JPH0776852B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH0776852B2
JPH0776852B2 JP60258107A JP25810785A JPH0776852B2 JP H0776852 B2 JPH0776852 B2 JP H0776852B2 JP 60258107 A JP60258107 A JP 60258107A JP 25810785 A JP25810785 A JP 25810785A JP H0776852 B2 JPH0776852 B2 JP H0776852B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は記録装置の画像再生に関する。
[従来技術] 従来、文字の上を螢光ペンで塗りつぶした様なコピー画
像を得ようとする場合、例えば塗りつぶしたい部分のみ
の原稿を別に用意して、多重コピーをしなければなら
ず、非常に煩わしく、ミスコピーの発生も多かった。
[目 的] 本発明は上記の点に鑑みなされたもので、原稿の所望領
域を容易に目立たせることが可能な記録装置の提供にあ
る。
即ち、原稿を載置する載置台と、上記載置台に載置され
た原稿を露光する露光手段と、原稿の任意の画像領域を
指定する領域指定手段と、上記領域指定手段により指定
された画像領域に対応した感光体上の領域内全体に均一
に上記載置台に載置された原稿の画像とは無関係な特定
画像を表わす潜像を形成する、上記露光手段を介さない
特定画像形成手段と、上記露光手段により露光されて感
光体上に形成された原稿の潜像及び上記特定画像形成手
段により感光体上に形成された潜像を現像、転写するこ
とにより第1の色及び第2の色で記録媒体に画像を形成
する像形成手段と、上記領域指定手段により指定された
画像領域を含む、上記載置台に載置された原稿の画像を
上記記録媒体に上記第1の色で像形成させるとともに、
上記指定された画像領域内に対応する上記記録媒体上の
領域内全体に均一に、上記特定の画像を上記第2の色で
形成させ、上記原稿の画像と上記特定の画像を合成させ
るように上記露光手段,上記特定画像形成手段及び上記
像形成手段を制御する制御手段と、を有する記録装置を
提供することを目的とするものである。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
<全体説明> 第1図は本発明による複写機の概略構成図で、図中に主
要構成及びS1〜S24で各種センサ位置を示した。図中1
は複写機本体、2は感光ドラム18を中心とする像形成部
で、7,8はそれぞれ別の色(たとえば、赤、黒)のトナ
ーを収納する現像器で、2色のうち選択的にドラム18に
当接動作をする。3は転写紙SHを機内に供給するための
給紙部で本体に着脱可能なカセツト9及びそれらの給紙
ローラ10,11、センサS9〜12,S22,23より成っている。4
は原稿を露光走査し、感光ドラム20上に結像させるレン
ズ系を含む光学系であり、光学モータ19により矢印方向
に駆動される。25は定着装置、23は後述する第2給紙
部、40は中間トレイである。
第2図は制御ブロツク図で、101はメインスイツチ、DCP
は制御部60などに給電されるDC電源、Sは第1図に示し
たセンサ類、100は操作部、61,62はAC負荷を制御する制
御部及びランプ24,ヒータ21,22のAC負荷、63はメインモ
ータ18及び光学モータ19を制御するモータ制御部、HVT
は高圧発生装置で帯電器13,15,16及び現像器7,8に高圧
を供給する。66はソレノイド,クラツチ,フアン等の負
荷、67は原稿を処理する装置、68はソータ、70は座標読
取装置(エデイタ)、80はブザーである。
次に動作説明をする。
電源スイツチ101が投入されると、先ず定着器25内のヒ
ータ21,22が発熱し、定着ローラが定着可能な所定温度
に達するのを待つ(ウエイト状態)。定着ローラが所定
温度に到達すると、メイン駆動モータを一定時間付勢
し、感光ドラム18,定着器25等を駆動し、定着器25内の
ローラを均一な温度にする(ウエイト解除回転)。その
後メインモータ18を停止しコピー可能状態で待機する
(スタンバイ状態)。ここでメインモータ18は感光ドラ
ム20、定着器25、現像器7,8及び各種の転写紙搬送用ロ
ーラを駆動する。そして、操作部100よりコピー指令が
入力されると、コピー動作がスタートする。
(1)像形成の説明 コピー指令によりメインモータ18が回転し、感光ドラム
20が矢印方向に回転をはじめるとともに、1次帯電器13
に高圧供給装置HVTから高圧が供給され感光ドラム20上
に均一な電荷を与える。次に露光ランプ24を点灯し、光
学モータ19を駆動し、原稿台5上に載置された原稿を矢
印方向に露光走査し、感光ドラム20上に投影する。この
ように感光ドラム20上に静電潜像が形成される。次にこ
の潜像は現像器7あるいは8により現像され、転写帯電
器15の部分で転写紙SHに転写され、分離帯電器16の部分
で感光ドラム20から分離される。次にクリーナ6により
感光ドラム20上に残っている残留トナーが回収され、イ
レースランプ28により均一に除電された後再びコピーサ
イクルを繰り返す。この時LEDで構成されたブランク露
光ランプ14(LEDアレイ)により画像領域以外の不要電
荷を消去する。また後述するがLEDアレー14は多数のLED
を並べて構成されたもので画像中の任意の場所を消去す
ることができる。第1現像器8、第2現像器7は操作部
100からの選択指令によりいずれか一方をドラム20に当
接される。本実施例においては第1現像器8には黒トナ
ーを入れ黒現像器8とし、第2現像器7には色トナーを
入れカラー現像器7としている。これらの現像器のドラ
ム20への加圧(当接)及び解除は黒現像器解除ソレノイ
ド31、カラー現像器加圧ソレノイド30により行なわれ
る。黒現像器解除ソレノイド31はソレノイドONにより黒
現像器8がドラムから解除され、カラー現像器加圧ソレ
ノイド30はソレノイドONによりカラー現像器7がドラム
に加圧される。また各現像器7,8内にはそれぞれ黒トナ
ーセンサS16,カラートナーセンサS17が配置されてい
る。
また、各現像器の現像ローラ7−a,8−aには高圧発生
装置HVTから現像バイアス電圧が印加されている。この
バイアス電圧は黒トナーとカラートナーでの現像条件を
最適とするために黒現像器8とカラー現像器7を使用す
る場合とで条件を変えている。また感光ドラムは、耐久
が進んだり、環境変化により感度変化が起こる場合があ
るが、これに対応するために操作パネル100からの指令
により変えることもできる(後述)。
また、本実施例の複写機においては通常の片面コピーば
かりでなく両面、多重コピーができる(後述)が、一度
定着装置を通過した転写紙は第1面コピー時と比べ、紙
の抵抗値などの状態が変わっており、これに対処すべく
転写帯電器15,分離帯電器16に印加される高圧電圧も1
面目と両面あるいは多重コピー時の2面目とで条件を異
ならしめている。これらの現像バイアスあるいは転写、
分離の各高圧電圧値は制御部60からの指令により行なわ
れる。
光学系4は制御部60からの指令に従ってモータ制御部63
を介して光学モータ18を正転,逆転させることにより往
復制御される。S1は光学系のホームポジシヨンセンサで
スタンバイ中はこの位置で停止している。S2は原稿画像
の先端位置に対応する画先センサで、コピーシーケンス
制御のタイミングに使用している。S3は最大走査時のリ
ミツタ位置(反転位置)である。光学系4は制御部60か
らの指令でカセツトサイズ及び複写倍率に従ったスキヤ
ン長で往復動作をする。
(2)転写紙の制御 第1図中の給紙部3においてS9,S11はそれぞれ、上段及
び下段の紙センサ、S10,S12はそれぞれ上段、下段のリ
フタ位置検知センサ、S22,S23はそれぞれ上段、下段の
カセツトサイズ検知センサである。
以後、上段と下段については同様の動作をするので上段
の給紙動作について説明する。まずカセツト9が挿入さ
れると、サイズ検知センサS22によりサイズを読み取る
とともにカセツト9のサイズを識別し、操作部100の紙
無し表示器を消灯し、カセツトサイズを選択点灯する。
次にコピー指令によりコピー動作がスタートすると、中
板上昇クラツチ(図示せず)をONしカセツト9内の中板
を上昇し、転写紙SHを上昇させる。転写紙SHが上昇し、
給紙ローラ10に当接し、所定の高さに達するとリフタ検
知センサS10が出力し、クラツチをOFFするとともに給紙
ローラ10を駆動し機内に転写紙を供給する(後述)。上
述のように中板上昇クラツチによりカセツト内の転写紙
が上昇し、その後は上昇した位置を保持し、次のコピー
スタート時には上記の上昇動作はしない。また、連続コ
ピー動作中にカセツト内の転写紙が減って転写紙SHの上
面が所定位置より下がった場合は同様にクラツチをON
し、所定高さまで上昇させる。
機内に供給された転写紙はレジスト前センサS7に到達
し、レジストローラ12が停止しているため、適当なルー
プを作り、停止する。次にドラム20上に作られた像の先
端を合わせるべく、光学系4によるタイミング信号によ
り、レジストローラ12を駆動し、先端合わせをした後転
写紙を転写部17へ送る。転写部17において転写帯電器15
によりドラム20上の像を転写紙に転写後分離帯電器16に
よりドラム20より分離され、紙搬送部17により定着装置
25に送られる。定着装置25においては、定着ローラ表面
に配置された温度センサ(図示せず)とヒータ21により
定着ローラの表面を所定温度に制御し、転写紙はここで
像を定着され、その後排紙センサS4により排紙検知され
ローラ26,27により機外に排出される。
次に手差コピーについて説明する。
手差トレイ28を図の矢印方向に移動すると手差トレイ検
知センサS24がONし手差コピーモードとなる。この時上
段にセツトされているカセツト9の中板は自動的に上昇
位置から解除され、カセツト内の転写紙SHは下がる。次
に手差トレイ28上に転写紙をおき、操作部100上のコピ
ースタート指令によりカセツト給紙のときと同様に手差
しリフタクラツチが駆動され、手差トレイ28上にセツト
された転写紙を上昇させ、上昇後給紙ローラ10により機
内へ給送する。
次に多重コピーの場合はフラツパ29がソレノイド(図示
せず)の動作により点線で示される位置に切り換えられ
ており、給紙、転写、分離、定着された転写紙は経路33
を通過し第2給紙部23へ送られる。第2給紙部23では第
2レジスト前センサS5により紙が検知された後転写紙端
検知センサS6、横レジストセンサS8及び横レジスト合わ
せ用のソレノイドにより横方向の位置合わせをする(後
述)。次に操作部からの多重コピー指令により第2レジ
ストローラ37で再びレジストローラ12部へ送出される。
以降は前述した動作と同様に排紙トレー32に排紙され
る。
また、両面コピーに際しては転写シートは途中までは上
記通常の複写動作の場合と同様に排出ローラ27により排
出されるが、転写シートの後端がフラツパ29を通過後、
排出ローラ27は逆転駆動され、転写紙はフラツパ29にガ
イドされて経路33へと導入される(後述)。この逆転駆
動は正逆転を制御するソレノイドにより行なわれる。以
降の動作は上述の多重コピーの場合と同様である。この
ように両面複写の場合は一度排出ローラ27から機外へ出
されローラ27の逆転駆動により転写紙は表/裏逆にされ
て第2給送部へ送られる。
以上一枚コピーの多重コピー及び両面コピーについて説
明したが、複数枚数の多重コピーあるいは両面コピーの
場合は中間トレー40を使用して行なわれる。第1図に示
すように、中間トレー40には紙搬送経路59,43及び中間
状態にある転写紙を一時的に収納するトレイ53が設けら
れている。複数枚数の多重コピーの場合には定着された
転写紙は上記1枚コピーの両面コピー時と同様の制御に
より排紙ローラ27により一部排紙された後排紙ローラ27
を逆転駆動することにより経路33,43を通過しトレイ53
に収納される。この動作を繰り返し1面目は全てトレイ
53に収納された後、次のコピー指令により2面目は給紙
ローラ56が駆動され、経路59,23を介して、2面目コピ
ーが実行される。一方複数の両面コピーの場合は、上記
1枚多重コピー時と同様の制御によりフラツパ29により
定着装置25から経路33,43を通過しトレイ53に収納され
る、以後の動作は上述の多重コピーの場合と同様なので
省略する。
(3)操作部の説明 次に操作パネル100について説明する。
第3図は操作パネル100の外観図である。図中101は複写
機への通電を制御する電源スイツチ、102はソータの動
作を指令するキー、103は複写画像モード選択キーで、
領域指定した箇所を6種類のモード(イメージ変換モー
ド)で複写する場合を選択する。104は領域を指定する
際に指定するポイント(X方向2点、Y方向2点)を指
定するポイントキー(後述)、105は多重モードを選択
する多重キー、106は原稿ガラス5の複写領域を左右に
2分割し自動的に2枚のコピーをする連続複写を指定す
る連写キー、107は両面複写モードを選択する両面キ
ー、108は複写紙の一端のとじ代作成あるいは枠消しを
指定するキー、109は倍率を任意倍率たとえば1%きざ
みで指定するズームキー、110は定形縮小倍率を指示す
る縮小キー、111は等倍コピー選択するキー、113はカセ
ツトを選択するキー、114はコピー濃度を調整するキ
ー、115はコピー濃度調整キー114で指定されるコピー濃
度を変更する濃度補正キーで本発明例においてはコピー
濃度調整キー114により(後述)原稿露光ランプ24の点
灯電圧を制御することにより実施し、コピー濃度補正キ
ー115により現像バイアスを変更することにより実施し
ている。116はクリア/ストツプキーで、コピー動作実
行中はコピー停止キーとして動作する。117はコピーキ
ー、118は予熱キー、119は標準モードに復帰させるキ
ー、120はカラー選択キーで、このキーにより現像器7,8
の切替えを行う。121は原稿の長さとコピー後の希望の
長さを入力し、その倍率を選択する時に使用するアスタ
リスクキー、122はテンキーで複写枚数を入力する。123
は自動濃度調整モードを指定するAEキー、124は原稿サ
イズと複写倍率に応じて最適な転写紙を選択する自動用
紙選択モードを指定するキー、125は原稿サイズと指定
された転写紙サイズに応じて最適な倍率を選択する自動
倍率選択モードを指定するキー、126はメモリに設定さ
れた倍率を呼び出すキー、127はメモリに倍率を登録す
るキー、128は領域指定をする際登録するエリアを指定
したり登録したエリアを呼び出す為のキーである(後
述)。又、131〜164はLEDによる表示器で、131はソータ
を使用する場合の表示でソートモード、グループモード
を表示するLED、132〜137は指定された領域を色現像器
と組み合わせて実行する複写モードを表示するLEDで、
キー103によりLED132〜137を順次選択する。これらの複
写モードについては後述する。138は指定された領域を
示すもので、本実施例の場合3種類の領域を指定でき
る。139は領域を指定する場合に登録する寸法部分を表
示する為のLED、140〜142は多重コピーに関する複写モ
ードを表示するLEDで、140は一枚毎のコピーを順次多重
コピーする多重モード表示、141は原稿ガラス5上の複
写領域を左右2分割し、これを自動的に現像器選択キー
120で指定された色で多重複写する連写多重モード表
示、142は原稿ガラス上の複写領域を左右2分割しこれ
を自動的に2つの現像器7,8を順次切換えて、2色で多
重する連写カラー多重表示である。本実施例では原稿複
写領域の左半分を黒現像器8を使って黒コピーし、次に
右半分をカラー現像器7を使ってカラーコピーで多重コ
ピーする。143は原稿複写領域を左右2分割し、1回の
コピー指令で2枚の複写を得るページ連写コピー表示
で、144は後述するRDFを使用し両面の原稿から片面2枚
の複写を得る両面連写表示、145〜147は両面コピーに関
する複写モードを表示するLEDで、145は一枚毎のコピー
を順次両面にコピーする両面モード表示、146は原稿ガ
ラス5上の複写領域を左右2分割し、これを自動的に現
像器選択キー120で指定された色で両面複写する連写両
面モード表示、147はRDFを使用し両面原稿を両面にコピ
ーする両面表示である。148は転写紙に対し原稿像をず
らし、とじ代を作成するモード表示、149は転写紙の端
を消す白わくモード表示、150はトナーなし,コントロ
ールカウンタなし,ジヤムを示す警告表示、151はジヤ
ムの場合その場所を示すLED、152はアスタリスクキー12
1で倍率計算する時に点灯するLED、153は倍率表示器154
が倍率を表示している時に点灯するLED、155は指定され
た定型倍率モードを表示するLEDでキー110,112により指
定される。156は複写に使用されるカセツトが何かを表
示するLEDで、157は装着されているカセツトを表示する
LEDで、例えば上段にA3、下段にA4が装着されていて、
下段を選択している場合は157はA3,A4が点灯し、156はA
4のとなりのLEDが点灯する。158は手差し,上段,下段
の内どれが選択されているかを示すLED、159はカセツト
内の紙がない場合あるいはカセツトが装着されていない
場合点灯するLED、160はコピー枚数表示LED、161は自動
濃度調整モードを示すLED、162は濃度表示LED、163はス
タンバイ表示LEDでコピー可能な時は緑色、コピー不可
能な時は赤色で点灯する。164は指定された現像器の色
を表示するLED、165は自動用紙選択モードを示す表示、
166は自動倍率選択モードを示すLEDである。なお、トナ
ーなし表示器150−1は現像器切換キー120により指定さ
れた現像器のトナーが有るか無いかの表示をする。すな
わち黒トナーが無い場合は黒現像器8が選択された場合
のみ点灯し、カラー現像器7が選択されている場合は消
灯している。逆にカラートナーがない場合も同様であ
る。
<LEDアレーの説明> 次にLEDアレーについて説明する。
第4−1図は、LEDアレー14及び駆動回路を示した図
で、図中60は前述の制御部、81は5ケのPNPのトランジ
スタであり、夫々各LEDのアノードに接続され、82は24
ケのNPNトランジスタで夫々図に示した様に各LEDのカソ
ードに接続されている。83はトランジスタである。LED
アレーは124ケのLED1〜LED124で構成されており、124ケ
のLEDは一列に配列しドラム20の軸方向全域配列してあ
る。又、これらのLEDアレーの発光部の長さは最大転写
紙の巾より長めに設定してある。本実施例の場合LEDア
レー14の両端部の2ケづつのLED1,2、LED123,124が上記
転写紙巾より長い部分に設定してある。各LEDの駆動
は、LEDアレー両端の4ケ、LED1,2,123,124はトランジ
スタ83によりスタツテイツクに駆動し、残りのLED3〜12
2はトランジスタ81,82により5×24のマトリツクスのダ
イナミツク駆動で点灯している。
LEDアレー14は制御部60により点灯すべきLEDとタイミン
グが制御され、ドラム20上の不要電荷の除去及び指定さ
れた領域を複写する場合の像消去に使用している。
さらに、図中84はトランジスタ81への電源電圧を切り換
える回路である。第4−2図はLEDアレー14と感光ドラ
ム20の部分の拡大図である。LEDアレー14内のLEDはドラ
ム20上のA〜B間を照射する。一方ドラム20は矢印Cの
方向に回転している。ここで前述の領域指定による複写
モードで考えると、ドラム20上のA点以降を消去する場
合、制御部60からのタイミング信号によりA点に位置合
わせをされLEDが点灯し始める。すなわち第4−2図に
示すLEDがA点,B点の位置となった時にLEDが点灯する。
この時A点とB点のドラム表面が受けた光と時間の積
(エネルギー)はA点が小さく、B点の方向に向かうに
従って大きくなる。B点以降はLEDが点灯し続けるため
に同一である。このため画像の消去する部分と画像部分
の境界は十分に電荷が除去できず不鮮明となる。また逆
にLEDが点灯から消灯に変わる場合も同様に不鮮明とな
る。これを防止するためにLEDを点灯し始める時点及び
消灯する時点で切換回路84を駆動し、通常使用される電
圧+V1より高い電圧+V2に切り換え、LEDの発光量を増
加せしめる(強点灯)。
さらに、このLEDアレーは前述の如くダイナミツク点灯
で行なわれているが、点灯位置ズレを防ぐためトランジ
スタ81で駆動される5本のデジツト信号(以後DGT信号
と称す)を1つの単位として上記強点灯時間と同期をと
っている。たとえば、第4−3図で時間T0以前はトラン
ジスタ81からのDGT信号はOFFされており、LEDは消灯し
ている。時間T0で点灯開始とともに5本のDGT信号が順
次ONしLEDを点灯する。この時切換回路84は一連のDGT信
号発生時間Tに同期された信号を制御部60から受け、強
点灯へ切換る。この強点灯時間はTの整数倍となるがLE
Dアレー14の光の広がり及び、感光ドラムの回転スピー
ドにより適切に決められる。
<エデイタの説明 I> 次にエデイタについて説明する。エデイタ70は原稿圧板
34上に設置されており、その構成を第5図に示す。
エデイタ70は横方向(X方向)と縦方向(Y方向)の位
置をそれぞれ読み込む面状の抵抗体各1枚と座標を入力
する時にエデイタ70表面を押圧するスイツチ内蔵のペン
(図示せず)及び座標読取の時X方向とY方向を切換え
る切換え回路90とからなる。原稿は図中の点線内に矢印
位置に基準位置を合わせ載置される。上記面状の抵抗体
は原稿を置く点線の範囲ばかりでなく、クリアキー92,
メモリーキー91,領域複写モードキー93〜98の部分もカ
バーしている。ここで上記領域複写モードキー93〜98は
前述の複写パネル上のモード表示132〜137に対応してい
る。クリアキー92は指定した領域をクリアおよび領域複
写モードを解除するキー、メモリーキー91は指定した領
域を登録するキーである。ペンによりある座標を入力す
ると、リレーK901はOFFのままなのでY1−Y0間に電圧が
印加され、第5−3図と等価になり制御部60はY方向の
座標を電源電圧を分圧された電圧としてDG−Yで読みと
り、次に制御部60はリレーK901をONし、X1−X0間に電圧
が印加され、第5−2図と等価になりX方向の座標を同
様に読み取る。この読み取った座標データにより領域座
標を設定するとともにキー入力も判断する。
エデイターからの信号を判定して、コピーモードや領域
指定の座標を登録する。また、コピーモード指定の場合
ブザーを60ms、領域の座標の入力の場合ブザーを30msに
設定している。これはユーザーにエデイターの入力を再
認識させるためである。ユーザーのエデイターへの入力
が有効でない場合、ブザーは鳴らないようにしている。
エデイターの領域の座標入力のエリアは、432×297mmで
あるがエデイターの誤差を考え、エリアの内側5mmを最
大もしくは最小値にした。即ち、エデイターのエリアの
内側から5mm以内を指定したときはエデイターのエリア
の内側から0mmのところを指定したとみなされる。
<コピーモードの説明> 次にコピーモードの詳細を述べる。
モード1. 片面原稿→両面コピー(LED145が点灯) 第6図(a)に示すように、2つの原稿から両面コピー
を得る。
つまり、A原稿を原稿台にセツトし、コピーキー117を
押し、転写紙の片面に画像形成させ、次にB原稿を原稿
台にセツトし、コピーキー117を押し、転写紙の反対の
片面に画像形成させる。
モード2. ページ連写→両面コピー(LED146が点灯) 第6図(b)に示すように、見開き原稿のA,B面から両
面コピーを得る。
つまり、見開き原稿を原稿台にセツトし、コピーキー11
7を押すと、A面を転写紙の片面に画像形成し、続いて
B面を転写紙の反対の片面に画像形成させる。
モード3. 片面原稿→多重コピー(LED140が点灯) 第6図(c)に示すように、2つの原稿から多重コピー
を得る。
つまり、A原稿を原稿台にセツトし、コピーキー117を
押し、転写紙の片面に画像形成させ、次にB原稿を原稿
台にセツトし、コピーキー117を押し、A原稿の画像形
成された片面に画像形成させる。
モード4. ページ連写多重(LED141が点灯) 第6図(d)に示すように、見開き原稿のA,B面から多
重コピーを得る。つまり、見開き原稿を原稿台にセツト
し、コピーキー117を押すと、A面を転写紙の片面に画
像形成し、続いてB面を転写紙の同じ面に画像形成させ
る。
モード5. ページ連写カラー多重コピー(LED142が点
灯) 第6図(e)に示すように、見開き原稿のA面を黒コピ
ー、B面をカラーコピーし、カラー多重コピーを得る。
これは、ページ連写多重のときのB面をカリーコピーに
したモードである。また、A面をカラーコピーにしても
よい。
モード6. 領域指定したエリア内の色をカラー、エリア
外の色を黒にするモード。(LED132が点灯) 第6図(a)に示すように、エリア指定されたエリアの
色内をカラーコピー、エリア外の色を黒コピーすること
によって得られる。原稿をセツトし、エリア指定を行
い、コピーキーを押すと、エリア内の部分を黒で転写紙
に画像形成する。続いて、エリア外の部分をカラーで転
写紙に画像形成する。また、先にエリア外からコピーを
行ってもよい。
モード7. 領域指定したエリア内の色を黒、エリア外の
色をカラーにするモード。(LED133が点灯) 第7図(b)に示すように、エリア指定されたエリア内
の色を黒コピー、エリア外の色をカラーコピーすること
によって得られる。これは、モード6の逆モードであ
る。
モード8. 領域指定したエリア内の色をカラーにするモ
ード。(LED134が点灯) 第7図(c)に示すように、エリア指定されたエリア内
の色をカラーコピーする。原稿をセツトし、エリア指定
を行い、コピーキー117を押すと、エリア内の部分をカ
ラーで転写紙に画像形成する。
モード9. 領域指定したエリア外の色をカラーにするモ
ード。(LED135が点灯) 第7図(d)に示すように、エリア指定されたエリア外
の色をカラーコピーする。原稿をセツトし、エリア指定
を行い、コピーキー117を押すと、エリア外の部分をカ
ラーで転写紙に画像形成する。
モード10. 領域指定したエリア内の色を黒にするモー
ド。(LED136が点灯) 第7図(e)に示すように、エリア指定されたエリア内
の色を黒コピーする。原稿をセツトし、エリア指定を行
い、コピーキー117を押すと、エリア内の部分を黒で転
写紙に画像形成する。
モード11. 領域指定したエリア外の色を黒にするモー
ド。(LED137が点灯) 第7図(f)に示すように、エリア指定されたエリア外
の色を黒コピーする。原稿をセツトし、エリア指定を行
い、コピーキー117を押すと、エリア外の部分を黒で転
写紙に画像形成する。
複写機の機構上、紙パスが一通りしかないため、上記の
1〜7のモードとシングルコピー、ページ連写、両面連
写、両面原稿→両面コピーは、どれか一つしか選択でき
ない。
6〜11のモードは、2つ以上選択すると画像に矛盾が生
じるために、どれか一つしか選択できない。また、8〜
11のモードととじ代キー148・枠消しキー149も上記の理
由で、どれか一つしか選択できない。
5〜11のモードを選択すると、カラー選択キー120は無
効となる。これは、5〜11のモードは、コピーのカラー
モードも同時に指定しているからである。
次にモード1又はモード3を選択したときに、原稿給送
装置(DF,ADF,RDF)を用いた場合について説明する。
(1)DFのとき 原稿をDFの原稿の給紙台の上にセツトすると、自動的に
原稿を給紙し、本体の原稿台の所定の位置に原稿をセツ
トする。そして、第1面のコピー動作が開始し、設定さ
れたコピー条件でコピーし、中間トレイ40または第2給
紙部23に転写紙を格納し、第1面のコピー動作が完了す
る。そしてDFは、原稿を排出する。
次に上記と同様に、原稿をDFの原稿の給紙台の上にセツ
トし、原稿を自動給紙させると、本体は第2面目のコピ
ー動作を開始する。このときの転写紙の給紙は、第1面
目のコピーが完了して格納されている中間トレイ40もし
くは第2給紙部23より行う。第2面目のコピー動作が完
了すると、DFは原稿を排出する。そして、一連のコピー
動作を完了する。
また、第1面目は手動で原稿をセツトし、第2面目はDF
を使用するか、又は第1面目はDFを使用し、第2面目は
手動で原稿をセツトする様にしてもよい。
(2)ADFのとき 原稿をADFの原稿給紙台の上にセツトし、コピーキー117
を押すと、原稿を自動的に給排紙する。第1面目の原稿
の給紙完了時、第2面目の原稿が存在しないときは、転
写紙を機外排出し、コピー動作を完了する。しかし、原
稿が1枚のときは、コピーの設定条件によって、中間ト
レイ40もしくは、第2給紙部23に転写紙を格納し、第1
面のコピー動作を完了する。そして、再度コピーキー11
7を押すと、第2面目のコピー動作を開始する。このと
き、手動で原稿をセツトしても良いし、ADFを使用して
もよい。
(3)RDFのとき コピーキー117が押されると、RDFは、原稿給紙台にセツ
トされた原稿を循環させることにより、原稿枚数を数え
る。そして、奇数枚のときは、最後の原稿を片面コピー
する。
次に、モード1〜5を選択したときの紙サイズ規制につ
いて述べる。
多重・両面コピーのとき、転写紙のサイズによって第2
給紙部23や中間トレイ40が使用できない場合がある。第
2給紙部23と中間トレイ40の使用ができない転写紙サイ
ズのときは、機外排出し、コピー動作を完了する。
(1)中間トレイ40なしのとき モード1、モード3の場合、原稿交換が必要なため、設
定可能コピー枚数は“1"である。
(2)中間トレイ40ありのとき モード1、モード3の場合、原稿交換が必要なため、設
定可能コピー枚数は中間トレイ積載枚数までとする。た
だし、中間トレイ40の使用できない紙サイズで第2給紙
部23の使用できる紙サイズのときは、可能コピー枚数は
“1"となる。また、手差しトレイから転写紙を給紙する
とき、異なるサイズの転写紙が積載されている可能性が
あるので、中間トレイ40は使用できない。
モード1、モード3以外の多重・両面コピーモードのと
きに中間トレイ40を使用するときは、設定可能コピー枚
数を中間トレイ積載枚数までとする。
<ジヤム処理の説明> 次にジヤム処理について説明する。
中間トレイ40もしくは第2給紙部23を用いないコピーモ
ードでジヤムが発生したときは、ジヤム処理を行い、S1
5のリセツトボタン(第1図示)を押し、電源スイツチ1
01を投入することによって、コピー可能状態となる。そ
して、ジヤム発生前のコピーモードに復帰する。ただ
し、コピー枚数表示部160に設定コピー枚数から完了コ
ピー枚数を引き、残りコピー枚数を表示する。ここでコ
ピーキー117を押せば、残りコピー枚数をコピーし、コ
ピー動作を完了する。
中間トレイ40もしくは第2給紙部23を用いるコピーモー
ドの第1面目でジヤムが発生したときは、ジヤム処理を
行い、S15のリセツトボタンを押し、電源スイツチ101を
投入することによってコピー可能状態になる。このと
き、コピーモードは中間トレイ40もしくは第2給紙部23
を用いないときと同じである。ここでコピーキー117を
押せば残りコピー枚数をコピーし、第1面目のコピー動
作を完了する。そしてモード1,3以外の両面・多重コピ
ーのモードでは、続いて第2面目のコピー動作を行う。
モード1,3は原稿を交換したのちコピーキー117が押され
ることにより、第2面のコピー動作を行う。また、ジヤ
ム処理後のコピー可能状態でストツプキー116もしくは
リセツトキー119を押すと、ユーザが第1面目のコピー
を中止したいと判断し、中間トレイ40に有る転写紙の枚
数をコピー枚数の表示部160に表示し、第2面目のコピ
ー動作待ちの状態になる。
中間トレイ40もしくは第2給紙部23を用いるコピーモー
ドの第2面目でジヤムが発生したときは、ジヤム処理を
行い、S15のリセツトボタンを押し、電源スイツチ101を
投入することによってコピー可能状態になる。このとき
ジヤム発生前のコピーモードに復帰する。ただし、コピ
ー枚数表示部160に、中間トレイ40に有る転写紙の枚数
を表示する。ここでコピーキー117を押すと、中間トレ
イ40の転写紙がなくなるまでコピー動作を行う。ジヤム
処理後のコピー可能状態のときに中間トレイ40に転写紙
が存在しない場合は、コピー動作を完了する。
尚、ジヤム発生時、電源スイツチをオフしてもジヤム発
生前のデータはバツクアツプにより保持されている。ま
た、不図示の前ドアを開いても高圧等への電源供給は遮
断される。
<トナー無し処理の説明> 次にトナー無しの処理を説明する。
(1)黒トナーの場合 コピーモード5,6,7,10,11はコピー不許可である。
コピー動作中、黒トナー無しが検知された場合でも、設
定コピー枚数のコピーが完了するまでトナー無し表示15
0−1は表示しない。
また、RDFを用い、コピーを行う場合、残りの原稿枚数
を数えた値と希望コピー枚数の値を乗じて、100未満の
ときはコピー中に黒トナー無しが検知されてもコピー動
作を中断せず、最後の原稿までコピーを完了させる。ま
た、演算結果が100以上の場合はトナー不足が画像に影
響を与えることが考えられるので黒トナー無しが検知さ
れた時点でコピー動作を中断する。
(2)カラートナー無しの場合 コピーモード5,6,7,8,9はコピー不許可である。
コピー動作中、カラートナーが無くなった場合、コピー
動作はその時点で中断する。これはコピー動作を続ける
とトナーとキヤリアの混合比が異常となりカラー現像器
のキヤリアがドラムに付着し、ドラムにキズなどの悪影
響を与えるためである。ただし、第2給紙部23に転写紙
を格納する場合にシングルコピーモードであり、カラー
トナーの消費量が少いので一連のコピー動作を完了させ
る。
RDFを用いてコピーを行う場合、残りの原稿枚数を数え
た値と設定コピー枚数の値を乗じて、所定値以下のとき
は、コピー中にカラートナー無しを検知してもコピー動
作を中断せず、最後の原稿までコピーを完了させる。両
面・多重コピーの2面目のコピー中のカラートナー無し
検知後、ユーザは電源101を切り、カラートナーを補給
する。そのときに、中間トレイ40もしくは、第2給紙部
23に格納されている転写紙を取り除き、コピーを中断す
る場合がある。そこで、電源スイツチ101が入れられた
ときに中間トレイ40もしくは第2給紙部23に転写紙が無
い場合コピー動作の続行が不可能なのでスタンバイ状態
となる。
以上のトナー無し状態の処理をさらに詳細に説明する。
第8図及び第9図はトナー無しの場合の表示、コピー制
御に関するフローチヤートで、第8図はスタンバイ状態
での処理を示しており、まずこれについて説明する。
前述の現像器選択キー120により指定された現像器は何
色かを判断し(301−1)、黒色コピーの場合は302−1
で選択されている現像器内のトナーの有無を不図示のセ
ンサからのトナー検知信号によりチエツクし、無しの場
合、トナーなしLED150−1を点灯する(301−3)とと
もに、黒コピーのコピースタート及び2色コピーの開始
を禁止する(301−4)。即ち、コピースタートキー117
の入力を受け付けない。また黒トナーが有る場合は、ト
ナーなしLED150−1を消灯(301−6)し、2色コピー
及び黒コピーのコピースタート禁止を解除する(301−
7)。なお、トナー有無の検知は周知の方法で行われ
る。また、トナー無しが検知されても完全にトナーがな
くなったわけではなく、実際には余裕をもってトナー無
しが検知される。色現像器を選択した色コピーの場合も
黒コピーと同様選択した色現像器の色トナー無しの場
合、LED150−1を点灯し(301−9)、色コピー及び2
色コピーを禁止する(301−10)。またトナーが有る場
合はこれらを解除する(301−12,13)。この中で2色コ
ピーとは前述のコピーモード5,6,7で、黒と色の現像器
を交互に使用し、2色のコピーを得るモードである。
次のコピー中にトナーが無くなった場合について説明す
る。
第9図にそのフローチヤートを示したが、このフローチ
ヤートにおける処理は1枚コピーを実行するごとにチエ
ツクされる。まず、302−1で実行しているコピーが黒
コピーが色コピーかを判断する。黒コピーの場合で黒ト
ナー無しが検知された場合(302−2)、実行している
設定コピー数を計算する(302−3)。この計算値は循
環式原稿給送装置(RDF)を使用しない場合はこの計算
値は操作部100中のテンキー122で設定したコピー枚数と
なり、RDFを使用した場合のようにコピースタート前に
セツトされた原稿の枚数があらかじめわかっている場合
は、操作部100のテンキー122で設定したコピー枚数と原
稿の枚数の乗じた数となる。
この計算した総コピー枚数が100枚以上かどうかを判断
し(302−4)、100枚以上の時はコピーを途中で中断す
る指令をセツトする(302−5)。色コピーの場合はト
ナー有りかどうかを303−6で判断し、トナー無しが検
知された場合、302−7で中間トレーを使用した複数の
両面あるいは多重コピーのモードか否かを判別し、複数
両面或いは多重コピーモードの場合は302−5でコピー
中断指令をセツトする。また中間トレーを使用しないモ
ードで両面あるいは多重コピーの1面目以外の場合(30
2−8→302−5)も同様にコピー中断指令をセツトす
る。また1面目の場合は中断せずに実行する。たとえ
ば、色現像器を使用した複数片面コピーのモードのトナ
ー無しになった場合は302−1→302−6→302−7→302
−8→302−5と通過し、コピーを途中で中断する指令
をセツトする。
また、以上の実施例ではカラー現像器を使用してコピー
をする場合、カラートナー無しによりすぐにコピー中断
したが、複写設定枚数が比較的少ない場合(3〜5枚程
度)はその設定数をコピー完了するように、構成するこ
ともできる。また、指定された領域をカラー現像器で複
写する場合、指定された領域が小さい時は1枚あたりの
トナー消費量はわずかとなるため、さらに可能枚数を増
やすことができる。第10図はこれの実施例を示したフロ
ーチヤートで第9図のAに接続される。コピー中に色ト
ナーの有無を判別し(303−1)、トナー有りの場合は
カラーコピーカウンタをクリア(303−2)する。ここ
で、カラーコピーカウンタはトナー無し状態でのコピー
数をカウントするためのカウンタである。トナーが無く
なった場合、このカラーコピーカウンタを1プラスし
(303−3)、指定された領域のみをコピーするミード
以外の場合は303−7でコピーカウンタが5以上かどう
かを判別し、5未満の場合はコピーを続行し、5以上の
ときは303−9でコピー中断指令をセツトし、コピーを
途中で中断する。また、領域コピーモードでは指定され
た領域が全体に占める比率を計算し(303−5)、その
比率が30%以上なら上記の通常モードと同様の処理を
し、30%以下なら303−8でコピーカウンタが15以上と
なった時303−9でコピー中断指令を出す。
さらに、第8図において、トナーなしの場合にコピース
タートを禁止しているが、所定枚数以下の場合はコピー
スタート可能とするよう構成することも容易である。
尚、上記のコピー領域の比率の演算は選択されたコピー
用紙のサイズ、コピー倍率、指定エリアの座標から求め
ることができる。
このように、設定された現像器表示器164と組み合わせ
ることによりトナーなし表示器150−1を黒/色で兼用
することができる。また、コピー中にトナーが無くなっ
た場合、その時使用されている現像器コピーモードに従
ってコピー続行する場合と中断する場合に区分けするこ
とにより2つの現像器をコピー操作性を損なうことなく
コンパクトに実装することができる。
以上のトナー無し状態の処理をさらに詳細に説明する。
第8図及び第9図はトナー無しの場合の表示、コピー制
御に関するフローチヤートで、第8図はスタンバイ状態
での処理を示しており、まずこれについて説明する。
前述の現像器選択キー120により指定された現像器は何
色かを判断し(301−1)、黒色コピーの場合は302−1
で選択されている現像器内のトナーの有無を不図示のセ
ンサからのトナー検知信号によりチエツクし、無しの場
合、トナーなしLED150−1を点灯する(301−3)とと
もに、黒コピーのコピースタート及び2色コピーの開始
を禁止する(301−4)。即ち、コピースタートキー117
の入力を受け付けない。また黒トナーが有る場合は、ト
ナーなしLED150−1を消灯(301−6)し、2色コピー
及び黒コピーのコピースタート禁止を解除する(301−
7)。なお、トナー有無の検知は周知の方法で行われ
る。また、トナー無しが検知されても完全にトナーがな
くなったわけではなく、実際には余裕をもってトナー無
しが検知される。色現像器を選択した色コピーの場合も
黒コピーと同様選択した色現像器の色トナー無しの場
合、LED150−1を点灯し(301−9)、色コピー及び2
色コピーを禁止する(301−10)。またトナーが有る場
合はこれらを解除する(301−12,13)。この中で2色コ
ピーとは前述のコピーモード5,6,7で、黒と色の現像器
を交互に使用し、2色のコピーを得るモードである。
次のコピー中にトナーが無くなった場合について説明す
る。
第9図にそのフローチヤートを示したが、このフローチ
ヤートにおける処理は1枚コピーを実行するごとにチエ
ツクされる。まず、302−1で実行しているコピーが黒
コピーが色コピーかを判断する。黒コピーの場合で黒ト
ナー無しが検知された場合(302−2)、実行している
設定コピー数を計算する(302−3)。この計算値は循
環式原稿給送装置(RDF)を使用しない場合はこの計算
値は操作部100中のテンキー122で設定したコピー枚数と
なり、RDFを使用した場合のようにコピースタート前に
セツトされた原稿の枚数があらかじめわかっている場合
は、操作部100のテンキー122で設定したコピー枚数と原
稿の枚数の乗じた数となる。
この計算した総コピー枚数が100枚以上かどうかを判断
し(302−4)、100枚以上のときはコピーを途中で中断
する指令をセツトする(302−5)。色コピーの場合は
トナー有りかどうかを303−6で判断し、トナー無しが
検知された場合、302−7で中間トレーを使用した複数
の両面あるいは多重コピーのモードか否かを判別し、複
数両面或いは多重コピーモードの場合は302−5でコピ
ー中断指令をセツトする。また中間トレーを使用しない
モードで両面あるいは多重コピーの1面目以外の場合
(302−8→302−5)も同様にコピー中断指令をセツト
する。また、1面目の場合は中断せずに実行する。たと
えば、色現像器を使用した複数片面コピーのモードのト
ナー無しになった場合は302−1→302−6→302−7→3
02−8→302−5と通過し、コピーを途中で中断する指
令をセツトする。
また、以上の実施例ではカラー現像器を使用してコピー
を使用する場合、カラートナー無しによりすぐにコピー
中断したが、複写設定枚数が比較的少ない場合(3〜5
枚程度)はその設定数をコピー完了するように、構成す
ることもできる。また、指定された領域をカラー現像器
で複写する場合、指定された領域が小さい時は1枚あた
りのトナー消費量はわずかとなるため、さらに可能枚数
を増やすことができる。第10図はこれの実施例を示した
フローチヤートで第9図のAに接続される。コピー中に
色トナーの有無を判別し(303−1)、トナー有りの場
合はカラーコピーカウンタをクリア(303−2)する。
ここで、カラーコピーカウンタはトナー無し状態でのコ
ピー数をカウントするためのカウンタである。トナーが
無くなった場合、このカラーコピーカウンタを1プラス
し(303−3)、指定された領域のみをコピーするミー
ド以外の場合は303−7でコピーカウンタが5以上かど
うかを判別し、5未満の場合はコピーを続行し、5以上
の時は303−9でコピー中断指令をセツトし、コピーを
途中で中断する。また、領域コピーモードでは指定され
た領域が全体に占める比率を計算し(303−5)、その
比率が30%以上なら上記の通常モードと同様の処理を
し、30%以下なら303−8でコピーカウンタが15以上と
なった時303−9でコピー中断指令を出す。
さらに、第8図において、トナーなしの場合にコピース
タートを禁止しているが、所定枚数以下の場合はコピー
スタート可能とするよう構成することも容易である。
尚、上記のコピー領域の比率の演算は選択されたコピー
用紙のサイズ、コピー倍率、指定エリアの座標から求め
ることができる。
このように、設定された現像器表示器164と組み合わせ
ることによりトナーなし表示器150−1を黒/色で兼用
することができる。
また、コピー中にトナーが無くなった場合、その時使用
されている現像器コピーモードに従ってコピー続行する
場合と中断する場合に区分けすることにより2つの現像
器をコピー操作性を損なうことなくコンパクトに実装す
ることができる。
<エデイタの説明II> 第16図は、エデイタからの入力値の処理に関するフロー
チヤートである。
入力データが領域座標であるかを判定し(Step4−
2)、領域座標ならば、ブザーを30msec鳴らす(Step4
−3)。そしてより良好な画像が得られるようにエデイ
タからの入力データの補正を行う(Step4−4)。その
補正値をRAMに格納する(Step4−5)。
入力データがキー入力座標であるかを判定し(Step4−
1)、キー入力座標ならばブザーを60msec鳴らす(Step
4−6)。そして、入力データよりコピーモードの設定
及び解除を行う(Step4−7)。
次に、Step4−3〜4−7の詳細を述べる。第17図は、S
tep4−3のフローチヤートである。まず、ブザーをオン
し(Step4−3−1)ブザーを鳴らす。そして、30msec
その状態で(Step4−3−2)、そしてブザーをオフし
(Step4−3−3)ブザーを止める。
第18図は、Step4−7のフローチヤートである。まず、
ブザーをオンし(Step4−7−1)ブザーを鳴らす。そ
して60msecその状態で(Step4−7−2)、そして、ブ
ザーをオフしブザーを止める(Step4−7−3)。Step4
−3及び4−7に示す様にコピーモードの入力、エリア
の座標の入力の違いによって、ブザーの鳴る時間が異な
っている。これは、ユーザーに入力したモードを再認識
させ、誤操作を少くするためである。また、他の実施例
として、ブザーを鳴らすかわりに、LEDなどの点灯、点
滅時間に差をもたせることもできる。
第19図はStep4−4の詳細を示すフローチヤートであ
る。ここでエデイタの領域座標の範囲をX方向の長さを
lx,Y方向の長さをlyとする。まず、X方向の入力データ
Xが領域の範囲のはじから5mm以内か否か判断する(Ste
p4−4−1)、5mm以内ならば入力データXを0に設定
する(Step4−4−2)。入力データYがはじから5mm以
内か否か判断する(Step4−4−3)。5mm以内ならば入
力データYを0に設定する(Step4−4−4)。入力デ
ータXがlx−5mm以上ならば(Step4−4−5)、入力デ
ータXをlxに設定する(Step4−4−6)。入力データ
Yがly−5mm以上ならば(Step4−4−7)、入力データ
Yをlyに設定する(Step4−4−8)。これはマスキン
グ・トリミングのエリアを指定するときに、エデイタの
領域のはじを指定したときの誤差により、コピー紙のは
じに余分な画像が形成されない様にするためである。
また、他の実施例として、原稿サイズ検知が可能な場合
(例えば原稿台ガラスの下に複数の原稿検知センサを設
け、その出力の組合せにより、原稿サイズを検知す
る。)、上記のX方向の長さlx,Y方向の長さlyを原稿サ
イズの大きさに設定する。これを実施すると、上記の実
施方法において、Step4−4−6,Step4−4−8の補正で
は原稿サイズに関係なく一律に実施されていたため、l
x,lyより小さな原稿に対しては有効ではなかった。しか
し、原稿サイズ検知可能になれば、原稿サイズに応じて
Step4−4−6,Step4−4−8の補正ができ、上記の実施
例よりもマスキング・トリミングの画像形成が良好にな
る。
Step4−4によって補正されたデータをRAMに格納する。
後述のトリミング・マスキングの画像形成方法によっ
て、互いに離れた又は重なった複数エリアのマスキング
・トリミングが可能である。
第20図は、エデイタから領域座標,カラーモード,多重
モードが入力できることを示すフローチヤートである。
入力データが領域複写モードキー93(第5−1図)なら
ば(Step4−7−1)、前述のモード6のコピーモード
が選択される(Step4−7−11)。
入力データが領域複写モードキー94ならば(Step4−7
−2)、前述のモード5のコピーモードが選択される
(Step4−7−10)。
入力データが領域複写モードキー95ならば(Step4−7
−3)、前述のモード4のコピーモードが選択される
(Step4−7−9)。
入力データが領域複写モードキー96ならば(Step4−7
−4)、前述のモード3のコピーモードが選択される
(Step4−7−19)。
入力データが領域複写モードキー97ならば(Step4−7
−5)、前述のモード2のコピーモードが選択される
(Step4−7−18)。
入力データが領域複写モードキー98ならば(Step4−7
−6)、前述のモード1のコピーモードが選択される
(Step4−7−17)。
入力データがメモリーキー91ならば(Step4−7−
7)、登録されたエリアの面積が0であるかを判定し
(Step4−7−14)、エリアの面積が0ならば、コピー
禁止フラグをセツトする(Step4−7−16)。また、エ
リア面積が0でないならば、エリア登録を行う(4−7
−15)。面積の計算は指定エリアの2点の座標から容易
に求めることができる。
入力データがクリアキー92ならば(Step4−7−8)、
上記の91,93〜98のモードキーのどれかが選択されてい
るかを判定し(Step4−7−12)、選択されていたとき
は、キー91,93〜98により選択されているモードをクリ
アする。
以上のことにより、エデイタより、エリアの領域指定,
カラーモード,多重モードを選択できる。
また、エデイタに両面モードを加えることも容易にでき
る。
第21図は、登録エリアの面積が0のとき、コピー動作を
実行しないフローチヤートである。コピーキー117のオ
ンなどによって、コピー動作開始フラグがセツトされ
る。コピー動作開始フラグがセツトされているか否かを
判別し(Step12−1)、セツトされていればコピー禁止
フラグがセツトされているか否かを判定し(Step12−
2)、セツトされていればコピー動作の開始を禁止す
る。コピー禁止フラグがセツトされていなければコピ動
作を開始する(Step12−3)。
これは、無効なエリアが登録されたときに、コピーを禁
止するものである。なぜならば、ユーザーのミスで無効
なエリア登録が実行されたとき、それをユーザーに知ら
せるためである。
また、エデイター入力の補正値を変更したいときは、以
下の手順によって変更できる。まず、▲[*]▼▲
[1]▼▲[*]▼(アスタリスクキー121▲[*]▼
を押し、テンキー122の▲[1]▼を押し、アスタリス
クキー121▲[*]▼を押す。)と、キーを押すことに
よって、エデイタ入力の補正値の変更モードに入る。続
いて、▲[3]▼▲[*]▼(テンキー122の▲[3]
▼を押し、アスタリスクキー121▲[*]▼を押す。)
と、キーを押すことによって、エデイタ入力の補正値を
3mmに変更したことになる。また、テンキー122の▲
[3]▼のかわりにテンキー122の▲[0]▼を押す
と、エデイタ入力の補正値を0mmに変更したことにな
る。これは、エデイタ入力の補正を実行しないことを意
味する。以上のように、エデイタ入力の補正を行うこと
は、第19図のフローチヤートのStep4−4−1,4−4−3,
4−4−5,4−4−7に示す5mmの値を変更したことにな
る。
<キーによる領域指定の説明> 次にキーによるエリアの指定と座標の入力について第64
図及び第65図を用いて説明する。不図示のエリアメモリ
には予じめエリアの対角線上に位置する2点で表わされ
る長方形の領域が3個記憶されている。尚,初めて使用
する場合でもデータは記憶されたいる。従ってユーザー
は領域指定コピーを行うにおいて、3つの領域のどれか
を有効とするかを選択する。尚、選択できるエリアの組
合せはエリア1のみ、エリア1及び2、エリア1,2及び
3の3通りである。エリアの指定方法について説明す
る。まず、エリアキー128を1回押すと、LED138−1
(第64図)が点灯し、この状態でエリア1のみが有効と
なる。エリアキー128を2回目押すとLED138−1と138−
2が点灯し、この状態でエリア1とエリア2が有効とな
る。3回目を押すとLED138−1,138−2,138−3が点灯
し、この状態でエリア1,2,3が有効となる。4回目を押
すとLED138のすべてが消灯し、エリア指定が解除され
る。
前述した如く、3個のエリアには各々座標データが4個
づつ記憶されており、これらのデータを変更する場合に
ついて説明する。
まず変更したいエリアを指定するためにエリアキー128
を押す。1回目,2回目,3回目と押す毎にエリア1,エリア
2,エリア3が選択され、第65図に示す如く、変更したい
データを示すベースポインタBPが指定される。尚、この
ときのLED138の表示は前述の有効エリア指定の場合と同
一である。
変更するエリアを指定したらポイントキー104を押すこ
とにより変更したい座標を選択することができる。ま
ず、ポイントキー104を押すとLED139−1が点滅を行
い、ベースポインタがX1に指定されてX1の座標の入力が
可能となる。このとき現在記憶されているX1のデータが
倍率表示部154に表示される。尚、X1はエリアの左下の
角部のx座標,X2は右上の角部のx座標,Y1は左下の角部
のy座標,Y2は右上の角部のy座標である。X1のデータ
を変更する場合はテンキー122またはズーム倍率キー109
を用いて変更できる。尚、ズーム倍率キー109を用いて
値を変更する場合は、表示部154に表示されている値に
対して増減を行う。
そして次にポイントキー104を押すと倍率表示部154に表
示されていたデータがX1のデータとして記憶されるとと
もに現在記憶されているX2のデータが表示部154に表示
され、ベースポインタがX2に移る。更にLED139−1が点
滅から点灯へ変わり、X2のLED139−2が点滅する。そし
てX2のデータの変更が必要なときは上記と同様の操作を
行う。以下同様にポイントキー104を押すことによりY1,
Y2の順序でデータが変更できる。ポイントキー109を押
してY2のデータを記憶させた時点でX1〜Y2の4個のLED1
39−1〜139−4が消灯する。
尚、ベースポインタを選択していないとき、即ち、LED1
38−1〜138−3の全てが消灯しているときはポイント
キー104を押してもX1〜Y2のデータを変更することはで
きない。
又、ポイントキー104を押した時、選択されているエリ
アのLED138が点滅し、ベースポインタの値を確認するこ
とができる。そしてY2のデータまでの記憶を完了すると
選択されているエリアのLED138は点滅から点灯へ変わる
が、エリアキー128を押さない限り、ベースポインタは
変化しない。
又、X1〜Y2のLED139のいずれかが点滅又は点灯している
ときにエリアキー128を押した場合はつぎのエリアにベ
ースポインタが移動するが、エリア3にベースポインタ
が指定されていた場合は、データ変更モードは解除され
る。
<ブランク露光の説明> 次にLEDアレー14の領域指定コピー時の制御について説
明する。
第22図はRAM内の1部分であり、制御に必要な制御が確
保されている。領域指定できるエリアの数は説明を簡単
にする為、ここでは2つとしておく。200−5は、操作
部100もしくは、エデイタ70により設定された領域のデ
ータが格納されていて、200−1はエリア0のX方向
(光学系スキヤン方向)の開始データ、200−2はエリ
ア0のX方向の終了データ、200−3はエリア0のY方
向(縦方向)の開始位置データ、200−4はエリア0の
Y方向終了データである。以上1個の領域に対し4つの
データがセツトされており、エリア1についても同様で
ある。200−6は200−3,200−4のデータに対応するLED
のON/OFFデータであり、本実施例では5×24bit分設け
られており、1bitが1つのLEDに対応している。
例えば、200−3(Y0E)に100,200−4(Y0E)に200が
セツトされているとLEDアレー14は、2.5mmピツチでLED
が配列されているので、200−6は100/2.5=40ビツト目
から200/2.5=80ビツト目までが1で、他のビツトはす
べて0がセツトされる。
200−7は同様にエリア1のY方向データに対応したデ
ータがセツトされる。200−8はLEDアレイの点灯状態を
変更する時に使用するエリアで、200−6,200−7と同じ
ビツト数が設けられている。200−9は実際にLEDアレイ
をダイナツク点灯する状態をセツトしておくエリアで、
後述の如く、このエリアのデータを各デイジツトに対応
して出力し、トランジスタ群82を駆動する。200−10,20
0−11はLEDアレイの点灯状態を変更する時に使用する、
出力データ切換フラグ、出力電流切換フラグである。20
0−12はどのデイジツトを出力するかの制御に使用する
デイジツトカウンタである。
第23図は領域に対応して、どの様にLEDアレイ14を制御
するかを示すフローである。コピーが開始されると、光
学系はX方向にスキヤンを始める。201−1で領域内コ
ピーかを判定し、領域内コピーならば201−2に進みLED
出力データ200−9にすべて1をセツトする。この事に
よりLEDアレイ14はすべて点灯し、画像はすべて消去さ
れる。また領域内コピーでないときは201−3に進みLED
出力データ200−9にすべて0をセツトする。このこと
によりLEDアレイ14はすべてオフし、Y方向すべての部
分に画像が出ることになる。そして、201−4でエリア
0のX方向のスタートタイミングか否かを判定し、NOな
らび201−12に進み、エリア1のX方向のエンドタイミ
ングがどうかを判定する。NOならば201−18へ進み、同
様にエリア1のX方向のスタートタイミングがどうかを
判定する。NOならば201−20でエリア1のX方向のエン
ドタイミングか否かを判定する。NOならば201−22へ進
み光学系反転タイミングか否かを判定する。NOならば20
1−4へ進む。この様に処理すべきタイミングに至らな
い場合は201−4→201−12→201−18→201−20→201−2
2→201−4のループを順回する。
ここで、エリア0のX方向のスタートタイミングとなっ
た場合201−4から201−5へと進み1連の処理を行う。
201−5ではエリア0の方向のスタートタイミングがエ
リア1内にあるかを判定し、YESなら201−6へ進む。こ
の場合エリア0とエリア1が重なっているので、LED出
力バツフア200−8にはエリア0LEDデータ200−6とエリ
ア1LEDデータ200−7の論理和をセツトし、201−8に進
む。一方201−5でNOならばエリア0のX方向スタート
位置はエリア1とは、重なっていないことになる。従っ
てLED出力バツフア200−8にはエリア0のLEDデータ200
−6の内容をそのままセツトする。そして、201−8に
進む。201−8では領域内コピーか否かを判定し、領域
内コピーならば201−9へ進む。201−9ではLED出力バ
ツフア200−8の内容を反転し、201−10で出力電流切換
フラグ200−11をセツトし、201−4へと戻る。このこと
により、例えば前述の例の如く200−3,200−4に100,20
0がセツトされていた場合100〜200に対応するY方向の
位置のLEDがオフし、その他のLEDがオンする様になり、
所定のエリアの内側のみ画像が出力される様になる。ま
た後述する如く出力電流切換フラグ200−11のみをセツ
トしたので前のLEDアレイ14の点灯状態で、デイジツト
0〜デイジツト4の1周期を強点灯した後、LEDアレイ1
4の点灯状態が切り換えられる。一方201−8で領域内コ
ピーでないと判定した場合、201−11へ進み、出力デー
タ切換フラグ200−10と出力電流切換フラグ200−11の両
フラグがセツトされる。LED出力バツフアはインバート
されないので、前述の例の如く200−3,200−4に100,20
0がセツトされていた場合、Y方向で100〜200に対応す
る部分のLEDのみが点灯し、そこの部分の画像は消却さ
れる。又、出力データ切換フラグ200−10と出力電流切
換フラグ200−11の両フラグがセツトされるので後述の
如く、次のデイジツト0タイミングからLEDアレイ14の
点灯状態を切換え、またその1周期分だけ強点灯状態と
なる。そして201−4へ戻る。
次にエリア0のX方向の終了タイミングになった場合を
説明する。200−12から201−13へと進み、エリア0のX
方向の終了タイミングがエリア1の開始位置と終了位置
の間にあるか否かを判定する。もしYESならば、201−14
へと進み、エリア0のコピーは終了しているがエリア0
のX方向の終了位置がエリア1に含まれているので、LE
D出力バツフア200−8に、エリア1LEDデータ200−7の
データをセツトする。一方201−13でNOならば201−15へ
進みエリア0のX方向の終了位置がどのエリアにも含ま
れないので、LED出力バツフア200−8にすべて0とセツ
トする。次に201−16で中コピーか否かを判定し、中コ
ピーならば201−17へ進みさきほどと同様LED出力バツフ
ア200−8の内容を反転する。そして、201−11で出力デ
ータ切換フラグ200−10及び出力電流切換フラグ200−11
をセツトし、201−4へ戻る。一方201−16でNOの場合は
201−10へ進み、出力電流切換フラグのみがセツトさ
れ、201−4へと戻る。
次にエリア1のX方向の開始タイミングが来た場合は20
1−18から201−19へ進み201−19で前述のエリア0のX
方向のスタートタイミングの場合と同様な処理を行う。
エリアナンバーの0と1を変えた処理であり説明を省略
する。
又、エリア1の方向の終了タイミングとなった場合は20
1−20から201−21へと進み、ここで前述のエリア0のX
方向の終了タイミングの場合とエリアナンバの0と1と
変えた処理を行う。光学系とスキヤンにつれ反転のタイ
ミングが来ると、201−22から201−23へと進み、LED出
力データ200−9をすべて1とし、LEDアレイ14を全点灯
し不要画像を消去し、また、光学系は後進をし始め1サ
イクルが終了する。尚、エリアが3つ以上のときも同様
である。
次にLEDアレイ14のダイナミツク点灯を制御する部分を
第24図により説明する。1msec毎のタイマ割込みにより
このルーチンが実行される様になっている。
まず、出力電流切換フラグ200−11及び、出力データ切
換フラグ200−10が両方ともセツトされていない場合の
動作を説明する。202−1でデイジツトカウンタ200−12
が更新される。本実施例ではデイジツトは0から4迄で
あり、デイジツトカウンタ200−12も0から4迄の値で
更新される。もし0でないならば202−11へ進み、0な
らば202−3へと進み強点灯をオフする。202−4→202
−8→202−11へと進み、ここでデイジツトカウンタ200
−12に対応したデイジッツト出力およびセグメント出力
およびセグメント出力をセツトする。例えばデイジツト
カウンタ200−12が0ならばデイジツト0をオンし、ま
たセグメント出力にはLED出力データ200−9の内のデイ
ジツト0に対応するデータ200−13の内容を出力する。
1ならば対応するLEDがオンし0ならば対応するLEDはオ
フする。そして終了する。デイジツトカウンタは順次更
新されてゆき、次のタイミングの時は202−11でデイジ
ツト1をオンし、またセグメント出力にはLED出力デー
タ200−9のデイジツト1に対応する200−14の内容が出
力される。
次に出力電流切換フラグ200−11と出力データ切換フラ
グ200−10が両方共セツトされた場合について説明す
る。デイジツトカウンタ200−12の内容が0になるまで
は前述と同様な処理を行い、0になった時202−2→202
−3へと進み強点灯をオフする。この時は前の状態も強
点灯はオフであり、ここでは意味はない。
次に202−4→202−5となり、強点灯をオンし、出力電
流切換フラグ200−11をリセツトする。次に202−6→20
2−9へと進み、出力データの切換フラグ200−10をリセ
ツトし、202−10でLED出力バツフア200−8の内容をLED
出力ゲータ200−9にセツトする。そして202−11の処理
を行い終了する。そして、次にデイジツトカウンタ200
−12が0になった時202−2→202−3となり強点灯はオ
フとなり、両フラグは既にリセツトされているので202
−4→202−8→202−11となり通常の処理を行う。従っ
てデイジツト0のタイミングでLEDアレイ出力状態が切
り変わり、またそこから1周期の間、強点灯がオンとな
る。
次に出力電流切換フラグ200−11のみがセツトされた場
合の動作について説明する。デイジツトカウンタ200−1
2が0になったら200−2→202−3となり強点灯をオフ
する。202−4→202−5となり前述と同様の処理をす
る。こんどは202−6→202−7となり出力データ切換フ
ラグ202−11をセツトし、202−11を経て終了する。次に
デイジツトカウンタ202−12が0となった時202−2→20
2−3となり強点灯をオフする。202−4→202−8→202
−9と進み、出力データ切換フラグ200−10がリセツト
され、202−10でLED出力データ200−9にLED出力バツフ
ア200−8の内容がセツトされ、LEDアレイ14の出力状態
が切り変わる。従って1周期前のLEDアレイ14の出力状
態でデイジツト0から1周期分強点灯がオンして後にLE
Dアレイ14の出力状態が更新される事になる。デイジツ
ト出力と強電流、LED出力データの変更のタイミングを
第25図に示す。第25図に於いて時刻t1は領域の開始又は
終了タイミングであり、このとき前述の出力電流切換フ
ラグ200−11、出力データ切換フラグ、LED出力バツフア
200−9の内容がイメージ変換のモードによりセツトさ
れる。
強点灯はその後の最初のデイジツト0出力タイミングt2
でオンし、それから1周期T後にオフする。一方LED出
力データはイメージ変換モードとエリアの開始か終了か
に応じてt2またはt3のタイミングで変更される。時刻t2
で変更するのは領域内コピーで領域の終了タイミングと
領域外コピーで領域の開始タイミングの場合である。ま
た、t3で変更されるのは、領域外コピーで領域の終了タ
イミングと領域内コピーで領域の開始タイミングのとき
である。このことにより第26図に示す如く領域内コピ
ー、領域外コピーどちらかのモードに於いても画像領域
204−2と非画像領域204−1の境界で、非画像領域側で
強点灯をオンすることになり、シヤープなエツジが保持
される。またデイジツト0のタイミングに同期してLED
の点灯状態を変えることでエツジがより直線的になる。
その様子を第27図に示す。
第27図に於て205−1は例えばデイジツト2でLEDの点灯
をオールオフからオールオンに切換えた場合を示してい
る。dは本実施例では1msecの間にドラムの進む距離で
あるが、図の如く、最大4dのズレが生じてしまうことに
なる。しかし本発明の様にデイジツト0に同期させるこ
とにより、205−2の如くズレは常にdとなる為、境界
部分はなめらかに見える。またLEDアレイを傾けて取り
付けることにより更に直線性を出すことが出来る。
第28図は領域内コピーモードで領域が2つの場合の出力
結果を示す図であり、斜線部が画像が出力される部分で
ある。前述の如く2つの領域の論理和をとっている為、
2つの領域が離れていても、またオーバーラツプしてい
る場合でも所望の部分のみの画像を得ることが出来る。
第28図は領域外コピーモードで領域が2つの場合の出力
結果を示す図であり、斜線部が画像の出ている部分であ
る。領域内コピーの場合と同様領域が離れていてもオー
バーラツプしていても所望の部分の画像を消すことが出
来る。
<エデイタの説明 III> 次に領域指定の異なる実施例を説明する。第30図はエデ
イタ250−1を示すもので、250−2はイメージ変換モー
ド設定の部分、250−3はエリア指定をする部分であ
る。モード設定の部分には250−4の塗りつぶし指定、2
50−5の領域内カラー指定、250−6の領域外カラー指
定、250−7の領域内黒指定、250−8の領域外黒指定の
部分があり、250−3のエリア指定の部分を2点指定し
た後にモード設定部分を押すことにより1エリア(2点
を対角線とする長方形)が設定されると伴にそのエリア
のモードが登録される。250−4の塗りつぶし指定は原
稿の様子に係わらず設定されたエリアをカラーで塗りつ
ぶすものである。250−5の領域内カラー指定は設定さ
れたエリアの内側のみをカラートナーで画像を出力し、
又250−6の領域外カラー指定は設定されたエリアの外
側のみをカラーで画像を出力するものである。250−7
の領域内黒指定は設定された領域の内側のみを黒色で画
像を出力し、250−8の領域外黒指定は設定された領域
の外側のみを黒色で画像を出すものである。
第31図はRAM内に設けられた指定された領域データを記
憶しておく領域データエリア251−7を示すもので、1
つのエリア指定251−6内には、指定されたモード、例
えば内側赤、外側黒等のモードをストアしておく部分25
1−1と指定されたエリアの座標をストアしておく部分2
51−2〜251−5がある。そして領域データエリア251−
7内には1つのエリア指定に関するデータ251−6が複
数個設定されている。領域指定部分250−3上の2点を
押圧し、その後250−2のモード指定部が押圧される
と、そのモードが251−1に、また、ポイントデータが2
51−2〜251−5にストアされる。
次にコピー指令が入力された後のコピー動作を、第32図
に従って説明する。まず252−1で領域データエリア251
−6のモードがストアされている所をすべてサーチし、
調査する。252−2でその中に黒の塗りつぶしモード又
は赤の塗りつぶしモードが設定されているか否かを判別
する。まず設定されている場合を説明する。252−3で
カセツトより転写紙を給紙し、後述の如く、指定された
塗りつぶしエリアに対応した部分のみを指定色で塗りつ
ぶすコピー動作を行う。転写紙はコピーされた画を、下
にして第2給紙部23へセツトされる。この時転写紙は第
35図に示す如く、指定された255−2の部分のみ、カラ
ーで塗りつぶされており、他の部分は白である。252−
4で領域内カラーまたは、領域外カラーモードの指定が
あるか判別し、NOならば252−7へ進む。YESならば252
−5で領域内黒又は領域外黒のモードが指定されている
か否か判別し、NOならば252−7へ進み、YESならば252
−6へ進む。従ってカラー、黒両方のコピーを行う場合
は252−6へ進み、一方の色のコピーを行う場合は252−
7へ進む様になっている。252−6では第2給紙部より
給紙し、指定されたエリアに対して前述の如く領域指定
モードのカラーコピーを行い、転写紙を再び第2給紙部
へコピーされた面を下にしてセツトされる。次に252−
8で第2給紙部より給紙し、指定されたエリアに対して
領域指定モードの黒コピーを行い転写紙を機外に排出
し、コピー動作を終了する。
従ってこの場合、まず第35図に示す如く、塗りつぶしコ
ピーを行い、次に同一面に赤色のコピーをして最後に同
一面に黒色のコピーをして終了する。
一方252−7へ進んだ場合は第2給紙部23より給紙し、
指定された色、及び領域に従ってコピー動作を行い転写
紙を機外へ排出し終了する。
次に塗りつぶしモードが指定されていない場合を説明す
る。252−2→252−9へと進み、252−9で領域内カラ
ーまたは領域外カラーのモードがあるか否かを判定す
る。NOならば252−12へ進み、YESならば252−10へ進
む。252−10では、領域内黒または領域外黒のモードの
設定の有無を判別し、有ならば252−11へ進み、無なら
ば252−12へ進む。即ち、カラーコピーと黒コピーの両
方を行う必要がある場合は252−11へ進み、片方のみで
よい場合は252−12へ進む。252−11ではカセツトより給
紙し、カラーで、指定された領域に対してコピーを行
い、第2給紙部23へコピーされた面を下にしてセツトす
る。次に252−8へ前述と同様第2給紙部より給紙し、
黒コピーを行って機外へ排出し終了する。一方252−12
へ進んだ場合、カセツトより給紙し、指定された色、領
域に従ってコピー動作を行い転写紙を機外へ排出し終了
する。
次に本発明の特徴である塗りつぶしコピーについて説明
する。塗りつぶしを行う場合露光ランプ24を消灯のまま
にしておくことにより、感光ドラム20上にはベタ画像の
静電潜像が形成される。従って前述のエリアコピーの説
明の如く、LEDアレイ14を指定されたエリアに従ったタ
イミングで、選択点灯することにより不要部の潜像を消
却し、所望の部分のみをベタ画像として出力することが
出来る。このベタ画像が本発明の特定の画像に相当す
る。第33図にフローを示す。253−1でLEDアレイ14を全
点灯しその後所定のタイミングで転写紙の給紙を開始す
る。
次にエリア開始タイミングか否かを253−2で判別し、N
Oならば253−2でループを繰り返す。その後エリア開始
タイミングになると253−3でLEDアレイ14を指定された
エリアのY方向の座標に従って選択点灯する。次に253
−4でエリアのX方向終了タイミングになったか否かを
判断する。エリアのX方向終了タイミングになると、25
3−5でLEDアレイ14を全点灯し、全域に渡って画像を消
却する。そして転写紙サイズ分の現像が終了したか否か
を253−6でパルスをカウントすることにより判別し、Y
ESならば1サイクルを終了する。
次にコピー結果の1例を第34図に示す。図に於いて254
−4はカラーで塗りつぶされており、254−3は黒でコ
ピーされており、これは254−4内の画像も同様であ
り、図に示す如くカラーで塗りつぶされた領域254−4
上に“ABC"という黒い文字(原稿に対応している)が出
力されている。254−2はカラーで原稿がコピーされて
おり、他の部分は画像が消却されている。この様なコピ
ー結果を所望する場合の操作は以下の通りである。原稿
をエデイタ250−1にセツトし254−4のエリアの対角線
上の2点をエデイタにて入力する。次に250−4の塗り
つぶしモードを指定する。254−3の領域の対角線上の
2点を押圧し、次に250−5の領域内カラー指定部を押
す。254−2の領域の対角線の2点を押す。最後に250−
7の領域内黒指定部を押す。そして原稿を原稿台にセツ
トしコピーキーを押す。これらの入力動作によりまず25
4−4の領域の塗りつぶし部分がコピーされ、次に同一
面に254−2の部分がカラーでコピーされ、最後に254−
3の部分が黒でコピーされ、自動的にコピーは終了す
る。このように非常に簡単な操作で行うことが出来る。
また、塗りつぶしのコピーを最初に行うので塗りつぶし
た部分の上に原稿をコピーすることが出来、例えば標題
部分を目立たせようとする場合には良好なコピーを得る
ことが出来る。また1度にカラーの部分、黒の部分、ま
た塗りつぶす部分を入力することが出来、原稿を何度も
エデイタの上にセツトしたり原稿台の上にセツトする手
間もなく操作が非常に簡単で、かつ、人間の思考とマツ
チしたものとなる。
また照射巾の狭いLEDを用いることにより、アンダーラ
インの様な細線を引くこともできる。
第34図の出力結果の1例では、領域内カラー、領域内
黒、塗りつぶし各モードとも1ケのエリアのみである
が、複数のエリアが可能なことは、前述の説明の如く、
言うまでもないことである。また1つのエリアに対して
第30図に示すモードのみを登録していたが、例えば複写
倍率、エリアの画像を転写紙のどの位置に出すかの位置
指定も追加することもできる。第31図に示す251−1の
モードを記録しておく部分に複写倍率や、位置の指定を
追加する。コピー動作時、例えば、内側がカラーの領域
が2つ登録されており、その内の1つが100%(領域1
とする)他の1つが64%(領域2とする)と設定されて
いれば、第32図に示すフローチヤート内の252−6や252
−11のステツプの動作を次の様にすればよい。100%の
複写倍率で領域1のみのカラーコピーを行い、転写紙を
第2給紙部23にセツトする。次に倍率を変更し、64%の
複写倍率で第2給紙部23から給紙し、領域2のみのカラ
ーコピーを行い、再度転写紙を第2給紙部23へセツトす
る。又、位置指定の値とエリアの位置との差分を演算
し、その差分だけ転写紙の送りタイミングをずらすこと
により、位置指定を行うことが可能である(本実施例で
はX方向のみ)。位置指定された場合も同様に例えばあ
るエリアの位置指定による転写紙の送りタイミングのず
れ量と、他のエリアのずれ量が異なる場合、2回の露光
に分けて多重コピーすればよい。
又、1枚の転写紙に対して何度も多重コピーを行うと転
写紙の傷みにより、搬送性が悪くなり紙詰まりが発生し
たり、転写性が低下し良好な画像が得られなくなる。従
ってエリアが登録される毎に、何回多重コピーしなくて
はならないかを演算し、所定の値以上ならばその登録を
禁止し、警告表示をする。
以上の実施例では、指定された各々のエリアの画像を同
一の転写紙に多重コピーをしたが、各々のエリアを別々
の転写紙にコピーするようにしてもよい。又、このよう
なモードの場合、指定されたエリアの画像が転写紙の先
端部又は中央部に出ることも可能である。▲[*]▼キ
ー121を押し、テンキー122の▲[2]▼を押し、▲
[*]▼キー121を押すことにより、指定されたエリア
を別々の転写紙にコピーすることが指定できる。また、
▲[*]▼キー121を押し、テンキー122の▲[3]▼を
押し、▲[*]▼キー121を押すことにより、画像を転
写紙の先端に合わせることが指定できる。
更に▲[*]▼キー121を押し、テンキー121の▲[4]
▼を押し、▲[*]▼キー121を押すことにより、画像
を転写紙の中央に出すことが指定できる。
コピー動作開始時、まず、第31図に示す領域データエリ
アの先頭にセツトされているモードと座標に従いコピー
を行い、そして、転写紙を機外に排出する。先頭にセツ
トされているモードが▲[*]▼3▲[*]▼ならば、
転写紙の送りタイミングをX0だけ遅らせる。先頭にセツ
トされているモードが▲[*]▼4▲[*]▼ならば、
次の演算を行う。
ただし、lは転写紙サイズ その結果、Tの値が正ならば、Tだけ転写紙の送りタイ
ミングを遅らせる。一方、Tの値が負ならば、|T|だけ
転写紙の送りタイミングを早める。
次に、第31図の領域データエリアの2番目のエリア指定
を参照し、もし、登録されていれば、同様に、コピーを
行い機外排出する。そして、順次コピーを行い、第31図
の領域データエリアに登録されているエリアについて、
全てコピーを行い、一連のコピー動作を終了する。
以上のように本発明によれば、例えば新聞の記事を項目
ごとにフアイルするような場合、新聞の複数の記事を一
度に指定することができる。また、一度のコピー指令
で、別々の転写紙にコピーすることもできる。さらに、
記事を転写紙の所望の位置にコピーできるので誠に便利
である。
第35−1図は2つの領域を別々の転写紙の中央に出す様
に指定した場合の出力結果を示すもので、35−11の原稿
に対して35−12と35−13が指定され、転写紙35−14の中
央部35−15に35−12の部分がコピーされている。又、転
写紙35−16の中央部35−17に35−13の部分がコピーされ
ている。
<コピー紙搬送路の説明> 本実施例では、前述の如く両面コピーあるいは多重コピ
ーを実現するためのコピー紙再給紙機構を2系統有して
いる。すなわち、第2給紙部23および中間トレー40であ
る。このどちらを用いるかはコピーモードによる。
すなわち、コピー紙のサイズおよびコピー設定枚数によ
って最適な系をコピープログラムが判断する。前者は両
面・多重コピーを実現するために不可欠な再給紙部で、
後述する機構により横レジスト合せが容易なため、紙サ
イズに自由度がある。ただし、紙を1枚以上そこにため
ておくことはできない。一方、後者は、複数枚の紙をス
タツク可能であるが、横方向の位置合わせはあらかじめ
定められた固定サイズしかできない。
両面/多重コピー時、どの様に紙パスを選ぶかを第63図
に従って説明する。
コピー指令によりコピー動作を開始すると、まず270−
1で、同一の原稿すなわち原稿の交換無しに両面/多重
コピーを行うか判別する。例えば、1枚の原稿から所定
の部分をカラーで、他の部分を黒でコピーする如きモー
ドの場合はYESとなる。YESの場合、270−2で原稿が定
型サイズか否かを判別する。定型サイズでないならば27
0−5へと進み、無条件に第2給紙部23をセレクトす
る。YESならば270−4へ進み、コピー設定枚数が1枚か
否かを判別し、YESならば同様に270−5へ進む。NOなら
ば270−4でコピー設定枚数が中間トレイ40の最大積載
枚数である30枚より大きいか判別し、YESならば270−5
へ進み、NOならば270−8へ進む。270−5では1枚コピ
ーし、転写紙を第2給紙部23へセツトし、次に270−6
で第2給紙部23より再給紙し、コピーを行い転写紙を機
外へ排出する。
270−7で設定された枚数分のコピーが終了したか否か
を判別しNOならば270−5→270−6→270−7のループ
を繰り返し、設定枚数終了までコピー動作を継続し、終
了する。一方270−8へ進んだ場合は中間トレイ40を使
用しコピー動作を行う。270−8で設定枚数分コピー
し、転写紙を中間トレイ40にセツトする。次に270−9
で、中間トレイ40より再給紙し、設定枚数分コピーし、
機外へ排出し終了する。
270−1でNOと判定した場合は270−10へ進む。270−10
で原稿が定型サイズか否かを判別し、NOならば、270−1
7でコピー設定枚数に1をセツトし、270−18へ進む。YE
Sならば270−11でコピー設定枚数が1か否かを判別し、
YESならば270−18へ進み、第2給紙部23をセレクトす
る。
NOならば中間トレイ40をセレクトし、270−12でコピー
枚数の判定を行い、30以上ならば270−13でコピー設定
枚数に30をセツトする。
次に270−14で270−8と同様に設定枚数分コピーし、中
間トレイにセツトする。270−15で原稿が交換され、コ
ピー指令が出力されると270−16で270−9と同様にコピ
ーし、終了する。一方、第2給紙部23がセレクトされた
場合は270−18で270−5と同様にコピーし、270−19で
原稿が交換されコピー指令が出力されると、270−20で2
70−6と同様にコピーし、終了する。
以上説明してきたように本実施例では、多重・両面コピ
ー時、定形サイズ以外のコピー、即ち、ユニバーサルカ
セツト又は手差しトレイからの給紙の場合、および一枚
コピーでは、紙を中間トレー40に送らず直接第2給紙部
23へ送出し再給紙するし、定形かつ多数枚コピー時はい
ったん中間トレー40にスタツクしてから第2給紙部23へ
送り再給紙する。
上記2種類の系のうちどちらを使用するかの選択は操作
者が行うのではなく、シーケンスプログラムが自動的に
行うため操作者はいちいち考える必要はなく、常に最適
な系で制御がなされる。また、定形外多数コピーは、中
間トレーを用いず1枚ずつ第2給紙を用いて、コピーを
実行していくことが可能である。更に転写紙の不都合
(サイズが小さすぎる等)を判別し、両面/多重コピー
処理を行なわず、機外へ排出することにより不要なトラ
ブルを避けることが出来る。
本実施例の複写装置は自動原稿送り装置(以下ADFと称
する)の装着も可能で、第61図にADFを示す。従来各種
提案されており、ここでは簡単に動作を説明する。第61
図に於いて260−12は原稿を複数枚セツトでき、自動的
に給紙するADFであり、260−11は原稿をセツトする原稿
トレイ、260−10は原稿を検知する原稿センサ、260−1
は原稿を給紙する為の給紙補助ローラ、260−2は上ベ
ルト、260−3は下ベルト、260−5は給紙ローラ、260
−6は駆動ローラ、260−7は260−6により駆動される
搬送ベルト、260−8は排紙コロ、260−9は排紙トレイ
部である。
原稿が260−11の原稿トレイにセツトされると原稿セン
サ260−10により原稿を検知する。コピー指令により不
図示のモータが回転し、各駆動部が作動を開始する。26
0−1の給紙補助ローラが不図示の機構により矢印Aの
方向に動き、原稿を1枚260−5の給紙ローラの所まで
搬送し、260−1の給紙補助ローラは上昇する。その後
原稿は260−5の給紙ローラ、搬送ベルトより搬送さ
れ、原稿の先端が第1図に示す原稿台5の基準位置に来
た時停止する。
光学系の移動により原稿露光を開始し、所定の枚数分原
稿露光を終了すると再度ADFは動作を開始する。この時2
60−10は原稿センサにより原稿を検知した場合は前述と
同様に次の原稿の給紙動作を行うと同時に原稿台5上に
セツトされていた原稿は260−8の排紙コロを通り260−
9の排紙トレイ部に排出される。そして次の原稿がコピ
ーされる。この動作で260−11の原稿トレイ上に原稿が
なくなるまで繰り返す。最後の原稿が原稿台5にセツト
され所定の原稿露光が完了すると、この時260−10の原
稿センサは原稿を検知しないので、給紙動作は行なわ
ず、原稿を260−9の排紙トレイに排出して1連のコピ
ーを終了する。
第62図は、両面又は多重モード時のADF原稿枚数によ
り、コピー動作が異なることを説明したフローチヤート
である。
原稿を給紙し(Step7−1)、原稿を所定の位置に原稿
にセツトされる。そのとき原稿トレイ260−11に原稿の
有無を検知する原稿センサー260−10によって、原稿が
1枚であるか複数枚であるかを判定する(Step7−
2)。
まず原稿が1枚の場合について述べる。
Step7−2でNoならば、セツトされた原稿が1枚である
と判定できる。第1面目コピーの動作を完了し、第2給
紙部23に転写紙を搬送する(Step7−13)。そして、原
稿を排出する(Step7−14)。また、第2給紙部にある
転写紙は、次のコピー動作開始指令によって、第2面目
のコピー動作を行ない、一連のコピー動作を完了する。
次に、原稿が複数枚の場合について述べる。
Step7−2でYesならば、セツトされた原稿が複数枚であ
ると判定できる。第1面目のコピー動作を完了し、第2
給紙部23に転写紙を搬送する(Step7−3)。そして、
原稿を排出し、次に原稿トレイ260−11上にある原稿を
給紙する(Step7−4)。第2面目のコピー動作を行い
転写紙を機外に排出する(Step7−5)。そして原稿ト
レイ260−11にミスの原稿があるか否か判別し(Step7−
6)、原稿がなければ、原稿を排出し(Step7−14)、
一連のコピー動作を完了する。
又、原稿トレイ260−11に原稿があれば、原稿を排出
し、次の原稿を給紙する(Step7−7)。そして次の原
稿が原稿トレイ260−11にあるか否か判別し(Step7−
8)、あるならば第1面目のコピー動作を行い、第2給
紙部23に転写紙を搬送する(Step7−9)。そして原稿
を排出し、次の原稿を給紙し、第2面目のコピー動作を
行い、転写紙を機外排出する。そして再度、Step7−6
から処理を実行する。
Step7−8でNOならば第1面目のコピー動作完了後、転
写後を機外排出し(Step7−12)、原稿を排出して(Ste
p7−14)一連のコピー動作を完了する。
以上のように、ADF原稿枚数によるコピー動作の相異に
ついて述べた。さて、この効果には、次のようなものが
ある。
例えば、新聞紙などの様に大サイズでADFによる給紙不
可能原稿と、普通のADFによる給紙可能原稿との組合わ
せ、両面・多重のコピーを行なうとき従来、原稿セツト
枚数が1枚のとき機外排出するために両面又は多重コピ
ーを得るにはADFが使用できなかった。
さらに、上記と同様の理由で、ADFを用い両面原稿を両
面コピーにできなかった。
また、マスキング・トリミングのコピーモードを併用
し、2枚の原稿で多重又は両面コピーを得ようとすると
き、領域の指定は2枚の原稿に対して同時に指定出来な
い。従って原稿1枚づつセツトしなければならないが、
上記と同様な理由でADFを使用して所望のコピーを行う
ことが出来ないという重大な欠点があった。本発明によ
れば、上記欠点を除去出来ると共に、多数枚の1連の原
稿に対しては奇数枚の場合最後のコピーは機外に排出す
るので、従来と同様の使いがってがある。
前述のStep7−13,7−14の処理後、転写紙は第2給紙部2
3にある。その後の処理に関するフローチヤートを第62
−1図に示す。
リセツトキー119が押されたら(Step7−15)、第2給紙
部23にある転写紙を第2面目の紙パスで搬送し、機外排
出する(Step7−21)。
コピーキー117が押されて(Step7−16)、ADFの原稿ド
レイ260−11に原稿があれば(Step7−17)、原稿を給紙
し(Step7−18)、第2面目のコピー動作を行い、転写
紙を機外に排出する(Step7−19)。そして、原稿を排
出して一連のコピー動作を完了する(Step7−20)。
Step7−17で原稿が無ければ、手動で原稿がセツトされ
たと判定し、第2面目のコピー動作を行い、転写紙を機
外排出する(Step7−20)。そして、一連のコピー動作
を完了する。
<シーケンスの説明> 次にシーケンスについて第36図〜第60図を用いて説明す
る。
電源投入時の動作について説明する。第36図は電源投入
時のタイムチヤートである。メインSWが投入されると、
定着ヒータ、黒現像器解除ソレノイドがオンする。やが
て、定着器温度190℃に達するとモータを回転させ、1
秒後()に黒現像器加圧ソレノイドをオフする。この
ことにより黒現像器は一担解除の位置までいって、その
後ドラムに対して近づいた状態となる。その後ドラムが
1回転するとメインモータを停止させる。又、のモー
タ回転開始時、給紙部のカセツトの中板が下がっている
ならば、上段、下段共、中段を上昇させはじめる。この
様子を第37図に示す。そして中板の上昇が完了してから
メインモータを停止させる()。
第37図は中板上昇のタイムチヤートで、上段、下段とも
同一である。中板上昇クラツチをオンさせると中板は上
昇し始める。やがて中板検知センサの出力が1となり、
ここから0.1秒後に中板上昇クラツチをオフさせる。一
方紙検知センサーは中板を上昇させることにより、有を
検知できるようになっていて、図に示す如く、もし紙が
ある場合は中板検知センサの出力が1となる前に、紙検
知センサの出力が1となる様な位置関係になっている。
又、中板検知センサの出力が1となった時点で、紙検知
センサを判別し0ならば紙無し表示を点灯させる。又、
カセツトが装着されていない場合はこの動作を伴わな
い。
次にコピー動作について説明する。コピーキーが押され
ると、メインモータ,高圧,原稿照明ランプがオンす
る。又、後述の給紙動作、現像器加圧動作に入る。ドラ
ム1回転後光学系が前進し画先検知からt1後にレジスト
ローラをオンする。その後紙サイズに応じた時間でオフ
する。その後光学系の反転の位置にくると、光学系は後
進に移る。原稿照明ランプは0.2秒後オフする。光学系
がホームポジシヨンに戻って来ると光学系を停止させ後
回転に入る。転写紙が機外へ排出された後停止する。カ
ラーコピーならば後述の現像器加圧動作が行われる。
次に現像器加圧動作について説明する。第39図は黒現像
器がセツトされている状態からカラーコピーがスタート
したときのタイミングチヤートである。まず黒現像器解
除ソレノイドをONし、黒現像器をドラムから解除する。
そして解除完了後にカラー加圧ソレノイドをオンし、カ
ラー現像器をドラムへとセツトする。コピー終了後、カ
ラー加圧ソレノイドをオフし、カラー現像器を解除す
る。尚、この時点では黒現像器は解除されたままであ
る。これはカラートナー補給をスムーズに行う為、カラ
ーコピー終了時は常に解除する様にしている(ii)。こ
の状態から黒又はカラーコピーを始める場合は、すでに
両方の現像器が解除されている。また、黒コピーの後は
黒現像器はドラムにセツトされているままである。
次に給紙動作について説明する。第40図にタイミングチ
ヤートを示す。コピースタート時に中板検知センサの出
力が0ならば第37図で説明したのと同様に中板上昇動作
を行う。中板上昇動作の完了後給紙クラツチがONし、転
写紙は動き始める。その後レジスト前紙センサまで転写
紙が到達するとレジスト前紙センサ出力が1となり、所
定時間後給紙クラツチをオフし、転写紙はレジストロー
ラにつき当り、ループを作った状態で停止する。その後
コピー動作の進行に従い、レジストローラONの時点で再
度給紙クラツチを所定時間だけONし、レジストローラの
紙送りの負荷を軽減している。一方その後中板の制御は
コピー動作とは非同期に行われ、中板検知センサの出力
が0になると中板上昇クラツチをONし、そして中板検知
センサの出力が1になってから0.1秒後にオフする。
又、常にカセツトの有無を検出しており、カセツトが抜
けかけたら即座に中板上昇の動作を停止させる。
次に手差しコピーの場合の給紙動作について説明する。
コピースタートと同時に手差しトレイ上昇クラツチをオ
ンし、手差しトレイを押し上げ始める。上昇につれ、も
し転写紙がセツトされているならば紙検知センサの出力
が1となる。そこから所定時間後給紙クラツチをオン
し、紙は機内へと送り込まれる。転写紙が次のローラに
くわえこまれるまでの時間t5後、手差しトレイ上昇クラ
ツチをオフし、それにつれ手差しトレイが下降する為紙
検知センサの出力は0となる。一方転写紙はレジスト前
センサS7の所に送られレジスト前センサS7の出力が1と
なってから所定時間後に給紙クラツチをオフし、転写紙
はレジスタローラに突き当たってループを作って停止す
る。
次にシングルの両面コピーの1面目のコピーについて説
明する。高圧,ユニツト,ラツプ,光学系,給紙動作等
の動きは前述と同様であるので、レジストローラ12オン
後の転写紙の動きを説明する。第41図はタイミングチヤ
ートでレジストローラ・ONにより転写紙は定着器へと送
られる。その後排紙センサを通過すると、排紙センサS4
の出力は0→1→0となる。またこの時後述の横方向レ
ジスト手段をホームポジシヨンに動かす。そこから所定
時間後、転写紙後端から約10mmの所が排紙ローラ27にく
わえられているときに、逆転ソレノイドをオンし、転写
紙をスイツチバツクさせる。このとき第2搬送クラツチ
もオンする。転写紙は第2搬送部23へと送られ、第2レ
ジスト前センサS5の出力が1となる。そこから所定時間
後に第2搬送クラツチをオフし、転写紙は第2レジスト
ローラにつき当たり、ループを約15mm作って停止する。
なおこの時逆転ソレノイドもオフする。又、第2搬送部
23は、約180mm以上の長さの転写紙しか送ることができ
ない。転写紙サイズが不明な手差しコピーの場合はレジ
ストローラ12オンからl=180−24(24mmはレジスト前
紙センサとレジストローラの距離)の距離だけ後にレジ
スト前紙センサS7の入力を判定し、もし紙が無い場合は
転写紙は180mm以下のサイズなので、その後スイツチバ
ツク動作に入らず機外に排出する。一方、紙が有る場合
は転写紙は180mm以上のサイズであるから所定の動作を
行う。
次にシングルの多重コピーの1面目について説明する。
レジストローラオン後の転写紙の動きを説明する。第42
図はそれを示すタイミングチヤートである。レジストロ
ーラオンと共にフラツパソレノイド29をONし、又、後述
の横方向レジスト手段(第2レジストローラ37)をホー
ムポジシヨンへ動かし始める。転写紙が距離lだけ移動
した後、前述した両面コピー時と同様手差しコピーの場
合はレジスト前センサのチエツクを行う。もし紙を検知
していない場合はフラツパソレノイド29をオフし、機外
に排出する。転写紙が進み排紙センサS4の出力が1とな
った時に第2搬送クラツチをオンする。転写紙が第2搬
送部23へ搬送されて第2レジ前センサの出力が1となっ
てから所定時間t4後に第2搬送クラツチをオフする。転
写紙は第2レジストローラ37に突き当たった状態でルー
プを作って停止する。前述した両面コピーの場合とでは
転写紙のカールの状態、方向が違うので、第2レジスト
前センサのS5の出力が1となってから停止するまでの時
間t4は値を変えている。
次にシングルの両面、多重コピーの2面目のコピー動作
について第44図に基づいて説明する。転写紙は既に第2
搬送部にあり第2レジストローラ37に突き当たってルー
プを作って停止している。コピースタートすると第2レ
ジストローラクラツチと両面搬送クラツチをオンし、転
写紙は第1レジストローラ12の方へと動き始める。0.1
秒後に転写紙の先端から17mmの所を第2レジストローラ
に盤え込まれた状態で後述の横方向レジスト調節動作を
スタートする。レジスト前センサの出力が1となって時
間Tb後に第2レジストローラクラツチと両面搬送クラツ
チをオフする。転写紙はレジストローラに突き当たりル
ープを作って停止する。その後光学系が前進を開始し、
レジスタローラをオンするタイミングとなる。約5mm転
写紙が送られた後、両面コピーの場合は第2レジストロ
ーラクラツチと両面搬送クラツチをオンし、ループを5m
m減らした状態で転写紙は進んでいく。一方多重コピー
の場合は両面搬送クラツチのみをオンし、転写紙はレジ
スタローラ12により引っぱられ、第2レジスタローラ37
は負荷となり、ループ量0のまま転写紙は搬送されてい
く。その後転写紙は定着ローラを通り機外に排出されコ
ピーは終了する。またレジスト前のループ量を決定する
時間tbは転写紙条件が違うのでカセツトからの給紙の場
合とは異なった時間設定となっている。
次に第2レジストローラを横方向ホームポジシヨンにセ
ツトする動作について説明する。第2レジストローラは
メインモータの駆動がバネクラツチを介して伝えられ、
横方向レジストソレノイドをオンすることにより、横方
向によう動する様になっている。そして第2レジストロ
ーラの位置を検出するための横レジストホームセンサ
と、その間に盤えられた転写紙を検出する横レジスト紙
センサが配置されている。第2レジストローラはドラム
の軸方向に対して双方向に動くが停止精度の向上の為、
必ず一方向からの動きで停止させる。即ち、第45図のタ
イミングチヤートに示す如く、最初、横レジストホーム
センサの出力が1ならば1→0→1となった所で停止さ
せ、最初0ならば0→1となった所で停止させる。
次に横方向レジスト調節動作について述べる。第47図で
37は第2レジストローラ,S8は横レジスト紙検センサ,SH
は転写紙である。第2レジストローラ37はホームポジシ
ヨンにセツトされると、動作範囲の中心点で停止してお
り、横方向レジストソレノイドをONすることにより、図
の矢印→→→の如くよう動する。第2レジスト
ローラ37がホームポジシヨンで停止した状態で転写紙を
はさみ込んだ時、転写紙の入ってきたポジシヨンによ
り、最初、横レジスト紙センサが紙を検知している状態
と検知していない場合がある。まず紙を検知している場
合について説明する。第46図に示す如く横レジスト紙セ
ンサの出力が1→0→1となっ所で停止させる。又、転
写紙が極端に横レジスト紙センサ側に片寄って入ってき
た場合、常に横レジスト紙センサの出力が1となってし
まう恐れがある。その場合でもなるべく適正な位置に停
止させる為、次の様なことをやっている。即ち第47図に
示す如く矢印、矢印と動いた時が一番転写紙が離れ
る時であり、この時点で横レジスト紙センサの出力が1
ならば、そこから先は矢印の方向に動くので横レジス
ト紙センサの出力が0となることはない。又、その時点
で停止させるのがもっとも適正な位置となる。従ってレ
ジストローラの横方向の動きの1周期の時間をTとする
と3/4T、即ち矢印とに相当する時間だけ移動させて
も、横レジスト紙センサの出力が0とならない時はそこ
で停止させる。
次に最初に横レジスト紙センサの出力が0すなわち転写
紙が横レジスト紙センサを切っている時について述べ
る。この時第46図(ii)の如く、横レジスト紙センサの
出力が0→1となった時点で停止させる。又、転写紙が
極端に横レジスト紙センサから離れて入って来た場合は
横レジスト紙センサの出力が0のままとなってしまう。
その場合でもなるべく適正な位置で停止させる為、第46
図のに相当する時間1/4Tだけ動かしても横レジスト紙
センサの出力が1にならない場合は、その時点で停止さ
せる。
次に中間トレイを使った場合の両面コピーの1面目の動
作について説明する。コピースタート後、給紙,高圧,
光学系の動きは前述と同様であるので、第1レジストロ
ーラオンの転写紙の動きについて説明する。第48図はタ
イミングチヤートでレジストローラオンと同時にフラツ
パソレノイド,中間トレイフラツパをオンする。第1レ
ジストローラから送り出された転写紙は定着ローラを通
り、そのまま中間トレイの方へと搬送されてゆく。中間
トレイ入口センサにより、転写紙が中間トレイに格納さ
れた枚数を検知することができ、設定枚数検知後、動作
を停止する。
次に中間トレイを使った場合の多重コピーの1面目の動
作について説明する。第49図はそのタイムチヤートで、
第1レジストローラオンと同時に中間トレイフラツパを
オンし、転写紙を中間トレイへ搬送させる紙パスを形成
させる。転写紙はレジストローラより送り出され排紙セ
ンサ部を通過した時点で、逆転ソレノイドがオンし、前
述の1枚の両面コピーと同様、転写紙をスイツチバツク
させて、中間トレイへ格納すべく搬送する。その際、中
間トレイ入口センサで格納枚数をカウントし、設定枚数
検知したら動作を停止する。
次に中間トレイを使った多重、両面コピーの2面目の動
作について説明する。すでに中間トレイに転写紙がスト
ツクされており、そこから第2搬送部23へと転写紙をセ
ツトする。その様子を第50図に示す。まず中間トレイ給
紙ローラソレノイドをオンする。給紙ローラ5bが不図示
の駆動手段により降りて来て一番上の転写紙が給送ロー
ラ57に突き当てられる。その後中間トレイ給送ローラソ
レノイドがオンし、転写紙は中間トレイ給送ローラ57に
より搬送路59へ送り出される。転写紙先端が中間トレイ
出口センサS21まで到ると、中間トレイ給紙ローラソレ
ノイドをオフし、給紙ローラ56は上昇し、転写紙とは非
接触の状態となる。この時第2搬送クラツチがオンし、
又、第2レジストローラ37をホームポジシヨンへセツト
するべく前述の動作をスタートする。転写紙はやがて第
2レジスト前センサS5に到達し、そこから所定時間後
に、転写紙が第2レジストローラに突き当たりループを
作った後、第2レジストローラ37をオンし、転写紙はレ
ジストローラ12の方へと送り込まれる。この後は前述の
シングル多重、両面コピーの2面目の動作と同じであ
る。
次に黒現像器8にホツパーからトナーを補給する動作に
ついて述べる。第51図に於いて301はホツパー,302はホ
ツパー301内のトナーを撹拌し、8の黒現像器へと送り
込むスクリユーであり、300のホツパーモータにより駆
動される。黒現像器8内にはトナーの有無を検知するト
ナーセンサS16、トナーを撹拌する撹拌棒8−b、現像
スリーブ8−aが配置されている。撹拌棒8−bは不図
示のメインモータ18により駆動され、その周期は4秒で
ある。トナーセンサS16がトナー無し検知したらホツパ
ーモータ300を回転させ、トナーを補給する。又ある程
度ホツパーモータ300を駆動してもトナーセンサS16がト
ナー有を検知しない時はホツパー部にトナーが無いもの
と判定し、表示をし、ユーザーに知らせる構成となって
いる。この制御について詳述する。
コピー中の動作とコピー停止時の制御方法が異なりコピ
ー停止時第52図に示す如く、その時トナー無しを検知し
た場合は10秒間ホツパーモータ300を回転させる。一方
この時トナー有を検知した場合は何もしない。
次にコピー中のホツパーモータ300の制御について述べ
る。撹拌棒8−bの回転により、例えばトナーが無いに
も係わらず撹拌棒8−bがトナーセンサS16に接触する
ことにより、トナーセンサ出力はトナー有となってしま
うことがある。この時間は最大1秒である。一方、トナ
ーがあるにも係わらず、撹拌棒によりトナーセンサS16
近傍のトナーガ取りのぞかれる為、トナーセンサ出力は
トナー無となってしまうことがある。このトナー無しと
検知されている時間は最大2秒である。従って第53図に
示す様にトナー無し信号が1秒以上続いた時、ホツパー
モータ300を駆動しトナー有信号が2秒以上続いた時、
現像器内にトナーがあると判定し、ホツパーモータ300
を停止し、後述のホツパートナー無しタイマをリセツト
する。一方、ホツパー内にトナーがなくなると、いくら
ホツパーモータ300を回転してもトナーセンサS16はトナ
ー有とはならない。このことにより、ホツパー内のトナ
ー無を検出する。ホツパーモータ300を回転している時
間をホツパートナー無しタイマにより計測し、トータル
で18秒となった場合ホツパー300内にトナーがないもの
と判定し表示を行う。このタイマのリセツトは電源投入
時及び前述のコピー中トナー有を検知した時である。
次にブランク用LEDアレー14の動作について述べる。こ
のLEDアレー14により、ドラム20の不要部分にトナーが
付着するのを防ぐのみならず、転写紙先端に2mm程度の
白部分を作ることや、領域指定モード時に指定された領
域内或いは外を白部とする(マスキング,トリミング)
為に用いられる。制御するタイミングは光学系24の位置
を検出する画先センサS2の信号からとる。光学系24には
遮閉板24−a(第55図)が取り付けられており、これが
画先センサS2をさえぎることにより、信号が出力され
る。遮閉板24−aの長さはl2であり、光学系が前進する
につれ第56図に示す如く信号が出る。第56図に於いて画
先センサ出力の立上りをプリ画先信号、立下りを画先信
号とする。画先信号の時ちょうど原稿の先端が露光され
る様になっている。時間t8は光学系のスピードをVKとす
るとt8=l2/VKである。一方、第54図に示す如くブラン
クLED14と光軸305の関係は、ブランクLED14の方がl1
け上流にある。従ってブランクの制御は原稿に対応して
プロセススピードをVPとするとl1/VPだけ先に行う必要
がある。まず先端余白を2mm作る制御について説明す
る。第57図に示す様に光学系をスキヤンさせ、プリ画先
信号から時間t9後にブランクLED24をオフする、ここでt
9はt9=l2+2/VK=l1/VP−α/VPとなる。ここでαはブ
ランクLED14の照射巾の1/2である。こうすることによ
り、各倍率に応じて適正な先端余白が得られる。光学系
のスピードVKが大きい縮小コピー時にもTaが負の値とな
らない様l2は設定されている。又、αはLEDアレイの光
量等のバラツキにより、一定の値とならないので、後述
の如く操作部から調整可能となっている。
次に領域指定モードについて考える。第58図に於いて31
0は原稿であり、光学系24は矢印aの方向にスキヤンす
る311はコピーを出す領域で、例えばa方向の範囲は100
mm〜150mmと設定されている。この様な場合第59図に示
す様に、画先信号からt10後にブランクLED14をオフし、
そこから時間t11後にブランクLED14とONにすることによ
り第58図の如く指定領域内311のみ画像を出すことが出
きる。
ここでt10,t11とすれば所望の領域をブランク露光することができる。
一方、第58図に於いて画像を出す部分を逆の所、311以
外とした場合は、第60図の様にプリ画先信号から前述の
時間t9後にブランクLED14をオフし、先端余白を作り、
画先信号から時間t12後にブランクをオンし、そこから
時間t13後にブランクをオフする。t12,t13は下記の如く
である。
以上の様に白→画像を出す場合にはα/VPを減算し、画
像→白の場合にはα/VPを加算することにより、精密な
領域コピーが出来る。また前述の如く、1度に異なる色
で領域指定コピーを行う場合は、色トナーと黒トナーと
の混色を防ぐ為、それぞれ領域をせばめてコピーする、
例えば第58図の領域311を黒で、その他の部分を赤でコ
ピーする場合、まず黒でコピーする場合、第59図に示す
如く制御を行うが、t10を前述の値から1mm分小さくし、
又、t11の値を前述の値から1mm分大きくする。次にカラ
ーのコピーを行う場合、第60図の如くブランクLED14を
制御するがt12を1mm分前述より小さくし、t13を1mm分前
述の値より大きくする。このことにより黒とカラーの領
域に2mm分白領域を作る。レジストが多少ずれても黒と
カラーの領域が重なり混色すことはない。
<モード設定の説明> 第11図は、電源オンのときのコピーモード,リセツトキ
ー119を押したとき或はコピー終了後一定時間経過後
(オートクリア)の処理、両面・多重・ページ連写モー
ドおよび領域指定モード入力の処理についてのフローチ
ヤートである。
第12図は、Step1−1の詳細を示すフローチヤートであ
る。その内容について説明する。RAMの内容を保持する
ためのバツテリーを有しているために、電源オフにされ
た後でもRAMの内容は保持されている。このために、電
源オンのときは、RAMの内容で必要なものは保持し、不
必要なものはクリアしなければならない(Step1−1−
1)。そして、コピーモードを標準モードに設定する
(Step1−1−2)。この標準モードは、リセツトキー1
19を押したときに得られる標準モードと同じ設定であ
る。この標準モードは例えば設定枚数1枚、等倍コピ
ー、現像器黒、下段カセツト選択等である。
次に、操作部100からのキー入力の有無を判定する(Ste
p1−2)。そして、エリア登録に関する入力であるかを
判定し(Step1−3)、エリア登録に関する入力ならば
後述するStep1−6の処理を行なう。リセツトキー119入
力ならば(Step1−4)、後述するStep1−7の処理を行
う。両面キー107,ページ連写キー106,多重キー105,イメ
ージ変換キー103,とじ代枠消しキー108入力ならば後述
するStep1−7の処理を行う。
Step1−6について説明する。後述する設定方法によっ
てエリア1,2,3を登録する。その場合、エリア1,2,3の内
容は第13図に示されるRAMに格納される。
第14図は、Step1−7の詳細に示すフローチヤートであ
る。その内容について説明する。コピーモードを標準モ
ードにするためにRAMの内容を設定する(Step1−7−
1)。そして、コピーモードを標準モードにもどす(St
ep1−7−2)。
コピーモードを標準モードにしたとき、エリア登録1,2,
3は解除されるが、Step1−6でエリア登録したRAMのデ
ータはクリアされない。これはユーザーのミスでリセツ
トキー119を押したときなど、再度エリア登録を実行し
なければならないという不便さを生じる。これを緩和す
るためにエリア登録されたRAMの内容をクリアしない。
また、次にエリア登録の修正を行なうまでエリア登録の
データは変更されない。
第15図はStep1−8の詳細を示すフローチヤートであ
る。その内容について説明する。
とじ代、枠消しキー入力のとき(Step1−8−1)、前
述のコピーモード8,9,10,11のいずれかが選択されてい
たらば(Step1−8−17)、そのコピーモードは解除す
る(Step1−8−18)。
多重キー入力のとき(Step1−8−2)、両面・ページ
連写モードが選択されていたならば(Step1−8−1
5)、そのコピーモードは解除される(Step1−8−1
6)。
両面キー入力のとき(Step1−8−3)、多重・ページ
連写モードが選択されていたならば(Step1−8−1
3)、そのコピーモードは解除される(Step1−8−1
4)。
ページ連写キー入力のとき(Step1−8−4)、両面・
多重モードが選択されていたならば(Step1−8−1
1)、そのコピーモードは解除される(Step1−8−1
2)。
イメージ変換キーが入力され(Step1−8−5)、前述
のコピーモード6又は7が選択されたとき(Step1−8
−6)、多重又は両面又はページ連写が選択されていた
ならば(Step1−8−9)、多重・両面・ページ連写モ
ードを解除する(Step1−8−10)。
又、イメージ変換キーが入力され(Step1−8−5)、
前述のコピーモード6又は7が選択されていないとき
(つまり、コピーモード8,9,10,11のいずれかが選択さ
れている(Step1−8−6))、とじ代又は枠消しモー
ドが選択されていたならば(Step1−8−7)、そのコ
ピーモードは解除される(Step1−8−8)。
以上、コピーモードのインターロツク(あるモードが選
択されるとき、今まで選択されていたモードが解除され
る。)について述べたが、インターロツクの関係にない
ものはコピーモードの組合せが可能であることを意味す
る。例えば両面とコピーモード8,9,10,11のいずれか領
域指定モードを組合せたり、多重とコピーモード8,9,1
0,11のいずれかを組合せたりできる。このことによっ
て、カラー、多重又は両面でかつ、マスキング又はトリ
ミングのコピー出力が得られる。
<濃度補正の説明> ところで、一般に複写機においては複写濃度を最適に設
定するために次の2つの方法を用いている。
第1の方法は、原稿を露光するランプ光量を所定の値に
セツトすることであり、第2の方法は現像バイアスの値
を所定の値にセツトすることである。
ところで、これら値の合理的な管理方法は、出荷時最適
な組み合わせのデータを複写機内の不揮発性データメモ
リに記憶させておき、複写濃度の調整はユーザの好みに
応じユーザ自身が露光ダイヤルを調整する様に構成する
ことが好ましい。一方、プロセス条件が経時変化を来た
し、露光ダイヤルを中央(標準濃度値)にしても実際の
複写画像が標準濃度に至らない事態に対しては、現像バ
イアス値が修正できる様に構成すれば良い。
ところがランプ光量及び現像バイアス値を例えばデータ
RAM内に記憶させてしまうと、ランプ光量あるいは現像
バイアス値調整の際に現在いかなる値に設定されている
かを表示させる必要がある。しかしながら、複写機の操
作表示部に於て、表示LEDの数をむやみに増加させるこ
とは、コスト的にも不都合であり、又、操作性の低下を
招くことになる。そこで本実施例では露光量表示セグメ
ントに、現像バイアス値を表示可能とし、区別のため前
者を点灯後者を点滅としている。
第66図〜第69図を用いて本実施例の露光量及び現像バイ
アス値の調整方法について説明する。
第66図において、403は第3図に示した倍率表示器154に
相当する3桁のセグメント表示器であるが、後述する様
に濃度調整のために現像バイアスの電圧値D−Bisを表
示することも可能である。又、404は濃度表示LED162、4
06,407はコピー濃度調整キー114、405,408はコピー濃度
補正キー115にそれぞれ対応する。401,402は後述するデ
ータROM440に格納されている各データをデータRAM441に
格納させるためのデータ転送キー、409は濃度表示LED40
4で点滅表示されている現像バイアス値を消灯させるた
めの消灯キーである。尚、401,402,409の各キーは第3
図に示す操作部上に設けても良いが、通常使用しないの
で複写機内に設けることが好ましい。
第67図は露光量あるいは現像バイアス値調整のために用
いられるデータRAM441を示したものであり、図中の各数
値は、リチウム電池でバツクアツプされたデータRAMエ
リア上の各データ値を示し、L−CNTは露光補正指数、
L−INTは前記露光補正指数に対応するランプ制御電圧
値、L−DACはL−INTの値を8bitのD/Aコンバータに設
定するためにスケール変換された値を格納するためのエ
リアを示す。同様にD−CNTはL−CNT、D−BisはL−I
NT、D−DACはL−DACにそれぞれ対応する現像バイアス
のデータテーブルである。
又、第68図は露光量及び現像バイアス値に関する各標準
データを格納するためのデータROM440を示すものであ
り、このデータROM440の各エリアL−CNT〜D−DACはデ
ータRAM441の各エリアL−CNT〜D−DACに対応してい
る。
又、このデータROM440内の各データは例えば複写機の出
荷時に標準データとして最適な複写濃度を得るためにあ
らかじめセツトされるものである。これらデータROM440
内の全ての標準データは、データ転送キー402を押す事
によりデータRAM441にコピーされる。また、データ転送
キー401を押せば、データROM440のエリアL−CNT及びD
−CNTに格納されている標準データだけがデータRAM441
の同じエリアにコピーされる。
前述した制御部60は、複写動作実行の際にデータRAM441
に格納された各データに基づいて露光量及び現像バイア
ス値を決定するものである。第69図はデータRAM441のエ
リアL−INT及びD−Bisに格納されたランプ制御電圧値
及び現像バイアス電圧値を光量制御回路CVR(不図示)
及び高圧発生装置HVTにセツトするための回路図であ
る。図について説明すると、制御部60はコピーキーがオ
ンされ複写動作が開始されると、所定のタイミングでデ
ータRAM441の各エリアL−INT,D−Bisに格納されたラン
プ制御電圧及び現像バイアス電圧値を8bitデータにスケ
ール変換し、エリアL−DAC,D−DACにセツトするととも
にパルス幅変調器442にセツトする。そしてパルス幅変
調器442の出力は、フイルタ443により直流化され、バツ
フアアンプ444を経由して、光量制御回路CVR及び高圧発
生装置HVTに供給される。
次に本例における露光量及び現像バイアス値の調整方法
について説明する。
コピー濃度調整キー406あるいは407を押すとデータRAM4
41のエリアL−CNTの値が“−1"あるいは“+1"され、
エリアL−CNTの値に対応するセグメント404のうちの1
つが点灯シフトしていく。又、同時にデータRAM441のエ
リアL−INTには、あらかじめ定められた値が減算され
るかあるいは加算されていく。又、データ転送キー402
が押されたときはデータROM440の全てのデータがデータ
RAM441に転送され、データRAM441の各エリアは例えばL
−CNT=8,L−INT=75等の各標準値が書き込まれ、セグ
メント404上においてはエリアD−CNTの値“8"に対応し
た箇所が点滅表示する。又、同時にセグメント表示器40
3上においてはエリアD−Bisの値“180"が表示される。
そして、コピー濃度補正キー405あるいはキー408が押さ
れると、データRAM441のエリアD−CNTの値が“−1"あ
るいは“+1"され、エリアD−CNTの値に対応するセグ
メント404のうちの1つが点滅シフトして行く。又同時
にデータRAM441のエリアD−Bisには所定値が減算され
るかあるいは加算されていく。尚、セグメント404は露
光量調整と区別するために、現像バイアス値調整の際に
は点滅動作を行なう。すなわち、セグメント404はコピ
ー濃度補正キー405,408が押されたときは点滅動作を行
ない、コピー濃度調整キー406,407が押されたときは点
灯動作を行なうものである。尚、もし点滅動作と点灯動
作が重なったときは点灯動作を優先する。
本例において、セグメント404の点滅は消灯キー9で消
灯することができるが点灯動作中に消灯キー9が押され
たとしてもセグメント404の消灯は行なわれない。又、
コピー濃度補正キー405,408が押されたときは、倍率表
示器403にデータRAM441のエリアD−Bisの値、即ち現像
バイアスの電圧値が表示される。
尚、この表示は、コピーキーが押された時に、本来の倍
率表示に復帰する。調整の一例を具体的に説明すると、
まずデータ転送キー402の押下によりデータRAM441の初
期化を行い、セグメント表示器403上に現像バイアスの
標準電圧値“180"と表示させるとともに、セグメント40
4上において標準値“8"に対応した箇所を点滅表示させ
る。次に標準原稿が適正濃度となるように、コピー濃度
補正キー405,408を適宜操作すればよい。
以上説明したように、本実施例では現像バイアスのシフ
ト量の表示を露光量調整用の表示器と兼用しているの
で、通常使用しない余分な表示器を設けることなく現像
バイアスの調整を容易に行なうことができる。
<自動用紙選択モードの説明> 次に、本実施例の複写機が有する自動用紙選択モード
(以下APSモードと称する)について、第70図を用いて
説明する。
本実施例の複写機は複数のカセツト(紙サイズ)が装着
可能であり、セツトされた原稿サイズと、指定された変
倍率に応じて最適な紙カセツトを自動的に選択するAPS
モードを有するものである。図中キー411,LED412,413,4
14,415,416,キー417のそれぞれは、第3図に示されるキ
ー124,LED165,156,157,158,159,キー113に対応する。
第70図において、キー411はAPSモードを選択及び解除す
るためのキーで、LED412によりその選択状態が表示され
る。表示部414は、現在装着されているカセツトサイズ
を全て表示するためのものである。又、413のバーLEDは
LED414で表示されているサイズのうち現在選択されてい
るサイズを示すものである。ただし、選択されたサイズ
のカセツトの紙が無い場合LED413は点灯しない。415
は、どのカセツト装着口(手差し口を含む)のカセツト
が現在選択されているのかを示すLEDで、選択されてい
るカセツトに紙が無いときはLED416が点灯する。417は
カセツト選択キーで、キー417を押す毎にLED415が1つ
ずつ下から上へ点灯シフトして行く。
本実施例の複写機は、APSモードが選択された後、カセ
ツト選択キー417が押されたとき、APSモードは解除さ
れ、LED412は消灯する。又、コピーキーが押された時、
原稿圧板34が開かれていると原稿サイズ検知不能として
APSモードを解除して最下段のカセツトから給紙を行な
う。
ところで、本実施例の複写機はAPSモード選択の際に起
こり得る種々の不都合、倒えば選択すべき最適紙カセツ
トが存在しない場合、あるいは、何らかの状況により原
稿サイズ検知不能となった場合等に対処できる様に構成
されている。
以下、APSモードを円滑に実行できない場合の対処の方
法について説明する。
(1)原稿サイズ検知不能の場合−−APSモードを解除
するとともに、あらかじめ決められた優先カセツト(例
えば最下段のカセツト)を選択する。
(2)電源投入時、オートクリアー時、リセツトキー11
9押下時に於て、紙カセツトが複数個装着されていない
ときは、APSモードを解除して、唯一装着されているカ
セツトを選択する。
(3)カセツトが装着されていない時はAPSモードを解
除して、あらかじめ決められた優先カセツトを選択した
まま紙無し表示(LED416点灯)とする。
(4)紙カセツトが唯一しか存在せず、しかもカセツト
の存在しないカセツト装着口を選択中(LED416による紙
無表示中)において、APSキー411が押されたときは、そ
の押されたタイミングでAPS,LED412をいったん点灯し、
次に唯一存在するカセツトを選択するとともに紙無し表
示を消灯し、その後APSLED412を消灯しAPSモードを解除
する。
<メモリ診断の説明> 次に、本実施例における不揮発性データメモリ診断方法
について第71図〜第73図を用いて説明する。
本例の複写機は、不揮発性データメモリ421を有し、そ
のメモリエリアに種々の制御定数、例えば高圧出力値、
露光電圧値,レジスト補正値等を格納しておくものであ
り、これらの制御定数を適宜読み出して複写動作を実行
するものである。
また、本実施例の複写機は、上述の如き不揮発性データ
メモリ421から読み出された各データが正しいか否かを
診断する機能を有するものであり、この様な診断機能を
付加することにより、装置の信頼性を更に高めている。
第71図において、421は種々の制御定数を格納するため
のスタンバイ機能付スタテイツクRAM(不揮発性データ
メモリ)、423はRAM421に格納されたデータに基づいて
シーケンスコントロール等種々の制御を行なうためのCP
U(第2図制御部60に担当する。)、422はリチウム電池
であり、RAM421のバツクアツプ電源として用いられてい
る。電源5VがRAM421に与えられているときは▲▼=
0であり、RAM421はCPU423によりアクセス可能状態とな
るものであるが、電源スイツチ等のオフにより電源5Vが
断たれると、▲▼はハイレベルになるとともにRAM4
21のポートVDDにはリチウム電池422より保持電流が供給
される。これにより電流が遮断されても、RAM421のデー
タはリチウム電源422により保持されることになる。
又、本例においてリチウム電池422の出力電圧は、マイ
クロプロセツサ(CPU)423により電源+5Vがアクテイブ
な状態のときモニタ可能である。
第72図において428は、CPU423に接続されたパラレルI/O
ポートで、その出力によってラツチングリレー426を駆
動できる。一方、ラツチングリレー426の状態は、上述
のパラレルI/Oポート428を介してCPU423によって読み出
される。
また、427はラツチングリレー426解除用プツシユスイツ
チであり、データRAM421の初期化を行ないたいとき用い
られる。
次に第73図のフローチヤートを用いてCPU423により実行
されるバツクアツプ電源422及びRAM421の診断動作につ
いて詳細に説明する。
まず電源投入時ステツプ430−1においてCPU423のA/D変
換入力端子に接続されたデータ保持電源422の電圧を、
基準値(例えば3.0V)と比較し、基準値より低下してい
ればステツプ430−6へ移行しデータエラー表示を行な
い、ユーザーに処置を要求する。
又、ステツプ430−1でデータ保持電源422の電圧が基準
値以上であればステツプ430−2へ移行し、ラツチング
リレー426がオンであるか否かを判断する。ラツチング
リレー426の入力がオフのときはステツプ430−3へ移行
しあらかじめROM上に記憶されたデータをRAM421上の所
定エリアにコピーする。そしてそのコピーされたデータ
をRAM421から完全に読み出すことが可能か否かを、前記
ROMからの出力を用いて判断し(ステツプ430−4)、こ
こでRAM421が正常と判断されればステツプ430−5でラ
ツチングリレーのコイルを通電しておく。
又、ステツプ430−2においてラツチングリレーオンの
ときは、すでに初期化が行なわれていたとしてステツプ
430−4へ移行し、RAM内の所定のアドレスのデータと前
記ROM内の所定のアドレスのデータと比較し、一致して
いればRAM421は正常であると判断する。
[効果] 以上説明した様に本発明によれば、領域指定手段により
指定された画像領域を含む、載置台に載置された原稿の
画像を記録媒体に上記第1の色で像形成させるととも
に、指定された画像領域内に対応する記録媒体上の領域
内全体に均一に、露光手段を介さずに、載置台に載置さ
れた原稿の画像とは無関係な特定の画像を上記第2の色
で形成させ、原稿の画像と特定の画像を合成させるよう
に露光手段,特定画像形成手段及び像形成手段を制御す
ることにより、新たな原稿を用意することなく、簡単な
操作で原稿の所望領域を目立たせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用できる複写装置の概略断面図、第
2図は第1図に示す装置の構成を示す概略ブロツク図、
第3図は第1図に示す装置の操作パネルを示す外観図、
第4−1図はLEDアレー及びその駆動回路を示す図、第
4−2図はLEDのドラム上への照射を示す図、第4−3
図はLEDの点灯タイミングを示す図、第5−1図はエデ
イタの構成を示す図、第5−2図及び第5−3図はエデ
イタのX方向及びY方向の指定時の等価回路図、第6図
(a)は片面原稿から両面コピーの出力例を示す図、第
6図(b)はページ複写両面コピーの出力例を示す図、
第6図(c)は多重コピーの出力例を示す図、第6図
(d)はページ連写多重コピーの出力例を示す図、第6
図(e)はページ連写カラー多重コピーの出力例を示す
図、第7図はイメージ変換モードの出力例を示す図、第
8図〜第10図はトナー無し時のシーケンスを示すフロー
チヤート、第11図〜第15図はイニシヤル時のコピーモー
ドの入力処理を示すフローチヤート、第16図〜第21図は
エデイタからの入力データの処理を示すフローチヤー
ト、第22図はLEDアレイ制御用データ格納RAMを示す図、
第23図及び第24図はLEDアレイの制御を示すフローチヤ
ート、第25図及び第26図はLEDの強点灯タイミングを示
す図、第27図はLEDの点灯による消去状態を示す図、第2
8図及び第29図は複数領域指定の出力例を示す図、第30
図はエデイタの別の実施例を示す図、第31図はエリアの
データを記憶しておくメモリを示す図、第32図及び第33
図は領域指定時のコピー動作を示すフローチヤート、第
34図、第35図及び第35−1図は領域指定の出力例を示す
図、第36図〜第46図、第48図〜第50図、第52図、第53
図、第55図〜第57図、第59図及び第60図は装置の各部の
動作タイミングを示す図、第47図は第2給紙部の概略を
示す図、第51図は現像器の構成を示す図、第54図はLED
アレイと露光位置を示す図、第58図はブランク露光タイ
ミングを説明するための図、第61図は原稿自動給送装置
の構成を示す断面図、第62図及び第62−1図は原稿自動
給送装置の使用時のコピー動作を示す図、第63図は転写
紙サイズ及びコピー枚数によるコピー動作を示すフロー
チヤート、第64図はキーによる領域指定を説明するため
の図、第65図はベースポインタの位置を示す図、第66図
は第3図に示す操作表示部における濃度調整に関する部
分の詳細図、第67図はデータRAM441を示す図、第68図は
データROM440を示す図、第69図はランプ制御電圧値及び
現像バイアス電圧値を光量制御回路CVR及び高圧発生装
置HVTにセツトするための回路図、第70図は本実施例に
おけるAPSモードを説明するための図、第71図〜第73図
はRAM421の診断動作を説明するための回路図及びフロー
チヤートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 和夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 延由紀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 勇 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 宮本 一樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−153063(JP,A) 特開 昭60−172884(JP,A) 特開 昭59−170864(JP,A) 特開 昭61−226765(JP,A) 実開 昭55−92153(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を載置する載置台と、 上記載置台に載置された原稿を露光する露光手段と、 原稿の任意の画像領域を指定する領域指定手段と、 上記領域指定手段により指定された画像領域に対応した
    感光体上の領域内全体に均一に上記載置台に載置された
    原稿の画像とは無関係な特定画像を表わす潜像を形成す
    る、上記露光手段を介さない特定画像形成手段と、 上記露光手段により露光されて感光体上に形成された原
    稿の潜像及び上記特定画像形成手段により感光体上に形
    成された潜像を現像、転写することにより第1の色及び
    第2の色で記録媒体に画像を形成する像形成手段と、 上記領域指定手段により指定された画像領域を含む、上
    記載置台に載置された原稿の画像を上記記録媒体に上記
    第1の色で像形成させるとともに、上記指定された画像
    領域内に対応する上記記録媒体上の領域内全体に均一
    に、上記特定の画像を上記第2の色で形成させ、上記原
    稿の画像と上記特定の画像を合成させるように上記露光
    手段,上記特定画像形成手段及び上記像形成手段を制御
    する制御手段と、を有することを特徴とする記録装置。
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