザ照射を行わない光導波路5
3と光ファイバ51と接続した状態を示す場合には、図
25に示すように光導波路53と光ファイバ51とのモ
ードフィールドの整合性は良くない。従って、本発明の
炭酸ガスレーザ照射処理を光導波路の出射端近くに行う
ことによって、光ファイバとのモードフィールドの整合
性を改良し、結合損失を低減することができ
レーザを照射して光導波路の等価屈折率を変化させる処
理を行った光導波路56を光ファイバ51と接続した実
施例を示している。図27は図26のa−a線断面図を
示し、図28にはその効果として光導波路56の出射端
近くに炭酸ガスレーザを照射して光導波路の等価屈折率
を変化させ、接続対象の光ファイバ51のモードフィー
ルドと整合性を良くした結果を示している。59は炭酸
ガスレーザを照射した部分である。これに対し、図24
に示すように炭酸ガスレーザ照射を行わない光導波路5
3と光ファイバ51と接続した状態を示す場合には、図
25に示すように光導波路53と光ファイバ51とのモ
ードフィールドの整合性は良くない。従って、本発明の
炭酸ガスレーザ照射処理を光導波路の出射端近くに行う
ことによって、光ファイバとのモードフィールドの整合
性を改良し、結合損失を低減することができ
【0047】る。
(1)接続用光ファイバの接続端付近のコア側面の形
を、光素子中心軸をコア断面の中心とした円錐柱形と
し、接続端に向かってコア断面を接続対象の光素子(光
ファイバあるいは光導波路)のコア断面より縮小する
か、あるいは被接続対象の光素子のコア断面より拡大す
ることにより、接続し易く、かつ接続損失を少なくでき
る。
を、光素子中心軸をコア断面の中心とした円錐柱形と
し、接続端に向かってコア断面を接続対象の光素子(光
ファイバあるいは光導波路)のコア断面より縮小する
か、あるいは被接続対象の光素子のコア断面より拡大す
ることにより、接続し易く、かつ接続損失を少なくでき
る。
【0048】(2)接続用光導波路の接続端付近のコア
側面の形を、光素子中心軸をコア断面の中心とした円錐
柱形とし、上記(1)の接続用光ファイバの場合と同様
に接続し易く、かつ接続損失を少なくできる。
側面の形を、光素子中心軸をコア断面の中心とした円錐
柱形とし、上記(1)の接続用光ファイバの場合と同様
に接続し易く、かつ接続損失を少なくできる。
【0049】(3)接続用光素子の接続端付近のモード
フィールドを接続対象の光素子の接続端付近のモードフ
ィールドと合致させることにより接続損失を少なくする
ことができる。
フィールドを接続対象の光素子の接続端付近のモードフ
ィールドと合致させることにより接続損失を少なくする
ことができる。
【0050】(4)製作誤差などの理由で接続用光素子
のコア径、コア幅、クラッドやコアの屈折率値などが違
った接続用光素子となった場合でも接続端付近のコア側
面の形をテーパ化(上記コア側面の形を円錐柱形化など
すること)しておくと、接続端の研磨により接続対象の
光素子の接続端付近のモードフィールドと合致させるこ
とができる。
のコア径、コア幅、クラッドやコアの屈折率値などが違
った接続用光素子となった場合でも接続端付近のコア側
面の形をテーパ化(上記コア側面の形を円錐柱形化など
すること)しておくと、接続端の研磨により接続対象の
光素子の接続端付近のモードフィールドと合致させるこ
とができる。
【0051】(5)接続用光素子の接続端付近のコア側
面の形をテーパ化することにより、希土類添加光ファイ
バと接続して、効率良く光増幅作用の効率を上げること
ができる。
面の形をテーパ化することにより、希土類添加光ファイ
バと接続して、効率良く光増幅作用の効率を上げること
ができる。
【0052】(6)従来の光ファイバのコア内に屈折率
制御用添加物を添加し、アーク放電端子により光ファイ
バを加熱する方法により、接続端付近にテーパ部を有す
る本発明の光ファイバを容易に製造することができる。
制御用添加物を添加し、アーク放電端子により光ファイ
バを加熱する方法により、接続端付近にテーパ部を有す
る本発明の光ファイバを容易に製造することができる。
【0053】(7)光導波路の接続端付近に炭酸ガスレ
ーザを照射して、光導波路の接続端付近の等価屈折率を
変化させることにより、接続対象の光素子と整合性の良
い光導波路を容易に製造することができる。
ーザを照射して、光導波路の接続端付近の等価屈折率を
変化させることにより、接続対象の光素子と整合性の良
い光導波路を容易に製造することができる。
【図1】本発明の光ファイバと従来の光ファイバとの接
続を示す説明図である。
続を示す説明図である。
【図2】従来の光ファイバ同志の接続を示す説明図であ
る。
る。
【図3】本発明の光ファイバの一例の構造を示す説明図
である。
である。
【図4】本発明の光ファイバの一例の断面構造を示す説
明図である。
明図である。
【図5】本発明の光ファイバの一例のテーパ部の構造を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図6】モードフィールドの合致した光導波路と光ファ
イバの接続を示す説明図である。
イバの接続を示す説明図である。
【図7】モードフィールドの整合性が良くない光導波路
と光ファイバの接続を示す説明図である。
と光ファイバの接続を示す説明図である。
【図8】図6の接続光素子のモードフィールドの整合性
を示す図である。
を示す図である。
【図9】図7の接続光素子モードフィールドの不整合性
を示す図である。
を示す図である。
【図10】中心軸の合致した本発明の光ファイバと従来
の光ファイバとの接続光ファイバ中の光の伝搬状態を示
す説明図である。
の光ファイバとの接続光ファイバ中の光の伝搬状態を示
す説明図である。
【図11】中心軸の合致した従来の光ファイバ同志の接
続光ファイバ中の光の伝搬状態を示す説明図である。
続光ファイバ中の光の伝搬状態を示す説明図である。
【図12】中心軸がずれた本発明の光ファイバと従来の
光ファイバとの接続光ファイバ中の光の伝搬状態を示す
説明図である。
光ファイバとの接続光ファイバ中の光の伝搬状態を示す
説明図である。
【図13】中心軸がずれた従来の光ファイバ同志の接続
光ファイバ中の光の伝搬状態を示す説明図である。
光ファイバ中の光の伝搬状態を示す説明図である。
【図14】本発明の光ファイバと希土類添加光ファイバ
との接続光ファイバ中の光の伝搬状態の一例を示す説明
図である。
との接続光ファイバ中の光の伝搬状態の一例を示す説明
図である。
【図15】従来の光ファイバと希土類添加光ファイバと
の接続光ファイバ中の光の伝搬状態を示す説明図であ
る。
の接続光ファイバ中の光の伝搬状態を示す説明図であ
る。
【図16】テーパ化コア構造を有する光導波路と従来の
光ファイバとの接続状態の一例を示す説明図である。
光ファイバとの接続状態の一例を示す説明図である。
【図17】接続端を研磨したテーパ化コア構造を有する
光導波路と従来の光ファイバとの接続状態の一例を示す
説明図である。
光導波路と従来の光ファイバとの接続状態の一例を示す
説明図である。
【図18】図16の接続光素子のモードフィールドの不
整合性を示す図である。
整合性を示す図である。
【図19】図17の接続光素子のモードフィールドの整
合性を示す図である。
合性を示す図である。
【図20】従来の光ファイバのコア部に屈折率制御剤を
含有させコア部の屈折率を制御する方法の一例を示す説
明図である。
含有させコア部の屈折率を制御する方法の一例を示す説
明図である。
【図21】図20に示した方法により制御した結果の光
ファイバの断面のモードフィールドの状態を示す図であ
る。
ファイバの断面のモードフィールドの状態を示す図であ
る。
【図22】本発明の光ファイバと光導波路との接続状態
の一例を示す説明図である。
の一例を示す説明図である。
【図23】本発明の光ファイバと希土類添加光ファイバ
を接続した際の構造の一例を示す図である。
を接続した際の構造の一例を示す図である。
【図24】モードフィールドの整合性が良くない光導波
路と光ファイバの接続の一例を示す説明図である。
路と光ファイバの接続の一例を示す説明図である。
【図25】図24の接続光素子間のモードフィールドの
不整合性を示す図である。
不整合性を示す図である。
【図26】炭酸ガスレーザ処理を行った光導波路と光フ
ァイバの接続の一例を示す説明図である。
ァイバの接続の一例を示す説明図である。
【図27】図26の炭酸ガスレーザ処理を行った光導波
路の接続端のa−a線断面図である。
路の接続端のa−a線断面図である。
【図28】炭酸ガスレーザ処理により接続光素子間のモ
ードフィールドの整合性が良くなった状態の一例を示す
説明図である。
ードフィールドの整合性が良くなった状態の一例を示す
説明図である。
1 テーパ形状コア 2 正常形状コア 3 クラッド 4 接続部コア 5 コア中心軸 6 接続部 7 光ファイバ断面 8 コアのテーパ部底面 9 コア外に出た光線 10 干渉光化光線 11 光導波路テーパ形状コア 12 光導波路正常形状コア 13 光導波路クラッド 14 光導波路基板 15 アーク放電加工で拡大したコア部 16 光導波路研磨部 20 入射光 21 出射光 22 希土類添加光ファイバのコア部 23 希土類添加コア部 30 アーク放電端子 41 モードフィールド型(1) 42 モードフィールド型(2) 43 モードフィールド型(3) 44 モードフィールド型(4) 45 モードフィールド型(5) 50 本発明の光ファイバ 51 従来の光ファイバ 52 従来の光ファイバ 53 本発明の光導波路 54 本発明の光導波路(研磨加工品) 55 従来の光導波路 56 炭酸ガス処理光導波路 57 アーク放電処理光ファイバ 58 希土類添加光ファイバ a1 光ファイバテーパ部底面コア径 a2 光ファイバ接続コア径(テーパ部上面) b1 光導波路テーパ部底面コア径 b2 光導波路接続部コア径 d アーク放電処理コア部断面 e アーク放電処理コア部断面 D 光ファイバ外径 L 光ファイバテーパ部長さ M 光導波路テーパ部長さ θ テーパ部勾配角 o 光ファイバコア部断面 p 光ファイバコア部断面 q 光ファイバコア部断面
Claims (5)
- 【請求項1】光ファイバあるいは光導波路からなる光素
子において、前記光素子の外形は変えずに、光素子の接
続端付近のコア側面を、光素子中心軸をコア断面の中心
とした円錐柱形あるいは角錐柱形にテーパ化し、接続端
に向かってコア断面を接続対象の光素子のコア断面より
縮小するか、あるいは被接続対象の光素子のコア断面よ
り拡大することを特徴とする接続用光素子。 - 【請求項2】コア内に屈折率制御用添加物を含んだ光フ
ァイバの外周を加熱源で加熱しながら、該光ファイバの
伝搬方向に沿って該加熱源を移動させることにより、該
コア内の屈折率制御用添加物をクラッド内に拡散させる
方法を用い、該移動速度か加熱源のパワーのいずれかを
該光ファイバの光の伝搬方向に沿って変化させることに
より、光ファイバ端付近のコア径が円錐柱状にテーパ化
されることを特徴とする光ファイバの製造方法。 - 【請求項3】光ファイバあるいは光導波路からなる光素
子と光導波路を接合する際に、光導波路と被接続光素子
のモードフィールドの整合性が良くなるように、前記光
導波路の端付近に炭酸ガスレーザを照射して、前記光導
波路の等価屈折率を変化させることを特徴とする光導波
路の製造方法。 - 【請求項4】光ファイバあるいは光導波路からなる光素
子において、前記光素子の外形は変えずに、光素子の接
続端付近のコア側面を、光素子中心軸をコア断面の中心
とした円錐柱形あるいは角錐柱形にテーパ化し、接続端
に向かってコア断面を接続対象の光素子のコア断面より
縮小するか、あるいは被接続対象の光素子のコア断面よ
り拡大し、光素子間の接続に際して接続対象の光素子あ
るいは被接続対象の光素子とのモードフィールドの整合
性が良くなるように、前記光素子の接続端付近のテーパ
部を加工することを特徴とする光素子の接続方法。 - 【請求項5】光ファイバあるいは光導波路からなる光素
子において、前記光素子を接続対象の希土類添加光ファ
イバに接続するに際して、前記光素子の外形は変えず、
光素子の中心軸をコア断面の中心とし、光素子の接続端
付近のコア側面の形を円錐柱形あるいは角錐柱形にテー
パ化し、接続断面に向かってコア断面を縮小して、前記
光素子の接続端のコア断面を接続の対象となる希土類添
加光ファイバのコア断面径よりも小さくすることを特徴
とする光素子の接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5229402A JPH0784146A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 接続用光素子、その製造方法及び光素子の接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5229402A JPH0784146A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 接続用光素子、その製造方法及び光素子の接続方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0784146A true JPH0784146A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16891653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5229402A Pending JPH0784146A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 接続用光素子、その製造方法及び光素子の接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0784146A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002228863A (ja) * | 2001-02-06 | 2002-08-14 | Kddi Submarine Cable Systems Inc | 光結合構造 |
US6442315B1 (en) | 1997-11-18 | 2002-08-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Optical waveguide chip and method of formation thereof |
JP2011186267A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Panasonic Corp | 光ファイバ形集光器およびそれを用いたレーザ装置 |
JP2015232627A (ja) * | 2014-06-10 | 2015-12-24 | 富士通株式会社 | 光ファイバアレイの製造方法、光ファイバアレイ製造装置、及び、光ファイバアレイ |
JPWO2018193723A1 (ja) * | 2017-04-20 | 2020-02-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光スキャンデバイス、光受信デバイス、および光検出システム |
JP2021501347A (ja) * | 2017-10-30 | 2021-01-14 | レッセンジャース・インコーポレイテッドLessengers Inc. | 光配線及びその製造方法 |
-
1993
- 1993-09-16 JP JP5229402A patent/JPH0784146A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6442315B1 (en) | 1997-11-18 | 2002-08-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Optical waveguide chip and method of formation thereof |
JP2002228863A (ja) * | 2001-02-06 | 2002-08-14 | Kddi Submarine Cable Systems Inc | 光結合構造 |
JP2011186267A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Panasonic Corp | 光ファイバ形集光器およびそれを用いたレーザ装置 |
JP2015232627A (ja) * | 2014-06-10 | 2015-12-24 | 富士通株式会社 | 光ファイバアレイの製造方法、光ファイバアレイ製造装置、及び、光ファイバアレイ |
JPWO2018193723A1 (ja) * | 2017-04-20 | 2020-02-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光スキャンデバイス、光受信デバイス、および光検出システム |
US11644540B2 (en) | 2017-04-20 | 2023-05-09 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Optical scanning device, photoreceiver device, and photodetection system |
JP2021501347A (ja) * | 2017-10-30 | 2021-01-14 | レッセンジャース・インコーポレイテッドLessengers Inc. | 光配線及びその製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6831934B2 (en) | Cladding pumped fiber laser | |
US7649914B2 (en) | Optical fibre laser | |
US8085464B2 (en) | Multi-clad optical fibre amplifier with optimized pumping | |
US8094370B2 (en) | Cladding pumped fibre laser with a high degree of pump isolation | |
US6751388B2 (en) | Fiber lasers having a complex-valued Vc-parameter for gain-guiding | |
JP4866788B2 (ja) | ファイババンドルの製造方法 | |
US20080267560A1 (en) | Mode-field resizing in optical fibers | |
JPH01260405A (ja) | 光フアイバ及びそれを用いた光学装置 | |
JPH11223734A (ja) | クラッディング励起ファイバの構造 | |
EP0454865B1 (en) | Optical amplifier | |
US6477301B1 (en) | Micro-optic coupler incorporating a tapered fiber | |
CA2124380C (en) | Optical device with a pig tail optical fiber and its production method | |
JPH0777631A (ja) | 光ファイバー接続装置 | |
JP2002270928A (ja) | 光励起方法、光増幅装置及びファイバレーザ装置、並びに光ファイバ | |
JPH0784146A (ja) | 接続用光素子、その製造方法及び光素子の接続方法 | |
JPH0763935A (ja) | 光結合デバイス | |
CN115663578A (zh) | 一种基于多沟壑和泵浦-增益一体化技术的光纤激光放大器 | |
US6393189B1 (en) | Optical beam diameter reducer | |
US11515682B2 (en) | Incoherently combining lasers | |
JPH09205239A (ja) | 増幅用光ファイバ | |
CN100582833C (zh) | 多模光纤排和棱镜耦合双包层光纤器件及其耦合方法 | |
EP4012852A1 (en) | Optical combiner, laser device, and method for manufacturing optical combiner | |
JPS624688B2 (ja) | ||
JP2818365B2 (ja) | アクティブ型光ファイバカプラ及びその製造方法 | |
JPH05249328A (ja) | 光ファイバ |