JPH0782105A - 寄生虫抑制のための持効性ピリプロキシフェン組成物 - Google Patents

寄生虫抑制のための持効性ピリプロキシフェン組成物

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JPH0782105A
JPH0782105A JP6215257A JP21525794A JPH0782105A JP H0782105 A JPH0782105 A JP H0782105A JP 6215257 A JP6215257 A JP 6215257A JP 21525794 A JP21525794 A JP 21525794A JP H0782105 A JPH0782105 A JP H0782105A
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JP
Japan
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insecticidal
animal
group
pyriproxyfen
composition
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JP6215257A
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English (en)
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Thomas A Miller
タマス、エイ、ミラ
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Virbac Corp
Original Assignee
Virbac Corp
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Publication date
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/34Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • A01N43/40Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom six-membered rings

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 恒温動物の毛外被物につく寄生虫を抑制す
る。 【構成】 持効性基質から2−[1−メチル−2−(4
−フェノキシフェノキシ)エトキシ]ピリジン(ピリプ
ロキシフェン)の殺卵有効量を、0.1〜100mcg
/kg/日の割合で連続的に投与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピリプロキシフェン、
2−[1−メチル−2−(4−フェノキシフェノキシ)
エトキシ]ピリジンを含有し、放出する持効性(sus
tainedrelease:徐放型)組成物と、恒温
性即ち温血動物上の外部寄生虫抑制のためのそのような
組成物の使用並びに、他の態様においては、外部寄生虫
と外部寄生ダニとの両方を抑制するために、持効性組成
物中に殺虫および殺ダニ虫有毒活性成分とピリプロキシ
フェンとの組合わせ物の使用に関する。
【0002】
【発明の背景】昆虫綱の吸血外部寄生虫にはノミ例えば
Ctenocephalides felis と C
tenocephalides canis(猫並びに
犬ノミ)並びにシラミと蚊とアブとツエツエバエと咬刺
性ハエ、およびダニ綱のそれにはマダニ例えば Boo
philus と Amblyomma とAnoce
ntor と Demacentor と Haema
physalis とHyalomma と Ixod
es と Rhipicentor と Margar
opus と Rhipicephalus と Ar
gas と Otobius と Ornithodo
ros とダニとが含まれる。これらの外部寄生虫は飼
育動物例えば牛、豚、羊、山羊と家禽例えばニワトリ、
シチメンチョウ、ガチョウと毛皮関連動物例えばミン
ク、狐、チンチラ、ウサギとペット動物例えば犬と猫と
を含む多くの有用な恒温性動物にたかり、攻撃する。
【0003】マダニは硬マダニまたは軟マダニとして記
述され、1宿主マダニまたは3宿主マダニと特徴づけら
れる。それらは適当な宿主動物につき、血液と体液とに
より生きている。血を一杯吸ったメスは宿主を離れて落
ち、地中の適当な凹みまたは孵化を起す他の隠れた場所
中に多数の卵(2,000〜20,000)を産む。そ
れから幼虫は血液食物を得るために宿主をさがす。1宿
主マダニの幼虫は宿主から離れることなくさなぎおよび
成虫になるために宿主上で2回脱皮する。2宿主および
3宿主マダニはその宿主から落ち、その環境中で脱皮
し、生きるために第2または第3の宿主(さなぎまたは
成虫として)を見つける。
【0004】マダニは世界中で、多くの人間および動物
の疾病の媒介と伝播との原因である。主要な経済的に重
要なマダニには Boophilus と Rhipi
cephalus と Ixodes と Hyalo
mma と Amblyomma と Dermace
ntor とが含まれる。それらは細菌性、ウイルス
性、リチッチア性および原生動物性の疾病の媒介動物で
あり、マダニ咬螫性麻痺とダニ中毒症とをおこす。単独
の Ixodes holocyclus マダニでさ
え、餌摂取工程中宿主中に唾液を注入する結果として麻
痺を引き起こす。マダニ生れの疾病は通常多宿主マダニ
により媒介される。バベミア症とアナプラズマ感染症と
タイレリア症と心水病とを含むこれらの疾病は世界中の
多数のペット並びに食用動物の死亡および/または衰弱
の原因である。多くの温帯の国において、Ixodid
マダニは慢性の衰弱疾病、ライム(Lyme)病の因
子を、野生動物から人間およびペットへ媒介する。疾病
媒介に加えて、マダニは家畜類生産における大きな経済
的損失の原因である。損失は死亡のみならず皮革の損傷
と成育の損失とミルク生産の減少と肉質の低下になる。
動物へのマダニの侵入の衰弱効果は長年認識され、マダ
ニ抑制計画には非常な進歩があつたが、これらの寄生虫
の抑制または撲滅のための完全に満足される方法は手近
にはなく、マダニはしばしば化学的有毒物に耐性を持
つ。
【0005】ノミのペットへの侵入は長年ペット所有者
には迷惑なことであつた。ノミは広範囲の環境条件下で
生き残り、増殖できる故に、ノミ蔓延の抑制にはどんな
程度の成功を達成するにも強力に適用しなければならな
い多面的な計画を必要とする。
【0006】成虫には猫または犬の外被物中にすみ、血
液をえさとする。オスおよびメスノミはまだ動物外被物
中にいる間につがう。メスノミが卵を産む場合、卵は毛
には付着せず、落ちて動物の環境に分布される。この機
構によりペットの全環境はノミの卵が蔓延するが、その
蔓延はペットが多くの時間をすごす場所で最大である。
卵は約2日間で幼虫に孵化する。3つの幼生期があり、
各期は約3日間つづく。最後の期において、幼虫は卵嚢
を紡ぎ、さなぎに変る。最適条件(即ち、33℃と相対
湿度65%)の下で卵は約8〜10日間で幼虫からさな
ぎに分化する。更に約8日間の後、さなぎは、なおペッ
ト環境中に分散されている卵嚢中で若い成虫ノミに分化
する。これらの発生前の成虫ノミは、二酸化炭素および
/または振動により動物宿主を知覚するまで、さなぎの
中で待ち、それから爆発的に出現し、空中および通過す
る宿主に飛びつく。
【0007】適当な、温度および湿度環境条件で、宿主
を見出すのに失敗した餌を摂取していないで出現したノ
ミは適当な宿主を待って環境中でいくらかは生き残れ
る。こうして、前発現成虫に分化し、宿主動物に再蔓延
することができるまでに卵は少くとも3週間かかる。し
かし、前発現成虫は卵嚢中で数か月、長ければ1年生き
つづけることができる。更に、亜最適温度条件の下で
は、卵が前発現成虫を含むさなぎに分化するには4〜5
か月かけることができる。
【0008】ノミは性的に成熟し、再生産できるには血
液の餌を必要とする。その最初の血液餌の後、その宿主
から離れて一時も生きることが出来ないように代謝の変
化をうける。血液は正確な動物から来なければならず、
メスノミの食欲は毎日体重の5倍量の血を消費する必要
がある。長い生命サイクル、特に前発現休眠状態の長い
期間は、ペット動物への局所的に適用された化合物での
ノミの抑制を困難にし、全く満足させなかつた。多くの
局所適用された活性な成分は残留効果が限定され、ペッ
トの環境からの新に発現した成虫ノミによる再蔓延は変
らぬ問題である。
【0009】ノミによる犬と猫とへの蔓延はその動物お
よびその所有者に対して幾つかの望ましくない影響を持
っている。それら望ましくない影響には局所的な刺激と
掻傷になるいらいらさせられるかゆみとが含まれる。ペ
ット動物、特に犬の大きな割合がノミ唾液に対しアレル
ギーになり、ノミ咬螫性アレルギー(またはノミアレル
ギー)として知られている慢性状態になる。この状態は
動物にかむことと引掻くことを起させ皮膚の擦過傷、二
次発熱性感染、脱毛および慢性のひどい炎症性の皮膚変
化の結果になる。アレルギーのペットは僅かのノミの咬
刺に対してもひどい皮膚反応を蒙るかもしれない。更に
また、ノミにはびこられている多くの犬と猫とはまた
Dipylidium caninum ノミに媒介さ
れた条虫に感染することになる。
【0010】適当な動物が長い間存在しない場合、人血
が唯一つの栄養であるならば新しく発現したノミは完全
な再生産能力はないにせよ、人間を含むどんな哺乳動物
でも襲う。ペット動物が存在する場合でさえ、所有者は
ノミに刺されてもよい。幾人かの人は犬および猫ノミに
よる咬刺の結果としてアレルギー性皮膚疾病にかかるか
もしれない。
【0011】多くの昆虫と同様に、ノミは通常の有毒薬
剤への暴露に適応して生き残れることができ、犬と猫と
の化学薬剤に対する耐性はいろいろであるから、ノミの
抑制に用いられる多様な薬剤と方法とを持つことが望ま
しい。先行技術の方法には多くの有毒薬剤例えば有機ホ
スファート(例えばクロルピリフォス)とカルバマート
(例えばカルバリル)とピレトロイド(例えば天然ピレ
トリンとペルメトリンのようととな合成ピレトロイド)
と、ペットに適用して成虫ノミを殺すよう処方され、設
計された他の局所殺虫剤が含まれていた。ノミに対す
る、多くの効果的残留作用のある有毒薬剤例えばDD
T、ヘキサクロロベンゼン並びに他の塩素化炭化水素殺
虫剤は、残留物の環境的持続性と野生生物に対する影響
の故に多くの国で禁止された。他のものは、長期間の健
康的危険、慢性的に晒された人間に対するガンの危険性
を含めた理由で禁止された。米国ではノミに対して効果
的である最近認可され、入手できる有毒薬剤でさえ、簡
単に言えば、ペット並びにその所有者に対する長期の健
康危険に関する懸念の故に、吟味の下にある。これらの
考慮が、ペット動物並びにその環境にあるノミおよびマ
ダニと、一般に動物の外部寄生虫の抑制のための殺虫お
よび殺ダニ虫有害化合物の利用を限定した。
【0012】そのような殺虫および殺ダニ虫化合物の単
独な、通常相乗剤と忌避剤と共での局所適用は効果的で
あり、噴霧、浸漬、シャンプー、ふりまきおよび他の局
所適用法の頻繁な繰り返し適用の不便さを避けるため、
残留化合物と、潜在的有毒化合物の初めの高い投与量と
の両方を処方物中に用い、単独適用の活性期間を延長さ
せ、それで頻繁な適用を減少させた。しかし、最も安定
な残留化合物(即ち有毒物と相乗剤との両方)と高い投
与量とは死を含めた、ペット動物への広い毒作用をもた
らした。ある動物は、特に自己グルーミング活動を通じ
て猫は有害反応を受けやすく、猫に安全に適用できる残
留処方物は少ししかない。このこと多くの猫がいやが
り、はげしく抵抗する繰り返しの適用となり、不充分な
処置の受入れとなる。
【0013】有毒物、相乗剤、忌避剤および昆虫成長調
節剤の噴霧、ふりそそぎ、浸漬、シャンプーふりまきま
たは他の局所適用を通しての、外部寄生虫の抑制の成功
を達成するのに必要である繰返し処置実施要綱によるペ
ット所有者の不便さとそれによる応諾しないこと、並び
に同様にペット動物、特に猫の外部寄生虫抑制のための
全身的活性化合物を含有する錠剤または他の服用形の繰
返される毎日の経口投薬の困難とにより、確実なより高
い処置応諾性を持った代わりの、より便利な抑制システ
ムが利用できるようにするのが望ましい。
【0014】局所適用抑制法の困難さは抑制された放出
装置例えば固形プラスチック首輪と大形メダルと、殺虫
並びに殺ダニ虫有毒物、あるものは相乗剤と共に含有
し、その活性成分は固体プラスチック基質中に混合され
ているかあるいは容器中に液体として存在するプラスチ
ック容器の開発をもたらした。有毒物は固体基質から拡
散により表面に放出される。雰囲気温度で液体の有毒物
はプラスチック容器から速度限定半透過膜を通して拡散
する。雰囲気温度で固形(例えば粉末)である有毒物は
基質中の可塑剤中および他の何かの液状親油性溶剤に溶
解され、拡散により表面にはこばれ、動物の外被物への
広がりに使用できるようになる。抑制された放出容器装
置中の液体有毒物は半透過膜を通して拡散し、動物の外
被物への広がりに使用できるようになる。高蒸気圧の有
毒物(例えばいくつかの有機ホスファート)はそれが抑
制された放出装置の表面に達した場合、部分的には蒸発
により動物表面(およびその環境)に広がり、部分的に
は毛外被物中の天然油脂中への溶解によりその油脂の拡
散により広がって殺虫並びに殺ダニ虫活性を達成する。
低い蒸気圧の化合物[例えばアミトラズ(amitra
z)と合成ピレトロイド]は唯毛外被物の油脂への溶解
によつてのみ広がる。
【0015】殺虫並びに殺ダニ虫有毒化合物の伝達のた
めの抑制された放出装置例えば首輪と大形メダルと容器
との処方と製造との技術は文献で周知のものである。昆
虫成長調節剤の局所適用は一般的には例えば米国特許第
5,221,535号およびその中の文献に見られる。
しかし昆虫成長調節剤は例えば、数日から長くて1か月
の間隔で繰返し適用しなければならない噴霧として適用
される。持効性組成物中への昆虫成長調節剤の使用の公
開はない。それ故、先行技術はピリプロキシフェンまた
はピリプロキシフェン様化合物の局所適用に持効性装置
の使用の可能性を示唆していない。
【0016】殺虫並びに殺ダニ虫有毒化合物の伝達のた
めの抑制された放出装置例えば首輪と大形メダルと受器
との処方と製造の技術は文献で周知である。殺虫首輪は
一般には殺虫剤で含浸されている柔軟性の細長いプラス
チック片より成る。これらの首輪の通常の製造−押出し
−は殺虫剤を押し出し段階の間高温にかけ、しばしば殺
虫剤の劣化により首輪の効果を限定する。殺虫剤は揮発
性殺虫剤の蒸発または不揮発性殺虫剤の場合には拡散に
より首輪から放出される。高い揮発性の殺虫剤は勿論熱
劣化に敏感であるが、一方不揮発性化合物の大部分はプ
ラスチック首輪のポリマー中に捕捉されたままである。
【0017】Rombi の米国特許第4,879,1
17号は殺虫剤と可塑剤とで含浸されている多孔性材料
の中心核を含有する首輪に関する新規の設計を教えてい
る。それからその核は薄いポリマーで被覆される。可塑
剤はポリマーを通しての殺虫剤の拡散を助ける(3頁5
〜14行)。この首輪の有利さは活性成分の保持を非常
に減少させることにある。しかし首輪の大部分は最近で
は押出法で作られているから、この方法は、このより複
雑な製造方法に適応させるため製造工場の再整備を必要
とする。Rombi の米国特許第4,879,117
号は一般的に、公開された装置での昆虫成長調節剤の使
用を公開しているが、高分子量昆虫成長調節剤型材料が
在来の首輪設計中でも用いられることは示唆していない
し、あるいはピリプロキシフェンが持効的放出への処方
に成功していることも何等示唆していない。
【0018】Dick 等の米国特許第4,150,1
09号は加熱押出しされるプラスチック首輪中へ可塑剤
と植物油と共に殺虫剤ジアジノンとジアゾキソンとを使
用している。その殺虫剤は首輪中に濃度10〜20%で
存在している(31頁11−35行)。首輪中に含まれ
る可塑剤は首輪のポリマーを通しての動物への殺虫剤の
拡散を助ける。しかし Dick は可塑剤とそこで公
開されている安定化剤と一緒にした昆虫成長調節型材料
の使用を示唆していない。
【0019】ピリプロキシフェンを含む既知の殺虫並び
に殺卵活性のある或る種の置換されている複素環式化合
物が米国特許第4,970,222号と同第4,87
9,292号と同第4,751,223号とで公開され
ている。しかし、これら窒素原子含有複素環式化合物
は、殺卵有効投与量が、目的外部寄生虫が最初に宿主に
のぼりまたはとびついた場合、その後数か月、低くて連
続的な、一定の有効投与量で目的外部寄生虫に利用され
る殺卵剤の投与に影響させるのに、長期間抑制された放
出装置へ組入れ、それから放出するのに適当であるとし
ては過去に示唆されていなかつた。
【0020】ピリプロキシフェンおよび関連分子は例え
ば Nishida 等の米国特許第4,970,22
2号中に公開されている。Nishida はこの化合
物類の、昆虫綱の鞘翅目、鱗翅目、半翅目、網翅目およ
び双翅目並びにダニ綱のダニ目に属するハダニ Tet
ranychidae の処置への利用を教えている。
Nishida はハチミツガ(49頁24,37
行)、通常の蚊(49頁52〜54行、51頁65〜6
6行、52頁5〜20行)、通常のイエバエ(53頁6
4,65行、54頁24〜31行)およびカーマイン
(Carmine)ハダニ(53頁36,54〜60
行)の抑制に関する作業実施例を与えている。処置の方
法には例えば噴霧、燻蒸、土壌処理の方法を通して適用
できる乳化し得る濃縮物、粉末、粒、湿潤できる粉末お
よび細粒の形(45頁45〜49行)の、あるいは動物
餌と組合わせた(47頁26〜28行)組成物の使用が
含まれる。Nishida はピリプロキシフェンまた
はピリプロキシフェン様化合物のノミまたはマダニ蔓延
の抑制へ使用しようとしていない。また前記して掲げた
節足動物以外の門への局所適用もしようとしていない。
【0021】Barnett 等の米国特許第4,97
3,589号はノミだけの抑制に昆虫成長調節剤の全身
的使用を教えていて、その場合その化合物は経口的、非
経口的にあるいは埋込みにより投与される(15頁50
〜55行)。Barnettはピリプロキシフェン関連
化合物の使用を記載していない。Miller 等の米
国特許第4,166,107号は家畜害虫の抑制のため
に持効性の大粒の処方物中での、昆虫成長調節剤メトプ
レンとジフルベンズロンの全身的使用を教えている。
【0022】前記して引用した現在の技術は過去におい
ては、外部寄生虫およびその卵(宿主上にある場合)の
殺虫、殺卵を通じて外部寄生虫を抑制を達成するため
に、ペット動物への2−ピリジン類の昆虫成長調節剤の
局所適用のための持効性の低水準抑制放出に使用してい
なかつた。幾つかの殺虫および殺ダニ虫有毒物と比較し
ての、ピリプロキシフェンの低溶解性、比較的大きな分
子、そして比較的に低蒸気圧であることは、一定の殺卵
有効低投与量での昆虫成長調節剤の伝達のための効果的
抑制放出装置の処方は困難であろうとの予測をもたらし
た。その結果、目的種中の殺卵活性は唯、持効性型材料
中のメタプレンに関してのみ報告されているだけだつ
た。
【0023】
【発明の要約】驚くべきことに、米国特許第4,97
0,222号と同第4,879,292号と同第4,7
51,223号に公開されている複素環式化合物からの
ピリプロキシフェンが動物を外部寄生虫から保護する方
法中に、動物の毛外被物へ持続的放出用に処方できるこ
とが発見された。ピリプロキシフェン,2−[1−メチ
ル−2−(4−フェノキシフェノキシ)エトキシ]ピリ
ジンは商標MYLARTMの下に Sumitomo C
hemical Campany または McLau
ghlin,Gormley,King Co.から商
業的に入手できる。ピリプロキシフェンはそれを低投与
量で局所的に投与した場合恒温性(温血)動物中の外部
寄生虫を抑制するのに有効であることが発見された。以
下の実施例中で、ピリプロキシフェン組成物は外部寄生
虫に対して強力な殺卵効果を示している。ここで用いる
ように、術語外部寄生虫は技術における通常の意味を持
ち、ノミとマダニとシラミと蚊とアブとツエツエバエと
他の咬刺性のノミ、特に前記した種を含む。本発明は問
題の持効性ピリプロキシフェン組成物と、外部寄生虫抑
制のため持効性ピリプロキシフェン組成物を使用する方
法とを提供する。その問題の持効性組成物は全組成物重
量のパーセントで、 a.基質10〜90% b.可塑剤5〜40% c.ピリプロキシフェン0.001〜5% を含む。その組成物は、場合によつては1つまたはそれ
以上の有毒薬剤の殺虫または殺ダニ虫有効量を含んでい
てもよい。
【0024】
【詳細な説明】本発明の方法においては、外部寄生虫は
それが最初に、殺卵活性の成分の連続的な有効量を送り
出す抑制された放出装置をつけて処置した動物にはい上
つた時殺卵有効量の活性成分にさらされている。その装
置は殺卵活性の成分を1日投与割合0.01mcg/k
g〜約1mg/kg、より好ましくは約0.1〜100
mcg/kg,最も好ましくは約1〜50mcg/k
g,ここでkgはキログラムで表わした動物の重量、で
送り出すために設計されていてもよい。
【0025】他の好ましい態様においては、前記の範囲
の殺卵有効量のピリプロキシフェンが有効量の殺虫およ
び/または殺ダニ虫有毒薬剤例えば有機ホスファート例
えばジアジノン、カルバマート例えばベンジオカルブ、
ホルムアミジン例えばアミトラズまたは合成ピレトロイ
ド例えばペルメトリンと組合されていてもよい。殺虫お
よび殺ダニ虫有毒物はまた抑制された放出装置中に、殺
虫/殺ダニ虫相乗剤例えばピペロイルブトキシまたはn
−オクチルビシクロヘプテンジカルボキシイミドを包含
させることにより相乗されていてもよい。抑制された放
出装置は更に昆虫忌避剤例えばジ−n−プロピルイソシ
ンコメロナートの含有により改良されてもよい。有毒物
はその抑制された放出装置中に濃度(wt/wt)1−
約30%、より好ましくは5〜約25%、最も好ましく
は8〜20%で存在していてもよい。
【0026】本発明の本質的特徴は、活性化合物が、外
部寄生虫が最初に動物にはい上つた時、それが寄生虫と
その卵とに対して活性を及ぼすことができる活性化合物
と接触できる方法で抑制された放出装置から放出される
ことにある。ここで用いるように、“宿主”とは毛外被
物が通常天然油脂で被覆されている動物を意味し、その
天然油脂は抑制された放出装置から放出される活性成分
を溶解し、その活性成分をその動物の毛外被物の全表面
に広げるのに役立つ。ここで用いるように、“殺卵有
効”とは卵の孵化割合の低下とオスの卵への受精不能、
従って不妊の卵生産とになる効果を意味する。ここで用
いるように、“殺虫および/または殺ダニ虫有毒物”と
は抑制された放出装置により放出され、天然の毛外被物
油脂中で動物の毛外被物に広がった場合、外部寄生虫が
その宿主にはい上るや否やその寄生虫に対し接触および
/または蒸気圧を通じて用いられ、そしてその有毒物が
毛外被物と接触した外部寄生虫のクチクラを透過するか
またはグルーミング活性により外部寄生虫のクチクラを
落す(grooming off)ことにより、あるい
は気門を通じての外部寄生虫により吸収される有毒物の
蒸気により外部寄生虫を酔わせ、殺すことができる化合
物を意味する。
【0027】本発明に従えば、有効な水準での殺卵剤お
よび有毒物の導入は固体装置例えば首輪と大型メダルま
たは中空を持つ装置例えば半透過性の抑制された速度の
膜を持つ容器または製造の間に混合された活性成分を抑
制された速度で放出する他の装置を用いてもよい抑制さ
れた放出組成物によつて達成できる。この場合術語“処
方された”とは有効量の活性成分を投与するのに適当な
固形または中空の組成物の形を意味する。その組成物の
抑制された放出作用は装置本体から活性成分が動物の毛
外被物に広がるのに用いられるようになる表面に、活性
成分の拡散を可能にしまたは拡散速度を物理的に限定す
る基質中に活性成分を処方することにより得ることがで
きる。処方された抑制された放出装置はバックル止め、
締めひも、毛外被物付着または動物の抑え首輪への付着
により付着される。特に好ましい持効性組成物は現在は
放棄されている。1990年12月27日出願の、Du
rrieu の同時係属出願第07/634,848号
に公開されているDurrieu の出願はピリプロキ
シフェンの持続的放出に効果的であることが見出だされ
た一般的組成物を公開している。
【0028】技術において知られている基質処方物は例
えばシリコーン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリ
プロピレンまたは他の適当な熱可塑性物質からプラスチ
ックスとして処方される。全組成物に関しては、基質は
その10〜90%、好ましくは30〜70%最も好まし
くは40〜65%を構成していてもよい。多種類の、各
プラスチックスに適当なそして活性成分の拡散を可能に
出来るために選択される可塑剤にはこれらに限定されな
いがアジパートとフタラートとチトラート、例えばジオ
クチルアジパートとジイソブチルアジパートとジイソデ
シルアジパートとジブチルフタラートとジ(C7,9−
アルキル)フタラートとジ−(C7−アルキル)フタラ
ートとジ(C9−アルキル)フタラートとアセチルトリ
ブチルチトラートとが含まれる。最終組成物の総括的重
量に対して、可塑材は5〜45%、好ましくは10〜4
0%、最も好ましくは12〜30%存在することになろ
う。抑制された放出装置処方物はまた潤滑剤と安定化
剤、例えばステアリン酸カルシウム、ステアリン酸カル
シウム−亜鉛複合体または他のステアリン酸化合物を含
有していてもよい。安定化剤は組成物の全重量の0.5
〜10%、好ましくは1〜5%、最も好ましくは2〜4
%をなす。組成物はまた酸化防止剤と防腐剤例えばブチ
ル化ヒドロキシトルエン、ブチル化ヒドロアニソール、
半透明プラスチックのためには、紫外線吸収剤例えばp
−アミノ安息香酸、レゾルシノール例えばベンゾレゾル
シノール、ベンゼンスルホン酸例えばスルホベンゾンと
合成p−アミノ安息香酸塩例えばグリセリルp−アミノ
ベンゾアートと4−(ジメチルアミノ)安息香酸の有効
量を含有していてもよい。処方物はまた潤滑剤と可塑剤
として、および親油性疎水性活性成分用の溶剤として役
立つ幾つかの安定化されている油性物質を含有していて
もよい。適当な油性安定化剤と溶剤との例には広い種類
の安定化またはエポキシ化されている植物油が含まれ
る。その組成物はまた不活性の鉱物塩充填剤を含有して
いてもよい。装置の外観の改善および銘柄と目的種と活
性成分とによる識別を可能にするため、しばしばプラス
チック組成物中に着色剤が含まれている。着色剤は周知
であり、顔料のフタロシアニン族とスピネル族とチオイ
ンジゴイド族とアントラキノン族が包含される。ペット
動物またはなにか同棲している動物の、その抑制された
放出装置をかんだり、なめたりまたは食べたりするのを
阻止するために、食味嫌悪剤が基質中に混合されていて
もよい。適当な食味嫌悪剤は断念させることを望む動物
の種に依り、デナトニウムベンゾアートまたはデナトニ
ウムサッカラートが包含されてもよい。食味嫌悪剤は組
成物の全重量の0.005〜0.5%、好ましくは0.
01〜0.3%、最も好ましくは0.01〜0.1%で
ある。
【0029】本発明は恒温動物の毛外被物に殺卵有効量
の2−[1−メチル−2−(4−フェノキシエトキシ)
エトキシ]ピリジンを連続的に投与することからなる、
外部寄生虫を抑制する方法である。
【0030】本発明はまた、抑制された放出装置の表面
から動物の毛外被物上の天然油脂中に殺卵有効量のピリ
プロキシフェンを拡散により放出し、それにより殺卵有
効量のピリプロキシフェンを動物毛外被物中のノミとの
直接の接触に用いることができる抑制された放出装置を
付着することから成る、毛外被物をもつ動物上のノミの
傳播を阻止する方法に関する。化合物は都合よくは、宿
主動物に対して宿主動物対して投与量約0.01〜1m
cg/kg体重、好ましくは約0.1〜100mcg/
kg体重、最も好ましくは約1〜50mcg/kg体重
で抑制された放出装置から放出される。
【0031】抑制された放出装置の処方または容器装置
の抑制された速度膜の構造は動物に付着された場合適当
な期間、好ましくは1〜18ケ月、より好ましくは3〜
12ケ月、最も好ましくは5〜9ケ月に亘って、この連
続的放出を提供するように設計されている。抑制された
放出装置は凡ての活性成分が装置の有用寿命に亘り有効
割合で放出され、そしてその装置が機能することをや
め、棄られる時、無視され程しか活性成分が存在せず環
境を潜在的汚染から保護する様に処方されている。
【0032】単独殺卵活性含有の抑制された放出装置の
目的は、結局気候と雰囲気状態がノミのライフサイクル
に適当である全ノミ季節に亘って宿主動物により連続的
につけられていることにある。更に、抑制された放出装
置は、宿主にはいのぼるかもしれない最初のノミが環境
的ノミ再蔓延の可能性の一助になるどんな受精卵を生産
するのを阻止する目的を持って、ノミ季節開始前につけ
られることが望ましい。このことは、まれなノミ、およ
びより重要なことには、処置されてなくそして抑制され
ていない犬または猫の上にあり、処理されている動物の
環境中にもちこまれてもよく、その受精されている卵が
新生のノミに分化し蔓延の可能性があるその卵を除き、
そして、自己の環境から出て運動していた場合にペット
動物によって取上げられてもよい何等かのノミを除い
て、動物は自己の環境を通じての自己再蔓延の源として
は働かないと云う有利さを提供する。このことはノミ集
団が通常にその環境をこしらえた場合要求される様な、
大投与量の潜在的に有毒な殺虫剤のペットへの繰返しの
局所適用の必要を非常に不要にする。殺卵有効活性物質
を放出する抑制された放出装置のさらなる有利さは、環
境の殺虫/殺ダニ虫剤処理がノミの自由に生活している
段階の抑制には通常低い効果しかないが、より重要なこ
とは、戸外環境中にある、目的でない有益な昆虫種に有
害に影響する不利さをもっている故に、人間家族と共有
する戸内部屋および犬小屋、中庭または庭園中のペット
戸外環境を含む動物の環境の、殺虫および殺ダニ虫有毒
物で処理の必要を無くすことにある。ペットが一年中殺
卵に有効な装置をつけていた場合、有毒物質含有製品に
よるペットの軽い時時の局所的処置を必要としても、そ
のペットはノミアレルギーになるかもしれないし、前記
して説明したように偶然獲得してもよいまれなノミに反
応するかもしれない。
【0033】本発明の方法において、殺卵有効活性物質
を放出する抑制された放出装置は殺虫および/または殺
ダニ虫有毒物と相乗剤とを含有し、放出してもよい。殺
卵活性物質は長期間(例えば1年)放出されてもよい
が、外の寄生虫の自由な生活段階が動物の環境中に多数
存在し、その動物にはい上る場合あるいはその動物がそ
のような環境に初めて入れられた場合、外の寄生虫の咬
刺に対し即座の保護を提供するために有毒物の放出期間
を限定するのが便利かもしれない。殺卵有効有毒成分は
成虫ダニと卵に対しては限定され、または無視できる程
の効果を持っていいてもい故に、特にマダニのたくさん
いる他の犬または野生哺乳動物の環境にさらされるペッ
ト動物、特にスポーツ犬種には、殺ダニ虫有毒物の処方
物への添加と抑制された放出装置からの放出が特に有利
である。これらの境遇に特に適当であろう殺卵剤−有毒
物質組合せの抑制された放出装置は有効な活性成分と、
マダニに対し栄養補給抑制剤として作用し、マダニの咬
刺から動物を保護するのみならず、マダニ媒介疾病例え
ばLyme Borelliosisとロッキー山紅斑
熱とQ熱と他のリッケッチア作因により感染される危険
性から保護するホルムアミジン例えばアミトラズとを含
有するものである。以下の実施例はここに説明した発明
を説明するが、いかなる点でもその範囲は限定しない。
【0034】
【実施例】
実施例1:猫に対する昆虫成長調節剤単独の150日間
残留活性 4kgの猫に付着され、毎日150日連続して猫の体重
1kg当り20mcgのピリプロキシフェンを放出する
ように設計されている、ピリプロキシフェン0.16%
含有のノミ不妊化首輪 各首輪の重さ8g。首輪1000個のバッチ。
【0035】
【表1】
【0036】成分は粘稠な均一液体になる温度に加熱し
乍ら一緒に混合する。抽出し首輪にはこの液体をオリフ
ィスを通して冷不活性液体中に押し出し、固化したプラ
スチックのリボンは連続的に引き出され、冷却されそし
て30cmの長さに切られる。射出成形の首輪には、そ
の液体組成物を冷却されている金型中に射出し、開か
れ、各首輪を取り出す。バックルを端につけ、各首輪を
渦状に巻き、袋または予め形成した透明のプラスチック
容器中に封じこめる。注意事項と使用法とを印刷してあ
る最終外部包装は製品とその直接の容器が含まれる。ノ
ミ蔓延猫の首につけると、存在するノミは3日以内に不
妊化され、次の5ケ月間猫にたかるかもしれない凡ての
新しいノミは直に不妊化される。
【0037】実施例2:犬に対する昆虫成長調節剤だけ
の150日間残留活性 20kgの犬に付着され、毎日、300日間に亘り、犬
の体重1kg当りピリプロキシフェン5mcg放出する
ように設計された、ポリプロキシフェン0.16%含有
ノミ不妊化首輪 各首輪重さ20g。首輪1000個のバッチ
【0038】
【表2】
【0039】成分は粘稠な均一液体になる温度に加熱し
乍ら一緒に混合される。押出し首輪には、この液体をオ
リフィスを通じて冷不活性液体中に押出し、固化したプ
ラスチックのリボンは連続的に引出され、冷却され、6
5cmの長さに切られる。射出首輪には、その液体組成
物を冷却された金型に射出し、開き、各首輪を取り出
す。端にバックルをつけ、各首輪を渦状に巻き、袋また
は予め形成した透明のプラスチック容器に封入する。最
終外部包装は注意事項と使用法とが印刷されていて、製
品と直接の容器とを含有している。ノミの蔓延している
犬の首にまきつけられると、存在するノミは3日以内に
不妊化され、次の10ケ月間は、その犬にたかるかもし
れない凡ての新しいノミを直に不妊化する。
【0040】実施例3:猫に対する昆虫成長調節剤と殺
虫有毒物との150/90日間残留活性 4kgの猫に付着し、猫の体重1kg当り毎日、150
日に亘りピリプロキシフェン20mcgと、90日間に
亘りペルメトリン1.1mgを放出するように設計され
ているピリプロキシフェン0.09%とペルメトリン8
%とを含有するノミ殺虫並に不妊化首輪 各首輪重さ15g。首輪1000個のバッチ
【0041】
【表3】
【0042】成分は粘稠な均一液体になる温度に加熱し
乍ら一緒に混合する。押出し首輪には、この液体をオリ
フィスを通して冷不活性液体中に押し出し固化するプラ
スチックのリボンを連続的に引き出し、冷却し、30c
mの長さに切る。射出成形首輪には、この液体処方物を
冷却された金型に射出し、開き、各首輪を取り出す。端
にバックルをつけ、各首輪を渦状に巻き、袋または予め
形成した透明のプラスチック容器中に封ずる。注意事項
と使用法とが印刷された最終外部包装には製品と直接の
容器とが含まれる。ノミの蔓延した猫の首のまわりにつ
けた場合、多くの前に存在するノミは24時間以内に殺
され、残ったものは3日以内に不妊化され、そして3ケ
月間は多くの新規のノミは数時間内に殺され、凡ての残
ったノミは首輪付着後5ケ月まで直に不妊化される。
【0043】実施例4:犬に対する昆虫成長調節剤と殺
虫有毒物との180/90日残留活性 20kgの犬に付着し、犬の体重1kg当り毎日、18
0日間に亘りピリプロキシフェン5mcgと90日間に
亘りペルメトリン0.3mgとを放出するように設計さ
れている、ピロプロキシフェン0.07%とペルメトリ
ン18%とを含有する殺ノミおよびマダニ、ノミ不妊化
首輪。各首輪30gの重さ。首輪1000個のバッチ。
【0044】
【表4】
【0045】成長は粘稠な均一液になる温度に加熱し乍
ら、一緒に混合する。押出し首輪には、この液体をオリ
フィスを通して冷不活性液体中に押出し、固化するプラ
スチックリボンを連続的に引き出し、冷却し、65cm
の長さに切る。射出形成首輪には、液体処方物を冷却さ
れている金型中に射出し、開き、各首輪を取り出す。端
にバックルをつけ、それから各首輪を渦状に巻き、袋ま
たは予め形成した透明なプラスチック容器中に封じこめ
る。注意事項と使用法とを印刷した最終外部包装は製品
と直接の容器とを含む。ノミまたはマダニの蔓延してい
る犬の首のまわりにつけると、前に存在しているノミは
24時間以内に殺され、マダニは2日以内に殺され、生
き残ったノミは3日以内に不妊化される。次の3ケ月
間、新しいノミとマダニとは数時間内に殺され、生き残
ったノミは首輪付着後6ケ月までは、直に不妊化され
る。
【0046】実施例5:犬に対する昆虫成長調節剤と有
毒物との300/150日残留活性 重さ20kgの犬に付着し、犬の体重1kg当り毎日、
300日間ピリプロキシフェン5mcgと、150日間
ベンジオカルブ33mgとを放出するように設計されて
いる、ピリプロキシフェン0.05%とベンジオカルブ
10%とを含有するノミ不妊化、殺マダニ有毒物首輪。
各首輪重さ30g。首輪1000個のバッチ。
【0047】
【表5】
【0048】成分は粘稠な均一液体になる温度に加熱し
乍ら一緒に混合する。押し出し首輪には、この液体をオ
リフィスを通して冷不活性液体中に押し出し、固化する
プラスチックのリボンを連続的に引き出し、冷却し、6
5cmの長さに切る。射出成形首輪にはその液体処方物
を冷却されている金型中に射出し、開き、各首輪を取り
出す。端にバックルをつけ、各首輪を渦巻きに巻き、袋
または予め形成した透明のプラスチック容器中に封じ込
める。注意事項と使用方法とを印刷した最終外部包装は
製品と直接の容器とを含む。ノミの蔓延している犬の首
につけると前に存在しているノミは24時間以内にベン
ジオカルブにより殺され、生き残りは3日以内にピリプ
ロキシフェンにより不妊化される。有毒物ベンジオカル
ブの包含の故に、最初の150日間は、多くの新しいノ
ミは数時間内に殺され、全300日間は生き残りのノミ
はピリプロキシフェンにより直に不妊化される。
【0049】実施例6:犬に対する昆虫成長調節剤と殺
ダニ虫有毒物との150/90日残留活性 20kgの犬に付着し、犬の体重1kg当り毎日150
日間ピリプロキシフェン5mcgと90日間アミトラズ
30mgとを放出するように設計されている、ピリプロ
キシフェン0.04%とアミトラズ9.0%とを含有す
るノミ不妊化、殺マダニ首輪。各首輪重さ30g。首輪
1000個のバッチ。
【0050】
【表6】
【0051】成分は粘稠な均一液体になる温度に加熱し
乍ら一緒に混合する。押出し首輪には、この液体をオリ
フィスを通して冷不活性液体中に押出し、固化するプラ
スチックのリボンを連続的に引き出し、冷却し、65c
mの長さに切る。射出成形首輪には液体処方物を冷却さ
れている金型中に射出し、開き、各首輪を取り出す。端
にバックルをつけ、各首輪を渦状に巻き、袋または予め
形成した透明プラスチック容器中に封ずる。注意事項と
使用方法とを印刷した最終外部包装は製品と直接の容器
とを含む。
【0052】ノミとマダニとが蔓延している犬の首のま
わりにつけると、多くの前に存在していたノミは3日以
内に不妊化される。有毒物アミトラズ包含の故に、多く
の前に存在していたマダニの栄養補給作用が停止し、離
脱して落下し死ぬ。次の3ケ月間犬にはい上る多くの新
しいマダニもまた栄養補給を阻止され、落下して死ぬ。
同時にピリプロキシフェンの連続的放出が犬にはい上る
新しいノミの凡てを直に不妊化する。この作用は次の5
ケ月間つづく。
【0053】実施例7:猫に対する昆虫成長調節剤と有
毒物との150/90日残留活性 4kgの重さの猫に付着し、体重1kg当り毎日150
日に亘りピリプロキシフェン20mcgと90日に亘り
ジアジノン13mgとを放出するように設計されてい
る、ピリプロキシフェン0.11%とジアジノン10%
とを含有するノミ不妊化、殺虫−殺ダニ虫首輪 各首輪重さ12g。首輪1000個のバッチ。
【0054】
【表7】
【0055】成分は粘稠な均一液体になる温度に加熱し
乍ら一緒に混合する。押出し首輪とは、この液体をオリ
フィスを通して冷不活性液体中に押出し、固化するプラ
スチックのリボンを連続的に引出して、冷却し、30c
mの長さに切る。射出成形首輪には液体処方物を冷却さ
れている金型中に射出し、開き、各首輪を取り出す。端
にバックルをつけ、各首輪を渦状に巻き、袋または予め
形成した透明プラスチック容器中に封ずる。注意事項と
使用法とを印刷した最終外部包装は製品とその直接の容
器を含んでいる。
【0056】ノミまたはマダニが蔓延している猫の首の
まわりにつけると、多くの現存のノミとマダニとはジア
ジノンにより24時間で殺され、生き残りのノミはピリ
プロキシフェンにより3日以内に不妊化される。有毒物
ジアジノンの包含の故に、最初の90日の間に、多くの
新しいノミとマダニとは数時間内に殺され、全150日
にはどんな生き残りのノミもピリプロキシフェンにより
直に不妊化される。
【0057】実施例8:犬に対する昆虫成長調節剤と有
毒物との400/300日残留活性 20kgの重さの犬に付着し、体重1kg当り毎日、4
00日に亘りピリプロキシフェン12mcgと300日
に亘りジアジノン21kgとを放出するように設計され
た、ピリプロキシフェン0.25%とジアジノン15%
とを含有するノミ不妊化、殺虫−殺ダニ虫首輪 各首輪重さ42g。首輪1000個のバッチ。
【0058】
【表8】
【0059】成分は粘稠な均一液体になる温度に加熱し
乍ら一緒に混合する。押出し首輪には、この液体をオリ
フィスを通して冷不活性液体中に押し出し、固化するプ
ラスチックのリボンを連続的に引出し長さ65cmに切
る。射出成形首輪には液対処方物を冷却されている金型
中に射出し、開き、各首輪を取り出す。端にバックルを
つけ、各首輪を渦状に巻き、袋又は予め形成した透明プ
ラスチック容器中に封じこめる。注意事項と使用法とを
印刷されている最終外部包装は製品とその直接の容器と
を含んでいる。
【0060】ノミまたはマダニ蔓延の首のまわりに付着
すると、多くの事前に存在しているノミおよびマダニは
24時間以内にジアジノンにより殺され、生き残ったノ
ミは3日以内にピリプロキシフェンにより不妊化され
る。有毒物ジアジノン包含故に、初めの300日は多く
のノミおよびマダニは数時間内に殺され、全400日は
生き残ったノミはピリプロキシフェンにより直に不妊化
される。
【0061】実施例9:猫に対する、昆虫成長調節剤と
相乗されている有毒物との150/90日残留活性 重さ4kgの猫に付着し、体重1kg当り毎日、150
日に亘り、ピリプロキシフェン20mcgと、ピペロニ
ルブトキシドとn−オクチルビシクロヘプテンジカルボ
キシイミドとのおのおの0.3mgで相乗されているプ
ラレトリン0.15mgとを放出するように設計されて
いる。ピリプロキシフェン0.11%とプラレトリン
0.45%とピペロニルブトキシド2.25%とn−オ
クチルビシクロヘプテンジカルボキシイミド2.25%
とを含有するノミ不妊化、協力されている殺虫首輪。各
首輪重さ12g。首輪1000個のバッチ。
【0062】
【表9】
【0063】成分は粘稠な均一液体になる温度に加熱し
乍ら一緒に混合する。押出し首輪には、この液体をオリ
フィスを通して冷不活性液体中に押出し、固化するプラ
スチックのリボンは連続的に引出し、冷却し、30cm
の長さに切る。射出成形首輪には、この液体処方物を冷
却されている金型に射出し、開き、各首輪を取り出す。
端にバックルをつけ、各首輪を渦状に巻き、袋または予
め形成した透明プラスチック容器中に封じこめる。注意
事項および使用法を印刷してある最終外部包装は製品と
その直接の容器とを含む。
【0064】ノミの蔓延している猫の首のまわりにつけ
た場合、多くの事前に存在しているノミとマダニは24
時間以内に相乗されているプラレトリンにより殺され、
生き残りのノミは3日以内にピリプロキシフェンにより
不妊化される。相乗されている相乗されている有毒物包
含の故に、初めの90日間は多くの新しいノミは数時間
で殺され、全150日間は生き残りのノミはピリプロキ
シフェンにより不妊化される。
【0065】実施例10:犬の上のノミとマダニとに対
する昆虫成長調節剤と相乗されている有毒物との150
/90日残留活性 20kgの重さの犬に付着し、体重1kg当り毎日、1
50日に亘りピリプロキシフェン5mcgと90日に亘
り、ピペロニルブトキシドとn−オクチルビシクロヘプ
テンジカルボキシイミドとのおのおの1.5mgで相乗
されているプラレトリン0.3mgとを放出するように
設計されている。ピリプロキシフェン0.05%とプラ
レトリン1.8%とピペロニルブトキシド9.0%とn
−オクチルビシクロヘプテンジカルボキシド9.0%と
を含有するノミ不妊化、相乗りされている殺虫首輪 各首輪重さ30g。首輪1000個のバッチ。
【0066】
【表10】
【0067】成分は粘稠な均一液体になる温度に加熱さ
れ乍ら一緒に混合される。押出し首輪には、この液体を
オリフィスを通して冷不活性液体中に押出し、固化する
プラスチックのリボンを連続的に引き出し、冷却し、3
0cmの長さに切る。射出成形首輪には、液体処方物を
冷却されている金型中に射出し、開き、各首輪を取り出
す。端にバックルをつけ、各首輪を渦巻に巻いて、袋ま
たは予め形成した透明プラスチック容器中に封じこめ
る。注意事項と使用法とが印刷されている最終外部包装
は製品とその直接の容器とを含む。
【0068】ノミおよび/またはマダニの蔓延している
犬の首のまわりにつけると、多くの事前存在したノミと
マダニとは24時間内に相乗されているプラレトリンに
より殺され、生き残ったノミは3日間の中にピリプロキ
シフェンにより不妊化される。相乗されている有毒物の
包含の故に初めの90日には、多くの新しいノミは数時
間内に殺され、全150日の間生き残ったノミはピリプ
ロキシフェンより直に不妊化される。
【0069】実施例11:活性成分の局所適用を通して
のノミの抑制 初めに、投与量滴定により、ノミとその卵の100%不
妊化を達成するために抑制された放出装置から放出され
る必要がある、昆虫成長調節剤ピリプロキシフェンの最
少1日適用割合を決定することが必要である。このため
に、工業用のピリプロキシフェン、2−[1−メチル−
2−(フェノキシフエノキシ)エトキシ]ピリジンを適
当な溶剤(エタノール)に、9mcg〜97mg/kg
体重の範囲の投与量割合を提供するために0.0000
45〜0.5%の種種な活性成分負荷で希釈する。ノミ
を予め蔓延させた、従って正常の受精卵を産んでいる成
熟したノミの負荷をもつ20頭の犬と猫とを、その外被
物が皮膚までぬらすが、したたり落ちる点より前で止め
るまでそれらの組成物を用い全面的に噴霧した。種と品
種と、動物の外被物の長さと厚さとにより、液体噴霧投
与量は5〜20g/kgの範囲にあった。間欠的に、少
くとも週間隔でノミの卵を集め、卵の孵化と幼虫発生と
蛹化とを促進し、支持するため適当な条件の下で適当な
媒質中で培養した。犬と猫とはまたノミの負荷を支持す
るためほぼ毎週新に発現したノミを繰返し蔓延させられ
た。対照の犬と猫とが、処置した犬と猫とに蔓延そして
再蔓延するのに用いていたように、同じバッチからのノ
ミにより産まれたノミの卵の繁殖力を監視するために、
この研究に含められていた、卵の繁殖力は初めに卵孵化
により、2次的にはそのその蛹からの成虫ノミの発現に
より測定した。試験製品適用後の100%のノミの不妊
化期間は最低投与割合での1日の短さから、より高い投
与割合での4ケ月を越えるまで変ったが、その場合、最
高投与割合で処理した動物からの卵で尚100%不妊が
見られたが研究はやめた。対数変換に投与割合(mg活
性成分/kg 体重)と1回の噴霧適用後の殺卵期間の
間には0.001以下の統計的確率で、高い有意の相関
が見られた。回帰分析により、処置動物上のノミにより
産んだ凡てのノミの卵の100%不妊を導入するのに要
する毎日適用割合を含め、3ケ月間まで100%のノミ
の卵の不妊化を達成するのに必要な活性成分の局所投与
割合を計算することができるグラフが得られた。このグ
ラフを図1及び図2に示す。
【0070】これらのデータは適当な毎日の適用割合
(即ち、抑制された放出装置からの毎日の殺卵有効放出
割合)は猫に関しては10mcg/kg体重、そして犬
に関しては0.1mcg以下/kg体重であることを示
しており、種の間の差は多分、犬の毛外被物からの自然
の属性より速く殺卵有効活性物質が毛外被物から除去さ
れる猫の過剰な毛づくろいに関連している。
【0071】実施例12:猫に対する昆虫成長調節剤の
みの130日間残留活性 ピリプロキシフェン0.20%含有のノミ不妊化首輪を
3匹の重さ5kgの猫に付着し、毎日連続120日間体
重1kg当りピリプロキシフェン7.6mcg放出させ
た。各首輪重さ8g。首輪1000個のバッチ。
【0072】
【表11】
【0073】成分は粘稠な均一液体になる温度に加熱し
乍ら一緒に混合する。押出し首輪には、この液体をオリ
フィスを通して冷不活性液体中に押出し、固化するプラ
スチックのリボンを連続的に引き出し、冷却し、30c
mの長さに切る。端にバックルをつけ、それから各首輪
を渦状に巻き、袋または多積層(紙−アルミニウム箔−
プラスチック)袋に封じこめる。
【0074】3匹のノミ蔓延猫の首のまわりにつける
と、存在したノミは3日以内に不妊化され、次の4ケ月
間では、猫が繰返し蔓延される新しいノミは直に不妊化
された。凡ての猫は各回新に発現した成虫ノミで数回予
め蔓延され、これらの卵の受精率を卵の孵化と成虫発現
とにより測定した。首輪は3匹の主要な猫に適用され、
その主要な猫に首輪を適用後130日間ノミの卵の採取
をつづけた。ノミの卵の受精率は孵化(幼虫%)と成虫
ノミの蛹化および発現(成虫%)により測定した。結果
は各日に培養した卵数の孵化/発現%で示し、以下の表
にまとめた。
【0075】
【表12】
【0076】結果は、卵の受精率は首輪適用24時間以
内に、50%以上低下し、96時間以内に100%に達
したことを示している。完全な不妊化は、94%の1つ
の逸脱を含め4ケ月続いた。130日目で殺卵効力は尚
97%であった。
【0077】130日目に首輪を動物から取りはずし、
分析した。対照首輪(封入包装中に残存していた)のピ
リプロキシフェン水準と、3ケ月と4ケ月との間に猫か
らはずした首輪中の残留水準とに基く比較は、ピリプロ
キシフェンの平均1日放出割合は7.6mcg/kg体
重であったことを示している。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例11における回帰分析で得られたグラフ
を示す線図である。
【図2】実施例11における回帰分析で得られたグラフ
を示す線図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A01N 47/12 A 53/02 A61K 9/00 W

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に恒温動物の毛外被物に、0.1
    〜100mcg/kg/日の割合で持効性基質から殺卵
    有効量の2−[1−メチル−2−(4−フェノキシフェ
    ノキシ)エトキシ]ピリジン(ピリプロキシフェン)を
    投与することからなる、ノミを抑制する方法。
  2. 【請求項2】 更に、連続的に殺虫または殺ダニ虫有効
    量の有毒薬剤を投与することからなる請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 有毒薬剤が殺虫活性のカルバマートと殺
    虫活性の有機ホスファートと殺ダニ虫活性のホルムアミ
    ジジンと殺虫活性のピレトロイドとからなる群から選択
    される請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 殺卵有効量が1〜50mcg/kgの範
    囲にある請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 ピリプロキシフェンの連続的投与が、シ
    リコーンとポリ塩化ビニルとポリエチレンとポリプロピ
    レンとからなる群から選択される基質材料からである、
    請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 更に基質がアジパートとフタラートとチ
    トラートとから成る群から選択される可塑剤を包含する
    請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 基質が更に、植物油とステアリン酸カル
    シウムとステアリン酸カルシウム−亜鉛複合体とからな
    る群から選択される潤滑剤を包含する請求項5に記載の
    方法。
  8. 【請求項8】 基質が更に、ブチル化ヒドロキシトルエ
    ンとブチル化ヒドロキシアニソールとp−アミノ安息香
    酸とベンゾレゾルチノールとスルホベンゾンとグリセリ
    ルp−アミノベンゾアートと4−(ジメチルアミノ)安
    息香酸とからなる群から選択する酸化防止剤を包含する
    請求項5に記載の方法。
  9. 【請求項9】 基質が動物の首輪を形成するように形づ
    くられている請求項5に記載の方法。
  10. 【請求項10】 制御されている放出装置の表面から動
    物の毛外被物上の天然油脂中への拡散により0.1〜1
    00mcg/kg/日の範囲で殺卵有効量のピリプロキ
    シフェンを放出する制御されている放出装置を付け、そ
    れにより殺卵有効量のピリプロキシフェンを動物毛外被
    物中のノミとの直接の接触に利用できることからなる、
    毛外被物を持つ動物へのノミの伝播を防止する方法。
  11. 【請求項11】 殺卵有効量が1〜50mcg/kgの
    範囲にある請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 ピロプロキシフェンの連続的投与が、
    シリコーンとポリ塩化ビニルとポリエチレンとポリプロ
    ピレンとからなる群から選択される基質材料からであ
    る、請求項10に記載の方法。
  13. 【請求項13】 更に基質がアジパートとフタラートと
    チトラートとからなる群から選択される可塑剤を包含す
    る、請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 基質が更に植物油とステアリン酸カル
    シウムとステアリン酸カルシウム−亜鉛複合体とからな
    る群から選択される潤滑剤を包含する、請求項12に記
    載の方法。
  15. 【請求項15】 基質が更に、ブチル化ヒドロキシトル
    エンとブチル化ヒドロキシアニソールとp−アミノ安息
    香酸とベンゾレゾルチノールとスルホベンゾンとグリセ
    リルp−アミノベンゾアートと4−(ジメチルアミノ)
    安息香酸とからなる群から選択される酸化防止剤を包含
    する請求項12に記載の方法。
  16. 【請求項16】 基質が動物用首輪を形成するように形
    づけられている、請求項12に記載の方法。
  17. 【請求項17】 全組成物の重量パーセントで、 a.基質10〜90% b.可塑剤5〜40% c.ピリプロキシフェン0.001〜5% からなる物質の組成物。
  18. 【請求項18】 殺虫または殺ダニ虫有毒薬剤1〜30
    %を包含する、請求項17に記載の組成物。
  19. 【請求項19】 安定化剤0.5〜10%を包含する、
    請求項17に記載の組成物。
  20. 【請求項20】 有効量の酸化防止剤を包含する、請求
    項17に記載の組成物。
  21. 【請求項21】 安定化剤0.5〜10%を包含する、
    請求項20に記載の組成物。
  22. 【請求項22】 有効量の酸化防止剤を包含する、請求
    項20に記載の組成物。
  23. 【請求項23】 有毒薬剤が殺虫活性のカルバマートと
    殺虫活性の有機ホスファートと殺ダニ虫活性のホルムア
    ミジジンと殺虫活性のピレトロイドとからなる群から選
    択される、請求項18に記載の組成物。
  24. 【請求項24】 相乗剤を包含する、請求項18に記載
    の組成物。
  25. 【請求項25】 相乗剤がピペロニルブトキシドとn−
    オクチルビシクロヘプテンジカルボキシイミドとからな
    る群から選択される、請求項24に記載の組成物。
  26. 【請求項26】 ピリプロキシフェンを平均一日量5〜
    20mcg/kg/日で150日以上に亘り放出するた
    めに処方された持効性基質材料から連続的に、毛外被物
    に殺卵有効量の2−[1−メチル−2−(4−フェノキ
    シフェノキシ)エトキシ]ピリジンを投与することから
    なる、動物上のノミを抑制する方法。
  27. 【請求項27】 基質を、平均一日量5mcg/kg/
    日でピリプロキシフェンを300日以上に亘り放出する
    ように処方する請求項26に記載の方法。
  28. 【請求項28】 基質が更に殺虫剤または殺ダニ虫剤を
    放出する、請求項26に記載の方法。
  29. 【請求項29】 基質材料がシリコーンとポリ塩化ビニ
    ルとポリエチレンとポリプロピレンとからなる群から選
    択される請求項26に記載の方法。
  30. 【請求項30】 基質が更にアジパートとフタラートと
    チトラートとからなる群から選択される可塑剤を包含す
    る、請求項26に記載の方法。
  31. 【請求項31】 基質が更に、植物油とステアリン酸カ
    ルシウムとステアリン酸カルシウム−亜鉛複合体とから
    成る群から選択される潤滑剤を包含する、請求項26に
    記載の方法。
  32. 【請求項32】 基質が更に、ブチル化ヒドロキシトル
    エンとブチル化ヒドロキシアニソールとp−アミノ安息
    香酸とベンゾレゾルチノールとスルホベンゼンとグリセ
    リルp−アミノベンゾアートと4−(ジメチルアミノ)
    安息香酸とから成る群から選択される酸化防止剤を包含
    する請求項26に記載の方法。
  33. 【請求項33】 基質が動物用の首輪を形成するように
    形づけられている請求項26に記載の方法。
  34. 【請求項34】 基質が動物用の首輪への付着のための
    大型メダルを形成するように形づけられている請求項2
    6に記載の方法。
  35. 【請求項35】 殺虫または殺ダニ虫有毒薬剤もまた動
    物の毛外被物に連続的に投与される、請求項1に記載の
    方法。
  36. 【請求項36】 有毒薬剤が殺虫活性のカルバマートと
    殺虫活性の有機ホスファートと殺ダニ虫活性のホルムア
    ミジジンと殺虫活性のピレトロイドとからなる群から選
    択される請求項35に記載の方法。
  37. 【請求項37】 殺虫または殺ダニ虫有毒薬剤もまた動
    物の毛外被物に連続的に投与される、請求項10に記載
    の方法。
  38. 【請求項38】 有毒薬剤が殺虫活性のカルバマートと
    殺虫活性の有機ホスファートと殺ダニ虫活性のホルムア
    ミジジンと殺虫活性のピレトロイドとからなる群から選
    択される請求項37に記載の方法。
  39. 【請求項39】 殺虫または殺ダニ虫有毒薬剤もまた動
    物の毛外被物に連続的に投与される、請求項26に記載
    の方法。
  40. 【請求項40】 有毒薬剤が殺虫活性のカルバマートと
    殺虫活性の有機ホスファートと殺ダニ虫活性のホルムア
    ミジジンと殺虫活性のピレトロイドとからなる群から選
    択される請求項39に記載の方法。
  41. 【請求項41】 基質が動物用の首輪への付着のための
    大型メダルを形成するように形づけられている請求項5
    に記載の方法。
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