JPH0781425B2 - フエンス - Google Patents

フエンス

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JPH0781425B2
JPH0781425B2 JP17739192A JP17739192A JPH0781425B2 JP H0781425 B2 JPH0781425 B2 JP H0781425B2 JP 17739192 A JP17739192 A JP 17739192A JP 17739192 A JP17739192 A JP 17739192A JP H0781425 B2 JPH0781425 B2 JP H0781425B2
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山 清 中
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朝日スチール工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はフエンスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より種々のフエンスが知られている
が、フエンスは基本的にフエンス体と該フエンス体を支
持する支柱とで構成される。フエンス体は種々の態様の
ものがあるが、通常フエンス体の上下端に胴縁と呼ばれ
る補強材を取り付け、この補強材によりフエンスの剛性
を維持している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし胴縁は重く、強
度的に不利である上、胴縁の製造取付等の作業工程も増
えるためコストも高くなる欠点があった。また、美感上
も好ましくない等の問題があった。このような問題点を
解決するために、フエンス体自体に強度を強化した部分
を形成し、これを胴縁の代用としたフエンスが本出願人
から既に種々提案され実用化されている。本発明は胴縁
を必要としない新たな構成のフエンスを提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のフエンスは、所定の間隔で交互に曲げられ、
ほぼ平行に少なくとも上下端に一対配設された横線材
と、該横線材を連結するように、ほぼ平行に配設された
複数の縦材と、該縦材を所定本数置きに連結する非直線
状の横材とを備えたことを基本的な特徴とする。
【0005】
【作用】所定の間隔で交互に曲げられほぼ平行に配設さ
れた、横線材を連結するようにほぼ平行に配設された複
数の縦材によりフエンス体が構成される。そして該縦材
を所定本数置きにその端部において連結する非直線状の
横材により、フエンス体の端部の強度が強化される。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明の一実施例のフエンスにおけるフエン
ス体Xの構造を示す斜視図であり、図6に示すようにこ
のフエンス体Xを取付具Zにより支柱Yに接続すること
によりフエンスが構成される。フエンス体Xは図1乃至
図3に示すように、横線材1と縦線材2とから構成さ
れ、この実施例では図3に示すように正面図において横
線材1と縦線材2とで格子形状を構成するように組み合
わされている。横線材1は図2に示すように所定間隔で
交互にジグザグ状に屈曲しており、この実施例では三角
波形を形成している。そして、図2のAの例では各屈曲
部10の頂部と凹部に縦線材2が配設され、溶接などに
より固着されている。この縦線材2により平行に配設さ
れた横線材1が連結される構成になっている。縦線材2
の位置は種々の態様が可能であり、図2Bの例では三角
形状の斜面の位置に縦線材2が配設され、図2Cの例で
は三角形状の斜面と頂部及び凹部に縦線材2が配設され
た構成になっている。更に図5に示すように横線材1を
曲線状に屈曲させても良いし、また矩形状に屈曲するこ
とも可能である。更に図21に示すように特殊な形状に
屈曲させても良い。なお、図21では後述する横材3、
4の図示を省略してある。
【0007】図1に示すように、上端の横線材1aと2
番目の横線材1bの間に直線状の横材3が横線材1とほ
ぼ平行に配設されている。この実施例では横材3は縦線
材2に一つおきに接続固着されており、表裏に2本ずつ
合計4本の横材3が上端部において溶接などにより縦線
材2に固着している。下端部も全く同じ構成になってお
り、下端の横線材1dと下から2番目の横線材1cとの
間に横材3が表裏に2本づつ合計4本縦線材2に固着さ
れている。横材3はこの実施例ではフエンス体Xの端部
で終わらせているが、左右方向に突出させて、図6及び
図8に示す取付具Zとの連結性を向上させても良い。
【0008】該横材3、3の間に非直線横材4が装着さ
れている。非直線横材4はこの実施例では三角波形状を
しており、縦線材2に1つ置きに固着している。該固着
点で同時に横材3、3にも固着しており、フエンス体X
の縦方向の強度を強化するように構成されている。この
ような横材3と非直線横材4の組み合わせはフエンス体
Xの上端或いは下端またはその両方に設けるのが一般的
であるが、図9に示すように合計4段形成する等、必要
に応じて適宜増減可能である。
【0009】横材3及び非直線横材4と縦線材2の固着
点の間隔は縦線材2の配置形態にも左右され、例えば図
2のBでは一面側において縦線材2を2つおきに固着す
ることになり、また図2Cでは3つおきとなり、しかも
頂部又は凹部の縦線材2とは固着しない構造になってい
る。
【0010】更に横材3と非直線横材4とは同一点で縦
線材2と固着する必要はなく、別個に固着し、横材3と
非直線横材4とを縦線材2と関係なく固着させても良
い。このような構造の場合、非直線横材4の屈曲の周期
を自由に選択可能であり、図10及び図11では非直線
横材4の屈曲の周期を大きく採っている。
【0011】非直線横材4は非直線であればどのような
形状でも良く、それなりに縦方向の強度の強化が可能で
ある。図12及び図13に非直線横材4が曲線状に屈曲
した実施例を示す。更に図14乃至図16に上下端に非
直線横材4を横材3と組み合わせて配設すると共に、フ
エンス中央部に非直線横材4を単独で配設した実施例を
示す。
【0012】図17は横材3と非直線横材4の組み合わ
せを下端部に配設し、上端側にはパイプ9を配設した実
施例を示している。
【0013】図18乃至図20は横材3を一本と非直線
横材4を組み合わせた実施例を示すものであり、横材3
を必ず2本用いる必要はない。更に図27は横材3を全
く用いずに、縦線材2に非直線横材4のみを固着した実
施例を示している。
【0014】なお、横材3、4は横線材1或は縦線材2
よりも径大の材料を用いるのが望ましく、線材や板材或
はパイプ材等を用いることが可能である。この横材3及
び非直線横材4と波型の横線材1及び縦線材2によりト
ラス構造が形成され、極めて強度の大きな強化部分が形
成され、図1に示すようにフエンス体Xの上下端に胴縁
部Aが形成される。
【0015】なお上記実施例ではフエンス体Xを格子状
に形成しているが、図4に示すように上下端の横線材1
abcdのみを用いて、フエンス体X中間の横線材を省
略しても良い。この場合図示するように縦線材2として
は径大の線材や或はパイプ材を用いるのが望ましい。こ
の場合は横材3、4は縦線材2と同径あるいは径小とな
る。また横線材1bcも省略し、上記したように上下端
の横線材1のみとする事も可能である。更に胴縁部Aを
除いた中間部Bにおける横線材1を屈曲させずに直線状
とし、一本おきに縦線材2と固着させるようにする事も
可能である。
【0016】次に横材3を備えた場合の、取付具Zを用
いた支柱Yとの連結構造について説明する。図6、図7
及び図8において、この取付具Zは全体的に一本の細長
い板状体をなし、その中央部に柱接続部30が形成さ
れ、柱接続部30の両脇に覆設部20、20が形成され
ている。柱接続部30は柱Yの曲率に対応して、若干膨
らみを持たせてあり、ここで柱Yに当接するように構成
してある。柱接続部30の中央部にはボルト孔が穿孔さ
れており、このボルト孔を介してボルト31、ナット3
2により、柱Yと固定されるように構成されている。柱
接続部30はその両脇において、上下端部を次第に曲げ
られて覆設部20に一体的に連続している。覆設部20
は断面コの字状をなし、全体的に溝形状を形成してい
る。この溝形状に横材3を挿入して締結することにより
支柱Yとフエンス体Xを連結する構造になっている。こ
の覆設部20には幅方向に突出する固定部が上下に対向
して形成され、ここに長円形の長孔40、40が穿孔さ
れ、表裏から対向する固定部を重ね合わせ、長孔40を
重ねあわせて、そこにボルト41を貫通し、ナット42
等により、横材3と固定する構成になっている。以上の
構成の取付具Zにおいては、横材3の端部は覆設部20
により、3方向から覆設されるため、横材3が途中で切
断され、その端部が突出していても、その切口で人体や
服を傷つけたりする危険を回避できる。また、美感上も
好ましい。また、覆設部20と横材3の間をスライドさ
せることにより、柱Yの間隔が変化しても簡単にこれに
対応することができ、1種類の寸法の取付具Zで柱Yの
スパン変化に対応することが可能になる。そのため、コ
ストの低減を図ることができ、施工作業の単純化を図る
ことが出来る。また、勾配フエンスにも使用することが
できる等の優れた効果がある。更に横材3は上下方向と
水平方向から締め付けられるため、締結力が大きく、ま
た表裏の横材3を1個のボルトナットで締め付けるため
組立作業の簡略化、部品点数の減少を図ることが可能に
なる等の効果がある。
【0017】以上説明した構成により次のような効果を
得られる。屈曲させた非直線横材4によりフエンス体X
の縦方向(垂直方向)の強度が強化され、降雪等の荷重
に対する剛性が向上する。また横線材1と縦線材2及び
横材3と非直線横材4により強度の大きな胴縁部Aが形
成される。そして、この胴縁部Aで取付具Zにより支柱
Yと接続が可能であり、極めて簡単な構造でありなが
ら、外観がよく、しかも施工性も高くなる。また取付具
Zと横材3の組合せにより、支柱Yとの間隔の調整も容
易になる。また横線材1を屈曲させたことにより、フエ
ンス体Xが厚みを有する立体的な形状になり、この厚さ
も屈曲度により自由に設定できる等の効果がある。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明のフエンス
は、所定の間隔で交互に曲げられ、ほぼ平行に少なくと
も上下端に一対配設された横線材と、該横線材を連結す
るように、ほぼ平行に配設された複数の縦材と、該縦材
を所定本数置きに連結する非直線状の横材とを備えてい
るため、構造が簡単でしかも強度が大きくなる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】本発明のフエンスの平面形状の態様を示す平面
図。
【図3】本発明の一実施例の正面、側面及び平面形状を
示す説明図。
【図4】本発明の他の実施例の正面、側面形状を示す説
明図。
【図5】本発明のフエンスの他の平面形状の態様を示す
平面図。
【図6】取付状態を示す正面図。
【図7】取付構造を示す部分拡大平面図。
【図8】取付構造を示す部分拡大正面図。
【図9】本発明の他の実施例の正面、側面及び平面形状
を示す説明図。
【図10】本発明の他の実施例の正面、側面及び平面形
状を示す説明図。
【図11】本発明の他の実施例の正面、側面及び平面形
状を示す説明図。
【図12】本発明の他の実施例の正面、側面及び平面形
状を示す説明図。
【図13】本発明の他の実施例の正面、側面及び平面形
状を示す説明図。
【図14】本発明の他の実施例の正面、側面及び平面形
状を示す説明図。
【図15】本発明の他の実施例の正面、側面及び平面形
状を示す説明図。
【図16】本発明の他の実施例の正面、側面及び平面形
状を示す説明図。
【図17】本発明の他の実施例の正面、側面及び平面形
状を示す説明図。
【図18】本発明の他の実施例の正面、側面及び平面形
状を示す説明図。
【図19】本発明の他の実施例の正面、側面及び平面形
状を示す説明図。
【図20】本発明の他の実施例の正面、側面及び平面形
状を示す説明図。
【図21】本発明のフエンスの平面形状の態様を示す平
面図。
【図22】本発明の他の実施例の正面、側面及び平面形
状を示す説明図。
【符号の説明】
1:横線材、2:縦線材、3:横材、4:非直線横材、
10:屈曲部、11:端部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔で交互に曲げられ、ほぼ平行
    に少なくとも上下端に一対配設された横線材と、 該横線材を連結するように、ほぼ平行に配設された複数
    の縦材と、 該縦材を所定本数置きに連結する非直線状の横材と、 を設けたことを特徴とするフエンス。
  2. 【請求項2】 所定の間隔で交互に曲げられ、ほぼ平行
    に少なくとも上下端に一対配設された横線材と、 該横線材を連結するように、ほぼ平行に配設された複数
    の縦材と、 該縦材を所定本数置きに連結する直線状の横材と、 該縦材を所定本数置きに連結する非直線状の横材と、 を設けたことを特徴とするフエンス。
  3. 【請求項3】 直線状の横材と非直線状の横材が所定間
    隔で連結されている、 請求項2に記載のフエンス。
JP17739192A 1992-06-10 1992-06-10 フエンス Expired - Fee Related JPH0781425B2 (ja)

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