JPH07765Y2 - 油圧駆動装置 - Google Patents

油圧駆動装置

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JPH07765Y2
JPH07765Y2 JP1988055996U JP5599688U JPH07765Y2 JP H07765 Y2 JPH07765 Y2 JP H07765Y2 JP 1988055996 U JP1988055996 U JP 1988055996U JP 5599688 U JP5599688 U JP 5599688U JP H07765 Y2 JPH07765 Y2 JP H07765Y2
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JP
Japan
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pressure
hydraulic motor
main circuit
rotational speed
hydraulic
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JP1988055996U
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利幸 赤坂
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Komatsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、油圧ポンプと油圧モータを閉回路接続し、そ
の油圧モータにより走行輪を駆動するようにした油圧駆
動装置に関する。
〔従来の技術〕
油圧駆動装置としては例えば第4図に示すものが知られ
ている。
つまり、可変容量型の油圧ポンプ1と可変容量型の油圧
モータ2を第1、第2主回路3,4閉回路接続すると共
に、油圧ポンプ1と油圧モータ2の容量制御部、例えば
斜板1a,2aに、コントローラ5より速度コントロール信
号R1に基づいて容量制御信号R2、R3を出力して車速を制
御を行ない、さらに第1、第2主回路3,4間に第1、第
2高圧リリーフ弁6,7を接続して主回路の急激な負荷変
動に対して高圧リリーフ弁6,7より高圧側の主回路より
低圧側の主回路に油をリリーフするようにしている。
第4図において、8は原動機、9は負荷、10はチャージ
ポンプ、11はチャージリリーフ弁である。
〔考案が解決しようとする課題〕
かかる油圧駆動装置においては、第1、第2高圧リリー
フ弁6,7のリリーフ開始圧力は個々のリリーフ弁に対し
て一定の値であるので主回路の圧力は一定の値に決定さ
れ、速度コントロール信号R1に対して油圧モータ2の実
回転が追い付かない場合には急激な油圧変化によるショ
ックや騒音が発生し、操縦者に不快感を与えたりするの
で好ましくない。
つまり、発進時や加速時には第1又は第2主回路3,4の
圧力が高圧となるので第1、第2高圧リリーフ弁6,7を
その高圧によってはリリーフ開始しないように設定する
必要があり、他方油圧ブレーキ時には第1、第2主回路
3,4油圧が急激に変化して一方が高く、他方が低くなる
が、この時の圧力は前記発進時や加速時の圧力よりも高
く、変化が急激なため、高圧リリーフ弁がリリーフ作動
しても急激な油圧変化によるショックや騒音が発生して
しまう。
そこで、本考案は主回路の圧力を任意に設定でき、例え
ば発進時や加速時には主回路の圧力を高く維持できると
共に、ブレーキ時には主回路の圧力を低くできるように
して、従来と同様な発進、加速性が得られると共に、急
激な油圧変化によるショックや騒音の発生を防止できる
ようにした油圧駆動装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
可変容量型の油圧ポンプ1と可変容量型の油圧モータ2
を第1主回路3と第2主回路4で閉回路接続し、コント
ローラ5によって油圧ポンプ1、油圧モータ2の容量を
制御して油圧モータ2をコントローラ5に入力された油
圧モータ指令回転数とする油圧駆動装置において、 前記第1主回路3の高圧油を第2主回路4にリリーフ
し、かつリリーフ開始圧力が圧力コントロール信号の大
きさに比例して高圧となる第1アンロード弁12と、第2
主回路4の高圧油を第1主回路3にリリーフし、かつリ
リーフ開始圧力が圧力コントロール信号の大きさに比例
して高圧となる第2アンロード弁13と、前記油圧モータ
2の実回転数を検出して前記コントローラ5に入力する
回転数センサ14を備え、 前記コントローラ5を、油圧モータ指令回転数が油圧モ
ータ実回転数より大の時には最大の圧力コントロール信
号を第1・第2アンロード弁12,13に出力し、油圧モー
タ指令回転数が油圧モータ実回転数より小の時にはその
回転数差に比例して最大より順次小さくなる圧力コント
ロール信号を第1・第2アンロード弁12,13に出力する
ものとした油圧駆動装置。
これにより、アンロード弁のリリーフ開始圧力は油圧モ
ータ指令回転数が油圧モータ実回転数より大きい時には
最大圧力となり、小さい時にはその回転数差に比例して
順次低圧となるから発進時、加速時には第1・第2可変
アンロード弁12,13のリリーフ開始圧力が最大圧力とな
つて第1・第2主回路3,4の圧力を高くして力強い発
進、加速性が得られ、ブレーキ開始時には第1・第2可
変アンロード弁12、13のリリーフ開始圧力が最低圧力と
なって第1・第2主回路3,4の圧油を最も低い圧力でリ
リーフ開始させ急激な油圧変化を抑制しショックや騒音
を少なくでき、ブレーキ開始時以降から停止までの間に
は第1・第2可変アンロード弁12,13のリリーフ開始圧
力が最低圧力より順次高圧となるから、第1・第2主回
路3,4の圧力が最も低い圧力から順次高圧となって十分
なる制動力が得られ、ブレーキ開始から停止までの走行
距離を短かくできる。
〔実施例〕
第1図に示すように、第1主回路3と第2主回路4は第
1・第2アンロード弁12,13を介して短絡し、第1アン
ロード弁12は第1主回路3の高圧を第2主回路4にリリ
ーフすると共に、第2アンロード弁13は第2主回路4の
高圧を第1主回路3にリリーフするようにしてあり、各
アンロード弁はソレノイド12a,13aに圧力コントロール
信号(シグナル信号)S1,S2を入力することでリリーフ
開始圧力を任意に設定できるようにしてあると共に、こ
の圧力コントロール信号S1,S2はモータ回転センサ14よ
りの油圧モータ実回転数と速度コントロール信号R1によ
る油圧モータ指令回転数との差に基づいてコントローラ
5で演算される。
例えば、第2図に示すように前記油圧モータ実回転数N1
と油圧モータ指令回転数N2との回転数差(N2−N1)がゼ
ロ以上(油圧モータ指令回転数Nが大の時)、つまり加
速時、発進時には圧力コントロール信号は最大値とな
り、ゼロ以下(実回転数N1が大の時)、つまりブレーキ
時には圧力コントロール信号はその回転数差に比例して
順次小さくなると共に、アンロード弁のリリーフ開始圧
力は第3図のように圧力コントロール信号が大きい程高
圧(圧力コントロール信号の大きさに比例して高圧)と
なり、かつ最大値で最大圧力となるようにしてある。
しかして、発進時や加速時には油圧モータ指令回転数N2
が油圧モータ実回転数N1以上となるから、その回転数差
(N2−N1)がゼロ以上となって圧力コントロール信号が
最大値となり、アンロード弁のリリーフ開始圧力は最大
圧力となるので、第1、第2主回路3,4の圧力を高圧に
維持できて力強い発進、加速性が得られる。
また、ブレーキ時には油圧モータ実回転数N1が油圧モー
タ指令回転数N2以下となり、その回転数差(N2−N1)が
ゼロ以下となる。
ここで、ブレーキ時とはコントローラ5に入力される油
圧モータ指令回転数をゼロとすることであるから、ブレ
ーキ開始時には油圧モータ指令回転数N2と油圧モータ実
回転数N1との回転数差(N2−N1)は最大であり、コント
ローラ5は最も小さな値の圧力コントロール信号を出力
するので第1・第2アンロード弁12,13のリリーフ開始
圧力は低圧となる。
したがって、ブレーキ開始時には第1、第2主回路3,4
の圧力を低圧に設定できるから急激な油圧変化を抑制し
ショックや騒音を少なくできる。
そして、油圧モータ2の回転数はブレーキがかけられる
に従って順次減少するので、前述の回転数差(N2−N1
は順次小さくなり、油圧モータ2が停止すると回転数差
(N2−N1)がゼロとなるから、コントローラ5の出力す
る圧力コントロール信号は順次大きくなって第1・第2
アンロード弁12,13のリリーフ開始圧力は順次高圧とな
って油圧モータ2が停止すると最大圧力となる。
したがって、第1・第2主回路3,4の圧力はブレーキ開
始時が最も低圧で、以下順次高圧となるから、油圧モー
タ2の回転抵抗が最小から順次大きくなって十分なる制
動力が得られ、ブレーキ開始から停止するまでの走行距
離を短かくできる。
〔考案の効果〕
アンロード弁のリリーフ開始圧力は油圧モータ指令回転
数が油圧モータ実回転数より大きい時には最大圧力とな
り、小さい時にはその回転数差に比例して順次低圧とな
るから、発進時、加速時には第1・第2可変アンロード
弁12,13のリリーフ開始圧力が最大圧力となって第1・
第2主回路13,14の圧力を高くして力強い発進、加速性
が得られ、ブレーキ開始時には第1・第2可変アンロー
ド弁12,13のリリーフ開始圧力が最大圧力となって第1
・第2主回路3,4の圧油を最も低い圧力でリリーフ開始
させ急激な油圧変化を押制しショックや騒音を少なくで
き、ブレーキ開始時以降から停止までの間には第1・第
2可変アンロード弁12,13のリリーフ開始圧力が最低圧
力より順次高圧となるから、第1・第2主回路3,4の圧
力が最も低い圧力から順次高圧となって油圧モータ2の
回転抵抗が順次大きくなり、十分なる制動力が得られ、
ブレーキ開始から停止までの走行距離を短かくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す回路図、第2図は回転数
の差と圧力コントロール信号の関係を示す図表、第3図
は圧力コントロール信号とリリーフ開始圧力の関係を示
す図表、第4図は従来の回路図である。 1は油圧ポンプ、2は油圧モータ、3は第1主回路、4
は第2主回路、12,13は第1、第2アンロード弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可変容量型の油圧ポンプ1と可変容量型の
    油圧モータ2を第1主回路3と第2主回路4で閉回路接
    続し、コントローラ5によって油圧ポンプ1、油圧モー
    タ2の容量を制御して油圧モータ2をコントローラ5に
    入力された油圧モータ指令回転数とする油圧駆動装置に
    おいて、 前記第1主回路3の高圧油を第2主回路4にリリーフ
    し、かつリリーフ開始圧力が圧力コントロール信号の大
    きさに比例して高圧となる第1アンロード弁12と、第2
    主回路4の高圧油を第1主回路3にリリーフし、かつリ
    リーフ開始圧力が圧力コントロール信号の大きさに比例
    して高圧となる第2アンロード弁13と、前記油圧モータ
    2の実回転数を検出して前記コントローラ5に入力する
    回転数センサ14を備え、 前記コントローラ5を、油圧モータ指令回転数が油圧モ
    ータ実回転数より大の時には最大の圧力コントロール信
    号を第1・第2アンロード弁12,13に出力し、油圧モー
    タ指令回転数が油圧モータ実回転数より小の時にはその
    回転数差に比例して最大より順次小さくなる圧力コント
    ロール信号を第1・第2アンロード弁12,13に出力する
    ものとした油圧駆動装置。
JP1988055996U 1988-04-27 1988-04-27 油圧駆動装置 Expired - Lifetime JPH07765Y2 (ja)

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JP1988055996U JPH07765Y2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27 油圧駆動装置

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JP1988055996U JPH07765Y2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27 油圧駆動装置

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JPH01166162U JPH01166162U (ja) 1989-11-21
JPH07765Y2 true JPH07765Y2 (ja) 1995-01-11

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ID=31281882

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS614458Y2 (ja) * 1980-06-07 1986-02-10
JPS601319U (ja) * 1983-06-18 1985-01-08 小沢 啓一 照明のついた傘

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