JPH078293U - 異種金属二重容器 - Google Patents
異種金属二重容器Info
- Publication number
- JPH078293U JPH078293U JP3662793U JP3662793U JPH078293U JP H078293 U JPH078293 U JP H078293U JP 3662793 U JP3662793 U JP 3662793U JP 3662793 U JP3662793 U JP 3662793U JP H078293 U JPH078293 U JP H078293U
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- JP
- Japan
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- corrosion
- container
- dissimilar metal
- clad
- metal double
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- Withdrawn
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 衝撃強度と耐食性を共に備えた容器を提供す
ること。 【構成】 底板部１５と蓋部３に、内側が耐食性材料
２，１３で、外側が構造材料１，１４であるクラッド材
を用いた異種金属二重構造容器。更に、胴部の耐食性材
料８と構造材料９がクラッド材になっていてもよい。
ること。 【構成】 底板部１５と蓋部３に、内側が耐食性材料
２，１３で、外側が構造材料１，１４であるクラッド材
を用いた異種金属二重構造容器。更に、胴部の耐食性材
料８と構造材料９がクラッド材になっていてもよい。
Description
【０００１】
本考案は、異種金属のクラッド材を用いてなる二重構造容器であり、特に毒性 ガス発生物等を入れた際、ガスを漏らさず密閉できる異種金属二重構造容器に関 する。
【０００２】
毒性ガス発生物等を輸送する際に用いる容器には、衝撃などに耐え得る充分な 強度と共に、毒性ガス等による腐食に耐えられるだけの耐腐食性が必要とされて いる。 しかしながら、衝撃強度、耐腐食性共に優れた容器を得ることは非常に困難で あり、両方の特性を合わせ持つ容器は、現在のところ得られていない。
【０００３】
本考案は耐腐食性と共に耐衝撃性にも優れた容器を提供しようとするものであ る。
【０００４】
本考案は、前記課題を解決し得る、底板部と蓋部に内側が耐腐食性材料で外側 が構造材料であるクラッド材を使用してなる異種金属二重構造容器である。更に 詳しくは底板部と蓋部と胴部がクラッド材である異種金属二重構造容器である。 本考案における耐腐食性材料は、対象となる毒性ガスの種類に応じて変わるが 、例えばアルミニウムおよびアルミニウム合金、銅および銅合金、チタンおよび チタン合金、金、白金などの金属材料が挙げられる。
【０００５】 本考案で用いられる構造材料としては、鉄鋼あるいはステンレス鋼を使用する 場合が多いが、予想される外力に耐え得る板厚、形状等にすることにより、鉄鋼 あるいはステンレス鋼以外の金属材料も使用できる。 耐腐食性材料の板厚は、予想される腐食減耗量によって設定し、構造材料の板 厚は、予想される外力等によって、適宜設定できる。
【０００６】 耐腐食材料と構造材料を接合してクラッド材を得る場合の接合方法は、ロール 圧接法、拡散接合法、爆発圧着法などを用いることができるが、接合強度の点か ら爆発圧着法による接合が好ましい。 以下、図面を用いて本考案を更に詳細に説明する。 図１は底板部と蓋部にクラッド材を用いた本考案の異種金属二重構造容器の一 例を示す断面図である。本考案では、底板部、蓋部、胴部において、全て内側が 耐腐食性材料、外側が構造材料からなるよう構成されている。胴部の耐腐食性材 料８及び構造材料９は、それぞれ底板部の耐腐食性材料１３及び構造材料１４と 溶接されている。
【０００７】 また、胴部は図２に示されている様に、底板部や蓋部と同様に、クラッド材を 用いても良い。この場合は胴部の耐腐食性材料８は、フランジ部と底板部の耐腐 食性材料４，１３と溶接されている。胴部のクラッド材の構造材料９は、フラン ジ部と別の胴部の構造材料５，１６と溶接され、クラッド材とは別の胴部の構造 材料１６が底板部の構造材料１４と溶接されている。
【０００８】 胴部にクラッド材を用いることによって、耐衝撃強度が高くなり、また、毒ガ ス等によって耐腐食材料の一部が腐食した場合、構造材と耐腐食材の間に隙間が あると、構造材全面が、一度に毒ガス等により腐食されてしまうが、クラッド材 の場合は、このような欠点を克服できる。 材料同士の溶接は、従来用いられているアーク溶接、ＴＩＧ溶接、ＭＩＧ溶接 などを使用することができる。
【０００９】
以上説明したように、本考案では単一ではなく異種金属からなるクラッド材を 用いることによって、強度、耐腐食性共に優れた二重構造容器を提供することが できる。
【図１】底板部と蓋部がクラッド材からなる本考案の異
種金属二重構造容器の一例を示す断面図である。
種金属二重構造容器の一例を示す断面図である。
【図２】底板部、蓋部、胴部がクラッド材からなる本考
案の異種金属二重構造容器の一例を示す断面図である。
案の異種金属二重構造容器の一例を示す断面図である。
１ 構造材料 ２ 耐腐食性材料 ３ 蓋部クラッド材 ４ 耐腐食性材料フランジ ５ 構造材料フランジ ６ 締付用ボルトナット ７ パッキン及びパッキン用溝 ８ 耐腐食性材料 ９ 構造材料 １０ 胴部クラッド材 １１ 耐腐食性材料溶接部 １２ 構造材料溶接部 １３ 耐腐食性材料 １４ 構造材料 １５ 底部クラッド材 １６ 構造材料。
Claims (2)
- 【請求項１】 底板部と蓋部が耐腐食性材料と構造材料
とからなるクラッド材からなり、耐腐食性材料が容器内
面になるように構成されたことを特徴とする異種金属二
重構造容器。 - 【請求項２】 底板部と蓋部と共に胴部も耐腐食性材料
と構造材料とからなるクラッド材からなり、耐腐食性材
料が容器内面になるように構成されたことを特徴とする
請求項１記載の異種金属二重構造容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3662793U JPH078293U (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 異種金属二重容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3662793U JPH078293U (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 異種金属二重容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH078293U true JPH078293U (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=12475069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3662793U Withdrawn JPH078293U (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 異種金属二重容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078293U (ja) |
-
1993
- 1993-07-05 JP JP3662793U patent/JPH078293U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19971106 |