JPH0779463A - 電池残量表示付き選択呼出受信機 - Google Patents
電池残量表示付き選択呼出受信機Info
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- JPH0779463A JPH0779463A JP5221347A JP22134793A JPH0779463A JP H0779463 A JPH0779463 A JP H0779463A JP 5221347 A JP5221347 A JP 5221347A JP 22134793 A JP22134793 A JP 22134793A JP H0779463 A JPH0779463 A JP H0779463A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 選択呼出受信回路に電力を供給する電池の電
圧を定量的に表示することにより、電池電圧の低下を早
めに選択呼出受信機の使用者に伝え、新しい電池の準備
を促し、電池寿命により呼出し情報の受信が不可能とな
る時間を極力短くする。 【構成】 電池１の電圧をＡ／Ｄコンバータ２を通じて
ディジタル値に変換し、これをＣＰＵ３に与え、電池１
の電圧を、電圧に応じた表示信号に変換し、これをＬＣ
Ｄドライバ４を通じてＬＣＤ５に与え、電圧値を示すよ
うな形式で表示させる。
圧を定量的に表示することにより、電池電圧の低下を早
めに選択呼出受信機の使用者に伝え、新しい電池の準備
を促し、電池寿命により呼出し情報の受信が不可能とな
る時間を極力短くする。 【構成】 電池１の電圧をＡ／Ｄコンバータ２を通じて
ディジタル値に変換し、これをＣＰＵ３に与え、電池１
の電圧を、電圧に応じた表示信号に変換し、これをＬＣ
Ｄドライバ４を通じてＬＣＤ５に与え、電圧値を示すよ
うな形式で表示させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は選択呼出受信機に係
り、特に、局を通じて、無線で送られてくるメッセージ
などの情報を、装置の携帯者に報知したり、装置の表示
部に表示する機能を有する携帯型選択呼出受信機におい
て、使用している電池の低電圧検出の改良に関する。
り、特に、局を通じて、無線で送られてくるメッセージ
などの情報を、装置の携帯者に報知したり、装置の表示
部に表示する機能を有する携帯型選択呼出受信機におい
て、使用している電池の低電圧検出の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年の、社会の高度情報化の波に乗っ
て、選択呼出受信機の普及が顕著である。この選択呼出
受信機は、呼出し者が電話などを通じて装置の固有の呼
出し番号（電話番号）を発信すると、局を通じて、無線
で装置を選択してこれに信号を送り、受信機の携帯者を
呼出すものである。
て、選択呼出受信機の普及が顕著である。この選択呼出
受信機は、呼出し者が電話などを通じて装置の固有の呼
出し番号（電話番号）を発信すると、局を通じて、無線
で装置を選択してこれに信号を送り、受信機の携帯者を
呼出すものである。
【０００３】このような選択呼出受信機は、従来は、呼
出し音を通じて、受信機の携帯者に所定の場所への電話
連絡を促すだけの機能しかなかった。これに対して、最
近は、呼出し者から受信機の携帯者に対して伝達したい
メッセージ、などの情報を表示する機能を持つものが普
及してきており、その果たす役割はますます大きくなっ
てきている。
出し音を通じて、受信機の携帯者に所定の場所への電話
連絡を促すだけの機能しかなかった。これに対して、最
近は、呼出し者から受信機の携帯者に対して伝達したい
メッセージ、などの情報を表示する機能を持つものが普
及してきており、その果たす役割はますます大きくなっ
てきている。
【０００４】選択呼出受信機は携帯して使用されるた
め、当然電池で駆動されることになるが、電池の残量が
少なくなると、局からの呼出し信号の受信が不可能とな
り、呼出し者からのメッセージなどの情報を受信するこ
とができなくなる。
め、当然電池で駆動されることになるが、電池の残量が
少なくなると、局からの呼出し信号の受信が不可能とな
り、呼出し者からのメッセージなどの情報を受信するこ
とができなくなる。
【０００５】このような電池残量の低減に対して、従来
は、電池の電圧が所定の電圧以下になった場合に、アラ
ーム音を鳴らしたり、受信機の表示部に警告マークを表
示したり、特定のマークや記号を点滅させたりするなど
の低電圧検出方式が採用されていた。
は、電池の電圧が所定の電圧以下になった場合に、アラ
ーム音を鳴らしたり、受信機の表示部に警告マークを表
示したり、特定のマークや記号を点滅させたりするなど
の低電圧検出方式が採用されていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
選択呼出受信機における低電圧検出方式では、低電圧検
出警告があった時点で、後どのくらいの時間で、受信が
できなくなるのか不明である。したがって、この時点
で、新しい電池を用意していなかった場合、電池を交換
するまでの間に、受信不可能になる確率が高まる。
選択呼出受信機における低電圧検出方式では、低電圧検
出警告があった時点で、後どのくらいの時間で、受信が
できなくなるのか不明である。したがって、この時点
で、新しい電池を用意していなかった場合、電池を交換
するまでの間に、受信不可能になる確率が高まる。
【０００７】電池電圧の低下により、受信不可能となっ
た後で、呼出し者が受信機の携帯者を呼び出した場合、
受信機の携帯者は当然、呼出し者からの情報を得ること
ができなくなる。一方、呼出し者も、受信機が受信不可
能になっていることを知ることができないので、呼出し
情報が携帯者に伝わったものと錯誤してしまう。つま
り、情報の受け渡しにおいて重大な問題を生じる。
た後で、呼出し者が受信機の携帯者を呼び出した場合、
受信機の携帯者は当然、呼出し者からの情報を得ること
ができなくなる。一方、呼出し者も、受信機が受信不可
能になっていることを知ることができないので、呼出し
情報が携帯者に伝わったものと錯誤してしまう。つま
り、情報の受け渡しにおいて重大な問題を生じる。
【０００８】この発明の目的は、上記のような従来技術
の問題点を解消し、電池の電圧を定量的に表示すること
により、電池電圧の低下を早めに受信機の携帯者に伝
え、新しい電池の準備を促し、電池寿命により呼出し情
報の受信が不可能となる時間を極力短くすることを可能
とした選択呼出受信機を提供することを目的とする。
の問題点を解消し、電池の電圧を定量的に表示すること
により、電池電圧の低下を早めに受信機の携帯者に伝
え、新しい電池の準備を促し、電池寿命により呼出し情
報の受信が不可能となる時間を極力短くすることを可能
とした選択呼出受信機を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１記載の発明は、電池残量表示付き選択呼出
受信機であって、電源としての電池の電圧をディジタル
値に変換するＡ／Ｄコンバータ手段と、前記Ａ／Ｄコン
バータ手段で得た前記ディジタル値を、電圧に応じた表
示信号に変換する表示処理手段と、前記表示処理手段か
らの表示信号に基づいて、前記電池の電圧を表示する表
示手段と、を備えることを特徴とする。
に、請求項１記載の発明は、電池残量表示付き選択呼出
受信機であって、電源としての電池の電圧をディジタル
値に変換するＡ／Ｄコンバータ手段と、前記Ａ／Ｄコン
バータ手段で得た前記ディジタル値を、電圧に応じた表
示信号に変換する表示処理手段と、前記表示処理手段か
らの表示信号に基づいて、前記電池の電圧を表示する表
示手段と、を備えることを特徴とする。
【００１０】上記目的を達成するために、請求項２記載
の発明は、電池残量表示付き選択呼出受信機であって、
電源としての電池の電圧を検出する電圧検出手段と、前
記電圧検出手段で得た前記電池の電圧を、選択呼出受信
機の動作限界電圧に近い電圧である低電圧参照値と比較
し、前記電池の電圧が前記低電圧参照値より低い場合に
低電圧警告のための第１の表示信号を発生し、前記電池
の電圧が前記低電圧参照値より高い場合に前記電池の電
圧に対応した第２の表示信号を発生する表示処理手段
と、前記表示処理手段からの第１の表示信号に基づいて
電池寿命を警告表示すると共に、第２の表示信号に基づ
いて前記電池の電圧を表示する表示手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
の発明は、電池残量表示付き選択呼出受信機であって、
電源としての電池の電圧を検出する電圧検出手段と、前
記電圧検出手段で得た前記電池の電圧を、選択呼出受信
機の動作限界電圧に近い電圧である低電圧参照値と比較
し、前記電池の電圧が前記低電圧参照値より低い場合に
低電圧警告のための第１の表示信号を発生し、前記電池
の電圧が前記低電圧参照値より高い場合に前記電池の電
圧に対応した第２の表示信号を発生する表示処理手段
と、前記表示処理手段からの第１の表示信号に基づいて
電池寿命を警告表示すると共に、第２の表示信号に基づ
いて前記電池の電圧を表示する表示手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
【００１１】
【作用】上記手段において、この発明の、請求項１に記
載の選択呼出受信機は、電池の電圧をＡ／Ｄコンバータ
手段を通じてディジタル値に変換し、これを表示処理手
段に与え、電池の電圧を、電圧に応じた表示信号に変換
し、これを表示手段に、電圧値を示すような形式で表示
させる。
載の選択呼出受信機は、電池の電圧をＡ／Ｄコンバータ
手段を通じてディジタル値に変換し、これを表示処理手
段に与え、電池の電圧を、電圧に応じた表示信号に変換
し、これを表示手段に、電圧値を示すような形式で表示
させる。
【００１２】上記手段において、この発明の、請求項２
に記載の選択呼出受信装置は、電池の電圧を電圧検出手
段により検出し、表示処理手段においては、この検出電
圧を選択呼出受信手段の動作限界電圧に近い電圧である
低電圧参照値と比較して低電圧警告のための第１の表示
信号を発生し、この第１の表示信号に基づき表示手段に
電池寿命を警告表示させると共に、検出電圧に対応した
第２の表示信号を発生し、この第２の表示信号に基づき
表示手段に電池の電圧を表示する。
に記載の選択呼出受信装置は、電池の電圧を電圧検出手
段により検出し、表示処理手段においては、この検出電
圧を選択呼出受信手段の動作限界電圧に近い電圧である
低電圧参照値と比較して低電圧警告のための第１の表示
信号を発生し、この第１の表示信号に基づき表示手段に
電池寿命を警告表示させると共に、検出電圧に対応した
第２の表示信号を発生し、この第２の表示信号に基づき
表示手段に電池の電圧を表示する。
【００１３】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の実施
例を説明する。
例を説明する。
【００１４】図１は、この発明の一実施例にかかる選択
呼出受信機のブロック図である。図において、１は受信
機を駆動する電池、２は電池１の電圧を検出し、これを
電圧に比例したディジタル値に変換するＡ／Ｄコンバー
タ、３はＡ／Ｄコンバータ２により読み取った電池１の
電圧値を取り込み、参照値と比較しながら電圧チェック
をするＣＰＵであり、本発明の表示処理手段を構成す
る。また４はＣＰＵ３から送られてくる電池１の電圧チ
ェック結果をＬＣＤ５に表示させるＬＣＤドライバ４で
ある。
呼出受信機のブロック図である。図において、１は受信
機を駆動する電池、２は電池１の電圧を検出し、これを
電圧に比例したディジタル値に変換するＡ／Ｄコンバー
タ、３はＡ／Ｄコンバータ２により読み取った電池１の
電圧値を取り込み、参照値と比較しながら電圧チェック
をするＣＰＵであり、本発明の表示処理手段を構成す
る。また４はＣＰＵ３から送られてくる電池１の電圧チ
ェック結果をＬＣＤ５に表示させるＬＣＤドライバ４で
ある。
【００１５】ちなみに、図１は、電池電圧検出と電圧表
示にかかわる部分の構成のみを示しており、選択呼出受
信装置の本来の機能を果たす構成については周知である
ので、ここでは図示しない。
示にかかわる部分の構成のみを示しており、選択呼出受
信装置の本来の機能を果たす構成については周知である
ので、ここでは図示しない。
【００１６】以上述べたような構成において、次にその
動作を図２、図３のフローチャートおよび図４の説明図
にしたがって説明する。ちなみに、図２はパワーオン以
降の動作を示すものであり、図３は電圧チェックの動作
を示しており、図４は表示例を示すものである。
動作を図２、図３のフローチャートおよび図４の説明図
にしたがって説明する。ちなみに、図２はパワーオン以
降の動作を示すものであり、図３は電圧チェックの動作
を示しており、図４は表示例を示すものである。
【００１７】ＬＣＤ５は、図４に示すように、１２個の
ドット列を電池電圧に応じて、バーグラフ的に表示する
機能を有しており、ＣＰＵ３からＬＣＤドライバ４を通
じて駆動される。更に、ＬＣＤ５は、電池１の電圧が、
受信機の動作に支障をきたす限界電圧である低電圧検出
電圧（ＢＬＤ電圧）よりも高い場合に、オンし、低い場
合にオフする、ＢＬＤ画面（“デンチ ＯＫ”）を表示
する機能を有する。なお、ＬＣＤ５は、他に、ドットマ
トリックスにより、本来の機能である、呼出しメッセー
ジを表示する機能もあるが、ここでは図示しない。
ドット列を電池電圧に応じて、バーグラフ的に表示する
機能を有しており、ＣＰＵ３からＬＣＤドライバ４を通
じて駆動される。更に、ＬＣＤ５は、電池１の電圧が、
受信機の動作に支障をきたす限界電圧である低電圧検出
電圧（ＢＬＤ電圧）よりも高い場合に、オンし、低い場
合にオフする、ＢＬＤ画面（“デンチ ＯＫ”）を表示
する機能を有する。なお、ＬＣＤ５は、他に、ドットマ
トリックスにより、本来の機能である、呼出しメッセー
ジを表示する機能もあるが、ここでは図示しない。
【００１８】さて、選択呼出受信機のパワーオンに伴
い、ＣＰＵ３はステップＳ１において、ＬＣＤドライバ
４を通じてＬＣＤ５のドット列の全てを点灯させる、い
わゆるイニシャル全点灯とし、パワーオンとなったこと
を確認させる。
い、ＣＰＵ３はステップＳ１において、ＬＣＤドライバ
４を通じてＬＣＤ５のドット列の全てを点灯させる、い
わゆるイニシャル全点灯とし、パワーオンとなったこと
を確認させる。
【００１９】次に、ステップＳ２において、ＣＰＵ３は
Ａ／Ｄコンバータ２を通じて得られた電池１の電圧を、
参照値と比較演算し、ＢＬＤ電圧よりも大きいか否かを
検出する。ここで、電池１の電圧がＢＬＤ電圧よりも低
い場合、ステップＳ４に移行して、ＣＰＵ３は、電池１
の電圧が選択呼出受信機としての動作限界に近づいてい
ることを警告表示するために、ＢＬＤ画面（“デンチ
ＯＫ”）をＬＣＤドライバ４を通じてＬＣＤ５に表示オ
フさせる。
Ａ／Ｄコンバータ２を通じて得られた電池１の電圧を、
参照値と比較演算し、ＢＬＤ電圧よりも大きいか否かを
検出する。ここで、電池１の電圧がＢＬＤ電圧よりも低
い場合、ステップＳ４に移行して、ＣＰＵ３は、電池１
の電圧が選択呼出受信機としての動作限界に近づいてい
ることを警告表示するために、ＢＬＤ画面（“デンチ
ＯＫ”）をＬＣＤドライバ４を通じてＬＣＤ５に表示オ
フさせる。
【００２０】一方、電池１の電圧がＢＬＤ電圧よりも高
い場合、“デンチ ＯＫ”をオン表示し、ステップＳ３
の電圧チェックのルーチンに入る。
い場合、“デンチ ＯＫ”をオン表示し、ステップＳ３
の電圧チェックのルーチンに入る。
【００２１】図３に示されるように、電圧チェックのル
ーチンにおいては、まずステップＳ３１において、電池
１の電圧が１．４Ｖ以上か否かをＣＰＵ３がチェックす
る。その結果、１．４Ｖ以上であると判定されると、ス
テップＳ３５に移り、ＣＰＵ３はＬＣＤドライバ４を通
じて、ＬＣＤ５に、図４（Ａ）に示すように、全ドット
オンの表示をさせる。
ーチンにおいては、まずステップＳ３１において、電池
１の電圧が１．４Ｖ以上か否かをＣＰＵ３がチェックす
る。その結果、１．４Ｖ以上であると判定されると、ス
テップＳ３５に移り、ＣＰＵ３はＬＣＤドライバ４を通
じて、ＬＣＤ５に、図４（Ａ）に示すように、全ドット
オンの表示をさせる。
【００２２】以上のような表示を通じて、受信機の携帯
者は、電池の電圧が十分にあり、電池残量が十分である
と判断することができる。
者は、電池の電圧が十分にあり、電池残量が十分である
と判断することができる。
【００２３】一方、ステップＳ３１の判定で、電池１の
電圧が１．４Ｖより小さいと判断された場合、ステップ
Ｓ３２のチェックルーチンにはいる。ここでは、電池１
の電圧が１．３Ｖ以上か否かの判定をＣＰＵ３が行う。
その結果、１．３Ｖ以上であると判定されると、ステッ
プＳ３６に入り、ＣＰＵ３はＬＣＤドライバ４を通じ
て、ＬＣＤ５に、図４（Ｂ）に示すように、９ドットオ
ンの表示をさせる。
電圧が１．４Ｖより小さいと判断された場合、ステップ
Ｓ３２のチェックルーチンにはいる。ここでは、電池１
の電圧が１．３Ｖ以上か否かの判定をＣＰＵ３が行う。
その結果、１．３Ｖ以上であると判定されると、ステッ
プＳ３６に入り、ＣＰＵ３はＬＣＤドライバ４を通じ
て、ＬＣＤ５に、図４（Ｂ）に示すように、９ドットオ
ンの表示をさせる。
【００２４】以上のような表示を通じて、受信機の携帯
者は、電池の電圧が若干低下したことを知ることがで
き、使用条件を考えながら早めの電池入手など、電池１
の電圧がＢＬＤ電圧以下となってしまい呼出しメッセー
ジの受信に支障を来さないような対策を事前に講じるこ
とができる。
者は、電池の電圧が若干低下したことを知ることがで
き、使用条件を考えながら早めの電池入手など、電池１
の電圧がＢＬＤ電圧以下となってしまい呼出しメッセー
ジの受信に支障を来さないような対策を事前に講じるこ
とができる。
【００２５】一方、ステップＳ３２の判定で、電池１の
電圧が１．３Ｖより小さいと判断された場合、ステップ
Ｓ３３のチェックルーチンにはいる。ここでは、電池１
の電圧が１．２Ｖ以上か否かの判定をＣＰＵ３が行う。
その結果、１．２Ｖ以上であると判定されると、ステッ
プＳ３７に入り、ＣＰＵ３はＬＣＤドライバ４を通じ
て、ＬＣＤ５に、図４（Ｃ）に示すように、６ドットオ
ンの表示をさせる。
電圧が１．３Ｖより小さいと判断された場合、ステップ
Ｓ３３のチェックルーチンにはいる。ここでは、電池１
の電圧が１．２Ｖ以上か否かの判定をＣＰＵ３が行う。
その結果、１．２Ｖ以上であると判定されると、ステッ
プＳ３７に入り、ＣＰＵ３はＬＣＤドライバ４を通じ
て、ＬＣＤ５に、図４（Ｃ）に示すように、６ドットオ
ンの表示をさせる。
【００２６】以上のような表示を通じて、受信機の携帯
者は、電池の電圧が相当に低下していることを知ること
ができ、交換用の電池を入手したり、その後に長時間の
受け待ち状態がある場合は早めに電池を交換するするな
どの電池切れ対策をとることができる。
者は、電池の電圧が相当に低下していることを知ること
ができ、交換用の電池を入手したり、その後に長時間の
受け待ち状態がある場合は早めに電池を交換するするな
どの電池切れ対策をとることができる。
【００２７】次に、ステップＳ３３の判定で、電池１の
電圧が１．２Ｖより小さいと判断された場合、ステップ
Ｓ３４に入り、ＣＰＵ３はＬＣＤドライバ４を通じて、
ＬＣＤ５に、図４（Ｄ）に示すように、３ドットオンの
表示をさせる。
電圧が１．２Ｖより小さいと判断された場合、ステップ
Ｓ３４に入り、ＣＰＵ３はＬＣＤドライバ４を通じて、
ＬＣＤ５に、図４（Ｄ）に示すように、３ドットオンの
表示をさせる。
【００２８】以上のような表示を通じて、受信機の携帯
者は、電池の電圧がＢＬＤ電圧に近づいていることを知
ることができ、使用条件を考えながら、電池を交換する
か、ＢＬＤ警告が出次第いつでも電池を交換できるよう
に準備するなどの電池切れ対策をとることができる。
者は、電池の電圧がＢＬＤ電圧に近づいていることを知
ることができ、使用条件を考えながら、電池を交換する
か、ＢＬＤ警告が出次第いつでも電池を交換できるよう
に準備するなどの電池切れ対策をとることができる。
【００２９】以上のような、電圧チェックのルーチンを
経て、受信機はステップＳ５のメッセージ受信待機モー
ドに入る。
経て、受信機はステップＳ５のメッセージ受信待機モー
ドに入る。
【００３０】以上のように、受信機の電圧をチェックす
ることにより、受信機の携帯者は、使用される電池１の
電圧消耗の状態と、電池切れとなるまでの時間を大まか
に予測することができるので、電池寿命による受信不能
状態を防止でき、正確な情報の授受が可能になる。
ることにより、受信機の携帯者は、使用される電池１の
電圧消耗の状態と、電池切れとなるまでの時間を大まか
に予測することができるので、電池寿命による受信不能
状態を防止でき、正確な情報の授受が可能になる。
【００３１】なお、上記実施例では、パワーオン動作に
伴い、電池電圧をチェックする動作を例示したが、この
電圧チェックは一定時間毎に、実行するようにしても、
携帯者が確認したい時に、手動操作で実行するようにし
てもよい。
伴い、電池電圧をチェックする動作を例示したが、この
電圧チェックは一定時間毎に、実行するようにしても、
携帯者が確認したい時に、手動操作で実行するようにし
てもよい。
【００３２】また、上記実施例では、ＢＬＤ画面表示と
電圧チェック表示を分けて行う構成を例示したが、ＢＬ
Ｄ画面表示と電圧チェック表示とを同じドット列を通じ
て行うようにしてもよい。例えば、ＢＬＤ電圧以下の電
圧表示ドットの色を他のドットと変えたり、連続点灯で
なく点滅するようにしたり、大きさを変えたりなどの特
別な表示状態とすることにより受信機の携帯者に電池寿
命を警告する。
電圧チェック表示を分けて行う構成を例示したが、ＢＬ
Ｄ画面表示と電圧チェック表示とを同じドット列を通じ
て行うようにしてもよい。例えば、ＢＬＤ電圧以下の電
圧表示ドットの色を他のドットと変えたり、連続点灯で
なく点滅するようにしたり、大きさを変えたりなどの特
別な表示状態とすることにより受信機の携帯者に電池寿
命を警告する。
【００３３】また電圧表示についても、ドット列による
バーグラフ表示の代わりに、ディジタル表示にしても、
円グラフ表示にしても、その他のグラフィックな表示に
してもよい。
バーグラフ表示の代わりに、ディジタル表示にしても、
円グラフ表示にしても、その他のグラフィックな表示に
してもよい。
【００３４】また、上記実施例では、電池電圧をメッセ
ージ表示用のＬＣＤ５に表示する構成を例示したが、Ｌ
ＣＤ５以外の表示部に電圧表示部を設けておき、ここに
電圧を専用的に表示するように構成してもよい。
ージ表示用のＬＣＤ５に表示する構成を例示したが、Ｌ
ＣＤ５以外の表示部に電圧表示部を設けておき、ここに
電圧を専用的に表示するように構成してもよい。
【００３５】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の選択呼出
受信機は、使用される電池の電圧を表示部に表示するよ
うに構成したので、受信機の使用者は電池の残量を定量
的に知ることができ、電池寿命により受信不能となる時
期を予測できるので、電池の入手や電池の早めの交換な
ど、その後の使用状態に応じて電池切れに対する事前の
対策を行うことが可能となり、呼出し情報を確実に入手
できるという効果がある。
受信機は、使用される電池の電圧を表示部に表示するよ
うに構成したので、受信機の使用者は電池の残量を定量
的に知ることができ、電池寿命により受信不能となる時
期を予測できるので、電池の入手や電池の早めの交換な
ど、その後の使用状態に応じて電池切れに対する事前の
対策を行うことが可能となり、呼出し情報を確実に入手
できるという効果がある。
【図１】この発明の一実施例にかかる選択呼出受信受信
機のブロック図である。
機のブロック図である。
【図２】図１の構成におけるパワーオン後の動作を説明
するフローチャートである。
するフローチャートである。
【図３】図１の構成における電圧チェック動作を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図４】図１の構成における電圧チェック表示の例を示
す説明図である。
す説明図である。
１ 電池 ２ Ａ／Ｄコンバータ ３ ＣＰＵ ４ ＬＣＤドライバ ５ ＬＣＤ
Claims (2)
- 【請求項１】 電池残量表示付き選択呼出受信機であっ
て、電源としての電池の電圧をディジタル値に変換する
Ａ／Ｄコンバータ手段と、前記Ａ／Ｄコンバータ手段で
得た前記ディジタル値を、電圧に応じた表示信号に変換
する表示処理手段と、前記表示処理手段からの表示信号
に基づいて、前記電池の電圧を表示する表示手段と、を
備えることを特徴とする電池残量表示付き選択呼出受信
機。 - 【請求項２】 電池残量表示付き選択呼出受信機であっ
て、電源としての電池の電圧を検出する電圧検出手段
と、前記電圧検出手段で得た前記電池の電圧を、選択呼
出受信機の動作限界電圧に近い電圧である低電圧参照値
と比較し、前記電池の電圧が前記低電圧参照値より低い
場合に低電圧警告のための第１の表示信号を発生し、前
記電池の電圧が前記低電圧参照値より高い場合に前記電
池の電圧に対応した第２の表示信号を発生する表示処理
手段と、前記表示処理手段からの第１の表示信号に基づ
いて電池寿命を警告表示すると共に、第２の表示信号に
基づいて前記電池の電圧を表示する表示手段と、を備え
ることを特徴とする電池残量表示付き選択呼出受信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5221347A JPH0779463A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 電池残量表示付き選択呼出受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5221347A JPH0779463A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 電池残量表示付き選択呼出受信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0779463A true JPH0779463A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=16765380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5221347A Pending JPH0779463A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 電池残量表示付き選択呼出受信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0779463A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5651132A (en) * | 1979-10-04 | 1981-05-08 | Nec Corp | Radio calling receiver with battery voltage |
| JPH02154539A (ja) * | 1988-12-06 | 1990-06-13 | Seiko Instr Inc | 電池寿命検出機能付無線受信機 |
| JPH04342319A (ja) * | 1991-05-20 | 1992-11-27 | Toshiba Corp | 選択呼出受信装置 |
-
1993
- 1993-09-06 JP JP5221347A patent/JPH0779463A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5651132A (en) * | 1979-10-04 | 1981-05-08 | Nec Corp | Radio calling receiver with battery voltage |
| JPH02154539A (ja) * | 1988-12-06 | 1990-06-13 | Seiko Instr Inc | 電池寿命検出機能付無線受信機 |
| JPH04342319A (ja) * | 1991-05-20 | 1992-11-27 | Toshiba Corp | 選択呼出受信装置 |
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