JPH0777607B2 - 撹拌流動槽 - Google Patents

撹拌流動槽

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JPH0777607B2
JPH0777607B2 JP11626687A JP11626687A JPH0777607B2 JP H0777607 B2 JPH0777607 B2 JP H0777607B2 JP 11626687 A JP11626687 A JP 11626687A JP 11626687 A JP11626687 A JP 11626687A JP H0777607 B2 JPH0777607 B2 JP H0777607B2
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stirring
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supply chamber
powder
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J8/00Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes
    • B01J8/18Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with fluidised particles
    • B01J8/24Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with fluidised particles according to "fluidised-bed" technique
    • B01J8/38Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with fluidised particles according to "fluidised-bed" technique with fluidised bed containing a rotatable device or being subject to rotation or to a circulatory movement, i.e. leaving a vessel and subsequently re-entering it
    • B01J8/382Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with fluidised particles according to "fluidised-bed" technique with fluidised bed containing a rotatable device or being subject to rotation or to a circulatory movement, i.e. leaving a vessel and subsequently re-entering it with a rotatable device only
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01J2219/19Details relating to the geometry of the reactor
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は粉体の攪拌槽に関し、更に詳しくは粉体を攪拌
機と気流を併用して攪拌する縦型攪拌流動槽に関する。
〔従来の技術〕
粉体を攪拌する装置として、パドル型あるいはリボン型
の攪拌機を設けた攪拌槽や槽の下部から供給される気流
で粉体を流動化する流動槽が広く知られている。また、
攪拌機による攪拌と気流による流動化を併用する攪拌流
動槽は、所用攪拌動力および流動化のガス量が比較的少
く、かつ、粉体に与える衝撃も小さいという特徴を有す
るため、固体触媒が用いるオレフインの気相重合の反応
槽あるいは崩壊性や凝集性のある粉体の乾燥機等として
好ましく用いられており、攪拌軸が水平に設けられた横
型槽および攪拌軸が垂直に設けられた縦型槽のいずれも
公知である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
垂直な攪拌軸を有する縦型の攪拌流動槽は、横型の攪拌
流動槽と比較して据付面積が小さいという利点を有する
が、分散板の通気孔より落下した粉体がガス供給室に蓄
積し易く、蓄積した粉体が攪拌軸との摩擦熱とか、粉体
が反応性のものであれば反応熱などにより溶融し、攪拌
軸受け部分を損傷し易いという問題点を有する。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者は縦型の流動攪拌槽の上記問題点を解決すべく
鋭意研究の結果、ガス供給室内に攪拌翼を設けることに
より所期の目的が達せられることを知り本発明を完成す
るに至つた。
以下に図面によつて本発明を説明する。第1図は本発明
の縦型の攪拌流動槽の断面を示す模式図である。攪拌槽
1は分散板3により上下に仕切られており、上部の攪拌
室には攪拌機2が設けられ、下部のガス供給室5にはガ
ス供給口4が設けられている。攪拌機2の攪拌軸はガス
供給室5および軸受7を経てモーター10に達しており、
そのガス供給室部分において攪拌翼6取付けられてい
る。また、ガス供給室5の下部には抜出口8が設けられ
ている。なお、第1図では攪拌槽の上部には粉体等の供
給や排出あるいはガスの排出のために何個かのノズル9
が設けられており、ガス供給室5はガス整流板が設けら
れている。ノズル9の位置、大きさおよび数ならびにガ
ス整流板の有無は攪拌流動槽の使用目的により適宜選択
することができる。
攪拌翼6は攪拌装置の攪拌軸に固定されており、攪拌軸
の回転につれて回転しガス供給室5内の気体を攪拌し、
分散板3より落下する粉体を浮遊させる。攪拌翼6の大
きさや形には特別な制限はなく、ガス供給室5内の気体
に粉体を浮遊させるに充分な循環流を起させるものであ
ればよく、パドル型、タービン型あるいはプロペラ型な
どがいずれも使用できるが、翼面への粉体の沈着が少い
ことから第1図に示したようなパドル型が最も好まし
い。攪拌翼6がパドル型である場合には、攪拌翼6とガ
ス供給室6の内壁とのクリアランスが10mm以下とするこ
とは、ガス供給室の内壁に沈降した粉体を該クリアラン
スを通過する気流により気相中に舞い上らせることがで
きるため、好ましい実施態様の一つである。また、上記
パドル型攪拌翼と攪拌軸との間に少くとも5mmのクリア
ランスを設けることは、該クリアランスを通る気流を攪
拌軸周辺の比較的流速の遅い空間に導入することとな
り、攪拌軸やその近傍へ粉体の沈降や付着を防ぐ効果が
大きいので好ましい実施態様の一つである。さらに、ガ
ス供給室5に抜出口8を設けた場合には、ガス供給室内
に落下し浮遊している粉体を連続的にあるいは間欠的に
該抜出口から抜き出すことができ、ガス供給室内への粉
体の蓄積や付着を防止することができるので好ましい実
施態様の一つである。
〔実施例〕
以下、立体規則性触媒を用いた気相法によるプロピレン
の連続重合を行つた実施例および比較例により本発明を
さらに説明する。
実施例1 本例で用いた攪拌流動槽は、槽上部にダブルヘリカル攪
拌機を備え、 攪拌室下部 直径:400mm 攪拌室 円錐角:5゜ 攪拌槽 高さ:2100mm ガス供給室 高さ:500mm 触媒注入口の位置:分散板より190mm上方 重合体抜出口:分散板より 上方(2個所) クエンチ剤注入口:分散板より190mm上方より150mm間隔
で4個所 ガス抜出口:槽の頂部 ガス供給口:分散板より下方250mm 整流板:分散板より下方200mm である。
また、分散板はノズル径1.0mm、開口率0.62%であり、
整流板はノズル径15.0mm、開口率7.0%であり、ガス供
給室内の攪拌翼は第1図に示されたものと同様なパドル
翼2枚からなり、ガス供給室の内壁とのクリアランスは
10.0mm、攪拌軸とのクリアランスは5.0mmである。
上記攪拌槽上部に予め準備したメジアン径540ミクロン
のポリプロピレン粉末59Kg(121)を充填し、攪拌翼
を100rpm(覚拌室下部でのフルード数Fr=2.24)で回転
させ、次いでガス供給口より6mol%の水素ガスを含有す
るプロピレンガスを110Nm3/hr(分散板上の空塔速度
(1.5cm/sec)で供給した。上記攪拌状態を保ちなが
ら、触媒懸濁液を43g/hr(TiCl3は1.25g/hr)およびク
エンチ剤としての液化プロピレンを55Kg/hrの割合で連
続供給し、反応温度を70℃に、圧力を20Kg/cm2に保ち14
日間連続運転した。この間に、重合体抜出口から生成ポ
リプロピレンが10Kg/hrの割合で得られ、槽内の粉体保
有量はほぼ120であり、攪拌機の は8.4±0.1アンペアであつた。
運転終了後、ガス供給室内を検査したところ、重合体等
の微粒子95g存在したが、攪拌軸や壁への固着は観察さ
れなかつた。
比較例1 ガス供給室内の攪拌翼を攪拌軸に直接取り付け(クリア
ランスを無くし)、かつ、ガス供給室の内壁とのクリア
ランスを12mmとした以外は実施例1と同様にしてプロピ
レンの重合を336時間連続して行つた。運転中の槽内の
粉体保有量は120でほぼ一定であつたが、運転開始当
初8.4±0.1アンペアであつた攪拌機の消費動力は120時
間経過後には8.4±0.5アンペアと増加するとともに変動
幅も大きくなつた。運転終了後ガス供給室を検査したと
ころ、97gの微粒子が存在し、そのうち23gは攪拌軸表面
やガス供給室内壁に固着していた。
比較例2 ガス供給室内の攪拌翼を取り除いた以外は実施例1と同
様にしてプロピレンの重合を192時間連続して行つた。
運転中の槽内の粉体保有量は120でほぼ一定であつた
が、運転開始当初8.4±0.1アンペアであつた攪拌機の消
費動力、70時間経過時から徐々に上昇し、192時間経過
後には8.4±1.2アンペアに上昇し、変動幅も大きくなつ
た。運転終了後ガス供給室を検査したところ、59gの微
粒子が存在し、そのうち42gは内壁等に固着しており、
一部は軸受部で融着していることが観察された。
実施例2 分散板ノズル径2.5mm開口率3.9%のものとした点および
ガス供給室の下部に設けた抜出口より8時間当り1回、
各回数秒間のガスパージを行つたこと以外は実施例1と
同様にしてプロピレンの重合を336時間連続して行つ
た。運転中の槽内の粉体保有量は120でほぼ一定であ
り、攪拌機の消費動力も8.4±0.2アンペアで安定してい
た。ガス供給室からパージガスに同伴して抜出された微
粒子は合計7.560gであつた。運転終了後ガス供給室を検
査したところ、粉体は全く存在せず、壁面や攪拌軸にも
粉体の付着した形跡もなかつた。
〔発明の効果〕
槽内に設けられた攪拌機による攪拌と槽底部に設けられ
た分散板を経て供給される気流による流動化を併用する
縦型攪拌流動槽において、分散板の下側のガス供給室内
に攪拌翼を設けることにより、分散板からガス供給室に
落下してくる粉体を該室内に堆積させたり、壁面等へ付
着することを防止することも可能とした。このような攪
拌流動槽は粉体の混合や乾燥の他、気相法による重合体
の製造に利用することができ、とくに取り扱う粉体が低
融点のものであつたり、あるいはその自身発熱し溶融す
るようなもの、例えば活性な触媒を内蔵する重合体粒子
の場合でも長時間の安定した運転を可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の縦型の攪拌流動槽の断面を示す模式
図。 1:攪拌槽、2:攪拌機、3:分散板、4:ガス供給口、5:ガス
供給室、6:攪拌翼、7:軸受、8:抜出口、9:ノズル、10:
モーター。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】槽内に設けられた攪拌機による攪拌と、槽
    底部に設けられた分散板を経て槽内に供給される気流に
    よる攪拌とを併用する縦型攪拌流動槽であつて、分散板
    の下側のガス供給室内に攪拌翼を設けたことを特徴とす
    る縦型攪拌流動槽。
  2. 【請求項2】ガス供給室内に設けられた攪拌翼が、ガス
    供給室壁とのクリアランスが10mm以下で、攪拌軸とのク
    リアランスが5mm以上のパドル型攪拌翼である特許請求
    の範囲第1項記載の攪拌流動槽。
  3. 【請求項3】ガス供給室に粉体抜出口を設けた特許請求
    の範囲第1項もしくは第2項記載の攪拌流動槽。
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