JPH0777016A - エンジンのロッカアーム装置 - Google Patents

エンジンのロッカアーム装置

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JPH0777016A
JPH0777016A JP24755593A JP24755593A JPH0777016A JP H0777016 A JPH0777016 A JP H0777016A JP 24755593 A JP24755593 A JP 24755593A JP 24755593 A JP24755593 A JP 24755593A JP H0777016 A JPH0777016 A JP H0777016A
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JP
Japan
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rocker arm
rocker
rocker shaft
shaft
cam
Prior art date
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Application number
JP24755593A
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English (en)
Inventor
Minoru Nakajima
稔 中島
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンの動弁装置のロッカアームがロッカ
シャフトに対して傾くことによって生じるロッカアーム
の位置ずれを防止する。 【構成】 ロッカアーム22の一端側にカムに当接するフ
ォロワ部を設け、他端側にフォロワ部に対してオフセッ
トさせてバルブステムに当接するアジャストスクリュを
取付け、中間部に軸受部23を設ける。軸受部23にロッカ
シャフト3を挿通してロッカアーム22を回動可能に支持
する。ロッカシャフト3内の潤滑油通路19内に圧送した
潤滑油を油孔20を通して軸受部23の摺動部に供給する。
フォロワ部とアジャストスクリュとのオフセットによっ
てロッカアーム22が角度θ傾いて生じる略くさび状の空
間Sに対向させて軸受部23に溝部26を設ける。油孔20か
らの潤滑油の供給に伴い略くさび状の空間Sに作用する
油圧を溝部26から適度に逃がすことによりロッカアーム
22に作用する横方向の力を低減して位置ずれを防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロッカアームを介して
バルブの開閉を行うエンジンのロッカアーム装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンの動弁装置において、中間部の
軸受部にロッカシャフトが挿通され回動可能に支持され
たロッカアームの一端部をカムに当接させ、他端部をバ
ルブに当接させて、カムの回転によりロッカアームを回
動させることによりバルブを開閉するようにしたロッカ
アーム装置を備えたものがある。
【0003】この種の動弁装置について、図11ないし図
13を用いて説明する。なお、吸気弁側と排気弁側とは、
ほぼ同様の構造であるから、以下、給排気弁側で互いに
対応する部材には同一の番号を付して一方について説明
する。
【0004】図11に示すように、シリンダヘッド1の中
央部には、カムシャフト2が設けられ、さらにカムシャ
フト2の上方にはカムシャフト2をはさんで吸排気側一
対のロッカシャフト3が設けられている。ロッカシャフ
ト3は、シリンダヘッド1に形成された複数のボス部4
に挿通されスクリュ5によって固定されている。ロッカ
シャフト3には、各シリンダ(図示せず)に対応して複
数(図示のものでは4つ)のロッカアーム6が装着され
ている。ロッカアーム6は、その中間部に設けられた軸
受部7にロッカシャフト3が挿通されて回動可能に支持
されている。そして、ロッカシャフト3に巻装されたス
プリング8の弾性力によってボス部4に押しつけられて
位置決めされている。図11中、9はカムシャフト2を駆
動するためのタイミングプーリ、10はシリンダヘッドボ
ルト、11はシリンダヘッドカバーである。
【0005】図12に示すように、ロッカアーム6は、一
端側にカムシャフト2のカム12に当接するフォロワ部13
が形成され、他端側にバルブ14のステム部14a に当接す
るアジャストスクリュ15が取付けられており、カム12の
回転によって回動してバルブ14を開閉するようになって
いる。図12中、16はロックナット、17はバルブガイド、
18はバルブスプリングである。
【0006】ロッカシャフト3は、管形状で内部に当該
エンジンの潤滑系に連通する潤滑油通路19が形成されて
おり、また、側壁にロッカアーム6の軸受部7に対向さ
せて油孔20が設けられている。そして、オイルポンプ
(図示せず)から潤滑油通路19内に圧送された潤滑油を
油孔20を通してロッカアーム6の軸受部7とロッカシャ
フト3との摺動部に供給するようになっている。また、
図13に示すように、摺動部へ供給される潤滑油の分布状
態をよくするために、ロッカシャフト3の外周に軸方向
に沿って溝部21を形成し、油孔20を溝部21に連通させる
ようにしたものもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、上
記のようなエンジンのロッカアーム装置では、シリンダ
ヘッド内のレイアウト上、図14に示すように、ロッカア
ーム6は、カム12との当接部であるフォロワ部13とバル
ブ14のステム14a との当接部であるアジャストスクリュ
15とが寸法Lだけオフセットされているものが多い。一
方、ロッカアーム6の軸受部7とロッカシャフト3との
摺動部はロッカアーム6を円滑に回動させるために所定
のクリアランスが設けられている。よって、上記のよう
に、ロッカアーム6のフォロワ部13とアジャストスクリ
ュ15とがオフセットされていると、カム12によってフォ
ロワ部13が押圧されとき、ロッカアーム6には、オフセ
ットによって力のモーメントが作用し、ロッカアーム6
は、図15に示すように、ロッカシャフト3に対して角度
θだけ傾けられることになる。
【0008】このように、ロッカアーム6がロッカシャ
フト3に対して傾くことによって摺動部に偏摩耗が生じ
る等の不具合が発生する。そこで、従来、このような不
具合を低減するために実開平3−123909号、実開平3−
6008号公報等に記載されているような対策が講じられて
いる。
【0009】また、ロッカアーム6が傾けられると、ロ
ッカアーム6の軸受部7とロッカシャフト3との間に略
くさび状の空間Sが形成され、ここに油孔20から供給さ
れる潤滑油の圧力が作用すると、図15中に矢印で示すよ
うにロッカアーム6をロッカシャフト3の軸方向に沿っ
て移動させようとする力が生じる。この力によって位置
決め用のスプリング8が撓んでロッカアーム6が正規の
位置から移動すると、フォロワ部13とカム12およびアジ
ャストスクリュ15とバルブステム14a で片当りが発生
し、これらの当接部に偏摩耗が生じやすくなる。また、
バルブ14のリフト量が変化してエンジンの出力低下の原
因となる虞がある。
【0010】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、ロッカアームがロッカシャフトに対して傾くこ
とよって生じるロッカアームの位置ずれを防止すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、中間部の軸受部に挿通されたロッカシ
ャフトによって回動可能に支持されたロッカアームの一
端側をカムに当接させ他端側をバルブに当接させて前記
カムの回転により前記ロッカアームを回動させて前記バ
ルブを開閉し、さらに、前記ロッカシャフト内に形成さ
れた潤滑油通路から前記ロッカシャフトの側壁に設けら
れた油孔を介して前記ロッカアームの軸受部に潤滑油を
供給するようにしたエンジンのロッカアーム装置であっ
て、前記ロッカアームのカム当接部とバルブ当接部とが
オフセットして配置され、該オフセットにより前記ロッ
カアームが前記ロッカシャフトに対して傾いて該ロッカ
シャフトと前記ロッカアームの軸受部との間に形成され
る略くさび状の空間に対向させて前記ロッカアームの軸
受部に一端が該軸受部の端部に開口する溝部を設けたこ
とを特徴とする。
【0012】また、中間部の軸受部に挿通されたロッカ
シャフトによって回動可能に支持されたロッカアームの
一端側をカムに当接させ他端側をバルブに当接させて前
記カムの回転により前記ロッカアームを回動させて前記
バルブを開閉し、さらに、前記ロッカシャフト内に形成
された潤滑油通路から前記ロッカシャフトの側壁に設け
られた油孔を介して前記ロッカアームの軸受部に潤滑油
を供給するようにしたエンジンのロッカアーム装置であ
って、前記ロッカアームのカム当接部とバルブ当接部と
がオフセットして配置され、該オフセットにより前記ロ
ッカアームが前記ロッカシャフトに対して傾いて該ロッ
カシャフトと前記ロッカアームの軸受部との間に形成さ
れる略くさび状の空間に対向させて前記ロッカシャフト
の外周部に一端部が前記ロッカアームの軸受部の外部に
開口する溝部を設けたことを特徴とする。
【0013】
【作用】このように構成したことにより、ロッカシャフ
トの油孔からロッカアームの軸受部に供給された潤滑油
の圧力がロッカシャフトと軸受部との間の略くさび状の
空間に作用するが、略くさび状の空間に作用する潤滑油
の圧力の一部は、ロッカアームの軸受部またはロッカシ
ャフトの外周部に設けられた溝部によって外部に逃がさ
れるので、略くさび状の空間内の潤滑油の圧力が過度に
上昇することがなく、その圧力によってロッカアームが
ロッカシャフトに沿って移動することがない。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。なお、本実施例のロッカアーム装置は、
上記図11ないし図15に示す動弁装置に対してロッカアー
ムおよびロッカシャフトのみが異なるので、以下、図11
ないし図15に示すものと同様の部材には同一の番号を付
し、異なる部分についてのみ詳細に説明する。
【0015】図1ないし図3に示すように、本発明のロ
ッカアーム装置は、ロッカアーム22の中間部に軸受部23
が設けられ、軸受部23にロッカシャフト3が挿通されて
おり、ロッカアーム22がロッカシャフト3に回動可能に
支持されている。ロッカアーム22の一端側にはカム12に
当接する当接部であるフォロワ部24が設けられ、他端側
にはバルブステム14a に当接する当接部であるアジャス
トスクリュ15を取付けるためのねじ孔25が設けられてい
る。図2に示すように、フォロワ部24とねじ孔25とは寸
法Lだけオフセットされている。
【0016】そして、図11ないし図15に示すものと同様
に、フォロワ部24がカムシャフト2のカム12に当接さ
れ、ねじ孔25に螺着されたアジャストスクリュ15がバル
ブステム14a に当接されており、カム12の回転によりロ
ッカアーム22が回動してバルブ14を開閉させるようにな
っている。また、アジャストスクリュ15を回転させロッ
クナット16で固定することによりバルブクリアランスを
調整できるようになっている。
【0017】ロッカアーム22の軸受部23とロッカシャフ
ト3との間には、潤滑油により油膜を形成してロッカア
ーム22を円滑に回動させるために適度なクリアランスが
設けられており、ロッカシャフト3の潤滑油通路19内に
圧送された潤滑油が油孔20を通ってロッカシャフト3と
軸受部23との摺動部に供給されて油膜を形成するように
なっている。
【0018】ロッカアーム22の軸受部23の内周部には、
フォロワ部24とねじ孔25とのオフセットLによってロッ
カアーム22が角度θだけ傾くことによりロッカシャフト
3と軸受部23との間に形成される略くさび状の空間Sに
対向させて溝部26が設けられている。溝部26は、一端側
が軸受部23の端部に開口され、さらに、軸受部23の径方
向に沿って延ばされている。また、ロッカシャフト3の
油孔20に直接連通しないように長さl1(図4参照)が設
定されている。なお、溝部26は、周方向の位置を油孔20
と重ならない位置とすることにより、油孔20に直接連通
させることなく長さl1を大きく設定することができる。
【0019】図4および図5に示す溝部26の長さl1、幅
w1および深さd1,d2の各部寸法は、ロッカアーム22の大
きさ、油孔20の径、潤滑油の供給圧力等に応じて摺動部
への潤滑油の供給およびロッカシャフト3と軸受部23と
の間に形成される略くさび状の空間Sに作用する潤滑油
の圧力を考慮して、略くさび状の空間Sの潤滑油の圧力
の上昇によってロッカアーム22がロッカシャフト3の軸
方向に沿って移動しないように略くさび状の空間Sの圧
力を適度に逃がすことができるように設定されている。
【0020】以上のように構成した本実施例の作用につ
いて次に説明する。
【0021】カム12によってフォロワ部24が押圧された
とき、ロッカアーム22には、オフセットLによって力の
モーメントが作用し、ロッカアーム22は、図1に示すよ
うに、ロッカシャフト3に対して角度θだけ傾けられて
ロッカシャフト3と軸受部23との間に略くさび状の空間
Sが形成される。
【0022】また、ロッカシャフト3の潤滑油通路19内
に圧送された潤滑油は、油孔20を通ってロッカシャフト
3と軸受部21との摺動部に供給されて油膜を形成する。
このとき、油孔20から供給される潤滑油の圧力が略くさ
び状の空間Sに作用するが、その一部が溝部26によって
外部へ逃がされる。よって、略くさび状の空間S内の潤
滑油の圧力が過度に上昇することがないので、その圧力
によってロッカアーム22がロッカシャフト3に沿って移
動することがなくロッカアーム22の位置ずれを防止する
ことができる。
【0023】上記の場合、溝部26は、油孔20に直接連通
していないので摺動部の油圧が必要以上に低下して潤滑
性能を損なうことがない。また、本発明のロッカアーム
装置は、従来のロッカアームの軸受部に溝部を追加する
だけで実施することができるので製造コストもほとんど
増加することがない。
【0024】なお、ロッカアーム22の軸受部23に設ける
溝部26の形状は、図6に示すように上記のものに対して
軸受部23の端部の溝を省略した形状、図7に示すように
軸受部23の端部付近に斜めに形成したもの、図8に示す
ように軸受部23の端部に径方向に延ばした形状としても
よく、この他、略くさび状の空間Sの潤滑油の圧力を適
度に逃がすことができるものであればよい。
【0025】また、本発明の他の実施例として、図9お
よび図10に示すように、略くさび状の空間Sに対向させ
てロッカシャフト3の外周部に軸方向に沿って溝部27を
設けることもできる。この場合、溝部27は、油孔20に直
接連通しないように配置され、一端が略くさび状の空間
Sの外部に開口する部位まで延ばされている。そして、
ロッカアーム22の軸受部23に設けた溝部26と同様に、溝
部27によって略くさび状の空間Sの潤滑油の圧力を適度
に逃がすことによりロッカアーム22の位置ずれを防止す
ることができる。
【0026】なお、上記実施例では、溝部26,27を1つ
だけ設けた場合について説明したが、溝部26,27は複数
設けてもよく、ロッカアーム側とロッカシャフト側の両
方に設けてもよい。また、本発明は、ローラ式のフォロ
ワや油圧ラッシュアジャスタを備えたロッカアーム装置
にも同様に適用することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明のエンジンのロッカアーム装置
は、以上詳述したように、ロッカアームのカム当接部と
バルブ当接部とのオフセットによってロッカシャフトと
ロッカアームの軸受部との間に生じる略くさび状の空間
内の潤滑油の圧力の一部をロッカアームの軸受部または
ロッカシャフトに設けた溝部によって適度に逃がすよう
にしたので、略くさび状の空間内の潤滑油の圧力が過度
に上昇することがない。その結果、略くさび状の空間内
の潤滑油の圧力よってロッカアームがロッカシャフトに
沿って移動することがなく、ロッカアームの位置ずれを
防止することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部を示す図2のA−A線
による縦断面図である。
【図2】図1の装置の要部であるロッカシャフトおよび
ロッカアームの平面図である。
【図3】図1の装置の要部であるロッカシャフトおよび
ロッカアームの側面図の一部縦断面図である。
【図4】図1の装置のロッカアームの溝部の各部の寸法
を示す縦断面図である。
【図5】図1の装置のロッカアームの溝部の各部の寸法
を示す側面図である。
【図6】図1の装置のロッカアームの溝部形状の他の実
施例を示す軸受部の縦断面図である。
【図7】図1の装置のロッカアームの溝部形状の他の実
施例を示す軸受部の縦断面図である。
【図8】図1の装置のロッカアームの溝部形状の他の実
施例を示す軸受部の縦断面図である。
【図9】本発明の他の実施例の要部であるロッカシャフ
トおよびロッカアームの縦断面図である。
【図10】図9の装置のロッカシャフトの縦断面図であ
る。
【図11】ロッカアーム装置を備えたエンジンのシリン
ダヘッドの平面図である。
【図12】図11のシリンダヘッドの動弁装置の要部の
側面図である。
【図13】ロッカシャフトに溝部が設けられた従来のロ
ッカアーム装置のロッカシャフトおよびロッカアームの
縦断面図である。
【図14】ロッカアームのバルブとの当接部とカムとの
当接部とがオフセットされた従来のロッカアーム装置の
平面図である。
【図15】図14の装置のロッカシャフトおよびロッカア
ームのB−B線による縦断面図である。
【符号の説明】
3 ロッカシャフト 12 カム 14 バルブ 15 アジャストスクリュ 19 潤滑油通路 20 油孔 22 ロッカアーム 23 軸受部 24 フォロワ部 26 溝部 27 溝部 L オフセット S 略くさび状の空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間部の軸受部に挿通されたロッカシャ
    フトによって回動可能に支持されたロッカアームの一端
    側をカムに当接させ他端側をバルブに当接させて前記カ
    ムの回転により前記ロッカアームを回動させて前記バル
    ブを開閉し、さらに、前記ロッカシャフト内に形成され
    た潤滑油通路から前記ロッカシャフトの側壁に設けられ
    た油孔を介して前記ロッカアームの軸受部に潤滑油を供
    給するようにしたエンジンのロッカアーム装置であっ
    て、前記ロッカアームのカム当接部とバルブ当接部とが
    オフセットして配置され、該オフセットにより前記ロッ
    カアームが前記ロッカシャフトに対して傾いて該ロッカ
    シャフトと前記ロッカアームの軸受部との間に形成され
    る略くさび状の空間に対向させて前記ロッカアームの軸
    受部に一端が該軸受部の端部に開口する溝部を設けたこ
    とを特徴とするエンジンのロッカアーム装置。
  2. 【請求項2】 中間部の軸受部に挿通されたロッカシャ
    フトによって回動可能に支持されたロッカアームの一端
    側をカムに当接させ他端側をバルブに当接させて前記カ
    ムの回転により前記ロッカアームを回動させて前記バル
    ブを開閉し、さらに、前記ロッカシャフト内に形成され
    た潤滑油通路から前記ロッカシャフトの側壁に設けられ
    た油孔を介して前記ロッカアームの軸受部に潤滑油を供
    給するようにしたエンジンのロッカアーム装置であっ
    て、前記ロッカアームのカム当接部とバルブ当接部とが
    オフセットして配置され、該オフセットにより前記ロッ
    カアームが前記ロッカシャフトに対して傾いて該ロッカ
    シャフトと前記ロッカアームの軸受部との間に形成され
    る略くさび状の空間に対向させて前記ロッカシャフトの
    外周部に一端部が前記ロッカアームの軸受部の外部に開
    口する溝部を設けたことを特徴とするエンジンのロッカ
    アーム装置。
JP24755593A 1993-09-08 1993-09-08 エンジンのロッカアーム装置 Pending JPH0777016A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013142328A (ja) * 2012-01-11 2013-07-22 Honda Motor Co Ltd 可変動弁装置
KR20200136668A (ko) * 2019-05-28 2020-12-08 현대중공업 주식회사 용이한 윤활유 배출 구조를 가진 로커 암 구조체

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