JPH077932Y2 - 超音波振動子保持器 - Google Patents

超音波振動子保持器

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JPH077932Y2
JPH077932Y2 JP1992012617U JP1261792U JPH077932Y2 JP H077932 Y2 JPH077932 Y2 JP H077932Y2 JP 1992012617 U JP1992012617 U JP 1992012617U JP 1261792 U JP1261792 U JP 1261792U JP H077932 Y2 JPH077932 Y2 JP H077932Y2
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JP
Japan
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ultrasonic transducer
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ultrasonic
holding
subject
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Application number
JP1992012617U
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JPH0619707U (ja
Inventor
宏明 大川井
▲さかり▼ 横山
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Nihon Kohden Corp
Original Assignee
Nihon Kohden Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は超音波振動子を用いて例
えば被検者の心臓壁の機械的動きや血液の流れなどを検
査し監視する医用機器に係り、特に超音波振動子を継続
して保持することのできる超音波振動子保持器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】被検者の心臓壁の機械的動きや血液の流
れの状態などを監視する監視装置として、超音波診断装
置が知られている。この超音波検査時に従来は検者が被
検者の体表に超音波振動子を当接させ、手で保持してい
た。このとき心電や血圧は診断装置運用時に別の電気信
号によって連続的に監視している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述したように電気信
号による心電、血圧が正常でも心臓壁の機械的動きや血
液の流れの状態は正常とは限らず、この動き、流れの状
態を知るためには超音波検査が必要である。しかしこの
場合、従来は振動子を手で保持し続ける必要があったた
め、長時間継続して超音波検査を実施することは困難で
あった。また安静時以外の運動時などにも超音波検査を
実施することは困難であった。
【0004】本考案はこのような状況に鑑みてなされた
もので、長時間継続して超音波検査を実施することので
きる超音波振動子保持器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の超音波振動子保持器は、超音波振動子を保
持して被検者の体表に当接させ、被検者の状態を監視す
る超音波振動子保持器であって、前記超音波振動子を同
心上に固定し、外周が球面状に形成された環状の振動子
保持部材と、前記振動子保持部材を回動可能に挟持する
1対の挟持部材と、前記挟持部材に設けられ該挟持部材
を前記被検者の体表に装着する複数の脚部とを具備し
前記脚部は前記超音波振動子の中心と同心に放射状に外
側に延び出した状態となっていることを特徴としてい
る。
【0006】
【作用】上記の構成によると、粘着テープなどを用いて
脚部を被検者の体表に装着固定し、振動子保持部材を挟
持部材に対して回動し、方向を決定した後挟持部材を締
め付けて固定することにより、超音波発振器を所定の方
向に位置決めして体表に保持することができる。このよ
うにして長時間継続して超音波検査を実施することがで
きる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の超音波振動子保持器の一実施
例を図面を参照して説明する。
【0008】図1に本考案の第1の実施例の構成を示
す。図1において、超音波振動子1の先端部外周には環
状の振動子保持部材2が同心上に固定されている。振動
子保持部材2の外周はその中心を中心とする球面2aと
なっている。振動子保持部材2の外周には上下1対の環
状の挟持部材3,4が同心上に装着されており、上部挟
持部材3の外周に下部挟持部材4の内周が螺着されてい
る。また挟持部材3,4の内周は振動子保持部材2の外
周に形成された球面2aに摺動自在に当接する凹球面と
なっている。さらに下部挟持部材4の下面には、複数個
の板状の脚部5が放射状に突出して固定されている。
【0009】次に本実施例の作用を説明する。まず脚部
5を粘着テープを介して被検者の体表に装着固定し、上
部挟持部材3を下部挟持部材4に対して回転してねじを
ゆるめる。そして超音波振動子1の方向を所定の方向に
位置決めした後、上部挟持部材3を下部挟持部材4に対
して締め付け、超音波振動子1を挟持部材3,4に固定
する。このように超音波振動子1を所定の方向に位置決
めして、被検者の体表に装着固定することができる。
【0010】本実施例によれば、超音波検査時に超音波
振動子1を手で保持する必要がないので、長時間継続し
て被検者の検査監視を行なうことができる。この結果従
来困難であった心臓壁の機械的動きや血液の流れの状態
を継続して監視し、また記録することができる。従って
運動負荷試験、術中術後の監視などを容易に行なうこと
ができる。
【0011】図2及び図3に本考案の第2の実施例を示
す。これらの図において、図1に示す第1の実施例の部
分と対応する部分には同一の符号を付してあり、その説
明は適宜省略する。第1の実施例では挟持部材を上下1
対としたが、本実施例では直径上で2分割された左右1
対の半円筒状の挟持部材11,12とした。また挟持部材1
1,12の外周に溝11a,12aを整合する位置に設け、溝1
1a,12aにリング13を嵌合装着した。さらにリング13
の一部にはコイルバネ14が連結されており、リング13を
縮径する方向に引張り付勢している。そしてコイルバネ
14の付勢力に抗して挟持部材11,12を指で押し拡げるこ
とにより振動子保持部材2の方向を所定の方向に位置決
めすることができる。位置決め後挟持部材11,12から指
を離せば、コイルバネ14の付勢力により振動子保持部材
2を挟持部材11,12に対し保持固定することができる。
【0012】本実施例によっても第1の実施例と同様の
効果が得られる。
【0013】なお、上記第2の実施例においては、挾持
部材11,12を指で指し拡げているが、右手で振動子1の
方向を調整するとき近接して挾持部材11,12を押し拡げ
ている指があり、操作がしにくくなるおそれがある。こ
の点を改良するために図4に示すようにカム部材21を設
けてもよい。すなわち、一方の挾持部材、例えば11の一
端に段差部11b を設け、段差部11b 内に支軸22を介して
断面がほぼ楕円状のカム部材21を回動可能に取り付け
る。そして支軸22の上端に固定されたハンドル23を回す
ことによりカム部材21の長径方向を挾持部材11,12の端
部に当接させて押し拡げる。ハンドル23をさらに回して
カム部材21の短径方向を前記端部に対向させれば、カム
部材21は端部から離脱し、コイルバネ14の付勢力により
振動子保持部材2を挾持部材11,12に対し保持固定する
ことができる。
【0014】挾持部材11,12を押し拡げる手段は図4に
示すものに限定されず、他の構造であってもよい。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の超音波振
動子保持器によれば、超音波振動子を手で保持する必要
がないので、超音波検査時に長時間継続して被検者の検
査監視を行なうことができる。更に本考案の超音波振動
子保持器によれば構造が簡単であり、低コスト化を図る
ことができ、また被検者に装着して用いるので被検者を
拘束することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の超音波振動子保持器の第1の実施例の
構成を示す縦断面図。
【図2】本考案の第2の実施例の構成を示す縦断面図。
【図3】図2の平面図。
【図4】図2に示す挾持部材の他の構成を示す斜視図。
【符号の説明】
1 超音波振動子 2 振動子保持部
材 2a 球面 3,4,11,12
挟持部材 5 脚部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動子を保持して被検者の体表に
    当接させ、被検者の状態を監視する超音波振動子保持器
    であって、前記超音波振動子を同心上に固定し、外周が
    球面状に形成された環状の振動子保持部材と、前記振動
    子保持部材を回動可能に挟持する1対の挟持部材と、前
    記挟持部材に設けられ該挟持部材を前記被検者の体表に
    装着する複数の脚部とを具備し、前記脚部は前記超音波
    振動子の中心と同心に放射状に外側に延び出した状態と
    なっていることを特徴とする超音波振動子保持器。
JP1992012617U 1992-03-13 1992-03-13 超音波振動子保持器 Expired - Lifetime JPH077932Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1992012617U JPH077932Y2 (ja) 1992-03-13 1992-03-13 超音波振動子保持器

Applications Claiming Priority (1)

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JP1992012617U JPH077932Y2 (ja) 1992-03-13 1992-03-13 超音波振動子保持器

Publications (2)

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JPH0619707U JPH0619707U (ja) 1994-03-15
JPH077932Y2 true JPH077932Y2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=11810343

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JP1992012617U Expired - Lifetime JPH077932Y2 (ja) 1992-03-13 1992-03-13 超音波振動子保持器

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AUPP431898A0 (en) * 1998-06-24 1998-07-16 Northern Cardiac Sonography Pty Ltd Ultrasonic cardiac output monitor
JP4717448B2 (ja) * 2005-01-18 2011-07-06 パナソニック株式会社 超音波探触子
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JPH0619707U (ja) 1994-03-15

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19961001