JPH0777334A - 加熱調理装置 - Google Patents

加熱調理装置

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Publication number
JPH0777334A
JPH0777334A JP24632793A JP24632793A JPH0777334A JP H0777334 A JPH0777334 A JP H0777334A JP 24632793 A JP24632793 A JP 24632793A JP 24632793 A JP24632793 A JP 24632793A JP H0777334 A JPH0777334 A JP H0777334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
thawing
heating
cooking
frozen food
Prior art date
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Pending
Application number
JP24632793A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Tanaka
崇 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP24632793A priority Critical patent/JPH0777334A/ja
Publication of JPH0777334A publication Critical patent/JPH0777334A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 煩わしい解凍時間の設定作業をユーザから解
放して、確実に自然解凍できるようにする。 【構成】 解凍動作モードになると、マグネトロン15
は所定の時間動作した後、所定時間停止し冷凍食品14
を放置させる。一方、温度センサ16は冷凍食品14の
放置前後各々の温度を検出し、この前後の温度差に基づ
き冷凍食品14の内部と表面との温度むら(温度分布)
を推定する。温度むらがない場合には解凍動作モードを
終了するが、温度むらがある場合にはその程度に応じて
加熱時間を再設定し、再度、同様の解凍動作モードを繰
り返し、温度むらがなくなった段階で解凍動作を自動的
に終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子レンジ、あるい電子
レンジ機能を有するコンビネーションレンジ等の加熱調
理装置に係り、特に電子レンジ機能により解凍動作を行
う加熱調理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫で冷凍された冷凍食品を解凍する
ときには、自然解凍させることにより、食品本来の性能
を保持することができることが知られている。従来、電
子レンジには解凍動作モードが付加されているものがあ
り、冷凍庫から取り出した冷凍食品を加熱し、自然解凍
させることができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
加熱調理装置においては、解凍時間(加熱時間)などは
冷凍庫から取り出してからの経過時間や、調理品の大き
さなどによって、ユーザが経験的に設定する必要があ
り、この設定時間を間違えると、調理食品の種類によっ
ては熱が内部まで通らないうちに、外部の表面が過熱さ
れたり、必要以上に加熱されて、自然解凍とは異なる結
果となるという問題があった。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、煩わしい解凍時間の設定作業をユー
ザから解放して、自然解凍させることが可能な加熱調理
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の加熱調理
装置は、冷凍された調理対象物を加熱して解凍させる加
熱手段と、前記調理対象物の表面温度を検出する温度検
出手段と、前記加熱手段を所定時間動作させた後、所定
時間停止させて前記調理対象物を放置させるとともに、
前記温度検出手段により前記調理対象物の放置期間前後
各々の温度を検出し、この前後の温度差に基づき前記調
理対象物の内部と表面との温度むらを推定し、以後その
動作を繰り返して前記温度むらがなくなった段階で解凍
動作を停止させるよう制御する制御手段とを備えてい
る。
【0006】この加熱調理装置では、解凍動作モードが
開始されると、加熱手段は所定の時間動作した後、所定
時間停止し調理対象物を放置させる。一方、温度検出手
段は、調理対象物の放置期間前後の温度を検出し、この
前後の温度差に基づき調理対象物の内部と表面との温度
むら(温度分布)を推定する。この温度むらがない場合
には、解凍動作モードを終了するが、温度むらがある場
合には再度、同様の解凍動作モードを繰り返し、温度む
らがなくなった段階で解凍動作を自動的に終了する。こ
れにより自動的に自然解凍される。
【0007】また、請求項2記載の加熱調理装置は、冷
凍された調理対象物を加熱して解凍させる加熱手段と、
前記調理対象物の表面温度を検出する温度検出手段と、
前記加熱手段を所定の時間動作させた後、所定時間停止
させて前記調理対象物を放置させるとともに、前記温度
検出手段により前記調理対象物の放置期間前後各々の温
度を検出し、この前後の温度差に基づき前記調理対象物
の内部と表面との温度むらを推定し、以後その動作を繰
り返して前記温度むらがなくなり、かつ前記放置期間後
の温度が室温になった段階で解凍動作を停止させるよう
制御する制御手段とを備えている。
【0008】この加熱調理装置では、請求項1記載の加
熱調理装置において、制御手段では、調理対象物の内部
と表面との温度むらを推定し、以後その動作を繰り返し
て温度むらがなくなり、かつ放置期間後の温度が室温に
なった段階で解凍動作を停止するもので、より自然解凍
に近い解凍を行うことができる。
【0009】なお、「室温」とは厳密に室温と同じであ
る場合に限らず、実質的に自然解凍と見做して支障のな
い程度の温度も含むものする。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0011】図1は本発明の一実施例に係る加熱調理装
置1の内部構成を表す概略構成図である。この加熱調理
装置1は、筐体11の内部に加熱室12を有し、この加
熱室12にトレイ13が配置されている。このトレイ1
3上に調理対象物としての冷凍食品14が載置されるよ
うになっている。加熱室12の天井面には加熱手段とし
てのマグネトロン15が設置されるとともに温度センサ
16が配設されており、冷凍食品14の表面温度を検出
するようになっている。
【0012】温度センサ16はたとえば赤外線センサに
より構成される。温度センサ16を赤外線センサにより
構成する場合は、冷凍食品14の熱容量や放射率等を考
慮する必要があるが、これら熱容量や放射率等は冷凍食
品14の包装紙にバーコードとして印刷して、これをバ
ーコードリーダにより読み取って温度補正を行うことが
考えられる。なお、放射率については2つの赤外線セン
サを設け、これら2つの赤外線センサに互いに異なる波
長領域のバンドフィルタをかけて測定することにより、
一意的に冷凍食品14の表面温度を測定することができ
る。
【0013】図2は本実施例に係る加熱調理装置1の制
御装置20とその周辺の構成を示すブロック図である。
この図に示すように、制御装置20は、CPU(中央処
理装置)21、ROM(リード・オンリ・メモリ)2
2、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)23、およ
び入出力ポート24を備え、これらは互いにバス25に
よって接続されている。入出力ポート24には、前述の
マグネトロン15および温度センサ16がそれぞれ接続
されている。
【0014】この制御装置20では、CPU21が、R
AM23をワーキングエリアとして、ROM22に格納
されたプログラムを実行することによって、解凍動作等
のシーケンスを制御するようになっている。
【0015】次に、この加熱調理装置1の動作を図3に
示した流れ図を参照して説明する。
【0016】この図に示すように、加熱室12に冷凍食
品14を入れ、図示しない解凍開始ボタンをオンさせる
と、制御装置20はマグネトロン15を駆動させて解凍
動作モードを開始し(ステップS301)、開始後所定
時間経過する(ステップS302;Y)と、温度センサ
16より冷凍食品14の表面温度を読み込み、これをT
1 として制御装置20内のRAM23に格納する(ステ
ップS303)。次に、制御装置20はマグネトロン1
5を停止させ冷凍食品14を放置させる(ステップS3
04)。放置後、所定時間経過する(ステップS30
5;Y)と、温度センサ16により冷凍食品14の表面
温度を再度読み込み、これをT2 として制御装置20内
のRAM23に格納する(ステップS306)。
【0017】続いて制御装置20は、検出した放置期間
前後の温度T1 とT2 の温度差を求め、冷凍食品14の
表面と内部の温度分布を推定し(ステップS307)、
この温度むらがなく、かつ放置後の温度T2 が室温もし
くは室温に近いと判定した場合(ステップS308;
Y)、解凍動作を終了する(ステップS309)。
【0018】一方、温度むらがあり、あるいは放置期間
後の温度T2 が室温に近くないと判定した場合(ステッ
プS308;N)には、その温度分布から次回の加熱時
間を算出し、再度マグネトロン15を駆動し解凍動作を
行う(ステップS301)。以下、同様にして間欠的に
解凍動作を行い、温度むらがなくなり、かつ放置期間後
の温度T2 が室温になった段階で解凍動作を終了する。
【0019】このように本実施例の加熱調理装置では、
解凍動作が間欠的に行われ、かつ前回の加熱後の放置期
間の前後の温度変化から内部と表面の温度むらを検出
し、そのむらの程度に応じて次回の加熱時間が自動的に
設定される。従って、ユーザは、冷凍食品15の大きさ
や、冷凍庫から出してからの経過時間によって変わって
くる加熱時間をその都度設定する煩わしさから解放され
る。また、冷凍食品15が大きいものであっても、表面
ばかり厚くなり内部が解凍できていない、というような
こともなくなる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の加熱
調理装置によれば、解凍動作を行うための加熱手段を間
欠的に動作させ、放置期間前後各々の調理対象物の表面
温度を検出し、この前後の温度差に基づき前記調理対象
物の内部と表面との温度むらを推定し、以後その動作を
繰り返して温度むらがなくなった段階で解凍動作を停止
させるようにしたので、煩わしい解凍時間等の設定作業
からユーザを解放することができるとともに、解凍不良
の発生を防止できるという効果を有する。
【0021】また、請求項2記載の加熱調理装置によれ
ば、温度むらがなくなり、かつ調理対象物の表面温度が
室温になった段階で、解凍動作を停止するようにしたの
で、より自然解凍に近い状態で解凍動作を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る加熱調理装置の内部構
成を一部断面して表す正面図である。
【図2】図1の加熱調理装置における制御部の構成を表
すブロック図である。
【図3】図1の加熱調理装置の動作を説明するための流
れ図である。
【符号の説明】
1 加熱調理装置 12 加熱室 13 トレイ 14 冷凍食品(調理対象物) 15 マグネトロン 16 温度センサ 20 制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍された調理対象物を加熱して解凍さ
    せる加熱手段と、 前記調理対象物の表面温度を検出する温度検出手段と、 前記加熱手段を所定時間動作させた後、所定時間停止さ
    せて前記調理対象物を放置させるとともに、前記温度検
    出手段により前記調理対象物の放置期間前後各々の温度
    を検出し、この前後の温度差に基づき前記調理対象物の
    内部と表面との温度むらを推定し、以後その動作を繰り
    返して前記温度むらがなくなった段階で解凍動作を停止
    させるよう制御する制御手段とを具備したことを特徴と
    する加熱調理装置。
  2. 【請求項2】 冷凍された調理対象物を加熱して解凍さ
    せる加熱手段と、 前記調理対象物の表面温度を検出する温度検出手段と、 前記加熱手段を所定時間動作させた後、所定時間停止さ
    せて前記調理対象物を放置させるとともに、前記温度検
    出手段により前記調理対象物の放置期間前後各々の温度
    を検出し、この前後の温度差に基づき前記調理対象物の
    内部と表面との温度むらを推定し、以後その動作を繰り
    返して前記温度むらがなくなり、かつ前記放置期間後の
    温度が室温になった段階で解凍動作を停止させるよう制
    御する制御手段とを具備したことを特徴とする加熱調理
    装置。
JP24632793A 1993-09-07 1993-09-07 加熱調理装置 Pending JPH0777334A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24632793A JPH0777334A (ja) 1993-09-07 1993-09-07 加熱調理装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP24632793A JPH0777334A (ja) 1993-09-07 1993-09-07 加熱調理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0777334A true JPH0777334A (ja) 1995-03-20

Family

ID=17146917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24632793A Pending JPH0777334A (ja) 1993-09-07 1993-09-07 加熱調理装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0777334A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0746181A1 (fr) * 1995-05-31 1996-12-04 Moulinex S.A. Procédé de décongélation automatique d'un aliment placé dans un four à micro-ondes
JP2020169865A (ja) * 2019-04-02 2020-10-15 東京瓦斯株式会社 温度推定の方法、システム、プログラムおよび機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0746181A1 (fr) * 1995-05-31 1996-12-04 Moulinex S.A. Procédé de décongélation automatique d'un aliment placé dans un four à micro-ondes
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