JPH0778361B2 - 内腔形成リブを通して直列衝突冷却するタービンブレード・エアーホイル - Google Patents

内腔形成リブを通して直列衝突冷却するタービンブレード・エアーホイル

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JPH0778361B2
JPH0778361B2 JP24643291A JP24643291A JPH0778361B2 JP H0778361 B2 JPH0778361 B2 JP H0778361B2 JP 24643291 A JP24643291 A JP 24643291A JP 24643291 A JP24643291 A JP 24643291A JP H0778361 B2 JPH0778361 B2 JP H0778361B2
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lumen
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チィング‐パング・リー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般にガスタービン
エンジン・ブレードに関し、特に内腔形成リブを通して
直列に衝突冷却を行うタービンブレード・エアーホイル
に関する。
【0002】
【従来の技術】衝突(インピンジメント)冷却は、衝突
による熱伝達係数が大きいので、高圧タービン段のノズ
ルベーンやロータブレード(以下、タービンブレードと
いう)に用いられてきた。代表的には、冷却空気は、ブ
レードシャンクに流入し、そこを上方へ流れ、エアーホ
イル内に形成した内部の蛇行内腔および通路を流れ、そ
してブレードエアーホイルの壁に設けた出口穴を通って
外に出る。
【0003】従来、衝突冷却を行うには、エアーホイル
の内腔に衝突インサートを挿入している。衝突インサー
トは、たいていは、中空な形状で、エアーホイルのそれ
ぞれの内腔の内部輪郭に大体合致するが、エアーホイル
壁との間に隙間を残している。インサートの所定の位置
に、ジェット空気流を生成する穴を設ける。タービン圧
縮機からの高圧な冷却空気を、周知の方法で、ブレード
シャンクからインサート内に導き、そして上記穴を通し
て排出して空気ジェットを形成し、それをエアーホイル
壁の内面に当てて衝突冷却を行う。このような方法の1
例がDurginらの米国特許第4,297,077号
に開示されている。
【0004】しかし、衝突インサートの使用には2つの
問題がある。第一に、インサートがブレード内で振動
し、金属疲労を起こす。第二に、衝突熱伝導への交差流
れの影響を減らすために、通常衝突後の流れを衝突直後
にエアーホイルの外へ放出させ、気膜(フィルム)冷却
に使用する。したがって、この衝突インサートの使用方
法では、衝突後の流れをエアーホイルの外へ放出させる
前に、衝突後の空気流を再び捕捉し、それをさらに冷却
に使用するができない。
【0005】したがって、衝突インサートの使用に伴う
問題を回避できるように、衝突冷却技術を改良する必要
がある。
【0006】
【発明の概要】この発明は、上述した要求を満たすよう
に設計した直列な衝突冷却構造を提供する。この発明に
よれば、タービンブレード・エアーホイルにおいて、エ
アーホイルの内腔形成リブに直列衝突冷却構造を組み込
み、これにより衝突空気流をうまく利用するとともに、
衝突後の空気流を再び捕捉し、それをさらに冷却に使用
してから、エアーホイルの外へ放出させる。
【0007】したがって、この発明は、前縁および後縁
ならびに加圧側および吸引側を画定する互いに反対の側
壁を有するタービンブレード・エアーホイルに適用され
る。これらの側壁は上記前縁および後縁で互いに合わさ
って、上記エアーホイルの側壁に冷却空気流を流すため
の中空な内部室を画定する。エアーホイルの前縁および
後縁に複数の出口穴を設けて、冷却空気を上記エアーホ
イルの中空な内部室から外へ出す。この発明による衝突
冷却構造の構成では、(a)複数の内部横断壁を上記エ
アーホイルの前縁と後縁との間に弦方向に互いに間隔を
あけて設け、中空な内部室を横切って配置し、かつ互い
に反対の側壁に剛固に連結して、前縁と後縁との間に弦
に沿って直列に配置された複数の内腔(キャビティ)を
中空な内部室に画定し、(b)横断壁それぞれに1対の
ジェット生成オリフィスを画定する手段を設けて、一つ
の内腔をつぎの内腔へ連通させる。(c)第1の一連の
内腔を画定する第1群の複数の横断壁に設けた数対のオ
リフィスが有する数対の軸線は、上記エアーホイルの前
縁に向かっての第1の冷却空気流れ方向において互いに
発散する。オリフィス軸線の発散関係によって、第1の
一連の内腔のつぎつぎの内腔を囲む互いに対向側壁の部
分に対して、第1群の複数の横断壁の数対のオリフィス
を通しての冷却空気流の部分をつぎつぎに衝突させ、そ
の後エアーホイルの前縁の出口穴を通してエアーホイル
から外へ出す。(d)第2の一連の内腔を画定する第2
群の複数の横断壁に設けた数対のオリフィスが有する数
対の軸線は、エアーホイルの後縁に向かっての、第1の
方向とは反対の、第2の冷却空気流れ方向において互い
に発散する。オリフィス軸線の発散関係によって、第2
の一連の内腔のつぎつぎの内腔を囲む互いに対向側壁の
部分に対して、第2群の複数の横断壁の数対のオリフィ
スを通しての冷却空気流の部分をつぎつぎに衝突させ、
その後エアーホイルの後縁の出口穴を通してエアーホイ
ルから外へ出す。
【0008】この発明の上記および他の特徴、構成およ
び効果を明瞭にするために、以下に、この発明の具体例
を示した図面に関して詳しく説明する。
【0009】
【具体的な構成】以下の説明において、一連の図面中の
同じ符号は同じまたは対応する部品を示す。また以下の
説明において、「前」、「後」、「左」、「右」、「上
方」、「下方」などの用語は便宜的な用語で、限定的な
意味で考えるべきではない。従来のタービンエンジン・ブレード 図1〜図3に、従来のガスタービンエンジンの中空なブ
レードを10で総称して示す。中空なブレード10は、
加圧側14および吸引側16ならびに前縁18および後
縁20を有するエアーホイル12と、エアーホイル12
をエンジン(図示せず)のロータ(図示せず)に装着す
る基部(ベース)22とを含む。基部22は、エアーホ
イル12を剛固に装着するプラットホーム24と、ブレ
ード10をロータに取り付けるダブテイル形植込部(ル
ート)26とを有する。
【0010】エアーホイル12は、エアーホイル12の
加圧側14および吸引側16を画定する互いに反対側の
側壁28および30を有し、これらの側壁はエアーホイ
ル12の前縁18および後縁20で互いに合わさり、プ
ラットホーム24上に直立に剛固に取り付けられてい
る。エアーホイル12は、側壁28、30の外端を閉止
する端部キャップ32も有する。エアーホイル12の側
壁28、30および端部キャップ32には小さなアパー
チャまたは穴34があけられ、これらの穴34を通して
冷却空気がブレード・エアーホイル12の内部を通過
し、また内部から外へ出る。
【0011】冷却空気はブレード10の基部22に流入
し、基部22を通ってエアーホイル12まで上向きに流
れる。エアーホイル12には、複数の互いに離間した内
部リブまたは横断壁36が設けられ、これらの横断壁3
6はエアーホイル12の中空な内部を横断し、互いに反
対側の側壁28、30に剛固に相互連結されて、エアー
ホイルの中空な内部室40に一連の内腔(キャビティ)
38を画定する。図3からわかるように、リブ36は鉛
直に延在し、上端の端部キャップ32および基部22の
中実な部分42に対して交互に連結するか、その手前で
終端する。このようにして、リブ36は、エアーホイル
12の内部に内腔と通路の蛇行配列を画定し、この結
果、図3に示すように、冷却空気は内部の蛇行通路に沿
って流れ、そしてエアーホイル12の側壁28、30、
前縁18、後縁20および端部キャップ32の穴34を
通って外に出る。本発明の直列衝突冷却式ブレード 上述した従来のエアーホイル12においては、エアーホ
イル12の側壁28、30の内面に対して衝突する空気
流は生じない。その結果、タービンブレード10の冷却
は効率悪く、効果的でもない。
【0012】図4および図6を参照すると、この発明に
したがって、タービンブレード48の横断壁46に空気
流ジェット形成用オリフィス44を配列し、ブレード4
8の側壁50、52に直列な衝突冷却を行う。それ以外
の点では、図4のタービンブレード48は図1〜図3の
タービンブレード10と同一である。
【0013】図4において、1対のオリフィス44を横
断壁46それぞれに貫通形成して、1つの内腔38と隣
の内腔38とを連通する。第1の一連の内腔38A、3
8Bを画定する第1の複数の横断壁46A、46Bに
は、複数対のオリフィス44が設けられる。複数対のオ
リフィス軸線54A、54Bは、中間の内腔38Cから
エアーホイル58の前縁56に向かう冷却空気流の第1
方向において、互いに発散する。オリフィス軸線54
A、54Bの発散関係のため、第1の複数の横断壁46
A、46Bの数対のオリフィス44から噴射する冷却空
気流の部分が、第1の一連の内腔の連続内腔38A、3
8Bを囲む互いに反対側の側壁50、52の部分に連続
的に衝突し、その後、エアーホイル前縁56の出口穴6
0を通ってエアーホイル58から外へ出る。
【0014】第2の一連の内腔38D、38E、38F
を画定する第2の複数の横断壁46C、46D、46E
には、複数対のオリフィス44が設けられる。複数対の
オリフィス軸線54C、54D、54Eは、もう一つの
中間の内腔38Gからエアーホイル58の後縁62に向
かう、第1方向とは反対向きの冷却空気流の第2方向に
おいて、互いに発散する。オリフィス軸線54C、54
D、54Eの発散関係のため、第2の複数の横断壁46
C、46D、46Eの数対のオリフィス44から噴射す
る冷却空気流の部分が、第2の一連の内腔の連続内腔3
8D、38E、38Fを囲む互いに反対側の側壁50、
52の部分に連続的に衝突し、その後、エアーホイル後
縁62の出口穴64を通ってエアーホイル58から外へ
出る。
【0015】なお、第1および第2の一連の内腔のうち
あるひとつの内腔38の断面寸法が大きければ大きいほ
ど、空気流を内腔38に導くオリフィス44の1対の軸
線54間の発散関係を大きくする。
【0016】したがって、図4の直列衝突エアーホイル
58は2つの回路、すなわち、図5に示すように、前向
きの回路66と後ろ向きの回路68とを有する。回路の
枝の数は、設計に応じて変えることができる。衝突オリ
フィス44は、内腔リブまたは横断壁46にドリル穿孔
し、空気流が加圧または吸引側壁表面いずれかに直接衝
突するように配向させる。衝突後の空気は後続の衝突穴
を通り抜け、次の内腔38の表面に衝突するので、同一
内腔内で交差流れの問題を起こさない。この設計によ
り、衝突後の空気を、出口穴60、64を通してエアー
ホイル58から外に流出する前に、さらに使用すること
が可能になる。衝突回路の最後に、空気をエアーホイル
から気膜冷却用に抜き出すか、再生用に再循環すること
ができる。衝突オリフィス44は、製造過程で鋳造また
は穿孔することができる。
【0017】衝突過程が直列であるので、空気の冷却容
量を十分に利用することができ、冷却効率は、現在の衝
突インサート設計と比較して、高くなる。内腔間の衝突
横断壁は衝突の目的を果たすだけでなく、機械的および
熱的負荷を支えるエアーホイル構造体としての機能も果
たし続ける。
【0018】以上の説明から、この発明の構成およびそ
の効果が理解できるはずである。この発明の要旨から逸
脱しない範囲内で、またその重要な利点のすべてを犠牲
にすることなく、この発明の形態、構成および配置を種
々に変更することができ、ここに説明したのは、この発
明の好適な実施例を例示したのに過ぎない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブレードエアーホイルにそこから冷却空気を排
出するための穴を設けた、従来のタービンエンジン・ブ
レードの斜視図である。
【図2】図1の2−2線方向に見た従来のブレードエア
ーホイルの横断面図である。
【図3】図1の3−3線方向に見た従来のブレードエア
ーホイルの縦断面図である。
【図4】この発明の直列衝突冷却構成を示す、図2と同
様の横断面図である。
【図5】図4のブレードエアーホイルにおけるこの発明
の直列衝突冷却構成により形成された冷却空気流回路を
示す略図である。
【図6】図4の6−6線方向に見たブレードの拡大断面
図である。
【符号の説明】
44 オリフィス 46 横断壁 48 タービンブレード 50、52 側壁 54 オリフィス軸線 56 前縁 58 エアーホイル 60 出口穴 62 後縁 64 出口穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−13201(JP,A) 特開 昭53−82910(JP,A) 実開 昭52−35406(JP,U) 特公 昭41−10206(JP,B1)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前縁および後縁ならびに加圧側および吸引
    側を画定する互いに反対の側壁を有するタービンブレー
    ド・エアーホイルであって、これらの側壁は上記前縁お
    よび後縁で互いに合わさって、上記エアーホイルの側壁
    に冷却空気流を流すための中空な内部室を画定し、上記
    エアーホイルの前縁および後縁に複数の出口穴を設け
    て、冷却空気を上記エアーホイルの中空な内部室から外
    へ出す構成のタービンブレード・エアーホイルにおい
    て、 (a)複数の内部横断壁を上記エアーホイルの前縁と後
    縁との間に弦方向に互いに間隔をあけて設け、上記中空
    な内部室を横切って配置し、かつ上記互いに反対の側壁
    に剛固に連結して、上記前縁と後縁との間に弦方向に直
    列に配置された複数の内腔を上記中空な内部室に画定
    し、 (b)上記横断壁それぞれに1対のジェット生成オリフ
    ィスを画定する手段を設けて、一つの内腔をつぎの内腔
    へ連通させ、 (c)第1の一連の内腔を画定する第1群の複数の横断
    壁に設けた数対のオリフィスが有する数対の軸線は、上
    記エアーホイルの前縁に向かっての第1の冷却空気流れ
    方向において互いに発散しかつ上記弦と交差し、こうし
    て上記第1の一連の内腔のつぎつぎの内腔を囲む上記互
    いに反対の側壁の部分に対して、上記第1群の複数の横
    断壁の上記数対のオリフィスを通しての冷却空気流の部
    分をつぎつぎに衝突させ、その後上記エアーホイルの前
    縁の出口穴を通してエアーホイルから外へ出し、 (d)第2の一連の内腔を画定する第2群の複数の横断
    壁に設けた数対のオリフィスが有する数対の軸線は、上
    記エアーホイルの後縁に向かっての、上記第1の方向と
    は反対の、第2の冷却空気流れ方向において互いに発散
    しかつ上記弦と交差し、こうして上記第2の一連の内腔
    のつぎつぎの内腔を囲む上記互いに反対の側壁の部分に
    対して、上記第2群の複数の横断壁の上記数対のオリフ
    ィスを通しての冷却空気流の部分をつぎつぎに衝突さ
    せ、その後上記エアーホイルの後縁の出口穴を通してエ
    アーホイルから外へ出す構成とした衝突冷却構造。
  2. 【請求項2】上記第1の方向の空気流が、上記前縁と後
    縁との中間に位置する上記第1の一連の内腔のうちの最
    初の内腔から発生する請求項1に記載の衝突冷却構造。
  3. 【請求項3】上記第2の方向の空気流が、上記前縁と後
    縁との中間に位置する上記第2の一連の内腔のうちの最
    初の内腔から発生する請求項2に記載の衝突冷却構造。
  4. 【請求項4】上記第1の一連の内腔のうちの最初の内腔
    が、上記第2の一連の内腔のうちの最初の内腔に隣接し
    ている請求項3に記載の衝突冷却構造。
  5. 【請求項5】上記第1および第2の一連の内腔のうちの
    あるひとつの内腔の断面寸法が大きければ大きいほど、
    その内腔へ空気流を導く1対のオリフィスの軸線間の発
    散関係が大きい請求項1に記載の衝突冷却構造。
  6. 【請求項6】基部およびその基部に剛固に支持されたエ
    アーホイルを備えるエンジン・タービンブレードにおい
    て、上記エアーホイルは加圧側および吸引側を画定する
    互いに反対の側壁を有し、これらの側壁は上記エアーホ
    イルの前縁および後縁で互いに合わさって、上記ブレー
    ドの基部から上記エアーホイルへ冷却空気流を流すため
    の中空な内部室を画定し、さらに上記エアーホイルの側
    壁の上記基部とは反対側の外端に端部キャップを取り付
    けて上記エアーホイルの中空な内部室を閉じ、また少な
    くとも上記エアーホイルの前縁および後縁に複数の出口
    穴を設けて、冷却空気を通過させ上記エアーホイルの中
    空な内部室から外へ出す構成のタービンブレードにおい
    て、 (a)複数の内部横断壁を上記エアーホイルの前縁と後
    縁との間に弦方向に互いに間隔をあけて設け、上記中空
    な内部室を横切って配置し、かつ上記互いに反対の側壁
    に剛固に連結して、上記前縁と後縁との間に弦方向に直
    列に配置された複数の内腔を上記中空な内部室に画定
    し、 (b)上記横断壁それぞれに1対のジェット生成オリフ
    ィスを画定する手段を設けて、一つの内腔をつぎの内腔
    へ連通させ、 (c)第1の一連の内腔を画定する第1群の複数の横断
    壁に設けた数対のオリフィスが有する数対の軸線は、上
    記エアーホイルの前縁と後縁との中間に位置する上記第
    1の一連の内腔のうちの最初の内腔から上記エアーホイ
    ルの前縁に向かう第1の冷却空気流れ方向において互い
    に発散し、こうして上記第1の一連の内腔のつぎつぎの
    内腔を囲む上記互いに反対の側壁の部分に対して、上記
    第1群の複数の横断壁の上記数対のオリフィスを通して
    の冷却空気流の部分をつぎつぎに衝突させ、その後上記
    エアーホイルの前縁の出口穴を通してエアーホイルから
    外へ出し、 (d)第2の一連の内腔を画定する第2群の複数の横断
    壁に設けた数対のオリフィスが有する数対の軸線は、上
    記エアーホイルの前縁と後縁との中間に位置する上記第
    2の一連の内腔のうちの最初の内腔から上記エアーホイ
    ルの後縁に向かう、上記第1の方向とは反対の、第2の
    冷却空気流れ方向において互いに発散し、こうして上記
    第2の一連の内腔のつぎつぎの内腔を囲む上記互いに反
    対の側壁の部分に対して、上記第2群の複数の横断壁の
    上記数対のオリフィスを通しての冷却空気流の部分をつ
    ぎつぎに衝突させ、その後上記エアーホイルの後縁の出
    口穴を通してエアーホイルから外へ出す構成とした直列
    衝突冷却構造。
  7. 【請求項7】上記第1の一連の内腔のうちの最初の内腔
    が、上記第2の一連の内腔のうちの最初の内腔に隣接し
    ている請求項6に記載の衝突冷却構造。
  8. 【請求項8】上記第1および第2の一連の内腔のうちの
    あるひとつの内腔の断面寸法が大きければ大きいほど、
    その内腔へ空気流を導く1対のオリフィスの軸線間の発
    散関係が大きい請求項6に記載の衝突冷却構造。
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