JPH077890A - 電動ポンプ装置 - Google Patents

電動ポンプ装置

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JPH077890A
JPH077890A JP14527593A JP14527593A JPH077890A JP H077890 A JPH077890 A JP H077890A JP 14527593 A JP14527593 A JP 14527593A JP 14527593 A JP14527593 A JP 14527593A JP H077890 A JPH077890 A JP H077890A
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JP
Japan
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pump
contact type
shaft
liquid
suction port
Prior art date
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Pending
Application number
JP14527593A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Nakachi
功 中地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPH077890A publication Critical patent/JPH077890A/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ポンプの軸貫通部に、接触形ではなく非接触形
軸封装置が使用でき、液体を貯留するタンクから離れて
据付けできるように据付自由度を向上する。 【構成】電動機のブラケット1aの下に径方向の開口7
aを持つポンプ脚7を取付け、ポンプ脚7の下に軸8に
直結し下部に吸込口13を備えるポンプ14を取付け
る。カバーケーシング14dに軸8が貫通する第1の非
接触形軸封装置15を設け、軸8が貫通するブラケット
1aに第2の非接触形軸封装置17を設ける。ポンプ脚
7とポンプ14とを、ブラケット1aと筒部18aと下
板18bとからなるケース18で囲み、開口7aと吸込
口13とを連通する。ケース18の吸込口13に連通す
る吸込継手20に、吸込管21を介して電動ポンプ装置
から離れて設置したタンク6を接続する。液面5aは、
最下段のポンプ部の羽根車14bのみでも液体5中に浸
漬していれば、ポンプはいつでも始動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電動ポンプ装置の電
動機の軸が貫通する部分のポンプに、接触形ではなく非
接触形の軸封装置が使用可能であり、電動ポンプ装置を
取扱い液体を貯留するタンクから離れて据付け可能なよ
うに据付自由度があり、例えば、工作機械などに切削剤
などを供給するクーラントポンプなどに好適な電動ポン
プ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】据付性から電動ポンプ装置を分類する例
として、日本電機工業会規格JEM1242-1970 「ク
ーラントポンプ」があり、自吸形と浸漬形とに分類され
る。この文献に示される図を参照して、図3は従来例の
自吸形電動ポンプ装置の正面図、図4は従来例の浸漬形
電動ポンプ装置の正面図である。
【0003】図3に示す自吸形電動ポンプ装置におい
て、電動機1に直結し内部に自吸室を備えるポンプ2に
は、吸込管3と吐出管4が接続される。吸込管3の下端
は取扱い液体5を貯留するタンク6の液面5aの下方に
開口している。この自吸形電動ポンプ装置は自吸室と吸
込管とを備えるので、図のようにタンク6の上に据付け
てもよいし、タンク6から離れた位置に据付けてもよ
く、据付自由度がある。図示しないが、電動機1の軸が
貫通する部分のポンプ2にはメカニカルシールのような
接触形軸封装置を使用し、多少の液体漏洩を許容するラ
ビリンスなどの非接触形軸封装置は使用できない。
【0004】図4に示す浸漬形電動ポンプ装置におい
て、電動機1の下に径方向の開口7aを持つポンプ脚7
を取付け、ポンプ脚7の下に電動機1の軸8に直結する
ポンプ9を取付ける。ポンプ9に直接に吸込口が開口
し、ポンプ9を取扱い液体5を貯留するタンク6の液体
中に必ず浸漬させる。このため、吸込管を必要としな
い。ポンプ9の上面に吸込口が開口するものは下面が自
ずと密閉するから軸封装置を必要としないし、下面に吸
込口が開口するものは上面に軸封装置を設ける。この軸
封装置はラビリンスのような非接触形軸封装置でよい。
【0005】この浸漬形電動ポンプ装置はポンプ9を液
体5中に必ず浸漬させるので、タンク6の上に電動ポン
プ装置を据付ける必要が生じ、据付自由度が制限され
る。多段ポンプのときには、多数の羽根車を軸端に固定
して危険速度が低下し、電動機の使用回転数に接近して
軸8が共振する恐れがある。このため、軸8とポンプ脚
7とを短くし、最下段のポンプ部の下部に吸込口を開口
する。いわゆる下吸込である。このとき、前述のように
最上段(最終段)のポンプ部の上面にラビリンスのよう
な非接触形軸封装置を設ける。そして、最下段のポンプ
部の羽根車のみでも液体5中に浸漬していれば、ポンプ
はいつでも始動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記の2従来例によれ
ば、自吸形電動ポンプ装置は据付自由度が広いが、メカ
ニカルシールのような接触形軸封装置を必須とする。よ
く知られるように接触形軸封装置は耐久性に限界があ
る。特に、切削粉や研削粉が混入している液体を取り扱
うクーラントポンプでは、接触形軸封装置の損傷が早
く、接触形軸封装置から漏洩する液体は電動機に侵入し
て軸受やコイルを損傷させる。他方で、浸漬形電動ポン
プ装置は据付自由度が制限されるが、多段ポンプであり
軸封装置を必要とするときにも非接触形軸封装置でよ
く、耐久性が良好である。
【0007】この発明の目的は、軸が貫通する部分のポ
ンプに、接触形ではなく非接触形の軸封装置が使用可能
であり、取扱い液体を貯留するタンクから離れて据付け
可能なように据付自由度を向上できる電動ポンプ装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の電動ポンプ装
置は、電動機の下に径方向の開口を持つポンプ脚を取付
け、ポンプ脚の下に電動機の軸に直結し下部に吸込口を
備えるポンプを取付ける電動ポンプ装置において、ポン
プ脚とポンプとを上板と筒部と下板とからなるケースで
液密に囲んで開口と吸込口とを連通し、軸が貫通する部
分のポンプに第1の非接触形軸封装置を設け、軸が貫通
する上板に第2の非接触形軸封装置を設け、ケースに吸
込口に連通する吸込継手と、電動ポンプ装置の据付手段
とを設けるものである。
【0009】
【作用】このような構成によれば、耐久性の大きいラビ
リンスなどの第1の非接触形軸封装置を使用しても、第
1の非接触形軸封装置からの必然的な多少の漏洩液体
は、先ず第2の非接触形軸封装置で阻止されて電動機へ
侵入しない。そして、漏洩液体は、開口を介しポンプ脚
とポンプを液密に囲むケースを経由して吸込口に回収さ
れる。このため、取扱い液体がケースの外部に漏れるこ
とがない。また多段の場合、各段の接合面からの漏洩液
体もケースの外部に漏れることがない。このため、タン
クの液面の管理は必要であるが、電動ポンプ装置を取扱
い液体を貯留するタンクから離れて据付けても電動ポン
プ装置の周囲を液体で汚染することがなく、据付自由度
が発生する。
【0010】
【実施例】図1は実施例の電動ポンプ装置の要部を断面
図示する正面図、図2は図1のA−A断面図であり、従
来例と同一符号をつけるものはおよそ同一機能を持ち、
重複説明を省くこともある。図において、電動機1の下
部を構成するブラケット1aには、据付台31aへの据
付手段としてのフランジ11と吐出継手12とが一体形
成される。ブラケット1aの下に径方向の開口7aを持
つポンプ脚7を取付け、ポンプ脚7の下に電動機1の軸
8に直結し下部に吸込口13を備えるポンプ14を取付
ける。ポンプ14の各段は、下ケーシング14a、羽根
車14b及び上ケーシング14cとからなる。図のもの
は上部に下ケーシング14aのみのものが2個あり、2
段ポンプを4段ポンプに改造可能である。最上段の下ケ
ーシング14aの上方、すなわちポンプ14の上部のカ
バーケーシング部14dは、この場合、ポンプ脚7の下
部と一体化され、カバーケーシング部14dには、軸8
が貫通する部分の第1の非接触形軸封装置15と吐出口
12に連通する吐出流路16とが設けられる。そして、
軸8が貫通するブラケット1aに第2の非接触形軸封装
置17が設けられる。ポンプ脚7とポンプ14とを、ブ
ラケット1aと筒部18aと下板18bとからなるケー
ス18で液密に囲むことにより、開口7aと吸込口13
とを連通する。フランジ11と下板18bはボルト19
で結合されてポンプ14を組立る。ケース18の吸込口
13に連通する吸込継手20には、吸込管21を介して
この電動ポンプ装置から離れて設置したタンク6が接続
可能である。このとき、取扱い液体5を貯留するタンク
6の液面5aは、最下段のポンプ部の羽根車14bのみ
でも液体5中に浸漬していれば、ポンプはいつでも始動
するが、ケース18内の液体5の液面5bは、吸込圧で
液面5aより低下することを考慮する。当然に、液面5
aが前記第2の非接触形軸封装置17より上になると液
体5は電動機1に侵入するので、液面5aの上限と下限
とは管理されなければならない。実線矢印は取扱い液体
5の本来の流れを示す。
【0011】このような構造によれば、耐久性の大きい
ラビリンスなどの第1の非接触形軸封装置15を使用し
ても、第1の非接触形軸封装置15からの必然的な多少
の漏洩液体は、先ず第2の非接触形軸封装置17で阻止
されて電動機1へ侵入しない。そして、漏洩液体は破線
矢印で示すように、開口7aを介しポンプ脚7とポンプ
14を液密に囲むケース18を経由して吸込口13に回
収される。このため、液体5がケース18の外部に漏れ
ることがない。また各段の下ケーシング14aの接合面
からの漏洩液体もケース18の外部に漏れることがな
い。このため、液面5aの管理は必要であるが、電動ポ
ンプ装置を取扱い液体5を貯留するタンク6から離れて
据付けても電動ポンプ装置の周囲を液体で汚染すること
がなく、据付自由度が発生する。
【0012】実施例の変形を説明する。電動機1のブラ
ケット1aにフランジ11を設けるのに代えて、ブラケ
ット1aの下方にケース18の一部を構成する上板を設
けて第2の非接触形軸封装置17を設けてもよい。フラ
ンジ11を据付台31aへ据え付けるのに代えて、ケー
ス18の下板18bを据付台31bへ据え付けてもよ
い。ケース18の下板18bに吸込継手20を設けるの
に代えて、ケース18の筒部18aに吸込継手20aを
設けてもよい。吸込管21を使用するのに代えて、電動
ポンプ装置をタンク6の上に据え付け吸込継手20を液
体5中に開口してポンプ14を直接に液体中に浸漬して
もよい。第1又は第2の非接触形軸封装置15又は17
に代えて、接触形軸封装置を使用し、使用を重ねるにつ
れて接触部が磨耗し、結果として非接触形軸封装置に変
化するものもこの発明の技術的思想のうちに含む。第2
の非接触形軸封装置17の上室にフリンガ32を設け、
逃げ溝33を介して漏洩液体を回収してもよい。
【0013】
【発明の効果】この発明の電動ポンプ装置は、ポンプ脚
と下吸込のポンプとをケースで囲んで非接触形軸封装置
からの漏洩液体を吸込口に回収するので、軸が貫通する
部分のポンプに、接触形ではなく非接触形の軸封装置が
使用可能であり、取扱い液体を貯留するタンクから離れ
て据付け可能なように据付自由度を向上できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の電動ポンプ装置の要部を断面図示する
正面図
【図2】図1のA−A断面図
【図3】従来例の自吸形電動ポンプ装置の正面図
【図4】従来例の浸漬形電動ポンプ装置の正面図
【符号の説明】
1 電動機 1a ブラケッ
ト 5 液体 5a 液面 6 タンク 7 ポンプ脚 7a 開口 8 軸 11 フランジ 13 吸込口 14 ポンプ 15 第1の
非接触形軸封装置 17 第2の非接触形軸封装置 18 ケース 18a 筒部 18b 下板 20 吸込継手 21 吸込管 31a 据付台 31b 据付台

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機の下に径方向の開口を持つポンプ脚
    を取付け、ポンプ脚の下に電動機の軸に直結し下部に吸
    込口を備えるポンプを取付ける電動ポンプ装置におい
    て、ポンプ脚とポンプとを上板と筒部と下板とからなる
    ケースで液密に囲んで開口と吸込口とを連通し、軸が貫
    通する部分のポンプに第1の非接触形軸封装置を設け、
    軸が貫通する上板に第2の非接触形軸封装置を設け、ケ
    ースに吸込口に連通する吸込継手と、電動ポンプ装置の
    据付手段とを設けることを特徴とする電動ポンプ装置。
JP14527593A 1993-06-17 1993-06-17 電動ポンプ装置 Pending JPH077890A (ja)

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JP14527593A JPH077890A (ja) 1993-06-17 1993-06-17 電動ポンプ装置

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JP14527593A JPH077890A (ja) 1993-06-17 1993-06-17 電動ポンプ装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010146820A1 (ja) 2009-06-19 2010-12-23 三井・デュポンポリケミカル株式会社 樹脂ペレットおよびその製造方法
TWI696763B (zh) * 2019-04-11 2020-06-21 大井泵浦工業股份有限公司 直立式泵浦結構

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