JPH077958U - 学生用カレンダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 無駄やかさばりを生じさせることなく、１学
年分の学習計画を立てることができると共に、短期の目
標と中・長期の目標を同時に把握するこどができる学生
用カレンダーを提供すること。 【構成】 週めくり方式で各紙面に１週間分の曜日表示
４ａ，日付表示４ｂ及びメモ欄４ｃを有する１年間分の
週間カレンダー４と、月めくり方式で各紙面に曜日表示
３ａと１カ月分の日付表示３ｂ及びメモ欄３ｃを有する
１年間分の月間カレンダー３と、各月ごとに曜日表示と
１カ月分の日付表示を有する１年間分の年間カレンダー
２と、を１校の台紙１に備え、各カレンダー２，３，４
が４月の初日から始まって翌年３月の最終日で終わるよ
うに配列されている構成。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、学生用カレンダーに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、カレンダーとしては、日めくり方式のカレンダーの他に、１カ月分また は数ケ月分の日付を表示したカレンダーや、１年間分の日付を表示したカレンダ ー等の多種類のものが知られている。 そして、これらのカレンダーには、各日にちごと、または、各月ごとに、スケ ジュール等をメモしておくためのメモ欄が設けられたもの等も存在する。

【０００３】

【考案が解決しょうとする課題】

しかしながら、従来のカレンダーにあっては、全てその年の１月から始まって １２月に終る構成であったため、以下に述べるような問題点があった。 即ち、学校における１学年の授業は、４月に始まって翌年の３月に終了するよ うになっているため、例えば、受験生（３年生、または浪人生）が１学年分の学 習計画を立てようとすると、翌年は３月まであれば十分であるにも係らず、２年 間分のカレンダーが必要になって無駄であるし、一般的に翌年分のカレンダーは 入手が困難であるこどから、１学年間を通じた学習計画を立てることができず、 極めて不便である等の問題点がある。 もし仮に翌年のカレンダーが入手できたとしても、２年間分のカレンダーでは 利用上不便であるし、かさばるという問題点がある。

【０００４】 そこで、本考案では、かかる問題点を解決し、無駄やかさばりを生じさせるこ となく、１学年分の学習計画を立てることができると共に、短期の目標と中・長 期の目標を同時に把握することができる学生用カレンダーを提供することを目的 とするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上述の目的を達成するために、本考案の学生用カレンダーでは、週めくり方式 で各紙面に１週間分の曜日表示，日付表示及びメモ欄を有する１年間分の週間カ レンダーと、月めくり方式で各紙面に曜日表示と１カ月分の日付表示及びメモ欄 を有する１年間分の月間カレンダーと、各月ごとに曜日表示と１カ月分の日付表 示を有する１年間分の年間カレンダーと、を１枚の台紙に備え、前記各カレンダ ーが４月の初日から始まって翌年３月の最終日で終わるように配列されている構 成とした。

【０００６】

【作用】

本考案では上述のように構成されるので、例えば、月間カレンダーの各月のメ モ欄には、あらかじめ予定されている行事内容や、各月にそれぞれ行なう予定の 大まかな学習内容等を随時記入すると共に、週間カレンダーのメモ欄には、各週 に行なう予定の学習内容をより具体的に記入しておくものである。

【０００７】 そして、この考案の学生用カレンダーでは、４月から翌年の３月までの２年に 跨がる１学年分のカレンダーが、１校の台紙に備えられていることから、２年分 のカレンダーを使用する場合に比べ、無駄やかさばりを生じさせることなく、１ 学年間を通じた学習計画を立てることができ、極めて効率的である。 また、年間カレンダーと月間カレンダーと週間カレンダーとが１校の台紙に設 けられることで、中期（１カ月）及び長期（１学年）におけるその日の位置付け を常に明確に把握することができると共に、短期の目標と中・長期の目標を同時 に把握することができる。

【０００８】

【実施例】

図１は、本考案一実施例の学生用カレンダーＡを示す斜視図であり、図におい て、１は台紙、２は年間カレンダー、３は月間カレンダー、４は週間カレンダー を示す。

【０００９】 前記月間カレンダー３は、４月分から始まって翌年の３月分までの１２校を上 縁部で綴じた月めくり方式で、各紙面の上部には曜日表示３ａが設けられ、その 下部には各曜日に該当する１カ月分の日付表示３ｂが設けられると共に、各日付 表示３ｂにはそれぞれメモ欄３ｃが設けられた構成となっている。 そして、この月間カレンダー３は、台紙１の上部中央位置に取り付けられてい る。

【００１０】 前記週間カレンダー４は、４月初日を含む第１週から始まって翌年３月の最終 日を含む週までの５２〜５３枚を上縁部で綴じた週めくり方式で、各紙面の上部 には１週間分の曜日表示４ａが設けられ、その下部には各週における各曜日に該 当する日付表示４ｂが設けられると共に、各日付表示４ｂにはそれぞれメモ欄４ ｃが設けられた構成となっている。 そして、この月間カレンダー３は、台紙１の下部中央位置に取り付けられてい る。

【００１１】 前記年間カレンダー２は、各月ごとに曜日表示と１カ月分の日付表示を有する １２カ月分の各月のカレンダーが台紙１の左端部側に表示されるもので、４月か ら始まって翌年の３月に終るように配列されている。

【００１２】 そして、台紙１の右端部側には、１学年を通じた主な行事を予め記入しておい たり、後で随時記入するための行事欄５が設けられている。

【００１３】 次に、実施例の作用について説明する。 この実施例の学生用カレンダーＡでは、上述のように構成されるので、例えば 、月間カレンダー３の各月のメモ欄３ｃには、あらかじめ予定されている行事内 容や、各月にそれぞれ行なう予定の大まかな学習内容等を随時記入すると共に、 週間カレンダー４のメモ欄４ｃには、各週に行なう予定の学習内容をより具体的 に記入しておくものである。

【００１４】 以上のように、この実施例の学生用カレンダーＡでは、４月から翌年の３月ま での２年に跨がる１学年分のカレンダー２，３，４が、１校の台紙に備えられて いることから、２年分のカレンダーを使用する場合に比べ、無駄やかさばりを生 じさせることなく、１学年間を通じた学習計画を立てることができ、極めて効率 的である。

【００１５】 また、年間カレンダー２と月間カレンダー３と週間カレンダーとが１校の台紙 １に設けられることで、中期（１カ月）及び長期（１学年）におけるその日の位 置付けを常に明確に把握することができると共に、短期の目標と中・長期の目標 を同時に把握することができる。

【００１６】

【考案の効果】

以上説明してきたように、本考案の学生用カレンダーでは、週めくり方式で各 紙面に１週間分の日付表示及びメモ欄を有する１年間分の週間カレンダーと、月 めくり方式で各紙面に１カ月分の日付表示及びメモ欄を有する１年間分の月間カ レンダーと、１年間分の日付表示を有する１年間分の年間カレンダーと、を１枚 の台紙に備え、前記各カレンダーが４月から始まって翌年の３月で終わるように 配列されている構成としたことで、無駄やかさばりを生じさせることなく、１学 年分の学習計画を立てることができるようになるという効果がある。

【００１７】 また、年間カレンダーと月間カレンダーと週間カレンダーとが１枚の台紙に設 けられることで、中期（１カ月）及び長期（１学年）におけるその日の位置付け を常に明確に把握することができると共に、短期の目標と中・長期の目標を同時 に把握することができるようになるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案一実施例の学生用カレンダーを示す斜視
図である。

【符号の説明】

Ａ 学生用カレンダー １ 台紙 ２ 年間カレンダー ３ 月間カレンダー ３ａ 曜日表示 ３ｂ 日付表示 ３ｃ メモ欄 ４ 週間カレンダー ４ａ 曜日表示 ４ｂ 日付表示 ４ｃ メモ欄

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 週めくり方式で各紙面に１週間分の曜日
   表示，日付表示及びメモ欄を有する１年間分の週間カレ
   ンダーと、月めくり方式で各紙面に曜日表示と１カ月分
   の日付表示及びメモ欄を有する１年間分の月間カレンダ
   ーと、各月ごとに曜日表示と１カ月分の日付表示を有す
   る１年間分の年間カレンダーと、を１校の台紙に備え、 前記各カレンダーが４月の初日から始まって翌年３月の
   最終日で終わるように配列されていることを特徴とする
   学生用カレンダー。