JPH0781021A - 人造大理石板およびその製造方法 - Google Patents

人造大理石板およびその製造方法

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JPH0781021A
JPH0781021A JP24984993A JP24984993A JPH0781021A JP H0781021 A JPH0781021 A JP H0781021A JP 24984993 A JP24984993 A JP 24984993A JP 24984993 A JP24984993 A JP 24984993A JP H0781021 A JPH0781021 A JP H0781021A
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JP
Japan
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raw material
epoxy resin
coloring
filler
artificial marble
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JP24984993A
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English (en)
Inventor
Kazuharu Hara
和春 原
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Koei Chemical Co Ltd
Misawa Ceramics Corp
Original Assignee
Koei Chemical Co Ltd
Misawa Ceramics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望の色、模様を有して装飾性に優れる新規
な人造大理石板を提供する。 【構成】 基板21と、基板21の表面を覆って一体に
硬化したエポキシ樹脂層31とよりなって、前記エポキ
シ樹脂層31は、エポキシ樹脂層31内に略均一に分散
した着色用フィラーによって所望の色に着色されている
とともに、前記フィラーとは異なる色の模様形成用フィ
ラーが前記エポキシ樹脂層内に部分的に又は不均一に分
散して模様32が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、人造大理石板および
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人造大理石としてポリエステル樹
脂を硬化させたものが知られているが、模様が単調で装
飾性に欠ける傾向がある。また、ポリエステル樹脂は硬
化時の収縮率が大きいため、ポリエステル樹脂製の人造
大理石を製造する際には、予め収縮を見越して大きめに
成形しておき、その後裁断等の二次加工によって所定寸
法にする必要がある。そのため製造作業に手間取るのみ
ならず、原料損失が大きい欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、前
記の点に鑑みなされたもので、所望の色、模様を有して
装飾性に優れる新規な人造大理石板と、その人造大理石
板を簡単にしかも経済的に製造できる方法を提供しよう
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】人造大理石板の発明は、
基板と、前記基板の表面を覆って一体に硬化したエポキ
シ樹脂層とよりなって、前記エポキシ樹脂層は、該エポ
キシ樹脂層内に略均一に分散した着色用フィラーによっ
て所望の色に着色しているとともに、前記着色用フィラ
ーとは異なる色の模様形成用フィラーが前記エポキシ樹
脂層内に部分的に又は不均一に分散して模様を形成して
いることを特徴とする。また、前記エポキシ樹脂層は、
模様形成用フィラーによる模様が存在しないものであっ
てもよい。
【0005】一方、人造大理石板の製造方法の発明は、
(イ)着色用フィラーをエポキシ樹脂液に混合した着色
原料を型枠内に投入して着色原料層を形成した後、模様
形成用フィラーをエポキシ樹脂液に混合した模様形成原
料を、前記着色原料層上に模様を構成するように流して
着色原料層と一体の原料層を形成する原料投入工程と、
(ロ)前記原料層を振動させて原料層内の気泡を放出さ
せる脱泡工程と、(ハ)前記原料層上面に基板を載置す
る基板セット工程と、(ニ)前記原料層を基板と一体に
硬化させて複合板状体を形成する硬化工程と、(ホ)前
記複合板状体を型枠から取り出す脱型工程とからなる人
造大理石板の製造方法に係る。
【0006】また、前記原料投入工程は、着色用フィラ
ーと模様形成用フィラーを同じエポキシ樹脂液に混合し
た混合原料を型枠内に投入して行なってもよく、あるい
は、前記着色原料のみを型枠内に投入して行なってもよ
い。
【0007】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説
明する。図1はこの発明の一実施例に係る人造大理石板
の一部切り欠き斜視図、図2ないし図7はこの発明の人
造大理石板製造方法の一実施例に係る製造工程を示す断
面図、図8は他の実施例の製造時を示す部分断面図であ
る。
【0008】図1に示す人造大理石板10は、基板21
とエポキシ樹脂層31とよりなる長方形の複合板状体か
らなる。もちろん、人造大理石板10の形状は、人造大
理石板10の用途(例えばテーブル、壁材、床材等)に
応じて定められるもので、三角形あるいはその他の多角
形、円形、楕円形、その他の曲線形状等とされる。
【0009】基板21は、人造大理石板10の剛性を高
めるとともに、エポキシ樹脂層31形成時の収縮を押さ
えるためのもので、合板、ALC(軽量発泡コンクリー
ト)板、ケイカル板等からなる。また、この基板21の
裏面は、人造大理石板10をテーブルの脚等に取り付け
る際に取り付け部として利用される。
【0010】エポキシ樹脂層31は、この人造大理石板
10に大理石調を与えるためのもので、エポキシ樹脂液
に後記する着色用フィラー又は模様形成用フィラーを混
合した原料が、前記基板21の表面および側面を所定厚
みで覆って基板21と一体に硬化したものである。
【0011】前記エポキシ樹脂液は、公知のものが用い
られ、常温硬化タイプ、加熱硬化タイプのいずれでもよ
い。一方、着色用フィラーは、エポキシ樹脂層31を所
望の色にするためのもので、エポキシ樹脂層31全体に
略均一に分散している。また模様形成用フィラーは、エ
ポキシ樹脂層31に模様32を付与するためのもので、
エポキシ樹脂層31内に部分的、特に表面付近に分散し
ている。この模様32は、図のような流れ模様に限らず
所望のものとされる。前記着色用フィラー及び模様形成
用フィラーとしては、御影石あるいは大理石等の天然
石、ガラス等の粉末あるいは粒子、顔料等が用いられ
る。
【0012】また、この実施例のエポキシ樹脂層31に
あっては、表面に凹凸模様34が形成されているが、こ
の凹凸模様34は常に必要なものではなく、求められる
装飾性に応じて適宜設けられる。
【0013】なお、人造大理石板の用途によっては、前
記模様32が不要の場合もある。その場合、エポキシ樹
脂層31は、着色用フィラーによって所望の色に着色さ
れただけのものとされる。また、その着色用フィラーの
分散を不均一にして、その不均一な分散に起因する色の
濃淡等によって模様を構成してもよい。
【0014】次に、この人造大理石板の製造方法を、図
2ないし図7に示す製造工程に従って説明する。なお、
以下の説明において、前記と同一部材については同一の
符号を用いて説明する。また、この発明はこの実施例に
限定されるものではない。
【0015】(イ)原料投入工程(図2及び図3) まず、所定量のエポキシ樹脂液に着色用フィラーを添加
し、攪拌機で攪拌混合して着色原料30aを調製する。
エポキシ樹脂液は、前記のように公知のものが用いられ
るが、この実施例では変成エポキシ樹脂を主成分とする
主剤と、変成アミンを主成分とする硬化剤とよりなる常
温硬化性の変成エポキシ樹脂タイプのもの(商品名:キ
ャスコン G−102、広栄化学工業株式会社製)を、
主剤と硬化剤の重量比が4:1となるように混合し、約
1分間攪拌して用いた。また、着色用フィラーとして黒
御影石の粉末と緑石の粉末を、前記エポキシ樹脂液(主
剤+硬化剤)の重量に対して1.5〜2.0倍量、前記
エポキシ樹脂液に添加し、エポキシ樹脂液とともに約4
分間攪拌混合して略均一に分散させた。この着色用フィ
ラー混合後の着色原料30aは、深い緑色をしたもので
ある。
【0016】その後、前記着色原料30aを型枠41内
に投入して着色原料層30bを形成する。着色原料30
aの投入量は、型枠41の大きさ等によって適宜の量と
されるが、この実施例では、前記工程で調製したおよそ
2.5リットルの着色原料30aを投入した。型枠41
は、人造大理石板に求められる形状によって型枠形状が
定められるが、この実施例においては、内寸法が縦60
0mm、横1200mm、高さ18mmの長方形の枠か
らなる。この型枠41は、底板42を介して水平な台4
3上に載置されている。
【0017】底板42は、この人造大理石板の表面を成
形するためのもので、この底板42上に前記着色原料3
0aが投入される。この実施例の底板42は、表面に凹
凸模様44が形成されたガラス板からなり、前記凹凸模
様44を型枠41内側になるようにして台43に載置さ
れている。底板表面の凹凸模様44は、人造大理石板表
面の前記凹凸模様(図1に示す34)を形成するための
もので、必要に応じて設けられる。この底板42として
は、表面が平滑なものが好ましく、ガラス板の他に樹脂
板、金属板等が用いられる。なお、型枠41内面および
底板42の表面には、着色原料の投入に先立ってシリコ
ン系等の離型剤を塗布しておくのが好ましい。
【0018】次いで、別のエポキシ樹脂液に模様形成用
フィラーを添加し、攪拌機で攪拌混合して模様形成原料
32aを調製する。ここで用いるエポキシ樹脂液は、前
記着色原料を構成するエポキシ樹脂液と同一のものが好
ましい。この実施例では前記と同じ変成エポキシ樹脂
(キャスコンG−102)の主剤と硬化剤を、重量比
4:1で混合し、約1分間攪拌して用いた。また、模様
形成用フィラーは、前記着色用フィラーとは色の異なる
ものが用いられる。この実施例では、黒御影石の粉末を
模様形成用フィラーとして前記エポキシ樹脂液に添加し
て攪拌し、黒色の模様形成原料32aを調製した。な
お、ここで調製する模様形成原料32aの量は、形成す
る模様に応じて不足にならない量とされる。
【0019】調製した模様形成原料32aを、着色原料
層30b上に所望の模様を構成するように型枠41上方
で移動させながら流す。着色原料層30b上に流された
模様形成原料32aは、着色原料層30b内を下方へ拡
散し、前記底板42上に模様を形成するとともに、着色
原料層30bと一体化して原料層31aを形成する。な
お、前記模様は、着色用フィラーあるいは模様形成用フ
ィラーの割合を変えて着色原料あるいは模様形成原料の
粘度を調整することにより、または両フィラーの種類お
よび性状(たとえば粉状か粒状にするか等)を異ならせ
ることによっても変化させることができる。
【0020】(ロ)脱泡工程(図4) 次いで、前記台43の縁に取り付けたエアーバイブレー
ター等からなる加振機44を作動させて台43上の型枠
41ごと原料層31aを所望時間、この実施例では約1
分間振動させる。この振動によって、原料層31a内に
含まれていた気泡35が上昇して原料層31a上面から
外部へ放出される。また、一部の気泡が原料層31a内
に残存することがあっても、その気泡は、前記振動によ
り上昇して底板42側から離れた位置に残存することに
なる。そのため、底板42によって形成される人造大理
石板の表面からは気泡が見えなくなり、人造大理石板の
外観が良好になる。
【0021】(ハ)基板セット工程(図5) 脱泡工程終了後、図5の(ア)のように原料層31a上
面に基板21を載置する。この実施例の基板21は、型
枠41の内寸法より小さい、縦590mm、横1190
mm、厚み15mmの合板からなる。基板21の載置
は、図5の(イ)のように基板21の側面と型枠41内
周面との間に略均一な隙間23を残し、しかも基板上面
21aと型枠41上面41aとが略等しい高さになるよ
うにして行なわれる。この載置により原料層31aは、
基板21aの体積に相等する量が前記隙間23を上昇し
て基板21の側面を覆う。
【0022】(ニ)硬化工程(図6) そのまま略一昼夜放置して、原料層31aを基板21と
一体に硬化させて複合板状体を形成する。この硬化によ
り、原料層31aがエポキシ樹脂層31となり、模様形
成原料32aの部分が模様32となる。また、底板42
と接触するエポキシ樹脂層31の表面には、底板42の
凹凸模様44が転写された凹凸模様(図1に示す34)
が形成される。なお、使用するエポキシ樹脂液が、加熱
硬化型タイプのものにあっては、硬化時間を短縮するこ
とができる。
【0023】(ホ)脱型工程(図7) その後型枠41を外して前記複合板状体を脱型すれば、
図1に示した人造大理石板10が得られる。得られた人
造大理石板10は、縦600mm,横1200mm、厚
さ18mm、エポキシ樹脂層31の厚み3mmからなっ
て、成型時の収縮が無かった。
【0024】なお、前記実施例の人造大理石板10にお
いては、基板21の側面全体にわたってエポキシ樹脂層
31を設けたが、人造大理石板の用途によっては、基板
の側面にエポキシ樹脂層を設けなかったり、あるいは一
部までしか設けないこともある。図8は、エポキシ樹脂
層を基板の一部までしか設けない人造大理石板の製造時
を示すもので、基板51の一部が型枠61内に位置し、
その型枠61内の基板51側面を原料層71aが覆って
いる。
【0025】また、基板の比重、原料層の粘度等によ
り、人造大理石板製造時に基板が原料層内に過度に沈み
込むことがある。その場合には、図8のように基板吊り
下げ支持用のブラケット62を用いて基板51を吊り下
げることにより、原料層71aの厚み、すなわちエポキ
シ樹脂層の厚みを所望の値にすることもある。このブラ
ケット62は、ボルト63が挿通されて、基板51内に
埋め込まれたナット52と螺合して基板51を吊り下げ
支持するようになっている。図中、64はブラケット6
2の高さを調節する治具、65は底板、66は台であ
る。
【0026】また、前記製造実施例の原料投入工程にお
いては、着色原料と模様形成原料を順次型枠内に投入し
たが、予め着色用フィラーと模様形成用フィラーを同じ
エポキシ樹脂液に混合した混合原料を調製し、その混合
原料を型枠内に投入して原料層を形成してもよい。その
場合の混合原料の調製は、エポキシ樹脂液に着色用フィ
ラーを添加して均一に攪拌した後、模様形成用フィラー
を添加し、その模様形成用フィラーが混合原料内に不均
一に分散して模様を形成するよう僅かに攪拌して行な
う。そして、その混合原料を型枠内に投入して形成した
原料層には、前記模様形成原料の不均一な分散からなる
模様が形成される。なお、その後に前記実施例と同様の
脱泡工程、基板セット工程、硬化工程及び脱型工程を行
なえば、所望の人造大理石板が得られる。
【0027】また、前記原料投入工程において、着色原
料のみを型枠内に投入して原料層を形成し、その後に前
記と同様の脱泡工程等を行なって所望の人造大理石板を
製造してもよい。その際、着色用フィラーとエポキシ樹
脂液との混合攪拌を充分に行なって着色用フィラーを均
一に分散させた着色原料を用いる場合には、得られる人
造大理石板は模様の無いものとなる。それに対して、前
記混合攪拌を不十分にして着色用フィラーを不均一に分
散させた着色原料を用いる場合には、その不均一な分散
に起因する色の濃淡等からなる模様が形成される。
【0028】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明に
よれば、装飾性に優れる新規な人造大理石板を簡単に得
ることができる。しかも、その人造大理石板は、着色用
フィラー、模様形成用フィラーの選択等により所望の色
及び模様にできるため、壁材、カウンターテーブル、床
材、その他各種成型品に最適なものにでき、極めて利用
価値が高い。さらに、この発明の人造大理石板は、エポ
キシ樹脂層と基材との複合体からなるため、基材に比べ
て高価なエポキシ樹脂層の厚みを薄くすることができ、
製品コストを下げることもできる。
【0029】また、製造中の収縮が小さいため、裁断等
の二次加工により寸法調整を行なう必要がなく、極めて
製造作業が簡単になる効果がある。しかも、製造時の収
縮を考慮して大きめに製造する必要がないため、余分に
原料を使用せず、型枠等も大きくする必要がないので、
前記複合化によるエポキシ樹脂層の厚み減少効果と相ま
って、より経済的に製造できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る人造大理石板の一部
切り欠き斜視図である。
【図2】その人造大理石板の製造例に関して着色原料投
入時を示す断面図である。
【図3】その模様形成原料投入時を示す断面図である。
【図4】その脱泡工程を示す断面図である。
【図5】その基板セット工程を示す断面図である。
【図6】その硬化工程を示す断面図である。
【図7】その脱型工程を示す断面図である。
【図8】他の実施例における人造大理石板製造時を示す
部分断面図である。
【符号の説明】
10 人造大理石板 21 基板 30a 着色原料 30b 着色原料層 31a 原料層 31 エポキシ樹脂層 32a 模様形成原料 32 模様 41 型枠 42 底板 44 底板の凹凸模様
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:16 B29L 31:10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、前記基板の表面を覆って一体に
    硬化したエポキシ樹脂層とよりなって、前記エポキシ樹
    脂層は、該エポキシ樹脂層内に略均一に分散した着色用
    フィラーによって所望の色に着色されているとともに、
    前記着色用フィラーとは異なる色の模様形成用フィラー
    が前記エポキシ樹脂層内に部分的に又は不均一に分散し
    て模様を形成していることを特徴とする人造大理石板。
  2. 【請求項2】 基板と、前記基板の表面を覆って一体に
    硬化したエポキシ樹脂層とよりなって、前記エポキシ樹
    脂層は、該エポキシ樹脂層内に分散した着色用フィラー
    によって所望の色に着色され又は模様が形成されている
    ことを特徴とする人造大理石板。
  3. 【請求項3】 以下の各工程からなる人造大理石板の製
    造方法。 (イ)着色用フィラーをエポキシ樹脂液に混合した着色
    原料を型枠内に投入して着色原料層を形成した後、模様
    形成用フィラーをエポキシ樹脂液に混合した模様形成原
    料を、前記着色原料層上に模様を構成するように流して
    着色原料層と一体の原料層を形成する原料投入工程 (ロ)前記原料層を振動させて原料層内の気泡を放出さ
    せる脱泡工程 (ハ)前記原料層上面に基板を載置する基板セット工程 (ニ)前記原料層を基板と一体に硬化させて複合板状体
    を形成する硬化工程 (ホ)前記複合板状体を型枠から取り出す脱型工程
  4. 【請求項4】 請求項3において、原料投入工程が、着
    色用フィラーと模様形成用フィラーを同じエポキシ樹脂
    液に混合した混合原料を型枠内に投入して原料層を形成
    することを特徴とする人造大理石板の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3において、原料投入工程が、着
    色用フィラーをエポキシ樹脂液に混合した着色原料を型
    枠内に投入して原料層を形成することを特徴とする人造
    大理石板の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項3ないし請求項5のいずれかにお
    いて、原料投入工程時、表面に凹凸模様を有する底板
    を、前記凹凸模様が型枠内側となるようにして予め前記
    型枠底面に配置しておくことを特徴とする人造大理石板
    の製造方法。
JP24984993A 1993-09-09 1993-09-09 人造大理石板およびその製造方法 Pending JPH0781021A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103240790A (zh) * 2012-02-13 2013-08-14 成都汇玉科技产业有限公司 人造石复合板材的生产方法
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