JPH0781341A - 超音波によるタイヤ歪み警報装置 - Google Patents

超音波によるタイヤ歪み警報装置

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JPH0781341A
JPH0781341A JP23381493A JP23381493A JPH0781341A JP H0781341 A JPH0781341 A JP H0781341A JP 23381493 A JP23381493 A JP 23381493A JP 23381493 A JP23381493 A JP 23381493A JP H0781341 A JPH0781341 A JP H0781341A
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JP
Japan
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transmission
tire
reception
ultrasonic
synchronization signal
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JP23381493A
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Yasuhiro Kobayashi
靖洋 小林
Shiro Nakamura
司朗 中村
Satoru Sudo
悟 須藤
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/06Signalling devices actuated by deformation of the tyre, e.g. tyre mounted deformation sensors or indirect determination of tyre deformation based on wheel speed, wheel-centre to ground distance or inclination of wheel axle
    • B60C23/066Signalling devices actuated by deformation of the tyre, e.g. tyre mounted deformation sensors or indirect determination of tyre deformation based on wheel speed, wheel-centre to ground distance or inclination of wheel axle by monitoring wheel-centre to ground distance

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、タイヤに空気量不足や車両重量の
増加による変形などで発生するタイヤ歪みを超音波を用
いて検知する歪み警報装置に関し、車両重量の変動に関
わらず検知できるタイヤ歪み警報装置を提供することを
目的とする。 【構成】 タイヤのリム部の空気室側16に配置し、ト
ラッド部の空気室側17へ送信する超音波送信手段11
と、該手段11を制御し送信同期信号18を出力する送
信制御手段10と、タイヤのリム部空気室側16に配置
し、トラッド部の内側17で反射した超音波を受信し、
受信同期信号19を出力する超音波受信手段12と、該
送信同期信号18および該受信同期信号19を入力し
て、該超音波送信から該反射波受信までの時間を設定値
と比較し、前記タイヤの歪みの有無を出力する距離比較
手段13と、前記距離比較手段13の出力に対応して、
音声または可視情報で運転者に警報を発する警報手段1
4と、を備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のタイヤに、空気
量不足や車両重量の増加に応じて、生じる潰れや変形な
どにより、発生するタイヤ歪みを超音波を利用して検知
する歪み警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤ歪みが起こると、ころがり抵抗の
増加、高速耐久性の低下、車両の操縦性が低下する。高
速道路の普及した現在では、タイヤ歪みは大事故につな
がる危険が大きいため、タイヤ歪み検査の技術が発展し
てきた。
【0003】従来、タイヤ歪みの検査手段としては、タ
イヤ内の空気圧を測定して、その空気圧から空気量不足
を判断し、タイヤ歪みの程度を知る検査が行われてい
る。例えば、始業点検時に手でタイヤの硬さを調べ、空
気圧を経験によって推測する検査手段があった。また空
気圧測定器(タイヤゲージ)をタイヤバルブに装着して
空気圧を測定する検査手段があった。
【0004】また、図6に示すように、実開平3−10
0502号公報記載のタイヤ減圧警報装置も、従来提案
されていた。以下、図6に基づいて説明する。この従来
装置は、走行中においても、タイヤ空気圧が設定値以下
となったときに、運転者に対して警報を与えることを目
的とする。
【0005】この従来装置の構成は、次のようになる。
タイヤバルブに取り付けて、気密に連結する気圧室61
を形成する。その気圧室と大気を仕切り、気圧に応動す
るダイヤフラム62を設ける。そのダイヤフラム62の
大気側にバネ63を配置し、タイヤ空気圧に抗する向き
にバネ圧力をかける。そのダイヤフラムには電気接点6
4を取り付け、タイヤ空気圧が適正値以上ならばダイヤ
フラムがバネを押して移動して、その電気接点を開放
し、タイヤ空気圧が適正値未満ならばダイヤフラムがバ
ネに押されて逆に移動し、その電気接点を接触させるよ
うに、スイッチ65を形成する。そのスイッチは電波送
信回路66に電源67を供給して、警報信号を送信する
ように、回路構成されている。以上を一体のハウジング
として、感知ユニット60とする。その感知ユニットと
は別体として、その警報信号を受信する電波受信回路6
8と、その受信信号の指令により、音声を発する音声発
生回路69とを運転席に備え、感知ユニット60からの
警報信号が送信されたときに、運転者に警報を与える。
尚、前記バネ63がタイヤ空気圧の適正値と対応する弾
力に選択、設定可能にすると、好ましい。
【0006】この従来装置の作用は、次のようになる。
感知ユニット60のハウジングをタイヤバルブに取り付
ける。通常状態では、タイヤから気圧室61に空気が流
入して高圧力になり、ダイヤフラム62を大気室側に向
かって膨張させる。そして電気接点64を付勢バネに抗
して押し、スイッチ65は開放状態にされる。すると、
電源67からの電流が、電波送信回路66へ供給され
ず、電波送信回路から警報信号が発生しない。しかし、
タイヤ空気圧が減少して、付勢バネの弾力に対応した適
正値の範囲より低下すると、ダイヤフラムが後退して、
電気接点64は付勢バネに押されて後退し、スイッチ6
5は閉状態にされる。すると、電源67からの電流が、
電波送信回路66に供給され、警報信号が送信される。
電波受信回路68は、この警報信号を受信し、音声発生
回路69へ出力を指令することにより、タイヤの異常減
圧の警報を発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来技
術による空気圧検出のみでは、以下の理由により、一律
にタイヤ歪みの状態は、検知できなかった。一般に、車
両重量が重いほど空気圧は上昇する。(つまり車両重量
の増加分は、車体と地面の間にあるタイヤの空気圧上昇
分で支えていることになる。)そのため空気圧の変動を
検出したとしても、車両重量の変動に起因するものか、
あるいは空気量不足によるタイヤ歪みに起因するもの
か、判別できない。例えば、空気量不足のタイヤで、且
つ車両重量が重い場合、タイヤは大きく歪み、危険な状
態となるが、車両重量の増加分だけ空気圧は上昇するの
で、空気圧減少を検知できない。
【0008】トラック・バスの積載量や、乗用車の搭載
人数によって、一般に車両重量は大きく変動する。した
がって、従来技術の検査手段による場合、車両重量にあ
わせて空気圧適正値を変更しなければならず、また、図
6に示すタイヤ減圧警報装置では、異なる弾性のバネに
適宜交換しなければならなかった。しかし、バネの選定
が面倒であり、取り替える手間が大変であった。若し積
載重量が大きく変化するときには、感知ユニット60を
全体的に取り替える不便があった。
【0009】また、従来技術では機械的に動作するスイ
ッチ65を有するので、タイヤのように常に浸水およ
び、振動の影響を受ける場合には、寿命が短くなり、日
常の保守も大変であった。
【0010】また、経年変化として、バネの弾性変化、
電気接触部の磨耗や化学変化が生じるため、タイヤ歪み
検知のように、長期間の継続的に使用される用途では、
定期的な保守を必要とし、大変であった。
【0011】以上のような事情を背景に、本発明は上述
の欠点を改善し、車両重量の変動に関わらず、タイヤ歪
みを超音波により、検知できるタイヤ歪み警報装置を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1記載の
発明の原理ブロック図である。前述の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、車両のタイヤの、リム部の
空気室側16に配置され、トラッド部の空気室側17に
向けて超音波を送信する超音波送信手段11と、該超音
波送信手段11の送信を制御し、送信同期信号18を出
力する送信制御手段10と、車両のタイヤのリム部空気
室側16に配置され、トラッド部の内側17において反
射した超音波を受信し、受信同期信号19を出力する超
音波受信手段12と、該送信同期信号18、および該受
信同期信号19を入力して、該超音波送信から該反射波
受信までの時間を設定値と比較して、前記タイヤの歪み
の有無を出力する距離比較手段13と、前記距離比較手
段13の出力に対応して、音声、または可視情報で運転
者に警報を発する警報手段14と、を備えて構成する。
【0013】図2は、請求項2記載の発明の原理ブロッ
ク図である。前述の目的を達成するため、請求項2記載
の発明は、車両のタイヤの、リム部の空気室側27に配
置され、対向するトラッド部の空気室側に向けて、超音
波の送信および、受信をする送受信端末25と、該送受
信端末25を駆動する送信信号28を時間間隔を空けて
出力する送信駆動手段21と、該送受信端末25が反射
超音波を受信して出力した受信信号29および、該送信
信号28を検波して、送信の同期信号および、受信の同
期信号が多重した、送受信同期信号26を出力する超音
波検波手段22と、該送受信同期信号26を入力し、該
超音波送信から該反射波受信までの時間を設定値と比較
し、前記タイヤの歪みの有無を、出力する距離比較手段
23と、前記距離比較手段23の出力に対応して、音
声、または可視情報で運転者に警報を発する警報手段2
4と、を備える構成する。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明は以下に記載する作用を有
する。即ち、送信制御手段は、次段の超音波送信手段の
送信を制御し、送信に同期した送信同期信号を出力す
る。超音波送信手段は、リム部の空気室側に配置され、
対向するタイヤトラッド部の空気室側へ向けて、超音波
を送信する。超音波はタイヤトラッド部の空気室側に到
達し、反射して戻ってくる。この反射波を超音波受信手
段は受信し、受信に同期した受信同期信号を出力する。
【0015】超音波送信から反射超音波受信までの時間
は、タイヤ内面間の距離に比例するので、タイヤ歪みを
起こし、タイヤ内面間の距離が縮むと、前記の時間は小
さくなる。(ここでタイヤ内面間の距離とは、リム部の
空気室側からトラッド部の空気室側までの距離のことで
ある。)そこで距離比較手段は、前記送信同期信号から
前記受信同期信号までの時間と、タイヤ歪みの閾値に対
応して予め設定した設定値と、の大小を比較する。前記
時間が設定値以下のときに、前記タイヤの歪み有りを示
す出力を出す。次段の警報手段は、前記距離比較手段か
らの出力に対応して、音声または、可視情報で運転者に
警報を発する。
【0016】請求項2記載の発明は以下に記載する作用
を有する。即ち、送信駆動手段は、送信信号を時間間隔
を空けて出力する。この送信信号は超音波検波手段に入
力され、超音波検波手段は送信に同期した送信同期信号
を出力する。前記送信信号は送受信端末へも入力され、
送受信端末を駆動して超音波を送信する。送信した超音
波はタイヤリム部からトラッド部の空気室側へ到達し、
反射して戻って来る。前記送受信端末は、反射して戻っ
てくる反射超音波を受信し、受信信号を出力する。この
受信信号は前記送信信号と同様に、超音波検波手段に入
力される。超音波検波手段は受信に同期した受信同期信
号を出力する。従って、超音波検波手段は送信同期信号
を出力した後、超音波の伝搬時間を経過して、受信同期
信号を出力する。この多重した送受信同期信号を距離比
較手段へ出力する。
【0017】超音波送信から反射超音波受信までの時間
は、タイヤ内面間の距離に比例するので、タイヤ歪みを
起こし、タイヤ内面間の距離が縮むと、前記の時間は小
さくなる。
【0018】そこで距離比較手段は、前記送信同期信号
から前記受信同期信号までの時間と、タイヤ歪みの閾値
に対応して予め設定した設定値と、の大小を比較する。
前記時間が設定値以下のときに、前記タイヤの歪み有り
を示す出力を出す。次段の警報手段は、前記距離比較手
段からの出力に対応して、音声または、可視情報で運転
者に警報を発する。
【0019】
【実施例】以下、図3に基づき、請求項1記載の発明に
ついて、その実施例を詳細に説明する。図3において、
30は送信タイミング用発振回路、31は超音波用発振
回路、32はゲ−ト回路、33は送信用セラミックマイ
クロホン、34は受信用セラミックマイクロホン、35
はフィルタ−回路、36は検波回路、37は距離検出回
路、38は比較回路、39は警報回路である。
【0020】なお、図1の原理ブロック図との対応を示
すと、前記送信タイミング用発振回路30および、前記
ゲ−ト回路32は送信制御手段10と、前記超音波用発
振回路31および、前記送信用セラミックマイクロホン
33は超音波送信手段11と、前記受信用セラミックマ
イクロホン34および、前記フィルタ−回路35、前記
検波回路36は超音波受信手段12と、前記距離検出回
路37および、前記比較回路38は距離比較手段13
と、前記警報回路39は警報手段14と、それぞれ対応
している。
【0021】動作は以下のようになる。超音波用発振回
路31は、例えば40KHzの超音波帯の発振をし、ゲ
−ト回路32に出力している。送信タイミング用発振回
路30は発振出力を、ゲ−ト回路32と、距離検出回路
37に出力している。ゲ−ト回路32は送信タイミング
用発振回路30からの信号で、超音波用発振回路31の
出力をゲ−トする。送信用セラミックマイクロホン33
はゲ−ト出力によって駆動され、超音波を間けつ的に送
信する。超音波はリム部の空気室からタイヤトラッド部
の空気室側に到達し、反射して戻ってくる。受信用セラ
ミックマイクロホン34は、この反射超音波を受信す
る。フィルタ−回路35で前記受信出力の超音波周波数
成分以外を帯域制限する。検波回路36はフィルタ−回
路35の出力を、検波し、受信同期信号を出力する。距
離検出回路37は、送信タイミング用発振回路30から
の送信同期信号と、検波回路36からの受信同期信号と
を入力し、両同期信号間の時間を検出する。前記時間は
タイヤ内面間の距離に比例する。したがって、タイヤ空
気量不足または、車両重量過多のため、タイヤが歪ん
で、タイヤ内面間距離が縮むと、前記時間は減少する。
比較回路38は、前記時間の検出値と、タイヤ歪みの閾
値として、予め設定された設定値とを比較する。タイヤ
歪みが閾値以上となり、すなわち、前記時間が設定値以
下になると、タイヤ歪み有りの出力を出す。次段の警報
回路39は、前記のタイヤ歪み有りの出力に対応して、
音声或いは、可視情報で運転者にタイヤ歪みを警報す
る。
【0022】次に、図4に基づき、請求項2記載の発明
について、その実施例を詳細に説明する。図4におい
て、40は送信タイミング用発振回路、41は超音波送
信回路、42はゲ−ト回路、43は送受信兼用のセラミ
ックマイクロホン、45はフィルタ−回路、46は検波
回路、47は単安定マルチバイブレ−タ、48はAND
回路、49は警報回路である。
【0023】なお、図2の原理ブロック図との対応を示
すと、前記送信タイミング用発振回路40および、超音
波送信回路41および、ゲ−ト回路42は送信駆動手段
21と、セラミックマイクロホン43は送受信端末25
と、フィルタ−回路45および、検波回路46は超音波
検波手段22と、単安定マルチバイブレ−タ47およ
び、AND回路48は距離比較手段23と、警報回路4
9は警報手段24と、それぞれ対応している。
【0024】動作は以下のようになる。超音波用発振回
路41は、例えば40KHzの超音波帯の発振をし、ゲ
−ト回路42に出力している。送信タイミング用発振回
路40は、発振出力をゲ−ト回路42に出力している。
ゲ−ト回路42は送信タイミング用発振回路40からの
信号で、超音波用発振回路41の出力をゲ−トする。ゲ
−ト出力はフィルタ−回路45を通過し、検波回路46
で検波して、送信に同期した信号を出力する。
【0025】一方、セラミックマイクロホン43はゲ−
ト出力によって駆動され、超音波を間けつ的に送信す
る。超音波はリム部の空気室からタイヤトラッド部の空
気室側に到達し、反射して戻ってくる。セラミックマイ
クロホン43は、この反射超音波を受信する。この受信
信号をフィルタ−回路45で超音波周波数成分以外を帯
域制限する。このフィルタ−回路45の出力を、検波回
路46は検波し、受信に同期した信号を出力する。
【0026】従って、検波回路46は送信同期信号を出
力した後、超音波の伝搬時間を経過して、受信同期信号
を出力する。この多重した送受信同期信号を単安定マル
チバイブレ−タ47および、AND回路48に出力す
る。単安定マルチバイブレ−タ47は送信同期信号の入
力時から、タイヤ歪みの閾値に対応して、予め設定した
時間だけHIGHとなる。この単安定マルチバイブレ−
タ47の出力をAND回路48に入力する。タイヤ歪み
を起こすと、タイヤ内面間の距離が短くなり、前記設定
時間内に検波回路46から受信同期信号が、AND回路
48に入力し、AND回路から、HIGH出力がでる。
なお、超音波受信から超音波送信までの時間は、設定時
間に比べて充分長くなるように、送信タイミング用発振
回路40を調整しておく。
【0027】次段の警報回路49は、前記のAND回路
の出力に対応して、音声或いは、可視情報で運転者にタ
イヤ歪みを警報する。次に、図5に基づき、請求項1,
2記載の発明について、別の実施例を詳細に説明する。
図5において、56は光送信回路、57は光受信回路、
58は点滅表示回路を示す。但し、光送信回路56に入
力する比較回路出力は、図3の比較回路出力もしくは、
図4のAND回路出力と同一構成により得られる。
【0028】なお、図1の原理ブロック図との対応を示
すと、前記比較回路および光送信回路56は距離比較手
段13と、光受信回路57および点滅表示回路58は警
報手段14と、それぞれ対応している。
【0029】動作は以下のようになる。前段の比較回路
では、タイヤ歪みが基準以上となると出力が発生し、光
送信回路56を駆動し、タイヤ周辺に光を出力する。こ
の光の受信可能な位置に、光受信回路57を配置する。
光受信回路57がタイヤ歪み有りを示す光を受信する
と、次段の点滅表示回路58を駆動する。例えば運転席
に配置した点滅表示回路58が「タイヤ異常」の文字を
点滅して、可視情報で、運転者に警報する。
【0030】このように、光による通信手段を用いるこ
とにより、タイヤと離れて警報手段を運転席に配置する
ことが容易になる。また、図3に示す実施例では、超音
波送信の制御に間けつ駆動を用いたが、それに限定され
るものではなく、振幅変調、周波数変調などの制御を用
いても良いことは勿論である。
【0031】さらに、図5に示す実施例では光による通
信を用いたが、それに限定されるものではなく、電波に
よる通信を用いても良いことは勿論である。また、通信
の際に送信回路側では、送信信号を変調して、タイヤ歪
みの程度、タイヤの識別コ−ドなど、多量のデ−タを送
信することができる。
【0032】また、図3に示す実施例では、超音波の送
信端末と受信端末に、セラミックマイクロホンを別に設
けたが、それに限定されるものではなく、送信と受信を
一つのセラミックマイクロホンで兼用しても良いことは
勿論である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、タイヤ空
気圧と車両重量による結果としての、タイヤの歪みを直
接検知することを特徴としている。したがって、車両重
量に関わらず、タイヤ歪みを確実に、かつ容易に検知で
きる。
【0034】また、本発明は構成上、機械的接点による
スイッチ部を設けていないので、自動車走行中のタイヤ
のように、浸水、振動の影響の特に大きい場合にも、耐
久性、保守性の点で優れている。
【0035】また、超音波送受信の機構は、セラミック
マイクロホン等を用いることで、小型化が容易である。
さらに、超音波による計測を用いているので、高精度の
タイヤ歪み検知が可能である。
【0036】さらに、タイヤ歪み検知は、普通は長期間
かつ継続的に計測する。この用途において、超音波によ
る計測は、経年変化を起こさないので、定期的な保守や
点検を必要とせず、優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の原理ブロック図である。
【図2】請求項2記載の発明の原理ブロック図である。
【図3】実施例を示す図である。
【図4】実施例を示す図である。
【図5】実施例を示す図である。
【図6】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
10 送信制御手段 11 超音波送信手段 12 超音波受信手段 13 距離比較手段 14 警報手段 16,27リム部の空気室側 17 トレッド部の空気室側 18 送信同期信号 19 受信同期信号 21 送信駆動手段 22 超音波検波手段 23 距離比較手段 24 警報手段 25 送受信端末 26 送受信同期信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のタイヤの、リム部の空気室側(1
    6)に配置され、トラッド部の空気室側(17)に向け
    て超音波を送信する超音波送信手段(11)と、 該超音波送信手段(11)の送信を制御し、送信同期信
    号(18)を出力する送信制御手段(10)と、 車両のタイヤのリム部空気室側(16)に配置され、ト
    ラッド部の内側(17)において反射した超音波を受信
    し、受信同期信号(19)を出力する超音波受信手段
    (12)と、 該送信同期信号(18)、および該受信同期信号(1
    9)を入力して、該超音波送信から該反射波受信までの
    時間を設定値と比較して、前記タイヤの歪みの有無を出
    力する距離比較手段(13)と、 前記距離比較手段(13)の出力に対応して、音声、ま
    たは可視情報で運転者に警報を発する警報手段(14)
    と、 を備えることを特徴とする、超音波によるタイヤ歪み警
    報装置。
  2. 【請求項2】 車両のタイヤの、リム部の空気室側(2
    7)に配置され、対向するトラッド部の空気室側に向け
    て、超音波の送信および、受信をする送受信端末(2
    5)と、 該送受信端末(25)を駆動する送信信号(28)を、
    時間間隔を空けて出力する送信駆動手段(21)と、 該送受信端末(25)が反射超音波を受信して出力した
    受信信号(29)および、該送信信号(28)を検波し
    て、受信の同期信号および、送信の同期信号が多重し
    た、送受信同期信号(26)を出力する超音波検波手段
    (22)と、 該送受信同期信号(26)を入力して、該超音波送信か
    ら該反射波受信までの時間を設定値と比較して、前記タ
    イヤの歪みの有無を出力する距離比較手段(23)と、 前記距離比較手段(23)の出力に対応して、音声、ま
    たは可視情報で運転者に警報を発する警報手段(24)
    と、 を備えることを特徴とする、超音波によるタイヤ歪み警
    報装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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