JPH0780126B2 - 手工具 - Google Patents

手工具

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JPH0780126B2
JPH0780126B2 JP63109260A JP10926088A JPH0780126B2 JP H0780126 B2 JPH0780126 B2 JP H0780126B2 JP 63109260 A JP63109260 A JP 63109260A JP 10926088 A JP10926088 A JP 10926088A JP H0780126 B2 JPH0780126 B2 JP H0780126B2
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JP
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lever
tool
knob
pivot
boss
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ジェイムス・アール・ジェロムソン・ジュニア
ジェイ・エドワード・シー・アンダーソン
Original Assignee
ミルバー・コーポレイション
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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は異なった形式の変形可能部材の拡張または収縮
またはその両方に使用される形式の手工具に関する。
(従来技術) スナップすなわち保持リングは「内部で使用される」か
「外部で使用される」ものである。内部形式の保持リン
グは軸受またはシャフトのような要素を孔の中で保持す
るために使用される。リングを取り付けるために、それ
は収縮されて孔に通され、次いで拡張されて孔の周囲に
形成された内部溝に係合する。外部形式の保持リング
は、軸受、歯車またはプーリーのような要素をシャフト
上で保持するために使用される。外部リングは通常シャ
フト中に形成された環状の溝と係合しシャフト上に取り
付けられた要素の軸方向の動作を禁止する。外部リング
は一般的にリングの内径がシャフトの直径よりも大きく
なるまでリングを拡張することによって取り付けられ
る。
内部および外部リングを取り付け及び取り外すために一
般的に使用される工具は実質的に異なったものである。
例えば、外部リングを取り付け及び取り外し工具はシャ
フトを収容するためにリングを拡張してその内径を大き
くしなければならない。しかし、内部リングの取り付け
取り外し工具はその外径を小さくするためにリングを収
縮してリングが孔を通過することを可能にしなければな
らない。この様な工具に要求される機能と性能は実質的
に非常に異なっているため、保持リング用の複数のプラ
イヤーが単一目的のための「内部用」、「外部用」工具
としてしばしば供給される。これらの単一目的のための
プライヤーは一つの形式の保持リングの取り付け取り外
しのみに使用することを意図され、従って両方の形式の
プライヤーが外部及び内部両方の形式の保持リングを取
り付け取り外しするために必要とされる。
外部又は内部リングのいずれにも適合する工具を設ける
ことに対する一つの解決策は外部及び内部位置の間を切
り替わることのできる転換可能な工具を設けることであ
った。これは転換を達成するために相互に連結された部
品の操作、工具に取り付けられたリンク機構の移動、又
はあご又はハンドルセクション又はその両方の分解を必
要とした。
ユニバーサルプライヤーとして知られている一つのこの
様な転換可能な工具は米国特許第4,625,379号に示され
ている。この工具は回転可能に相互連結された一対のハ
ンドル及び横方向に褶動可能な2個のラッチ部材を有す
るラッチ機構によってハンドルに結合された一対のあご
部材を有している。一つの位置では、ラッチ部材は一方
のハンドル部材が一方のあご部材と結合されることを可
能にし他方のハンドルが他方のあご部材と結合されるこ
とを可能にするように位置されている。ラッチ部材を横
方向に第2の位置に褶動させると、一方のハンドルは他
方のあご部材と結合され他方のハンドルは一方のあご部
材と結合される。引用した特許の構造は大きな成功をお
さめているが、これは比較的複雑であり、正しく機能す
るためには動作中に正しく組み立てられた整列されなけ
ればならない多くの部品を含んでいる。実質的な異なっ
た構造では、別個の対のあご及びハンドルが共通の軸に
回転可能に連結され一対の可動ピンがあご及びハンドル
の対と交互に結合してあご及びハンドルの相互結合を内
部位置から外部位置及びその逆に移動させるようなプラ
イヤーが提供されている。
プライヤー構造の追加的な形態は、内部動作用に位置決
めされた一対のあごと外部動作用の一対のあごによって
内部及び外部リングに対して工具が同時に動作するため
の2個のあご部材を有する相互結合レバーを提供する。
他の転換可能プレイヤーの構造は、係合が外さなければ
ならないリンクを利用しており、従ってハンドルとあご
との間の関係を変えるために工具は再組み立てしなけれ
ばならない。このような構造は、使用に先立って不必要
な準備時間を必要とし、工具の使用が不便になるように
工具の形状を変えてしまう可能性があるため、使用上取
り扱いにくい。更に、少なくともこのような工具の幾つ
かは内部及び外部位置で機構的な利点が大きく異なって
いる。
提案されている工具は内部及び外部の位置の間を相対的
に移動するように意図されたハンドルを設けていた。こ
れを達成するためには一方のレバーはU字形溝を有し他
方は溝を通して突出するピボットを保持していた。推定
するところによると、これらのレバーは溝の一端に於い
てピボットと共に交差した内部リング関係から横に並ん
だ外部リング関係に移動されることができる。もし提案
されている工具がとにかく動作可能であるとすれば、そ
れは使用中に選択された関係にレバーを保持する構造を
欠如している。
(発明の概要) 本発明は、内部及び外部リングを取り付け取り外すため
の手工具を提供する。この工具は共に永久的に結合され
ているがそれにもかかわらず内部と外部の動作位置の間
を容易に切り替え可能な2個のレバーを有している。各
実施例において作業から生じる反作用力は位置保持力を
加え作業の行われている間レバーを選択された関係に維
持する。
最初の好適な実施例に於いて、工具はレバーセクション
を工具動作位置の間に移動させるための駆動機構と共に
回転可能に相互連結された右と左の動作レバーセクショ
ンによって構成される。レバーセクションの各々はあご
部、ハンドル部及びあご及びハンドル部の中間に位置す
るボス部を有している。レバーセクションの回転可能な
相互連結部は工具を二等分する仮想上の中心線と垂直で
これと交差する。
レバーセクションとレバーセクションのあご及びハンド
ル部の位置の相互連結部は外部位置に於ける工具の動作
中横に並んだ関係に形成される。従って、一方のレバー
セクションのあご及びハンドル部のいずれも中心線の一
方の側で動作し、一方他方のレバーのあご及びハンドル
部は中心線の他方の側にある。内部動作位置の場合、こ
れらの部分は一方のレバーのあごとハンドル部分が中心
線の両側で動作し、他方のレバーのあご及びハンドル部
はまた中心線に対してお互いに反対側にあるように交差
する。
最初の好適な構造に於いて、一方のレバーセクション及
び駆動ノブによって構成される駆動機構は共に結合され
その結果他方のレバーセクションは一方のレバーセクシ
ョン及び駆動ノブに対して相対的に移動する。この構造
の結果、工具が外部位置にある場合、レバーセクション
は交差される。駆動ノブが手動で回転され内部位置での
動作のためにレバーを移動する場合、レバーセクション
は横に並んだ関係で中心線の両側に移動する。
工具は内部及び外部での位置決めのためにレバーセクシ
ョンの間で移動可能な関係を与えるように形成されてい
るから、別個の部分からなるハンドル部材及びあご部材
がお互いに逆に結合されるために選択的に相互連結され
ることに対する要求はない。本発明はその代わりにレバ
ーが複数の位置の間を移動可能にしている。
最初の好適な実施例に於いて、駆動ノブはレバーを連結
している。このノブはハンドル部、レバー係合部及び一
方のレバーの円形の凹部に配設された基部を有してい
る。ピボットはこの基部を偏心した関係で他方のレバー
に連結している。この基部は基部と同軸の弓状の溝を有
している。他方のレバーは作業位置に向かう関係で溝に
延びる突起部を有している。工具を外部と内部の位置の
間で移動するには、ノブのハンドル部分が手動で回転さ
れ偏心した相対的レバー動作を生じさせその結果一方の
あごの先端が他方の上を通過する。ノブは回転されてい
るので、突起部はノブの溝内を溝の弓状通路に沿って18
0°以上の円弧上を移動する。レバーは内部及び外部の
位置の一方から他方に移動し突起部が通路の他端に到達
すると他の位置に到達する。溝の端部と接すると案内部
は適切な動作位置で工具の回転を停止する停止部材とし
て動作する。
手工具の発明の同様の代替的な現在の好適な構造におい
て、一方のレバーセクションは駆動接合部で駆動ノブと
接合されている。他方のレバーセクションはこの一方の
レバーセクション及びノブに対して相対的に移動可能で
ある。駆動ノブは、ノブの手動による回転がレバーセク
ションの横に並んだ関係に於ける中心線の両側に対する
外部位置と交差した内部リング関係との間でレバーセク
ションを移動するという点で最初の好適な実施例と同様
に使用される。
現在の好適な実施例の駆動ノブは、環状の側壁を有する
プレスで絞られたカップ形状部材、一方のレバーセクシ
ョン上でノブを支持する底部、及び環状の壁の係合され
上記のカップ部材内で支持されたカップ部材によって構
成される。ピボット結合部がノブとレバーセクションを
共に偏心関係に固定する。
一方のレバーセクションはワークの位置を確立する関係
で駆動結合部と係合する弓形の溝、及び他方のレバーセ
クションに対して同一平面の動作関係で駆動結合部と係
合する凹部孔を有する。ノブの移動は偏心した相対的な
レバーの移動を結果しその結果一方のあごの先端が他方
の上を通過する。ノブは回転されているので、駆動結合
部はレバーの溝内を溝の弓状通路に沿って180°以上の
円弧上を移動する。レバーはこのようにして一方の位置
から移動し、駆動結合部が弓状通路の他端に到達した時
に他の位置に到達する。溝の他端と接触すると、駆動結
合部は適切な動作位置で工具の回転を停止する停止部材
として機能する。
第3の実施例に於いて、工具駆動機構は一方のレバーの
ボス部に位置する三日月形の溝によって構成される。ピ
ボットが他方のレバーに結合され溝を通って延びる。溝
は2つの停止位置を有することが望ましく、そのに於い
てレバーセクションが一方の停止位置又は他方の停止位
置に移動すると、工具は内部又は外部動作モードのいず
れかに位置される。レバーセクションを相互連結してい
るピボットは溝を通して係合され停止位置の一方又は他
方に沿って係合される。
実施例のいずれの工具が使用される場合でも、反作用力
が工具を少なくともその調整された位置の一つに保持す
る。第1−10図の実施例に於いて、弓形の溝は長さが18
0°以上であるから、凸部は中央上を通過し、反作用力
は凸部をその外部リング位置にある場合に溝の適当な端
部に対して付勢する。他の実施例において、ピボットは
両方の位置で停止位置の適当な一方の面に対して付勢さ
れる。
本発明の望ましい実施例の工具は、ハンドルをお互いか
ら一方に偏らせるためにレバーのハンドル部の間に介在
されたスプリングを有することが望ましい。
スプリングの使用はハンドル部がしばしばその最も遠い
位置に偏奇させられることを結果する。最も遠いハンド
ル位置は工具を使い易く保持することを困難にするか
ら、係止装置がまた設けられる。この装置は一方のレバ
ーセクションのハンドル部に回転可能に取り付けられた
係止レバーアームを有する。このレバーアームは他方の
レバーセクションのボス部のノッチ部と係止的に係合す
るように位置されている。ノッチ部はレバーアームと係
合しこれを保持するように形成されこれによって工具は
スプリングの偏奇に対して係止され閉じられた位置に止
どまる。
新しい現在の望ましい構造において、他方のレバーセク
ション上の起立された停止リミットがまた使用され工具
が内部位置にある場合に最も遠いハンドル位置を制限す
る。停止リミットは一方のレバーセクションのボス部と
係合して最大開口位置を通過するハンドルの移動を防止
する。
本発明のこれら及びその他の特徴及び利点は添付図に関
連して下記の説明及び特許請求の範囲をすることによっ
て明らかとなる。
(実施例) 保持部材を拡張及び収縮するための本発明のプライヤー
工具の3つの実施例が第1−10図、第11−14図及び第15
−20図にそれぞれ示されている。第1実施例の部品と同
一の第2及び第3実施例に関連して説明されている部品
は同一の参照番号で識別されているが、1個又は2個の
ダッシュが付けられており明確にするために要求される
範囲を除いて個別に説明されない。
第1−10図、すなわち本発明によるプライヤー工具の第
1実施例を参照して、手工具Aは内部又は外部動作モー
ドにおいて弾性部材を拡張又は収縮するためのものであ
る。図示の実施例において、工具Aは一対のレバーセク
ション10、12を有し、これらのセクションの各々は第10
図のようにプラスチックのグリップカバー15によってカ
バーされたハンドル部14を有する。レバーセクションは
回転可能に相互連結されてねじ付きのファスナー16の形
態のピボットピンの周りを、通常永久的にしかも相対的
な移動動作を行う。
ハンドル部14に加えて、各レバーセクション10、12は前
方に突出した先端部20を有するあご部18及びボス部22を
有する。第2及び第3図に示すように、両方の先端部20
はレバーセクションと一体になっているが、取り外し可
能な先端を設けてもよい。ボス部22はハンドルとあご部
14、18の中間に位置している。レバーセクション10、12
はピボットピン16によってそれらの各々のボス部22を通
して相互連結されている。工具Aは移動すなわち駆動機
構28によって動作モードの間を操作され、この機構は第
10図のレバーセクションが横に並んだ関係にある場合の
外部位置と第1、6図のレバーセクションが交差した関
係にある場合の内部位置との間をレバーセクション10、
12が移動することを可能にする。第10図に示すように工
具が外部位置にある場合、レバーセクション10、12及び
それらの関連する先端部20はお互いに隣り合って位置し
ている。ハンドル部14を握るとあご部18及び先端部20は
ハッチングの工具の図によって示されるように分離して
解放位置をとる。この位置への先端部20の外方向への移
動はあご部18が外部保持リングを拡張することを可能に
する。
移動すなわち駆動機構28を操作することによって、第1
及び6図に示すように工具Aは選択的に内部動作モード
に移動される。第6図に示す工具は解放位置にあるもの
として説明されている。この位置において、ハンドルは
スプリング24によって解放すなわち偏奇されあご部及び
それらの関連する先端部は相互に離れて位置する。ハン
ドル部14がお互いの方向に握られた場合、第1図に示す
ようにあご部18及びそれそれらの関連する先端部20はお
互いに方向に閉鎖位置へと移動される。
これらの動作モードの間の工具の移動は移動すなわち駆
動機構28によって行われる。第1−10図に示す工具の実
施例に於いて、移動許可機構は駆動ノブ30を有する。駆
動ノブ30は、第7−9図に示すように、基部32、ハンド
ル部34、及び係合部36を有する。
係合部36は一方のレバーセクションの円形の凹部すなわ
ち駆動孔37を形成する壁と相互作用的係合を行うための
寸法の円筒状表面を有する。ピボット16はノブの基部32
と相互連結されてノブ30をレバーセクション12と結合す
る。これを通ってピボットピンが突出しているアタチメ
メント孔13はノブ30が偏心した関係で接続されるように
オフセットされている。アタチメメント孔及び従ってピ
ボット16の位置はコレクトチップ22の位置合わせを基礎
にすることが望ましく、係合部36と相互連結円形凹部37
の半径の寸法を適当に決めることによって得られる。
図示のように、スプリングワッシャー16Aはピボットピ
ン16の前方とレバーセクション12のボス部22の中間に位
置し工具に安定性を与えると共に、またノブ30がレバー
セクションに対して意図に反して回転することを防止す
る。係合部が孔37内に突出する距離はレバーセクション
10の幅と畧等しい。係合部の高さは第2図に示されるよ
うにレバーセクション10と当接するレバーセクション12
との干渉をさけるために必然的に制限される。
外部位置において、工具の動作によって生じる反応力は
工具のレバーを操作中選択された位置に保持する位置保
持力を加える。外部位置において、工具に作用する手の
力と内部保持リングの力はノブを適切な動作位置から外
れる方向に偏奇させる反応力を生じる。スプリングワッ
シャー16Aによって与えられる摩擦保持力は反応力に対
して作用しノブとレバーをその適切な動作位置に保持す
る。
レバーセクション10、12の回転はレバーセクション10の
ボス部22上の案内係合機構38によって制限される。この
案内係合機構38はノブ30の基部32に於ける弓形の溝33と
の動作的係合によってレバーの回転を制限する。第5図
に示すように、案内係合機構38はレバーセクション10の
ボス部から突出するガイドポスト39によって構成され
る。内部及び外部位置の間での工具の操作中、ガイドポ
スト39は弓形の溝33と係合する。溝33内に於けるガイド
ポスト39の可動的係合はガイドポスト39の高さと直径が
弓形の溝33の深さと幅に釣り合っているら可能となる。
ノブ30のハンドル部を選択的に回転させることによっ
て、レバーセクション12は偏心した関係で移動し、ガイ
ドポストは、ガイドポストが溝33の端部40、41と係合し
ている場合には工具が内部及び外部動作モードに位置さ
れる迄弓形の溝33内を移動する。ガイドポスト39は選択
された位置に対応する溝の端部に到達すると内部又は外
部動作位置で工具の回転を停止させる停止部材として機
能する。工具は、第1図に示すように、ポスト39が溝41
の端部に接している場合内部位置にあり、ポスト39が溝
の端部40に接している場合外部位置にある。
弓形の溝33の半径は、第7図に示すように、ノブの中心
軸を横切り基部32の周囲を180°以上延びている。溝33
を基部32の周りに180°以上延ばすことによって、レバ
ーセクション12の偏心運動が内部位置に於ける交差した
関係と外部位置に於ける横に並んだ関係との間で可能と
なり、これによってレバーセクション12のあご部と先端
部が干渉することなくレバーセクション10のあご部と先
端部の下を通過する。180°以上ノブが回転すること
は、第2図の工具に示す程度の角度を有する先端部20の
間で干渉のない移動通路を得るために望ましい。
第11−14図を参照して、手工具A′の代替的で現在の好
ましい実施例が示されている。工具A′は第1−10図の
手工具の実施例と同一の要素を有しているので、共通の
エレメントはダッシュを付けて参照される。第11図に示
された手工具A′は一対のレバーセクション10′、12′
を有し、各々はプラスチックのグリップカバー15′によ
ってカバーされたハンドル部90を有する。レバーセクシ
ョンは駆動接続部90の周りに回転可能に相互連結され、
この接続部はレバーセクション10′、12′と駆動ノブ3
0′を接続する。
駆動接続部90はリベットジョイント94の形をしている。
あご部18′は先端部20′を有し、ボス部22′もまた前の
実施例と同様に含まれている。ノブ30′及びレバーセク
ション10′、12′はそれぞれの位置合わせされた孔95、
96、及び97を通してリベットジョイント94によって接続
されている。
工具A′は駆動ノブ30′の回転によって複数の位置の間
を操作される。レバーセクションは上記の実施例に関し
て説明したようにそれらの横に並んだ関係で内部及び外
部位置の間を移動する。複数の位置の間の移動はピボッ
ト接続部100及び駆動接続部90を有する駆動機構28′に
よって行われる。ピボット接続部100は一方のレバーセ
クション10′を駆動ノブ30′と相互連結し、その結果他
方のレバーセクション12′は一方のレバーセクション及
びノブに対して相対的に移動する。
ピボット及び駆動接続部90、100は第14図に最もよく示
されている。ピボット接続部100はそれぞれの位置合わ
せされた孔102、103を通してノブ30と一方のレバーセク
ション10′に係合するリベット101を有している。駆動
及びピボット接続部のリベット94、101のいずれもは、
これら工具に安定性を与えるために第2図に示すものと
同様にスプリングワッシャー(図示せず)を有していて
もよいが、意思に反した工具の移動を防止し、工具を選
択された動作位置に保持する。リベット101はさら頭部1
04を有して一方のレバーセクション10′の孔103の凹部1
06と係合し、その結果一方のレバーセクション10′とピ
ボット接続部100は、第14図に示すように一方のレバー
セクション10′に対して同一平面となり一方のレバーセ
クションとリベット101に当接するレバーセクション1
2′との干渉を回避する。
本実施例の駆動ノブ30′は、外部の刻み付き指係合面11
1、内面114を有する底部112及び外面116の付いた環状の
側壁110を有するプレスで絞られたカップ形状部材108に
よって構成され一方のレバーセクション10′と係合す
る。駆動ノブ30′はまた環状の側壁110と係合するため
に複数の指状部120を有するカップ部材118を有しカップ
部材118をこのカップ部材内に支持固定する。
一方のレバーセクション10′は更に弓形の溝122を有し
作業位置を確立した関係において駆動接続部90と係合す
る。複数の位置間の工具の移動は、そこで180°以上の
円弧にわたって弓形の通路122にしたがってレバーの溝
に沿って駆動接続部を移動させるノブを手動で回転する
ことによって行われる。刻みの付いた面111上でノブを
握りこのノブを選択的に回転させるとによって、他方の
レバーセクション12′は相互連結されたノブ30′と一方
のレバーセクション10′に対して偏心した関係で移動す
る。レバー10′、12′はこのようにして一つの位置から
移動し、駆動接続部が溝の他端に到達した時に他方の位
置に到達する。溝の他端に接触すると、リベット94は選
択された動作位置に於ける工具の回転を停止させるため
に停止部材として機能する。
第15−20図を参照して、本発明の代替的実施例が示され
ている。工具Bは異なった移動すなわち駆動機構28″が
一方のレバーセクション10″に三日月形の溝50の形態で
設けられていることを除いてあらゆる点で第1−10図及
び第11−14図の実施例と同じである。手工具Bの実施例
は前に述べた実施例と同様の構造を有しているから、2
個のダッシュを有する参照番号が使用される。レバーセ
クション10″,12″は回転可能に相互連結されてピボッ
トピンすなわちねじ付きのファスナー16″の周りで通常
永久的にしかも相対的な移動動作を行う。溝50は停止位
置52、53を有することが望ましく、ここでレバーセクシ
ョンの移動によってファスナー16″は一方の停止位置に
沿って係合され、工具は一方の動作位置に位置する。ピ
ボットピン16″によるレバーセクション10″、12″の相
互連結は、第20図に示すように、レバーセクション12″
に於けるアタッチメント孔13″とレバーセクション10″
に於ける三日月形の溝50を通して行われる。
工具Bはレバーセクション10″、12″の移動によって内
部及び外部動作モードの間を操作される。第15図に示す
ように、工具は内部閉鎖位置にあり、ここではレバーセ
クション10″、12″に交差した関係にある。第16図は内
部解放位置にある工具Bを示す。注意するべきことは、
内部動作位置に於ける工具の配置は、ピボットピン16″
がレバーセクション10″のボス部22″の停止位置52に沿
って係合されるようにレバーセクション10″が移動され
る場合に生ずることである。内部位置に於ける配置はま
た先端部20″がお互いに方向に傾斜される結果を生じ
る。
第17及び18図はレバーセクション10″、12″が横に並ん
だ関係にある外部動作位置にある工具Bを示す。図示の
外部位置への移動は、ピボットピン16″がまたレバー1
0″のボス部22″で停止位置53と係合されるようにレバ
ーセクション10″を操作することによって達成される。
この外部位置では、先端部20″が外方向にお互いから傾
斜されて離され保持リングの保持的把持を可能にする。
内部又は外部動作モードのいずれかにおける工具の先端
部20″の保持リングとの抵抗的係合はピボット16″を溝
に沿って内側に動作位置を外れるように付勢するのでは
なくこれを停止位置52、53に対して付勢する。
第1及び11図に示された実施例において、工具はハンド
ルを離すように付勢するバイアススプリング24、24′を
有することが望ましい。スプリング24、24′はスプリン
グマウント26、26′によってレバーセクション10、12及
び10′、12′のハンドル部と相互連結される。
本発明の他の特徴によると、係止機構が設けられてハン
ドルの分離を禁止するためにそれらを閉鎖位置に係止す
る。第1図に示すように、この機構はロックレバーの係
止孔66を通って突出するピボット57によってレバーセク
ション10のハンドル部14に固定された回転自在に取り付
けられた係止レバー56を有する。このレバーは係止及び
係止を外された位置の間を回転可能であり、保管中に他
の品目に移動またはこれとの接触により工具の干渉によ
って引き起こされる係合外れを最小にする。図示の実施
例において、レバー56は、係合位置にある場合にスプリ
ングと係合するためにスプリング係合面58を有する。レ
バー56はまた第1図に示すようにレバーセクション12の
ボス部22の周辺上に形成されたノッチ部22と係合可能な
ラッチ部60を有する。このレバーは更にレバー56から延
びハンドル14の外縁上に位置する指係合部64を有する。
指部64は係合位置の内外でレバーの手動による回転を容
易にする。ハンドルが握られてラッチ部60がノッチ部62
から外れた場合に、スプリング24はスプリング係合面58
に沿ってレバーセクション12との係合から外れるように
レバーを回転的に付勢することは明らかである。
本発明の他の特徴によれば、他のレバーセクション12′
の一つの表面から高くなった停止リミット130が使用さ
れて内部リング用工具のハンドルの位置を最大開口位置
に制限する。第12図に示すように、停止リミットはボス
部22′と当接してスプリングによって付勢されたハンド
ル部14″の開口部を最大開口位置に制限する。
本発明は、このようにして弾性保持部材を拡張及び収縮
するための安価な工具を提供する。この工具は単に移動
すなわち駆動機構28を操作するだけで内部及び外部動作
モードに容易に切換えられる。
図示された工具のレバーセクションはプレスによって製
作され、この製造方法は当業者にとって公知である。粉
末金属法を使用するような他の比較的安価な製造方法
が、開示された工具の部品の製作に使用されることがで
きることをまた認識する必要がある。
上記の説明から新規で改善された工具の提供されること
が明らかであろう。本発明の好適な実施例が詳細に説明
されたが、ある種の改善や変更が添付の特許請求の範囲
に示された精神と範囲から逸脱することなく行われ得る
ことは明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は係止位置に係止機構を有する内部及び閉鎖位置
に於ける本発明のプライヤー工具である。 第2図は第1図に示すプライヤー工具の側面図である。 第3図は本発明の工具の先端部の代替的な形状を示す部
分図である。 第4図は第1ずのプライヤー工具の一方のレバーの平面
図である。 第5図は第4図に示すレバーの側面図である。 第6図は内部解放位置で示された本発明のプライヤー工
具の平面図である。 第7図は本発明のプライヤー工具の動作ノブの拡大平面
図である。 第8図は第7図の動作ノブの底面図である。 第9図は第8図の9−9線によって示される面から見た
第7図の動作ノブの断面図である。 第10図は外部閉鎖位置を実線で示し外部開口位置を影で
示した本発明を具現化するプライヤー工具の平面図であ
る。 第11図は外部閉鎖位置に於ける本発明のプライヤー工具
の現在の好適な実施例の平面図である。 第12図は第11図の12−12線で切断した内部開口位置停止
リミットの部分断面図である。 第13図は第11図のプライヤー工具の一方のレバーの平面
図である。 第14図は第11図のプライヤー工具の駆動機構の拡大部分
断面図である。 第15図は内部閉鎖位置で示された本発明の工具の第3実
施例の部分平面図である。 第16図は内部解放位置で示された本発明の工具の第3実
施例の部分平面図である。 第17図は外部閉鎖位置で示された本発明の工具の第3実
施例の部分平面図である。 第18図は外部解放位置で示された本発明の工具の第3実
施例の部分平面図である。 第19図は本発明のプライヤー工具の第3実施例の一方の
レバーセクションの部分平面図である。 第20図は第17図の20−20線によって示される平面から見
た側面図である。 A……工具 10、12……レバーセクション 13……アタッチメント孔 14……ハンドル部 16……ピボットピン 16A……スプリングワッシャー 18……あご部 20……先端部 22……ボス部 24……スプリング 28……駆動機構 30……駆動ノブ 32……基部 34……ハンドル部 36……係合部 37……駆動孔 57……ピボット

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)各々ハンドル部、先端部を備えたあご
    部、及びハンドル部とあご部とを固定的に相互連結する
    ボス部を有する一対のレバーと、 b)永久的にボス部を重ねた、しかし相対的移動と滑り
    可能な関係に上記のレバーを相互結合するピボットとか
    ら成る工具であって、 c)前記工具は、ボス部がピボットにより重ねられた滑
    り可能な関係に維持されているとき滑り運動でレバーの
    移動を許す作業位置選択手段を有し、前記運動は、レバ
    ーが交差関係における内部リング作業位置と横に並んだ
    関係における外部リング作業位置との間を移動されると
    き1つの先端部が他の先端部により通過されるように、
    またレバーが第2の位置から第1の位置へ移動されると
    き前記1つの先端部が他の先端部により通過されるよう
    に相対的長さ方向運動を包含し、 d)前記作業位置選択手段は、工具が使用されていると
    きにボス部を作業位置の少なくとも1つに保持するため
    の位置決め手段を有し、この位置決め手段は、工具が作
    業位置の1つで使用されているときに作業によって発生
    した反作用力が位置決め手段に位置保持力を及ぼし、ま
    た他の作業位置にあるときは選択手段がレバーを作業位
    置から動かそうとする反作用力を克服するように構成さ
    れている、プライヤー工具。
  2. 【請求項2】前記先端部はレバーが内部リング作業位置
    にあるとき前方へ互いに接近傾斜されていて、外部リン
    グ作業位置にあるとき互いに分離しており、これにより
    先端部が内部リング又は外部リングのいずれも容易にし
    っかり保持できるようにした請求項1に記載の工具。
  3. 【請求項3】前記レバー滑り運動は交差した内部リング
    位置と横並びの外部リング位置との間の相対的長さ方向
    運動を含む請求項1又は2に記載の工具。
  4. 【請求項4】前記位置選択手段はピボットに回転可能に
    取り付けられた偏心輪と、前記偏心輪と補足的なレバー
    面とを含む請求項1、2又は3のいずれかに記載の工
    具。
  5. 【請求項5】前記位置選択手段は、ハンドル部と係合部
    と基部とを有するノブから成る回転可能な駆動手段から
    成り、前記係合部はレバーの一方のボス部から突起する
    ガイドポストと回転制限係合をするチャンネル状の溝を
    有し、他方のレバーは前記ノブ係合部と滑り係合する壁
    をもつ駆動孔を有している請求項1から4のいずれかに
    記載の工具。
  6. 【請求項6】前記ボス部を滑り関係に維持するためバイ
    アス手段がボス部に作用するように結合されている請求
    項1から5のいずれかに記載の工具。
  7. 【請求項7】前記ピボットはレバーの一方に結合され、
    他方のレバーは位置選択手段の少なくとも一部によって
    構成される三日月形の溝を有する請求項1から6のいず
    れかに記載の工具。
  8. 【請求項8】一方のレバーに対し前記ピボットが固定的
    に結合されている請求項1から7のいずれかに記載の工
    具。
  9. 【請求項9】他方のレバーのハンドル部に回転可能に接
    続されたラッチ部材と係合するために一方のレバーがそ
    のボス部にノッチを有し、前記ラッチ部材がレバーとそ
    の近接のラッチ部材との間に挿入してあるスプリングと
    係合した時工具を閉鎖位置に維持するようにした請求項
    1から8のいずれかに記載の工具。
  10. 【請求項10】前記レバーが正常に相互連結されている
    間に、それにも拘わらず両レバーは工具の修理のため分
    離可能である請求項1から9のいずれかに記載の工具。
  11. 【請求項11】前記選択手段が、 a)調節ノブと、 b)このノブを第1のピボットの軸線が第2のピボット
    の軸線から径方向に偏心するような位置で第1と第2の
    ボス部にそれぞれ接続する第1と第2のピボットとから
    成り、 c)前記第2のボス部は、第1のピボットを突出させる
    開口と、レバーを内部リングの向きから外部リングの向
    きに移動させ且つ内部リングの向きに戻すためノブを回
    転させる時の相対的あご部運動を制限するためピボット
    と協働する表面とを有している請求項1から3、6、
    8、9又は10のいずれかに記載の工具。
  12. 【請求項12】前記ノブが絞ったカップとキャップを有
    する請求項11に記載の工具。
  13. 【請求項13】前記選択手段が、 a)レバーの交差した内部動作位置とレバーが横並びの
    外部動作位置との間で前記ノブを動かすため、フィンガ
    ー把持部と、駆動孔と、接続孔とから成る作動ノブと、 b)接続孔と駆動孔とをもつ一方のレバーのボス部と、 c)前記レバーの駆動孔を形成する壁、前記ノブの駆動
    孔を形成する壁、及び他方のレバーと位置調節係合する
    ための駆動ピンと、 d)前記ノブ及び前記一方のレバーの接続孔と連結係合
    するための接続ピンとから成り、 e)前記駆動ピンは、前記ボス部の駆動孔の壁と回転案
    内及び停止係合のため前記ノブ及び他方のレバーを相互
    連結する請求項1から3、6、8、9又は10に記載の工
    具。
  14. 【請求項14】前記他方のレバーのハンドル部は外部動
    作位置において前記ノブと当接するストップリミットを
    有し、これにより接続ピンが駆動孔に沿って内方へ移動
    し外部動作位置から外れるのを防止した請求項13に記載
    の工具。
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