JPH0777102A - 車載用電子制御装置 - Google Patents
車載用電子制御装置Info
- Publication number
- JPH0777102A JPH0777102A JP21963693A JP21963693A JPH0777102A JP H0777102 A JPH0777102 A JP H0777102A JP 21963693 A JP21963693 A JP 21963693A JP 21963693 A JP21963693 A JP 21963693A JP H0777102 A JPH0777102 A JP H0777102A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- eeprom
- data
- cpu
- read
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＥＥＰＲＯＭより読み取ったデータが外来ノ
イズなどでデータ化けが生じて異常値が発生した場合に
も、エンジンを損傷することのない、安全な車載用電子
制御装置を提供する。 【構成】 マスクＲＯＭ２に内蔵したプログラムに従っ
て動作するＣＰＵ１と、このＣＰＵ１とシリアル信号線
により接続されたＥＥＰＲＯＭ８とを備え、上記ＥＥＰ
ＲＯＭ８より読み取ったデータ値が外来ノイズなどでデ
ータ化けが生じて異常値である場合には、上記マスクＲ
ＯＭに予め設定された代替値により制御する。
イズなどでデータ化けが生じて異常値が発生した場合に
も、エンジンを損傷することのない、安全な車載用電子
制御装置を提供する。 【構成】 マスクＲＯＭ２に内蔵したプログラムに従っ
て動作するＣＰＵ１と、このＣＰＵ１とシリアル信号線
により接続されたＥＥＰＲＯＭ８とを備え、上記ＥＥＰ
ＲＯＭ８より読み取ったデータ値が外来ノイズなどでデ
ータ化けが生じて異常値である場合には、上記マスクＲ
ＯＭに予め設定された代替値により制御する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータ
（ＣＰＵ）の外部記憶素子として、ＥＥＰＲＯＭを用い
た車載用電子制御装置に関する。
（ＣＰＵ）の外部記憶素子として、ＥＥＰＲＯＭを用い
た車載用電子制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の車載用電子制御装置（以
下ＥＣＵと略す）は、マイクロコンピュータ（ＣＰＵ）
及び周辺記憶素子から構成される。この周辺記憶素子の
うち不揮発性のもは、プログラム及びデータを記憶する
もので、一般にＲＯＭと呼ばれているものであり、マス
クＲＯＭとプログラマブルＲＯＭ（ＰＲＯＭ）の２種類
がある。ＰＲＯＭの中でも、ＥＥＰＲＯＭは、外部から
の電気信号によって記憶内容の書き換えが可能である。
下ＥＣＵと略す）は、マイクロコンピュータ（ＣＰＵ）
及び周辺記憶素子から構成される。この周辺記憶素子の
うち不揮発性のもは、プログラム及びデータを記憶する
もので、一般にＲＯＭと呼ばれているものであり、マス
クＲＯＭとプログラマブルＲＯＭ（ＰＲＯＭ）の２種類
がある。ＰＲＯＭの中でも、ＥＥＰＲＯＭは、外部から
の電気信号によって記憶内容の書き換えが可能である。
【０００３】ＥＣＵの周辺記憶素子として、マスクＲＯ
ＭとＥＥＰＲＯＭを用いた場合、マスクＲＯＭにはＣＰ
Ｕに内蔵されるかあるいは外部に配置され、プログラム
及びデータを格納する。ＥＥＰＲＯＭにはＣＰＵとシリ
アル信号線により接続され、生産ロット毎の固有のデー
タ（例えば、エンジン制御装置であれば、エンジンの生
産ロットに応じた燃料噴射量補正データなど）が設定さ
れる。ＥＣＵ生産ラインにおいて、ＥＥＰＲＯＭをＥＣ
Ｕに装着した後に、生産ロットに応じてＥＥＰＲＯＭ内
のロット毎固有データを、外部から電気信号を与えるこ
とによりデータを書き換える。ＥＣＵが車両に装着され
て電源がＯＮしプログラムが起動後、ＣＰＵはＥＥＰＲ
ＯＭ内のロット毎固有データを読み取り、各制御用デー
タとして用いる。
ＭとＥＥＰＲＯＭを用いた場合、マスクＲＯＭにはＣＰ
Ｕに内蔵されるかあるいは外部に配置され、プログラム
及びデータを格納する。ＥＥＰＲＯＭにはＣＰＵとシリ
アル信号線により接続され、生産ロット毎の固有のデー
タ（例えば、エンジン制御装置であれば、エンジンの生
産ロットに応じた燃料噴射量補正データなど）が設定さ
れる。ＥＣＵ生産ラインにおいて、ＥＥＰＲＯＭをＥＣ
Ｕに装着した後に、生産ロットに応じてＥＥＰＲＯＭ内
のロット毎固有データを、外部から電気信号を与えるこ
とによりデータを書き換える。ＥＣＵが車両に装着され
て電源がＯＮしプログラムが起動後、ＣＰＵはＥＥＰＲ
ＯＭ内のロット毎固有データを読み取り、各制御用デー
タとして用いる。
【０００４】これにより、ＥＣＵの生産ロット毎にデー
タの変更の必要が生じても、マスクＲＯＭ内のプログラ
ムあるいはデータを変更することなく、ＥＥＰＲＯＭの
データを書き換えることにより、生産ロット毎の対応が
できる。
タの変更の必要が生じても、マスクＲＯＭ内のプログラ
ムあるいはデータを変更することなく、ＥＥＰＲＯＭの
データを書き換えることにより、生産ロット毎の対応が
できる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車載用電子制御装置では、ＣＰＵとＥＥＰＲＯＭの
接続をシリアル信号線で接続しているために、外来ノイ
ズなどでデータ化けが生じ、正しいデータが読めない場
合が発生する。データが異常な値になった場合、例え
ば、データが燃料噴射制御の燃料噴射量を補正するデー
タであった場合、異常な燃料噴射を行い、エンジンが損
傷するという問題があった。
来の車載用電子制御装置では、ＣＰＵとＥＥＰＲＯＭの
接続をシリアル信号線で接続しているために、外来ノイ
ズなどでデータ化けが生じ、正しいデータが読めない場
合が発生する。データが異常な値になった場合、例え
ば、データが燃料噴射制御の燃料噴射量を補正するデー
タであった場合、異常な燃料噴射を行い、エンジンが損
傷するという問題があった。
【０００６】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、ＥＥＰＲＯＭから読み取ったデータが異
常な値であっても、エンジンを損傷することのない、安
全な車載用電子制御装置を提供することを目的とするも
のである。
るものであり、ＥＥＰＲＯＭから読み取ったデータが異
常な値であっても、エンジンを損傷することのない、安
全な車載用電子制御装置を提供することを目的とするも
のである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、マスクＲＯＭに内蔵したプログラムに従
って動作するＣＰＵと、このＣＰＵとシリアル信号線に
より接続されたＥＥＰＲＯＭとを備え、上記ＥＥＰＲＯ
Ｍより読み取ったデータ値が異常値である場合には、上
記マスクＲＯＭに予め設定された代替値により制御する
ようにしたものである。
成するために、マスクＲＯＭに内蔵したプログラムに従
って動作するＣＰＵと、このＣＰＵとシリアル信号線に
より接続されたＥＥＰＲＯＭとを備え、上記ＥＥＰＲＯ
Ｍより読み取ったデータ値が異常値である場合には、上
記マスクＲＯＭに予め設定された代替値により制御する
ようにしたものである。
【０００８】
【作用】したがって、本発明によれば、ＥＥＰＲＯＭよ
り読み取ったデータ値をチェックし、外来ノイズなどで
データ化けが生じて異常値が発生した場合にも、ＣＰＵ
内に予め設定された代替値により制御することにより、
エンジンを損傷することのない、安全かつ確実な制御を
行うことができる。
り読み取ったデータ値をチェックし、外来ノイズなどで
データ化けが生じて異常値が発生した場合にも、ＣＰＵ
内に予め設定された代替値により制御することにより、
エンジンを損傷することのない、安全かつ確実な制御を
行うことができる。
【０００９】
【実施例】図１は本発明の第１実施例の車載用電子制御
装置のブロック図であり、図２はＥＥＰＲＯＭ内のデー
タ配置図であり、図３はＥＥＰＲＯＭの読み取りプログ
ラムの流れ図、図４は燃料噴射制御プログラムの流れ図
である。
装置のブロック図であり、図２はＥＥＰＲＯＭ内のデー
タ配置図であり、図３はＥＥＰＲＯＭの読み取りプログ
ラムの流れ図、図４は燃料噴射制御プログラムの流れ図
である。
【００１０】図１において、１はマイクロコンピュータ
（ＣＰＵ）であり、マスクＲＯＭ２とワークＲＡＭ３を
内蔵している。マスクＲＯＭ２には各種制御プログラム
及び各種初期データが記憶されている。また、ワークＲ
ＡＭ３には読み取りデータ及び制御処理途中のデータな
どのアクセスが行われる。４は入力インターフェースで
あり、各種入力信号５を処理してＣＰＵ１に入力する。
６は出力インターフェースであり、ＣＰＵ１で処理され
た信号出力を各種出力信号７として発し、燃料噴射弁、
イグナイタ、各ソレノイド等の制御を行う。８はＥＥＰ
ＲＯＭであり、データライン９とクロックライン１０の
２本のライン（シリアル信号線）を介してＣＰＵ１のポ
ートに接続されている。
（ＣＰＵ）であり、マスクＲＯＭ２とワークＲＡＭ３を
内蔵している。マスクＲＯＭ２には各種制御プログラム
及び各種初期データが記憶されている。また、ワークＲ
ＡＭ３には読み取りデータ及び制御処理途中のデータな
どのアクセスが行われる。４は入力インターフェースで
あり、各種入力信号５を処理してＣＰＵ１に入力する。
６は出力インターフェースであり、ＣＰＵ１で処理され
た信号出力を各種出力信号７として発し、燃料噴射弁、
イグナイタ、各ソレノイド等の制御を行う。８はＥＥＰ
ＲＯＭであり、データライン９とクロックライン１０の
２本のライン（シリアル信号線）を介してＣＰＵ１のポ
ートに接続されている。
【００１１】図２は、ＥＥＰＲＯＭ８内の記憶領域を示
しており、各データはブロック２に分割されており、各
ブロック毎に、それぞれに含まれているデータ値を合計
した値がＳＵＭ値２２として設定されている。
しており、各データはブロック２に分割されており、各
ブロック毎に、それぞれに含まれているデータ値を合計
した値がＳＵＭ値２２として設定されている。
【００１２】次に、ＣＰＵ１における、ＥＥＰＲＯＭ８
の読み取りプログラムについて、図３の流れ図により説
明する。先ず、ステップａにてブロック２１に含まれる
データとＳＵＭ値２２とを各ブロック毎にワークＲＡＭ
３に読み出し、ステップｂにて各ブロック毎にデータの
合計値を計算する。次に、ステップｃにおいて、ステッ
プｂにおける計算値とＥＥＰＲＯＭ８より読み出したＳ
ＵＭ値２２とを比較する。ここで、計算値と読み出し値
が一致すれば、ステップｅにてワークＲＡＭ３に読み出
した値を各制御データにコピーしてＥＥＰＲＯＭ８の読
み取りプログラムを終了する。また、ステップｃにて計
算値と読み出し値が一致しない場合には、ステップｄに
て、予めマスクＲＯＭ２に記憶されている代替値をワー
クＲＡＭ３に読み取り、この値をＥＥＰＲＯＭ８よりの
読み取りデータとしてステップｅに進む。
の読み取りプログラムについて、図３の流れ図により説
明する。先ず、ステップａにてブロック２１に含まれる
データとＳＵＭ値２２とを各ブロック毎にワークＲＡＭ
３に読み出し、ステップｂにて各ブロック毎にデータの
合計値を計算する。次に、ステップｃにおいて、ステッ
プｂにおける計算値とＥＥＰＲＯＭ８より読み出したＳ
ＵＭ値２２とを比較する。ここで、計算値と読み出し値
が一致すれば、ステップｅにてワークＲＡＭ３に読み出
した値を各制御データにコピーしてＥＥＰＲＯＭ８の読
み取りプログラムを終了する。また、ステップｃにて計
算値と読み出し値が一致しない場合には、ステップｄに
て、予めマスクＲＯＭ２に記憶されている代替値をワー
クＲＡＭ３に読み取り、この値をＥＥＰＲＯＭ８よりの
読み取りデータとしてステップｅに進む。
【００１３】以上のようにして、各制御データに値がコ
ピーされると、この値がＥＥＰＲＯＭ８のデータ値とし
て使用されて、例えば燃料噴射値であれば、図４に示す
燃料噴射制御プログラムにしたがって、燃料噴射が行わ
れる。
ピーされると、この値がＥＥＰＲＯＭ８のデータ値とし
て使用されて、例えば燃料噴射値であれば、図４に示す
燃料噴射制御プログラムにしたがって、燃料噴射が行わ
れる。
【００１４】上記第１実施例においては、ブロック２１
のデータを合計した計算値とＳＵＭ値２２の一致を判定
しているが、ＳＵＭ値２２に補数値を設定して、ブロッ
クのデータ及びＳＵＭ値２２の合計値がゼロもしくは所
定の一定値になるようにしても良い。また、ＳＵＭ値２
２はワードＳＵＭ値でもバイトＳＵＭ値でも良い。
のデータを合計した計算値とＳＵＭ値２２の一致を判定
しているが、ＳＵＭ値２２に補数値を設定して、ブロッ
クのデータ及びＳＵＭ値２２の合計値がゼロもしくは所
定の一定値になるようにしても良い。また、ＳＵＭ値２
２はワードＳＵＭ値でもバイトＳＵＭ値でも良い。
【００１５】次に、第２の実施例について図５及び図６
を参照しながら説明する。第２の実施例における全体の
構成は上記第１の実施例と同様であり、説明を省略す
る。
を参照しながら説明する。第２の実施例における全体の
構成は上記第１の実施例と同様であり、説明を省略す
る。
【００１６】図６は、第２の実施例における、ＥＥＰＲ
ＯＭ８内の記憶領域を示している。各データは複数のブ
ロック５１に分割されており、さらに、各ブロックはそ
れぞれ３個のサブブロック５２に分割されている。これ
らのサブブロック５２には、同一のデータ５３がそれぞ
れに設定されている。
ＯＭ８内の記憶領域を示している。各データは複数のブ
ロック５１に分割されており、さらに、各ブロックはそ
れぞれ３個のサブブロック５２に分割されている。これ
らのサブブロック５２には、同一のデータ５３がそれぞ
れに設定されている。
【００１７】次に、第２の実施例ににおける、ＣＰＵ１
によるＥＥＰＲＯＭ８の読み取りプログラムについて、
図６の流れ図により説明する。先ず、ステップａにてブ
ロック５１に３個のサブブロック５２に含まれるデータ
５３をそれぞれワークＲＡＭ３に読み出し、ステップｂ
にて各サブブロック５２毎にデータ５３の一致をチェッ
クする。次に、ステップｃにおいて、３個のサブブロッ
ク５２に含まれるデータ５３が一致しているかを判定す
る。ここで、一致すれば、ステップｅにてワークＲＡＭ
３に読み出した値を各制御データにコピーしてＥＥＰＲ
ＯＭ８の読み取りプログラムを終了する。また、ステッ
プｃにて読み出し値が一致しない場合には、ステップｄ
にて、予めマスクＲＯＭ２に記憶されている代替値をワ
ークＲＡＭ３に読み取り、この値をＥＥＰＲＯＭ８より
の読み取りデータとしてステップｅに進む。以上のよう
にして、各制御データに値がコピーされると、この値が
ＥＥＰＲＯＭ８のデータ値として使用されて、例えば燃
料噴射値であれば、上記第１の実施例と同様に、図４に
示す燃料噴射制御プログラムにしたがって、燃料噴射が
行われる。
によるＥＥＰＲＯＭ８の読み取りプログラムについて、
図６の流れ図により説明する。先ず、ステップａにてブ
ロック５１に３個のサブブロック５２に含まれるデータ
５３をそれぞれワークＲＡＭ３に読み出し、ステップｂ
にて各サブブロック５２毎にデータ５３の一致をチェッ
クする。次に、ステップｃにおいて、３個のサブブロッ
ク５２に含まれるデータ５３が一致しているかを判定す
る。ここで、一致すれば、ステップｅにてワークＲＡＭ
３に読み出した値を各制御データにコピーしてＥＥＰＲ
ＯＭ８の読み取りプログラムを終了する。また、ステッ
プｃにて読み出し値が一致しない場合には、ステップｄ
にて、予めマスクＲＯＭ２に記憶されている代替値をワ
ークＲＡＭ３に読み取り、この値をＥＥＰＲＯＭ８より
の読み取りデータとしてステップｅに進む。以上のよう
にして、各制御データに値がコピーされると、この値が
ＥＥＰＲＯＭ８のデータ値として使用されて、例えば燃
料噴射値であれば、上記第１の実施例と同様に、図４に
示す燃料噴射制御プログラムにしたがって、燃料噴射が
行われる。
【００１８】なお、上記第２の実施例においては、サブ
ブロック５２の個数は３個であるが、複数個であれば、
何個であっても良い。
ブロック５２の個数は３個であるが、複数個であれば、
何個であっても良い。
【００１９】次に、第３の実施例について図７及び図８
を参照しながら説明する。第３の実施例における全体の
構成は上記第１の実施例と同様であり、説明を省略す
る。
を参照しながら説明する。第３の実施例における全体の
構成は上記第１の実施例と同様であり、説明を省略す
る。
【００２０】図７は、第３の実施例における、ＥＥＰＲ
ＯＭ８内の記憶領域を示している。各データは複数のブ
ロック７１に分割されており、さらに、各ブロック７１
にはれぞれ認識値７２が、データ７３とは別に設定され
ている。これらの認識値７２は各ブロック７１毎に、１
１ＥＥ，２２ＤＤ等の値がそれぞれ予め設定されてい
る。
ＯＭ８内の記憶領域を示している。各データは複数のブ
ロック７１に分割されており、さらに、各ブロック７１
にはれぞれ認識値７２が、データ７３とは別に設定され
ている。これらの認識値７２は各ブロック７１毎に、１
１ＥＥ，２２ＤＤ等の値がそれぞれ予め設定されてい
る。
【００２１】次に、第３の実施例ににおける、ＣＰＵ１
によるＥＥＰＲＯＭ８の読み取りプログラムについて、
図８の流れ図により説明する。先ず、ステップａにて各
ブロック７１毎にＥＥＰＲＯＭ８のデータをそれぞれワ
ークＲＡＭ３に読み出し、ステップｂにて各ブロック７
１の認識値と今回の順番で読まれるべき認識値との比較
をする。次に、ステップｃにおいて、認識値が一致して
いるかを判定する。ここで、一致すれば、ステップｅに
てワークＲＡＭ３に読み出した値を各制御データにコピ
ーしてＥＥＰＲＯＭ８の読み取りプログラムを終了す
る。また、ステップｃにて読み出し値が一致しない場合
には、ステップｄにて、予めマスクＲＯＭ２に記憶され
ている代替値をワークＲＡＭ３に読み取り、この値をＥ
ＥＰＲＯＭ８よりの読み取りデータとしてステップｅに
進む。以上のようにして、各制御データに値がコピーさ
れると、この値がＥＥＰＲＯＭ８のデータ値として使用
されて、例えば燃料噴射値であれば、上記第１の実施例
と同様に、図４に示す燃料噴射制御プログラムにしたが
って、燃料噴射が行われる。
によるＥＥＰＲＯＭ８の読み取りプログラムについて、
図８の流れ図により説明する。先ず、ステップａにて各
ブロック７１毎にＥＥＰＲＯＭ８のデータをそれぞれワ
ークＲＡＭ３に読み出し、ステップｂにて各ブロック７
１の認識値と今回の順番で読まれるべき認識値との比較
をする。次に、ステップｃにおいて、認識値が一致して
いるかを判定する。ここで、一致すれば、ステップｅに
てワークＲＡＭ３に読み出した値を各制御データにコピ
ーしてＥＥＰＲＯＭ８の読み取りプログラムを終了す
る。また、ステップｃにて読み出し値が一致しない場合
には、ステップｄにて、予めマスクＲＯＭ２に記憶され
ている代替値をワークＲＡＭ３に読み取り、この値をＥ
ＥＰＲＯＭ８よりの読み取りデータとしてステップｅに
進む。以上のようにして、各制御データに値がコピーさ
れると、この値がＥＥＰＲＯＭ８のデータ値として使用
されて、例えば燃料噴射値であれば、上記第１の実施例
と同様に、図４に示す燃料噴射制御プログラムにしたが
って、燃料噴射が行われる。
【００２２】なお、上記第３の実施例においては、認識
値として１１ＥＥ，２２ＤＤ等の値を設定したが、各ブ
ロックを識別できる値であれば別の値であってもよい。
値として１１ＥＥ，２２ＤＤ等の値を設定したが、各ブ
ロックを識別できる値であれば別の値であってもよい。
【００２３】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、マスクＲＯＭに内蔵したプログラムに従って動作す
るＣＰＵと、このＣＰＵとシリアル信号線により接続さ
れたＥＥＰＲＯＭとを備え、上記ＥＥＰＲＯＭより読み
取ったデータ値が異常値である場合には、上記マスクＲ
ＯＭに予め設定された代替値により制御するようにした
ことにより、外来ノイズなどでデータ化けが生じて異常
値が発生した場合にも、予め設定された代替値により制
御することにより、エンジンを損傷することのない、安
全かつ確実な制御を行うことができるという効果を有す
る。
に、マスクＲＯＭに内蔵したプログラムに従って動作す
るＣＰＵと、このＣＰＵとシリアル信号線により接続さ
れたＥＥＰＲＯＭとを備え、上記ＥＥＰＲＯＭより読み
取ったデータ値が異常値である場合には、上記マスクＲ
ＯＭに予め設定された代替値により制御するようにした
ことにより、外来ノイズなどでデータ化けが生じて異常
値が発生した場合にも、予め設定された代替値により制
御することにより、エンジンを損傷することのない、安
全かつ確実な制御を行うことができるという効果を有す
る。
【図１】本発明の第１の実施例における車載用電子制御
装置のブロック図
装置のブロック図
【図２】同実施例のＥＥＰＲＯＭのデータ配置図
【図３】同実施例のＥＥＰＲＯＭの読み取りプログラム
の流れ図
の流れ図
【図４】同実施例の燃料噴射図プログラムの流れ図
【図５】本発明の第２の実施例におけるＥＥＰＲＯＭの
データ配置図
データ配置図
【図６】同実施例のＥＥＰＲＯＭの読み取りプログラム
の流れ図
の流れ図
【図７】本発明の第３の実施例におけるＥＥＰＲＯＭの
データ配置図
データ配置図
【図８】同実施例のＥＥＰＲＯＭの読み取りプログラム
の流れ図
の流れ図
１ ＣＰＵ ２ マスクＲＯＭ ３ ＲＡＭ ４ 入力インターフェース ５ 各種入力信号 ６ 出力インターフェース ７ 各種出力信号 ８ ＥＥＰＲＯＭ ９ データライン １０ クロックライン
Claims (3)
- 【請求項１】 マスクＲＯＭに内蔵したプログラムに従
って動作するマイクロコンピュータ（ＣＰＵ）と、この
ＣＰＵとシリアル信号線により接続され、分割された複
数のブロック毎にデータの合計値を記憶したＳＵＭ値が
設けられたＥＥＰＲＯＭとを備え、上記ＥＥＰＲＯＭよ
り読み取った上記ＳＵＭ値が異常値である場合には、上
記マスクＲＯＭに設定された代替値により制御すること
を特徴とする車載用電子制御装置。 - 【請求項２】 マスクＲＯＭに内蔵したプログラムに従
って動作するマイクロコンピュータ（ＣＰＵ）と、この
ＣＰＵとシリアル信号線により接続され、分割された複
数のブロック毎に同一のデータを記憶した複数のサブブ
ロックが設けられたＥＥＰＲＯＭとを備え、上記ＥＥＰ
ＲＯＭより読み取った上記複数のサブブロックの値が一
致しない場合には、上記マスクＲＯＭに設定された代替
値により制御することを特徴とする車載用電子制御装
置。 - 【請求項３】 マスクＲＯＭに内蔵したプログラムに従
って動作するマイクロコンピュータ（ＣＰＵ）と、この
ＣＰＵとシリアル信号線により接続され、分割された複
数のブロック毎に固有の認識値が設けられたＥＥＰＲＯ
Ｍとを備え、上記ＥＥＰＲＯＭより読み取った上記認識
値が異常値である場合には、上記マスクＲＯＭに設定さ
れた代替値により制御することを特徴とする車載用電子
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21963693A JPH0777102A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 車載用電子制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21963693A JPH0777102A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 車載用電子制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0777102A true JPH0777102A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=16738635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21963693A Pending JPH0777102A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 車載用電子制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0777102A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012074057A (ja) * | 2003-07-11 | 2012-04-12 | Yogitech Spa | 信頼性のあるマイクロコントローラ並びにその設計方法及びそのためのコンピュータプログラム |
| JP2012095420A (ja) * | 2010-10-26 | 2012-05-17 | Mitsubishi Electric Corp | 電動パワーステアリング装置 |
| CN104038125A (zh) * | 2013-03-04 | 2014-09-10 | 株式会社电装 | 旋转电机控制装置 |
-
1993
- 1993-09-03 JP JP21963693A patent/JPH0777102A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012074057A (ja) * | 2003-07-11 | 2012-04-12 | Yogitech Spa | 信頼性のあるマイクロコントローラ並びにその設計方法及びそのためのコンピュータプログラム |
| JP2012095420A (ja) * | 2010-10-26 | 2012-05-17 | Mitsubishi Electric Corp | 電動パワーステアリング装置 |
| US8660752B2 (en) | 2010-10-26 | 2014-02-25 | Mitsubishi Electric Corporation | Electric power steering system |
| CN104038125A (zh) * | 2013-03-04 | 2014-09-10 | 株式会社电装 | 旋转电机控制装置 |
| JP2014171326A (ja) * | 2013-03-04 | 2014-09-18 | Denso Corp | 回転電機制御装置 |
| US9124211B2 (en) | 2013-03-04 | 2015-09-01 | Denso Corporation | Rotary electric machine control apparatus |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| RU2142168C1 (ru) | Способ полного перепрограммирования стираемой энергонезависимой памяти | |
| JPH08202626A (ja) | メモリ制御装置 | |
| JP3626328B2 (ja) | 車両用制御装置 | |
| US20090187305A1 (en) | Method of detecting manipulation of a programmable memory device of a digital controller | |
| US6405279B1 (en) | Apparatus and method for controlling rewriting of data into nonvolatile memory | |
| US6604214B1 (en) | One-chip microcomputer capable of internally producing ECC data | |
| US11347837B2 (en) | Method and apparatus for enhancing security of vehicle controller | |
| JPH0777102A (ja) | 車載用電子制御装置 | |
| CN116643801B (zh) | 一种芯片安全启动地址空间修复的方法及芯片 | |
| JP3916253B2 (ja) | プログラム記憶式制御装置に対する命令から成るユーザープログラムを生成かつ記憶するための方法およびプログラム記憶式制御装置の作動方法 | |
| JPH1136974A (ja) | 車両用制御装置 | |
| JP3371682B2 (ja) | 半導体記憶装置 | |
| JP2002334024A (ja) | 電子制御装置 | |
| US7596036B2 (en) | Memory control circuit, microcomputer, and data rewriting method | |
| JP3136994B2 (ja) | データ処理装置 | |
| JP2005338955A (ja) | 電子制御装置 | |
| JPH08287697A (ja) | メモリ装置 | |
| JPH0777101A (ja) | 車載用電子制御装置 | |
| JPH0777103A (ja) | 車載用電子制御装置 | |
| JP2004021520A (ja) | 車両用電子制御装置 | |
| US7016769B2 (en) | Control device for controlling/regulating the operational sequences in a motor vehicle, and a method of starting such a control device | |
| JP2007192167A (ja) | 内燃機関制御装置 | |
| JPH08319880A (ja) | 車輌の制御方法 | |
| JPS61234401A (ja) | 車両用制御装置 | |
| JPH03110650A (ja) | Ｅｅｐｒｏｍチェック方式 |