JPH0777736B2 - カレンダ− - Google Patents
カレンダ−Info
- Publication number
- JPH0777736B2 JPH0777736B2 JP62189491A JP18949187A JPH0777736B2 JP H0777736 B2 JPH0777736 B2 JP H0777736B2 JP 62189491 A JP62189491 A JP 62189491A JP 18949187 A JP18949187 A JP 18949187A JP H0777736 B2 JPH0777736 B2 JP H0777736B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- calender
- roll
- rolls
- rolling
- passes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、カレンダーに関するものである。
［従来の技術］ 従来のカレンダーは、多数のカレンダーロールを組合わ
せて複数の圧延パスを形成し、合成樹脂の原料を前記圧
延パスで複数段に亘って圧延することにより合成樹脂の
フィルムを製造するようにしたものである。
せて複数の圧延パスを形成し、合成樹脂の原料を前記圧
延パスで複数段に亘って圧延することにより合成樹脂の
フィルムを製造するようにしたものである。
［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、合成樹脂の原料の種類或いは製造しよう
とする合成樹脂のフィルムの厚さ等の特性に応じ必要な
圧延パスの数は異なるものであり、上記カレンダーでは
圧延パスの数を変更することができないため、特定の合
成樹脂のフィルムを製造することしかできず、従って種
類の異なる合成樹脂のフィルムを製造する場合には複数
基のカレンダーが必要になり、高い設備費と大きな据付
面積を必要としていた。
とする合成樹脂のフィルムの厚さ等の特性に応じ必要な
圧延パスの数は異なるものであり、上記カレンダーでは
圧延パスの数を変更することができないため、特定の合
成樹脂のフィルムを製造することしかできず、従って種
類の異なる合成樹脂のフィルムを製造する場合には複数
基のカレンダーが必要になり、高い設備費と大きな据付
面積を必要としていた。
本発明は、上述の実情に鑑み、圧延パスの数を変更し得
るカレンダーを提供することを目的とするものである。
るカレンダーを提供することを目的とするものである。
［問題点を解決するための手段］ 本発明は、多数のカレンダーロールを組合せて複数の圧
延パスを形成すると共に、前記カレンダーロールのうち
最終の一本のカレンダーロールを隣接するカレンダーロ
ールに対して圧延パスを形成可能な圧延可能位置と圧延
パスを解除可能な圧延不能位置との間を往復移動してパ
ス数を変更可能に取付け、カレンダーとしたものであ
る。
延パスを形成すると共に、前記カレンダーロールのうち
最終の一本のカレンダーロールを隣接するカレンダーロ
ールに対して圧延パスを形成可能な圧延可能位置と圧延
パスを解除可能な圧延不能位置との間を往復移動してパ
ス数を変更可能に取付け、カレンダーとしたものであ
る。
［作用］ 従って、本発明では、少くとも最終のカレンダーロール
を隣接するカレンダーロールに近接させると圧延パスが
形成され、少くとも最終のカレンダーロールを隣接する
カレンダーロールから離反させると圧延パスが解除され
るので、圧延パスの数を変更することができる。
を隣接するカレンダーロールに近接させると圧延パスが
形成され、少くとも最終のカレンダーロールを隣接する
カレンダーロールから離反させると圧延パスが解除され
るので、圧延パスの数を変更することができる。
［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第１図及び第２図は本発明の一実施例の説明図である。
６本のカレンダーロール１乃至６を組合せて５段の圧延
パス７乃至11を有するカレンダー本体を形成し、更に該
カレンダー本体の最終のカレンダーロール６を上流のカ
レンダーロール５に対して近接・離反させるシリンダ12
をカレンダーロール６に取付ける。上記カレンダー本体
の下流に複数のテイクオフロール13乃至17を配設する。
パス７乃至11を有するカレンダー本体を形成し、更に該
カレンダー本体の最終のカレンダーロール６を上流のカ
レンダーロール５に対して近接・離反させるシリンダ12
をカレンダーロール６に取付ける。上記カレンダー本体
の下流に複数のテイクオフロール13乃至17を配設する。
尚、18は合成樹脂の原料、19は合成樹脂のフィルムであ
る。
る。
該カレンダーを５パスで使用する場合には、第１図で示
すように、シリンダ12を伸長し、最終のカレンダーロー
ル６を上流のカレンダーロール５に近接させて圧延パス
11を形成した後、カレンダーロール1,2間に原料18を供
給し、カレンダーロール１乃至６を駆動すると、原料18
は圧延パス７乃至11で５段に亘り次々に圧延されてフィ
ルム19となり、該フィルム19は最終のカレンダーロール
６から下流側のテイクオフロール13乃至17に引取られ
る。
すように、シリンダ12を伸長し、最終のカレンダーロー
ル６を上流のカレンダーロール５に近接させて圧延パス
11を形成した後、カレンダーロール1,2間に原料18を供
給し、カレンダーロール１乃至６を駆動すると、原料18
は圧延パス７乃至11で５段に亘り次々に圧延されてフィ
ルム19となり、該フィルム19は最終のカレンダーロール
６から下流側のテイクオフロール13乃至17に引取られ
る。
次に、上記カレンダーを４パスで使用する場合には、第
２図で示すように、シリンダ12を収縮し最終のカレンダ
ーロール６を上流のカレンダーロール５から離反させて
圧延パス11を解除するようにした後、カレンダーロール
1,2間に原料18を供給し、カレンダーロール１乃至６を
駆動すると、原料18は圧延パス７乃至10で４段に亘り次
々に圧延されてフィルム19となり、該フィルム19はテイ
クオフロールとして機能する最終のカレンダーロール６
に掛け回されて更に下流のテイクオフロール13乃至17に
引取られる。
２図で示すように、シリンダ12を収縮し最終のカレンダ
ーロール６を上流のカレンダーロール５から離反させて
圧延パス11を解除するようにした後、カレンダーロール
1,2間に原料18を供給し、カレンダーロール１乃至６を
駆動すると、原料18は圧延パス７乃至10で４段に亘り次
々に圧延されてフィルム19となり、該フィルム19はテイ
クオフロールとして機能する最終のカレンダーロール６
に掛け回されて更に下流のテイクオフロール13乃至17に
引取られる。
このように最終のカレンダーロール６を上流のカレンダ
ーロール５に対し近接離反可能に取付けて、カレンダー
ロール６をカレンダーロール５に近接させて圧延パス11
を形成し、カレンダーロール６をカレンダーロール５か
ら離反させて圧延パス11を解除すると共にカレンダーロ
ール６をテイクオフロールとして機能させることによ
り、圧延パスの数を変更することができ、従って一基の
カレンダーで種類の異なるフィルム19を製造することが
可能となる。
ーロール５に対し近接離反可能に取付けて、カレンダー
ロール６をカレンダーロール５に近接させて圧延パス11
を形成し、カレンダーロール６をカレンダーロール５か
ら離反させて圧延パス11を解除すると共にカレンダーロ
ール６をテイクオフロールとして機能させることによ
り、圧延パスの数を変更することができ、従って一基の
カレンダーで種類の異なるフィルム19を製造することが
可能となる。
尚、本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、カ
レンダーロールを相互に近接離反させるための機構はシ
リンダに代えてラックアンドピニオン機構及び同等の機
能を有する別機器を使用し得ること、カレンダーロール
の数及び配置は任意で良いこと、その他本発明の要旨を
逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ること等は勿論で
ある。
レンダーロールを相互に近接離反させるための機構はシ
リンダに代えてラックアンドピニオン機構及び同等の機
能を有する別機器を使用し得ること、カレンダーロール
の数及び配置は任意で良いこと、その他本発明の要旨を
逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ること等は勿論で
ある。
［発明の効果］ 上記したように、本発明のカレンダーによれば最終の一
本のカレンダーロールを隣接するカレンダーロールに対
して圧延パスを形成可能な圧延可能位置と圧延パスを解
除可能な圧延不能位置との間を往復移動してパス数を変
更可能に取付けたことにより、カレンダーロールを隣接
するカレンダーロールに近接せしめて圧延パスを形成
し、カレンダーロールを隣接するカレンダーロールから
離反させて圧延パスを解除すると共にテイクオフロール
として機能せしめることにより、圧延パス数を変更し得
るため、一基にて種類の異なるフィルムを製造すること
が可能となり、又、設備費及び据付面積を減少し得る等
の種々の優れた効果を奏し得る。
本のカレンダーロールを隣接するカレンダーロールに対
して圧延パスを形成可能な圧延可能位置と圧延パスを解
除可能な圧延不能位置との間を往復移動してパス数を変
更可能に取付けたことにより、カレンダーロールを隣接
するカレンダーロールに近接せしめて圧延パスを形成
し、カレンダーロールを隣接するカレンダーロールから
離反させて圧延パスを解除すると共にテイクオフロール
として機能せしめることにより、圧延パス数を変更し得
るため、一基にて種類の異なるフィルムを製造すること
が可能となり、又、設備費及び据付面積を減少し得る等
の種々の優れた効果を奏し得る。
第１図は本発明の一実施例の説明図、第２図は第１図の
作動説明図である。 図中１乃至６はカレンダーロール、７乃至11は圧延パ
ス、12はシリンダ、18は原料、19はフィルムを示す。
作動説明図である。 図中１乃至６はカレンダーロール、７乃至11は圧延パ
ス、12はシリンダ、18は原料、19はフィルムを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 紺野 雄吉 神奈川県横浜市磯子区新中原町１番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜第二工場内 (56)参考文献 特開 昭62−113522（ＪＰ，Ａ) 特開 昭52−43862（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】多数のカレンダーロールを組合せて複数の
圧延パスを形成すると共に、前記カレンダーロールのう
ち最終の一本のカレンダーロールを隣接するカレンダー
ロールに対して圧延パスを形成可能な圧延可能位置と圧
延パスを解除可能な圧延不能位置との間を往復移動して
パス数を変更可能に取付けたことを特徴とするカレンダ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62189491A JPH0777736B2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 | カレンダ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62189491A JPH0777736B2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 | カレンダ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6431608A JPS6431608A (en) | 1989-02-01 |
| JPH0777736B2 true JPH0777736B2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=16242154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62189491A Expired - Lifetime JPH0777736B2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 | カレンダ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0777736B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2543738C3 (de) * | 1975-10-01 | 1981-01-08 | Hermann Berstorff Maschinenbau Gmbh, 3000 Hannover | Kalander für Folien aus thermoplastischem Kunststoff oder elastomerem Material |
| JPH0236370B2 (ja) * | 1985-07-05 | 1990-08-16 | Nippon Rooru Seizo Kk | 6honroorukarendaanokozooyobishohoho |
| AT383309B (de) * | 1985-11-14 | 1987-06-25 | Klepsch Senoplast | Kalander zur verarbeitung von thermoplastischen kunststoffen |
-
1987
- 1987-07-29 JP JP62189491A patent/JPH0777736B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6431608A (en) | 1989-02-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |