JPH0781073A - インクジェットカラープリンタヘッドのクリーニング制御方式 - Google Patents
インクジェットカラープリンタヘッドのクリーニング制御方式Info
- Publication number
- JPH0781073A JPH0781073A JP23362193A JP23362193A JPH0781073A JP H0781073 A JPH0781073 A JP H0781073A JP 23362193 A JP23362193 A JP 23362193A JP 23362193 A JP23362193 A JP 23362193A JP H0781073 A JPH0781073 A JP H0781073A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- head
- ink
- color
- processing
- Prior art date
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- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インクジェットカラープリンタヘッドのクリ
ーニング制御方式に関し、無駄なインクの使用を防止し
て、省資源、低ランニングコストとすることができるも
のとすることを目的とする。 【構成】 複数色のインクを色別のヘッド1から用紙2
に吹きつけて印刷を行なうインクジェットカラープリン
タ3のヘッド1の初期設定処理を行うヘッド初期処理装
置4に設けられ、初期設定処理時に一定量のインクをヘ
ッド1から吹き出すクリーニング処理を行わせるクリー
ニング処理部5を有してなるインクジェットカラープリ
ンタヘッドのクリーニング制御方式において、上記クリ
ーニング処理部5に外部からの指定により上記各ヘッド
のクリーニング処理を個別に禁止させるクリーニング抑
止手段6を設けて構成した。
ーニング制御方式に関し、無駄なインクの使用を防止し
て、省資源、低ランニングコストとすることができるも
のとすることを目的とする。 【構成】 複数色のインクを色別のヘッド1から用紙2
に吹きつけて印刷を行なうインクジェットカラープリン
タ3のヘッド1の初期設定処理を行うヘッド初期処理装
置4に設けられ、初期設定処理時に一定量のインクをヘ
ッド1から吹き出すクリーニング処理を行わせるクリー
ニング処理部5を有してなるインクジェットカラープリ
ンタヘッドのクリーニング制御方式において、上記クリ
ーニング処理部5に外部からの指定により上記各ヘッド
のクリーニング処理を個別に禁止させるクリーニング抑
止手段6を設けて構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットカラー
プリンタヘッドのクリーニング制御方式に係り、特に、
複数色のインクを色別のヘッドから用紙に吹きつけて印
刷を行うインクジェットカラープリンタのヘッドの初期
設定処理を行うヘッド初期処理装置に設けられ、初期設
定処理時に一定量のインクをヘッドから吹き出すクリー
ニング処理を行わせるクリーニング処理部を設けてなる
インクジェットカラープリンタヘッドのクリーニング制
御方式に関する。
プリンタヘッドのクリーニング制御方式に係り、特に、
複数色のインクを色別のヘッドから用紙に吹きつけて印
刷を行うインクジェットカラープリンタのヘッドの初期
設定処理を行うヘッド初期処理装置に設けられ、初期設
定処理時に一定量のインクをヘッドから吹き出すクリー
ニング処理を行わせるクリーニング処理部を設けてなる
インクジェットカラープリンタヘッドのクリーニング制
御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなインクジェットカラープリン
タとして図5に示すものがある。これは、ノズルからイ
ンクを吐出して、紙面に吹きつけカラー印刷を行う方式
のカラープリンタ装置であり、このプリンタ装置は、3
色のインク、即ちY:イエロー、M:マゼンタ、及び
C:シアン、または、4色のインク即ち、上記のY,
M,Cの3色に加えて、K:黒、のインクを吐出するヘ
ッド31と、このヘッド31を主走査方向に案内するヘ
ッドキャリッジ32と、用紙33を保持して、用紙33
を副走査方向に移動させるプラテン34等の駆動部とを
有し、これらのヘッドキャリッジ32、プラテン34等
はステップモータ等のプリンタ機構駆動部35によって
駆動される。
タとして図5に示すものがある。これは、ノズルからイ
ンクを吐出して、紙面に吹きつけカラー印刷を行う方式
のカラープリンタ装置であり、このプリンタ装置は、3
色のインク、即ちY:イエロー、M:マゼンタ、及び
C:シアン、または、4色のインク即ち、上記のY,
M,Cの3色に加えて、K:黒、のインクを吐出するヘ
ッド31と、このヘッド31を主走査方向に案内するヘ
ッドキャリッジ32と、用紙33を保持して、用紙33
を副走査方向に移動させるプラテン34等の駆動部とを
有し、これらのヘッドキャリッジ32、プラテン34等
はステップモータ等のプリンタ機構駆動部35によって
駆動される。
【0003】ここで、インクジェットの吐出には、圧電
素子を用いて構成した吐出ポンプを用いたり、ヒータに
よりインクを蒸発させて泡を形成しその泡の圧力によっ
て、インクを吐出する等の方式が用いられる。また、こ
のプリンタ機構駆動部35や、ヘッド31からのインク
の吐出の制御は、プリンタ制御部36で行うものとして
いる。
素子を用いて構成した吐出ポンプを用いたり、ヒータに
よりインクを蒸発させて泡を形成しその泡の圧力によっ
て、インクを吐出する等の方式が用いられる。また、こ
のプリンタ機構駆動部35や、ヘッド31からのインク
の吐出の制御は、プリンタ制御部36で行うものとして
いる。
【0004】このプリンタ制御部36は、上記プリンタ
機構駆動部35を制御するプリンタ機構制御部37と、
プリンタ機構の初期化動作を制御するプリンタ機構初期
化部38と、ヘッド31の駆動制御を行うヘッド駆動制
御部39と、ヘッドの初期化動作を行うヘッド初期化部
40とを有する他、装置全体を制御する全体制御部4
1、印刷すべきデータ等格納するメモリ42等を有する
ものである。
機構駆動部35を制御するプリンタ機構制御部37と、
プリンタ機構の初期化動作を制御するプリンタ機構初期
化部38と、ヘッド31の駆動制御を行うヘッド駆動制
御部39と、ヘッドの初期化動作を行うヘッド初期化部
40とを有する他、装置全体を制御する全体制御部4
1、印刷すべきデータ等格納するメモリ42等を有する
ものである。
【0005】そして、このプリンタ制御部36には電源
が入力されたことを示し、装置の初期化のきっかけとな
るパワーオン信号(または、別の初期化信号)、印刷の
書式等を指定する制御信号、印刷すべきデータである印
刷データ等が入力される。このようなカラープリンタ装
置においては、電源投入時または初期化処理時、即ち上
述したパワーオン信号、または、別の初期化信号が入力
されたときには各ヘッド31を初期状態として、印字可
能状態であるオンライン状態とし、印刷指示指令を受信
すると、直ちに印刷を行えるようにしている。
が入力されたことを示し、装置の初期化のきっかけとな
るパワーオン信号(または、別の初期化信号)、印刷の
書式等を指定する制御信号、印刷すべきデータである印
刷データ等が入力される。このようなカラープリンタ装
置においては、電源投入時または初期化処理時、即ち上
述したパワーオン信号、または、別の初期化信号が入力
されたときには各ヘッド31を初期状態として、印字可
能状態であるオンライン状態とし、印刷指示指令を受信
すると、直ちに印刷を行えるようにしている。
【0006】この初期化処理時において、各ヘッドは用
紙にインクが吹きかからない初期化位置において、クリ
ーニング処理として、各ヘッド内に残っているインクを
一度完全に吹き出し、新しいインクをヘッドに補充し、
更にインクが正しく噴出するかを確認するため、一定量
のインクを噴出する、クリーニング動作を行うものとし
ている。
紙にインクが吹きかからない初期化位置において、クリ
ーニング処理として、各ヘッド内に残っているインクを
一度完全に吹き出し、新しいインクをヘッドに補充し、
更にインクが正しく噴出するかを確認するため、一定量
のインクを噴出する、クリーニング動作を行うものとし
ている。
【0007】従って、プリンタ装置の初期化処理時に
は、必ず一定量のインクを消費することとなる。
は、必ず一定量のインクを消費することとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする問題点】ところで、一般にカ
ラープリンタ装置であっても必ずしもカラー印刷を行う
場合だけではなく、ワードプロセッサの出力や、パーソ
ナルコンピュータの出力等で文字を印刷するに際して
は、一色のインク、通常黒のインクが使用されるだけで
ある。
ラープリンタ装置であっても必ずしもカラー印刷を行う
場合だけではなく、ワードプロセッサの出力や、パーソ
ナルコンピュータの出力等で文字を印刷するに際して
は、一色のインク、通常黒のインクが使用されるだけで
ある。
【0009】このような場合、その他の色のインクは印
刷時には使用されないのにもかかわらず、プリンタの初
期化処理時に上述したヘッドのクリーニング処理は各色
について実行され、例えば、ワードプロセッサからの出
力を黒だけで印刷するために、プリンタの電源の投入、
切断を繰り返していると、いつの間にか、黒だけでなく
他の色のインクも無くなってしまうことがある。
刷時には使用されないのにもかかわらず、プリンタの初
期化処理時に上述したヘッドのクリーニング処理は各色
について実行され、例えば、ワードプロセッサからの出
力を黒だけで印刷するために、プリンタの電源の投入、
切断を繰り返していると、いつの間にか、黒だけでなく
他の色のインクも無くなってしまうことがある。
【0010】このように、係るプリンタ装置にあって
は、電源投入時にインクを無駄に消費することとなる
し、プリンタのランニングコストが嵩むという問題があ
る。そこで、本発明は無駄なインクの使用を防止して、
省資源、低ランニングコストとすることができるカラー
プリンタヘッドのクリーニング制御方式を提供すること
を目的とする。
は、電源投入時にインクを無駄に消費することとなる
し、プリンタのランニングコストが嵩むという問題があ
る。そこで、本発明は無駄なインクの使用を防止して、
省資源、低ランニングコストとすることができるカラー
プリンタヘッドのクリーニング制御方式を提供すること
を目的とする。
【0011】
【問題点を解決するための手段】本発明において、上記
の課題を解決するための第1の手段は、図1に示すよう
に、複数色のインクを色別のヘッド1から用紙2に吹き
つけて印刷を行うインクジェットカラープリンタ3のヘ
ッド1の初期設定処理を行うヘッド初期処理装置4に設
けられ、初期設定処理時に一定量のインクをヘッド1か
ら吹き出すクリーニング処理を行わせるクリーニング処
理部5を有してなるインクジェットカラープリンタヘッ
ドのクリーニング制御方式において、上記クリーニング
処理部5に外部からの指定により上記各ヘッドのクリー
ニング処理を個別に禁止させるクリーニング抑止手段6
を設けたことである。
の課題を解決するための第1の手段は、図1に示すよう
に、複数色のインクを色別のヘッド1から用紙2に吹き
つけて印刷を行うインクジェットカラープリンタ3のヘ
ッド1の初期設定処理を行うヘッド初期処理装置4に設
けられ、初期設定処理時に一定量のインクをヘッド1か
ら吹き出すクリーニング処理を行わせるクリーニング処
理部5を有してなるインクジェットカラープリンタヘッ
ドのクリーニング制御方式において、上記クリーニング
処理部5に外部からの指定により上記各ヘッドのクリー
ニング処理を個別に禁止させるクリーニング抑止手段6
を設けたことである。
【0012】また、本発明の第2の手段は、上記クリー
ニング処理部5は、上記クリーニング抑止手段6の作動
が停止されてクリーニング禁止が解除されたとき、当該
クリーニング禁止が解除されたヘッドのクリーニング処
理を実行することである。
ニング処理部5は、上記クリーニング抑止手段6の作動
が停止されてクリーニング禁止が解除されたとき、当該
クリーニング禁止が解除されたヘッドのクリーニング処
理を実行することである。
【0013】
【作用】本発明の第1の手段によれば、クリーニング抑
止手段からクリーニング処理部に、印刷に使用する色の
インク以外のインクについてクリーニングを禁止する指
令を与えれば、使用する色のインクのヘッドのみクリー
ニングを行うこととなるから、無駄にインクを消費する
ことがなくなると共に、ランニングコストを低減するこ
とができる。
止手段からクリーニング処理部に、印刷に使用する色の
インク以外のインクについてクリーニングを禁止する指
令を与えれば、使用する色のインクのヘッドのみクリー
ニングを行うこととなるから、無駄にインクを消費する
ことがなくなると共に、ランニングコストを低減するこ
とができる。
【0014】また、本発明の第2の手段によれば、更に
他の色の印刷を行う際には、クリーニング抑止手段に当
該色のクリーニング禁止を解除する指令をするだけで、
当該クリーニング禁止が解除されたヘッドのクリーニン
グ処理を行うから、改めてプリンタの初期化を行うこと
なく、続けて印刷を行うことができる。
他の色の印刷を行う際には、クリーニング抑止手段に当
該色のクリーニング禁止を解除する指令をするだけで、
当該クリーニング禁止が解除されたヘッドのクリーニン
グ処理を行うから、改めてプリンタの初期化を行うこと
なく、続けて印刷を行うことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係るインクジェットカラープ
リンタヘッドのクリーニング制御方式の実施例を図面に
基づいて説明する。図2は本発明に係るインクジェット
カラープリンタヘッドのクリーニング制御方式の実施例
を示すものである。
リンタヘッドのクリーニング制御方式の実施例を図面に
基づいて説明する。図2は本発明に係るインクジェット
カラープリンタヘッドのクリーニング制御方式の実施例
を示すものである。
【0016】本実施例のカラープリンタヘッドのクリー
ニング制御方式ではクリーニング処理部であるクリーニ
ング処理回路17はプリンタ制御部中のヘッド初期化回
路18に設けられている。そして、このヘッド初期化回
路18はプリンタ制御部中にファームメモリ初期化回路
12、プリンタオンライン回路14、メモリ15、プリ
ンタメカ初期化回路16と共にプリンタ制御部11に設
けられている。
ニング制御方式ではクリーニング処理部であるクリーニ
ング処理回路17はプリンタ制御部中のヘッド初期化回
路18に設けられている。そして、このヘッド初期化回
路18はプリンタ制御部中にファームメモリ初期化回路
12、プリンタオンライン回路14、メモリ15、プリ
ンタメカ初期化回路16と共にプリンタ制御部11に設
けられている。
【0017】そして、クリーニング処理回路17には、
クリーニング抑制手段として、“ハイ”状態を維持して
いる電源部19と、4台のディップスイッチSW1,S
W2,SW3,SW4と、アンドゲート21,22,2
3,24とを設けている。これらの電源19、ディップ
スイッチSW1,SW2,SW3,SW4、及び、アン
ドゲート21,22,23,24は全体としてY,M,
C,Kの4色のヘッドのクリーニング動作を禁止するも
ので、具体的には、図3に示すように、それぞれのヘッ
ドに対応して設けたディップスイッチSW1,SW2,
SW3,SW4の一端はクリーニング処理回路17に設
けた4つのアンドゲートの1つの入力に接続され、スイ
ッチSW1,SW2,SW3,SW4の他端は、信号
A,B,C,Dである“ハイ”状態を出力する電源部に
接続されている。そして、ディップスイッチSW1,S
W2,SW3,SW4をオン状態とすると、信号A,
B,C,Dが“ハイ”となり、クリーニング処理回路か
らのクリーニング信号が出力される。一方、ディップス
イッチSW1,SW2,SW3,SW4をオフ状態とす
ると、各信号A,B,C,Dは“ロー”となり、クリー
ニング信号は出力されない。
クリーニング抑制手段として、“ハイ”状態を維持して
いる電源部19と、4台のディップスイッチSW1,S
W2,SW3,SW4と、アンドゲート21,22,2
3,24とを設けている。これらの電源19、ディップ
スイッチSW1,SW2,SW3,SW4、及び、アン
ドゲート21,22,23,24は全体としてY,M,
C,Kの4色のヘッドのクリーニング動作を禁止するも
ので、具体的には、図3に示すように、それぞれのヘッ
ドに対応して設けたディップスイッチSW1,SW2,
SW3,SW4の一端はクリーニング処理回路17に設
けた4つのアンドゲートの1つの入力に接続され、スイ
ッチSW1,SW2,SW3,SW4の他端は、信号
A,B,C,Dである“ハイ”状態を出力する電源部に
接続されている。そして、ディップスイッチSW1,S
W2,SW3,SW4をオン状態とすると、信号A,
B,C,Dが“ハイ”となり、クリーニング処理回路か
らのクリーニング信号が出力される。一方、ディップス
イッチSW1,SW2,SW3,SW4をオフ状態とす
ると、各信号A,B,C,Dは“ロー”となり、クリー
ニング信号は出力されない。
【0018】また、これらのディップスイッチSW1,
SW2,SW3,SW4は、プリンタのオン、オフの状
態と関係なく操作できるものとし、また、プリンタの前
側面等に配置して、オペレータが操作し易いものとして
いる。次に、本実施例に係るカラープリンタヘッドのク
リーニング制御方式の作動を説明する。図4は本実施例
に係るカラープリンタヘッドのクリーニング制御方式の
作動を示すフローチャートである。
SW2,SW3,SW4は、プリンタのオン、オフの状
態と関係なく操作できるものとし、また、プリンタの前
側面等に配置して、オペレータが操作し易いものとして
いる。次に、本実施例に係るカラープリンタヘッドのク
リーニング制御方式の作動を説明する。図4は本実施例
に係るカラープリンタヘッドのクリーニング制御方式の
作動を示すフローチャートである。
【0019】先ず、プリンタに電源が投入されオン状態
となると、プリンタの初期化処理がなされる。この時制
御ROM,RAMの動作確認を行い、次にハードウエア
のエラーチェックや初期化処理を行う。そして、ハード
ウエアの初期化処理の一環として、ヘッドクリーニング
処理を行う。クリーニング処理を開始すると(ST
1)、イエロー用スイッチSW1からの信号Aの状態に
より(ST2)、信号Aがオン状態であれば、クリーニ
ング信号を立ち上げ、イエロー用ヘッドのクリーニング
処理を行う(ST3)。
となると、プリンタの初期化処理がなされる。この時制
御ROM,RAMの動作確認を行い、次にハードウエア
のエラーチェックや初期化処理を行う。そして、ハード
ウエアの初期化処理の一環として、ヘッドクリーニング
処理を行う。クリーニング処理を開始すると(ST
1)、イエロー用スイッチSW1からの信号Aの状態に
より(ST2)、信号Aがオン状態であれば、クリーニ
ング信号を立ち上げ、イエロー用ヘッドのクリーニング
処理を行う(ST3)。
【0020】次に、マゼンタ用スイッチSW2からの信
号Aの状態により(ST4)、信号Aがオン状態であれ
ば、クリーニング信号を立ち上げ、イエロー用ヘッドの
クリーニング処理を行う(ST5)。同様にシアン、黒
についても同様の処理を行い(ST6〜ST9)、ヘッ
ドクリーニング処理を終了する。
号Aの状態により(ST4)、信号Aがオン状態であれ
ば、クリーニング信号を立ち上げ、イエロー用ヘッドの
クリーニング処理を行う(ST5)。同様にシアン、黒
についても同様の処理を行い(ST6〜ST9)、ヘッ
ドクリーニング処理を終了する。
【0021】そして、本実施例では、改めて、スイッチ
がオン状態となったときには、特に初期化等の処理を行
うことなく、当該オン状態となったヘッドにクリーニン
グ信号が出力され、当該ヘッドのクリーニング処理を行
うものとしている。例えば図3に示すように、イエロー
の印刷を行わないものとするときには、イエローに相当
するスイッチSW1がオフ状態とし、他のマゼンタ、シ
アン、黒に相当するスイッチSW2,SW3,SW4を
オン状態とすると、信号Aは立ち下がった状態で他の信
号B,C,Dは立ち上がった状態となり、イエローのヘ
ッドのクリーニング処理はされずに、他のシアン、マゼ
ンタ、黒のヘッドについてクリーニング処理を行い印刷
可能状態となる。
がオン状態となったときには、特に初期化等の処理を行
うことなく、当該オン状態となったヘッドにクリーニン
グ信号が出力され、当該ヘッドのクリーニング処理を行
うものとしている。例えば図3に示すように、イエロー
の印刷を行わないものとするときには、イエローに相当
するスイッチSW1がオフ状態とし、他のマゼンタ、シ
アン、黒に相当するスイッチSW2,SW3,SW4を
オン状態とすると、信号Aは立ち下がった状態で他の信
号B,C,Dは立ち上がった状態となり、イエローのヘ
ッドのクリーニング処理はされずに、他のシアン、マゼ
ンタ、黒のヘッドについてクリーニング処理を行い印刷
可能状態となる。
【0022】また、当該印刷処理が終了した後に続け
て、イエローを含む印刷を行う場合にはスイッチSW1
をオン状態とすると、信号Aが“ハイ”状態となり、イ
エローのヘッドにクリーニング信号が発生され、当該イ
エローのヘッドのクリーニング処理がなされる。従っ
て、本実施例によれば、必要なヘッドのクリーニングの
みを行うことができるので、無駄にインクを消費するこ
とがなくなると共に、ランニングコストを低減すること
ができる。
て、イエローを含む印刷を行う場合にはスイッチSW1
をオン状態とすると、信号Aが“ハイ”状態となり、イ
エローのヘッドにクリーニング信号が発生され、当該イ
エローのヘッドのクリーニング処理がなされる。従っ
て、本実施例によれば、必要なヘッドのクリーニングの
みを行うことができるので、無駄にインクを消費するこ
とがなくなると共に、ランニングコストを低減すること
ができる。
【0023】また、本実施例によれば、更に他の色の印
刷を行う際には、クリーニング抑止手段に当該色のクリ
ーニング禁止を解除する指令をするだけで、当該クリー
ニング禁止が解除されたヘッドのクリーニング処理を行
うから、改めてプリンタの初期化を行うことなく、続け
て印刷を行うことができる。尚、上記の実施例では、ク
リーニング抑止手段として、ディップスイッチ、アンド
ゲート等を用いて構成したが、これは、クリーニング処
理部のプロセッサがスイッチ或いは上位装置からの信号
に基づいてクリーニング禁止処理を行うようにしてもよ
い。
刷を行う際には、クリーニング抑止手段に当該色のクリ
ーニング禁止を解除する指令をするだけで、当該クリー
ニング禁止が解除されたヘッドのクリーニング処理を行
うから、改めてプリンタの初期化を行うことなく、続け
て印刷を行うことができる。尚、上記の実施例では、ク
リーニング抑止手段として、ディップスイッチ、アンド
ゲート等を用いて構成したが、これは、クリーニング処
理部のプロセッサがスイッチ或いは上位装置からの信号
に基づいてクリーニング禁止処理を行うようにしてもよ
い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るイン
クジェットカラープリンタヘッドのクリーニング制御方
式によれば、必要なヘッドのクリーニングのみを行うこ
とができるので、無駄にインクを消費することがなくな
ると共に、ランニングコストを低減することができると
いう効果を奏する。
クジェットカラープリンタヘッドのクリーニング制御方
式によれば、必要なヘッドのクリーニングのみを行うこ
とができるので、無駄にインクを消費することがなくな
ると共に、ランニングコストを低減することができると
いう効果を奏する。
【0025】また、本発明の第2の手段によれば、更に
他の色の印刷を行う際には、クリーニング抑止手段に当
該色のクリーニング禁止を解除する指令をするだけで、
当該クリーニング禁止が解除されたヘッドのクリーニン
グ処理を行うから、改めてプリンタの初期化を行うこと
なく、続けて印刷を行うことができるという効果を奏す
る。
他の色の印刷を行う際には、クリーニング抑止手段に当
該色のクリーニング禁止を解除する指令をするだけで、
当該クリーニング禁止が解除されたヘッドのクリーニン
グ処理を行うから、改めてプリンタの初期化を行うこと
なく、続けて印刷を行うことができるという効果を奏す
る。
【図1】本発明に係るインクジェットカラープリンタヘ
ッドのクリーニング制御方式の原理を示すブロック図で
ある。
ッドのクリーニング制御方式の原理を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明に係るインクジェットカラープリンタヘ
ッドのクリーニング制御方式の実施例を示すブロック図
である。
ッドのクリーニング制御方式の実施例を示すブロック図
である。
【図3】図2に示したインクジェットカラープリンタヘ
ッドのクリーニング制御方式のクリーニング抑止スイッ
チの詳細を示す図である。
ッドのクリーニング制御方式のクリーニング抑止スイッ
チの詳細を示す図である。
【図4】図2に示したインクジェットカラープリンタヘ
ッドのクリーニング制御方式の作動を示すフローチャー
トである。
ッドのクリーニング制御方式の作動を示すフローチャー
トである。
【図5】本発明が適用されるインクジェットカラープリ
ンタを示す図である。
ンタを示す図である。
1 ヘッド 2 用紙 3 インクジェットカラープリンタ 4 ヘッド初期化装置 5 クリーニング処理部 6 クリーニング抑制手段
Claims (2)
- 【請求項1】 複数色のインクを色別のヘッド(1)か
ら用紙(2)に吹きつけて印刷を行うインクジェットカ
ラープリンタ(3)のヘッド(1)の初期設定処理を行
うヘッド初期処理装置(4)に設けられ、初期設定処理
時に一定量のインクをヘッド(1)から吹き出すクリー
ニング処理を行わせるクリーニング処理部(5)を有し
てなるインクジェットカラープリンタヘッドのクリーニ
ング制御方式において、 上記クリーニング処理部(5)に外部からの指定により
上記各ヘッドのクリーニング処理を個別に禁止させるク
リーニング抑止手段(6)を設けたことを特徴とするカ
ラープリンタヘッドのクリーニング制御方式。 - 【請求項2】 上記クリーニング処理部(5)は、上記
クリーニング抑止手段(6)の作動が停止されてクリー
ニング禁止が解除されたとき、当該クリーニング禁止が
解除されたヘッドのクリーニング処理を実行することを
特徴とする請求項1記載のカラープリンタヘッドのクリ
ーニング制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23362193A JPH0781073A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | インクジェットカラープリンタヘッドのクリーニング制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23362193A JPH0781073A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | インクジェットカラープリンタヘッドのクリーニング制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0781073A true JPH0781073A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=16957922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23362193A Withdrawn JPH0781073A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | インクジェットカラープリンタヘッドのクリーニング制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0781073A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6296342B1 (en) | 1996-09-02 | 2001-10-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording apparatus and a method for discharge recovery thereof |
US6693717B1 (en) | 1998-07-29 | 2004-02-17 | Seiko Epson Corporation | Printing apparatus, an initialization method therefor, and a program storage medium |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP23362193A patent/JPH0781073A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6296342B1 (en) | 1996-09-02 | 2001-10-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording apparatus and a method for discharge recovery thereof |
US6693717B1 (en) | 1998-07-29 | 2004-02-17 | Seiko Epson Corporation | Printing apparatus, an initialization method therefor, and a program storage medium |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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