JPH0783805A - 遠紫外線吸光度計用ゼロ水の供給方法 - Google Patents

遠紫外線吸光度計用ゼロ水の供給方法

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Publication number
JPH0783805A
JPH0783805A JP5250007A JP25000793A JPH0783805A JP H0783805 A JPH0783805 A JP H0783805A JP 5250007 A JP5250007 A JP 5250007A JP 25000793 A JP25000793 A JP 25000793A JP H0783805 A JPH0783805 A JP H0783805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
pure water
generator
tank
line
Prior art date
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Pending
Application number
JP5250007A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryosuke Fukushima
良助 福嶋
Kazuhiko Ashikaga
一彦 足利
Tatsuhide Tsutsui
龍秀 筒井
Shigeyuki Akiyama
重之 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Horiba Ltd
Original Assignee
Horiba Ltd
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Publication date
Application filed by Horiba Ltd filed Critical Horiba Ltd
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Publication of JPH0783805A publication Critical patent/JPH0783805A/ja
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  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定妨害成分の影響がなく経済的な遠紫外線
吸光度計用ゼロ水の供給方法を提供する。 【構成】 原水をイオン交換純水生成器1に導入すると
ともに、そのイオン交換純水生成器1を経由して循環す
る循環ライン12を形成し、その循環ライン12から抽出し
た純水を、遠紫外線吸光度計に、ゼロ水として供給す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遠紫外線吸光度計用のゼ
ロ水を自動的に供給するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遠紫外線吸光度計の洗浄水タンク
に純水を供給する装置として、例えば図3に示すものが
公知である。これは、イオン交換純水生成器1から純水
タンク2に供給される純水の量をボールタップ3によっ
て調整し、減った量だけ間欠的に補給することにより洗
浄水タンク4に純水を経済的に供給させようとしたもの
である。
【0003】しかし、この装置では、洗浄水タンク4へ
の純水の供給が停止している間にイオン交換純水生成器
1に充填されているイオン交換樹脂から測定を妨害する
成分、例えばポリスチレンスルフォン酸等が溶出して配
管や開閉弁6に溜まるため、遠紫外線吸光度計のゼロ値
がドリフトしたり高くなったりする等の測定精度上の問
題があった。
【0004】そこで、このような難点を解消するため
に、図4に示すような装置が提案されている。これは、
純水タンク2の所定レベル位置に設けたバルブ5を半開
き状態として、常に純水を少量ずつ排出させて捨て去る
ことによってイオン交換純水生成器1から連続的に純水
を供給するようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この場合、イオン交換
純水生成器1から溶出した妨害成分が滞留するという問
題はなくなるが、純水の消費量が多くなり、イオン交換
純水生成器1の浄化機能の低下が著しくコスト高で不経
済になるという難点があった。
【0006】本発明はこのような実情に鑑みてなされ、
測定妨害成分の影響がなく経済的な遠紫外線吸光度計用
ゼロ水の供給方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、原水をイオン交換純水生成器に導入するとともに、
そのイオン交換純水生成器を経由して循環する循環ライ
ンを形成し、その循環ラインから抽出した純水を、遠紫
外線吸光度計に、ゼロ水として供給することを特徴とし
ている。
【0008】
【作用】循環ラインにより、純水および純度の高くなっ
た原水が常に循環しているため、純水停止時に起こる溶
出測定妨害成分の滞留がない。また、純度の高くなった
水をイオン交換純水生成器に環流させるため浄化能率が
向上し、機能の低下が起こりにくい。
【0009】
【実施例】以下に本発明の遠紫外線吸光度計用ゼロ水の
供給方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図
1は遠紫外線吸光度計(220nmの吸光度計。Total
Nitrogen計として用いられる。)にゼロ水を供給するゼ
ロ水自動供給装置の全体構成を示し、符号10は原水を貯
留する原水タンク、11はボールタップ、12は、その原水
タンク10の吐水口10aに一端を接続され、その受水口10
bに他端を臨ませてループを形成する循環ライン、13は
ポンプ、14は導電率計、1はイオン交換樹脂が充填され
て純水を生成するためのイオン交換純水生成器、15は5
μmフィルタ、16,17は手動開閉バルブである。
【0010】上述の循環ライン12は、5μmフィルタ15
の下流側で分岐し、その分岐点Bから遠紫外線吸光度計
の洗浄水タンク4に連通する洗浄水入口4aに接続される
分岐ライン12aが形成され、イオン交換純水生成器1で
生成された純水の一部が適宜その洗浄水タンク4に導入
されるとともに、その残りが原水タンク10に環流される
ようになっている。これにより、純水および純度の高く
なった水を常に循環させるさせることができ、純水停止
時に起こる溶出測定妨害成分の滞留を回避することがで
きる。
【0011】上述の原水タンク10内には、水道水を導入
してボールタップ11によって原水タンク10内に所定量の
原水を貯留させるようにしているが、当初原水タンク10
内に導入された水道水は、運転開始後、ポンプ13で排出
されてイオン交換純水生成器1で浄化された後、再び原
水タンク10内に環流されるため、原水タンク10内の原水
の純度が徐々に高くなる。そのため、イオン交換純水生
成器1に導入される水の純度が高くなり、その浄化能率
が向上し、かつイオン交換純水生成器1の機能の低下が
起こりにくく、寿命が長くなり、大変経済的である。
【0012】なお、図示は省略するが、洗浄水タンク4
よりゼロ水(洗浄水)が、冷却計量器、混合器を経由し
てセルに導入されゼロ校正がおこなわれ、測定後はゼロ
水でオートクレーブ、冷却計量器、混合器等が洗浄され
るようになっている。
【0013】図2はゼロ水自動供給装置の異なる実施例
を示し、水道水を三方電磁弁18を介してイオン交換純水
生成器1に導入し、生成した純水を洗浄水タンク4に供
給するようにし、かつその洗浄水のレベルをフロートス
イッチ7で検知し、所定レベル以下になると、電磁開閉
弁19を開いてチェックバルブ20を介してゼロ水(洗浄
水)を再びイオン交換純水生成器1に環流させて純度を
高めるようにしている。なお、ゼロ水を環流させるとき
には、三方電磁弁18は三方向開とし、水道水の水圧によ
りゼロ水を水道水とともにイオン交換純水生成器1に環
流させるようにする。このように構成した場合には、原
水タンク10が不要となり、装置のコンパクト化が図れ、
かつコスト安となる利点がある。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の方法によ
れば、原水をイオン交換純水生成器に導入するととも
に、そのイオン交換純水生成器を経由して循環する循環
ラインを形成し、その循環ラインから抽出した純水を、
遠紫外線吸光度計に、ゼロ水として供給するので、純水
の流れが停止することがなく、測定妨害成分の停溜によ
る測定精度の低下を回避することができる。
【0015】また、純度の高くなった水をイオン交換純
水生成器に環流させるため浄化能率が向上し、かつイオ
ン交換純水生成器の機能の低下が起こりにくく、寿命が
長くなり、大変経済的であることも大きな利点である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施するためのゼロ水自動供給
装置の一実施例を示す構成図である。
【図2】同ゼロ水自動供給装置の異なる実施例を示す構
成図である。
【図3】従来のゼロ水供給装置の一例を示す構成図であ
る。
【図4】同ゼロ水供給装置の他の例を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1…イオン交換純水生成器、12…循環ライン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 21/33 9118−2J (72)発明者 秋山 重之 京都府京都市南区吉祥院宮の東町2番地 株式会社堀場製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原水をイオン交換純水生成器に導入する
    とともに、そのイオン交換純水生成器を経由して循環す
    る循環ラインを形成し、その循環ラインから抽出した純
    水を、遠紫外線吸光度計に、ゼロ水として供給すること
    を特徴とする遠紫外線吸光度計用ゼロ水の供給方法。
JP5250007A 1993-09-11 1993-09-11 遠紫外線吸光度計用ゼロ水の供給方法 Pending JPH0783805A (ja)

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JP5250007A JPH0783805A (ja) 1993-09-11 1993-09-11 遠紫外線吸光度計用ゼロ水の供給方法

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JP5250007A JPH0783805A (ja) 1993-09-11 1993-09-11 遠紫外線吸光度計用ゼロ水の供給方法

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JPH0783805A true JPH0783805A (ja) 1995-03-31

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ID=17201464

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JP5250007A Pending JPH0783805A (ja) 1993-09-11 1993-09-11 遠紫外線吸光度計用ゼロ水の供給方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010172806A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Miura Co Ltd 純水製造システム
JP2012083293A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Fuji Electric Co Ltd 熱水水質測定装置
CN115228390A (zh) * 2022-09-16 2022-10-25 山东宏旭化学股份有限公司 一种氢氰酸氧化反应器及其使用方法

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