JPH0779406A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH0779406A
JPH0779406A JP5160846A JP16084693A JPH0779406A JP H0779406 A JPH0779406 A JP H0779406A JP 5160846 A JP5160846 A JP 5160846A JP 16084693 A JP16084693 A JP 16084693A JP H0779406 A JPH0779406 A JP H0779406A
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sync
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video signal
timing
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Hiroya Nishimoto
博也 西本
Norio Fujino
規夫 藤野
Hiroji Sasaki
洋児 佐々木
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 投影装置及び画像表示装置の映像信号方式に
合せて、画像記録装置の信号方式を切替えて対応可能と
する。 【構成】 映像信号方式を設定する設定スイッチ(20)、
出力周波数を選択するMode制御入力を具えたクロック
ジェネレータ(8)、出力パルスのタイミングを選択する
Mode制御入力を具えたタイミングジェネレータ(100)、
アドレス出力の周期及びタイミングを選択するMode制
御入力を具えたアドレス発生手段(3)、設定スイッチ制
御手段(170)(170)を具え、異なった映像信号方式に対応
可能且つ表示器上の画面構成を変更可能とし、内部基準
発生手段(9)、基準信号切替器(22)及び信号検知手段(2
1)を具え、コンポジット信号入力無しで動作可能にし、
表示処理手段(180)と停電処理手段(160)を具え、文字表
示位置の変更及びメモリ(6)のバックアップを可能とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として画像表示及び
記録が出来るビデオカメラ付ドアホンに使用される画像
記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像記録装置(1)は、監視ビデオカメラ
等の映像信号発生手段と、モニターディスプレイ等の映
像信号表示手段に組合せて使用される。映像信号発生手
段からの映像信号を、そのまま映像信号表示手段に通し
て、所謂リアルタイムの画像を表示し、更に、所要の画
面の静止画像を複数記録可能であり、且つ事後に、記録
された静止画像を再生する機能を有している。
【0003】従来の画像記録装置(1)は、図16に於い
て説明すると、映像信号及び同期信号からなる複合波
(コンポジット信号)を入力し、該コンポジット信号
は、切替器(17)によって、入力画像をそのままディスプ
レイに表示する信号(スルーコンポジット信号(28))の
ルートと、映像信号分離手段(11)及び同期分離手段(14)
に接続された記録再生処理の為のルートに分けられる。
【0004】リアルタイム画像を見る場合は、図16に
於て、切替器(17)を上側に接続してスルーコンポジット
信号(28)を選択し、該信号を重畳器(18)へ伝達する。一
方、制御部(7)に内蔵された時計(71)のデータは、制御
手段によりキャラクタジェネレータ(150)に送られ、文
字フォントに変換され、重畳器(18)の他端に接続して、
コンポジット信号に時計(71)のデータを重畳後、外部へ
出力する。
【0005】記録再生処理のルートを、略説する。先
ず、記録処理は、同期分離手段(14)に於て入力のコンポ
ジット信号中の同期信号を分離し、該同期信号は、クロ
ックジェネレータ(80)及びアドレス発生手段(30)に加え
られ、クロックジェネレータ(80)はクロックCKを、アド
レス発生手段(30)はアドレスと書込み信号WRを発生し、
メモリ(6)に加える。一方、映像信号は映像分離手段(1
1)により抽出されて、A/D変換器(12)によりデジタル
の映像信号に変換され、イネーブルとなっているバッフ
ァ(13)を介してメモリ(6)のデータ入力に加えられ、映
像信号はメモリ(6)に記録される。
【0006】再生処理の時は、バッファ(13)はディスエ
ーブルとなり、アドレス発生手段(30)は、アドレスを前
記と同様に発生するが、WR信号は発生せず、メモリ(6)
をリードモードとして、メモリ(6)から記録された映像
信号を呼出し、ラッチ(15)を介して、D/A変換器(16)
に加え、デジタルの映像信号をアナログの映像信号に戻
し、重畳器(23)に於いて、同期信号を加え、コンポジッ
ト信号とする。該コンポジット信号は、重畳器(18)に伝
達され、時計(71)データを重畳後、外部へ出力する。
【0007】従来の画像記録装置のクロックジェネレー
タ(80)及びアドレス発生手段(30)は、特定の信号方式に
合せた固定した出力をし、更にクロックジェネレータ(8
0)は、入力したコンポジット信号から同期信号を得てい
るから、入力にコンポジット信号が無い時は、クロック
CK信号は出力されなかった。
【0008】本発明の説明の都合上、従来の記録再生系
を、図16及び図17に基づいて詳述する。先ず、映像
信号分離手段(11)は、公知の手段によりコンポジット信
号から映像信号のみを分離し、分離した映像信号をA/
D変換器(12)に於てデジタルの映像信号に変換し、バッ
ファ(13)に送る。
【0009】バッファ(13)は、画像記録時は制御手段(2
00)の制御線(BEN)によりイネーブルとなり、デジタル
データがメモリ(6)のDataラインに印加される。一方、
記録された画像の再生時は、BENによりバッファ(13)は
ディスエーブルとなり、出力はハイインピーダンスとな
り、等価的にメモリ(6)のデータバスから切り離され
る。
【0010】同期分離手段(14)は、同じく公知の回路に
よりコンポジット信号から水平同期信号(HSYNC)、垂直
同期信号(VSYNC)、複合同期信号(CSYNC)及び複合ブラ
ンキング信号(CBLK)を分離し、VSYNCはアドレス発生
手段(30)へ、HSYNCはクロックジェネレータ(80)及びア
ドレス発生手段(30)へ、CSYNCは重畳器(23)、信号検知
手段(21)及びキャラクタジェネレータ(150)へ、CBLK
重畳器(23)へ送る。
【0011】クロックジェネレータ(80)は、HSYNCを基
準にして位相同期(PLL)回路により、電圧制御発振器
(VCO)をHSYNCの整数倍の周波数にロックさせて、クロ
ック(CK)をつくる。クロックCKは後述のアドレス発生手
段(30)に送られ、メモリ(6)のアドレスの生成に使用さ
れる。
【0012】メモリ(6)は、通常は安価なダイナミック
ランダムアクセスメモリ(DRAM)が使用される。記録画
像は、表示画面の水平及び垂直方向に対して所定の場所
に位置するが、これは図5に示す水平同期期間(TH
及び垂直同期期間(TV)のT4及びT2に対応する。ア
ドレス発生手段(30)は、図17に示す様に、VSYNCに対
し、タイミングD(126)により、所定の時間遅れてVカ
ウンタ(42)のクリアを解除する。
【0013】Vカウンタ(42)は、クリアが解除されると
固定値2だけHSYNCをカウントする期間だけ行カウンタ
(44)のクリアを解除する。タイミングD(126)による所
定の時間遅れ及び行カウンタ(44)に於ける固定値2 X
SYNCの期間が、図5のT1及びT2に夫々対応する。T
1は、VSYNCの立ち下がりのエッジからメモリ(6)のアク
セスを開始するまでの時間を表し、T2はメモリ(6)への
アクセスを開始し始めてから終了するまでの時間を表
す。行カウンタ(44)はT2の間HSYNCをカウントし、こ
れをメモリ(6)のRAWアドレスとしてカウントした値
をセレクタ(45)へ送る。
【0014】同様に、HSYNCに対しタイミングC(125)
により、所定時間遅れてHカウンタ(40)のクリアを解除
する。Hカウンタ(40)は、クリアが解除されるとクロッ
クCKを1/4分周した5MCKを固定値1だけカウントする
間、ゲート(41)を開く。このタイミングC(125)による
所定時間の遅れ及びHカウンタ(40)の5MCKを固定値1だ
けカウントする時間は、図5に於けるT3及びT4に夫々
対応する。T3はHSYNCの立ち下がりエッジからメモリ
(6)のアクセスを開始するまでの時間を表し、T4は1水
平走査期間内に於いて、メモリ(6)へアクセスを開始し
てから、終了する迄の時間を表す。列カウンタ(43)は、
4の間5MCKをカウントし、カウント値をメモリ(6)のカ
ラムアドレスとしてセレクタ(45)に送る。
【0015】セレクタ(45)に送られたRAWアドレス及
びカラムアドレスは、所定のタイミングで切替えられ
て、多重アドレス(MPX ADRS)としてメモリ(6)のアドレ
スラインに供給され、映像信号の記録、及び記録された
映像信号の再生に使用される。
【0016】更に、ゲート(41)の出力からは、WRタイ
ミング(46)及びCASタイミング(47)によりタイミング
調整されて、STROBEとWR信号及びCAS信号が出力され
る。WRは、画像記録時にメモリ(6)の書込み信号として
働き、STROBEは再生時にラッチ(15)の書込み信号として
供給される。CASは、画像記録再生時にメモリ(6)のカラ
ムアドレスの取込みのタイミング信号として使用され
る。HSYNCからRASタイミング(48)によりタイミング調
整されてRAS信号が出力される。RAS信号はメモリ(6)のR
AWアドレスの取込みのタイミング信号として使用され
る。
【0017】(画像の記録時の動作)キー入力部(19)よ
り[画像記録]を制御手段(200)に伝達すると、制御手
段(200)はBENにより、バッファ(13)をイネーブルに
し、メモリ(6)のデータバスライン上に、映像信号分離
手段(11)からのデジタルの画像データを供給する。同時
に、制御線(Page)により使用するメモリ(6)のブロック
を指定し、更に、制御線(ST)によりアドレス発生手段(3
0)を起動する。アドレス発生手段(30)は上述のごとくメ
モリ(6)のアドレス及びWR信号を発生し、メモリ(6)にデ
ジタルデータを書込む。映像信号の1フィールド分記録
した後、Pageをインクレメントして記録作業を終了す
る。
【0018】(記録画像の再生)キー入力部(19)より、
[画像再生]を制御手段(200)に伝達すると、制御手段
(200)は、切替器(17)(図16)を下側に切替え、BEN
及びLENにより、バッファ(13)をディスエーブル、ラッ
チ(15)をイネーブルにする。同時に、制御線(Page)によ
り使用メモリ(6)のブロックを指定し、更に、制御線(S
T)によりアドレス発生手段(30)を起動する。アドレス発
生手段(30)は上述のごとくメモリ(6)にアドレスを供給
し、ラッチ(15)にはSTROBEを供給する。図示していない
がこの時WR信号は供給せず、リードモードのメモリ(6)
から1フィールド分のデジタルデータを所定期間繰り返
し読み出し、ラッチ(15)へ送る。ラッチ(15)に送られ
たメモリ(6)からの読み出しデータは、D/A変換器に
よりアナログの映像信号に変換され、重畳器(23)に加え
られる。重畳器(23)に於て、アナログの映像信号にC
SYNC及びCBLKの同期信号を重畳して、コンポジット信
号にする。該コンポジット信号は、切替器(17)の他端を
通り、重畳器(18)に達し、記録時刻及び記録ページ数を
重畳した後、外部へ出力され、再生動作は終了する。
【0019】尚、信号検知手段(21)によりCSYNCをチェ
ックすることによって、コンポジット信号入力の有無を
検知し、制御手段(200)へ伝達する。図示していない
が、コンポジット信号が入力されていない時は、制御手
段(200)は映像信号表示手段上にノイズ画像が出ないよ
うに、コンポジット信号の出力を止めていた。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像記録装置
は、コンポジット信号入力から同期信号を分離し、該分
離した同期信号を基準にして、クロックを生成していた
為、画像記録装置を機能させて記録画像の再生や時計の
調整などを行なう場合、カメラからの映像信号が不要で
あっても、カメラ電源供給線(27)により前段の映像信号
供給源に電源を供給して、必ず作動させなければならな
かった。従って、前段の映像信号供給源の電源供給法が
異なっていて、カメラ電源供給線(27)により起動不能の
場合は、常時前段の装置を起動するか、システムの見直
しを余儀なくされた。
【0021】又、従来の白黒の画像記録装置は、ある1
つの映像方式専用(例えばEIA方式)のものしかなく、
異なった映像方式には対応不可能で、別の画像記録装置
を用意しなければならなかった。
【0022】しかも、従来の画像記録装置は、メモリ
(6)のバックアップ機能を有しておらず、停電や再配置
による電源のOFFにより、メモリ(6)の記録内容が失
われてしまっていた。
【0023】画像記録装置は、外部よりコンポジット信
号入力が入力されていない時でも、時刻合せが出来る事
が好ましい。又、CCIRやEIA等方式が代っても、画像記
録装置はその変化に容易に対応する事が望まれる。更
に、事故による停電によって、画像記録装置の記録や設
定が失われては、装置としての価値が低下する。本発明
は、上記課題を解決した画像記録装置を開示するもので
ある。
【0024】
【課題を解決する為の手段】本発明の第1の画像記録装
置は、映像信号方式を設定する設定スイッチ(20)、出力
周波数を選択するMode制御入力を具えたクロックジェ
ネレータ(8)、出力パルスのタイミングを選択するMode
制御入力を具えたタイミングジェネレータ(100)、アド
レス出力の周期及びタイミングを選択するMode制御入
力を具えたアドレス発生手段(3)、設定スイッチ制御手
段(170)(図12)を配置する。
【0025】更に、本発明は、上記の画像記録装置に、
内部基準発生手段(9)、基準信号切替器(22)及び信号検
知手段(21)を具え、内部基準発生手段(9)からの信号、
及びコンポジット信号を分割して得られた同期信号を、
基準信号切替器(22)に加え、基準信号切替器(22)の出力
をクロックジェネレータ(8)の基準入力に接続し、信号
検知手段(21)によりコンポジット信号入力の有無を検知
し、コンポジット信号入力を検知した時は、基準信号切
替器(22)はコンポジット信号を分割して得られた同期信
号を出力し、コンポジット信号入力を検知しない時は、
内部基準発生手段(9)からの信号を基準信号として出力
する。
【0026】更に、本発明の画像記録装置は、設定スイ
ッチ(20)の設定により表示文字の位置を可変する表示処
理手段(180)(図13)を付加し、又、停電処理手段(16
0)を付加したものである。
【0027】
【作用】本発明は、設定スイッチ(20)による映像信号方
式に対応した出力周波数、出力パルスのタイミング及び
アドレス出力タイミングとなる様に、夫々Mode制御線
を通じてクロックジェネレータ(8)、タイミングジェネ
レータ(100)及びアドレス発生手段(3)を制御する。
【0028】又、外部から入力されたコンポジット信号
から同期信号を抽出し、該同期信号を基準信号としてク
ロックジェネレータ(8)に供給する。外部からコンポジ
ット信号が入らない時は、基準信号切替器(22)を切替え
て、内部基準発生手段(9)の信号をクロックジェネレー
タ(8)の基準信号として使用するから、内部のクロックC
Kは止る事はない。
【0029】更に、設定スイッチ(20)の設定により、表
示文字位置に対応した位置データをキャラクタジェネレ
ータ(105)に設定することにより、映像信号方式の切替
があっても、重畳画像が画面の所定位置に表示される様
に制御する。
【0030】本発明の画像記録装置(1)は、停電処理手
段(160)により所要のメモリ(6)をバックアップする。
【0031】
【発明の効果】本発明の画像記録装置(1)は、外部から
コンポジット信号が入力されずに、同期信号が抽出でき
ない時は、内部基準発生手段(9)からの信号を基準信号
として使用し、クロックCKを発生するから、時刻調整や
記録画像の再生時など、前段の映像信号供給源の映像信
号を必要としない時は、映像信号供給源を起動する必要
はない。
【0032】本発明の画像記録装置(1)は、設定スイッ
チ(20)により異なった映像信号方式に対応できるか
ら、異なった映像信号方式の機器と簡単にシステムを構
成できる。
【0033】本発明の画像記録装置(1)は、メモリ(6)バ
ックアップ機能を有している為、停電やシステムの再構
成等の時に電源が供給されなくても、メモリ(6)の記録
内容は失われない。
【0034】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図面に沿っ
て詳述する。本実施例の画像記録装置(1)は、映像信号
方式としてEIA及びCCIR方式に対応可能とした。EIA及び
CCIRの各方式の規格を以下に示す。 方式 EIA CCIR1 CCIR2 走査線数/フレーム 525 625 625 水平同期周波数 15.75KH 15.625KH 15.625KH 水平同期周期 (63.5uS) (64uS) (64uS) フィールト゛周波数 60 Hz 50Hz 50Hz 画面の画素構成 256x256 256x256 240x270 (X x Y) CCIR1及びCCIR2の相違は、表示画面の画素構成が異なる
のみである。
【0035】本実施例の画像記録装置(1)を図1に示す
が、コンポジット信号入力は従来と同じく、スルーコン
ポジット信号として直接切替器(17)の一端に送るルート
と、記録再生系のルートの2つに分けられる。記録再生
系の映像信号分離手段(11)、A/D変換器(12)、バッフ
ァ(13)、ラッチ(15)、D/A変換器(16)、重畳器(18)、
キャラクタジェネレータ(150)及び同期分離手段(14)の
配置構成及び動作は従来と同じである。
【0036】同期分離手段(14)は、CSYNCとHSYNCの2
つの同期信号を、コンポジット信号入力から分離して出
力する。CSYNCは信号検知手段(21)に接続され、コンポ
ジット信号の有無の判断源として使用される。一方、H
SYNCはクロックジェネレータ(8)の基準信号切替器(22)
の一端に接続される。基準信号切替器(22)の他端には、
内部基準発生手段(9)からの基準信号fcが印加されてお
り、信号検知手段(21)がコンポジット信号の有無を検知
して制御手段(200)に伝達する。制御手段(200)はEXTC制
御線を通じて、基準信号切替器(22)に接続されており、
該基準信号切替器(22)を、外部のコンポジット信号が有
る時はHSYNC側に、無い時はfc側に切替える。この様
に選択された基準信号切替器(22)の出力は基準入力f
refとしてクロックジェネレータ(8)に加えられる。
【0037】クロックジェネレータ(8)は、詳細は後述
するが、frefを基準としてVCO(81)を制御し、20MHzの
クロックCKを発生し、タイミングジェネレータ(100)、
キャラクタジェネレータ(150)そしてアドレス発生手段
(3)に加えられる。タイミングジェネレータ(100)は、該
クロックCKを基にして、CSYNC2、CBLK2、HSYNC2及び
SYNC2を発生し、CSYNC2及びCBLK2は同期信号源とし
て重畳器(23)に加えられ、キャラクタジェネレータ(15
0)にはCSYNC2のみがクロック源として加えられる。一
方、HSYNC2及びVSYNC2は、クロックとしてアドレス発
生手段(3)に加えられる。
【0038】制御部(7)は従来と同じく、時計(71)、制
御手段(200)からなり、制御手段(200)にはキー入力部(1
9)及び映像信号を切替える設定スイッチ(20)が接続され
ている。制御手段(200)には、後述の設定スイッチ制御
手段(170)(図示せず)及び表示処理手段(180)(図示せ
ず)が内蔵されている。
【0039】以下、各実施例について説明する。 第1実施例 制御手段(200)に内蔵された設定スイッチ制御手段(170)
は、図12に示す様に、先ず、[設定スイッチ取込み(1
71)]に於て、スイッチの設定値を入力し、該設定値を
基に、[設定?(172)]に於いて、スイッチの設定状況
を判断する。スイッチの設定がEIA方式を指示している
場合は、[EIA MODE 設定(173)]によりMode制御線を
制御する。スイッチの設定がCCIR1又は2を指示したもの
であれば、[CCIR1 MODE 設定(174)]又は[CCIR2 MO
DE 設定(175)]により、夫々Mode制御線を制御する。
【0040】Mode制御線は、アドレス発生手段(3)、タ
イミングジェネレータ(100)、内部基準発生手段(9)及び
クロックジェネレータ(8)の各部に接続され、EIA及びCC
IR1,2の各方式に対応した動作をさせる。
【0041】(アドレス発生手段(3)の説明)アドレス
発生手段(3)は、図4に示す様に、従来のアドレス発生
手段(30)の図17の固定値1,2の部分に、複数のプリセ
ット(31)、(32)、(34)〜(36)とセレクタ(33)(37)を配置
して選択可能にしたものである。Hカウンタ(40)のプリ
セット(31)(32)値は、表示画面の横方向の解像度(夫々
240、256)を決定する。一方、Vカウンタ(42)のプリセッ
ト(34)(35)(36)は、表示画面の縦方向の解像度(夫々24
0,256,270)を決定する。更に、Page制御線を4本に増
設し、メモリ(6)の拡張即ち記録画像数の増加を容易に
している。他は従来と同じである。以上の様にして、EI
A及びCCIR1,2の各方式に対応したアドレスを発生する。
【0042】(タイミングジェネレータ(100)の水平同
期関連の説明)タイミングジェネレータ(100)は、図6
乃至図11に示す。水平同期関連タイミングパルスの発
生回路は、図6に示す様に、20MHzのクロックCKを1/2分
周器(105)により分周して10MHz(=0.1uS)のクロック
とし、カウンタ(104)に加える。カウンタ(104)は、プリ
セットされた値のダウンカウンタとして働き、ゼロにな
った時に出力を "L" にすると同時に、再度自身にプリ
セット値を再設定する。プリセット(101)(102)は、夫々
640及び635が設定されているが、クロック周期は0.1uS
であるから、カウンタ(104)は64uS又は63.5uSでH1出
力を出す。即ち、ここで夫々CCIR1,2及びEIAの水平同期
周期(TH)を造り出している。カウンタ(107)は64uS
又は63.5uSの周期でクリアされつつ、その間は10MHzの
クロックを1/2分周器(106)により5MHzとなったクロック
をカウントする。即ち、水平同期周期を0.2uS刻みで分
割したバイナリのカウント出力を出す。該出力を受け
て、デコーダ(108)〜(112)は図8に示す水平同期関連の
タイミングパルスを出力する。尚、EQ及びEQVSは、夫
々、等価パルス及び垂直同期期間の等価パルスである。
【0043】(タイミングジェネレータの垂直同期関連
の説明)垂直同期関連のタイミングパルスの作成回路
は、図7に示す様に、回路の基本構成は上記水平同期関
連のタイミングパルスの発生回路(図6)と基本的に同
じに構成した。カウンタ(117)のクロックは、上記水平
同期関連のタイミングパルスの発生回路により発生した
H1及びH2を、ゲート(116)に於て論理積をとったもの
で、TH/2の周期のクロックとなる。カウンタ(117)は上
記カウンタ(104)と同様に動作し、1050又は1250のプリ
セット値に対し、夫々525xTH又は625xTH、即ちEIA又
はCCIR1,2の1フレーム周期のパルスを出力する。一
方、カウンタ(118)は、前記カウンタ(107)と同様に動作
し、1フレーム間をTH/2でカウントアップして、バイ
ナリの出力をする。デコーダ(119)〜(122)は、該バイナ
リの出力の所定の値の時に、夫々図9に示す各タイミン
グパルスを発生する。尚、VD及びEQ BLKは、夫々等価パ
ルス期間及び垂直同期信号の前後の等価パルス期間のパ
ルスである。
【0044】(タイミングジェネレータ CSYNC2
BLK2の発生)コンポジット同期及びブランキングパル
スCSYNC2、CBLK2は、図10に示す様に、前記水平及
び垂直同期関連パルス(VD,EQ,EQBLK,EQVS,VBLK,H
BLK)を公知の論理演算をして発生し、図11にパルス
波形を示す。
【0045】以上の様にして、EIA及びCCIR1,2の各方式
に対応したCSYNC2、CBLK2、HSYN C2及びVSYNC2の各
タイミングパルスを発生する。
【0046】(クロックジェネレータ(8)の説明)クロ
ックジェネレータ(8)は、図3に示す様に、基準信号切
替器(22)(図1)からのfrefと、電圧制御発振器(VCO)
の出力を1/1280又は1/1270の分周器(83)又は(84)で分周
した出力と、位相比較器(86)により位相を比較し、位相
誤差の高周波分を低周波フィルタ(87)により除去して、
VCOに帰還し、周波数を制御している。本実施例では、V
COの発振周波数は20MHzである。切替器(85)は、Mode制
御線により、EIAモードの時は、1/1270分周器(84)が選
択され、CCIR1,2の時は1/1280分周器(83)が選択され、E
IA及びCCIR1,2の各方式に対応して基準周波数が変化し
ても、一定のクロックCKを発生する。
【0047】以上の様に、各部を制御し、後は従来と同
じに動作し、EIA及びCCIR1,2の各方式に対応可能な画像
記録装置(1)を実現している。
【0048】(内部基準発生手段(9)の説明)画像記録
装置(1)の内部基準発生手段(9)及び基準信号切替手段(2
2)は、図1及び図2に示す如く、20MHzの水晶発振器(9
1)の出力に、分周器(93)(94)により夫々1280,1270分周
し、15.625KHz、15.75KHzのCCIR1,2及びEIAの水平同期
信号の周波数を作りだし、制御手段(200)からのMode制
御線により2つの信号のどちらかを選択して、内部基準
周波数frefとして出力する。
【0049】(基準信号切替器(22)の説明)図1に示す
如く、該出力fcは基準信号切替器(22)の一端に接続さ
れ、他端には同期分離手段(14)によりコンポジット信号
入力より分離された水平同期信号HSYNCが加えられてい
る。基準信号切替器(22)は、制御手段(200)のEXTC制御
線により、信号検知手段(21)が外部からコンポジット信
号が入力されている事を検知した時には、HSYNCを選択
し、検知しない時には、内部基準周波数frefを選択し
て、次段のクロックジェネレータ(8)に供給する。従っ
て、クロックジェネレータ(8)へは、外部からのコンポ
ジット信号入力の有無に関係なく、基準信号HSYNC又は
refが供給される事になり、クロックCKが途絶える事
を防止している。
【0050】以上の様にしてクロックCKを発生し、後は
第1実施例と同じに動作して、外部からコンポジット信
号が入力されない時でも動作可能な画像記録装置(1)を
実現している。
【0051】(表示処理手段)図13に示す様に、表示
処理手段(180)は制御手段(200)内に配置され、先ず、
[設定スイッチ取込み(181)]に於いて、スイッチの設
定値を入力する。該設定値を基に、[設定?(182)]に
於いて、スイッチの設定状況を判断する。スイッチの設
定がEIAを指示したものであれば、[POS1 (183)]によ
り、後述するキャラクタジェネレータ(150)の水平及び
垂直の表示位置レジスタ(151)(152)に所定のデータを設
定する事により、EIAの表示モードで最適なキャラクタ
位置を設定する。スイッチの設定がCCIR1又は2の時も同
様に、[POS2(184)]及び[POS3(185)]に於て、夫々の
設定に最適な位置データをキャラクタジェネレータ(15
0)に送る。
【0052】尚、本実施例のキャラクタジェネレータ(1
50)は公知のものであり、図14に示す様に、インテリ
ジェント化されたLSIを使用し、表示処理手段(180)
は、CHRラインを通じて、水平及び垂直の表示位置レ
ジスタ(151)(152)に位置データを書込む。表示用の文字
は表示用RAM(153)に書込まれ、CVOUT(154)より重
畳器(18)に送られる。
【0053】以上の様にして、キャラクタジェネレータ
(150)を制御し、後は第2実施例と同じに動作して、見
やすい位置に文字表示した画像記録装置(1)を実現し
た。尚、本実施例では、設定スイッチ(20)により最適な
所定の位置に設定したが、キー入力部(19)よりデータを
設定して、任意の位置に文字表示する事も勿論可能であ
る。
【0054】(停電処理手段)停電処理手段(160)は、
図15に示す様に、DC-DCコンバータの出力VAとダイオ
ードDのアノードを接続し、ダイオードDのカソードは
スーパキャパシタCの陽極に接続する。スーパキャパシ
タCの他端はグランドに接続する。出力VAには、バッ
クアップを必要としないメモリ(6)以外の回路を接続
し、2番目の出力であるスーパキャパシタCの陽極VB
には、バックアップを必要とするメモリ(6)を接続す
る。メモリ(6)は、機能的にブロックに分けられてお
り、ブロック別にVBに接続可能とした。以上の様にし
て、停電処理手段(160)を配置したことにより、停電し
ても記録内容を失う事のない画像記録装置(1)を実現し
た。尚、本実施例に於ては、バックアップ電源としてス
ーパーキャパシタCを使用したが、スーパーキャパシタ
Cの代りに、ニッカドバッテリの様な2次電池を配置し
ても勿論構わない。
【0055】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像記録装置のブロック図である。
【図2】内部基準発生手段のブロック図である。
【図3】クロックジェネレータのブロック図である。
【図4】アドレス発生手段のブロック図である。
【図5】アドレス発生手段のタイミング図である。
【図6】タイミングジェネレータの水平同期関係の部分
ブロック図である。
【図7】タイミングジェネレータの垂直同期関係の部分
ブロック図である。
【図8】タイミングジェネレータの水平同期関係のタイ
ミング図である。
【図9】タイミングジェネレータの水平同期関係のタイ
ミング図である。
【図10】タイミングジェネレータの混合部のブロック
図である。
【図11】タイミングジェネレータの混合部のタイミン
グ図である。
【図12】設定スイッチ制御手段の処理手順である。
【図13】表示処理手段の処理手順である。
【図14】キャラクタジェネレータのブロック図であ
る。
【図15】停電処理手段のブロック図である。
【図16】従来の画像記録装置のブロック図である。
【図17】従来の画像記録装置のアドレス発生手段のブ
ロック図である。
【符号の説明】
(1)画像記録装置 (3)アドレス発生手段 (6)メモリ (8)クロックジェネレータ (9)内部基準発生手段 (12)A/D変換器 (14)同期分離手段 (16)D/A変換器 (20)設定スイッチ (21)信号検知手段 (22)基準信号切替器 (100)タイミングジェネレータ (150)キャラクタジェネレータ (160)停電処理手段 (170)設定スイッチ制御手段 (180)表示処理手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/91 H04N 5/782 J

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白黒の映像信号及び同期信号からなるコ
    ンポジット信号に対し、映像信号分離手段(11)及び同期
    分離手段(14)により同期信号と映像信号を分離して、分
    離した映像信号をA/D変換器(12)によりデジタル信号
    に変換し、分離した同期信号を基準にしてメモリアドレ
    スを発生して該デジタル信号をメモリに記録し、必要時
    にメモリよりデジタル信号を呼出し、D/A変換器(16)
    によりアナログ信号に変換し、同期信号を重畳してコン
    ポジット信号に戻し、更にキャラクタジェネレータ(15
    0)からの文字データを重畳して出力する画像記録装置に
    於て、 映像信号方式を設定する設定スイッチ(20)、該設定スイ
    ッチ(20)に連繋して映像信号方式に対応した出力周波数
    を選択するMode制御入力を具えたクロックジェネレー
    タ(8)、出力パルスのタイミングを切替えるMode制御入
    力を具えたタイミングジェネレータ(100)、アドレス出
    力の周期及びタイミングを選択するMode制御入力を具
    えたアドレス発生手段(3)、設定スイッチ制御手段(170)
    を具え、 設定スイッチ制御手段(170)は、設定スイッチ(20)の設
    定により、Mode制御線を通じてクロックジェネレータ
    (8)、タイミングジェネレータ(100)及びアドレス発生手
    段(3)を制御して、異なった映像信号方式に対応させ且
    つ表示器上の画面構成を変更させた事を特徴とした画像
    記録装置。
  2. 【請求項2】 内部基準発生手段(9)、基準信号切替器
    (22)及び信号検知手段(21)を具え、内部基準発生手段
    (9)からの信号、及びコンポジット信号を分割して得ら
    れた同期信号を基準信号切替器(22)に加え、基準信号切
    替器(22)の出力をクロックジェネレータ(8)の基準入力
    に接続し、信号検知手段(21)によりコンポジット信号入
    力の有無を検知し、コンポジット信号入力を検知した時
    は、基準信号切替器(22)はコンポジット信号を分割して
    得られた同期信号を出力し、コンポジット信号入力を検
    知しない時、或いはメモリ(6)の記録画像の再生時は、
    内部基準発生手段(9)からの信号を基準信号として出力
    する請求項1の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の画像記録装置に、設定スイッ
    チ(20)の設定により表示文字の位置を可変する表示処理
    手段(180)を付加した画像記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の画像記録装置に停電処理手段
    (160)を付加した画像記録装置。
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