JPH0781399B2 - 吹付け工法および吹付け装置 - Google Patents

吹付け工法および吹付け装置

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JPH0781399B2
JPH0781399B2 JP4025771A JP2577192A JPH0781399B2 JP H0781399 B2 JPH0781399 B2 JP H0781399B2 JP 4025771 A JP4025771 A JP 4025771A JP 2577192 A JP2577192 A JP 2577192A JP H0781399 B2 JPH0781399 B2 JP H0781399B2
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進 青沼
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28CPREPARING CLAY; PRODUCING MIXTURES CONTAINING CLAY OR CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28C5/00Apparatus or methods for producing mixtures of cement with other substances, e.g. slurries, mortars, porous or fibrous compositions
    • B28C5/02Apparatus or methods for producing mixtures of cement with other substances, e.g. slurries, mortars, porous or fibrous compositions without using driven mechanical means effecting the mixing
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28CPREPARING CLAY; PRODUCING MIXTURES CONTAINING CLAY OR CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28C5/00Apparatus or methods for producing mixtures of cement with other substances, e.g. slurries, mortars, porous or fibrous compositions
    • B28C5/40Mixing specially adapted for preparing mixtures containing fibres
    • B28C5/404Pre-treatment of fibres
    • B28C5/406Pre-treatment of fibres and mixing with binding material

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路法面、山岳地斜
面、建築物壁面、構造物表面等に、崩落、剥離、流失等
を防止するために吹付けるモルタル、生コンクリ−ト、
緑化用客土等の流動性吹付け材を補強用繊維と共に吹付
けることにより、強度および耐久性を向上させた流動性
吹付け材の吹付け工法および吹付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6(A)は圧縮空気を利用したエア−
圧送式吹付け装置を使用して、山岳地斜面で生コンクリ
−トの吹付け作業をしている状態を示す図、同(B)は
その部分平面図である。図6において、5a、5b、5
cはそれぞれ砂利、砂、セメント等の吹付け材の原料で
あり、これらはそれぞれ別々の山状に置かれている。こ
れらの原料のうち、砂利5a、砂5bをホッパ−4a、
4bに数バッチ分溜め置き、適宜ベルトコンベア2a、
2bでバッチャ−スケ−ル3に送り、セメント5cもベ
ルトコンベア2cでバッチャ−スケ−ル3に送り、バッ
チャ−スケ−ル3でそれぞれ所定量を計量して、ベルト
コンベア2で吹付け機1に送り、さらに所定量の水を加
えて混練する。こうして作成した生コンクリ−トを、コ
ンプレッサ6(該コンプレッサ6は発電機7で発生させ
た電力で駆動されるモ−タで駆動される)で発生させた
圧縮空気により圧送ホ−ス8を通じて圧送し、作業者の
把持する圧送ホ−ス8の先端部の吐出ノズル9から圧縮
空気と共に吐出し、山岳地斜面に吹付け、岩肌の保護工
事をするものである。
【0003】なお、吹付け機は自走式車両に上下2段が
まえの、攪拌羽根内蔵圧力容器20A、20B(図1、
図2参照)を搭載したもので、圧力容器20A、20B
間にスライドバルブ20bを有し、上方の圧力容器20
Bにはコンベア2からの吹付け主材導入用蓋と圧力抜き
弁を有し、コンベア2から吹付け主材を導入する時に
は、両圧力容器20A、20B間のスライドバルブ20
bを閉めて、圧送ホ−ス8を介して吹付け主材を圧送ホ
−ス8から山岳地斜面に吹付けながら、上方の圧力容器
20Bの蓋を開け、吹付け主材を上方の圧力容器20B
内に導入し、その後上方の圧力容器20Bの蓋を閉めて
内圧を上昇させ、上方の圧力容器20B内の吹付け主材
と水を攪拌混合する。そして下方の圧力容器20A内の
吹付け主材のレベル低下がレベル検出器等により検出さ
れると、圧力容器20A、20B間のスライドバルブ2
0bを開けて上方の圧力容器20B内の吹付け主材を下
方の圧力容器20A内に流下させる。その後、前記スラ
イドバルブ20bを閉めて上方の圧力容器20Bの圧抜
き弁を開けて蓋を開け、前記同様にコンベア2から吹付
け主材を導入するという動作を繰り返す。
【0004】このように、従来傾斜した地盤の安定化や
緑化工事を行う際の能率的な方法として、モルタル、生
コンクリ−ト、または緑化用客土等の流動性の吹付け材
を圧縮空気と共に吹付けて表面を覆い、保護層を形成す
る吹付け工法が施工されている。
【0005】また吹付け材の強度および耐久性を向上さ
せるため、吹付け主材の中に、繊維状の金属、ガラス繊
維、または合成樹脂繊維等を補強材として混合して吹付
けることも行われている。
【0006】図7は、生コンクリ−ト補強用に最も多く
用いられている鋼繊維(スチ−ルファイバ−)を補強用
繊維として混合して使用する場合を示す図である。
【0007】まず砂利5aおよび砂5bを計量機11で
それぞれ所定の量を計量し、また袋詰めで定量になって
いるセメント12をベルトコンベア2でミキサ−13へ
投入する。さらに計量機11bで計量した所定の量の水
16を加えて混練し、生コンクリ−トを作成する。この
ミキサ−13内の生コンクリ−トの上に太さ0.5m
m、長さ30mm程度のスチ−ルファイバ−14を計量
機11aで計量し、スチ−ルファイバ−分散機15でほ
ぐしながら所定の量を投入し、さらに混練して生コンク
リ−ト中のスチ−ルファイバ−の分布を均一にして吹付
け材を作成する。
【0008】次に、スチ−ルファイバ−を混合した生コ
ンクリ−トをベルトコンベア2でホッパ−4Aに運び、
適宜ベルトコンベア2で吹付機1に運びコンプレッサ6
からの圧縮空気と共に吐出するものである。
【0009】吹付け材に補強用繊維を混合する方法とし
ては、上述のスチ−ルファイバ−を混合する場合のよう
に、あらかじめ切断した補強用繊維を、生コンクリ−ト
等の吹付け主材とミキサ−で混練する方法の他に、公知
例として特開平2−232421号公報や、特開平2−
256719号公報に示されているように、糸状の長繊
維を切断せずに連続して圧縮空気の噴出圧力で送給し、
補強用繊維として吹付けノズルの先端から吐出すること
により、生コンクリ−ト等の吹付け主材と一緒に地盤に
吹き付ける方法がある。
【0010】吹付け主材に補強用繊維を混合して吹き付
ける場合に重要なことは、補強用繊維が吹付け主材中に
一様に分散し、かつ補強用繊維の回りに主材が行きわた
り、吹付け主材硬化後は複合体として機能することであ
る。このため各材料を正しく計量し、配合し、均一に混
練することが必要であり、この条件が満たされず、補強
用繊維が著しく偏在する場合や、混合率が不十分の場合
には、目標とする強度、耐久性等の特性が十分に発揮さ
れない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7の従来装
置により、ミキサ−13で補強用繊維14を吹付け主材
中に均一に混練するためには、束状で供給される補強用
繊維を分散機15によってほぐす時間や、混練の時間等
多大な時間を要し、作業能率が悪く、また吹付け作業と
混練作業を同調させるためにミキサ−13を大型化する
必要があった。さらにミキサ−13内の吹付け主材の上
に補強用繊維14を均一に散布する分散機15も必要で
あった。
【0012】さらに、補強用繊維14を混合した吹付け
材は流動性が悪くなり、圧送ホ−ス8へ流れにくくなる
ため、補強用繊維14は混合する量に限界があり、また
ミキサ−13内で絡み合って団子状にならないような拡
散性の良い材料に限定されると言う問題点があった。
【0013】一方、前記公報に記載のように、糸状の長
繊維を切断せずに連続したまま吹付け主材と共に吹き付
ける場合には、混合量の調整が難しく、また送給途中で
繊維が切断した場合スム−ズに繊維が送給できなくなる
等作業上の問題点があった。
【0014】上記問題点は、吹付け主材をポンプで圧送
するポンプ圧送式吹付け装置でも同様に生じていた。
【0015】本発明は、上記の問題点に鑑み、エア−圧
送式またポンプ圧送式により吹付け材の吹付けを行う場
合、補強用繊維の材料の種類を問わず、吹付け主材への
混合および混合量調整が容易に効率良く行える吹付け工
法、および簡便でコンパクトな吹付け装置を提供するこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明による吹付け工法
は、上記目的を達成するため、開閉自在な密封容器内
に、補強用繊維を巻回したボビンを入れ、該ボビンに巻
かれた補強用繊維を繰り出しながら切断し、切断した補
強用繊維を吹付け主材に混合して圧縮空気により地盤に
吹付けることを特徴とする。
【0017】また本発明による吹付け装置は、上記目的
を達成するため、吹付け主材を被吹付け面への圧送ホ−
スへと吐出する圧送ポンプと、圧縮空気が導入される密
封容器内に収容され補強用繊維を巻回したボビンと、同
じく前記密封容器内に収容された補強用繊維カット装置
とを備えると共に、前記圧送ポンプの前記吐出口以降の
部分に、前記吹付け主材に、切断された補強用繊維を合
流させて圧送ホ−スへと送給する合流部を有することを
特徴とする。
【0018】
【作用】本発明においては、密封容器内のカッタロ−ラ
等で切断した補強用繊維を圧縮空気と共に圧送し、エア
ー式またはポンプ式に送られる吹付け主材と共にこれと
混合してあるいは混合せずに被吹付け面へ吹付ける。
【0019】
【実施例】図1は本発明の一実施例のエア−圧送式吹付
け装置を用いて、例えば生コンクリ−ト等の吹付け主材
に補強用繊維を混合し、圧縮空気を利用して山岳地の斜
面に吹付け作業を行っている状態を示すものである。こ
の作業は、まず吹付け機1にベルトコンベア−2から例
えばセメント、砂、砂利等の吹付け主材の原料を供給
し、この主材の原料を水と共に前記圧力容器20A、2
0Bで混練し、該圧力容器20A、20Bの中で生コン
クリ−ト等の流動性の吹付け主材17(図2参照)を作
成する。該吹付け主材17は、前記した操作により、圧
力容器20Aの下部に設けた吐出パイプ21から連続的
に圧送されるが、この吹付け主材17に対し、密封容器
22から送給される補強用繊維を混合しながら、コンプ
レッサ6から供給される圧縮空気により圧送ホ−ス8内
を圧送し、山岳地の斜面に吹付け、山肌の保護工事をす
るものである。
【0020】図2は、圧力容器20と密封容器22およ
び補強用繊維送給部を示す図1の部分拡大断面図であ
る。図2に示すように、圧力容器20Aは内部に回転す
る攪拌羽根20cを有し、吹付け主材17を上段の圧力
容器20Bから投入後、上部のスライドバルブ20bを
閉じることにより、圧力容器20A内を密閉できる構造
になっており、下部吐出口20aに吐出パイプ21を接
続している。該吐出パイプ21は補強用繊維合流部21
aを有し、その下流側に圧送ホ−ス8を接続している。
【0021】コンプレッサ6の圧搾空気供給管6aはバ
ルブ19A、19Bを有する分枝管6bを介して圧力容
器20A、20Bに接続すると共に、分枝部より下流側
パイプ40には感圧フロ−スイッチ18、密封容器2
2、逆止弁24およびバルブ27を備え、下流端部を該
吐出パイプ21の補強用繊維合流部21aに接続してい
る。
【0022】図2の部分拡大図である図3および図3の
E−E断面図である図4に示すように、密封容器22は
内部に補強用繊維を巻回したボビン25と補強用繊維送
りロ−ラ30と補強用繊維カッタロ−ラ32とプレスロ
−ラ31とを備える。密封容器22は片側開口構造を有
し、開口面は、ボルト23の脱着により開閉自在な蓋2
2aをシ−ル用パッキング22gを介して閉塞する。該
密封容器22の他の面には筒状突起部22bを設け、該
筒状突起部22b内に軸受22cとシ−ル用パッキング
22hを介してボビン25の軸25aを取りつけてい
る。このボビン軸25aは、補強用繊維26を巻回した
ボビン25を着脱自在に嵌合し、押えハンドル29で押
えることにより固定し、該ボビン25装着部と反対側端
部に軸継ぎ手22eを介して電磁ブレ−キ28を接続
し、これによりボビン25が慣性により回転することを
防止している。
【0023】次に、前記ロ−ラ30〜32の取付け構造
について説明する。密封容器22には底面よりロ−ラ取
付け板22fが立設されており、該ロ−ラ取付け板22
fに各ロ−ラ30〜32の軸30a〜32aの片側が支
持される。35はロ−ラ取付け板22fの一端に対面す
るカバ−板を示す。送りロ−ラ30の軸30aはロ−ラ
取付け板22fに固定し、他端はカバ−板35に着脱自
在に嵌合してあり、送りロ−ラ30は軸30aに回転自
在に嵌合している。プレスロ−ラ31は軸受31dをそ
れぞれロ−ラ取付け板22fおよびカバ−板35の長穴
31eに摺動自在に嵌合して軸受31dに軸31aを嵌
合し、プレスロ−ラ31が送りロ−ラとカッタロ−ラ3
2に押しつけられるように、スプリング31bにより軸
受31dを押圧している。
【0024】一方、カッタロ−ラ32はその回転軸32
aに回り止めして着脱自在に嵌合する。回転軸32aは
ロ−ラ取付け板22fとカバ−35に設けた軸受32c
を介して回転自在に支持され、回転軸32aに螺合した
止め金具34でカバ−35と共に抜け止めしている。該
回転軸32aは軸継ぎ手32eを介して、駆動用モ−タ
33の出力軸に接続している。該カッタロ−ラ32には
ロ−ラの円周方向に等しい間隔を有して複数個のカッタ
32fが設けてあり(図示例は4個の場合を示す)、こ
のカッタ32fは半径方向に出入り自在にし、内側から
ラバ−製のクッション32bで半径方向外側に押し出す
ようにしてある。各ロ−ラ30〜32はカバ−板35を
軸30a〜32aから外すことにより交換可能である。
【0025】また密閉容器22は、該ボビン25と該送
りロ−ラ30との間にガイドバ−22kを内側壁面に設
けている。圧縮空気を送給するパイプ40は密閉容器2
2を貫通し、密閉容器22内部で開口部40aを設け、
該開口部40aに該カッタロ−ラ30と該プレスロ−ラ
31が位置するように密閉容器22と接続している。
【0026】次に上記のように構成した吹付け装置の作
用を説明する。まず、図3、4において、コンプレッサ
を始動し、パイプ40に矢印Zの方向から圧縮空気を送
給すると、感圧フロ−スイッチ18が作動し、駆動用モ
−タ33の運転が可能になる。ここで駆動用モ−タ33
を始動すると、駆動用モ−タ33に軸継ぎ手32eを介
して連結したカッタロ−ラ32が回転し、カッタロ−ラ
32に圧接しているプレスロ−ラ31が摩擦力で回転
し、同様にプレスロ−ラ31に圧接している送りロ−ラ
30も回転を始める。各ロ−ラが回っている状態で、ボ
ビン25に巻回した補強用繊維26を繰り出し、ガイド
バ−22kを通して、送りロ−ラ30とプレスロ−ラ3
1との間に入れると、補強用繊維26は電磁ブレ−キ2
8の働きで適当な張力を保ちながら、プレスロ−ラ31
とカッタロ−ラ32の間に噛み込まれ、カッタ32fに
より所定の長さ(カッタ32fの円周方向刃先間の長
さ)に切断されて、パイプ40の開口部40aに送給さ
れる。
【0027】切断する補強用繊維26の長さは、カッタ
32fを着脱するか、またはカッタ数の多い他のカッタ
ロ−ラに変えて、カッタ32fの円周方向の間隔を変え
ることにより、任意の長さに調節できる。また、カッタ
ロ−ラ32の回転数を変えることにより、補強用繊維2
6の供給量を調節できる。
【0028】次に図2において、圧力容器20A内で混
練した吹付け主材17をコンプレッサ6から送給される
圧縮空気により、下部吐出口20aから吐出パイプ21
に圧送する。一方、所定の長さに切断した補強用繊維2
6は、圧縮空気と共にパイプ40を通り、合流部21a
から圧送ホ−ス8に導入されて吹付け主材17と合流す
る。合流部21aに圧送する補強用繊維26は、逆止弁
24により常に合流部21aの方向に流れ、またバルブ
27とバルブ19Aの開閉を調節することでパイプAと
圧力容器20Aの圧力を調整して吹付け主材17の吐出
パイプ21への圧送を妨げずに合流させることができ
る。吹付け主材17は、吐出パイプ21で補強用繊維2
6を混合しながら、圧送ホ−ス8を通り吐出ノズル9か
ら吐出する。
【0029】図5は本発明をポンプ圧送式吹付け装置に
適用した例を示すものである。図5に示すように、材料
ホッパ−4で混練した吹付け主材17、例えば緑化用客
土は、サクションホ−ス41で圧送ポンプ50に吸入さ
れ、圧送ホ−ス8で圧送されて吐出ノズル9から吐出
し、地盤に付着させる。
【0030】このようにポンプで圧送される吹付け主材
17への補強用繊維26の混合は、補強用繊維26を、
コンプレッサ6からの圧縮空気送給用パイプ40の途中
に接続した密封容器22内で所定の長さに切断した後、
圧縮空気と共に吐出ノズル9に圧送し、吹付け主材17
に合流させて行う。
【0031】なお、図5において、図2と同じ番号の構
成および部品は、同様の構成、機能を有し、また密封容
器22内での補強用繊維26の切断および送給は、前述
のエア−圧送式吹付け装置の場合と同様の工法および装
置を用いて行うものである。
【0032】本発明において用いられる補強用繊維はカ
ッタで切断されるものであればよく、植物性繊維、動物
性繊維、鉱物繊維(金属繊維)、化学繊維を問わず自由
に選択できる。
【0033】
【発明の効果】請求項1によれば、密封容器内で所定の
長さに切断した補強用繊維を、連続して圧縮空気により
送給するので、従来のように一定量を束にした状態で供
給される補強用繊維をほぐす手間が不要になり、作業性
が良くなる。また吹付け主材に補強用繊維を混合するの
、補強用繊維の散布装置も不要である。また、補強用
繊維を圧縮空気と共に、圧送中の吹付け主材に連続して
混合するので、混合作業効率が上がり、吹付け主材への
補強用繊維の混合が均一になるので、吹付け材の強度お
よび耐久性が向上する。
【0034】請求項2によれば、補強用繊維を圧縮空気
と共に、圧送中の吹付け主材に連続して混合するので、
吹付け主材への補強用繊維の混入が一定間隔で円滑に行
われ、混合が均一になり、吹付け材の強度および耐久性
が向上する。また、補強用繊維を混入させた圧縮空気
を、吹付け主材吐出ノズル先端で添加できるので、ポン
プ圧送式の吹付け機でも補強用繊維を容易に効率よく混
合でき、また混合率の調整を補強用繊維の種類を選ばず
容易にできる。
【0035】
【0036】
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエア−圧送式吹付け装置の一実施
例を使用状態で示す構成図である。
【図2】該実施例の要部を示す構成図である。
【図3】図2に示す吹付け装置の補強用繊維送給部を示
す断面図である。
【図4】図3のE−E断面図である。
【図5】本発明によるポンプ圧送式吹付け装置の一実施
例を示す構成図である。
【図6】(A)は従来の吹付け装置の使用状態を示す構
成図、(B)はその部分平面図である。
【図7】従来の吹付け装置で補強用繊維を混合して使用
している状態を示す図である。
【符号の説明】
1 吹付け機 2 ベルトコンベア 4 ホッパ− 6 コンプレッサ 8 圧送ホ−ス 9 ノズル 17 吹付け主材 18 フロ−スイッチ 19A、19B、27 バルブ 20A、20B 圧力容器 20a 吐出口 20b スライドバルブ 20c 攪拌羽根 21 吐出パイプ 21a 合流部 22 密封容器 25 ボビン 26 補強用繊維 28 電磁ブレ−キ 30 送りロ−ラ 31 プレスロ−ラ 32 カッタロ−ラ 32f カッタ 32b クッション 33 モ−タ 41 サクションホ−ス 50 圧送ポンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉自在な密封容器内に、補強用繊維を巻
    回したボビンを入れ、該ボビンに巻かれた補強用繊維を
    繰り出しながら切断し、切断した補強用繊維を吹付け主
    材に混合して圧縮空気により地盤に吹付け主材と共に吹
    付けることを特徴とする吹付け工法。
  2. 【請求項2】吹付け主材を被吹付け面への圧送ホ−スへ
    と吐出する圧送ポンプと、圧縮空気が導入される密封容
    器内に収容され補強用繊維を巻回したボビンと、同じく
    前記密封容器内に収容された補強用繊維カット装置とを
    備えると共に、前記圧送ポンプの前記吐出口以降の部分
    に、前記吹付け主材に、切断された補強用繊維を合流さ
    せて圧送ホ−スへと送給する合流部を有することを特徴
    とする吹付け装置
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