JPH0783415A - ラジアントチューブ - Google Patents
ラジアントチューブInfo
- Publication number
- JPH0783415A JPH0783415A JP23117893A JP23117893A JPH0783415A JP H0783415 A JPH0783415 A JP H0783415A JP 23117893 A JP23117893 A JP 23117893A JP 23117893 A JP23117893 A JP 23117893A JP H0783415 A JPH0783415 A JP H0783415A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bend
- tube
- furnace
- radiant tube
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Gas Burners (AREA)
- Combustion Of Fluid Fuel (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ラジアントチューブの負荷を軽減し、寿命の
向上を図る。 【構成】 第１ベンド２、第２ベンド３および第３ベン
ド４を有する加熱炉用のＷ型ラジアントチューブにおい
て、第２ベンド部３の外面に所定の開口を設け、この開
口部に加熱装置６を装着したことを特徴とするラジアン
トチューブ。
向上を図る。 【構成】 第１ベンド２、第２ベンド３および第３ベン
ド４を有する加熱炉用のＷ型ラジアントチューブにおい
て、第２ベンド部３の外面に所定の開口を設け、この開
口部に加熱装置６を装着したことを特徴とするラジアン
トチューブ。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、連続焼鈍炉等の加熱炉
に用いられるラジアントチューブに関するものである。
に用いられるラジアントチューブに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】連続焼鈍炉の加熱炉等に使用されるＷ型
ラジアントチューブには、バーナー燃焼の影響によりチ
ューブの長手方向に変形や亀裂破損が発生することがあ
る。このような変形および亀裂の発生原因は、チューブ
に生ずる温度分布に起因すると考えられ種々の対策が講
じられてきた。これらの対策として特開平３−２２６５
１９号公報が提案されている。この技術は、燃焼による
高温部に該当するチューブの内径を燃焼部以外のチュー
ブの内径よりも大きくして、高温部におけるチューブ内
の燃焼負荷を下げて、高温部でのチューブの変形等を防
止しようとするものである。
ラジアントチューブには、バーナー燃焼の影響によりチ
ューブの長手方向に変形や亀裂破損が発生することがあ
る。このような変形および亀裂の発生原因は、チューブ
に生ずる温度分布に起因すると考えられ種々の対策が講
じられてきた。これらの対策として特開平３−２２６５
１９号公報が提案されている。この技術は、燃焼による
高温部に該当するチューブの内径を燃焼部以外のチュー
ブの内径よりも大きくして、高温部におけるチューブ内
の燃焼負荷を下げて、高温部でのチューブの変形等を防
止しようとするものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】連続焼鈍炉等の加熱炉
での加熱容量は、処理量および処理温度により決定され
る。上記により決定した加熱容量を備えた燃焼装置をラ
ジアントチューブの一方側に設置して、ラジアントチュ
ーブ内で燃焼させて他方側よりその排ガスを排出する。
したがってラジアントチューブの高温部、言い換えれば
燃焼装置を設置した側がその燃焼火炎より高温となり、
この部分の変形等を防止するために内径を大きくして燃
焼負荷を下げて対策を講じている。
での加熱容量は、処理量および処理温度により決定され
る。上記により決定した加熱容量を備えた燃焼装置をラ
ジアントチューブの一方側に設置して、ラジアントチュ
ーブ内で燃焼させて他方側よりその排ガスを排出する。
したがってラジアントチューブの高温部、言い換えれば
燃焼装置を設置した側がその燃焼火炎より高温となり、
この部分の変形等を防止するために内径を大きくして燃
焼負荷を下げて対策を講じている。
【０００４】しかし、連続焼鈍炉では鋼帯の面に向けて
チューブを配設し、また、鋼帯はロールを介して搬送さ
れているため、このスペースの中に燃焼装置を設けたチ
ューブを配置しなければならない。したがってチューブ
の内径を大きくするには設備的に限界がある。また、高
温側の内径を大きくするため重量も多くなり、作業効率
が悪化し、設備費もアップする。
チューブを配設し、また、鋼帯はロールを介して搬送さ
れているため、このスペースの中に燃焼装置を設けたチ
ューブを配置しなければならない。したがってチューブ
の内径を大きくするには設備的に限界がある。また、高
温側の内径を大きくするため重量も多くなり、作業効率
が悪化し、設備費もアップする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は第１ベン
ド２、第２ベンド３および第３ベンド４を有する加熱炉
用のＷ型ラジアントチューブにおいて、第２ベンド部３
の外面に所定の開口を設け、この開口部に燃焼装置６を
装着することにある。
ド２、第２ベンド３および第３ベンド４を有する加熱炉
用のＷ型ラジアントチューブにおいて、第２ベンド部３
の外面に所定の開口を設け、この開口部に燃焼装置６を
装着することにある。
【０００６】
【作用】本発明はＷ型ラジアントチューブの第２ベンド
部３の外面に所定の開口を設けてこの開口部に処理に必
要な容量を備えた燃焼装置６を装着する。この燃焼装置
を燃焼することにより、燃焼装置で発生した燃焼ガス
は、第２ベンド部で第１ベンド側と第３ベンド側に分岐
する。このように加熱に必要な燃焼量も第１ベンド側と
第３ベンド側に分岐するため、チューブ内の燃焼負荷は
従来の半分となる。
部３の外面に所定の開口を設けてこの開口部に処理に必
要な容量を備えた燃焼装置６を装着する。この燃焼装置
を燃焼することにより、燃焼装置で発生した燃焼ガス
は、第２ベンド部で第１ベンド側と第３ベンド側に分岐
する。このように加熱に必要な燃焼量も第１ベンド側と
第３ベンド側に分岐するため、チューブ内の燃焼負荷は
従来の半分となる。
【０００７】
【実施例】図１は本発明の実施例を示し、ラジアントチ
ューブを連続焼鈍炉内に配置した図である。ラジアント
チューブの第１ベンド２と第３ベンド４に取り付けた支
持金物８部を、炉体５に配置した受け金物７にて受け
る。第１ベンド部２に連結した第１直管部９と第３ベン
ド部４に連結した第４直管部１２の他方側は、炉体５を
貫通して炉外に突出している。
ューブを連続焼鈍炉内に配置した図である。ラジアント
チューブの第１ベンド２と第３ベンド４に取り付けた支
持金物８部を、炉体５に配置した受け金物７にて受け
る。第１ベンド部２に連結した第１直管部９と第３ベン
ド部４に連結した第４直管部１２の他方側は、炉体５を
貫通して炉外に突出している。
【０００８】突出した先端には排ガス排出配管（図示し
ない）に接続されている。第２ベンド部３の外面に所定
の大きさの開口を設け、この開口部に、一方側を嵌合さ
せ、他方側を炉外に突出するパイプ１３を配置する。こ
のパイプ１３の炉外突出部にはフランジ１４を設置して
炉体５に固定する。そして、このフランジ１４に燃焼装
置６を接続する。１０，１１は第２直管部、第３直管部
を示す。
ない）に接続されている。第２ベンド部３の外面に所定
の大きさの開口を設け、この開口部に、一方側を嵌合さ
せ、他方側を炉外に突出するパイプ１３を配置する。こ
のパイプ１３の炉外突出部にはフランジ１４を設置して
炉体５に固定する。そして、このフランジ１４に燃焼装
置６を接続する。１０，１１は第２直管部、第３直管部
を示す。
【０００９】
【発明の効果】本発明はＷ型ラジアントチューブの第２
ベンド部に燃焼装置を配設したので、燃焼装置にて燃焼
した燃焼ガスは、第２ベンド部にて第１ベンド側および
第３ベンド側に分割して流れるため、同一容量の従来法
に比し各チューブの燃焼負荷が軽減されるとともに、燃
焼装置部近傍の温度も低くなり、チューブ内の温度も均
一となる。このため、チューブ内の温度偏差により発生
していた亀裂の発生、変形等がなくなり、ラジアントチ
ューブの寿命が大幅に延びるため、メンテナンス頻度が
低減され、操業率が向上するという効果を奏するもので
ある。
ベンド部に燃焼装置を配設したので、燃焼装置にて燃焼
した燃焼ガスは、第２ベンド部にて第１ベンド側および
第３ベンド側に分割して流れるため、同一容量の従来法
に比し各チューブの燃焼負荷が軽減されるとともに、燃
焼装置部近傍の温度も低くなり、チューブ内の温度も均
一となる。このため、チューブ内の温度偏差により発生
していた亀裂の発生、変形等がなくなり、ラジアントチ
ューブの寿命が大幅に延びるため、メンテナンス頻度が
低減され、操業率が向上するという効果を奏するもので
ある。
【図１】本発明の実施例を示す説明図。
１ ラジアントチューブ ２ 第１ベンド部 ３ 第２ベンド部 ４ 第３ベンド部 ５ 炉体 ６ 燃焼装置 ７ 受け金物 ８ 支持金物 ９ 第１直管 １０ 第２直管 １１ 第３直管 １２ 第４直管 １３ パイプ １４ フランジ
Claims (1)
- 【請求項１】 第１ベンド２、第２ベンド３および第３
ベンド４を有する加熱炉用のＷ型ラジアントチューブに
おいて、第２ベンド部３に所定の開口を設け、この開口
部に燃焼装置６を装着したことを特徴とするラジアント
チューブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23117893A JPH0783415A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | ラジアントチューブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23117893A JPH0783415A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | ラジアントチューブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0783415A true JPH0783415A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=16919544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23117893A Withdrawn JPH0783415A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | ラジアントチューブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0783415A (ja) |
-
1993
- 1993-09-17 JP JP23117893A patent/JPH0783415A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001128 |